JPH07148272A - 電気泳動法又はイオン導入法による医薬の経皮投与のための3部装置 - Google Patents
電気泳動法又はイオン導入法による医薬の経皮投与のための3部装置Info
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- JPH07148272A JPH07148272A JP6215726A JP21572694A JPH07148272A JP H07148272 A JPH07148272 A JP H07148272A JP 6215726 A JP6215726 A JP 6215726A JP 21572694 A JP21572694 A JP 21572694A JP H07148272 A JPH07148272 A JP H07148272A
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- A61N—ELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
- A61N1/00—Electrotherapy; Circuits therefor
- A61N1/18—Applying electric currents by contact electrodes
- A61N1/20—Applying electric currents by contact electrodes continuous direct currents
- A61N1/30—Apparatus for iontophoresis, i.e. transfer of media in ionic state by an electromotoric force into the body, or cataphoresis
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明の目的は電気泳動法又はイオン導入法
による医薬の経皮投与のための3 つの別個のモジュール
から成る歩行治療装置を提供することである。 【構成】 本装置は、電極(17 、18) 及び薬剤リザーバ
ー(10)を備えた第一作用モジュール(1) 、電源(20)を備
えた第二パワー・モジュール(2) 並びに電気回路(30)、
制御機構(37 、38) 及びディスプレイ・スクリーン(36)
を備えた第三電気モジュール(3) を含んで成り、そのパ
ワー・モジュール(2) が上記の他の2 つのモジュール
(1、3)の間に置かれ、そしてそれが、バッテリーにより
形成された電源(20)に加えて一方において機械的組み立
て手段(21 、22a 、22b)及び他の2 つのモジュール(1、
3)との電気的な接続又は相互連絡手段(23a、23b 、24、
25) をそして他方において患者の体への付着のための手
段(26a、26b)を含んで成る。
による医薬の経皮投与のための3 つの別個のモジュール
から成る歩行治療装置を提供することである。 【構成】 本装置は、電極(17 、18) 及び薬剤リザーバ
ー(10)を備えた第一作用モジュール(1) 、電源(20)を備
えた第二パワー・モジュール(2) 並びに電気回路(30)、
制御機構(37 、38) 及びディスプレイ・スクリーン(36)
を備えた第三電気モジュール(3) を含んで成り、そのパ
ワー・モジュール(2) が上記の他の2 つのモジュール
(1、3)の間に置かれ、そしてそれが、バッテリーにより
形成された電源(20)に加えて一方において機械的組み立
て手段(21 、22a 、22b)及び他の2 つのモジュール(1、
3)との電気的な接続又は相互連絡手段(23a、23b 、24、
25) をそして他方において患者の体への付着のための手
段(26a、26b)を含んで成る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気泳動又はイオン導
入法による医薬の経皮投与のための3 つの別個のモジュ
ールの形態において具体化された歩行治療装置に関す
る。
入法による医薬の経皮投与のための3 つの別個のモジュ
ールの形態において具体化された歩行治療装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】経口又は非経口手段による慣用の投与方
法に加えて、皮膚バリアを通して医薬を通過させること
によりそれを投与することから成る方法は、長い期間に
わたり知られてきた。このような方法で投与されること
ができる医薬は、2 つのグループに分類されることがで
きる。第一のグループは、皮膚の上への単純塗布により
自然にその皮膚バリアを通過し、そしてその血流中に直
接的に通過するような医薬から成る。このような塗布の
ために、最も簡単な装置は、投与されるべき医薬を含む
支持ベース、例えば、ゲル又は含浸パッドの形態をと
り、その支持ベースは、24時間から1 週間までに変化す
ることができる治療の持続時間を通して接着テープの手
段により、その場に保持されている。このような装置、
及びそれらが生じさせる改良のすべては、一般的に" 受
動的パッチ" の名称により名付けられている。少数の医
薬は、特定の利点をもつこの投与モードに、特に全身的
毒性における減少のレベルにおいて、役に立っている。
このような装置は、例えば、とりわけ、クロニジン(clo
nidine)(低血圧症(hypertension)) 、又はエストラジオ
ール(oestradiol)( 月経閉止症候群(menopause syndrom
e)) の投与のための、欧州特許出願第EP 0 336 543号中
に開示されているものに一致する。皮膚バリア(pH 、医
薬を抱える媒質の膜の性質等) を通しての通過を容易に
し又は監視するために研究が行われてきたけれども、多
数の医薬は、受動的パッチの手段により投与されること
ができない。
法に加えて、皮膚バリアを通して医薬を通過させること
によりそれを投与することから成る方法は、長い期間に
わたり知られてきた。このような方法で投与されること
ができる医薬は、2 つのグループに分類されることがで
きる。第一のグループは、皮膚の上への単純塗布により
自然にその皮膚バリアを通過し、そしてその血流中に直
接的に通過するような医薬から成る。このような塗布の
ために、最も簡単な装置は、投与されるべき医薬を含む
支持ベース、例えば、ゲル又は含浸パッドの形態をと
り、その支持ベースは、24時間から1 週間までに変化す
ることができる治療の持続時間を通して接着テープの手
段により、その場に保持されている。このような装置、
及びそれらが生じさせる改良のすべては、一般的に" 受
動的パッチ" の名称により名付けられている。少数の医
薬は、特定の利点をもつこの投与モードに、特に全身的
毒性における減少のレベルにおいて、役に立っている。
このような装置は、例えば、とりわけ、クロニジン(clo
nidine)(低血圧症(hypertension)) 、又はエストラジオ
ール(oestradiol)( 月経閉止症候群(menopause syndrom
e)) の投与のための、欧州特許出願第EP 0 336 543号中
に開示されているものに一致する。皮膚バリア(pH 、医
薬を抱える媒質の膜の性質等) を通しての通過を容易に
し又は監視するために研究が行われてきたけれども、多
数の医薬は、受動的パッチの手段により投与されること
ができない。
【0003】したがって、研究は、患者の皮膚上に僅か
に離れて置かれた2 つの電極の間でその医薬をイオンの
形態に置き換える電流の助けによりその皮膚を通して通
過させることから成る、ほぼ100 年にわたり知られた技
術の応用を導いた。溶液中の医薬が既にイオンの形態に
あるとき、その技術は電気泳動法とわれ; その医薬がそ
の希釈媒質からのイオンにより担持されるとき、その技
術は、イオン導入法といわれる。これらの電気泳動法及
びイオン導入法の技術を歩行治療において使用されるこ
とができるようにする装置は、一般的に" 能動的パッ
チ" の名前により表される。初歩的な装置は、一般的に
対照電極と言われる第二電極に近いがそれから電気的に
絶縁されている作用電極をそのベースに置かれている医
薬リザーバーからなり、その2 つの電極は、互いに電源
に接続されている。経口又は非経口手段による投与の伝
統的なモードに反して、イオン導入法又は電気泳動法の
投与の持続時間は長く、それは、十分なパワーをもつ電
源の使用を必要とし、又はより正確にはそれがその電源
の扱いにくさとその寿命との間で好ましいものでなけれ
ばならないように作られるべき選択を必要とする。この
ような装置は、例えば、特許出願第US 4 474 570号中に
記載されている。
に離れて置かれた2 つの電極の間でその医薬をイオンの
形態に置き換える電流の助けによりその皮膚を通して通
過させることから成る、ほぼ100 年にわたり知られた技
術の応用を導いた。溶液中の医薬が既にイオンの形態に
あるとき、その技術は電気泳動法とわれ; その医薬がそ
の希釈媒質からのイオンにより担持されるとき、その技
術は、イオン導入法といわれる。これらの電気泳動法及
びイオン導入法の技術を歩行治療において使用されるこ
とができるようにする装置は、一般的に" 能動的パッ
チ" の名前により表される。初歩的な装置は、一般的に
対照電極と言われる第二電極に近いがそれから電気的に
絶縁されている作用電極をそのベースに置かれている医
薬リザーバーからなり、その2 つの電極は、互いに電源
に接続されている。経口又は非経口手段による投与の伝
統的なモードに反して、イオン導入法又は電気泳動法の
投与の持続時間は長く、それは、十分なパワーをもつ電
源の使用を必要とし、又はより正確にはそれがその電源
の扱いにくさとその寿命との間で好ましいものでなけれ
ばならないように作られるべき選択を必要とする。この
ような装置は、例えば、特許出願第US 4 474 570号中に
記載されている。
【0004】また、電源上での作用により塗布されるべ
き治療の関数としてその医薬の拡散をチェックすること
ができることが必要であったことが、非常に速く明らか
になった: 能動的パッチの初歩的なモデルがその後投与
された医薬及び所定の患者へ適用されることが必要な治
療の関数としてプログラムされることができる組み込み
回路により完成された。このような能動的パッチは、し
たがって以下の要素: - 医薬リザーバー、 - 1 システムの電極 - 電源、及び - 一般的に液晶ディスプレーにより完成される電気回路 から構成される。
き治療の関数としてその医薬の拡散をチェックすること
ができることが必要であったことが、非常に速く明らか
になった: 能動的パッチの初歩的なモデルがその後投与
された医薬及び所定の患者へ適用されることが必要な治
療の関数としてプログラムされることができる組み込み
回路により完成された。このような能動的パッチは、し
たがって以下の要素: - 医薬リザーバー、 - 1 システムの電極 - 電源、及び - 一般的に液晶ディスプレーにより完成される電気回路 から構成される。
【0005】特許出願第US 4 640 689号は、このタイプ
のパッチについて開示している。このような装置は、そ
れぞれの使用後に廃棄されることを意図され、それ自体
が経済的及び生態学的な両方の理由を満足しないという
ことが速やかに示された。その電気回路が改良されたと
き、それを維持することができることが必要であること
が明らかになった。いくらかの医薬を未だ含んでいるが
その電源が消耗されたパッチを、又はその反対に電源が
残っているがその医薬リザーバーが空になったパッチを
廃棄することを回避するために、その医薬リザーバーか
らその電源を分けることができることが必要であること
が明らかとなった。先のタイプの装置は、例えば、特許
出願第US 4 708 716号中に開示されている。1 つの態様
に従えば、開示されている装置は、電気回路、1 システ
ムの電極、患者への付着手段、並びにバッテリー及び医
薬リザーバーをそれぞれ入れることができる2 つのケー
シングを含んで成る再使用可能な構造から成る。他の態
様に従えば、そのバッテリーは、そのパッチ構造の上の
外から提供される。このような装置であってその電極シ
ステム及び患者への付着手段が保存されているものは、
ある医薬を他のものに容易に置き換えることを許容せ
ず、同一のパッチが疫学的理由のために異なる患者のた
めに使用されることをも許容しない。
のパッチについて開示している。このような装置は、そ
れぞれの使用後に廃棄されることを意図され、それ自体
が経済的及び生態学的な両方の理由を満足しないという
ことが速やかに示された。その電気回路が改良されたと
き、それを維持することができることが必要であること
が明らかになった。いくらかの医薬を未だ含んでいるが
その電源が消耗されたパッチを、又はその反対に電源が
残っているがその医薬リザーバーが空になったパッチを
廃棄することを回避するために、その医薬リザーバーか
らその電源を分けることができることが必要であること
が明らかとなった。先のタイプの装置は、例えば、特許
出願第US 4 708 716号中に開示されている。1 つの態様
に従えば、開示されている装置は、電気回路、1 システ
ムの電極、患者への付着手段、並びにバッテリー及び医
薬リザーバーをそれぞれ入れることができる2 つのケー
シングを含んで成る再使用可能な構造から成る。他の態
様に従えば、そのバッテリーは、そのパッチ構造の上の
外から提供される。このような装置であってその電極シ
ステム及び患者への付着手段が保存されているものは、
ある医薬を他のものに容易に置き換えることを許容せ
ず、同一のパッチが疫学的理由のために異なる患者のた
めに使用されることをも許容しない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】少なくとも部分的に上
記の欠点を回避するために、特許出願第US 5 135 479号
は、その電極システム及び医薬リザーバーが再使用可能
なモジュールの別個のユニットを形成するところの装置
であって、その装置がその電気回路及び入替え可能なバ
ッテリーのためのケーシングを含んで成る構造により形
成され、その構造が付属ブレスレットにより1 の片を形
成しているような装置を提案している。特許出願第GB 2
239 803号中の開示されている他の装置に従えば、電極
システム及び医薬リザーバーを含んで成る使い捨てモジ
ュールも、電気泳動法又はイオン導入法に必要な電流を
提供するバッテリーを含む。このような装置は、その医
薬リザーバー及びバッテリーの相対的な消耗に関する先
に述べた欠点をもっている。すべての場合において、特
にブレスレットにより患者へパッチを付着させるための
手段が再使用可能なモジュールを持つ1 片を形成するた
め、同一のパッチが数人の患者により使用されるとき、
特に病院の環境において汚染の危険が残ってしまう。
記の欠点を回避するために、特許出願第US 5 135 479号
は、その電極システム及び医薬リザーバーが再使用可能
なモジュールの別個のユニットを形成するところの装置
であって、その装置がその電気回路及び入替え可能なバ
ッテリーのためのケーシングを含んで成る構造により形
成され、その構造が付属ブレスレットにより1 の片を形
成しているような装置を提案している。特許出願第GB 2
239 803号中の開示されている他の装置に従えば、電極
システム及び医薬リザーバーを含んで成る使い捨てモジ
ュールも、電気泳動法又はイオン導入法に必要な電流を
提供するバッテリーを含む。このような装置は、その医
薬リザーバー及びバッテリーの相対的な消耗に関する先
に述べた欠点をもっている。すべての場合において、特
にブレスレットにより患者へパッチを付着させるための
手段が再使用可能なモジュールを持つ1 片を形成するた
め、同一のパッチが数人の患者により使用されるとき、
特に病院の環境において汚染の危険が残ってしまう。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、電気泳
動法又はイオン導入法による医薬の経皮投与のための、
以下の3 つの別個のモジュール: - 少なくとも1 の電極システム及び1 の薬剤リザーバー
を備えた" 作用モジュール" 、 - 電気泳動法又はイオン導入法に必要な電源を備えた"
パワー・モジュール" - 電気回路、制御機構(control organs)及びディスプレ
イを備えた電気モジュール から成る歩行治療のための装置であって、そのパワー・
モジュールが上記の他の2 つのモジュールの間に置か
れ、そしてそれが、電源に加えて、一方において機械的
組み立て手段及び他の2 つのモジュールとの電気的な接
続又は相互連絡手段を、そして他方において患者の体へ
の付着のための手段を含んで成るような装置を提供する
ことにより、従来技術において知られた能動的パッチの
欠点を、克服することである。
動法又はイオン導入法による医薬の経皮投与のための、
以下の3 つの別個のモジュール: - 少なくとも1 の電極システム及び1 の薬剤リザーバー
を備えた" 作用モジュール" 、 - 電気泳動法又はイオン導入法に必要な電源を備えた"
パワー・モジュール" - 電気回路、制御機構(control organs)及びディスプレ
イを備えた電気モジュール から成る歩行治療のための装置であって、そのパワー・
モジュールが上記の他の2 つのモジュールの間に置か
れ、そしてそれが、電源に加えて、一方において機械的
組み立て手段及び他の2 つのモジュールとの電気的な接
続又は相互連絡手段を、そして他方において患者の体へ
の付着のための手段を含んで成るような装置を提供する
ことにより、従来技術において知られた能動的パッチの
欠点を、克服することである。
【0008】したがって、本発明に係るパッチは、再使
用可能な電気モジュール、及び皮膚に接する2 つのモジ
ュールであってある期間の使用の後別々に捨てることが
できるものから成る。本発明に係るパッチは、このよう
にまた、特に病院の環境において予防を改善することが
できる。本発明に従えば、そのパワー・モジュールは、
1 週間にわたり持続することができる電気泳動法又はイ
オン導入法の治療のために十分な電流を確保する1 又は
複数のバッテリーを含み、一方、作用モジュールの医薬
リザーバーは、例えば、治療の安全性の理由のため、24
時間の治療に限定されることができる容量をもつ。本発
明の係るパッチは、このように、作用モジュール又はエ
ネルギー・モジュールがそれらの使用が時間切れになる
順序に従って選択的に取り除かれることを可能にする。
作用モジュール又はパワー・モジュールを置き換えるた
めの必要性は、電気モジュールのディスプレイ上に示さ
れることができる。本発明の他の特徴に従えば、消耗し
たバッテリーは、それらの性質にかかわらず、そのパワ
ー・モジュールから容易に取り出され、そして環境の汚
染を回避するために回収されることができる。本発明に
係るパッチの形態は、一般的には、使用されるバッテリ
ーのタイプの関数であろうし、そしてパワー・モジュー
ル内でのそれらの配置は、すなわち、そのパワー・モジ
ュールそれ自体の形態の関数であろう。一般的には、本
発明に係るパッチのパワー・モジュールは、例えば、成
型又は熱形成により硬質プラスチック材料において具体
化された2 つの部分、プレート及びカバーから成る。プ
レートの面の中の1 つは、その場に作用モジュールを保
つように構築され; 他の面は、バッテリー及びそのバッ
テリーと異なるモジュールとの間の接続又は相互連絡機
構を支持する。カバーは、バッテリー及び接続機構を支
持するプレートの面を全体として又は部分的にカバーす
る。また、このカバーは、電気モジュールがその場に抱
えられることを可能にする機構を提供される。本発明の
枠組みから外れることなく、他の構築物が構想されるこ
とができることは、明らかである。例えば、プレートそ
れ自体の上に置かれた機構の手段によりパッチ内に電気
モジュールを抱えることが可能である。同様に、ある者
は、2 以上の部分の組み合わせによりパワー・モジュー
ルを形成することを構想することができる。
用可能な電気モジュール、及び皮膚に接する2 つのモジ
ュールであってある期間の使用の後別々に捨てることが
できるものから成る。本発明に係るパッチは、このよう
にまた、特に病院の環境において予防を改善することが
できる。本発明に従えば、そのパワー・モジュールは、
1 週間にわたり持続することができる電気泳動法又はイ
オン導入法の治療のために十分な電流を確保する1 又は
複数のバッテリーを含み、一方、作用モジュールの医薬
リザーバーは、例えば、治療の安全性の理由のため、24
時間の治療に限定されることができる容量をもつ。本発
明の係るパッチは、このように、作用モジュール又はエ
ネルギー・モジュールがそれらの使用が時間切れになる
順序に従って選択的に取り除かれることを可能にする。
作用モジュール又はパワー・モジュールを置き換えるた
めの必要性は、電気モジュールのディスプレイ上に示さ
れることができる。本発明の他の特徴に従えば、消耗し
たバッテリーは、それらの性質にかかわらず、そのパワ
ー・モジュールから容易に取り出され、そして環境の汚
染を回避するために回収されることができる。本発明に
係るパッチの形態は、一般的には、使用されるバッテリ
ーのタイプの関数であろうし、そしてパワー・モジュー
ル内でのそれらの配置は、すなわち、そのパワー・モジ
ュールそれ自体の形態の関数であろう。一般的には、本
発明に係るパッチのパワー・モジュールは、例えば、成
型又は熱形成により硬質プラスチック材料において具体
化された2 つの部分、プレート及びカバーから成る。プ
レートの面の中の1 つは、その場に作用モジュールを保
つように構築され; 他の面は、バッテリー及びそのバッ
テリーと異なるモジュールとの間の接続又は相互連絡機
構を支持する。カバーは、バッテリー及び接続機構を支
持するプレートの面を全体として又は部分的にカバーす
る。また、このカバーは、電気モジュールがその場に抱
えられることを可能にする機構を提供される。本発明の
枠組みから外れることなく、他の構築物が構想されるこ
とができることは、明らかである。例えば、プレートそ
れ自体の上に置かれた機構の手段によりパッチ内に電気
モジュールを抱えることが可能である。同様に、ある者
は、2 以上の部分の組み合わせによりパワー・モジュー
ルを形成することを構想することができる。
【0009】付着手段を含むパワー・モジュールの構成
部分は、普通の技術、例えば、接着剤による結合、溶融
(welding) 又はスナップ固定に従って組み合わされる。
パッチが円形のケースの形態にある場合、そして2 つの
棒状バッテリーを使用する( 例えば、タイプR 1 のも
の) 場合においては、後者は、例えば、パワー・モジュ
ール・プレートの内面上のV 型において平らに置かれる
ことができ、自由に残る扇形の部分は、プラグ固定、ス
ナップ固定又は他の適当な手段によりそのパワー・モジ
ュール内に入れられる電気モジュールを受け入れるため
に使用されることができる。2 つのボタン状バッテリー
を使用する場合には( 例えば、タイプDA63OHのもの) 、
本発明に係るパッチは、例えば、楕円状のケースの形態
をもつであろうし、そのバッテリーは、そのパワー・モ
ジュール・プレートの内面上に平らに置かれ、そしてそ
の電気モジュールはそのカバーの上にはめ込みむことが
できる。本発明の他の態様は、そのパッチの残りの部分
からの電気モジュールの分離が簡単な操作により素早く
行われることができるという事実により、使用に係る増
加された安全性を有するパッチを提供し、これは、その
治療の素早い中断が必要である事件においてそのパッチ
が全体として不活性化されることを可能にする。
部分は、普通の技術、例えば、接着剤による結合、溶融
(welding) 又はスナップ固定に従って組み合わされる。
パッチが円形のケースの形態にある場合、そして2 つの
棒状バッテリーを使用する( 例えば、タイプR 1 のも
の) 場合においては、後者は、例えば、パワー・モジュ
ール・プレートの内面上のV 型において平らに置かれる
ことができ、自由に残る扇形の部分は、プラグ固定、ス
ナップ固定又は他の適当な手段によりそのパワー・モジ
ュール内に入れられる電気モジュールを受け入れるため
に使用されることができる。2 つのボタン状バッテリー
を使用する場合には( 例えば、タイプDA63OHのもの) 、
本発明に係るパッチは、例えば、楕円状のケースの形態
をもつであろうし、そのバッテリーは、そのパワー・モ
ジュール・プレートの内面上に平らに置かれ、そしてそ
の電気モジュールはそのカバーの上にはめ込みむことが
できる。本発明の他の態様は、そのパッチの残りの部分
からの電気モジュールの分離が簡単な操作により素早く
行われることができるという事実により、使用に係る増
加された安全性を有するパッチを提供し、これは、その
治療の素早い中断が必要である事件においてそのパッチ
が全体として不活性化されることを可能にする。
【0010】本発明は、添付図面により例示される態様
例を参照してよりよく理解されよう。ここで、 - 図1 は、本発明に係るパッチの平面図を示し; - 図2 は、図1 の線2-2 に沿って得られた断面図を示
し; - 図3 は、図1 中のパッチの斜視図を示し、そして3 つ
のモジュールを別々に示し; - 図4 は、パワー・モジュール・プレートの底面図を示
し; - 図5 は、パワー・モジュール・プレートの平面図を示
し; - 図6 は、パワー・モジュール・カバーの底面図を示
し; - 図7 は、本発明に係るパッチの他の態様の斜視図を示
し、そして3 つのモジュールを別々に示す。
例を参照してよりよく理解されよう。ここで、 - 図1 は、本発明に係るパッチの平面図を示し; - 図2 は、図1 の線2-2 に沿って得られた断面図を示
し; - 図3 は、図1 中のパッチの斜視図を示し、そして3 つ
のモジュールを別々に示し; - 図4 は、パワー・モジュール・プレートの底面図を示
し; - 図5 は、パワー・モジュール・プレートの平面図を示
し; - 図6 は、パワー・モジュール・カバーの底面図を示
し; - 図7 は、本発明に係るパッチの他の態様の斜視図を示
し、そして3 つのモジュールを別々に示す。
【0011】図1 〜3 中に、そしてさらに特に図3 中に
示すように、本発明に係るパッチは、患者の皮膚に接す
る作用モジュール(1) 、中間にあるパワー・モジュール
(2)、及び再使用可能なモジュールを構築する電気モジ
ュール(3) を含んで成る3 つの別個のモジュールの組み
立てにより形成される。作用モジュールは、一般的な円
の形態を有し、柔軟性のプラスチック材料において形成
され、そして患者の皮膚に接する面上において、医薬を
受け入れることを意図されたリザーバー(10)の中心置か
れ且つその底に置かれたディスク形態の作用電極(18)並
びに導電ゲルを受け入れることを意図されたリング状の
リザーバー(12)の底に置かれたリング形態の対照電極(1
7)により構築された1 システムの電極を含んで成り、そ
のリザーバー(10)及び(12)がそれらのリザーバーの向か
い合う外端を連結する絶縁リングにより分離されてい
る。上記と反対の面上では、すなわち、パッチの残りの
部分の上に適用される面の上では、リザーバー(10)及び
(12)は、相補的な方法で、一方において後者の相補的な
機構中へのロックによりそのパッチの残りの部分の上に
機械的に作用モジュール(1) を入れることを、そして他
方において後者とそのパッチの残りの部分との電気的接
続を確保するために電極(17 、18) にそれぞれ接続され
た接点 (14、15) を受け入れることを、意図された溝(1
1)の境界を定めている。
示すように、本発明に係るパッチは、患者の皮膚に接す
る作用モジュール(1) 、中間にあるパワー・モジュール
(2)、及び再使用可能なモジュールを構築する電気モジ
ュール(3) を含んで成る3 つの別個のモジュールの組み
立てにより形成される。作用モジュールは、一般的な円
の形態を有し、柔軟性のプラスチック材料において形成
され、そして患者の皮膚に接する面上において、医薬を
受け入れることを意図されたリザーバー(10)の中心置か
れ且つその底に置かれたディスク形態の作用電極(18)並
びに導電ゲルを受け入れることを意図されたリング状の
リザーバー(12)の底に置かれたリング形態の対照電極(1
7)により構築された1 システムの電極を含んで成り、そ
のリザーバー(10)及び(12)がそれらのリザーバーの向か
い合う外端を連結する絶縁リングにより分離されてい
る。上記と反対の面上では、すなわち、パッチの残りの
部分の上に適用される面の上では、リザーバー(10)及び
(12)は、相補的な方法で、一方において後者の相補的な
機構中へのロックによりそのパッチの残りの部分の上に
機械的に作用モジュール(1) を入れることを、そして他
方において後者とそのパッチの残りの部分との電気的接
続を確保するために電極(17 、18) にそれぞれ接続され
た接点 (14、15) を受け入れることを、意図された溝(1
1)の境界を定めている。
【0012】また、溝(11)は、モジュール(1) がそのパ
ッチの残りの部分上にのみ一義的にフィットすることを
許容する小さな放射状の位置決めリブ(13)をもつ。この
モジュール(1) は、またその取り付けを、そして特にそ
れが入れ替えられるべきときにその取り外しを容易にす
ることを意図された小さな取っ手(16)を備えている。こ
のモジュール(1) は、そのリザーバー内の医薬の量が使
用されつくすとき最初の捨てられる要素を含んで成る。
このモジュール(1) は、その電極に従来技術により知ら
れた他のいずれかの形態を与えることにより明らかに形
成されることができる。このように、モジュール(1)
は、本発明の部分を形成せず; それはそれが他の2 つの
モジュールと協同する程度においてのみ本発明の部分を
形成する。
ッチの残りの部分上にのみ一義的にフィットすることを
許容する小さな放射状の位置決めリブ(13)をもつ。この
モジュール(1) は、またその取り付けを、そして特にそ
れが入れ替えられるべきときにその取り外しを容易にす
ることを意図された小さな取っ手(16)を備えている。こ
のモジュール(1) は、そのリザーバー内の医薬の量が使
用されつくすとき最初の捨てられる要素を含んで成る。
このモジュール(1) は、その電極に従来技術により知ら
れた他のいずれかの形態を与えることにより明らかに形
成されることができる。このように、モジュール(1)
は、本発明の部分を形成せず; それはそれが他の2 つの
モジュールと協同する程度においてのみ本発明の部分を
形成する。
【0013】硬質プラスチック材料において具体化され
たパワー・モジュール(2) は、電気泳動法又はイオン導
入法による医薬の投与に必要な電源(20)を受け入れるよ
うに形成され、そしてまた、一方において作用モジュー
ル(1) 及び電気モジュール(3) との機械的組み立て手段
(21 、22a 、22b)及び電気的接続手段(23a、23b 、24、
25) を、そして他方において患者の体への付着手段(26
a、26b)を含んで成る。図4 、5 及び6 を参照すれば、
作用成分(1) との組み立て及び接続がモジュール(2) の
下部の上に置かれた手段により達成され、そして電気モ
ジュール(3) との組み立て及び接続がその上部の上に置
かれた手段により達成されることが注目されるであろ
う。このために、モジュール(2) は、例えば、プラスチ
ック材料を成型し又は熱形成することにより得られた2
つの部分から形成され、その外面(211) が作用モジュー
ルの方を向いているところのプレート(210) 及びその外
部(221) が電気モジュール(3) を支持することを意図さ
れているところのカバー(220) を形成する。プレート(2
10) 及びカバー(220) は、患者の体への固定のための手
段(26a、26b)をその場に抱えたそれらの対面(212、222)
により一緒に結合される。図1 〜6 中に示すようなパッ
チ中、付着手段(26a、26b)は、患者の手足(limb)の周り
にそのパッチを保持するためのvelcro商標登録- タイプ
固定具によりそれらの端で結合されることができる弾性
織物の2 つのストリップにより形成されている。ストリ
ップ(26a、26b)は、プレート(210) の対応ノッチ(217)
中にロックされる小さな突起(227) を、その周辺におい
て提供するカバー(220) との組み立てによりモジュール
(2) と1 片を形成するように作られる。プレート(210)
とカバー(220) との組み立ては、他の適当な非脱着性の
手段のいずれか、例えば、その2 つの部分の接着剤によ
る結合又は溶融により達成されることもできる。
たパワー・モジュール(2) は、電気泳動法又はイオン導
入法による医薬の投与に必要な電源(20)を受け入れるよ
うに形成され、そしてまた、一方において作用モジュー
ル(1) 及び電気モジュール(3) との機械的組み立て手段
(21 、22a 、22b)及び電気的接続手段(23a、23b 、24、
25) を、そして他方において患者の体への付着手段(26
a、26b)を含んで成る。図4 、5 及び6 を参照すれば、
作用成分(1) との組み立て及び接続がモジュール(2) の
下部の上に置かれた手段により達成され、そして電気モ
ジュール(3) との組み立て及び接続がその上部の上に置
かれた手段により達成されることが注目されるであろ
う。このために、モジュール(2) は、例えば、プラスチ
ック材料を成型し又は熱形成することにより得られた2
つの部分から形成され、その外面(211) が作用モジュー
ルの方を向いているところのプレート(210) 及びその外
部(221) が電気モジュール(3) を支持することを意図さ
れているところのカバー(220) を形成する。プレート(2
10) 及びカバー(220) は、患者の体への固定のための手
段(26a、26b)をその場に抱えたそれらの対面(212、222)
により一緒に結合される。図1 〜6 中に示すようなパッ
チ中、付着手段(26a、26b)は、患者の手足(limb)の周り
にそのパッチを保持するためのvelcro商標登録- タイプ
固定具によりそれらの端で結合されることができる弾性
織物の2 つのストリップにより形成されている。ストリ
ップ(26a、26b)は、プレート(210) の対応ノッチ(217)
中にロックされる小さな突起(227) を、その周辺におい
て提供するカバー(220) との組み立てによりモジュール
(2) と1 片を形成するように作られる。プレート(210)
とカバー(220) との組み立ては、他の適当な非脱着性の
手段のいずれか、例えば、その2 つの部分の接着剤によ
る結合又は溶融により達成されることもできる。
【0014】プレート(210) のそれぞれの外面(211) 及
び(212) を示す図4 及び5 を参照すれば、外面(211) が
不連続の持ち上がったリング(21)であって作用モジュー
ル(1) の溝(11)と協同しその場で後者を機械的に保持す
るものを含んで成ることが注目されよう。リング(21)の
2 つの不連続性は、作用モジュール(1) の接点(14 、1
5) に面して置かれた接点(214、215)により占有され
る。リング(210) の第三の不連続性(213) は、モジュー
ル(1) の位置決めリブ(13)と協同する。プレート(210)
の内面(212) は、電源(20)と他の2 つのモジュールとの
間の接続及び相互連絡(23a、23b 、24、25) をその場に
受入れ又は保持するために構築されている。図示した態
様に従えば、電源(20)は、V 型に平らに置かれた2 つの
棒状のバッテリー(20a、20b)( 例えば、タイプR 1 のも
の) により形成され、そして配線(27)により直列に接続
されている。配線(23a、23b)は、電源(20)の2 つの極が
電気モジュールに接続されることができるようにしてい
る。配線(24)は、そのプレートを横切る貫通孔を介して
電源の端子を、接点(215) の仲介により作用モジュール
(1) の電極に接続するために形成されている。相互連絡
(24)は、プレート(210) を横切る貫通孔を介して、接点
(214) の仲介によりモジュール(1)の第二電極と電気モ
ジュール(3) の出口端子(34)とを接続するように形成さ
れている。電気的接続及び相互連絡は、公知の手段によ
り、例えば、金属シートを切り出し、そして小さな位置
決め突起(29)の端の溶融によるそのプレート上への位置
決めにより、達成される。
び(212) を示す図4 及び5 を参照すれば、外面(211) が
不連続の持ち上がったリング(21)であって作用モジュー
ル(1) の溝(11)と協同しその場で後者を機械的に保持す
るものを含んで成ることが注目されよう。リング(21)の
2 つの不連続性は、作用モジュール(1) の接点(14 、1
5) に面して置かれた接点(214、215)により占有され
る。リング(210) の第三の不連続性(213) は、モジュー
ル(1) の位置決めリブ(13)と協同する。プレート(210)
の内面(212) は、電源(20)と他の2 つのモジュールとの
間の接続及び相互連絡(23a、23b 、24、25) をその場に
受入れ又は保持するために構築されている。図示した態
様に従えば、電源(20)は、V 型に平らに置かれた2 つの
棒状のバッテリー(20a、20b)( 例えば、タイプR 1 のも
の) により形成され、そして配線(27)により直列に接続
されている。配線(23a、23b)は、電源(20)の2 つの極が
電気モジュールに接続されることができるようにしてい
る。配線(24)は、そのプレートを横切る貫通孔を介して
電源の端子を、接点(215) の仲介により作用モジュール
(1) の電極に接続するために形成されている。相互連絡
(24)は、プレート(210) を横切る貫通孔を介して、接点
(214) の仲介によりモジュール(1)の第二電極と電気モ
ジュール(3) の出口端子(34)とを接続するように形成さ
れている。電気的接続及び相互連絡は、公知の手段によ
り、例えば、金属シートを切り出し、そして小さな位置
決め突起(29)の端の溶融によるそのプレート上への位置
決めにより、達成される。
【0015】図3 〜6 を参照すれは、パワー・モジュー
ル(2) の第二の構成要素が、内面(222) の一部が電源(2
0)を受け入れることを意図されたケーシング(223) を形
成するために開けられ、その他の部分が電気モジュール
(3) との接点を形成する配線(23a、23b 、24) の端との
接近を与える開口(225) を配置されたシート(224) によ
り閉じられているようなカバー(220) により形成されて
いることが注目されよう。電源(20)がプレート上に平ら
に置かれた2 つの棒状バッテリーから成るところの図示
した態様に従えば、ケーシング(223) は、空のV 形状を
もち、補足的なリブ(228) がそのバッテリーをその場に
保ために提供されることができる。カバー(220) の外部
(221) の上では、ケーシング(223) の外壁及びシート(2
24) の外面は、電気モジュールを受け入れることを意図
された扇型の一般形態をもつケーシング(226) の境界を
定める。図示した態様においては、電気モジュール(3)
のケーシング(226) への案内及びその場でのその保持
は、電気モジュール(3) の内面上に置かれた対応差し込
み部分(31)と協同するあり継ぎ内のレール(22a、22b)に
より確保される。パワー・モジュール(2) 上への電気モ
ジュール(3) のガイド及び固定は、本発明の範囲から外
れることなく、電気モジュール(3) が容易に且つ素早く
取り付けられ且つ取り外されることができるような他の
適当な手段のいずれかにより明らかに達成されることが
できる。例えば、電気モジュール(3) とカバー(220) と
に面した面上にレール及びリブを置くことができる。
ル(2) の第二の構成要素が、内面(222) の一部が電源(2
0)を受け入れることを意図されたケーシング(223) を形
成するために開けられ、その他の部分が電気モジュール
(3) との接点を形成する配線(23a、23b 、24) の端との
接近を与える開口(225) を配置されたシート(224) によ
り閉じられているようなカバー(220) により形成されて
いることが注目されよう。電源(20)がプレート上に平ら
に置かれた2 つの棒状バッテリーから成るところの図示
した態様に従えば、ケーシング(223) は、空のV 形状を
もち、補足的なリブ(228) がそのバッテリーをその場に
保ために提供されることができる。カバー(220) の外部
(221) の上では、ケーシング(223) の外壁及びシート(2
24) の外面は、電気モジュールを受け入れることを意図
された扇型の一般形態をもつケーシング(226) の境界を
定める。図示した態様においては、電気モジュール(3)
のケーシング(226) への案内及びその場でのその保持
は、電気モジュール(3) の内面上に置かれた対応差し込
み部分(31)と協同するあり継ぎ内のレール(22a、22b)に
より確保される。パワー・モジュール(2) 上への電気モ
ジュール(3) のガイド及び固定は、本発明の範囲から外
れることなく、電気モジュール(3) が容易に且つ素早く
取り付けられ且つ取り外されることができるような他の
適当な手段のいずれかにより明らかに達成されることが
できる。例えば、電気モジュール(3) とカバー(220) と
に面した面上にレール及びリブを置くことができる。
【0016】図示した態様においては、電気モジュール
は、その外形がパワー・モジュール(2) のケーシング(2
26) のものと相補的な小さなケースの形態をもつ。それ
は、その内部に、投与されるべき医薬と治療されるべき
患者との関数としての、電気泳動法又はイオン導入法に
よる治療の普通のパラメーターのすべてを管理するため
の、それ自体公知の電気回路(30)を含む。これらの様々
なパラメーターが制御ボタン(37 、38) の手段により回
路(30)内で初期化され、そしてディスプレイ・スクリー
ン上で可視化されることができ、これらの要素は、その
ケースの外面上に置かれる。その内面上では、そのケー
スは、パワー・モジュール(2) の配線(23a、23b 及び2
4) 上に置かれた接点に面した接点(33a、33b 、34) を
含んで成る。電気モジュールは、それ自体の電源、例え
ば、小さな長寿命のボタン状バッテリーを有することが
できる。また、それは、不揮発性メモリーを備えた回路
(30)を有し、そしてその電気モジュールがその場にある
とき、その電源のみとしてパワー・モジュール(2) のも
のをもつことができる。このように、モジュール(2)
は、本発明の部分を形成しないが; それは、それが他の
2 つのモジュールと協同する程度においてのみ、本発明
の部分を形成する。
は、その外形がパワー・モジュール(2) のケーシング(2
26) のものと相補的な小さなケースの形態をもつ。それ
は、その内部に、投与されるべき医薬と治療されるべき
患者との関数としての、電気泳動法又はイオン導入法に
よる治療の普通のパラメーターのすべてを管理するため
の、それ自体公知の電気回路(30)を含む。これらの様々
なパラメーターが制御ボタン(37 、38) の手段により回
路(30)内で初期化され、そしてディスプレイ・スクリー
ン上で可視化されることができ、これらの要素は、その
ケースの外面上に置かれる。その内面上では、そのケー
スは、パワー・モジュール(2) の配線(23a、23b 及び2
4) 上に置かれた接点に面した接点(33a、33b 、34) を
含んで成る。電気モジュールは、それ自体の電源、例え
ば、小さな長寿命のボタン状バッテリーを有することが
できる。また、それは、不揮発性メモリーを備えた回路
(30)を有し、そしてその電気モジュールがその場にある
とき、その電源のみとしてパワー・モジュール(2) のも
のをもつことができる。このように、モジュール(2)
は、本発明の部分を形成しないが; それは、それが他の
2 つのモジュールと協同する程度においてのみ、本発明
の部分を形成する。
【0017】図7 は、本発明に係るパッチの他の態様を
示しており、ここで、2 つのボタン状バッテリー( 例え
ば、タイプDA63OHのもの) による上記の2 つの棒状バッ
テリーの置き換えがそのパッチの幾何学的形状の変更を
もたらし、一方、3 つのモジュールの機械的及び電気的
接続の同一原理を使用し、その中では、電気モジュール
(3) のみが再使用可能である。本態様に従えば、パッチ
は、一般的な楕円の形態をもつ。作用モジュール(1)
は、その外表面の全部又は部分の上に、少なくとも1 の
電極システム及び1 の医薬リザーバーを支持することに
よりこの形態を呈している。未だプレート及びカバーを
含んで成るパワー・モジュール(2) は、その端のそれぞ
れにおいてボタン形状のバッテリーを支持し、ケーシン
グ(226) は、電気モジュール(3) に予約されており、そ
こでは、中心の位置をもち、ディスプレイ・スクリーン
(36)がその中心に置かれ、そして制御ボタン(37 、38)
がそのスクリーン(36)のそれぞれの脇に置かれ、モジュ
ール(3) のケースの延長は、モジュール(2) のカバー(2
20) の上にある。患者の体への付着は、プレート(210)
とカバー(220) との間にその場に保持された接着リング
(26)の手段により確保される。
示しており、ここで、2 つのボタン状バッテリー( 例え
ば、タイプDA63OHのもの) による上記の2 つの棒状バッ
テリーの置き換えがそのパッチの幾何学的形状の変更を
もたらし、一方、3 つのモジュールの機械的及び電気的
接続の同一原理を使用し、その中では、電気モジュール
(3) のみが再使用可能である。本態様に従えば、パッチ
は、一般的な楕円の形態をもつ。作用モジュール(1)
は、その外表面の全部又は部分の上に、少なくとも1 の
電極システム及び1 の医薬リザーバーを支持することに
よりこの形態を呈している。未だプレート及びカバーを
含んで成るパワー・モジュール(2) は、その端のそれぞ
れにおいてボタン形状のバッテリーを支持し、ケーシン
グ(226) は、電気モジュール(3) に予約されており、そ
こでは、中心の位置をもち、ディスプレイ・スクリーン
(36)がその中心に置かれ、そして制御ボタン(37 、38)
がそのスクリーン(36)のそれぞれの脇に置かれ、モジュ
ール(3) のケースの延長は、モジュール(2) のカバー(2
20) の上にある。患者の体への付着は、プレート(210)
とカバー(220) との間にその場に保持された接着リング
(26)の手段により確保される。
【0018】本発明は、理解を容易にすために2 つの実
施例により説明してきたたが、これらの2 つの態様には
明らかに限定されない。本発明の範囲から外れることな
く、当業者は、そのパワー・モジュールが本発明に係る
パッチの本質的部分を構成する限り、その形状、機械的
及び電気的な方法又は他の組み立てのに対する適当な変
更を行うことができる。
施例により説明してきたたが、これらの2 つの態様には
明らかに限定されない。本発明の範囲から外れることな
く、当業者は、そのパワー・モジュールが本発明に係る
パッチの本質的部分を構成する限り、その形状、機械的
及び電気的な方法又は他の組み立てのに対する適当な変
更を行うことができる。
【図1】図1 は、本発明に係るパッチの平面図を示す。
【図2】図2 は、図1 の引出し線2-2 に沿って得られた
断面図を示す。
断面図を示す。
【図3】図3 は、図1 中のパッチの斜視図を示し、そし
て3 つのモジュールを別々に示す。
て3 つのモジュールを別々に示す。
【図4】図4 は、パワー・モジュール・プレートの底面
図を示す。
図を示す。
【図5】図5 は、パワー・モジュール・カバーの平面図
を示す。
を示す。
【図6】図6 は、パワー・モジュール・カバーの底面図
を示す。
を示す。
【図7】図7 は、本発明に係るパッチの他の態様の斜視
図を示し、そして3 つのモジュールを別々に示す。
図を示し、そして3 つのモジュールを別々に示す。
1…作用モジュール 10…リザーバー 11…溝 12…リング状リザーバー 13…放射状位置決めリブ 14…接点 15…接点 16…取っ手 17…対照電極 18…作用電極 2…パワー・モジュール 20…電源 20a 、20b …棒状バッテリー 21…不連続の持ち上がったリング 21、22a 、22b …機械的組み立て手段 22a 、22b …あり継ぎ内のレール 23a 、23b 、24、25…電気的接続手段 26 …接着リング 26a 、26b …患者の体への付着手段 27 …配線 29 …小さな位置決め突起 210 …プレート 211 …外面 212 …対面 213 …第三の不連続性 214 …接点 215 …接点 217 …対応ノッチ 220 …カバー 221 …外部 222 …対面 223 …ケーシング 224 …シート 225 …開口 226 …ケーシング 227 …小さな突起 228 …補足的なリブ 3…電気モジュール 30…電気回路 31…差し込み部分 33a 、33b 、34…接点 34…出口端子 36…ディスプレイ・スクリーン 37、38…制御ボタン
Claims (16)
- 【請求項1】 電気泳動法(electrophoresis) 又はイオ
ン導入法(iontophoresis) による医薬の経皮投与のため
の、3 つの別個のモジュールから形成された歩行治療の
ための装置であって、少なくとも1 システムの電極(17
、18) 及び1の薬剤リザーバー(10)を備えた第一の作用
モジュール(1) 、電源(20)を備えた第二のパワー・モジ
ュール(2) 並びに電気回路(30)、制御機構(control org
ans)(37 、38) 及びディスプレイ・スクリーン(36)を備
えた第三の電気モジュール(3)を含んで成り、そのパワ
ー・モジュール(2) が上記の他の2 つのモジュール(1、
3)の間に置かれ、そしてそれが、1 以上のバッテリーに
より形成された電源(20)に加えて、一方において機械的
組み立て手段(21 、22a 、22b)及び他の2 つのモジュー
ル(1、3)との電気的な接続又は相互連絡手段(23a、23b
、24、25) を、そして他方において患者の体への付着
のための手段(26a、26b)を含んで成ることを特徴とする
装置。 - 【請求項2】 パワー・モジュール(2) が、その外面(2
11) が作用モジュール(1) の方に向いているところのプ
レート(210) とその外側の部分が電気モジュール(3) を
支持することを意図されているところのカバー(220) と
の組み合わせにより形成されており、そのプレート(21
0) 及びそのカバーがそれらの向かい合った面(212、22
2)により結合されており、それにより、その場において
患者の体への付着のための手段(26a、26b)を保持するこ
とを特徴とする請求項1に記載の装置。 - 【請求項3】 プレート(210) の外面(211) が、作用モ
ジュール(1) を固定するための不連続リング(21)、並び
に電源(20)との接続上の及び電気モジュール(3) との相
互連絡(24)上の2 つの電気的接点(214、215)を含んで成
り、その接点が作用モジュール(1) の対応接点に面して
いることを特徴とする請求項2に記載の装置。 - 【請求項4】 リング(21)の不連続性の中の1 つ(213)
が、作用モジュール(1) を一義的に位置決めすることを
可能にしていることを特徴とする請求項3に記載の装
置。 - 【請求項5】 プレート(210) の内面(212) が、電源(2
0)と一方において作用モジュール(1) との及び他方にお
いて電気モジュール(3) との間の接続及び相互連絡を(2
3a、23b 、24、25) を受入れ又は維持するように構築さ
れていることを特徴とする請求項2に記載の装置。 - 【請求項6】 カバー(220) の内面(22)の一部が電源(2
0)を受入れることを意図されたケーシング(223) を作る
ために開けられており、そしてその他の部分が接続及び
相互連絡((23a 、23b 、24) のための開口(225) をもつ
シート(224)により閉じられていることを特徴とする請
求項2に記載の装置。 - 【請求項7】 ケーシング(223) が、プレート(210) の
内面(211) 上にV 型において平らに置かれた直列におけ
る2 つの棒状バッテリーにより形成された電源(20)を受
け入れるように形成されており、シート(224) がそのV
の内部を占有していることを特徴とする請求項6に記載
の装置。 - 【請求項8】 ケーシング(223) が、プレート(210) の
内面(211) 上に平らに置かれた2 つのボタン状バッテリ
ーにより形成された電源(20)を受け入れるように形成さ
れており、シート(224) がそのボタン状バッテリーの間
に置かれていることを特徴とする請求項6に記載の装
置。 - 【請求項9】 カバー(220) の外の部分が、電源のケー
シング(223) の外壁により及びシート(224) の外面によ
り境界を定められ、そして電気モジュール(3) を受け入
れるように意図されたケーシング(226) を含んで成るこ
とを特徴とする請求項2及び6に記載の装置。 - 【請求項10】 ケーシング(226) が、電気モジュール
(3) の案内及び固定ための機構(22a、22b)を備えている
ことを特徴とする請求項9に記載の装置。 - 【請求項11】 案内及び固定の機構(22a、22b)が、シ
ート(224) 内に配置されたあり継ぎ(dovetail)カットに
より形成されていることを特徴とする請求項10に記載
の装置。 - 【請求項12】 ガイダンス及び固定の機構(22a、22b)
が、ケーシング(226) の壁上に置かれたレール(rails)
又はリブ(robs)により形成されていることを特徴とする
請求項10に記載の装置。 - 【請求項13】 付着手段(26a、26b)が、それらの端に
おいてvelcro商標登録- タイプ固定具を提供された弾性
織物のストリップにより形成されており、そのストリッ
プがプレート(210) とカバー(220) との間に挟まれてい
ることを特徴とする請求項2に記載の装置。 - 【請求項14】 付着手段(26)が、パワー・モジュール
(2) の全部又は一部を取り囲む接着ストリップにより形
成されており、そのストリップがプレート(210) とカバ
ー(220) との間に挟まれていることを特徴とする請求項
2に記載の装置。 - 【請求項15】 プレート(210) 及びカバー(220) がプ
ラスチック材料を成型し又は熱形成することにより形成
されていることを特徴とする請求項2に記載の装置。 - 【請求項16】 プレート(210) 、カバー(220) 及び付
着手段(26a、26b)の組み立てが、接着剤による結合、溶
融又はそのプレート(210) とそのカバー(220) により行
われる相補的な機構のスナップ固定(snap-fitting)によ
り行われることを特徴とする請求項2に記載の装置。
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