JPH07150194A - トイレ洗浄水添加剤組成物 - Google Patents
トイレ洗浄水添加剤組成物Info
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- JPH07150194A JPH07150194A JP31923593A JP31923593A JPH07150194A JP H07150194 A JPH07150194 A JP H07150194A JP 31923593 A JP31923593 A JP 31923593A JP 31923593 A JP31923593 A JP 31923593A JP H07150194 A JPH07150194 A JP H07150194A
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- Japan
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- water
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D3/00—Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
- C11D3/48—Medical, disinfecting agents, disinfecting, antibacterial, germicidal or antimicrobial compositions
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 洗浄水の殺菌・防腐・消臭性能を低下するこ
となく安定に保つことができるトイレ洗浄水添加剤組成
物の提供 【構成】 本発明は、ビグアナイド系殺菌剤、水、グリ
コール化合物及び活性剤を含むことを特徴とするトイレ
洗浄水添加剤組成物であり、特に前記活性剤として、ア
ルキルフェノール系化合物とエチレンオキサイドとの付
加重合物及びヤシ油ジアルキルアミンオキシドから選ば
れる少なくとも一つを用いるとき、一段と優れた効果を
奏するトイレ洗浄水添加剤組成物が得られ、その添加量
は、組成物に対して１０重量％〜５０重量％である。ビ
グアナイド系殺菌剤は、組成物中３重量％〜３０重量％
であり、具体的にはクロルヘキシジンの塩酸塩やグルコ
ネートなどがある。グルコール化合物の組成物への添加
量は、２５重量％〜４０重量％が好ましい。
となく安定に保つことができるトイレ洗浄水添加剤組成
物の提供 【構成】 本発明は、ビグアナイド系殺菌剤、水、グリ
コール化合物及び活性剤を含むことを特徴とするトイレ
洗浄水添加剤組成物であり、特に前記活性剤として、ア
ルキルフェノール系化合物とエチレンオキサイドとの付
加重合物及びヤシ油ジアルキルアミンオキシドから選ば
れる少なくとも一つを用いるとき、一段と優れた効果を
奏するトイレ洗浄水添加剤組成物が得られ、その添加量
は、組成物に対して１０重量％〜５０重量％である。ビ
グアナイド系殺菌剤は、組成物中３重量％〜３０重量％
であり、具体的にはクロルヘキシジンの塩酸塩やグルコ
ネートなどがある。グルコール化合物の組成物への添加
量は、２５重量％〜４０重量％が好ましい。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、トイレの洗浄水添加剤
組成物に関し、洗浄水の殺菌・防腐・消臭性能が低下す
ることなく安定に保つことができるトイレ洗浄水添加剤
組成物に関する。
組成物に関し、洗浄水の殺菌・防腐・消臭性能が低下す
ることなく安定に保つことができるトイレ洗浄水添加剤
組成物に関する。
【０００２】
【従来の技術】通常、トイレは使用直後、ボタン式、セ
ンサー式等の装置により洗浄水で洗浄されるが、このよ
うな装置には、洗浄水を循環させる循環式のものと、洗
浄水を流してしまう洗浄方式のものがある。この循環式
の場合は、予めタンク内に処理剤を投入し、洗浄水の殺
菌、防腐、消臭等を計っている。また洗浄方式の場合
は、多くは水のみが用いられ、一部では洗浄水中に処理
剤を予め投入し、防腐、消臭等を計っているものもあ
る。
ンサー式等の装置により洗浄水で洗浄されるが、このよ
うな装置には、洗浄水を循環させる循環式のものと、洗
浄水を流してしまう洗浄方式のものがある。この循環式
の場合は、予めタンク内に処理剤を投入し、洗浄水の殺
菌、防腐、消臭等を計っている。また洗浄方式の場合
は、多くは水のみが用いられ、一部では洗浄水中に処理
剤を予め投入し、防腐、消臭等を計っているものもあ
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
如く洗浄方式の場合、汚物槽からの悪臭を防ぐことがで
きず、トイレの使用時、不快に感じることが多い。また
一部で使用されている如き洗浄水中に処理剤が投入され
るものにおいては、処理剤はアニオン系又はノニオン系
の界面活性剤が主流であるが、この場合も汚物槽による
悪臭の発生防止には、あまり効果はないのが現状であ
る。そこで、本発明者等は、上記の問題点を解決するた
めに、種々研究し試行錯誤した結果、ビグアナイド系殺
菌剤を含む組成物が、洗浄水の殺菌、防腐、消臭性能を
低下することなく安定に保つことができることを見出
し、この知見に基づいて本発明はなされたものである。
如く洗浄方式の場合、汚物槽からの悪臭を防ぐことがで
きず、トイレの使用時、不快に感じることが多い。また
一部で使用されている如き洗浄水中に処理剤が投入され
るものにおいては、処理剤はアニオン系又はノニオン系
の界面活性剤が主流であるが、この場合も汚物槽による
悪臭の発生防止には、あまり効果はないのが現状であ
る。そこで、本発明者等は、上記の問題点を解決するた
めに、種々研究し試行錯誤した結果、ビグアナイド系殺
菌剤を含む組成物が、洗浄水の殺菌、防腐、消臭性能を
低下することなく安定に保つことができることを見出
し、この知見に基づいて本発明はなされたものである。
【０００４】したがって、本発明の目的は、洗浄水の殺
菌・防腐・消臭性能を低下することなく安定に保つこと
ができるトイレ洗浄水添加剤組成物を提供することにあ
る。
菌・防腐・消臭性能を低下することなく安定に保つこと
ができるトイレ洗浄水添加剤組成物を提供することにあ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の前記目的は、ビ
グアナイド系殺菌剤、水、グリコール化合物及び活性剤
を含むことを特徴とするトイレ洗浄水添加剤組成物によ
り達成され、特に前記活性剤として、アルキルフェノー
ル系化合物とエチレンオキサイドとの付加重合物及びヤ
シ油ジアルキルアミンオキシドから選ばれる少なくとも
一つを用いるとき、一段と優れた効果を奏するトイレ洗
浄水添加剤組成物が得られる。
グアナイド系殺菌剤、水、グリコール化合物及び活性剤
を含むことを特徴とするトイレ洗浄水添加剤組成物によ
り達成され、特に前記活性剤として、アルキルフェノー
ル系化合物とエチレンオキサイドとの付加重合物及びヤ
シ油ジアルキルアミンオキシドから選ばれる少なくとも
一つを用いるとき、一段と優れた効果を奏するトイレ洗
浄水添加剤組成物が得られる。
【０００６】以下、本発明を更に詳しく説明すると、本
発明のトイレ洗浄水添加剤組成物は、ビグアナイド系殺
菌剤、水、グリコール化合物及び活性剤を含むので、洗
浄水の殺菌・防腐・消臭性能が低下することなく安定に
保つことができるという優れた効果を奏するものであ
る。更に本発明においては、前記活性剤として、アルキ
ルフェノール系化合物とエチレンオキサイドとの付加重
合物及びヤシ油ジアルキルアミンオキシドから選ばれる
少なくとも一つを用いることにより、一段と優れた効果
を奏するものである。
発明のトイレ洗浄水添加剤組成物は、ビグアナイド系殺
菌剤、水、グリコール化合物及び活性剤を含むので、洗
浄水の殺菌・防腐・消臭性能が低下することなく安定に
保つことができるという優れた効果を奏するものであ
る。更に本発明においては、前記活性剤として、アルキ
ルフェノール系化合物とエチレンオキサイドとの付加重
合物及びヤシ油ジアルキルアミンオキシドから選ばれる
少なくとも一つを用いることにより、一段と優れた効果
を奏するものである。
【０００７】本発明に用いられるビグアナイド系殺菌剤
は、組成物中３重量％〜３０重量％において、洗浄水の
殺菌・防腐・消臭性能に良好な効果を奏するものであ
る。この添加量が３重量％より少ない時は、殺菌力が十
分でなく、また３０重量％を越えると組成物にベタツキ
が生じて手に付着した場合の感触がよくなかったり、ま
たは容器蓋が開きにくくなることがあるなど取扱上好ま
しくないばかりかこれ以上殺菌力も変わらないので経済
的に不利である。ビグアナイド系殺菌剤は、具体的には
クロルヘキシジンの塩酸塩やグルコネートなどがあり、
好ましくはグルコン酸クロルヘキシジンがよい。
は、組成物中３重量％〜３０重量％において、洗浄水の
殺菌・防腐・消臭性能に良好な効果を奏するものであ
る。この添加量が３重量％より少ない時は、殺菌力が十
分でなく、また３０重量％を越えると組成物にベタツキ
が生じて手に付着した場合の感触がよくなかったり、ま
たは容器蓋が開きにくくなることがあるなど取扱上好ま
しくないばかりかこれ以上殺菌力も変わらないので経済
的に不利である。ビグアナイド系殺菌剤は、具体的には
クロルヘキシジンの塩酸塩やグルコネートなどがあり、
好ましくはグルコン酸クロルヘキシジンがよい。
【０００８】水は本発明の添加剤組成物の粘度を下げる
ために必要で、組成物中３５重量％〜４５重量％が好ま
しい。水の添加量は、３５重量％未満では、粘度が高く
ハンドリングが困難になる場合があり、また４５重量％
を越えると本発明の添加剤組成物の洗浄水に対する殺菌
・防腐・消臭性能が弱まるため好ましくない。グルコー
ル化合物は、ビグアナイド系殺菌剤のベタツキ防止に必
要で、このグルコール化合物の組成物への添加量は、２
５重量％〜４０重量％が好ましい。添加量が２５重量％
未満では、ベタツキを防止するのに十分でなく、また４
０重量％を越えると本発明の添加剤組成物の洗浄水に対
する殺菌・防腐・消臭性に係わる効力が弱まるので好ま
しくない。
ために必要で、組成物中３５重量％〜４５重量％が好ま
しい。水の添加量は、３５重量％未満では、粘度が高く
ハンドリングが困難になる場合があり、また４５重量％
を越えると本発明の添加剤組成物の洗浄水に対する殺菌
・防腐・消臭性能が弱まるため好ましくない。グルコー
ル化合物は、ビグアナイド系殺菌剤のベタツキ防止に必
要で、このグルコール化合物の組成物への添加量は、２
５重量％〜４０重量％が好ましい。添加量が２５重量％
未満では、ベタツキを防止するのに十分でなく、また４
０重量％を越えると本発明の添加剤組成物の洗浄水に対
する殺菌・防腐・消臭性に係わる効力が弱まるので好ま
しくない。
【０００９】グルコール化合物は、具体的にはエチレン
グリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリ
コールなどが好ましく用いられるが、特にエチレングリ
コールが好ましい。本発明に用いられる活性剤は、便器
の洗浄に必要な成分であり、具体的にはアルキルフェノ
ール系化合物とエチレンオキサイドとの付加重合物及び
ヤシ油ジアルキルアミンオキシドから選ばれる少なくと
も一つが用いられる。前者のアルキルフェノール系化合
物とエチレンオキサイドとの付加重合物において、アル
キルフェノール系化合物のアルキル基は炭素数４〜２０
のアルキル基が用いられ、好ましくは炭素数８又は９の
アルキル基がよい。具体的化合物の一例としては、ｐ−
オクチルフェノール系またはｐ−ノニルフェノール系の
化合物がそれぞれ挙げられる。エチレンオキサイドとし
ては、エチレンオキサイドの付加モル数は４〜３０であ
り、好ましくは５〜２０である。前記の付加重合物の具
体例としては、ノナール２０８、ノナール２１２（東邦
化学工業（株）製）等が挙げられる。
グリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリ
コールなどが好ましく用いられるが、特にエチレングリ
コールが好ましい。本発明に用いられる活性剤は、便器
の洗浄に必要な成分であり、具体的にはアルキルフェノ
ール系化合物とエチレンオキサイドとの付加重合物及び
ヤシ油ジアルキルアミンオキシドから選ばれる少なくと
も一つが用いられる。前者のアルキルフェノール系化合
物とエチレンオキサイドとの付加重合物において、アル
キルフェノール系化合物のアルキル基は炭素数４〜２０
のアルキル基が用いられ、好ましくは炭素数８又は９の
アルキル基がよい。具体的化合物の一例としては、ｐ−
オクチルフェノール系またはｐ−ノニルフェノール系の
化合物がそれぞれ挙げられる。エチレンオキサイドとし
ては、エチレンオキサイドの付加モル数は４〜３０であ
り、好ましくは５〜２０である。前記の付加重合物の具
体例としては、ノナール２０８、ノナール２１２（東邦
化学工業（株）製）等が挙げられる。
【００１０】また後者のヤシ油ジアルキルアミンオキシ
ドは、アルキル基としては、低級アルキル基が好まし
く、例えばメチル基、エチル基等である。ヤシ油ジアル
キルアミンオキシドの具体例は、ヤシ油ジメチルアミン
オキシド、ヤシ油ジエチルアミンオキシドヤシ油、ヤシ
油メチルエチルアミンオキシド等が挙げられ、特に好ま
しくはヤシ油ジメチルアミンオキシドである。本発明に
用いられる活性剤の添加量は、組成物に対して１０重量
％〜５０重量％であり、この活性剤の添加量が１０重量
％未満では洗浄力が弱く、また５０重量％を越えると粘
度が上昇し過ぎるので好ましくない。
ドは、アルキル基としては、低級アルキル基が好まし
く、例えばメチル基、エチル基等である。ヤシ油ジアル
キルアミンオキシドの具体例は、ヤシ油ジメチルアミン
オキシド、ヤシ油ジエチルアミンオキシドヤシ油、ヤシ
油メチルエチルアミンオキシド等が挙げられ、特に好ま
しくはヤシ油ジメチルアミンオキシドである。本発明に
用いられる活性剤の添加量は、組成物に対して１０重量
％〜５０重量％であり、この活性剤の添加量が１０重量
％未満では洗浄力が弱く、また５０重量％を越えると粘
度が上昇し過ぎるので好ましくない。
【００１１】更に本発明のトイレ洗浄水添加剤組成物に
は、防錆剤を加えることができ、好ましい防錆剤として
は、スルホン酸の金属塩、脂肪酸、有機アミン、金属石
鹸等の有機系のものがよい。この防錆剤の具体例は、ル
ノックス１１００Ｐ（東邦化学工業（株）、サンヒビタ
ーシリーズ（三洋化成工業（株））などが挙げられる。
これらの防錆剤の添加量は、０．０２重量％〜０．４重
量％であり、その量が少ないと防錆力が小さく、多く添
加し過ぎても効果に差がない。
は、防錆剤を加えることができ、好ましい防錆剤として
は、スルホン酸の金属塩、脂肪酸、有機アミン、金属石
鹸等の有機系のものがよい。この防錆剤の具体例は、ル
ノックス１１００Ｐ（東邦化学工業（株）、サンヒビタ
ーシリーズ（三洋化成工業（株））などが挙げられる。
これらの防錆剤の添加量は、０．０２重量％〜０．４重
量％であり、その量が少ないと防錆力が小さく、多く添
加し過ぎても効果に差がない。
【００１２】
【作用】本発明のトイレ洗浄水添加剤組成物において、
ビグアナイド系殺菌剤は、殺菌・防腐・消臭性が極めて
優れており、またグリコール化合物を加えることにより
ビグアナイド系殺菌剤のベタツキを防止される。また水
は本発明の組成物の粘度を下げる目的で加えられる。更
に活性剤は、便器の洗浄に有効に作用する。したがって
これらの各成分を含む組成物を、洗浄水に添加して使用
することにより便器に対して洗浄効果があると共に汚物
からの悪臭の発生が防止され、かつ洗浄水が殺菌・防腐
・消臭され、しかも洗浄水の殺菌・防腐・消臭性能が低
下することなく安定に保つことができるという優れた効
果を奏するものである。
ビグアナイド系殺菌剤は、殺菌・防腐・消臭性が極めて
優れており、またグリコール化合物を加えることにより
ビグアナイド系殺菌剤のベタツキを防止される。また水
は本発明の組成物の粘度を下げる目的で加えられる。更
に活性剤は、便器の洗浄に有効に作用する。したがって
これらの各成分を含む組成物を、洗浄水に添加して使用
することにより便器に対して洗浄効果があると共に汚物
からの悪臭の発生が防止され、かつ洗浄水が殺菌・防腐
・消臭され、しかも洗浄水の殺菌・防腐・消臭性能が低
下することなく安定に保つことができるという優れた効
果を奏するものである。
【００１３】
【実施例】以下に、本発明を実施例を用いて更に詳しく
説明するが、本発明は、これらの例よって限定されるも
のではない。
説明するが、本発明は、これらの例よって限定されるも
のではない。
【００１４】実施例 グルコン酸クロルヘキシジン５重量％、エチレングリコ
ール３５重量％、水４５重量％及びラウリルジメチルア
ミンオキシド１５重量％からなる本発明のトイレ洗浄水
添加剤組成物を製造した。ついで本発明として、このト
イレ洗浄水添加剤組成物を水により２００〜５００倍に
稀釈した後、この液を洗浄水として使用し、汚物タンク
へ１リットル／ｈの間隔で１０リットルを便器より流し
た。汚物タンクには５０リットルまでの汚物を入れるよ
うにし、前記洗浄水の投入後、４日間、アンモニア及び
硫化水素の発生量を北川式検知管（光明理化学工業
（株）製）を用いて測定し、その結果を表１に示した。
また水のみを使用した場合を比較試料とした。（表１の
単位はｐｐｍである。）
ール３５重量％、水４５重量％及びラウリルジメチルア
ミンオキシド１５重量％からなる本発明のトイレ洗浄水
添加剤組成物を製造した。ついで本発明として、このト
イレ洗浄水添加剤組成物を水により２００〜５００倍に
稀釈した後、この液を洗浄水として使用し、汚物タンク
へ１リットル／ｈの間隔で１０リットルを便器より流し
た。汚物タンクには５０リットルまでの汚物を入れるよ
うにし、前記洗浄水の投入後、４日間、アンモニア及び
硫化水素の発生量を北川式検知管（光明理化学工業
（株）製）を用いて測定し、その結果を表１に示した。
また水のみを使用した場合を比較試料とした。（表１の
単位はｐｐｍである。）
【００１５】
【表１】
【００１６】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明のトイレ
洗浄水添加剤組成物を洗浄水に添加して使用することに
より便器に対して洗浄効果があると共に汚物からの悪臭
の発生が防止されると共に洗浄水が殺菌・防腐・消臭さ
れ、しかも洗浄水の殺菌・防腐・消臭性能が低下するこ
となく安定に保つことができるという優れた効果を奏す
るものである。
洗浄水添加剤組成物を洗浄水に添加して使用することに
より便器に対して洗浄効果があると共に汚物からの悪臭
の発生が防止されると共に洗浄水が殺菌・防腐・消臭さ
れ、しかも洗浄水の殺菌・防腐・消臭性能が低下するこ
となく安定に保つことができるという優れた効果を奏す
るものである。
Claims (2)
- 【請求項１】 ビグアナイド系殺菌剤、水、グリコール
化合物及び活性剤を含むことを特徴とするトイレ洗浄水
添加剤組成物。 - 【請求項２】 活性剤がアルキルフェノール系化合物と
エチレンオキサイドとの付加重合物及びヤシ油ジアルキ
ルアミンオキシドから選ばれる少なくとも一つであるこ
とを特徴とする請求項１に記載のトイレ洗浄水添加剤組
成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31923593A JPH07150194A (ja) | 1993-11-26 | 1993-11-26 | トイレ洗浄水添加剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31923593A JPH07150194A (ja) | 1993-11-26 | 1993-11-26 | トイレ洗浄水添加剤組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07150194A true JPH07150194A (ja) | 1995-06-13 |
Family
ID=18107923
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31923593A Withdrawn JPH07150194A (ja) | 1993-11-26 | 1993-11-26 | トイレ洗浄水添加剤組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07150194A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997028091A1 (en) * | 1996-01-29 | 1997-08-07 | Bausch & Lomb Incorporated | Swimming pool treatment |
| JP2006143621A (ja) * | 2004-11-17 | 2006-06-08 | Kao Corp | 抗菌剤 |
-
1993
- 1993-11-26 JP JP31923593A patent/JPH07150194A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997028091A1 (en) * | 1996-01-29 | 1997-08-07 | Bausch & Lomb Incorporated | Swimming pool treatment |
| US5935518A (en) * | 1996-01-29 | 1999-08-10 | Bausch & Lomb Incorporated | Swimming pool treatment |
| JP2006143621A (ja) * | 2004-11-17 | 2006-06-08 | Kao Corp | 抗菌剤 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010130 |