JPH0714958B2 - プリンヌクレオシド誘導体 - Google Patents
プリンヌクレオシド誘導体Info
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- JPH0714958B2 JPH0714958B2 JP18365887A JP18365887A JPH0714958B2 JP H0714958 B2 JPH0714958 B2 JP H0714958B2 JP 18365887 A JP18365887 A JP 18365887A JP 18365887 A JP18365887 A JP 18365887A JP H0714958 B2 JPH0714958 B2 JP H0714958B2
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明はプリンヌクレオシド誘導体に関するものであ
る。
る。
ヌクレオシドやヌクレオチドをはじめとする核酸類縁物
質は、悪性腫瘍細胞などの必須代謝物質と拮抗して細胞
の発育,増殖を抑制するいわゆる代謝拮抗物質として、
またRNA合成阻害剤として、抗腫瘍剤、抗ウイルス剤を
はじめとする医薬、農薬その他の用途に広く用いられて
おり、たとえば2′−デオキシ−2′,2′−ジフルオロ
アデノシン誘導体(特開昭59−175498号公報参照)、3
−デオキシ−3−フルオロ−β−D−キシロフラノシド
誘導体(J.A.Wright他、Carbohydrate Research.,18,34
5(1971))、3′−デオキシ−フルオロアデノシン
(特開昭62−81397号公報参照)、3′−デオキシ−
3′−フルオロチミジン(P.Langen他、Pure&Appl.Che
m.,27,2463(1971))などが知られている。
質は、悪性腫瘍細胞などの必須代謝物質と拮抗して細胞
の発育,増殖を抑制するいわゆる代謝拮抗物質として、
またRNA合成阻害剤として、抗腫瘍剤、抗ウイルス剤を
はじめとする医薬、農薬その他の用途に広く用いられて
おり、たとえば2′−デオキシ−2′,2′−ジフルオロ
アデノシン誘導体(特開昭59−175498号公報参照)、3
−デオキシ−3−フルオロ−β−D−キシロフラノシド
誘導体(J.A.Wright他、Carbohydrate Research.,18,34
5(1971))、3′−デオキシ−フルオロアデノシン
(特開昭62−81397号公報参照)、3′−デオキシ−
3′−フルオロチミジン(P.Langen他、Pure&Appl.Che
m.,27,2463(1971))などが知られている。
このように含フッ素糖を有するヌクレオシドは抗腫瘍剤
や抗ウイルス剤として近年特に注目されている。それは
フッ素原子が水酸基と比較して電子等価性を有し、水酸
基に比較して炭素原子に対する結合力が極めて大きく、
不活性で、しかも水酸基に近似した原子サイズを有して
いるからである。従って水酸基をフッ素原子に置換する
と代謝拮抗作用などの面で優れた効果を期待しうる。
や抗ウイルス剤として近年特に注目されている。それは
フッ素原子が水酸基と比較して電子等価性を有し、水酸
基に比較して炭素原子に対する結合力が極めて大きく、
不活性で、しかも水酸基に近似した原子サイズを有して
いるからである。従って水酸基をフッ素原子に置換する
と代謝拮抗作用などの面で優れた効果を期待しうる。
しかしながら、2′−デオキシ−2′,2′−ジフルオロ
アデノシン誘導体であっては本来水酸基の存在しなかっ
た位置にもフッ素原子が存在し、3−デオキシ−3−フ
ルオロ−β−D−キシロフラノキシド誘導体にあって
は、リボースの形をとっていないなど、上記公知の含フ
ッ素糖はリボースや2−デオキシリボースの水酸基の立
体的位置のみにフッ素原子が置換されていないことがあ
る。従って、ヌクレオシドの構成単位であるリボースや
2−デオキシリボースが応用範囲が広いことがわかる。
アデノシン誘導体であっては本来水酸基の存在しなかっ
た位置にもフッ素原子が存在し、3−デオキシ−3−フ
ルオロ−β−D−キシロフラノキシド誘導体にあって
は、リボースの形をとっていないなど、上記公知の含フ
ッ素糖はリボースや2−デオキシリボースの水酸基の立
体的位置のみにフッ素原子が置換されていないことがあ
る。従って、ヌクレオシドの構成単位であるリボースや
2−デオキシリボースが応用範囲が広いことがわかる。
本発明者は、先にリボースの3位の水酸基の立体的位置
にフッ素原子を導入すべく研究検討した結果、新規な
3′−デオキシ−3−フルオロヌクレオシドを見出すに
至っている(前記特開昭62−81397号公報参照)。本発
明では、上記化合物の薬効を増強すべく鋭意検討を重ね
た結果、6位あるいは場合によって2位に置換基を有す
るヌクレオシド誘導体を見い出すに至った。本発明はこ
のプリンヌクレオシド誘導体に関する下記の発明であ
る。
にフッ素原子を導入すべく研究検討した結果、新規な
3′−デオキシ−3−フルオロヌクレオシドを見出すに
至っている(前記特開昭62−81397号公報参照)。本発
明では、上記化合物の薬効を増強すべく鋭意検討を重ね
た結果、6位あるいは場合によって2位に置換基を有す
るヌクレオシド誘導体を見い出すに至った。本発明はこ
のプリンヌクレオシド誘導体に関する下記の発明であ
る。
下記式[I]で表わされる3′−デオキシ−3′−フル
オロプリンヌクレオシド誘導体。
オロプリンヌクレオシド誘導体。
ただし、X:ハロゲン原子、 −NHCOR3,−SR4,−OR5,あるいはYがハロゲン原子の場
合−NH2 Y:水素原子、あるいはハロゲン原子 R1,R3,R4:水素原子あるいは置換基を有していてもよい
炭化水素基 R2,R5:置換基を有していてもよい炭化水素基 上記式[I]において6位の置換基Xは上記した種々の
ものを採用しうる。Xがハロゲンの場合、それはフッ素
原子、塩素原子、臭素原子、およびヨウ素原子から選ば
れ、特にフッ素原子と塩素原子が好ましい。また、Xが
塩素原子、臭素原子、あるいはヨウ素原子である化合物
は、Xがハロゲン以外の上記した基に変換するための中
間体として有用である。Xがアミノ基の誘導体である場
合、それは上記のように2級アミノ基、3級アミノ基、
およびアシルアミノ基である。2級アミノ基および3級
アミノ基 の場合、R1は水素原子あるいは置換基を有していてもよ
い炭化水素基であり、R2はR1と同一かあるいは異る置換
基を有していてもよい炭化水素基である。炭化水素基と
しては、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、
アルアルキル基があり、特に炭素数1〜24のアルキル
基、炭素数4〜8のシクロアルキル基、フェニル基、ベ
ンジル基などが好ましい。シクロアルキル基、アリール
基、ベンジル基などはアルキル基置換基を有していても
よい。また、これら炭化水素基には水酸基、アルコキシ
基、アシル基、アシルオキシ基,ハロゲン、その他の置
換基を有していてもよい。Xは、さらに−NHCOR3で表わ
されるアシルアミノ基であってもよい。R3は、R1やR2と
同様の置換基を有していてもよい炭化水素基であり、好
ましい炭化水素基も上記と同様である。
合−NH2 Y:水素原子、あるいはハロゲン原子 R1,R3,R4:水素原子あるいは置換基を有していてもよい
炭化水素基 R2,R5:置換基を有していてもよい炭化水素基 上記式[I]において6位の置換基Xは上記した種々の
ものを採用しうる。Xがハロゲンの場合、それはフッ素
原子、塩素原子、臭素原子、およびヨウ素原子から選ば
れ、特にフッ素原子と塩素原子が好ましい。また、Xが
塩素原子、臭素原子、あるいはヨウ素原子である化合物
は、Xがハロゲン以外の上記した基に変換するための中
間体として有用である。Xがアミノ基の誘導体である場
合、それは上記のように2級アミノ基、3級アミノ基、
およびアシルアミノ基である。2級アミノ基および3級
アミノ基 の場合、R1は水素原子あるいは置換基を有していてもよ
い炭化水素基であり、R2はR1と同一かあるいは異る置換
基を有していてもよい炭化水素基である。炭化水素基と
しては、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、
アルアルキル基があり、特に炭素数1〜24のアルキル
基、炭素数4〜8のシクロアルキル基、フェニル基、ベ
ンジル基などが好ましい。シクロアルキル基、アリール
基、ベンジル基などはアルキル基置換基を有していても
よい。また、これら炭化水素基には水酸基、アルコキシ
基、アシル基、アシルオキシ基,ハロゲン、その他の置
換基を有していてもよい。Xは、さらに−NHCOR3で表わ
されるアシルアミノ基であってもよい。R3は、R1やR2と
同様の置換基を有していてもよい炭化水素基であり、好
ましい炭化水素基も上記と同様である。
Xはさらに、−SR4や−OR5表わされる基であってもよ
い。R4は水素原子あるいは置換基を有していてもよい炭
化水素基であり、R5は置換基を有していてもよい炭化水
素基である。炭化水素基としては、前記R1やR2と同様の
炭化水素基であり、好ましい炭化水素基も前記と同様で
ある。
い。R4は水素原子あるいは置換基を有していてもよい炭
化水素基であり、R5は置換基を有していてもよい炭化水
素基である。炭化水素基としては、前記R1やR2と同様の
炭化水素基であり、好ましい炭化水素基も前記と同様で
ある。
後述Yがハロゲンである場合、Xは1級アミノ基(−NH
2)であってもよい。しかし、より好ましくはYがハロ
ゲンである場合であっても、Xは1級アミノ基以外の前
記の基である。
2)であってもよい。しかし、より好ましくはYがハロ
ゲンである場合であっても、Xは1級アミノ基以外の前
記の基である。
Yは水素原子であるかハロゲンであり、ハロゲンとして
は前記4種が適当であり、特にフッ素と塩素が好まし
い。特に好ましいYは水素原子である。
は前記4種が適当であり、特にフッ素と塩素が好まし
い。特に好ましいYは水素原子である。
上記のような炭化水素基、および置換基を有する炭化水
素基としては、たとえば下記のような基が適当である
が、本発明においてはこれらに限られるものではない。
素基としては、たとえば下記のような基が適当である
が、本発明においてはこれらに限られるものではない。
メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル
基、デシル基、ドデシル基、テトラデシル基、ヘキサデ
シル基、オクタデシル基、アイコシル基、シクロペンチ
ル基、シクロヘキシル基、シクロオクチル基、ヒドロキ
シメチル基、β−ヒドロキシエチル基、γ−ヒドロキシ
プロピル基、フェニル基、ベンジル基。
基、デシル基、ドデシル基、テトラデシル基、ヘキサデ
シル基、オクタデシル基、アイコシル基、シクロペンチ
ル基、シクロヘキシル基、シクロオクチル基、ヒドロキ
シメチル基、β−ヒドロキシエチル基、γ−ヒドロキシ
プロピル基、フェニル基、ベンジル基。
本発明の化合物は、種々の方法で合成することができ
る。たとえば、前記特開昭62−81397号公報記載の3−
デオキシ−3−フルオロリボフラノース誘導体や3′−
デオキシ−3′−フルオロアデノシンより合成される。
たとえば、3−デオキシ−3−フルオロリボフラノシル
ハライドや1位の水酸基がアシル化された3−デオキシ
−3−フルオロリボフラノースと2−あるいは2,6−置
換プリン誘導体より、公知のグリコシル化により本発明
の化合物を合成することができる。フラノシルハライド
を用いたグリコシル化方法としては、たとえばメルクリ
法、シアン化水銀法、Hilbert−Johnson法、Robins法
(J.Am.Chem.Soc,106,6379(1984))などを用いること
ができ、アシル化物を用いたグリコシル化方法として
は、溶融法、シリル化塩基−ルイス酸法などを用いるこ
とができる。
る。たとえば、前記特開昭62−81397号公報記載の3−
デオキシ−3−フルオロリボフラノース誘導体や3′−
デオキシ−3′−フルオロアデノシンより合成される。
たとえば、3−デオキシ−3−フルオロリボフラノシル
ハライドや1位の水酸基がアシル化された3−デオキシ
−3−フルオロリボフラノースと2−あるいは2,6−置
換プリン誘導体より、公知のグリコシル化により本発明
の化合物を合成することができる。フラノシルハライド
を用いたグリコシル化方法としては、たとえばメルクリ
法、シアン化水銀法、Hilbert−Johnson法、Robins法
(J.Am.Chem.Soc,106,6379(1984))などを用いること
ができ、アシル化物を用いたグリコシル化方法として
は、溶融法、シリル化塩基−ルイス酸法などを用いるこ
とができる。
3′−デオキシ−3′−フルオロアデノシンなどのプリ
ンヌクレオシドよりその6位あるいは2,6−位に置換基
を導入する方法としては、該アデノシンの6位をアルキ
ル基やアシル基で修飾する方法、6位のアミノ基を水酸
基に変える方法、およびさらに6位の水酸基をハロゲン
に変え、またさらに該ハロゲンをメトカブト体やアルキ
ルアミノ体に変える方法などを用いることができる。具
体的に、たとえば、上記アデノシンにアデノシンデアミ
ナーゼを作用させて6−OH体に変え、他の水酸基を適宜
保護して6−OH体をN,N−ジメチルアニリンなどの塩基
の存在下、オキシ塩化リンを反応させて6−クロロ体に
変えることができる。また、6−クロロ体に、硫化水素
やチオールを反応させてメトカプト体に、アルキルアミ
ンを反応させてアルキルアミノ体に、ジアルキルアミン
を反応させてジアルキルアミノ体に変えることができ
る。
ンヌクレオシドよりその6位あるいは2,6−位に置換基
を導入する方法としては、該アデノシンの6位をアルキ
ル基やアシル基で修飾する方法、6位のアミノ基を水酸
基に変える方法、およびさらに6位の水酸基をハロゲン
に変え、またさらに該ハロゲンをメトカブト体やアルキ
ルアミノ体に変える方法などを用いることができる。具
体的に、たとえば、上記アデノシンにアデノシンデアミ
ナーゼを作用させて6−OH体に変え、他の水酸基を適宜
保護して6−OH体をN,N−ジメチルアニリンなどの塩基
の存在下、オキシ塩化リンを反応させて6−クロロ体に
変えることができる。また、6−クロロ体に、硫化水素
やチオールを反応させてメトカプト体に、アルキルアミ
ンを反応させてアルキルアミノ体に、ジアルキルアミン
を反応させてジアルキルアミノ体に変えることができ
る。
以下、本発明を実施例により具体的に説明するが、本発
明はこれら実施例の化合物のみに限定されるものではな
い。
明はこれら実施例の化合物のみに限定されるものではな
い。
参考例 3′−デオキシ−3′−フルオロイノシン 3′−デオキシ−3′−フルオロ−アデノシン(46mg,1
84μmol)にBovine Adenosine deaminase(9mg,8U)、1
M Tris緩衝液(pH7.5,460μ)を加え、水を加えて全
量を4.6mlとし、33℃で2時間放置した。
84μmol)にBovine Adenosine deaminase(9mg,8U)、1
M Tris緩衝液(pH7.5,460μ)を加え、水を加えて全
量を4.6mlとし、33℃で2時間放置した。
反応液はゲル濾過(Sephadex G−15,1.3×26.5cm,50mA
TEAA 緩衝液pH7.0)した後に減圧下濃縮し、C−18シ
リカゲルカラムクロマトグラフィーで精製した。(46m
g,99.3%)針状晶(m.p.220.2〜222.3℃)。1 H−NMR(DMSO−d6): δ8.33ppm(S,1H),8.08ppm(S,1H), 5.91ppm(d,1H),3.61ppm(bm,2H)。19 F−NMR(DMSO−d6 CCl3F基準): −193.26ppm(ddd,J=26.8,28.4,56.6Hz)。
TEAA 緩衝液pH7.0)した後に減圧下濃縮し、C−18シ
リカゲルカラムクロマトグラフィーで精製した。(46m
g,99.3%)針状晶(m.p.220.2〜222.3℃)。1 H−NMR(DMSO−d6): δ8.33ppm(S,1H),8.08ppm(S,1H), 5.91ppm(d,1H),3.61ppm(bm,2H)。19 F−NMR(DMSO−d6 CCl3F基準): −193.26ppm(ddd,J=26.8,28.4,56.6Hz)。
3′−デオキシ−3′−フルオロ−2′,5′−O−ジ
アセチルイノシン 3′−デオキシ−3′−フルオロ−イノシン1.5gを無水
ピリジン(20ml)に溶解し、DMAP(200mg)、Ac2O(2m
l)を加え室温で一晩撹拌した。
アセチルイノシン 3′−デオキシ−3′−フルオロ−イノシン1.5gを無水
ピリジン(20ml)に溶解し、DMAP(200mg)、Ac2O(2m
l)を加え室温で一晩撹拌した。
反応液は氷水を加えた後に酢酸エチル−0.5Mリン酸−カ
リウム溶液で抽出し、AcOEt層を乾燥後減圧下濃縮し、
残査をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し
た。
リウム溶液で抽出し、AcOEt層を乾燥後減圧下濃縮し、
残査をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し
た。
9−(3−デオキシ−3−フルオロ−2,5−O−ジア
セチル−β−D−リボフラノシル−6−クロロプリン 2′,5′−ジアセチル−3′−フルオロイノシン(48m
g,136μmol)をオキシ塩化リン(1ml)に溶解し、N,N−
ジメチルアニリン(0.1ml)を加え、1.5時間加熱還流し
た。反応液は減圧下濃縮した後に酢酸エチルエステルに
溶解し、飽和重曹水で洗浄した。酢酸エチル層を硫酸マ
グネシウムで乾燥し減圧下濃縮し、残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーで精製し、表掲化合物を(42m
g,112μmol,82.6%)得た。
セチル−β−D−リボフラノシル−6−クロロプリン 2′,5′−ジアセチル−3′−フルオロイノシン(48m
g,136μmol)をオキシ塩化リン(1ml)に溶解し、N,N−
ジメチルアニリン(0.1ml)を加え、1.5時間加熱還流し
た。反応液は減圧下濃縮した後に酢酸エチルエステルに
溶解し、飽和重曹水で洗浄した。酢酸エチル層を硫酸マ
グネシウムで乾燥し減圧下濃縮し、残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーで精製し、表掲化合物を(42m
g,112μmol,82.6%)得た。
実施例1 9−(3−デオキシ−3−フルオロ−β−D−リボフラ
ノシル)−6−クロロプリン[式[I]においてXが塩
素原子、Yが水素原子である化合物]の合成 参考例で合成した9−(3−デオキシ−3−フルオロ−
2,5−O−ジアセチル−β−リボフラノシル)−6−ク
ロロプリン(7mg,19μmol)に濃アンモニア水(4ml)を
加え、室温で10時間撹拌した。反応液は減圧下濃縮した
後にC−18シリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製
し、表掲化合物を(5.1mg,18μmol,94.0%)得た。19 F−NMR(D2O,CCl3F基準): −196.28ppm(ddd,J=25.9,27.8,51.8Hz)。
ノシル)−6−クロロプリン[式[I]においてXが塩
素原子、Yが水素原子である化合物]の合成 参考例で合成した9−(3−デオキシ−3−フルオロ−
2,5−O−ジアセチル−β−リボフラノシル)−6−ク
ロロプリン(7mg,19μmol)に濃アンモニア水(4ml)を
加え、室温で10時間撹拌した。反応液は減圧下濃縮した
後にC−18シリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製
し、表掲化合物を(5.1mg,18μmol,94.0%)得た。19 F−NMR(D2O,CCl3F基準): −196.28ppm(ddd,J=25.9,27.8,51.8Hz)。
実施例2 9−(3−デオキシ−3−フルオロ−β−D−リボフラ
ノシル)−6−メルカプトプリン[式[I]においてX
がメルカプト基、Yが水素原子である化合物]の合成 実施例1で得た生成物(20mg,5μmol)に1Mナトリウム
メトキシドメタノール溶液に0℃で硫化水素を飽和した
ものを3ml加え、70℃で10時間放置した。反応液は減圧
下留去し、残渣を酢酸で中和した後にC−18シリカゲル
カラムクロマトグラフィーで精製し、表掲化合物を(1
3.4mg,53μmol,98.9%)得た。1 H−NMR(D2O): δ3.98ppm(d,2H),4.57−6.70ppm(m,3H), 6.26ppm(d.1H,J=7.7Hz),8.38ppm(S,1H), 8.51ppm(s,1H)。19 F−NMR(D2O,CCl3F基準): −196.51ppm(ddd,J=24.9,27.8,54.0Hz)。
ノシル)−6−メルカプトプリン[式[I]においてX
がメルカプト基、Yが水素原子である化合物]の合成 実施例1で得た生成物(20mg,5μmol)に1Mナトリウム
メトキシドメタノール溶液に0℃で硫化水素を飽和した
ものを3ml加え、70℃で10時間放置した。反応液は減圧
下留去し、残渣を酢酸で中和した後にC−18シリカゲル
カラムクロマトグラフィーで精製し、表掲化合物を(1
3.4mg,53μmol,98.9%)得た。1 H−NMR(D2O): δ3.98ppm(d,2H),4.57−6.70ppm(m,3H), 6.26ppm(d.1H,J=7.7Hz),8.38ppm(S,1H), 8.51ppm(s,1H)。19 F−NMR(D2O,CCl3F基準): −196.51ppm(ddd,J=24.9,27.8,54.0Hz)。
実施例3 9−(3−デオキシ−3−フルオロ−β−D−リボフラ
ノシル)−6−メチルチオプリン[式[I]においてX
がメチルチオ基であり、Yが水素原子である化合物]の
合成 実施例2で得た生成物(5.4mg,22μmol)にメタノール
(200μl)、ナトリウムメトキシド(f:5.19,11μl)
を加え、撹拌下ヨウ化メチル(11μl)を滴下し室温で
30分間撹拌した。反応液は減圧下留去後酢酸で中和し、
C−18シリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、
表掲化合物を(3.3mg,12.5μmol,57.9%)得た。
ノシル)−6−メチルチオプリン[式[I]においてX
がメチルチオ基であり、Yが水素原子である化合物]の
合成 実施例2で得た生成物(5.4mg,22μmol)にメタノール
(200μl)、ナトリウムメトキシド(f:5.19,11μl)
を加え、撹拌下ヨウ化メチル(11μl)を滴下し室温で
30分間撹拌した。反応液は減圧下留去後酢酸で中和し、
C−18シリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、
表掲化合物を(3.3mg,12.5μmol,57.9%)得た。
実施例4 9−(3−デオキシ−3−フルオロ−β−D−リボフラ
ノシル)−6−メチルアミノプリン[式[I]において
Xがメチルアミノ基であり、Yが水素原子である化合
物]の合成参考例で得た生成物(10mg,26.8μmol)に
40%メチルアミンメタノール溶液(5ml)を加え、100℃
で10時間放置した。反応液は減圧留去し、残渣に氷水下
で2N−NaOH(1ml)を加え1時間撹拌し、酢酸で中和し
た後C−18シリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製
し、表掲化合物を(1.8mg,7.3μmol,27.1%)得た。1 H−NMR(D2O): δ3.20ppm(s,3H),4.07ppm(m,2H), 4.62−5.80ppm(m,3H), 6.30ppm(d,1H,J=7.7Hz),8.39ppm(s,1H), 8.58ppm(s,1H)。19 F−NMR(D2O,CCl3F基準): −196.51ppm(ddd,J=25.9,28.3,53.7Hz)。
ノシル)−6−メチルアミノプリン[式[I]において
Xがメチルアミノ基であり、Yが水素原子である化合
物]の合成参考例で得た生成物(10mg,26.8μmol)に
40%メチルアミンメタノール溶液(5ml)を加え、100℃
で10時間放置した。反応液は減圧留去し、残渣に氷水下
で2N−NaOH(1ml)を加え1時間撹拌し、酢酸で中和し
た後C−18シリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製
し、表掲化合物を(1.8mg,7.3μmol,27.1%)得た。1 H−NMR(D2O): δ3.20ppm(s,3H),4.07ppm(m,2H), 4.62−5.80ppm(m,3H), 6.30ppm(d,1H,J=7.7Hz),8.39ppm(s,1H), 8.58ppm(s,1H)。19 F−NMR(D2O,CCl3F基準): −196.51ppm(ddd,J=25.9,28.3,53.7Hz)。
実施例5 9−(3−デオキシ−3−フルオロ−β−D−リボフラ
ノシル)−6−ジメチルアミノプリン[式[I]におい
てXがジメチルアミノ基であり、Yが水素原子である化
合物]の合成 メチルアミンの代りにジメチルアミンを用い、実施例4
と同様に操作し表掲化合物を得た。1 H−NMR(DMSO−d6): δ3.31(s,6H),4.05(m,2H),4.51−5.59(m,3H), 6.28(m,1H),8.25(s,1H),8.54(s,1H)。19 F−NMR(DMSO−d6,CCl3F基準): −195.8(ddd,J=25.3,28.7,53.6Hz)。
ノシル)−6−ジメチルアミノプリン[式[I]におい
てXがジメチルアミノ基であり、Yが水素原子である化
合物]の合成 メチルアミンの代りにジメチルアミンを用い、実施例4
と同様に操作し表掲化合物を得た。1 H−NMR(DMSO−d6): δ3.31(s,6H),4.05(m,2H),4.51−5.59(m,3H), 6.28(m,1H),8.25(s,1H),8.54(s,1H)。19 F−NMR(DMSO−d6,CCl3F基準): −195.8(ddd,J=25.3,28.7,53.6Hz)。
実施例6 9−(3−デオキシ−3−フルオロ−β−D−リボフラ
ノシル)−2,6−ジクロロプリン[式[I]においてX
とYがいずれも塩素原子である化合物]の合成 特開昭62−813971号公報記載の3−デオキシ−3−フル
オロ−β−D−リボフラノシル誘導体より常法により3
−デオキシ−3−フルオロ−2,5−ジベンゾイル−β−
D−リボフラノシルアセタートを製造し、この2.1g(5.
25mmol)に2,6−ジクロロプリン1.0g(5.3mmol)を加
え、減圧下135℃に加熱する。10分後放冷し、p−トル
エンスルホン酸31mgを加え、減圧下、140℃で30分加熱
した。反応混合物をクロロホルムに懸濁させ、飽和炭酸
水素ナトリウム水を加え、クロロホルム抽出した。カラ
ムクロマトグラフ精製(トルエン−酢酸エチル=20/1→
10/1)し、9−(3−デオキシ−3−フルオロ−2,5−
O−ジベンゾイル−β−D−リボフラノシル)−2,6−
ジクロロプリン1.68g(収率60%)を得た。1 H−NMR(CDCl3): δ3.8−7.0(m,6H),7.0−8.2(m,11H), 8.26(s,1H)。19 F−NMR(CDCl3,CCl3F基準): −198.6(ddd,J=18.5,24.9,53.2Hz)。
ノシル)−2,6−ジクロロプリン[式[I]においてX
とYがいずれも塩素原子である化合物]の合成 特開昭62−813971号公報記載の3−デオキシ−3−フル
オロ−β−D−リボフラノシル誘導体より常法により3
−デオキシ−3−フルオロ−2,5−ジベンゾイル−β−
D−リボフラノシルアセタートを製造し、この2.1g(5.
25mmol)に2,6−ジクロロプリン1.0g(5.3mmol)を加
え、減圧下135℃に加熱する。10分後放冷し、p−トル
エンスルホン酸31mgを加え、減圧下、140℃で30分加熱
した。反応混合物をクロロホルムに懸濁させ、飽和炭酸
水素ナトリウム水を加え、クロロホルム抽出した。カラ
ムクロマトグラフ精製(トルエン−酢酸エチル=20/1→
10/1)し、9−(3−デオキシ−3−フルオロ−2,5−
O−ジベンゾイル−β−D−リボフラノシル)−2,6−
ジクロロプリン1.68g(収率60%)を得た。1 H−NMR(CDCl3): δ3.8−7.0(m,6H),7.0−8.2(m,11H), 8.26(s,1H)。19 F−NMR(CDCl3,CCl3F基準): −198.6(ddd,J=18.5,24.9,53.2Hz)。
次いで合成したジベンゾイル体24mg(0.045mmol)をピ
リジン(0.5ml)に溶解し、28%アンモニア水(3ml)を
加え12時間、室温で撹拌した。トリエチルアミン−酢酸
緩衝液を用い、C−18シリカゲルカラムで精製し、表掲
化合物6mgを得た。1 H−NMR(acetone−d6): δ3.86(d,J=3.6Hz,2H),4.0−4.8(m,4H), 6.55(d,J=4.3Hz,1H),7.2(br s,1H), 7.7(br s,1H),8.34(s,1H)。1 H−NMR(acetone−d6,CCl3F基準): −193.2(dt,J=55.1,24.4Hz)。
リジン(0.5ml)に溶解し、28%アンモニア水(3ml)を
加え12時間、室温で撹拌した。トリエチルアミン−酢酸
緩衝液を用い、C−18シリカゲルカラムで精製し、表掲
化合物6mgを得た。1 H−NMR(acetone−d6): δ3.86(d,J=3.6Hz,2H),4.0−4.8(m,4H), 6.55(d,J=4.3Hz,1H),7.2(br s,1H), 7.7(br s,1H),8.34(s,1H)。1 H−NMR(acetone−d6,CCl3F基準): −193.2(dt,J=55.1,24.4Hz)。
実施例7 9−(3−デオキシ−3−フルオロ−β−D−リボフラ
ノシル)−2−クロロ−6−アミノプリン[式[I]に
おいてXがアミノ基であり、Yが塩素原子である化合
物]の合成 実施例6で製造したジクロロ体388mg(0.7mmol)にアン
モニアの飽和メタノール溶液5mlを加え100℃で10時間放
置した。溶媒を減圧下留去し、残渣をC−18シリカゲル
カラムクロマトグラフィーで精製し表掲化合物を136mg
(0.5mmol)得た。1 H−NMR(D2O): δ4.20(bd,2H),4.5−5.7(m,3H).6.17(d,1H), 7.61(s,1H)。19 F−NMR(D2O,CCl3F基準): −195.7(ddd,J=25.4,28.3,54.2Hz)。
ノシル)−2−クロロ−6−アミノプリン[式[I]に
おいてXがアミノ基であり、Yが塩素原子である化合
物]の合成 実施例6で製造したジクロロ体388mg(0.7mmol)にアン
モニアの飽和メタノール溶液5mlを加え100℃で10時間放
置した。溶媒を減圧下留去し、残渣をC−18シリカゲル
カラムクロマトグラフィーで精製し表掲化合物を136mg
(0.5mmol)得た。1 H−NMR(D2O): δ4.20(bd,2H),4.5−5.7(m,3H).6.17(d,1H), 7.61(s,1H)。19 F−NMR(D2O,CCl3F基準): −195.7(ddd,J=25.4,28.3,54.2Hz)。
実施例8 9−(3−デオキシ−3−フルオロ−β−D−リボフラ
ノシル)−2−クロロ−6−メチルアミノプリン[式
[I]においてXがメチルアミノ基であり、Yが塩素原
子である化合物]の合成 アンモニアの代りにメチルアミンを用い、実施例7と同
様に操作し、表掲化合物を得た。1 H−NMR(D2O): δ3.00(s,3H),3.98(m,2H),4.45−5.62(m,3H), 6.15(bd,J=7.8,1H),7.55(S,1H)。19 F−NMR(D2O,CCl3F基準): −196.4(ddd,J=24.4,28.3,51.3Hz)。
ノシル)−2−クロロ−6−メチルアミノプリン[式
[I]においてXがメチルアミノ基であり、Yが塩素原
子である化合物]の合成 アンモニアの代りにメチルアミンを用い、実施例7と同
様に操作し、表掲化合物を得た。1 H−NMR(D2O): δ3.00(s,3H),3.98(m,2H),4.45−5.62(m,3H), 6.15(bd,J=7.8,1H),7.55(S,1H)。19 F−NMR(D2O,CCl3F基準): −196.4(ddd,J=24.4,28.3,51.3Hz)。
実施例9 3′−デオキシ−3′−フルオロ−N6−パルミトイルア
デノシン[式[I]においてXがパルミトイルアミノ基
であり、Yが水素原子である化合物]の合成 3′−デオキシ−3′−フルオロアデノシン38.8mg(0.
14mmol)をピリジン(1ml)に溶解し、パルミトイルク
ロリド190mg(0.7mmol)を加え12時間反応させた。反応
混合物からピリジンを留去し、エタノール(1ml)に溶
解し、2N−水酸化ナトリウム溶液(1ml)−ピリジン
(0.5ml)を加え、1時間反応させた。反応混合物をア
ンバーライトCG−120(H+型)を通し、さらにシリカゲ
ルカラムクロマトグラフ(クロロホルム−メタノール=
20/1)精製し、表掲化合物(26mg)を得た。1 H−NMR(CDCl3): δ0.84(J=7.2Hz),1.24(m,26H), 2.1−2.4(m,2H),4.0−5.1(m,5H), 8.21(s,1H),8.64(s,1H)。19 F−NMR(CDCl3,CCl3F基準): −190.7(dt,J=28.3,53.7)。
デノシン[式[I]においてXがパルミトイルアミノ基
であり、Yが水素原子である化合物]の合成 3′−デオキシ−3′−フルオロアデノシン38.8mg(0.
14mmol)をピリジン(1ml)に溶解し、パルミトイルク
ロリド190mg(0.7mmol)を加え12時間反応させた。反応
混合物からピリジンを留去し、エタノール(1ml)に溶
解し、2N−水酸化ナトリウム溶液(1ml)−ピリジン
(0.5ml)を加え、1時間反応させた。反応混合物をア
ンバーライトCG−120(H+型)を通し、さらにシリカゲ
ルカラムクロマトグラフ(クロロホルム−メタノール=
20/1)精製し、表掲化合物(26mg)を得た。1 H−NMR(CDCl3): δ0.84(J=7.2Hz),1.24(m,26H), 2.1−2.4(m,2H),4.0−5.1(m,5H), 8.21(s,1H),8.64(s,1H)。19 F−NMR(CDCl3,CCl3F基準): −190.7(dt,J=28.3,53.7)。
Claims (1)
- 【請求項1】下記式[I]で表わされる3′−デオキシ
−3′−フルオロプリンヌクレオシド誘導体。 ただし、X:ハロゲン原子、 −NHCOR3,−SR4,−OR5,あるいはYがハロゲン原子の場
合−NH2 Y:水素原子、あるいはハロゲン原子 R1,R3,R4:水素原子あるいは置換基を有していてもよい
炭化水素基 R2,R5:置換基を有していてもよい炭化水素基
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18365887A JPH0714958B2 (ja) | 1987-07-24 | 1987-07-24 | プリンヌクレオシド誘導体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18365887A JPH0714958B2 (ja) | 1987-07-24 | 1987-07-24 | プリンヌクレオシド誘導体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6429394A JPS6429394A (en) | 1989-01-31 |
JPH0714958B2 true JPH0714958B2 (ja) | 1995-02-22 |
Family
ID=16139663
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18365887A Expired - Fee Related JPH0714958B2 (ja) | 1987-07-24 | 1987-07-24 | プリンヌクレオシド誘導体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0714958B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0667940B2 (ja) * | 1989-03-30 | 1994-08-31 | 日本製紙株式会社 | 2’,3’‐ジデオキシプリンヌクレオシド類の製造方法 |
CN103819524B (zh) * | 2014-03-04 | 2016-04-13 | 郑州格然林医药科技有限公司 | 3’-氟取代嘌呤核苷类似物、其制备方法及其应用 |
-
1987
- 1987-07-24 JP JP18365887A patent/JPH0714958B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6429394A (en) | 1989-01-31 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |