JPH0714868B2 - 相乗的皮膚色素脱失組成物 - Google Patents

相乗的皮膚色素脱失組成物

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JPH0714868B2
JPH0714868B2 JP2222331A JP22233190A JPH0714868B2 JP H0714868 B2 JPH0714868 B2 JP H0714868B2 JP 2222331 A JP2222331 A JP 2222331A JP 22233190 A JP22233190 A JP 22233190A JP H0714868 B2 JPH0714868 B2 JP H0714868B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は4−ヒドロキシアニソールおよびレチノイド例
えば全トランスレチノイン酸、11−シス,13−シス−12
−ヒドロキシメチルレチノイン酸δ−ラクトンまたはレ
チノイン酸(N−アセチル−4−アミノフェニル)を含
む相乗的皮膚色素脱失組成物に関する。
4−ヒドロキシアニソールは皮膚の色素脱失または淡色
化(Lightning)に局所的に使用される製品中に活性成
分として存在する。これらの製品は種々の皮膚の障害ま
たは疾患に関連する皮膚の色素沈着過剰の治療に使用さ
れる。色素沈着過剰は一般に表皮細胞中の高いメラニン
沈着の結果である。皮膚の色素沈着過剰はそばかす、老
人性ほくろ、ほくろ、黒皮症、炎症後性色素沈着過剰、
日焼け、光毒性反応および他の状態に関連する。一般
に、これらの場合の色素沈着過剰は生命に脅威を与えな
いが、しかし美容的に好ましくなく、又精神的に憂なも
のと考えられる。
局所副作用がしばしばヒドロキノンまたは4−ヒドロキ
シアニソールを2%より多く含む既存製品に関連する。
これらの副作用には局所刺激および不可逆的色素脱失が
含まれる。ヒドロキノンまたは4−ヒドロキシアニソー
ルを2%またはそれ未満含む製品は一般にほくろまたは
黒皮症の治療において有効でないと考えられている。
局所に適用された全トランスレチノイン酸(ビタミンA
酸)はヒトにおけるほくろの色を淡くすることが報告さ
れている。全トランスレチノイン酸は正常な皮膚の表皮
細胞代謝回転を増し、刺激または増殖過剰の状態のもと
で表皮細胞代謝回転を抑制すると知られている。それは
表皮角化を生じ、角質層の正常な細胞層の数を低下す
る。障壁の厚さのこの低下は他の局所試剤の浸透を可能
にすることができる。
米国特許第3,856,934号およびカナダ国特許第982,945号
はヒドロキノン、レチノイン酸およびコルチコステロイ
ドの混合物を含む皮膚の色素脱失に対する相乗的組成物
を開示している。該米国特許はまたヒドロキノンおよび
レチノイン酸の複組合せが相乗的でなかったことを開示
している。従って、3成分すべてが相乗的活性に必要と
された。該カナダ特許はヒドロキノンモノメチルエーテ
ル(4−ヒドロキシアニソール)をヒドロキノンの代り
に組成物中に使用できることを開示している。これらの
特許においてコルチコステロイドが刺激を許容できる水
準に下げるために必要であると考えられている。しか
し、コルチコステロイドの使用は若干の欠点を有し、す
なわち間擦疹領域中の使用が危険であることができ、ま
たそれは皮膚萎縮、跳ね返り現象および毛細管拡張を起
こすことができる。
今回4−ヒドロキシアニソールとレチノイド例えば全ト
ランスレチノイン酸、11−シス,13−シス−12−ヒドロ
キシメチルレチノイン酸δ−ラクトンまたはレチノイン
酸(N−アセチル−4−アミノフェニル)の組合せが、
コルチコステロイドの存在なく、薬学的に許容できる局
所ビヒクル中で局所的に適用したときに皮膚の低刺激で
相乗的色素脱失を生ずることが見出された。例えば、4
−ヒドロキシアニソール1重量%は全トランスレチノイ
ン酸0.01重量%との組合せが、4−ヒドロキシアニソー
ル5重量%により生ずる効果に等しい皮膚の色素脱失を
生じた。個別には、4−ヒドロキシアニソール(1重量
%)および全トランスレチノイン酸(0.01重量%)は何
ら有意な活性がない。4−ヒドロキシアニソールが単独
で5重量%でユカタン(Yucatan)ミニ豚において色素
脱失を示し、その復帰はより遅いものであった。4−ヒ
ドロキシアニソール1重量%と全トランスレチノイン0.
01重量%との組合わせにより生じた色素脱失は局所刺激
をわずかに示すかまたは示さず、色素脱失は処置の停止
後6〜7週で可逆的であった。
本発明の1観点において、4−ヒドロキシアニソールお
よびレチノイド例えば全トランスレチノイン酸、11−シ
ス,13−シス−12−ヒドロキシメチルレチノイン酸δ−
ラクトンまたはレチノイン酸(N−アセチル−4−アミ
ノフェニル)を薬学的に許容できる局所ビヒクル中に含
む、コルチコステロイドを含まない皮膚色素脱失に対す
る相乗的組成物が提供される。
他の観点において本発明は、4−ヒドロキシアニソール
とレチノイド例えば全トランスレチノイン酸、11−シ
ス,13−シス−12−ヒドロキシメチルレチノイン酸δ−
ラクトンまたはレチノイン酸(N−アセチル−4−アミ
ノフェニル)の、薬学的に許容できる局所ビヒクル中の
組合わせを皮膚に局所適用することを含む皮膚色素脱失
のための方法に関する。
4−ヒドロキシアニソールおよびレチノイドが混合され
る薬学的に許容できる局所ビヒクルは、局所適用に適す
るクリーム、ゲル、軟膏、粉末、エーロゾル、乳濁液ま
たは溶液であることができる。そのような局所ビヒクル
は米国特許第4,185,100号により例示されたように当該
技術においてよく知られており、該特許の開示がこゝに
参照される。
好ましくは、本発明の組成物は4−ヒドロキシアニソー
ル約0.1〜約5重量%および全トランスレチノイン酸、1
1−シス,13−シス−12−ヒドロキシメチルレチノイン酸
δ−ラクトンまたはレチノイン酸(N−アセチル−4−
アミノフェニル)約0.001〜約1重量%を含む。殊に好
ましい組成物は4−ヒドロキシアニソール約1〜約2重
量%および全トランスレチノイン酸、11−シス,13−シ
ス−12−ヒドロキシメチルレチノイン酸δ−ラクトンま
たはレチノイン酸(N−アセチル−4−アミノフェニル
約0.01〜約0.1重量%を含む。
化合物、レチノイン酸(N−アセチル−4−アミノフェ
ニルは式: を有し、化合物、11−シス,13−シス−12−ヒドロキシ
メチルレチノイン酸δ−ラクトンは式: を有する。
生体内実験 A.正常色素脱失活性 体重25〜40kgの健康なめすユカタンミニ豚をこれらの研
究に用いた。動物は一様な黄褐色〜褐色の皮膚色のもの
を選んだ。これらの動物は12時間周期照明で温度および
湿度を制御した室中の標準ステンレス鋼おり中に個別に
収容した。食物は特定時間に与え、水は自由に利用でき
た。
試験物質はPEG8〔ポリエチレングリコール400、一般
式、H(OCH2CH2)nOH(式中、nは8の平均値を有す
る)に合致するエチレンオキシドの重合体〕5重量部お
よびエタノール95重量部を含むPEG8/エタノールビヒク
ル中の溶液として調製した。試験溶液(25μ)を8〜
12週間、週5日、1日2回、側腹部皮膚の12.5cm2面積
に適用した。試験部位は週間隔で局所刺激の微候および
次の格付係: 1=完全な色素脱失 2=試験部位の一定の均一な色素脱失 3=小斑点の色素脱失 4=正常な皮膚と同じ色 を用いた色素脱失の変化について格付けした。8〜12週
の処置の終りに、選んだ試験部位を生検し、皮膚試料を
顕微鏡検査のために処理した。残余部位は次の7週の間
再色素沈着または色素脱失の可逆性について観察した。
全トランスレチノイン酸(TRA)0.01%と組合せた4−
ヒドロキシアニソール(4HA)1重量%の結果が図1中
に示される。全トランスレチノイン酸と組合せた4−ヒ
ドロキシアニソールは6〜12週の処置の間中位の色素脱
失を示した。同じ条件のもとで、4−ヒドロキシアニソ
ールまたは全トランスレチノイン酸は単独でわずかな効
果ないし効果をを生じなかった。
図2は全トランスレチノイン酸0.01重量%と組合せた4
−ヒドロキシアニソール2重量%が4−ヒドロキシアニ
ソールまたは全トランスレチノイン酸単独よりも早く色
素脱失の発現を示したことを示す。
4−ヒドロキシアニソールと全トランスレチノイン酸と
の組合わせとは対照的に、全トランスレチノイン酸0.01
%と組合わせたヒドロキノン(HQ)2重量%は8週の処
置後に極めてわずかに活性であり又一層刺激性であっ
た。一方、ヒドロキノン単独は中位に活性であり、全ト
ランスレチノイン酸単独は不活性であった、第3図参
照。ヒドロキノンと全トランスレチノイン酸との組合わ
せによる低い活性は全トランスレチノイン酸にさらされ
た部位上に認められた色素沈着の増加を反映する。これ
は全トランスレチノイン酸およびヒドロキノンにより起
こされる高い刺激により起こされものと考えられる。
第4図は全トランスレチノイン酸0.01重量%およびヒド
ロコルチソン2重量%と組合わせたヒドロキノン2重量
%がヒドロキノン2重量%または全トランスレチノイン
酸0.01重量%の各単独、あるいはヒドロキノン2重量%
と全トランスレチノイン酸0.01重量%の組合わせよりも
比較的に活性であったことを示す。全トランスレチノイ
ン酸と組合わせたヒドロキノンは一般に、4−ヒドロキ
シアニソールと全トランスレチノイン酸との組合わせよ
りも効果が少なかった。
第5図は全トランスレチノイン酸0.1重量%およびヒド
ロコルチソン2重量%と組合わせたヒドロキノン2重量
%が、4−ヒドロキシアニソール2重量%と全トランス
レチノイン酸0.1重量%との組合わせよりも効果が少な
かったことを示す。
第6図に示す結果は再び、8週間適用した4−ヒドロキ
シアニソール1重量%と全トランスレチノイン酸0.01重
量%との組合わせが活性であり、一方、4−ヒドロキシ
アニソール1重量%または全トランスレチノイン酸0.01
重量%単独がわずかな活性ないし活性を有しないことを
示す。これらの結果はまた4−ヒドロキシアニソール2
重量%または1重量%と全トランスレチノイン酸0.01重
量%との組合わせにより生じた中位の色素脱失が可逆性
であり、処置の中止後7週以内に正常に近い色に戻るこ
とを示す。一方、8週の適用後に中位の活性を示したヒ
ドロキノン2重量%プラス全トランスレチノイン酸0.01
重量%は同じ期間の間に色素脱失の有意程度の可逆性を
示さなかった。永久的色素脱失はその正常な色素沈着を
回復しない淡色の皮膚の醜い領域を生ずるので永久的よ
りはむしろ可逆的色素脱失を有することが望ましい。
B.局所刺激 局所刺激をそれぞれの試剤の毎日の局所適用の過程の
間、豚の皮膚に関して評価した。全トランスレチノイン
酸と一緒のまたはそれのない4−ヒドロキシアニソール
およびヒドロキノンの局所皮膚刺激潜在力の比較は紅
斑、浮腫および落屑に対するドレイズ(Draize)評点の
和を基にする。1=最小作用、2=多少の作用、3=中
位〜重度作用、および4=重度作用。最大到達可能評点
=12。結果は表1および第7図中に示される。
表1から全トランスレチノイン酸と一緒のおよびそれの
ない4−ヒドロキシアニソールが、全トランスレチノイ
ン酸と一緒のおよびそれのないヒドロキノンよりも少な
い刺激を誘発したことが認められよう。全トランスレチ
ノイン酸およびヒドロコルチゾンと組合わせたヒドロキ
ノンは一般に全トランスレチノイン酸と組合わせたヒド
ロキノンより刺激性であった。ヒドロコルチゾンの血管
収縮作用がヒドロキノンおよび全トランスレチノイン酸
の一層長い保持を局所的に起こして一層大きい刺激を生
ずることが推測される。
従って、全トランスレチノイン酸と組合わせた4−ヒド
ロキシアニソールは少ない刺激および相乗的色素脱失活
性を示すが、一方、全トランスレチノイン酸と組合わせ
たヒドロキノンは一層刺激性であり、ヒドロキノン単独
に類似するかまたはそれより少ない活性を示した。これ
らの結果は、ヒドロコルチソンのない4−ヒドロキシア
ニソールと全トランスレチノイン酸との低濃度の組合わ
せが意外にも、有効な色素脱失を低刺激および可逆的皮
膚色素脱失の誘発に対する改良された潜在力で生ずるこ
とを示す。
図7は低用量の全トランスレチノイン酸0.01重量%と組
合わせた4−ヒドロキシアニソール2重量%で認められ
た大きい色素脱失がヒドロキノン2重量%と全トランス
レチノイン酸0.01重量%との組合わせに比べて少ない局
所刺激に関連したことを示す。
一般に、単独でまたは全トランスレチノイン酸および
(または)ヒドロコルチソンと組合わせたヒドロキノン
は、単独でまたは全トランスレチノイン酸と組合わせた
類似濃度の4−ヒドロキシアニソールよりも局所的に刺
激性であった。
C.UVR誘発色素沈着過剰に関する色素脱失活性 ヒト皮膚の紫外線照射(UVR)に対する暴露は紅斑およ
び色素沈着過剰(日焼け)の出現を生ずる。同様に、ユ
カタンミニ豚皮膚のUVRに対する暴露もまた紅斑、次い
で色素沈着過剰を誘発する。ユカタン豚皮膚は多くの生
理学的および形態学的特徴をヒト皮膚と共通する。表皮
および真皮の厚さおよび一般的形態、表皮細胞のトリチ
ル化チミジン標識パタンおよび指数、表皮細胞代謝回転
時間と大きさ、配向、並びに皮膚中の脈管の分布がヒト
におけるそれに類似する。該豚皮膚のヒト皮膚に対する
類似性を考慮し、ユカタン豚の種々の化合物のUVR誘発
色素沈着過剰に関する色素脱失活性のスクリーニングの
ためのモデルとして使用した。
ほくろは基礎メラニン合成速度および基底水準における
メラニン形成細胞の増加した数を特徴とする局所皮膚色
素沈着過剰である。日光性ほくろの処置において増加し
た。または局所刺激された色素沈着過剰を単に色素脱失
し、病変周囲の正常色素沈着皮膚に影響を及ぼさないこ
とが好ましい。
以下の研究において、ユカタン豚をUVRにさらして色素
沈着過剰を誘発させた。試験物質はPEG8を5重量部およ
びエタノールを95重量部含むPEG8/エタノールビヒクル
中の溶液として調製した。試験溶液は2μ/cm2側腹部
皮膚の用量で1日2回適用した。試験部位は0〜4のス
ケールで格付けし、4は最大度の誘発色素沈着過剰であ
り、0は誘発色素沈着過剰の完全な色素脱失、すなわち
正常な皮膚の色への戻り、を示す。
第8図中に示されるように、TRA0.01重量%と組合わせ
た4HA2重量%が4HA2重量%単独よりも有意に活性であ
り、処置8週間内にUVR誘発色素沈着過剰斑点の完全な
色素脱失を生じた。さらに、4HAとTRAとの組合わせによ
る誘発色素沈着の色素脱失は処置の第1週後に明らかで
あった。
第9図はレチノイド、レチノイン酸(N−アセチル−4
−アミノフェニル)、0.01重量%と組合わせた4HA2重量
が4HA2重量%単独よりも活性であることを示す。
図10はレチノイド、11−シス,13−シス−12ヒドロキシ
メチルレチノイン酸δ−ラクトン0.1重量%と組合わせ
た4HA2重量%が4HA2重量%単独よりも活性であることを
示す。
【図面の簡単な説明】
第1図および第8図は全トランスレチノイン酸と4−ヒ
ドロキシアニソールの相乗的相互作用を示す。 第2図は全トランスレチノイン酸および4−ヒドロキシ
アニソールの12週間にわたる相乗的相互作用を示す。 第3図は全トランスレチノイン酸およびヒドロキノンを
含む組成物の相乗作用のないことを示す。 第4図および第5図は成分の種々の組合せの結果を示
す。 第6図は種々の組成物の色素脱失の可逆性を示す。 第7図は種々の組成物の刺激作用を示す。 第8図は、全トランスレチノイン酸と4−ヒドロキシア
ニソールの相乗的相互作用を示す。 第9図はレチノイン酸(N−アセチル−4−アミノフェ
ニル)と4−ヒドロキシアニソールの相互作用を示す。 第10図は、11−シス,13−シス−12ヒドロキシメチルレ
チノイン酸δ−ラクトンと4−ヒドロキシアニソールの
相互作用を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭47−1500(JP,A) 特表 平1−500355(JP,A)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】4−ヒドロキシアニソールと、全トランス
    レチノイン酸、レチノイン酸(N−アセチル−4−アミ
    ノフェニル)及び11−シス,13−シス−12−ヒドロキシ
    メチルレチノイン酸δ−ラクトンからなる群から選択さ
    れる少なくとも1種のレチノイドとを、薬学的に許容で
    きる局所ビヒクル中に含む、コルチコステロイドを含ま
    ない皮膚色素脱失用の相乗的組成物。
  2. 【請求項2】レチノイドが全トランスレチノイン酸であ
    る、請求項(1)記載の組成物。
  3. 【請求項3】4−ヒドロキシアニソール0.1〜5重量%
    及び全トランスレチノイン酸0.001〜1重量%を含む、
    請求項(2)記載の組成物。
  4. 【請求項4】4−ヒドロキシアニソール1〜2重量%及
    び全トランスレチノイン酸0.01〜0.1重量%を含む、請
    求項(3)記載の組成物。
  5. 【請求項5】レチノイドがレチノイン酸(N−アセチル
    −4−アミノフェニル)である、請求項(1)記載の組
    成物。
  6. 【請求項6】4−ヒドロキシアニソール0.1〜5重量%
    及びレチノイン酸(N−アセチル−4−アミノフェニ
    ル)0.001〜1重量%を含む、請求項(5)記載の組成
    物。
  7. 【請求項7】4−ヒドロキシアニソール1〜2重量%及
    びレチノイン酸(N−アセチル−4−アミノフェニル)
    0.01〜0.1重量%を含む、請求項(6)記載の組成物。
  8. 【請求項8】レチノイドが11−シス,13−シス−12−ヒ
    ドロキシメチルレチノイン酸δ−ラクトンである、請求
    項(1)記載の組成物。
  9. 【請求項9】4−ヒドロキシアニソール0.1〜5重量%
    及び11−シス,13−シス−12−ヒドロキシメチルレチノ
    イン酸δ−ラクトン0.001〜1重量%を含む、請求項
    (8)記載の組成物。
  10. 【請求項10】4−ヒドロキシアニソール1〜2重量%
    及び11−シス,13−シス−12−ヒドロキシメチルレチノ
    イン酸δ−ラクトン0.01〜0.1重量%を含む、請求項
    (9)記載の組成物。
JP2222331A 1989-08-24 1990-08-23 相乗的皮膚色素脱失組成物 Expired - Fee Related JPH0714868B2 (ja)

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