JPH0714858B2 - 毛髪用処理剤および処理方法 - Google Patents
毛髪用処理剤および処理方法Info
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- JPH0714858B2 JPH0714858B2 JP28394591A JP28394591A JPH0714858B2 JP H0714858 B2 JPH0714858 B2 JP H0714858B2 JP 28394591 A JP28394591 A JP 28394591A JP 28394591 A JP28394591 A JP 28394591A JP H0714858 B2 JPH0714858 B2 JP H0714858B2
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Description
り、染毛を行う際に用いる毛髪用処理剤、これを用いて
毛髪を処理する方法、パーマネントウエーブ剤および染
毛剤に関するものである。
ドで巻いた毛髪にパーマネントウェーブ剤の第1剤を塗
布し、タオル等で保温して所定の時間を保持した後、薬
剤を洗浄、除去し、次いで第2剤を塗布する方法がとら
れている。ところで、この第1剤はチオグリコール酸
(塩)等の還元剤と、アンモニア水等のアルカリ剤から
構成されており、また第2剤は臭素酸、過ホウ素酸塩等
の酸化剤から構成されている。パーマをかける際は、こ
の第1剤による還元反応や第2剤(酸化剤)によって頭
皮や毛髪を傷めることになる。このため一般には、パー
マをかけると毛髪が傷んで、バサつくといわれてきた。
は、損傷毛、特にポーラスヘア(ほうきの先状にいたん
だ髪)にはパーマが均一にかからず、毛先まできれいに
均一なウエーブを出すことが出来なかった。
マをかける場合、パーマネントウエーブ剤と共にあるい
はこれを使用する前に、負イオンと酸素を多めに含有し
た水に油性成分と水溶性高分子(レシチン、プロモイス
コラーゲン等)を含有させた毛髪用処理剤を毛髪に吸着
させる方法(特開昭64−2603号公報)が提案され
ている。しかし、この用法もコールド一液の油性を抑え
ることによって、毛髪の損傷を防ぐということであり、
毛のパサつきや拡がり・損傷はある程度防ぐことは出来
るが、そのためにパーマ本来のウエーブ力が落ち、ポー
ラスヘアではウエーブまたはカールがほとんど出ず、弾
力やウエーブのもちも落ちるという欠点があった。ま
た、その効用はパーマのみで、染毛には利用出来ないと
いう問題もあった。
する場合にはパーマと同様に毛髪を傷めるという問題を
有していた。しかし、染毛の場合はこれらの問題を改善
出来るような毛髪用処理剤は知られていない。
ートメント剤またはPPT(蛋白質)などの毛髪処理剤
を用いてパーマをかける場合、毛髪処理剤が毛髪に薄い
膜をはってパーマ剤一液の浸透を弱め、働きをやわらげ
ることで毛髪の損傷を防いでいたので、肝心のウエーブ
と弾力がダレ、ウエーブのもち自体も良いとはいえず、
かけ直しやそうした不満もけっこうあった。
毛染をして損傷している部分と、新しく生えた根元のか
かりにくい部分を一回のパーマで処置することになり、
かかりにくい根元部分と、何度もパーマや毛染をしてか
なり傷んでいる毛先部分に、毛髪を傷めず均一できれい
なウエーブを出すことは従来の毛髪処理剤ではまず無理
であった。
には毛髪の損傷部分にパーマがかかりすぎて、チリつい
たり・パサつき、ビビり毛や変性毛になってしまいがち
で、毛先の損傷部分を傷めずに、弾力のある均一できれ
いなウエーブやカールを出し、それをもたせることはま
ず無理というのが美容師の常識にすらなっていた。
れば一目瞭然で、大半の人がひどい損傷毛であり、ヘア
ーの平滑剤や枝毛防止剤と称したヘアークリーム、ジェ
ルまたはムースなどをつけて何とか体裁を整えようとし
ているのが現状である。
も毛髪が傷んでパサつくことなく、且つパーマの効果を
高める毛髪用処理剤を提供せんとするものである。ちな
みに本発明の毛髪用処理剤では、従来の毛髪用処理剤の
ように、ウエーブの形成力や弾力・ツヤを損ねることな
く、むしろウエーブの形成力ともち、弾力、ツヤを良く
しながらパーマがかけられる毛髪用処理剤を提供せんと
するものである。
と、色の変色・褪色などの問題を改善し、かつ、染毛の
効果と弾力・ツヤ・手触りを向上させる毛髪用処理剤を
提供せんとするものである。パーマまたは毛染を行えば
「毛髪が傷む」という従来の定説を打ち破り、むしろ本
発明の毛髪用処理剤による、パーマまたは毛染をした方
が毛髪が良くなるという画期的な発明である。
的を達成すべく、鋭意検討した結果、本発明に到達し
た。すなわち、本発明は純水に対する吸水性能が50〜
1000ml/gの吸水性樹脂(A)の吸水ゲルからな
ることを特徴とする毛髪用処理剤;パーマネントウエー
ブ剤または染毛剤、ヘアカラーと上記毛髪用処理剤を併
用して毛髪を処理する方法;還元剤(B)とアルカリ剤
(C)を含有する第1剤と酸化剤(D)を含有する第2
剤からなるパーマネントウエーブ剤において、第1剤お
よび/または第2剤が上記毛髪用処理剤を含有する水性
ゲルであるパーマネントウエーブ剤;酸化染料先駆物質
(E)、カプラー(F)およびアルカリ剤(C)を含有
する第1液と酸化剤(D)を含有する第2液からなる酸
化染毛剤において、第1液および/または第2液が上記
毛髪用処理剤を含有する水性ゲルであることを特徴とす
る酸化染毛剤;並びに、酸性タール色素(G)と酸性物
質(H)を含有する酸性ヘアカラーにおいて、これが上
記毛髪用処理剤を含有する水性ゲルであることを特徴と
する酸性ヘアカラーである。
しては、例えば、デンプンまたはセルロース(a)
と、カルボキシル基および/またはスルホン酸基を含有
する水溶性単量体および/または加水分解により水溶性
となる単量体(以下、「水溶性単量体」と記す。)
(b)と、架橋剤(c)とを必須成分として重合させ、
必要により加水分解を行うことにより得られる吸水性樹
脂(以下、「デンプンまたはセルロース系架橋型吸水性
樹脂」と記す。)が挙げられる。
系架橋型吸水性樹脂の製造に用いられる(a)、
(b)、および(c)の詳細、(a)、(b)、および
(c)の割合、製造法および吸水性樹脂の具体例は特開
昭52−25886号、特公昭53−46199号、特
公昭53−46200号および特公昭55−21041
号公報に記載されている。
は、例えば、として(a)と(b)とを重合させたも
の(デンプン−アクリロニトリルグラフト重合体の加水
分解物、セルロース−アクリロニトリルグラフト重合体
の加水分解物等、以下「でんぷんまたはセルロース・ア
クリロニトリルグラフト重合物」と記す。);として
(a)の架橋物(カルボキシメチルセルロースの架橋物
等);として(b)と(c)との共重合体(架橋ポリ
アクリルアミドの部分加水分解物、架橋されたアクリル
酸−アクリルアミド共重合体、架橋されたスルホン化ポ
リスチレン、特開昭52−14689号および特開昭5
2−27455号公報記載のビニルエステル−不飽和カ
ルボン酸共重合体ケン化物、架橋されたポリアクリル酸
塩、架橋されたアクリル酸−アクリルエステル酸共重合
体、架橋されたイソブチレン−無水マレイン酸共重合
体、および架橋されたカルボン酸変性ポリビニルアルコ
ール);並びにとして自己架橋性を有する(b)の重
合物(自己架橋型ポリアクリル酸塩等)が挙げられる。
また、以上例示した〜の吸水性樹脂は2種以上併用
しても良い。
として例示したもののうち、架橋ポリアクリルアミド
の部分加水分解物、架橋されたアクリル酸−アクリルア
ミド共重合体、架橋されたポリアクリル酸(塩)、架橋
されたアクリル酸−アクリル酸エステル共重合体、架橋
されたイソブチレン−無水マレイン酸共重合体、および
架橋されたカルボン酸変性ポリビニルアルコールであ
る。
は、通常50〜1000ml/g、好ましくは100〜
1000ml/gである。また、吸水性樹脂(A)の形
状は特に限定はないが、粉末状または粒状(粒度は通常
5mm以下)のものが好ましい。
してゲル状となったものである。
水ゲル、即ち、吸水性樹脂(A)が酸素を溶存させた水
を吸水したものでも良い。酸素を溶存させた水として
は、例えば精製水にオゾン含有空気を吸着させてイオン
化することにより得られるイオン水が挙げられる。この
イオン水は、PHが7.5〜8.0程度、また、酸素溶
存量は8〜11ppm程度の負の水酸イオン、及び酸素
を多量に含むアルカリイオン水で、且つ、酸素溶存量、
およびPHの経時変化が少なく、PHを外的因子によっ
て変動させても元のPHへ回復する性質を有するもので
ある。
ーブ剤は、通常還元剤(B)およびアルカリ剤(C)を
含有する第1剤と酸化剤(D)を含有する第2剤の組合
せにより構成される。
もしくはその塩、チオグリセリン、ジチオグリセリン、
チオグリコール、チオグリコール酸エタノールアミド等
のメルカプタン化合物;N-アセチル -L-システインもし
くはその塩、L-システイン塩酸塩等のシステイン化合
物;チオアセトアミド;亜硫酸ナトリウム、亜硫酸カリ
ウム等の亜硫酸塩;および亜硫酸水素ナトリウム、亜硫
酸水素カリウム等の亜硫酸水素塩が挙げられる。これら
還元剤は2種以上併用しても良い。好ましいものはチオ
グリコール酸もしくはその塩、N-アセチル-L- システイ
ンもしくはその塩および亜硫酸塩である。
び有機化合物のいずれでも任意に選ぶことが出来る。無
機化合物としては水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、
炭酸ソーダ、アンモニア水等、有機化合物としてはモノ
エタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノー
ルアミン等のアルカノールアミン、アルギニン、リジン
等の塩基性アミノ酸等が挙げられる。好ましいアルカリ
剤としては、水酸化カリウム、アンモニア水、トリエタ
ノールアミンおよびアルギニンである。
ウム、臭素酸ナトリウム等の臭素酸塩、過ホウ酸カリウ
ム、過ホウ酸ナトリウム等の過ホウ酸塩、過酸化水素お
よび過酸化尿素が挙げられる。これら酸化剤(D)は2
種以上併用しても良い。好ましいものは臭素酸ナトリウ
ム、臭素酸カリウムおよび過酸化水素である。
例えば植物性染毛剤、金属性染毛剤、酸化染毛剤等の永
久染毛剤(パーマネントヘアーダイ)や、酸性ヘアカラ
ー(セミパーマネントヘアーダイ)、カラースプレー、
カラークレヨン等の一時染毛剤(テンポラリヘアーダ
イ)が挙げられる。
毛剤(エジプト、インド等の熱帯地方に産する灌木ヘン
ナの葉から得られる2-ヒドロキシ-1,4- ナフトキノンを
主成分とするものである。) が挙げられる。このヘンナ
の染毛剤は、ヘンナの葉の乾燥粉末を熱湯で練り、これ
にクエン酸等の酸を加えたものである。
鉄のような第1鉄塩を主成分とした第1液とタンニン酸
を主成分とした第2液からなるものが挙げられる。両液
は混合して塗布するか、第1液を塗布した後、第2液を
塗布して発色させるか、いずれかの方法で使用される。
液からなり、第1液として酸化染料先駆物質(E)であ
る芳香族アミノ化合物(p-フェニレンジアミン、p-トル
エンジアミン、p-アミノジフェニルアミン、p-アミノフ
ェノール、2-アミノ-5- ヒドロキシトルエン、5-アミノ
-2- ヒドロキシトルエン、o-フェニレンジアミン、3,4-
ジアミノトルエン、o-アミノフェノール等);カプラー
(F)(m-フェニレンジアミン、ピロガロール、レゾル
シン、ピロカテコール等);アルカリ剤(C)(アンモ
ニア水等);酸化防止剤(亜硫酸塩等)等からなる液を
用い、この第1液が過酸化水素等の酸化剤(D)からな
る第2液によって酸化されて発色するものが挙げられ
る。
剤で、この染毛剤のメカニズムは第1液と第2液を混合
することにより、第2液中の酸化剤(D)が第1液中の
アルカリ剤(C)により急速に分解して酸素を発生す
る。酸素は酸化染料先駆物質(E)およびカプラー
(F)を酸化して中間体を生成しつつ、毛髪内部に浸透
し、更に酸化して酸化染料を生成し毛髪ケラチンを染着
する。
ル色素(G)(酸性染料等)にクエン酸等の酸性物質
(H)を加えて混合したものが挙げられる。このもの
は、酸化染毛剤を使用した毛髪の修正剤として使用した
り、白髪染めに用いる。
を主成分として、これに粘着剤、柔軟剤、油性成分、湿
潤剤等を配合したエアゾールタイプのカラースプレーが
挙げられる。
と石鹸系基剤や口紅基剤に類する油性基剤からなる棒状
のカラークレヨンが挙げられる。
髪用処理剤を併用する効果が顕著に現れるのは酸化染毛
剤および酸性ヘアカラーである。
(A)の量は水に対し通常0.1〜5重量%、好ましく
は0.1〜1重量%である。この吸水性樹脂(A)が
0.1重量%未満の場合は充分な毛髪保護効果が期待出
来ず、また5重量%を越える場合は吸水ゲルの粘度が高
くなり過ぎたり、粉がふいたりすることがある。
パーマネントウエーブ剤または染毛剤と併用する方法と
しては、下記の方法が挙げられる。 1)パーマネントウエーブ剤と併用する場合 (1-1) 第1剤および/または第2剤に本発明の毛髪用処
理剤を予め混合して用いる。 (1-2) 第1剤および/または第2剤で毛髪を処理する直
前、同時または直後に本発明の処理剤で毛髪を処理す
る。 (1-3) 第1剤および/または第2剤で毛髪を処理する際
の前処理剤として本発明の処理剤を用いる。 2)染毛剤と併用する場合 (2-1) 染毛剤が前記1)と同様第1液と第2液からなる
場合は、前記(1-1) 〜(1-3) と同様。 (2-2) 染毛剤が複数の液に分かれていない場合も第1剤
および/または第2剤を「染毛剤」に代える以外は(1-
1) 〜(1-3) と同様。(ただし、染毛剤がカラークレヨ
ンのような固形状の場合は予め混合する方法は除く。)
1)、2)いずれの場合も本発明の処理剤を前処理剤と
して用いる方法である。また、上記第1剤もしくは第1
液と第2剤もしくは第2液の場合は、第1剤もしくは第
1液の前処理剤として本発明の処理剤を用い、必要によ
り第2剤もしくは第2液の前処理剤としても用いること
が勧めるれる。
として使用してパーマをかける場合の使用方法を例示す
ると次の工程順となる。本発明の処理剤10〜100
ml、好ましくは10〜80mlをスポイト等で毛髪に
塗布する。前記パーマネント第1剤30〜100ml
を塗布し、ロッドまたはカーラに巻き付ける。必要に
より、巻き付けた毛髪を更にキャップ等で覆い、0.5
〜30分放置する。巻き付けた毛髪上へパーマネント
第2剤30〜200mlと本発明の処理剤を10〜40
mlを混入し、混ぜ合わせたものを塗布して5〜15分
放置後、ロッドまたはカーラをはずす。毛髪を湯洗い
し、ブロー乾燥、ブラッシング、または手で仕上げをす
る。
して用いて染毛する方法を例示すると、上記パーマの場
合のと同様の工程に続いて次の工程順となる。酸化
染毛第1液50〜200mlと酸化染毛第2液(過酸化
水素2〜10%水溶液)50〜100mlと本発明に係
る処理剤5〜10mlを混入し、混ぜ合わせたものを毛
髪に塗布し、36〜80℃で20〜40分放置する。
そして、すすぎ洗い後、シャンプー洗いし、乾燥、仕上
げをする。
る場合が多く、この場合、本発明の処理剤を酸性ヘアカ
ラーの前処理剤として用いて染色する方法を例示する
と、上記パーマの場合のと同様の工程に続いて次の工
程順となる。酸性ヘアカラー50〜120mlと本発
明の毛髪処理剤5〜15mlを混入、混ぜ合わせたもの
を毛髪に塗布し、36〜80℃で20〜40分放置す
る。そして、すすぎ洗い後、シャンプー洗いし、乾
燥、仕上げをする。
毛髪のボリューム、毛髪の状態などにより適宜調節され
る。
に、本発明の毛髪用処理剤を用いて処理することによ
り、水分と吸水性樹脂とが毛髪内部に送り込まれ、これ
らの作用により、パーマネントウエーブ剤や染毛剤の酸
化剤、アルカリ剤の激しい作用から毛髪を保護し、毛髪
の損傷を防止する。パーマの場合は、ポーラスヘアのよ
うな損傷毛でも毛先にまできれいに均一にウエーブを出
すことが出来、毛の根元から毛先まで、弾力があり、ツ
ヤ、手触りの良いウエーブを出すことが出来る。また、
そのウエーブのもちも良くすることが出来る。更に、染
毛の場合は、色の定着が良くなり、変色、色落ち、毛髪
自身の褪色がなくなり、しかも、染毛後の毛髪は弾力が
あり、ツヤ、手触りの良いものとなる。
加しても良く、或いは両者で同時に処理しても良い。こ
こでいうコラーゲンとは、生体の結合組織の主成分をな
し、骨、軟骨、腱、皮膚、魚鱗等に存した硬蛋白質の一
つをいう。コラーゲンを添加したものについては、添加
しないものに比べてパーマの際のウエーブの出が一層良
くなる。コラーゲンを併用する場合その量は、本発明の
毛髪用処理剤に対し、通常1.0重量%以内である。こ
のコラーゲンの配合量がこれ以上になると毛髪のツヤ、
手触りが悪くなる恐れがある。
または第2剤に、吸水性樹脂(A)の吸水ゲルからなる
本発明の毛髪用処理剤を含有させて水性ゲル状のパーマ
ネントウエーブ第1剤および/または第2剤とすること
も出来る。
る。 吸水性樹脂(A) 0.1〜5(重量%) 還元剤(B) 2〜7(重量%) アルカリ剤(C) PH7〜10に調整するに必要な量 その他の成分(I) 少量 精製水 残り 合 計 100.0(重量%)
通常0.1〜5重量%である。0.1%未満の場合は充
分な毛髪保護効果が期待出来ず、また5%を越える場合
は粘度が高くなり過ぎて使い難く好ましくない。しか
も、毛髪保護効果は平衡に達し不経済である。
2%未満の場合、優れたパーマネントウエーブ効果に乏
しくなる。また、7%を越える場合はもはやパーマネン
トウエーブ効果が平衡に達し、不経済であるばかりか毛
髪を損傷する。
記に例示したものと同様の化合物を用いることが出来
る。
剤の製造法を例示する。プラネタリーミキサーに規定量
の水を投入し、吸水性樹脂(A)を徐々に添加し溶解す
る。次いで還元剤(B)を投入して溶解後、アルカリ剤
(C)を添加して系内のPHを7〜10に調整し、第1
剤を得る。
トウエーブ第1剤において、必要によりその他の成分
(I)として、組成物の粘度を調整するためにメタノー
ル、エタノール、イソプロパノール、ブタノール等の低
級アルコール等を添加しても良い。また、必要により、
例えば2、6-ジ-tert-ブチル-p- クレゾール、2、2-メチレ
ン- ビス-(4-メチル-6-tert-ブチルフェノール) 等の酸
化防止剤、ベンゾフェノン-3等の紫外線吸収剤、安息香
酸ナトリウム等の防腐剤、高級アルコール、水溶性ワセ
リン、パラフィン油、脂肪酸等の平滑補助剤、アズレ
ン、モノニトログアヤコール、レシチン、グリチルリチ
ン等の皮膚保護剤、EDTA、DTPA等の安定剤、パ
ントテン酸、コレステリン等の養毛剤、着色剤または香
料等を混合することが出来る。
に吸水性樹脂(A)を含有させて水性ゲル状のパーマネ
ントウエーブ第2剤とすることも出来る。
の化合物を用いることが出来る。本発明の水性ゲル状の
第1剤および/または第2剤の使用方法は、従来のパー
マネントウエーブ剤第1剤および第2剤と同様で良く、
各剤の利用量はパーマネントウエーブの効果が出るよう
な量に適宜調整すれば良い。
染毛剤の第1液および/または第2液に吸水性樹脂
(A)の吸水ゲルからなる本発明の毛髪処理剤を含有さ
せた水性ゲル状の酸化染毛剤とすることも出来る。
る。 吸水性樹脂(A) 0.1〜5(重量%) 酸化染料先駆物質(E) 0.1〜10 カプラー(F) 0.1〜10 アルカリ剤(C) 5〜20 酸化防止剤 少 々 平滑補助剤 1〜5 精製水 残り 合 計 100.0(重量%)
通常0.1〜5重量%である。この範囲内が好ましい理
由はパーマネントウエーブ第1剤と同じである。
ニレンジアミン、p-アミノフェノール、o-フェニレンジ
アミン、o-アミノフェノール、o-ヒドロキシフェノール
または複素環式核 (ピリジン核、ピリミジン核等) が挙
げられる。これらはアルキル基、アルコキシ基およびハ
ロゲン基が置換していても良い。これらの具体的な化合
物としては例えば1、4-ジアミノベンゼン、2-メチルアミ
ノベンゼン、2-クロロ-1、4- ヒドロキシベンゼン、2-メ
トキシ-1、4- ジアミノベンゼン、2-メチル-1-アミノ-4-
ヒドロキシベンゼン、1-アミノ-2- ヒドロキシベンゼ
ン、6-メチル-1- ヒドロキシ-2- アミノベンゼン、4-メ
チル-1- アミノ-2- ヒドロキシベンゼンを挙げることが
出来る。これらのうち好ましいものは2-メチル-1- アミ
ノ-4- ヒドロキシベンゼン、1-アミノ-2- ヒドロキシベ
ンゼン、6-メチル-1- ヒドロキシ-2- アミノベンゼンで
ある。酸化染料先駆物質(E)の使用量は通常0.1〜
10重量%、好ましくは0.5〜7重量%である。
ジフェノール、m-アミノフェノール、m-フェニレンジア
ミン等が挙げられる。これらは、アルキル基、アルコキ
シ基、およびハロゲン基が置換していても良い。これら
の具体的な化合物としては、例えば1-ヒドロキシ-2- イ
ソプロピル-5- メチルベンゼン、1、3-ジヒドロキシベン
ゼン、4-クロロ-1、3- ヒドロシキベンゼン、6-メチル-1
- ヒドロキシ-3- アミノベンゼン、1、3-ジアミノベンゼ
ンが挙げられる。また、ナフタレンのモノヒドロキシま
たはジヒドロキシ誘導体、ピリジンまたはモルホリン、
ピラゾロンである複素環式化合物またはジケトン化合物
もカプラー(F)として使用出来る。カプラー(F)の
使用量は通常0.1〜10重量%、好ましくは0.5〜
7重量%である。
エーブ剤の第1剤に記載したアルカリ剤を用いることが
出来る。組成物のPHの範囲は通常8〜11.5であ
り、9〜10.5が好ましい。
分(I)はパーマネントウエーブ剤の第1剤に記載した
ものは全て用いることが出来る。
(A)を含有させた水性ゲル状の酸化染毛剤とすること
も出来る。
すと下記の通りである。 吸水性樹脂(A) 0.1〜5(重量%) 酸化剤(D) 2〜10 安定剤(リン酸等) 0.05〜0.3 精製水 残り 合 計 100.0(重量%)
剤の使用方法は従来の酸化染毛剤と同じで良く、酸化染
毛剤第1液を、使用時に第2液と混合し、これらを髪に
適用する。第2液を更に吸水性樹脂(A)を含有する水
性ゲルとする場合は、前記の如く吸水性樹脂(A)、過
酸化水素、過酸化尿素等の酸化剤(D)、リン酸等の安
定化剤、および水からなる水性ゲルとすれば良い。
について述べる。処方例を示すと、 吸水性樹脂(A) 0.1〜5(重量%) 酸性タール色素(G) 0.01〜10 酸性物質(H) 0.01〜5 その他成分(I) 少 々 精製水 残 り 合 計 100.0(重量%)
は、通常0.1〜5重量%である。0.1重量%未満の
場合は充分な色止め効果が期待出来ない。また、5重量
%を越える場合は粘度が高くなり過ぎて使用し難く好ま
しくない。しかも、色止め効果は平衡に達し不経済であ
る。
学」(昭和55年4月10日株式会社薬事日報社発行)
第271〜295頁に記載されている形のものが使用出
来る。酸性タール色素の具体例として、下記のものが使
用出来る。 (1) ニトロ系染料;ニトロ基を発色団とするもので黄色
403号が挙げられる。 (2) アゾ染料;アゾ基を発色団としてアゾベンゾールを
色原体とするグループで赤色2号、3号、102号、2
01号、204号、227号、黄色4号、5号、202
号の(1) 、203号、青色1号、2号、202号、20
3号、205号、緑色3号、201号、202号、20
5号、401号、褐色201号、黒色401号等 (3) ニトロソ染料;ニトロソ基を発色団とする染料、緑
色が多い。 (4) トリフェニルメタン染料;メタン4個の水素のう
ち、3個をベンゾール基で置換したトリフェニルメタン
を母体とした染料で、青色1号、202号、203号、
205号、緑色3号、205号、402号等 (5) キサンテン染料;パラキノン環を含んでいるもの
で、キノイド型、(赤色3号、106号等)、フェノー
ル型(赤色218号、黄色201号等)、アミノ型(赤
色213号、214号、215号等) (6) キノリン染料;カービン基を発色団とするもので、
黄色203号、204号等 (7) アントラキノン染料;アントラキノン核を有する染
料で緑色201号、202号、青色204号、403
号、紫色201号、401号等 (8) インジゴ染料;青色2号、201号、赤色226号
等 が挙げられる。
成中に通常0.01〜10重量%である。0.01重量
%未満の場合は、充分な発色濃度が得られず、10重量
%を越える場合は、もはや発色濃度は平衡に達する。
機酸が挙げられる。有機酸としては、ギ酸、酢酸、プロ
ピオン酸等の炭素数1〜4のモノカルボン酸;シュウ
酸、マロン酸、コハク酸、マレイン酸等のジカルボン
酸;DL- リンゴ酸、酒石酸等のオキシカルボン酸;クエ
ン酸、トリメリット酸等のトリカルボン酸;無機酸とし
ては、塩酸、硫酸、およびリン酸等が挙げられる。
く、具体的にはギ酸、プロピオン酸、シュウ酸、DL- リ
ンゴ酸、コハク酸、クエン酸である。酸性物質は本発明
に基づく組成中に、通常0.01〜5重量%である。
0.01重量%未満の場合は充分な発色濃度が得られな
い。また、5重量%を越える場合は発色濃度は平衡に達
し、不経済である。
(I)はパーマネントウエーブ剤の第1剤に記載したも
のは全て用いることが出来る。
が、本発明はこれに限定されるものではない。
デンプン系架橋型吸水性樹脂(三洋化成工業(株)製、
サンウェット1M−1000MPS)の微粉1gを添加
し、1重量%の吸水ゲルの毛髪用処理剤を作成した。こ
の毛髪用処理剤を、パーマの前処理剤として毛髪に塗布
した後、常法に従ってパーマネントウエーブ剤の第1
剤、第2剤である下記のものにて順次処理したところ、
弾力があり、ツヤ、手触りも良く、毛髪の根元から毛先
まできれいに均一なウエーブが出た。
した場合には、パーマネントウエーブ剤の放置タイムを
約10%短縮するか、または使用ロッドを1〜2段階太
めに出来た。特に、この毛髪用処理剤をストレートパー
マの際の前処理剤として使用した場合には、短時間でそ
の使用目的を達成することが出来た。
た場合における毛髪と、本発明における毛髪用処理剤を
用いて前処理を行ってパーマをかけた場合とを各々80
0倍の走査電子顕微鏡写真により示したものである。図
1のように本発明における毛髪用処理剤を使用しない場
合のパーマした毛髪は、毛髪が湿潤してウロコがささく
れだってウロコの逆むけの一歩手前の状態にある。パー
マをかけることにより、毛が傷む、バサつく、毛が広が
る、落ち着かない、またはクシの通りや手触り、ツヤが
悪くなるといったことは、このように毛の膨張によるウ
ロコの開きすぎであると考えられる。
髪用処理剤にて前処理してパーマをかけた場合の毛髪
は、図1のパーマした毛髪に比べてウロコが移動してお
り、ウエーブの出が良いことが明らかである。しかも、
この場合には毛髪は湿潤しておらず、ウロコはしっかり
密着している。このようにウロコがしっかり密着してい
ることが、ツヤ、手触り、弾力、更にはクシの通りを良
くし、毛髪が傷む、バサつく、毛髪が広がるといったこ
とを防止している原因であると考えられる。尚、図1、
図2はいずれも同一人物の同一箇所の毛髪である。
述べ2500人に対し、上記の如く本発明における毛髪
用処理剤を使用して前処理を行いパーマをかけた結果、
15〜16回繰り返してパーマ処理を行った人の場合に
も毛髪用処理剤による副作用や弊害の発現は全くなく前
記の通りの効果が得られ、しかも、パーマのもちも格段
に向上した、という結果が得られた。
記のとおりである。 (第1剤) チオグリコール酸アンモニウム 6.0(重量%) モノエタノールアミン 0.8 水溶性ラノリン 0.3 養毛用油剤エマコールN 3.0(佐々木科学(製)) 養毛用油剤エマコールS 5.0(佐々木科学(製)) E.D.T.A. 0.5 精 製 水 残 り 合 計 100.0(重量%) (第2剤) 臭素酸ナトリウム 6.0(重量%) ラノリン/スクワランの乳化物(50%品) 3.0 精 製 水 残 り 合 計 100.0(重量%)
の代わりに酸素を多目に含んだ水(溶存酸素10pp
m)を用いた以外は実施例1と同様に本発明の毛髪用処
理剤を作成し、且つ実施例1と同様にパーマの前処理剤
として使用したところ、実施例1と同様の効果が得られ
た。
得た本発明の毛髪用処理剤にコラーゲン0.5重量%を
添加して実施例1と同様にパーマの前処理剤として使用
したところ、ウエーブの出が更に良くなり、実施例1の
結果と同等以上の効果が確認された。
ンプン系架橋型吸水樹脂の代わりに架橋されたポリアク
リル酸(塩)系吸水性樹脂(三洋化成工業(株)製、サ
ンウェットIM−5000)を用いた以外は実施例1と
同様に本発明の毛髪用処理剤を作成し、且つ実施例1と
同様にパーマの前処理剤として使用したところ、実施例
1と同様の結果が得られた。
ンプン系架橋型吸水性樹脂の代わりに架橋されたポリア
クリル酸(塩)系吸水性樹脂(日本触媒化学(株)製、
アクアリックCA−ML)を用いた以外は実施例1と同
様に本発明の毛髪用処理剤を作成し、且つ実施例1と同
様にパーマの前処理剤として使用したところ、実施例1
と同様の結果が得られた。
ンプン系架橋型吸水性樹脂の代わりに架橋されたイソブ
チレン−無水マレイン酸共重合体系吸水性樹脂(クラレ
(株)製、K1ゲル201K)を用いた以外は実施例1
と同様に本発明の毛髪用処理剤を作成し、且つ実施例1
と同様にパーマの前処理剤として使用したところ、実施
例1と同様の結果が得られた。
ンプン系架橋型吸水性樹脂の代わりに架橋されたカルボ
ン酸変性ポリビニルアルコール系吸水性樹脂(住友化学
(株)製、イゲタゲルP)を用いた以外は実施例1と同
様に本発明の毛髪用処理剤を作成し、且つ実施例1と同
様にパーマの前処理剤として使用したところ、実施例1
と同様の結果が得られた。
本発明の水性ゲル状酸化染毛剤第1液および第2液を作
成し、常法に従って、染毛を行ったところ、色落ち、褪
色がなくなり、また染毛後の毛髪はツヤ、手触りが良
く、しかも弾力に優れていた。また、吸水性樹脂を含有
していない従来の酸化染毛剤に比べて本発明の染毛剤は
施術者の手、被施術者の頭皮や額、耳たぶ等への汚染が
少なく、付いた場合でも落としやすかった。更に、染毛
後のシャンプー時には染料の落ちが良く、シャンプー操
作が従来に比べて簡単に出来た。そして、染毛時の放置
時間は従来に比べて、約10%短縮出来た。同様にして
174人を対象に染毛を実施したところ、染毛剤による
副作用や弊害は全く発生していない。
方は下記の通りである。 (第1液) デンプン系吸水性樹脂 (サンウェット1M−1000MPS) 1.0(重量%) P-フェニレンジアミン 1.6 P-アミノフェノール 0.2 レゾルシン 0.5 プロピレングリコール 15.0 イソプロピルアルコール 10.0 ポリオキシエチレンアリルアルコール 20.0 オレイン酸 5.0 アンモニア水 7.0 精 製 水 残 り 合 計 100.0(重量%) (第2液) デンプン系吸水性樹脂 (サンウェット1M−1000MPS) 1.0(重量%) 過酸化水素(35%) 17.0 リン酸バッファー (PH4に調整) エタノール 20.0 グリセリン 5.0 カルボキシビニルポリマー 0.6 精 製 水 残 り 合 計 100.0(重量%)
方の本発明の水性ゲル状酸性ヘアカラーを作成し、常法
によって染毛を行ったところ、色落ちが少なくなり、ま
た染毛後の毛髪はツヤ、手触りが良くなった。また、吸
水性樹脂を含有していない従来の酸性ヘアカラーに比べ
て本発明の染毛剤は施術者の手、被施術者の頭皮や額、
耳たぶへの汚染は少なかった。更に、染毛後のシャンプ
ー時には染料の落ちが良く、シャンプー操作が従来に比
べて簡単に出来た。
記の通りである。 リソールレッドCA 0.05(重量%) ジブロモフルオレセイン 0.05 ナフトールブルーブラック 0.15 N-メチルピロリドン 15.0 ベンジルアルコール 10.0 クエン酸 2.0 ヒドロキシエチルセルロース 0.5 精 製 水 残 り 合 計 100.0(重量%)
ントウエーブ剤と併用することにより、パーマネントウ
エーブ剤中の還元剤、酸化剤、アルカリ剤等の激しい作
用による毛髪の損傷を保護する。また、ポーラスヘアの
ような損傷毛でも傷めず毛の根元から毛先まできれいに
均一なウエーブが出る。このウエーブは弾力があり、ツ
ヤ、手触りが良い。
向上する。本発明の毛髪用処理剤は、付け過ぎても弾力
やウエーブの出が悪くなるといったこともなく、むしろ
ウエーブの出も、ツヤ、手触り、弾力も向上する。
ーマをかけた場合には、パーマネントウエーブ剤の放置
時間を約10%短縮することが出来、特にこの毛髪用処
理剤をストレートパーマの際の前処理剤として使用した
場合には短時間にその使用目的を達成することが出来
る。
や弊害の発現は全くなく、パーマをかけると髪が傷む、
といった従来の常識を覆し、安心してパーマをかけるこ
とが出来るようになるだけでなく、むしろこの毛髪用処
理剤を併用してパーマをかけるとかえって毛髪の状態が
良くなる。従って、毛髪が傷んでいる場合には積極的に
パーマをかけることで毛髪の状態を改善することが出来
る。
ることから、好みに応じて随時パーマをかけたり、パー
マによる髪型の変化を一層楽しめるようになる。
である酸化染毛剤と併用することにより、パーマの場合
と同様髪を傷める弊害を解消出来る。また、酸化染毛剤
と併用する場合や他の染毛剤または酸性ヘアカラーと併
用する場合、染毛後の毛髪は弾力があり、ツヤ、手触り
の良い、しなやかなヘアとなる。
ーブ剤は、染毛剤の定着が良く、色落ち、褪色がなくな
る。しかも染毛剤中の吸水性樹脂が酸化染料先駆物質、
アルカリ剤、酸化剤等の作用から毛髪を保護して毛髪の
損傷を防止し、染毛後の毛髪は弾力があり、ツヤ、手触
りの良いしなやかなヘアとなる。
を行った場合、染毛剤の定着が良く、色落ち、褪色がな
くなる。しかも染毛剤中の吸水性樹脂が酸化染料先駆物
質、アルカリ剤、酸化剤等の作用から毛髪を保護して毛
髪の損傷を防止し、染毛後の毛髪は弾力があり、ツヤ、
手触りの良い、しなやかなヘアとなる。
の頭皮や額、耳たぶ等へは着色しにくく、また仮に着色
しても落ちやすい。更に、染毛後のシャンプー時にも染
料の落ちが良く、毛髪にきしみや引っかかりがなく、シ
ャンプー操作が従来に比べて非常に簡単になる。
は、染料の落ちが少なく、毛髪に弾力が出る。ツヤ、手
触り等も向上する。また、頭皮や額、耳たぶ等への汚染
が少ない。
剤、リンス剤、ムース剤、ヘアローション剤等の毛髪用
化粧品に混合等して使用することにより、毛髪のツヤ、
手触り、弾力が良くなり前記各化粧品による美容効果を
更に一層促進する、といった効果も奏するものである。
のパーマ毛の800倍の走査電子顕微鏡写真
を行ったパーマ毛の800倍の走査電子顕微鏡写真
Claims (10)
- 【請求項1】 純水に対する吸水性能が50〜1000
ml/gの吸水性樹脂(A)の吸水ゲルからなることを
特徴とする毛髪用処理剤。 - 【請求項2】 吸水ゲルが酸素を溶存させた吸水ゲルで
ある請求項1記載の毛髪用処理剤。 - 【請求項3】 パーマネントウエーブ剤または染毛剤と
請求項1または請求項2記載の毛髪用処理剤を併用して
毛髪を処理する方法。 - 【請求項4】 毛髪用処理剤で毛髪を前処理した後パー
マネントウエーブ剤または染毛剤で処理する請求項3記
載の毛髪を処理する方法。 - 【請求項5】 還元剤(B)とアルカリ剤(C)を含有
する第1剤と酸化剤(D)を含有する第2剤からなるパ
ーマネントウエーブ剤において、第1剤および/または
第2剤が請求項1記載の毛髪用処理剤を含有する水性ゲ
ルであることを特徴とするパーマネントウエーブ剤。 - 【請求項6】 第1剤および/または第2剤に酸素を溶
存させた請求項5記載のパーマネントウエーブ剤。 - 【請求項7】 酸化染料先駆物質(E)、カプラー
(F)およびアルカリ剤(C)を含有する第1液と酸化
剤(D)を含有する第2液からなる酸化染毛剤におい
て、第1液および/または第2液が請求項1記載の吸水
性樹脂(A)を含有する水性ゲルであることを特徴とす
る酸化染毛剤。 - 【請求項8】 第1液および/または第2液に酸素を溶
存させた請求項7記載の酸化染毛剤。 - 【請求項9】 酸性タール色素(G)と酸性物質(H)
を含有する酸性ヘアカラーにおいて、請求項1記載の毛
髪用処理剤を含有する水性ゲルであることを特徴とする
酸性ヘアカラー。 - 【請求項10】 酸素を溶存させた請求項9記載の酸性
ヘアカラー。
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