JPH07149419A - 物流システム - Google Patents

物流システム

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JPH07149419A
JPH07149419A JP5320837A JP32083793A JPH07149419A JP H07149419 A JPH07149419 A JP H07149419A JP 5320837 A JP5320837 A JP 5320837A JP 32083793 A JP32083793 A JP 32083793A JP H07149419 A JPH07149419 A JP H07149419A
Authority
JP
Japan
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article
data
station
carriage
request data
Prior art date
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Pending
Application number
JP5320837A
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English (en)
Inventor
Minoru Ohashi
稔 大橋
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
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Publication of JPH07149419A publication Critical patent/JPH07149419A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 上位CPUの通信負荷を軽減する。 【構成】 上位CPU9は、バケットBがピッキングス
テーションに到達する以前に要求データをピッキングス
テーションコントローラ10に先渡しし、ピッキングス
テーションコントローラ10は要求データをRAM13
に格納しておく。バケットBに備えられたIDタグ14
のデータをIDリーダ4が読み取り、該当する要求デー
タに従って、ピッキングステーションコントローラ10
はコンベア駆動モータ12や表示器6を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の搬送機器その他
の機器からなる物流システムに関し、特に各機器を管理
する上位CPUと、上位CPUにしたがって各機器をそ
れぞれ制御する個別制御装置とを含む階層的な物流シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】配送センター等において、自動倉庫、コ
ンベア、無人搬送車等からなり、注文された種類の物品
を注文された数だけ出荷する物流システムが実用されて
いる。このような物流システムにおいては、出荷要求を
入力され、作業のスケジュールを作成し、スケジュール
に従って各機器に作業を割り付ける等の管理を行う上位
CPUと、各機器に割り付けられた作業要求を受け取っ
て各機器を作動させる個別制御装置が階層構造を成して
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような階層をなす
物流システムにおいては、物品の流れと同時に、上位C
PUは要求データを個別制御装置に送信し、個別制御装
置からは作業状態、要求データの完了などのデータを受
信する。また物品の移動に従って物品を検知するセンサ
から上位CPUに通過データが送信され、物品の流れが
監視されている。従って上位CPUの通信負荷は膨大に
なっており、上位CPUの他の作業処理に影響を及ぼ
し、また上位CPUの演算処理装置や補助記憶装置の大
規模化を招いていた。
【0004】よって本発明の目的は、上位CPUの通信
負荷を軽減することのできる物流システムを提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、各機器を管理する上位CPUと、上位CP
Uに従って各機器をそれぞれ制御する個別制御装置とを
含む階層的な物流システムであって、上位CPUは、あ
る物品が一つの機器に到達する以前に該物品についての
要求データを該機器を制御する個別制御装置に先渡し
し、各個別制御装置は受信した要求データを記憶してお
き、該物品が到達したら要求データを処理するように物
流システムを構成した。
【0006】
【作用】本発明は上記の構成としたので、次のような作
用を奏する。
【0007】本発明に係る物流システムによると、要求
データは物品と同時に流通せず、各機器を管理する上位
CPUは、要求データを各機器の個別制御装置に送る
が、要求データは該当物品がその機器に到達する以前に
送られる。各個別制御装置は、受信した要求データを記
憶しておき、該当する物品が到達したら、要求データの
処理を行う。
【0008】
【実施例】以下図示の実施例について説明する。
【0009】図1は、本発明に係る物流システムの一実
施例が適用されるピッキングステーションを示す平面図
である。
【0010】同図において、ピッキングステーションは
自動倉庫に隣接して複数配置されており(1つしか図示
していない)、それぞれ各端が出庫口1、入庫口2とな
っているコの字形のコンベア3と、出庫口1及び入庫口
2にそれぞれ配置されたIDリーダ/ライタ4、5と、
コンベア3のコの字形の中に配置された表示器6とから
なる。表示器6は、コンベア3を挟んで対面する箇所で
作業を行う作業者Pに表示が見えるようなディスプレイ
を含んでいる。
【0011】出庫口1及び入庫口2には、自動倉庫のク
レーン7のレール8が隣接しており、クレーン7はレー
ル8に沿って走行して、自動倉庫の棚からバケットBを
取り出して出庫口1に出庫し、また入庫口2から自動倉
庫の棚にバケットBを入庫する。バケットBのIDリー
ダ4、5に対向する側面には、読み取り可能なIDタグ
(図示していない)が備えられており、バケットBを識
別するためのバケットナンバーが予め書き込まれてい
る。
【0012】このようなピッキングステーションは、図
2に示すように、上位CPU9の要求データを受け取る
ピッキングステーションコントローラ10により制御さ
れる。上位CPU9は、ピッキングステーションコント
ローラ10の他、クレーンコントローラ11その他の機
器のコントローラと接続されており、物流システム全体
を統括・管理する。
【0013】ピッキングステーションコントローラ10
には、IDタグ14に書き込まれているデータを読み取
るIDリーダ4、5、表示器6、コンベア駆動モータ1
2が接続され、それぞれピッキングステーションコント
ローラ10の指令に従って作動する。なお、ピッキング
ステーションコントローラ10は、複数のピッキングス
テーションの各機器を制御するが、図1と同様、図2で
も一組しか図示していない。各ピッキングステーション
には号機ナンバーが振ってあり、ピッキングステーショ
ンコントローラ10は、号機ナンバーにより各ピッキン
グステーションを弁別する。
【0014】さらに、ピッキングステーションコントロ
ーラ10には、RAM13が接続されており、上位CP
U9から送信されてきた要求データは、一旦RAM13
に格納されるようになっている。そしてIDリーダ4に
より該当するバケットBが到達したことが検知された時
に、RAM13に記憶されていた要求データが読み出さ
れ、処理される。
【0015】次に、本実施例の作用について詳述する。
【0016】ピッキングステーションコントローラ10
は、上位CPU9より要求データを随時受け取る。要求
データは、バケットナンバー、号機ナンバー、出庫品か
ピッキング品かの別、ピッキング品の場合のピッキング
個数の各データからなる。受信した要求データは、順次
RAM13に格納される。これにより、RAM13には
複数の要求データが格納されることになる。
【0017】クレーン7により一つのバケットBが出庫
され、コンベア3の出庫口1に載置されると、IDリー
ダ4がバケットBのIDタグ14に書き込まれたデータ
を読み取り、ピッキングステーションコントローラ10
に送信する。ピッキングステーションコントローラ10
は、IDリーダ4により読み取られたバケットナンバー
に該当する要求データをRAM13から読み出す。
【0018】ピッキングステーションコントローラ10
は、コンベア駆動モータ12を駆動させてバケットBを
表示器6の正面まで移動させ、バケットナンバーに該当
する要求データに従って、表示器6のディスプレイに表
示を行う。すなわち、出庫品であるかピッキング品であ
るかの旨の表示、ピッキング品であれば該当ピッキング
数の表示である。RAM13に該当する要求データが記
憶されていれば、その時点でピッキングステーションコ
ントローラ10から上位CPU9に該要求データの完了
報告がなされる。
【0019】作業者Pは、表示に従い、出庫品であれば
バケットBを取り除いて他の搬送機器に載せ、またピッ
キング品であればバケットB内から表示した数だけ品物
を取り出して他の搬送機器や他のバケット中に載せる。
ピッキング品の場合のバケットBは、タイムアップにて
コンベア3が作動し、表示器6の正面から入庫口2に搬
送される。また必要に応じて作業者Pに隣接して完了ボ
タンが配置され、作業者Pが作業の完了後に完了ボタン
を押すことによりコンベア3が作動する。
【0020】もしも、該当するバケットBのバケットナ
ンバーがRAM13に記憶されている要求データ中に存
在しなければ、データなしとして上位CPU9に完了報
告され、またIDタグ14の読み取りミスが生じた場
合、エラーとして上位CPU9に完了報告がなされる。
これらのバケットBは、作業者Pにより取り除かれる
か、入庫口2に搬送されて自動倉庫に戻される。
【0021】入庫口2に到着したバケットBは、そのI
Dタグ14に書き込まれているデータをIDリーダ5に
より読み取られ、バケットナンバーはクレーン7に報告
され、クレーン7に対する入庫要求が生じる。クレーン
7は、バケットナンバーを識別してバケットBを一定の
棚に入庫する。
【0022】このように、本実施例のピッキングステー
ションによると、事前に要求データをピッキングステー
ションコントローラ10に渡すため、上位CPU9は表
示器6の正面にバケットBが到着したことを確認する必
要がなく、よって到着の監視が不要なので、随時通信を
行わなくても足りる。すなわち、上位CPU9はバケッ
トBの流れを知る必要がないため、上位CPU9のメモ
リ上の搬送記憶(トラッキング)が不要になる。これに
より、上位CPU9の通信負荷が軽減され、トラッキン
グレスを実現できる。
【0023】さらに、表示器6の正面にバケットBが到
着したことを確認してから上位CPU9が要求データを
ピッキングステーションコントローラ10に送信し、表
示器6にデータ表示させていた従来方式と比較して、上
位CPU9との通信時間がなくなるために、表示器6の
正面にバケットBが到着してから表示器9のディスプレ
イに表示が現れるまでの応答時間が早くなり、作業者P
に迅速な指示を与えられ、よって作業効率が向上する。
【0024】また、本実施例のピッキングステーション
においては、新規入庫にも対応可能である。従来の方式
では現場端末で入庫情報を入力し、ピッキングステーシ
ョンコントローラ10に対して発進信号を上位CPU9
が与えていた。しかし本実施例によれば、作業者Pが入
庫口2にバケットBを置くだけで、IDリーダ5がバケ
ットBのIDタグ14のデータを読み取り、入庫作業を
行うことができるという利点がある。
【0025】図3は、本発明に係る物流システムの他の
実施例が適用される台車搬送システムを示す平面図であ
る。
【0026】同図において、搬送台車21は、出荷ステ
ーション22a、22bから物品Wを受け取り、ループ
状の走行経路25に沿って走行して、入荷ステーション
23a、23bに物品を渡す。各ステーションには、物
品Wの側面に貼付されたバーコードラベルのバーコード
を読み取るバーコードリーダ24が付設されている。こ
の搬送台車21は、走行経路25に沿って付設された回
転軸(図示していない)と搬送台車21の底面に備えら
れた円盤とを接触させることにより走行し、各ステーシ
ョンの前面や各ステーションの間にそれぞれ配置された
カムを作動させることにより、円盤と回転軸との接触離
反を操作することにより発進・停止を制御されるタイプ
の台車である。
【0027】図4は、図3の台車搬送システムの制御構
造を示す。台車コントローラ26は上位CPU27から
要求データを受け取って台車搬送システムを制御する。
台車コントローラ26は、ステーションの前面にそれぞ
れ配置されたカムを駆動するカム駆動モータ28を制御
し、バーコードリーダ24よりバーコードラベル25か
ら読み取ったデータを受信し、上位CPU27から受け
取った要求データをRAM29に格納する。
【0028】このような台車搬送システムにおいては、
例えば出荷ステーション22aから入荷ステーション2
3aに物品Wを搬送する場合、従来は上位CPUが、出
荷ステーション22aが載荷有りの状態であり、かつ入
荷ステーション23aが載荷なしの状態で、さらに空荷
の台車21があることを確認した後、出荷ステーション
22aに最先に到達することのできる1台の空荷の台車
21を指定して、出荷ステーション22aから入荷ステ
ーション23aへのFROM−TO指令を出力し、これ
を受信した台車コントローラが要求データ通りの作業を
行うようにしていた。
【0029】このような制御方式に対応するため、上位
CPUは各ステーションの載荷状態や、台車21が作業
中なのか待機状態なのか、及び台車の現在走行位置を常
に把握していなければならず、そのため各センサやコン
トローラと随時交信を行い、台車のトラッキングを記憶
していなければならなかった。
【0030】これに対して本実施例の台車搬送システム
においては、上位CPU27に搬送要求が生じた時点
で、該当する物品Wが出荷ステーション22aに到着す
る以前に、ある物品Wを出荷ステーション22aから入
荷ステーション23aへ搬送する旨の要求データが台車
コントローラ26に送信される。台車コントローラ26
は、受け取った要求データをRAM29に格納してお
く。
【0031】出荷ステーション22aに該当する物品W
が到着したことをバーコードリーダ25により受信した
ら、出荷ステーション22aに最先に到着できる空荷の
台車21に搬送作業を行わせるようにカム駆動モータ2
8を駆動する。もしも入荷ステーション23aに載荷が
あることがバーコードリーダ24により検知された場合
には、途中で台車21を停止させ、入荷ステーション2
3aが空くまで待つように制御する。
【0032】このように、本実施例によれば、上位CP
U27は随時台車21の現在走行位置や状態、各ステー
ションの状態を確認する必要がないため、通信負荷が軽
減され、またトラッキングレスで足りる。さらに、上位
CPU27と台車コントローラ26との間の通信遅れに
よる待ち時間が発生せず、搬送効率が向上する。さらに
また、物品Wが出荷ステーション22に到着したら、台
車コントローラ26の判断のみで物品Wの台車21への
受け渡しが可能となり、空荷の台車21の見送りも少な
くなって、運転効率が良化する。
【0033】以上本発明の実施例について説明したが、
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明
の要旨の範囲内において適宜変形実施可能であることは
言うまでもない。
【0034】例えば、図示の実施例ではピッキングステ
ーションと台車搬送システムについて説明したが、自動
倉庫、天井走行車、無人搬送車等の各物流機器において
も同様の制御がなされる。
【0035】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る物流システ
ムによると、上位CPUの通信負荷を軽減することがで
きるので、上位CPUの演算処理の迅速化、上位CPU
の演算処理装置や補助記憶装置の小規模化を実現するこ
とが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る物流システムの一実施例
が適用されたピッキングステーションを示す平面図であ
る。
【図2】図2は、図1のピッキングステーションの制御
構造を示すブロック図である。
【図3】図3は、本発明に係る物流システムの他の実施
例が適用された搬送台車システムを示す平面図である。
【図4】図4は、図3の搬送台車システムの制御構造を
示すブロック図である。
【符号の説明】
4、5 IDリーダ 6 表示器 9 上位CPU 10 ピッキングステーションコントローラ 12 コンベア駆動モータ 13 RAM 14 IDタグ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各機器を管理する上位CPUと、上位C
    PUに従って各機器をそれぞれ制御する個別制御装置と
    を含む階層的な物流システムであって、上位CPUはあ
    る物品が一つの機器に到達する以前に該物品についての
    要求データを該機器を制御する個別制御装置に先渡し
    し、各個別制御装置は受信した要求データを記憶してお
    き、該物品が到達したら要求データを処理する物流シス
    テム。
JP5320837A 1993-11-29 1993-11-29 物流システム Pending JPH07149419A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5320837A JPH07149419A (ja) 1993-11-29 1993-11-29 物流システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5320837A JPH07149419A (ja) 1993-11-29 1993-11-29 物流システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07149419A true JPH07149419A (ja) 1995-06-13

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ID=18125798

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5320837A Pending JPH07149419A (ja) 1993-11-29 1993-11-29 物流システム

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JP (1) JPH07149419A (ja)

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