JPH0714813Y2 - 回転照射式水準測量機用受光器 - Google Patents

回転照射式水準測量機用受光器

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Publication number
JPH0714813Y2
JPH0714813Y2 JP1985173589U JP17358985U JPH0714813Y2 JP H0714813 Y2 JPH0714813 Y2 JP H0714813Y2 JP 1985173589 U JP1985173589 U JP 1985173589U JP 17358985 U JP17358985 U JP 17358985U JP H0714813 Y2 JPH0714813 Y2 JP H0714813Y2
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JP
Japan
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leveling instrument
photodetector
display
irradiation type
rotary irradiation
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Expired - Lifetime
Application number
JP1985173589U
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English (en)
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JPS6283914U (ja
Inventor
亮 西村
秀男 亀山
Original Assignee
株式会社ソキア
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は測量および建築、建設業界において使用する
レーザ光線を回転照射して水準測量を行なう回転照射式
水準測量機(レーザオートプレーナ)用受光器に関す
る。
[従来技術] 建築、建設業界における配管、床面仕上げ、生コン打
ち、ブロック、石積み工事等において、その水平基準を
設定する回転照射式水準測量機(レーザオートプレー
ナ)は、第3図に示すように三脚31に載置された水準測
量機本体32から照射されるレーザまたは赤外の光線が、
その回転に伴って光の水平面を形成し、この光をスタッ
フ33にクランプ34にて取付けられた受光器35を作業員が
操作することによつて、測量機本体からの光線を検出し
て水平基準を定め墨出し等を行っている。
[考案が解決しようとする問題点] 前記回転照射式水準測量機は、前述したように可視光線
ではないレーザ光または赤外線を測量機本体から回転照
射し光の水平面を形成させているために、その光は人間
が目で確認することはできない。したがつて作業員が受
光器を操作して水準測量機本体から照射されるレーザ光
線等を検出するには目視できない光を対象とするために
照射されたレーザ光平面と受光器に設けられたセンタマ
ークが一致した状態で受光させるには案外手数がかか
り、これを迅速に行なうにはある程度の熟練を必要とし
た。即ち従来の受光器は受光素子を縦長に配設し、照射
されたレーザ光平面を受光素子がセンタマークの位置に
おいて受光すると、受光器が水平基準の設定を終了した
ことを確認できる表示機能は設けられていたが、センタ
マーク位置以外でレーザ光平面を受光している時に、受
光器を上、下どの方向に移動すべきかを指示する機能は
有していないので、上記したように迅速な水平基準の設
定には熟練を必要とするなどの欠点があつた。
[問題を解決するための手段、作用] この考案は上記の欠点を解決するために受光器のセンタ
マークの位置が水準測量機から照射されるレーザ光平面
より上方位置にあるか、下方位置にあるのかを示すとと
もに、受光器の移動方向をも指示する表示部とセンタマ
ークとレーザ光平面の一致ならびにその変位を音で報知
するブザを設け、水平基準の設定を視覚と聴覚から判断
できる構成とし、水平基準を簡単にしかも迅速に取り得
るようにしたものである。また、受光器の側面にセンタ
マークを含めて等間隔の目盛りを形成すれば、センタマ
ーク位置で水平基準を取れば上記目盛りの範囲内で横墨
入れ作業が容易に行なえるようにしてある。
[実施例] 以下、この考案を図面に示す実施例にもとづいて説明す
る。
第1図において回転照射式水準測量機用受光器本体は、
ケース5、前蓋5a、裏蓋からなり、ケース5の側面5bに
はセンタマーク6とこのセンタマーク6を含めて所定間
隔で目盛り13が刻設されている。ケース5の前蓋5aには
センタマーク6の位置をほぼ中央とした縦長の受光窓と
その内側に水準測量機から回転照射されるレーザ光平面
を検出する複数の受光素子を内蔵した受光部7と、この
受光部7に併置して液晶形の表示部8が電気的な接続が
なされ設けてある。この表示部8は、第2図に示したよ
うに受光部7に内蔵された各々の受光素子の出力電圧に
よつて駆動されて、下向矢印表示8d、水平スリット表示
8c、上向矢印表示8uのいづれかの表示がなされるように
なつている。例えば第2図に示す如く下向矢印表示8dが
駆動表示されている場合はレーザ光平面がセンタマーク
6より下方にあるので、受光器を矢印の示す下方に下げ
ることを指示しており、同様にして上向矢印表示8uの表
示はレーザ光平面がセンタマーク6より上方に位置して
いるので受光器を矢印の示す上方に上げることを指示し
ている。そして下向矢印表示8dも上向矢印表示8uのいづ
れも駆動表示されず、水平スリット表示8cのみが駆動表
示された場合にはレーザ光平面とセンタマーク6の位置
が完全に一致し水平基準の設定が終了したことを示すも
のである。なお、表示部8には上記表示とは別に円形表
示9が設けられているが、この表示9が表示されている
ときは水準測量機から回転照射されるレーザ光平面が受
光部7に当っていることを示し、目視することのできな
いレーザ光の存在が確認できる。
そして、前蓋5aには音響窓11とそれに対応する位置にブ
ザ10が取付けられ、受光部7に内蔵された各々の受光素
子からの出力電圧によつて上記矢印表示ならびに水平ス
リット表示に対応した音響信号を発生するようにし、こ
のときの音響信号の音量または音色を各々の受光素子に
より変化させることによつて、レーザ光平面とセンタマ
ーク6の位置のづれがいづれの方向にどの程度あるかを
聴覚により確認することが可能であり、ブザ10の音量調
節用可変抵抗器のつまみ12が前蓋5aに設けられている。
一方ケース側面5bに設けられたセンタマーク6を含めた
目盛り13によつて、受光器をスタッフに装着しないで柱
や壁面等に沿って使用した場合に、水平基準の設定がさ
れた時にセンタマーク6から上方または下方の所定目盛
位置によつて横墨入れを行なうことができる。そして横
墨入れの際に受光器の傾きを検出し易いように前蓋5aに
棒状気泡管14を設けた構成としている。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案の回転照射式水準測量機
用受光器は、受光部に当たるレーザ光平面が受光器に設
けたセンタマークの位置に対して上、下いづれの方向に
づれているかを示す表示部とこの表示部に連動してその
づれの方向によつて異なつた音量又は音色を発するよう
にしたブザを設けて視覚と聴覚によつて指示するので、
その指示に従えばセンタマークとレーザ光平面を一致さ
せることが容易となり回転照射式水準測量機による水平
基準の設定作業は迅速正確に行なえる。
したがって建築現場における天井面の形式などで表示部
を視認しずらい高所での作業においては、聴覚を頼りに
作業を行なうことができる。また、受光器ケースの側面
にはセンタマークを含めて等間隔の目盛りを設けてある
ので、受光器をスタッフに取付けないで使用した場合
に、この目盛によつて柱や壁面に対する横墨入れ作業が
容易になるなど実用的効果に優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の受光器全体の斜視図、第2図は表
示部の拡大平面図、第3図は従来の回転照射式水準測量
機用受光器の使用状態を示す斜視図 6…センタマーク、7…受光部、8…表示部、8d…下向
矢印表示、8c…水平スリット表示、8u…上向矢印表示、
10…ブザ、11…音響窓、13…目盛、14…棒状気泡管

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】水準測量機から回転照射されるレーザ光線
    等により形成される光平面を受光部にて検出して水平基
    準を定める受光器において、受光器ケースの前蓋に水準
    測量機から照射されるレーザ等を受光器が上方位置にあ
    るか下方位置にあるか又は中央かを示す表示部と該表示
    部の表示に連動し受光器の位置によって音量または音色
    が変化するブザと棒状気泡管を設けるとともに受光器ケ
    ースの側面にはセンタマークを含めて等間隔目盛りを配
    設したことを特徴とする回転照射式水準測量機用受光
    器。
JP1985173589U 1985-11-13 1985-11-13 回転照射式水準測量機用受光器 Expired - Lifetime JPH0714813Y2 (ja)

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JP1985173589U JPH0714813Y2 (ja) 1985-11-13 1985-11-13 回転照射式水準測量機用受光器

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JP1985173589U JPH0714813Y2 (ja) 1985-11-13 1985-11-13 回転照射式水準測量機用受光器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6283914U JPS6283914U (ja) 1987-05-28
JPH0714813Y2 true JPH0714813Y2 (ja) 1995-04-10

Family

ID=31111188

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985173589U Expired - Lifetime JPH0714813Y2 (ja) 1985-11-13 1985-11-13 回転照射式水準測量機用受光器

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JP (1) JPH0714813Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3970391A (en) * 1974-07-29 1976-07-20 Sanders Associates, Inc. Direction determining method and apparatus

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JPS6283914U (ja) 1987-05-28

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