JPH0359160A - タフテイング方法 - Google Patents

タフテイング方法

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JPH0359160A
JPH0359160A JP19210989A JP19210989A JPH0359160A JP H0359160 A JPH0359160 A JP H0359160A JP 19210989 A JP19210989 A JP 19210989A JP 19210989 A JP19210989 A JP 19210989A JP H0359160 A JPH0359160 A JP H0359160A
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needle
base fabric
needles
embroidery
stitch
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Sadayoshi Kashige
加重 貞義
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ONO SHIKIMONO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、壁掛け、テーブルクロス、ベツドスプレッド
、シート地、敷物等に使用される刺繍布帛の製法に関す
るものであり、より詳しくは基布に図柄を効率的に刺繍
する方法に関するものである。
(従来の技術) 従来、異色糸を通持する2本1組の中の1本のニードル
を各ステッチサイクル毎に選択し基布ニ突き刺す刺繍方
法は、特公昭46−14227、特公昭54−1090
6、特公昭57−43662、特開昭59−17986
3、特開昭60−39466、特開昭60−88166
、特開昭63−13553等により公知である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
公知の刺繍方法によると、一定速度で送られる基布の移
動方向、即ち縦方向(基布の長さ方向を言う、以下同じ
)に揃えて2本1組のニードルを配列し、その必要する
何れか1本のニードルを選択して所定の1本のルーパー
に作用させるものであるから、それら組を成す2本のニ
ードルをそれぞれ基布に垂直に差し込もうとすれば、そ
の差し込み位置が前後異なり所定の位置に差し込むこと
は出来ず、刺繍模様の輪郭に柄ズレが起きる。
叉、それを防ぐには2本1組のニードルを斜めに方向を
変えて基布に差し込まなければならないのであるが、そ
の場合は交叉するニードルとルーパーとの角度が変わる
ので、ニードルからルーパーへの刺繍糸輪奈の受け渡し
が不確実になり、りフトミスが起きやすくなる。
叉、2本1組の一方のニードルの通持し基布に連なる刺
繍糸は、基布に差し込まれるTo方の二ドルの妨げとも
なる。
この様な訳で異色系を通持する2本1組の中の1本のニ
ードルを各ステッチサイクル毎に選択し基布に突き刺す
従来の方法は実用し難<、特に、その様に2本1組の中
の1本のニードルを選択駆動する装置をゲージの細かい
左右のニードルとニードルの間に縦に2セツト並べて装
着することは困難であり、2本以上多数のニードルを1
組にして縦に並べその何れか1本を選択駆動して緻密で
カラフルな刺繍布帛を得ると言うことは不可能と考えら
れていた。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、多数の色糸を使い分けて緻密でカラフ
ルな刺繍布帛を効率的に得ることにある。
〔発明の構成〕 本発明は上記目的を達成するものであり、横方向に一直
線上に一列に、又は、縦方向に重なることなく数列に並
べた2本以上多数のニードルによって基布に差し込まれ
て形成する刺繍糸の輪奈をルーパーが受け取る刺繍機に
おいて、それら多数の各ニードルを基布に突き刺すか否
かを各ステフチサイクル毎に選択決定しつつ刺繍するこ
とを要旨とし、更に詳しくは次の通り刺繍することを特
徴とするものである。
(a)  横方向に等間隔に一直線上に一列又は数列に
並べた2本以上多数のニードルによって基布に差し込ま
れて形成する刺繍糸の輪奈をルーパーが受け取る刺繍機
において、 2回以上のステッチサイクルを単位サイクルとし、その
各単位サイクル内での各ステッチサイクル毎に、縦方向
における基布とニードルの相対する位置を変えることな
く、基布とニードルの一方又は双方を移動させて横方向
における基布とニードルの相対する位置を1ゲージ叉は
数ゲージ分変え、且つ、それら多数の各ニードルを基布
に突き刺すか否かを各ステッチサイクル毎に選択決定し
つつ刺繍し、それらの各単位サイクルが終了する毎に基
布を移動して縦方向における基布とニードルの相対する
位置をlステッチ分づつ変えて刺繍すること。
(b)  横方向に等間隔に一直線上に一列又は数列に
並べた2本以上多数のニードルによって基布に差し込ま
れて形成する刺繍糸の輪奈をルーパーが受け取る刺繍機
において、 左右隣り合って続く2本以上数本のニードルを1組にし
、その各組内のニードルに2種類以上の異色の刺繍糸を
通して各組毎にリピートする色分は縦縞状に刺繍系を配
列し、その1組内のニードル本数と同数の2回以上のス
テッチサイクルを単位サイクルとし、その各単位サイク
ル内での各ステッチサイクル毎に、縦方向における基布
とニードルの相対する位置を変えることなく、基布とニ
ードルの一方又は双方を移動させて横方向における基布
とニードルの相対する位置を1ゲージ叉は数ゲージ分変
え、且つ、それら多数の各ニードルを基布に突き刺すか
否かを各ステッチサイクル毎に選択決定しつつ刺繍し、
それらの各単位サイクルが終了する毎に基布を移動して
縦方向における基布とニードルの相対する位置を1ステ
ッチ分づつ変えて刺繍すること。
(C)  横方向に一直線上に一列又は数列に並べた2
本以上多数のニードルによって基布に差し込まれて形成
する刺繍糸の輪奈をルーパーが受け取る刺繍機において
、 ニードルを基布に向けて往復運動するニードルバーに担
持させ、そのニードルバーから二ドルを選択的に基布に
向けて往復′NAwJシて、それら多数の各ニードルを
基布に突き刺すか否かを各ステッチサイクル毎に選択決
定しつつ刺繍すること。
(d)  横方向に等間隔に一直線上に一列又は数列に
並べた2本以上多数のニードルによって基布に差し込ま
れて形成する刺繍糸の輪奈をルーパーが受け取る刺繍機
において、 ニードルを基布に向けて往復運動するニードルバーに担
持させ、そのニードルバーからニドルを選択的に基布に
向けて往復駆動することとし、そのニードルバーの2同
以上のステッチサイクルを単位サイクルとし、その各単
位サイクル内での各ステッチサイクル毎に、縦方向にお
ける基布とニードルの相対する位置を変えることなく、
基布とニードルの一方又は双方を移動させて横方向にお
ける基布とニードルの相対する位置を1ゲージ叉は数ゲ
ージ分変え、且つ、ニードルバーから各ニードルを選択
駆動して基布に突き刺すか否かを各ステッチサイクル毎
に選択決定しつつ刺繍し、それらの各単位サイクルが終
了する毎に基布を移動して縦方向における基布とニード
ルの相対する位置を1ステッチ分づつ変えて刺繍するこ
と。
+8)  +J!i方向に等間隔に一直線上に一列又は
数列に並べた2本以上多数のニードルによって基布に差
し込まれて形成する刺繍糸の輪奈をルーパーが受け取る
刺繍機において、 左右隣り合って続く2本以上数本のニードルを1組にし
、その各組内のニードルに2種類以上の異色の刺繍糸を
通して各組毎にリピートする色分は縦縞状に刺繍糸を配
列し、その1組内のニードル本数と同数の2回以上のス
テッチサイクルを単位サイクルとし、その各単位サイク
ル内での各ステッチサイクル毎に、縦方向における基布
とニードルの相対する位置を変えることなく、基布とニ
ードルの一方又は双方を移動させて横方向における基布
とニードルの相対する位置を1ゲージ叉は敗ゲージ分変
え、珪つ、ニードルバーから各ニードルを選択駆動して
基布に突き刺すか否かを各ステッチサイクル毎に選択決
定しつつ刺繍し、それらの各単位サイクルが終了する毎
に基布を移動して縦方向における基布とニードルの相対
する位置を1ステッチ分づつ変えて刺繍すること。
(f)  横方向に一直線上に一列又は数列に並べた2
本以上多数のニードルによって基布に差し込まれて形成
する刺繍糸の輪奈をルーパーが受け取る刺繍機において
、 ニードルを出没可能に保持するニードルブロックを基布
に向けて往復運動するニードルバーに装着し、そのニー
ドルブロックからニードルを更に基布に向けて選択的に
往復駆動して、それら多数の各ニードルを基布に突き刺
すか否かをニードルバーの各ステッチサイクル毎に選択
決定しつつ刺繍すること。
(g)  横方向に等間隔に一直線上に一列又は数列に
並べた2本以上多数のニードルによって基布に差し込ま
れて形成する刺繍糸の輪奈をルーパーが受け取る刺繍機
において、 ニードルを出没可能に保持するニードルブロックを基布
に向けて往復運動するニードルバーに装着し、そのニー
ドルブロックからニードルを更に基布に向けて選択的に
往復駆動して、それら多数の各ニードルを基布に突き刺
すか否かをニードルバーの各ステッチサイクル毎に選択
決定することとし、そのニードルバーの2回以上のステ
ッチサイクルを単位サイクルとし、その各単位サイクル
内での各ステッチサイクル毎に、縦方向における基布と
ニードルの相対する位置を変えることなく、基布とニー
ドルの一方又は双方を移動させて横方向における基布と
ニードルの相対する位置を1ゲージ叉は数ゲージ分変え
、それらの各単位サイクルが終了する毎に基布を移動し
て縦方向における基布とニードルの相対する位置を1ス
テッチ分づつ変えて刺繍すること。
c〜 横方向に等間隔に一直線上に一列又は数列に並べ
た2本以上多数のニードルによって基布に差し込まれて
形成する刺繍糸の輪奈をルーパーが受け取る刺繍機にお
いて、 ニードルを出没可能に保持するニードルブロックを基布
に向けて往復運動するニードルバーに装着し、そのニー
ドルブロックからニードルを更に基布に向けて選択的に
往復駆動して、それら多数の各ニードルを基布に突き刺
すか否かをニードルバーの各ステッチサイクル毎に選択
決定することとし、左右隣り合って続く2本以上数本の
ニードルを1組にし、その各組内のニードルに2種類以
上の異色の刺繍糸を通して各組毎にリピートする色分は
縦縞状に刺繍糸を配列し、その1組内のニードル本数と
同数の2回以上のステッチサイクルを単位サイクルとし
、その各単位サイクル内での各ステッチサイクル毎に、
縦方向における基布とニードルの相対する位置を変える
ことなく、基布とニードルの一方又は双方を移動させて
横方向における基布とニードルの相対する位置を1ゲー
ジ叉は数ゲージ分変え、それらの各単位サイクルが終了
する毎に基布を移動して縦方向における基布とニードル
の相対する位置を1ステッチ分づつ変えて刺繍すること
0)横方向に一直線上に一列又は数列に並べた2本以上
多数のニードルによって基布に差し込まれて形成する刺
繍糸の輪奈をルーパーが受け取る刺繍機において、 ブロック本体とクランクと連結環とスライダーとで構成
されるスライダークランク機構のスライダーにニードル
を装着して出没可能に保持し、そのニードルブロックか
らニードルを基布に向けて選択的に往tuWjA動し、
それら多数の各ニードルを基布に突き刺すか否かを各ス
テッチサイクル毎に選択決定しつつ刺繍すること。
0)  横方向に等間隔に一直線上に一列又は数列に並
べた2本以上多数のニードルによって基布に差し込まれ
て形成する刺繍糸の輪奈をルーパーが受け取る刺繍機に
おいて、 ブロック本体とクランクと連結環とスライダーとで構成
されるスライダークランク機構のスライダーにニードル
を装着して出没可能に保持するニードルブロックを基布
に向けて往復運動するニードルバーに装着し、そのニー
ドルブロックからニードルを更に基布に向けて選択的に
往復駆動して、それら多数の各ニードルを基布に突き刺
すか否かをニードルバーの各ステッチサイクル毎に選択
決定することとし、そのニードルバーの2回以上のステ
ッチサイクルを単位サイクルとし、その各単位サイクル
内での各ステッチサイクル毎に、縦方向における基布と
ニードルの相対する位置を変えることなく、基布とニー
ドルの一方又は双方を移動させて横方向における基布と
ニードルの相対する位置を1ゲージ叉は数ゲージ分変え
、それらの各単位サイクルが終了する毎に基布を移動し
て縦方向における基布とニードルの相対する位置を1ス
テッチ分づつ変えて刺繍すること。
開 横方向に等間隔に一直線上に一列又は数列に並べた
2本以上多数のニードルによって基布に差し込まれて形
成する刺繍糸の輪奈をルーパーが受け取る刺繍機におい
て、 ブロック本体とクランクと連結環とスライダーとで構成
されるスライダークランク機構のスライダーにニードル
を装着して出没可能に保持するニードルブロックを基布
に向けて往復運動するニードルバーに装着し、そのニー
ドルプロ7りからニードルを更に基布に向けて選択的に
往復NA動して、それら多数の各ニードルを基布に突き
刺すか否かをニードルバーの各ステッチサイクル毎に選
択決定することとし、左右隣り合って続く2本以上数本
のニードルを1組にし、その各組内のニードルに2種類
以上の異色の刺繍糸を通して各組毎にリピートする色分
は縦縞状に刺繍糸を配列し、その1組内のニードル本数
と同数の2回以上のステッチサイクルを単位サイクルと
し、その各単位サイクル内での各ステッチサイクル毎に
、縦方向における基布とニードルの相対する位置を変え
ることなく、基布とニードルの一方又は双方を移動させ
て横方向における基布とニードルの相対する位置を1ゲ
ージ叉は数ゲージ分変え、それらの各単位サイクルが終
了する毎に基布を移動して縦方向における基布とニード
ルの相対する位置を1ステッチ分づつ変える刺繍方法。
0) 横方向に等間隔に一直線上に一列又は数列に並べ
た2本以上多数のニードルによって基布に差し込まれて
形成する刺繍糸の輪奈をルーパーが受け取る刺繍機にお
いて、 2回以上のステッチサイクルを単位サイクルとし、その
各単位サイクル内での各ステッチサイクル毎に、縦方向
における基布とニードルの相対する位置を変えることな
く、基布とニードルの一方又は双方を移動させて横方向
における基布とニードルの相対する位置を1ゲージ叉は
数ゲージ分変え、且つ、それら多数の各ニードルを基布
に突き刺すか否かを各ステッチサイクル毎に選択決定し
つつ刺繍し、それらの各単位サイクルが終了する毎に基
布送りロールを間欠駆動して基布を移動し、縦方向にお
ける基布とニードルの相対する位置を1ステッチ分づつ
変えて刺繍すること。
(−横方向に等間隔に一直線上に一列又は数列に並べた
2本以上多数のニードルによって基布に差し込まれて形
成する刺繍糸の輪奈をルーパーが受け取る刺繍機におい
て、 左右隣り合って続く2本以上数本のニードルを1組にし
、その各組内のニードルに2種類以上の異色の刺繍糸を
通して各組毎にリピートする色分は縦縞状に刺繍糸を配
列し、その1組内のニードル本数と同数の2回以上のス
テッチサイクルを単位サイクルとし、その各単位サイク
ル内での各ステッチサイクル毎に、縦方向における基布
とニードルの相対する位置を変えることなく、基布とニ
ードルの一方又は双方を移動させて横方向における基布
とニードルの相対する位置を1ゲージ叉は数ゲージ分変
え、珪つ、それら多数の各ニードルを基布に突き刺すか
否かを各ステッチサイクル毎に選択決定しつつ刺繍し、
それらの各単位サイクルが終了する毎に基布送すロール
を間欠駆動して基布を移動し、縦方向における基布とニ
ードルの相対する位置を1ステッチ分づつ変える刺繍方
法。
(fl)  横方向に等間隔に一直線上に一列又は数列
に並べた2本以上多数のニードルによって基布に差し込
まれて形成する刺繍糸の輪奈をルーパーが受け取る刺繍
機において、 2回以上のステッチサイクルを単位サイクルとし、その
各単位サイクル内での各ステッチサイクル毎に、縦方向
における基布とニードルの相対する位置を変えることな
く、基布とニードルの一方又は双方を移動させて横方向
における基布とニードルの相対する位置を1ゲージ叉は
敗ゲージ分変え、且つ、それら多数の各ニードルを基布
に突き刺すか否かを各ステッチサイクル毎に選択決定し
つつ刺繍し、それらの各単位サイクルが終了する毎に基
布を移動して縦方向における基布とニードルの相対する
位置を1ステッチ分づつ変えると共に、刺繍糸輪奈を係
止す、るルーパーにナイフを作用させて輪奈をカットす
ること。
(0)  横方向に等間隔に一直線上に一列又は数列に
並べた2本以上多数のニードルによって基布に差し込ま
れて形成する刺繍糸の輪奈をルーパーが受け取る刺繍機
において、 左右隣り合って続く2本以上数本のニードルを1組にし
、その各組内のニードルに2種類以上の異色の刺繍糸を
通して各組毎にリピートする色分は縦縞状に刺繍系を配
列し、その1組内のニードル本数と同数の2回以上のス
テッチサイクルを単位サイクルとし、その各単位サイク
ル内での各ステッチサイクル毎に、縦方向における基布
とニードルの相対する位置を変えることなく、基布とニ
ードルの一方又は双方を移動させて横方向における基布
とニードルの相対する位置を1ゲージ叉は数ゲージ分変
え、且つ、それら多数の各ニードルを基布に突き刺すか
否かを各ステッチサイクル毎に選択決定しつつ刺繍し、
それらの各単位サイクルが終了する毎に基布を移動して
縦方向における基布とニードルの相対する位置を1ステ
ッチ分づつ変えると共に、刺繍糸輪奈を係止するルーパ
ーにナイフを作用させて輪奈をカットする刺繍方法。
刺m機ニハ特公昭59−36029、特公昭59−38
347、特公昭59−50786、特公昭60−372
13、特装平1−14339等に掲載され周知慣用され
る多数のニードルとルーパーを細かいゲージで装着した
ものが通用される。
ニードルと基布との横方向での相対する位置を移動させ
る駆動装置には、カム、ドビー、エアシリンダー、オイ
ルシリンダー、ソレノイド、リンク機構等が適用され、
具体例を示せば特公昭5゜−15185、特公昭54−
43939、特公昭56−13819、特開昭55−2
6213等に掲載され周知慣用の所謂ニードルシフト装
置、或は、特開昭42−2311、特開昭43−173
77等に掲載され周知慣用の所謂クロスシフト装置、そ
の(b特開昭60−37215等に掲載された公知のも
のがある。
ニードルを基布に差し込むか否かを各ステッチサイクル
毎に選択決定しつつS動する遺択NA勤装置には、先に
述べた2本1組のニードルを選択駆動する特開昭54−
10905や特開昭60−39466等に開示され公知
のニードルコントロール装置を、それらの各組の1本の
ニードルを取り外して残る1本のニードルを選択IJ物
する樺に改造して利用することも出来る。
基4送リロールやナイフの単位サイクル毎に行う間欠駆
動には、ゼネバ歯車、不完全歯車、ラチェット歯車、揺
動リンクに担持された遊星歯車装置、サーボモーター等
が使用される。
ニードルの遼沢駆動においてニードルが基布に差し込ま
れる場合には所要量の刺繍糸をニードルに供給しなけれ
ばならず、その供給量はニードルが基布に差し込まれる
か否かによって大きく変化するが、その供給量の変化を
各ステッチサイクル毎に調整(コン1−ロール)するに
は、特開昭43−9872、特開昭44−12071、
特開昭44−22025、実開昭47−40628に掲
載された多数の柄板をドビーの如く備えた装置や、特開
昭45−19144、特開昭46−11912、特公昭
55−32822、特公昭57−30415等に82%
mされて公知の所謂クラッチインロール装置、特公昭5
0−16985、特公昭55−23944、特公昭57
−8707等に掲載されて公知の変速フィードロール列
装置、特公昭44−3395や特開昭50−11886
0等に掲載されて公知の変速摩擦ロール装置等が使用で
きる。
ニードル選択駆動装置や刺繍糸供給量調整装置は、刺繍
して基布に描出すべき原画の図柄(パターン)を記憶し
た電子装置(コンピューター)からの指示信号によって
駆動され、そのパターン読取記憶装置に関しては、特公
昭39−25540゜特公昭45−34627、特公昭
5G−18822、特公昭56−38702、その他米
国特許3272163 (Frwin特許)、米国特許
3922970 CLngham特許)をはじめとする
米国特許2862465、米国特許2875714、米
国特許2966866、米国特許30754g2、米国
特許3103187、米国特許3143529、米国特
許3489326、米国特許3605660、米国特許
3752094、米国特許3847098、米国特許3
926132、米国特許3955514等に開示された
方法を通用することが出来る。
本発明の実施に当たっては、特公昭39−16426に
係るバネ付ルーバーや、実公昭59−31752や特公
昭62−19539、特公昭62−21897、特公昭
62−21898に係るゲート付きルーバー、特公昭6
1−35303に係る出没駆動ルーバー等を使用するこ
とも出来、それによってルーバーの係止する刺繍糸輪奈
をカットパイルにするかループパイルにするかを選択し
たりパイル長を変えて基布に描出する図柄を一層複雑繊
細なものにすることが出来る。
特公昭59−38347や特公昭59−36029等に
掲載されている周知慣用の刺繍機におけるニードルは上
下垂直方向に駆動されるが、本発明ではニードルを水平
方向にWIA動してもよい。
特にニードル選択駆動装置が重く、従来の刺繍機の如く
上下垂直方間にWIA動出来ない場合には、従来の刺繍
機を横に倒した恰好にし、基布を垂直方向に搬送し、ニ
ードル選択I9!動装置をフレームに水平方向にII動
自在に支承してニードルを水平方向に駆動する様にする
とよい。
以下、図面を参照しつつ具体的に説明する。
gAt図は本発明に係る刺繍機の一部を側面視して示し
、11は、クランク(リンク機構)によって上下往復運
動しニードルパー12を上下昇降駆動するブツシュロッ
ドであり、その下端には蟻溝13の付いたブラケット1
4が装着されており、ニ一ドルバー13は蟻溝13に沿
って基415の幅方向(以下、横方向と言う。)に移動
可能にブラケッ目4に担持されている。
16は、ニードルパー12の下側にビス17で螺着され
たニードルブロックであり、第2図に示す如く、垂直方
向に縦長に続き左右横方向に平行に多数条の溝18が一
定の間隔(以下、ゲージ(g)と言う。
をもって削設されたブロック本体19と、それらの溝1
8に嵌合する平板な突起20の櫛歯状に多数突出したス
ペーサー21とから戒り、?41Bの下端に突起20を
嵌め込んで形成されている。
尚、スペーサー21をブロック本体19に鑞付け、ビス
止め、接着剤等で接合され、その組み立てられた状態に
おいて、ニードルブロック16の溝18の下端部分には
、ブロック本体の背面部分とスペーサー21と仕切板2
2で囲まれた長方形断面の角孔23が形成され、そこに
スライダー25が上下摺動自在に嵌合している。
仕切板22で仕切られる谷溝18にはクランク板24と
連結板26が嵌め込まれでおり、クランク板24は〉 ロッド59により仕切柄22に揺動可能に軸承され、ク
ランク板24と連結板26とはピン60に接合され、連
結板26とスライダー25とはピン61に接合され、こ
れらはブロック本体19をベースとしスライダー25が
角孔23を上下摺動するスライダークランク機構を構成
している。
溝18の中央部にはブロック本体の背面を貫通する孔2
7が穿設されており、クランク板24の中央部はその孔
27を通るフレキシブルな線条28にピン接合されてい
る。
ニードルパー12はブロック本体19の背面に密着して
おり、その背面の孔24に重なる部分には貫通孔29が
穿設されており、前記の線条28はそれらの孔24と2
9を通ってエアーシリンダー30の駆動へ7ド(図示せ
ず)へと連結されている。
クランク板24は、バネ31によって溝18の外側に突
き出る様に弾性付勢されている。
このため、線条28を介してエアーシリンダー30がク
ランク板24を溝18の中へと引き戻すときスライダー
25は降下し、エアーシリンダー30がクランク板24
に作用しない状態ではスライダー25は上昇している。
ニードル32は、このスライダー25の下端に固着され
おり、ブツシュロフト11によりニードルパー12や二
一ドルブロフク16と一体になって上下昇降すると共に
、エアーシリンダー30とバネ31によってニードルブ
ロック16から出没し、この様に二重の上下昇降運動を
する。その場合、ブツシュロッド11カニードルパー1
2(ニードルブロック16) ヲ最降下位置まで押し下
げた状態においてスライダー25がニードルブロック1
6の中で最上昇位置にある場合はニードル32が基1t
iisに突き刺さらず、ブツシュロッド11がニードル
パー12 (ニードルブロック16)を最降下位置まで
押し下げた状態においてスライダー25がニードルブロ
ック16の中で最降下位置にある場合はニードル32が
ルーパー33と協働する位置まで深く基布15に突き刺
さる様に、ブツシュロッドtiによるニードルパー12
の移動距離(範囲)とスライダークランク機構における
スライダー25の移動距離(範囲)が設定されている。
この第2図に示すスライダークランク機構では、クラン
ク板24と連結板26はニードルブロックの背面側でピ
ン60に接合され、スライダー25と連結枠26はニー
ドルブロックの正面倒でピン61に接合されており、且
つ、それらのリンク24・25・26は平板状の部材で
出来ており、ニードルブロック16からニードル32が
押し出された状態ではクランク板24と連結板26とス
ライダー25の中心軸はロッド59の中心を通るニード
ル32の軸芯線0−00の上に一直線に揃い、ロフト5
9とピン60の中心を通る直線A−A’とピン60と6
1の中心を通る直線B−B’とは、それぞれニードルの
軸芯線o−o’と交叉し、且つ、軸芯@O−0’より奥
まった溝18の内側のピン60において交叉し、ニード
ル32の先端とピン61を結ぶ直線と直線B−B’とは
溝18のそとのピン61において交叉する。
この結果、ニードルブロック16からニードル32が押
し出されてクランクFi1.24と連結板26とスライ
ダー25がロッド59の中心を通るニードル32の軸芯
FIO−0’の上に請い、これらのリンク部材24・2
5・2Gの端面が突き合わされた状態において、ニード
ル31とロッド59の間にブツシュロッドや基布から加
わる圧縮応力が作用すると、それらのリンク部材24・
25・26の端面は益々強く密着し、従って、ニードル
32が基布15に付き刺さるときそれらのピン接合箇所
(60・61)で折れ曲がる(座屈する)ことがない。
49は、図柄を色別に記憶するコンピュータであり、エ
アーシリンダー30、ニードルパー12ヲ左右に移動せ
る駆動装置43、クランクインロール39の制御装置5
7、基布送りロール41  このため、線条28を軽く
引いてクランク板24を溝18の内へと引き込めだけで
ニードル32は確実に刺繍糸40を基布15に差し込む
ことになり、それ故に、線条28には極めて可撓な細い
ピアノ線(ワイヤー)や紐等を使用することが出来、叉
、スプリング等の弾性部材を介して線条28をクランク
1ii24に弾力性をもって連結することも出来、そう
することによってニードルプロ・ツク16の昇降によっ
て線条28に加わる衝撃は緩和される。
33は、カットパイル用ルーパーであり、ロッキングシ
ャツ1−34に揺動駆動されるロンキングアーム35の
−L端のルーパーパー36に装着されている。
37は、ルーパーの輪奈係止枠の下端切刃稜と共に剪断
作用をなすナイフであり、3Bは、ナイフ37を上下往
復駆動するロッキングシャフトである。
39は、変速回転してニードル32に送る刺繍糸40の
供給量を個々に調整(コントロール)する装置(クラッ
チ等)を内蔵したクラッチインロールであり、41と4
2は、基布送りロールである。
・42を単位サイクル毎に間欠的に回転する間欠駆動装
置50.ナイフ37を単位サイクル毎に間欠的に駆動す
る間欠駆動装置51の作動を指示するものである。
尚、ニードルパーの左右往復駆動装置43や基布送すロ
ールの間欠駆動装置50及びナイフの間欠駆動装置51
は、その駆動する対象が1〜2本のニドルバー12やロ
ール41・42やロッキングシャフト38であり、それ
は単位サイクル毎に同じ動作を繰り返すものであり、多
数のニードル32の動作や刺繍糸40の供給量を各ステ
ッチサイクル毎に個々に変えるエアーシリンダー30や
クラッチインロール39と異なり#I&構的に単純なカ
ムやゼネバ歯車が使用され、且つ、それらの間欠駆動装
置はブツシュロッド11)!c!!j8動するクランク
軸を原動軸としてリンク(レバー)やロッド(回転シャ
フト)を介してプッシュ口・ノド11に連結し同期して
駆動することが出来るものである。従って、コンビエー
タ−49による駆動指示は実際上エアーシリンダー30
やクラッチインロール39の如く多数の刺繍糸40ヲ各
ステツチサイクル毎に個々にコントロールする装置に対
してのみ行えば十分である。
52は、ニードルバー12の651後(基布の長さ方向
)への振れを防ぐガイドであり、53は、ニードルブロ
ック16の先端での前後への撮れを防ぐガイドであり、
54は、線条28に加わる衝撃を緩和するガイドであり
揺動レバー55にt4持され連結環56を介してブツシ
ュロッド11に同期し上下往復!i!動される。
第3図〜第6図は、ニードル32と刺繍糸40の各ステ
ッチサイクル毎の基布15の上での移動具合を図解説明
するもので、それら各図の上部にはニードルバー12と
ニードルブロック16を正面視して示し、それら各図の
下部には基布15のバックステッチ面を平面視して示し
ている。
第3図〜第6図において、ニードルバー16の左右両側
面はカム43にNAI#Iされるスライダー44にベア
リング45を介して連結されている。
4Gと47は、カム43の左右に当接するロールであり
、スライダー44に可回転に軸支されている。
カム43には、ブツシュロッド11がニードル32を8
回上下昇降駆動する8ステツチサイクルの前半の4回の
各ステッチサイクル毎に1ゲ一ジg(ニードルゲージg
)分づつニードルバー12(ニードル32)を左側に駆
動し、後半の4回の各ステッチサイクル毎にに一ドルゲ
ージg分づつ右側に駆動するためのカム山が形成されて
いる。
ニードル32は等間隔(ゲージg)をもって配列されて
おり、それらは左右隣り合って続く4本のニードル(イ
、口、ハ、二)を1組にし、それらの各組の各4本のニ
ードル32−イ、32−口、32−ハ及び32−二には
それぞれ色彩の異なる刺繍糸4゜−イ、4o−口、4o
−ハ及び4o−二が適時されている。
即ち、第3図は各組の左端のニードル32−イと刺繍糸
40−イのバンクステッチ48を示し、第4図は各組の
左端から2番目のニードル32−口とIJi糸40−口
のバンクステッチ4Bを示し、第5図は各組の右端から
2番目のニードル32−ハと刺繍糸4゜−ハのバックス
テッチ48を示し、第6図は各組の右端のニードル32
−二と刺繍糸40−二のバックステッチ48を示してい
る。
第3図〜第6図において、基布送すロール41と42は
、ブツシュロッド11がニードル32を4回上下昇降駆
動する毎に1回の割合で間欠的に回転駆動して一定分(
以下、ステッチゲージ(s)と言う。
の基布15を送り出している。
従って、基布15の幅方向を、1ニードルゲージ(g>
をl目盛とする目盛■〜[相]をつけたX軸で表し、基
布15の長さ方向を1ステツチゲージ(S)をl目盛を
する目盛■〜OをつけたY軸で表し、) ニードルパー12がカム43に駆動されて最左端に位置
する状態で最初のステッチサイクルを開始する時点での
最左端の組の最左端のニードル32−イの位置(■、■
)を基準点とする直交座標で基布表面に位置を表すと、
ニードルバーが最降下位置に達する時点での各ニードル
32の位置はその直交座標によって示され、最初のステ
ッチサイクルから基布が16ステツチゲージ(3)分送
られてY−Oに達した単位サイクルにおいて第3回目の
ステッチサイクルが終了するまでに各ニードルの基布の
七を移動して描く軌跡は、第3図〜第6図の太い実線で
示す通りになる。
即ち、左端の第1組目の左端のニードル32−イはX座
標の■〜■の間で左右にジグザグに移動し、左端から第
2組目の左端のニードル32−イはX座標の■〜Oの間
で左右にジグザグに移動し、左端から第3組目の左端の
ニードル32−イはX座標の■〜0の間で左右にジグザ
グに移動し、左端から第4組目の左端のニードル32−
イはX座標の0〜■の間で左右にジグザグに移動する。
叉、左端の第1組目の左端から2番目のニードル32−
ロはX座標の■〜Oの間で左右にジグザグに移動し、左
端から第2組目の左端から2番目のニードル32−口は
X座標のO−[相]の間で左右にジグザグに移動し、左
端から第3組目の左端から2番目のニードル32−ロは
X座標の[相]〜[相]の間で左右にジグザグに移動し
、左端から第4組目の左端左端から2番目のニードル3
2−ロはX座標の[相]〜[相]の間で左右にジグザグ
に移動する。
同様に、左端の第1組目の左端から3番目のニードル3
2−ハはX座標の■〜■の間で左右にジグザグに移動し
、左端から第2組目の左端から3番目のニードル32−
ハはX座標の■〜■の間で左右にジグザグに移動し、左
端から第3組目の左端から3番目のニードル32−ハは
X座標の0〜■の間で左右にジグザグに移動し、左端か
ら第4組目の左端左端から3番目のニードル32−ハは
X座標の6−0の間で左方にジグザグに移動する。
そして、左端の第1組目の左端から4番目のニードル3
2−二はX座標の■〜■の間で左右にジグザグに移動し
、左端から第2組目の左端から4番目のニードル32−
二はX座標の■〜@の間で左右にジグザグに移動し、左
端から第3組目の左端から4番目のニードル32−二は
X座標のO−[相]の間で左右にジグザグに移動し、左
端から第4組目の左端左端から4番目のニードル32−
二はX座標の[相]〜[相]の間で左右にジグザグに移
動する。
この結果、X座標が■〜[相]までの各点(■、■)(
■≦0≦[株])の上をそれぞれ異色の刺繍糸40−イ
ル二を適時する4本のニードル32−イル二カ通過する
ことになる。
このとき、図柄に応じた各組の何れか1本のニードル3
2−イル二を、これら■≦■≦[相]となる範囲におい
て、クランク板24を溝18の巾に引き込んでスライダ
25を押し下げ、ルーパー33に交叉協働させることに
よって、刺繍糸40−イル二の色彩に応じたカラフルな
図柄が基布15に痛き出されることになる。
第3図の座標において、太い実線で示すニードル32−
イの軌跡の上に・印を付した箇所は刺繍糸40イが差し
込まれた箇所を示し、その無印の部分は刺繍糸40−イ
が差し込まれない箇所を示している。
同様に第4図〜第6図において、Q印を付した箇所は刺
繍糸40−口が、O印を付した箇所は刺繍糸40−八が
、0印を付した箇所は刺繍糸40−二が、それぞれ差し
込まれた箇所を示し、これらの基布に差し込まれた刺繍
糸輪奈はルーバーとナイフとでカットされて基布の表面
側(第3図〜第6図に示す基布の裏01’J)にカット
パイル62−イ、62−口、62−ハ及び62−二を形
成しており、このようにしてパイルのタフティングされ
たタフテッドカーペット(刺繍布帛)58のパイル面は
第7図に示すとおり4色に彩られたものとなる。
これら第3図〜第6図が示す如く、単にニードルバーや
基布を左右に移動しつつ刺繍する在来のニードルシフト
ないしクロスシフトタフテッドカーペットのバックステ
ッチ而では、それらジグザグするステ、チ列間にはバッ
クステッチに覆われず基布の露出した凹部・II(谷間
)が出来るが、本発明ではステッチ列間の何れかの箇所
で左右隣り合うステッチ列がバックステッチで結ばれ、
従って、左右隣り合うステッチ列間に基布が連続して露
出する四部・溝(谷間)出来ず、その結果、基布の横方
向(幅方向)での伸縮強度が高まり強度的に安定でカー
ペットに好適な刺繍布帛が得られることになる。
尚、第3図〜第6図は、ルーバーにFM捉された刺繍糸
輪奈がカットされずループパイルを形成し、従って数回
の単位スチッチにわたって連続してパイルを形成しない
刺繍糸が基布の裏面に長く浮き出る場合を図示している
が、それらの刺繍糸輪奈がルーバーとナイフとでカット
されてカットパイルを形成する場合は、その様に長く浮
き出ることになるバックステッチの両端は、カットされ
たカットパイルの先端に続くことになるので、基布が移
動するにつれて基布から引き抜かれてしまい、その結果
、バックステッチ48は、図示されるようには長く連続
して浮き出ると言うことはなくなる。
叉、w43図〜第6図は、4本のニードルを1組にして
4mgg4の異色糸を刺繍する場合を図示するが、本発
明の効果は特公昭54−10905に示される如く2本
1組のニードルを選択駆動する場合の様に2種の異色糸
を刺繍する場合においても同様に生じる。
そして叉、ニードルバーを左右に移動はせず、ただニー
ドルだけを基布に差し込むか否か選択決定しつつ刺繍す
る場合には、基布の一部に図柄が刺繍されることになり
、従って、本発明に係る刺繍機は基布をパイル布帛とし
て重ねてパイルをタフティングする所謂オーバータフテ
ッドカーペットにも利用し得る。
尚又、基布を手動で送り出す場合には基布送りロールは
不要になるし、ニードルブロックから選択的に出没され
るニードルの出没移動距離が大きく、そのニードルブロ
ックからの運動だけで基布に差し込まれるか否かを選択
決定出来る場合には、ブツシュロッドによるニードルブ
ロックの基布に向けての上下昇降往復駆動も不要となる
更に叉、カットパイルを形成する場合に適用されるナイ
フを、単位サイクル毎に間欠的に駆動することは必ずし
も必要でなく、特に、2N類の異色糸を用いて2ステツ
チサイクル毎に基布を間欠送り出す場合にはナイフを連
続してルーバーに作用させてもよい。
即ち、ナイフを間欠駆動する理由は、刺繍糸輪奈を係止
しないルーバーにナイフが作用し、ルーバーとナイフの
刃先が擦れ合って摩耗し易くなることを防ぐためである
から、ナイフの間欠駆動は本発明の必須事項とはならな
い。
〔発明の効果〕
以上により明らかな如く本発明によると、縦方向に重な
ることなく横方向に一直線上に一列又は数列に並べた2
本以上多数のニードルによって基布に差し込まれて形成
する刺繍糸の輪奈をルーバーが受け取る刺繍機において
、それら多数の各ニードルを基布に突き刺すか否かを各
ステッチサイクル毎に選択決定しつつ刺繍するので、多
くの色糸により柄ズレを起こさず、図柄がカラフルで耐
久性に優れた刺繍布帛が効率的に得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る刺繍機の要部測面図、第2図は本
発明に係るニードルブロックの分解組立斜視図、第3図
、第4図、第5図及び第6図はそれぞれニードルとバッ
クステッチとの位置関係を示す配置図、第7図は本発明
に係る刺繍布帛の表面図である。 11・・・ブフシュロッド、12・・・ニードルバー1
3・・・蟻溝、       14・・・ブラケット、
15・・・基布、       16・・・ニードルブ
ロック、17・・・ビス、        18・・・
溝、19・・・ブロック本体、   20−・・突起、
21・・・スペーサー     22・・・仕切板、2
3・・・角孔、        24・・・クランク板
、25・・・スライダー     26・・・連結板、
27・・・孔、        28・・・線条、29
・・・孔、        30・・・エアーシリンダ
ー31・・・バネ、32・・・ニードル、33・・・ル
ーパー      34・・・シャフト、35・・・ロ
ッキングアーム、36・・・ルーバーバー37・・・ナ
イフ、 39・−・クラッチインロール、 41・42・・・基布送すロール、 44・・・スライダー 46・47・・・ロール、 49・・・コンピューター 51・・・間欠wAvI装置、 55・・・揺動レバー 57・・・制御装置、 59・・・【1ンド、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 縦方向に重なることなく横方向に一直線上に一列又は数
    列に並べた2本以上多数のニードルによって基布に差し
    込まれて形成する刺繍糸の輪奈をルーパーが受け取る刺
    繍機において、それら多数の各ニードルを基布に突き刺
    すか否かを各ステッチサイクル毎に選択決定しつつ刺繍
    する刺繍方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH06207369A (ja) * 1993-01-08 1994-07-26 Nakagawa Seisakusho:Kk タフテイングマシーン
JPH07150462A (ja) * 1993-11-25 1995-06-13 Nikko Techno Kk タフテイング機のパイル糸打込装置

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