JPH0714946Y2 - 光学式センサ - Google Patents

光学式センサ

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JPH0714946Y2
JPH0714946Y2 JP1989044619U JP4461989U JPH0714946Y2 JP H0714946 Y2 JPH0714946 Y2 JP H0714946Y2 JP 1989044619 U JP1989044619 U JP 1989044619U JP 4461989 U JP4461989 U JP 4461989U JP H0714946 Y2 JPH0714946 Y2 JP H0714946Y2
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optical element
optical
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wall surface
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JPH02135893U (ja
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秀昭 貝野
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Denso Ten Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 通気性のある外部筐体内に光学素子を設置する構造の光
学式センサに関し、 光学素子の表面と、該素子の光軸が通過する外部筐体立
壁面の防水および結露防止を目的とし、 一面を開放した外部筐体の該開放面側から該外部筐体に
適合する形状の内部筐体を挿入することにより、該内部
筐体に固定された素子ホルダで支持される光学素子の光
軸が、該内部筐体の挿入方向と平行な外部筐体立壁面に
直交する構造の光学式センサにおいて、筒状のゴムリン
グを該光学素子の周囲に固定し、その先端を前記立壁面
に圧接させることにより、該光学素子の表面から該立壁
面までの空間を密封するよう構成する。
〔産業上の利用分野〕
本考案は通気性のある外部筐体内に光学素子を設置する
構造の光学式センサに関する。
降雨量に応じて自動的にワイパの動作周期を可変するオ
ートワイパ装置は、雨滴の検出にレインセンサを用い
る。このレインセンサは検知領域を通過する雨滴を検出
することができ、通常第5図のように車両Cのボンネッ
トB上に取付けられる。斜線部がその取付部Aである。
この種のレインセンサには各種の方式があるが、光学式
のレインセンサは発光素子と受光素子を一定距離隔てて
対向させ、その間を雨滴検知領域とする。この雨滴検知
領域を雨滴が通過すると、受光素子へ入射光量が減少す
るため、受光素子の出力レベルを監視することで雨滴の
有無を判別できる。
本考案はこの様な光学式センサの誤動作要因になる結露
等を未然に防止しようとするものである。
〔従来の技術〕
第6図は従来の光学式レインセンサの断面図である。こ
のレインセンサは樹脂製の外部筐体10の内部に板金製の
内部筐体20を挿入して固定したもので、内部筐体20の上
側には樹脂製の素子ホルダ21が超音波溶着等で固着さ
れ、その中には発光または受光用の光学素子22が圧入し
てある。内部筐体20の内部には、処理回路用の基板23が
収容されている。この基板23は処理回路用の電子部品24
が搭載され、また光学素子22のリード25が半田付けされ
る。26は回路基板23の周囲を覆う防湿ポッティング材で
ある。
外部筐体10は素子ホルダ21を収容する膨出部11と、雨滴
検知領域となる凹陥部12を有し、光学素子22の表面と対
向する立壁面13は、該素子22の光軸と直交する透光性を
有した光学的な窓部となっている。第6図は1つのレイ
ンセンサの左半分だけを示し、該センサの右半分はこれ
と対称的な構造を有する。
このレインセンサはボッネットB(第5図)の後端を挾
持するブラケット30を用いて取付部A(第5図)に取付
けられる。このときボンネットBの表面を保護し、また
取付けの安定性を確保するために、ゴム製のブーツ40を
介在させる。
〔考案が解決しようとする課題〕
上述したレインセンサはボッネット上に設置されるた
め、雨滴や洗浄水が外部筐体10とブーツ40の隙間から内
部に侵入し易い。また、外部筐体10の内部と外部の温度
差が冷熱サイクルによって大きく変化するため、筐体内
の大気中の水分が結露し易い。このような環況条件を想
定し、回路基板23はポッティング材26で防湿、防水対策
をしている。
しかしながら、光学素子22に対してはこの手法を用いる
ことができず、また外部筐体10内は特別な密閉空間では
ない(通気性がある)ので、光学素子22の表面や外部筐
体10の立壁面13内側が結露したり外部から侵入した水滴
が付着する。前述したように光学式のレインセンサ構造
では、結露等によって光が乱反射し、発光素子から検知
領域12への発光量が低下したり、受光素子へ入射する光
量が低下すると、誤動作(誤検知)する。
この点を改善するために、(1)外部筐体10にゴムブー
ツ40を接着して外部筐体10内を密封状態にするか、
(2)外部筐体の立壁面13の内側に結露防止処理材を塗
布するか、(3)素子ホルダ21と立壁面13の間にOリン
グを介在させること等が考えられる。しかしながら、
(1)の方法は通気性構造の必要性(内部気圧の変動を
回避するため)から採用できず、また(2)の方法は信
頼性が保障されない難点がある。
これに対し(3)の方法は最も実用性が高い。ところ
が、内部筐体20は立壁面13と平行な方向に押し込むだけ
であるから、ホルダ21と立壁面13の間にOリングを圧縮
して介在させることは難しい。仮に内部筐体20を僅かに
横方向へ移動できるようにしても、一方のホルダと立壁
面の間のOリングを圧縮したとき、逆側のホルダと立壁
面の間隔は広がってその間のOリングは伸張してしま
う。
本考案は筒状のゴムリングを用いることにより、光学素
子と外部筐体の立壁面との間に密封空間を作ろうとする
ものである。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本考案の原理図で、10は外部筐体、13はその立
壁面、20は内部筐体、21は素子ホルダ、22は光学素子、
50は筒状のゴムリングである。
〔作用〕
ゴムリング50は光学素子22の周囲に装着してあり、その
先端は内部筐体20を挿入するとき外部筐体10の立壁面13
に圧接しながら移動する。このため、内部筐体20の挿入
後は光学素子22の表面から立壁面13にかけてゴムリング
50で囲まれた密封空間が形成されるので、外部筐体10の
内部が通気性構造であっても光学素子22の表面や立壁面
13の内面に結露したり、外部から侵入した水滴が付着す
ることがない。
通常のOリングは軸方向の寸法が短かいため、ホルダ21
と立壁面13の間に介在させるのが限界で、光学素子22の
周囲に装着することはできない。これに対し本考案のゴ
ムリング50は筒状であるので、大半を光学素子22の周囲
に装着して固定することができる。このため、その軸方
向の寸法を僅かに(例えば0.25mm)長くしておくだけで
立壁面13に圧接する。
〔実施例〕
第2図は本考案の一実施例を示す断面図で、10は外部筐
体、20は内部筐体、30は取付用ブラケット、40はゴムブ
ーツ、50は筒状のゴムリングである。内部筐体20の下面
に電子部品40を搭載した回路基板23を収容し、その周囲
を防湿ポッティング材26で覆う点、並びに内部筐体20の
上面に素子ホルダ21を固定してその中に光学素子22を保
持した点、更に該素子22のリード25を基板23の半田付け
した点は第6図と同様である。
本例ではホルダ21とゴムリング50を同時成形し、両者を
熱圧着方式で密着させている。このときホルダ21に凹部
27を形成し、ゴムリング50との接着面積を増加して両者
の結合を堅固にしてある。28はゴムリング50の大半を支
持するガイド部で、ホルダ21の内側を筒状に突出させて
形成したものである。このガイド部28を長くするとゴム
リング50の変形可能部分は短かくなり、挿入時のゴムリ
ング50の有害な変形が少なくなる。
つまり、第6図のように軸方向の寸法が光学素子22を支
持するだけの長さに形成されたホルダ21にゴムリング50
を装着すると、第3図のように挿入時にゴムリング50が
立壁面13との摩擦で変形し、そのまま挿入されると下側
に隙間ができて光学素子22と立壁面13との間を密封でき
ない可能性がある。しかも、組立後の状態を外部からは
全く検査できないので、信頼性を高めるためにはガイド
部28は長い方がよい。
第4図は本考案の他の実施例を示す要部断面図である。
本例は素子ホルダ21とゴムリング50を全て同じゴム素材
で一体的に形成し、内部には補強用の円筒スペーサ29を
同時成形してある。このようにしても第2図と同様の密
封効果を実現できる。
尚、本考案は例示したレインセンサに限定されず、通気
性構造の筐体内に光学素子を設置する他のセンサにも適
用される。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案によれば、内部気圧の変動を回
避するため通気性構造とした筐体内に光学素子を設置す
るセンサの、該光学素子表面および該光学素子の光軸が
直交する筐体壁面を防水し、また結露を防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の原理図、 第2図は本考案の一実施例を示す断面図、 第3図は本考案の基礎となる構造図、 第4図は本考案の他の実施例の要部断面図、 第5図はレインセンサ取付部の説明図、 第6図は従来のレインセンサの一例を示す断面図であ
る。 図中、10は外部筐体、13はその立壁面、20は内部筐体、
21は素子ホルダ、22は光学素子、27は凹部、28はガイド
部、29はスペーサである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01B 11/00 Z

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対の光学素子をそれぞれ個別に収納する
    一対の膨出部(11)と該一対の光学素子間に検知領域を
    形成する凹陥部(12)とが形成され一面を開放した外部
    筐体(10)と、該外部筐体(10)に適合する形状の内部
    筐体(20)と、該内部筐体(20)に固定された素子ホル
    ダ(21)で支持される前記一対の光学素子(22)とを備
    え、前記外部筐体(10)の開放面から前記内部筐体を挿
    入することにより前記光学素子が前記膨出部に収納され
    ると共に、該光学素子の光軸が前記膨出部の一面を形成
    する該内部筐体(20)の挿入方向と平行な外部筐体立壁
    面(13)に直交する構造の光学式センサにおいて、 筒状のゴムリング(50)を該光学素子(22)の周囲に固
    定し、該光学素子を前記膨出部に収納する際その先端を
    前記立壁面(13)に圧接させることにより、該光学素子
    (22)の表面から該立壁面(13)までの空間を密封する
    構造としてなることを特徴とする光学式センサ。
JP1989044619U 1989-04-17 1989-04-17 光学式センサ Expired - Lifetime JPH0714946Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH02135893U JPH02135893U (ja) 1990-11-13
JPH0714946Y2 true JPH0714946Y2 (ja) 1995-04-10

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61214317A (ja) * 1985-03-19 1986-09-24 サンクス株式会社 光電スイツチ
JPS6423687U (ja) * 1987-07-31 1989-02-08

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JPH02135893U (ja) 1990-11-13

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