JPH07148301A - ゴルフボールの落下位置自動検出方法と表示装置 - Google Patents

ゴルフボールの落下位置自動検出方法と表示装置

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JPH07148301A
JPH07148301A JP32313593A JP32313593A JPH07148301A JP H07148301 A JPH07148301 A JP H07148301A JP 32313593 A JP32313593 A JP 32313593A JP 32313593 A JP32313593 A JP 32313593A JP H07148301 A JPH07148301 A JP H07148301A
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JP
Japan
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golf
golf ball
ball
display
reflected light
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Application number
JP32313593A
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English (en)
Inventor
Kiyota Iwaki
喜代太 岩城
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】キャディなしでプレイできる様にする(キャデ
ィ・レス)ゴルフ場の自動化技術に関する。 【構成】ゴルフボール1表面のディンプルが凹面である
ことに着目し、複数のディンプルに光沢金属皮膜と透明
樹脂で凹面反射板を設けることで、太陽光を集束した強
い反射光7を作り遠方まで届き、かつ近くでノプレーに
は眩しく無く、又個々のボールは色を変えることで判別
する位置検出方法を発明した。これらの反射光7をテレ
ビカメラ8で検出し、ディスプレイ10に予め入力され
たコース上にそれぞれのゴルフボール1の落下位置を合
成することすることでゴルフボールの落下位置検出と自
動表示を可能にした自動装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は、ゴルフ場のキャディな
しでプレイする(以下、単に「キャディ・レス」とい
う)ゴルフ場の自動化技術に関するものである。
【従来技術】
(1)従来、ゴルフ場のキャディは次の機能を果たしてい
る。 1)スロー・プレイを防止し、先行組との間隔をあけない
様にして、全体としてゴルフ運行時間の迅速化を図る。 2)スタート・ホールおよびブラインド・ホール等では、
打ち込み等が生じないように注意事項を口頭で説明する
とともに、先行組との間隔を適当にあけることで、危険
防止を図る。 3)ゴルフボールの飛行方向から落下位置を目測すること
で、ゴルフボールの探す時間を短縮し、特にロスト・ボ
ールの発生防止のサービスをしている。 (2)キャディ・レスの自動化技術として次の技術が実用
化している。 1)乗用カートまたはゴルフ・バッグ・カート(以下、単
に「カート」という)に付けた発信器とコースの要所に
設けた検出器で、全部のカートの進行位置を検出し、大
型の運行管理板でカートの運行時間の迅速化を図る(エ
ルミックシステム社、GSP)。 整理番号=P5083−0010
ページ 2/5 ─────────────────────────
─────────── 2)更に、スタート・ホールおよびブラインド・ホール等
では、カートの位置検出で録音を音声でながしたり、信
号器でプレイの可否を表示することで危険防止を図る
(エルミックシステム社、GSP)。
【発明が解決しようとする課題】これらには、次のよう
な欠点があった。 (1)目視による確認では、ゴルフボールが小さいこと、
および表面からの反射が弱い事から、例えばラフ等に入
ると簡単に見からなくなっていた。 (2)ゴルフは通常4人が一緒にプレーするが、ボールの
形状および色が同じなので、お互いの識別ができず、し
ばしば誤認で他人のボールを打ってしまうことがあっ
た。 (3)ボールの落下位置が確認できないため、OBかロス
ト・ボールかの判定が遅れプレーの進行を妨げていた。 (4)ボールがフェアーウエイにあることが確認できて
も、近くまでいかなければ残りヤードの確認はできず、
しばしばクラブの選択を誤ることがあった。
【課題を解決するための手段】
(1)ゴルフボールの位置の確認方法 1)ゴルフボールを容易に検出するには、ゴルフボールか
らの強い信号をとらえればよい。本発明は、太陽光の反
射を集束し強い反射光を得る方法を検討した。しかし、
全体的に光るのではボールを近くでクラブで打つ際に眩
しくてはプレイに支障をきたす。 2)そこで、本発明者は、ゴルフボールの表面のディンプ
ルの凹面に着目し、ここに凹面反射板を設け、太陽の反
射光が糸状に集束し遠くまで減衰なしに届き、かつ糸状
の集束光の中心線は、八方に分散することで、近くの人
間の眼には眩しくないようにすることで、上記問題を解
決した。 (2)複数のボールの識別方法 1)ゴルフボールは太陽光の反射で確認するが、反射光の
数および模様では識別が困難である。 整理番号=P5083−0010
ページ 3/5 ─────────────────────────
─────────── 2)そこで、本発明者はゴルフボールのディンプルに塗る
金属皮膜の色を変えることで、認識することとした。 (3)OBまたはロスト・ボールの自動判定装置 1)ゴルフボールがフェアーウエイにあるかは、ディスプ
レイに予め入力されたコース上にテレビカメラで捉えら
れたボールを合成することで判定させる。 2)全く反射光のないボールはロスト・ボールと判断させ
る。 (4)残りヤードの自動表示装置 1)ディスプレイに予め入力されたコース画像にグリーン
からのヤードを刻んでおき、カメラで合成されたボール
がどの位置にあるかで残りヤードを計算させる。 2)計算結果をディスプレイの一隅にボールの記号ととも
に表示させる。
【作用】
(1)ゴルフボールの表面に設けられたディンプルは、球
底(断面は円弧)を描いている。ここに、金属皮膜とこ
れを保護する透明樹脂皮膜による凹面反射板をもうける
と、太陽光は平行光線なので、反射されると集束し反射
光が糸状となる。 (2)凹面反射板を設けるディンプルを適当に選ぶと、太
陽光は平行線なので反射した集束光の中心線は、八方に
分散する。 (3)ゴルフボールの位置確認および表示はテレビカメラ
とディスプレイの画像処理技術の応用で可能である。
【実施例】以下、図1、2、3、4、5について本発明
の実施例を述べる (1)ゴルフボール1の表面には通常沢山のディンプル2
がある。このディンプル2を複数選択し、球底面に光沢
金属皮膜3とこれを保護するために透明樹脂皮膜4をは
り凹面反射板5をつくる(図1、2、3)。 (2)太陽光線6がそそぐと、太陽光は凹面反射板で反射
され、集束された平行光線7となって八方へとんでゆく
(図2)。 (3)この光沢金属皮膜3は、ゴルフボールごとに色が変
えてある。通常は、4人でプレイするので4色が用いら
れる(図2)。 整理番号=P5083−0010
ページ 4/5 ─────────────────────────
─────────── (4)このゴルフボール1からの反射光7をカラーテレビ
カメラ8で捉え、電波に変え近くのカート9に積載され
たディスプレイ10に表示される(図4)。 (5)ディスプレイ10の画面は、予めコースの画像11
およびグリーンからの距離目盛12が入力されており、
これにゴルフボールの落下位置表示13が合成される
(図5)。 (6)コース内に表示されたボールは、フェアーウエイ・
ボールとして残ヤード表示14を、コースの外に表示さ
れたボールはOBとして点滅表示15される。また、全
く表示のない(反射光が捉えられない)ボールはロスト
・ボールとして表示される(図5)。
【発明の効果】本発明を実施することにより以下の効果
が得られる。 (1)ゴルフボールのディンプルに凹面反射板を取り付け
ることで次の効果が得られる。 1)太陽光の反射光が糸状に集束し遠くまで減衰なしに届
き、肉眼でもボールの位置確認が容易となる。 2)反射光は糸状に集束し、かつ集束光の中心線は、八方
に分散するので、近くの人間の眼には眩しくない。 (2)ディンプルの凹面反射板の色を変えることで、反射
光に色がつくので、反射光の色により自分のボールが確
認でき、誤打球することが無くなる。 (3)OBまたはロスト・ボールの自動判定装置を導入す
ることにより、ティグランドで打った直後に判定できる
ので、引き返して再度打球する必要がなくなり、プレー
の進行に支障が無くなる。 (4)残りヤードの自動表示装置を導入することにより、
カートに積んだディスプレイですぐに判るから、ゴルフ
クラブの選択に迷いが無くなり、プレーの進行が早くな
る。 (5)なお、本発明はゴルフボールの中に発信器を詰めた
り、ボールの材質等の変更をしていないので、飛距離に
影響を与えたりはしないので、ゴルフのルールには整理
番号=P5083−0010
ページ 5/5 ─────────────────────────
─────────── なんら違反しない。 (6)また、ボールの位置検出にレーダー装置等の高価な
ものを使用しておらず、経済性の高い発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ゴルフボール全体図
【図2】ゴルフボールのディンプル断面図
【図3】ディンプル凹面反射板
【図4】落下位置検出および表示装置
【図5】ゴルフボール落下位置画像表示例
【符号の説明】
1 ゴルフボール 2 ディンプル 3 光沢金属皮膜 4 透明樹脂皮膜 5 凹面反射板 6 太陽光線 7 集束反射光 8 カラーテレビカメラ 9 カート 10 ディスプレイ 11 コースの画像 12 残り距離目盛 13 ゴルフボールの落下位置表示 14 残ヤード表示 15 OBまたはロスト点滅表示

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ゴルフボールの表面の複数のディンプルに
    金属皮膜を塗布した凹面反射板により集光することを特
    徴とするゴルフボールの落下位置検出方法。
  2. 【請求項2】ディンプルに塗布する金属皮膜の色を変
    え、複数のゴルフボールの落下位置の検出をすることを
    特徴とするゴルフボールの落下位置検出方法。
  3. 【請求項3】複数のゴルフボールからの反射光をカラー
    テレビカメラで検出し、ディスプレイのコース上に表示
    することを特徴とするゴルフボールの落下位置自動検出
    方法と表示装置。
JP32313593A 1993-11-29 1993-11-29 ゴルフボールの落下位置自動検出方法と表示装置 Pending JPH07148301A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32313593A JPH07148301A (ja) 1993-11-29 1993-11-29 ゴルフボールの落下位置自動検出方法と表示装置

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JP32313593A JPH07148301A (ja) 1993-11-29 1993-11-29 ゴルフボールの落下位置自動検出方法と表示装置

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Publication Number Publication Date
JPH07148301A true JPH07148301A (ja) 1995-06-13

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ID=18151479

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32313593A Pending JPH07148301A (ja) 1993-11-29 1993-11-29 ゴルフボールの落下位置自動検出方法と表示装置

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JP (1) JPH07148301A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0951924A1 (de) * 1998-04-20 1999-10-27 Peter Parenica Golfplatzeinrichtung
JP2009159515A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Akira Kudo ホールインワン確認システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0951924A1 (de) * 1998-04-20 1999-10-27 Peter Parenica Golfplatzeinrichtung
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