JPH07147761A - ブラシレスモータ - Google Patents
ブラシレスモータInfo
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- JPH07147761A JPH07147761A JP29233393A JP29233393A JPH07147761A JP H07147761 A JPH07147761 A JP H07147761A JP 29233393 A JP29233393 A JP 29233393A JP 29233393 A JP29233393 A JP 29233393A JP H07147761 A JPH07147761 A JP H07147761A
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- JP
- Japan
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- shaft
- rotor
- fixed
- thrust
- magnet
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 振動、騒音を生じることなくスラスト力を得
ることのできる高効率のブラシレスモータを提供するこ
と。 【構成】 ハウジング1の有底筒状支持筒2の内側にス
リーブ軸受3を介して回転自在に支持されたシャフト5
と、前記支持筒2の内定部に配設され前記シャフト5の
先端が当接するスラスト受8と、前記シャフト5の基部
に固着された逆椀状のロータ11と、前記支持筒2に外
嵌固定されたステータ14と、前記ロータ11の内周面
に固定され前記ステータ14の外側に対向したロータマ
グネット13と、を備え、前記シャフト5を磁性材料に
より構成し、前記支持筒2の内側に、前記シャフト5の
外周面に対向し径方向に着磁された円筒状マグネット6
を配設し、前記シャフト5の外周面における前記円筒状
マグネット6の上下内側に対向する位置にそれぞれ環状
溝10a,10bを凹設すると共に、前記シャフト5の
先端部の前記環状溝10bの溝幅を基部側の前記環状溝
10aの溝幅より大きく形成したことを特徴とする。
ることのできる高効率のブラシレスモータを提供するこ
と。 【構成】 ハウジング1の有底筒状支持筒2の内側にス
リーブ軸受3を介して回転自在に支持されたシャフト5
と、前記支持筒2の内定部に配設され前記シャフト5の
先端が当接するスラスト受8と、前記シャフト5の基部
に固着された逆椀状のロータ11と、前記支持筒2に外
嵌固定されたステータ14と、前記ロータ11の内周面
に固定され前記ステータ14の外側に対向したロータマ
グネット13と、を備え、前記シャフト5を磁性材料に
より構成し、前記支持筒2の内側に、前記シャフト5の
外周面に対向し径方向に着磁された円筒状マグネット6
を配設し、前記シャフト5の外周面における前記円筒状
マグネット6の上下内側に対向する位置にそれぞれ環状
溝10a,10bを凹設すると共に、前記シャフト5の
先端部の前記環状溝10bの溝幅を基部側の前記環状溝
10aの溝幅より大きく形成したことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファンモータ等のブラ
シレスモータに関する。
シレスモータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、ファンを回転駆動するた
めのブラシレスモータとしては、図4に示すものがあ
る。すなわち、ハウジングaの中央部に有底筒状の支持
筒bが突設され、この支持筒bの内側に、スリーブ軸受
cを介してシャフトdが回転自在に挿入されている。こ
のシャフトdの先端部はスラスト受eに当接し、シャフ
トdの基部側には逆椀状のロータfが固定されている。
ロータfの内周面にはロータマグネットgが固着されて
おり、これに対向して、前記ハウジングaの支持筒bの
外周にステータhが設けられている。
めのブラシレスモータとしては、図4に示すものがあ
る。すなわち、ハウジングaの中央部に有底筒状の支持
筒bが突設され、この支持筒bの内側に、スリーブ軸受
cを介してシャフトdが回転自在に挿入されている。こ
のシャフトdの先端部はスラスト受eに当接し、シャフ
トdの基部側には逆椀状のロータfが固定されている。
ロータfの内周面にはロータマグネットgが固着されて
おり、これに対向して、前記ハウジングaの支持筒bの
外周にステータhが設けられている。
【0003】ここで、ロータ側部材のハウジング側部材
に対するがた、抜けを防止するために、従来構造では、
ロータマグネットgの磁気センタをステータhの磁気セ
ンタに対しシャフトdの基部側にずらせ、ロータ側部材
に矢印B方向のスラスト力を発生させ、シャフトdの先
端をスラスト受eに常に当接させるようにしていた。
に対するがた、抜けを防止するために、従来構造では、
ロータマグネットgの磁気センタをステータhの磁気セ
ンタに対しシャフトdの基部側にずらせ、ロータ側部材
に矢印B方向のスラスト力を発生させ、シャフトdの先
端をスラスト受eに常に当接させるようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述したよ
うに、ステータhとロータマグネットgとの磁気センタ
をずらせると、両者間に作用する吸引力、反発力にスラ
スト方向の成分が含まれることになり、しかもモータ回
転時にこのスラスト力が一定とならず、回転速度に比例
した周波数で変動するため、振動、騒音を発生するとい
う問題がある。加えて、ロータマグネットgからの磁界
がステータhに対し、スラスト方向に分散して作用する
ため、ロスを生じ、回転性能を低下させるといった欠点
があった。
うに、ステータhとロータマグネットgとの磁気センタ
をずらせると、両者間に作用する吸引力、反発力にスラ
スト方向の成分が含まれることになり、しかもモータ回
転時にこのスラスト力が一定とならず、回転速度に比例
した周波数で変動するため、振動、騒音を発生するとい
う問題がある。加えて、ロータマグネットgからの磁界
がステータhに対し、スラスト方向に分散して作用する
ため、ロスを生じ、回転性能を低下させるといった欠点
があった。
【0005】本発明は、上記のような問題点に鑑み行わ
れたものであり、その目的とするところは、振動、騒音
を生じることなくスラスト力を得ることのできる高効率
のブラシレスモータを提供することにある。
れたものであり、その目的とするところは、振動、騒音
を生じることなくスラスト力を得ることのできる高効率
のブラシレスモータを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第一のブラシレスモータは、ハウジングの
有底筒状支持筒の内側にスリーブ軸受を介して回転自在
に支持されたシャフトと、前記支持筒の内底部に配設さ
れ前記シャフトの先端が当接するスラスト受と、前記シ
ャフトの基部に固着された逆椀状のロータと、前記支持
筒に外嵌固定されたステータと、前記ロータの内周面に
固定され前記ステータの外側に対向したロータマグネッ
トと、を備え、前記シャフトを磁性材料により構成し、
前記支持筒の内側に、前記シャフトの外周面に対向し径
方向に着磁された円筒状マグネットを配設し、前記シャ
フトの外周面における前記円筒状マグネットの上下内側
に対向する位置にそれぞれ環状溝を凹設すると共に、前
記シャフトの先端側の前記環状溝の溝幅を基部側の前記
環状溝の溝幅より大きく形成したことを特徴としてい
る。
に、本発明の第一のブラシレスモータは、ハウジングの
有底筒状支持筒の内側にスリーブ軸受を介して回転自在
に支持されたシャフトと、前記支持筒の内底部に配設さ
れ前記シャフトの先端が当接するスラスト受と、前記シ
ャフトの基部に固着された逆椀状のロータと、前記支持
筒に外嵌固定されたステータと、前記ロータの内周面に
固定され前記ステータの外側に対向したロータマグネッ
トと、を備え、前記シャフトを磁性材料により構成し、
前記支持筒の内側に、前記シャフトの外周面に対向し径
方向に着磁された円筒状マグネットを配設し、前記シャ
フトの外周面における前記円筒状マグネットの上下内側
に対向する位置にそれぞれ環状溝を凹設すると共に、前
記シャフトの先端側の前記環状溝の溝幅を基部側の前記
環状溝の溝幅より大きく形成したことを特徴としてい
る。
【0007】また、上記目的を達成するために、本発明
の第二のブラシレスモータは、ハウジングの有底筒状支
持筒の内側にスリーブ軸受を介して回転自在に支持され
たシャフトと、前記支持筒の内底部に配設され前記シャ
フトの先端が当接するスラスト受と、前記シャフトの基
部に固着された逆椀状のロータと、前記支持筒に外嵌固
定されたステータと、前記ロータの内周面に固定され前
記ステータの外側に対向したロータマグネットと、を備
え、前記スリーブ軸受に、前記シャフトを先端側及び基
部側の2箇所で支持する2個の短円筒部を設け、この両
短円筒部間の前記シャフトの外側に流体を充填し、前記
両短円筒部間における前記シャフトの外周面に、前記流
体に対するポンピング作用により前記シャフトに先端側
へのスラスト力を発生させる螺旋溝を形成したことを特
徴としている。 さらに、上記目的を達成するために、
本発明の第三のブラシレスモータは、ハウジングの有底
筒状支持筒の内側にスリーブ軸受を介して回転自在に支
持されたシャフトと、前記支持筒の内底部に配設され前
記シャフトの先端が当接するスラスト受と、前記シャフ
トの基部に固着された逆椀状のロータと、前記支持筒に
外嵌固定されたステータと、前記ロータの内周面に固定
され前記ステータの外側に対向したロータマグネット
と、を備え、前記ロータの内底面に環状の磁性板又はス
ラストマグネットを固着し、前記支持筒に、前記磁性板
又はスラストマグネットとスラスト方向に対向し、吸引
し合う他の環状のスラストマグネット又は磁性板を固定
したことを特徴としている。
の第二のブラシレスモータは、ハウジングの有底筒状支
持筒の内側にスリーブ軸受を介して回転自在に支持され
たシャフトと、前記支持筒の内底部に配設され前記シャ
フトの先端が当接するスラスト受と、前記シャフトの基
部に固着された逆椀状のロータと、前記支持筒に外嵌固
定されたステータと、前記ロータの内周面に固定され前
記ステータの外側に対向したロータマグネットと、を備
え、前記スリーブ軸受に、前記シャフトを先端側及び基
部側の2箇所で支持する2個の短円筒部を設け、この両
短円筒部間の前記シャフトの外側に流体を充填し、前記
両短円筒部間における前記シャフトの外周面に、前記流
体に対するポンピング作用により前記シャフトに先端側
へのスラスト力を発生させる螺旋溝を形成したことを特
徴としている。 さらに、上記目的を達成するために、
本発明の第三のブラシレスモータは、ハウジングの有底
筒状支持筒の内側にスリーブ軸受を介して回転自在に支
持されたシャフトと、前記支持筒の内底部に配設され前
記シャフトの先端が当接するスラスト受と、前記シャフ
トの基部に固着された逆椀状のロータと、前記支持筒に
外嵌固定されたステータと、前記ロータの内周面に固定
され前記ステータの外側に対向したロータマグネット
と、を備え、前記ロータの内底面に環状の磁性板又はス
ラストマグネットを固着し、前記支持筒に、前記磁性板
又はスラストマグネットとスラスト方向に対向し、吸引
し合う他の環状のスラストマグネット又は磁性板を固定
したことを特徴としている。
【0008】
【作用】前述した本発明の第一のブラシレスモータにあ
っては、円筒状マグネットに対応するシャフトの上下2
箇所に幅の異なる溝を設けたことで、シャフトの円筒状
マグネットに対する磁気センタが、円筒状マグネットの
磁気センタよりシャフト基部側にずれ、円筒状マグネッ
トの吸引力により、シャフトにその先端側へのスラスト
力が発生する。これにより、スラスト力を得るためにス
テータとロータマグネットの磁気センタをずらせる必要
がなくなり、振動、騒音が少なく、高効率の回転を得る
ことができる。
っては、円筒状マグネットに対応するシャフトの上下2
箇所に幅の異なる溝を設けたことで、シャフトの円筒状
マグネットに対する磁気センタが、円筒状マグネットの
磁気センタよりシャフト基部側にずれ、円筒状マグネッ
トの吸引力により、シャフトにその先端側へのスラスト
力が発生する。これにより、スラスト力を得るためにス
テータとロータマグネットの磁気センタをずらせる必要
がなくなり、振動、騒音が少なく、高効率の回転を得る
ことができる。
【0009】また、本発明の第二のブラシレスモータに
あっては、シャフトが回転することにより、シャフトに
形成した螺旋溝がその外周に充填された流体をポンピン
グし、その反力がシャフトに作用し、シャフト先端側へ
のスラスト力が発生する。これにより、スラスト力を得
るためにステータとロータマグネットの磁気センタをず
らせる必要がなくなり、振動、騒音が少なく、高効率の
回転を得ることができる。
あっては、シャフトが回転することにより、シャフトに
形成した螺旋溝がその外周に充填された流体をポンピン
グし、その反力がシャフトに作用し、シャフト先端側へ
のスラスト力が発生する。これにより、スラスト力を得
るためにステータとロータマグネットの磁気センタをず
らせる必要がなくなり、振動、騒音が少なく、高効率の
回転を得ることができる。
【0010】さらに、本発明の第三のブラシレスモータ
にあっては、ロータの内底面に固着した磁性板又はスラ
ストマグネットと、支持筒に固定した他のスラストマグ
ネット又は磁性板とが互いにスラスト方向に対向し、常
に吸引し合うため、回転、非回転にかかわらず、シャフ
トに先端側へのスラスト力が発生する。これにより、ス
ラスト力を得るためにステータとロータマグネットの磁
気センタをずらせる必要がなくなり、振動、騒音が少な
く、高効率の回転を得ることができる。
にあっては、ロータの内底面に固着した磁性板又はスラ
ストマグネットと、支持筒に固定した他のスラストマグ
ネット又は磁性板とが互いにスラスト方向に対向し、常
に吸引し合うため、回転、非回転にかかわらず、シャフ
トに先端側へのスラスト力が発生する。これにより、ス
ラスト力を得るためにステータとロータマグネットの磁
気センタをずらせる必要がなくなり、振動、騒音が少な
く、高効率の回転を得ることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1は、請求項1に対応する本発明のブラシレスモ
ータの第一の実施例を示す断面図である。樹脂成形品よ
りなるハウジング1には中央部に軸受用の有底筒状の支
持筒2が一体成形されており、この支持筒2の内側にス
リーブ軸受3が設けられると共に、スリーブ軸受3の内
周側上下2箇所に短円筒部4,4が配設され、両短円筒
部4,4の内側にシャフト5が回転自在に挿通されてい
る。 スリーブ軸受3の内側の両短円筒部4,4の間に
は、シャフト5との間に僅かな間隙をもって円筒状マグ
ネット6が配設されている。また、主として、スリーブ
軸受3は含油性に優れた材質、短円筒部4,4は耐摩耗
性に優れた材質の金属からなる。
る。図1は、請求項1に対応する本発明のブラシレスモ
ータの第一の実施例を示す断面図である。樹脂成形品よ
りなるハウジング1には中央部に軸受用の有底筒状の支
持筒2が一体成形されており、この支持筒2の内側にス
リーブ軸受3が設けられると共に、スリーブ軸受3の内
周側上下2箇所に短円筒部4,4が配設され、両短円筒
部4,4の内側にシャフト5が回転自在に挿通されてい
る。 スリーブ軸受3の内側の両短円筒部4,4の間に
は、シャフト5との間に僅かな間隙をもって円筒状マグ
ネット6が配設されている。また、主として、スリーブ
軸受3は含油性に優れた材質、短円筒部4,4は耐摩耗
性に優れた材質の金属からなる。
【0012】シャフト5の先端部は球面加工されてお
り、支持筒2の底壁部7には、シャフト5を受けるスラ
スト受8が設けられている。このスラスト受8は、例え
ば、PPS系樹脂複合材からなり、底壁部7の内面に設
けられた凹窪部9に嵌合される。シャフト5の外周面に
おける円筒状マグネット6の上下内側に対向する位置に
は、それぞれ環状溝10a,10bが凹設されており、
シャフト5の先端側の環状溝10bの溝幅の方が、基部
側の環状溝10aの溝幅よりも大きく形成されている。
そして、この環状溝10a,10bは、前述した円筒状
マグネット6と対向する位置に設けられている。これに
より、円筒状マグネット6の磁気センタとこれに磁気吸
引されるシャフト5の吸引中心とがずれ、矢印A方向の
スラスト力が発生する。
り、支持筒2の底壁部7には、シャフト5を受けるスラ
スト受8が設けられている。このスラスト受8は、例え
ば、PPS系樹脂複合材からなり、底壁部7の内面に設
けられた凹窪部9に嵌合される。シャフト5の外周面に
おける円筒状マグネット6の上下内側に対向する位置に
は、それぞれ環状溝10a,10bが凹設されており、
シャフト5の先端側の環状溝10bの溝幅の方が、基部
側の環状溝10aの溝幅よりも大きく形成されている。
そして、この環状溝10a,10bは、前述した円筒状
マグネット6と対向する位置に設けられている。これに
より、円筒状マグネット6の磁気センタとこれに磁気吸
引されるシャフト5の吸引中心とがずれ、矢印A方向の
スラスト力が発生する。
【0013】シャフト5の基部側は、逆椀状のロータ1
1の中心部に挿入固定され、ロータ11の内周にはヨー
ク12を介して、円環状のロータマグネット13が固着
されている。支持筒2の外周にはステータ14が外嵌固
定されており、ロータマグネット13がその磁気センタ
をステータ14の磁気センタと一致させた状態で、ステ
ータ14に対向して配置されている。ロータ11の外周
には、例えば複数枚の羽根が一体に設けられ、インペラ
を構成しており、本モータがファンモータとして機能す
る。
1の中心部に挿入固定され、ロータ11の内周にはヨー
ク12を介して、円環状のロータマグネット13が固着
されている。支持筒2の外周にはステータ14が外嵌固
定されており、ロータマグネット13がその磁気センタ
をステータ14の磁気センタと一致させた状態で、ステ
ータ14に対向して配置されている。ロータ11の外周
には、例えば複数枚の羽根が一体に設けられ、インペラ
を構成しており、本モータがファンモータとして機能す
る。
【0014】支持筒2の上端には、スリーブ軸受3の抜
け防止、スリーブ軸受3からの油の漏れ防止、さらには
シャフト5の抜け防止を兼ねた樹脂キャップ15が嵌着
されている。このような構成のブラシレスモータにあっ
ては、ロータ11の停止時及び回転時において、円筒状
マグネット6の吸引力により、シャフト5にその先端方
向へのスラスト力が作用するため、シャフト5の先端は
スラスト受8に常に一定の力で当接し、振動、騒音を生
じることなく安定した回転が得られる。
け防止、スリーブ軸受3からの油の漏れ防止、さらには
シャフト5の抜け防止を兼ねた樹脂キャップ15が嵌着
されている。このような構成のブラシレスモータにあっ
ては、ロータ11の停止時及び回転時において、円筒状
マグネット6の吸引力により、シャフト5にその先端方
向へのスラスト力が作用するため、シャフト5の先端は
スラスト受8に常に一定の力で当接し、振動、騒音を生
じることなく安定した回転が得られる。
【0015】しかも、従来のようにロータマグネット1
3とステータ14との互いの磁気センタをずらせる必要
がないため、両者の磁気センタをスラスト方向において
一致させることができるので、ロータマグネット13か
らの磁束及びステータ14で発生する磁束を分散させる
ことなくモータ回転に寄与させることができ、磁気的な
無駄を生じることがなく、高効率の回転が実現するもの
である。 図2は、請求項2に対応する本発明のブラシ
レスモータの第二の実施例を示す断面図である。樹脂成
形品よりなるハウジング21には中央部に軸受用の有底
筒状の支持筒22が一体形成されており、この支持筒2
2の内側にスリーブ軸受23が設けられると共に、スリ
ーブ軸受23の内周側上下2箇所に短円筒部24,24
が配設され、両短円筒部24,24の内側にシャフト2
5が回転自在に挿通されている。
3とステータ14との互いの磁気センタをずらせる必要
がないため、両者の磁気センタをスラスト方向において
一致させることができるので、ロータマグネット13か
らの磁束及びステータ14で発生する磁束を分散させる
ことなくモータ回転に寄与させることができ、磁気的な
無駄を生じることがなく、高効率の回転が実現するもの
である。 図2は、請求項2に対応する本発明のブラシ
レスモータの第二の実施例を示す断面図である。樹脂成
形品よりなるハウジング21には中央部に軸受用の有底
筒状の支持筒22が一体形成されており、この支持筒2
2の内側にスリーブ軸受23が設けられると共に、スリ
ーブ軸受23の内周側上下2箇所に短円筒部24,24
が配設され、両短円筒部24,24の内側にシャフト2
5が回転自在に挿通されている。
【0016】スリーブ軸受23の内側の両短円筒部2
4,24の間には、シャフト25との間に僅かな間隙を
もって含油性の金属スリーブ36が配設されており、シ
ャフト25と金属スリーブ36との間には流体、例えば
スリーブ軸受23等に含油されているのと同等の潤滑油
が充填されている。また、主として、スリーブ軸受23
は含油性に優れた材質、短円筒部24,24は耐摩耗性
に優れた材質の金属からなる。
4,24の間には、シャフト25との間に僅かな間隙を
もって含油性の金属スリーブ36が配設されており、シ
ャフト25と金属スリーブ36との間には流体、例えば
スリーブ軸受23等に含油されているのと同等の潤滑油
が充填されている。また、主として、スリーブ軸受23
は含油性に優れた材質、短円筒部24,24は耐摩耗性
に優れた材質の金属からなる。
【0017】シャフト25の先端部は球面加工されてお
り、支持筒22の底壁部27には、シャフト25を受け
るスラスト受28が設けられている。このスラスト受2
8は、例えば、PPS系樹脂複合材からなり、底壁部2
7の内面に設けられた凹窪部29に嵌合される。シャフ
ト25の外周面における金属スリーブ36の内側に対向
する面には、シャフト25の一方向の回転により流体を
基部側(上側)にポンプアップする螺旋溝37が形成さ
れている。 シャフト25の基部側は、逆椀状のロータ
31の中心部に挿入固定され、ロータ31の内周にはヨ
ーク32を介して、円環状のロータマグネット33が固
着されている。支持筒22の外周にはステータ34が外
嵌固定されており、ロータマグネット33がその磁気セ
ンタをステータ34の磁気センタと一致させた状態で、
ステータ34に対向して配置されている。ロータ31の
外周には、例えば複数枚の羽根が一体に設けられ、イン
ペラを構成しており、本モータがファンモータとして機
能する。
り、支持筒22の底壁部27には、シャフト25を受け
るスラスト受28が設けられている。このスラスト受2
8は、例えば、PPS系樹脂複合材からなり、底壁部2
7の内面に設けられた凹窪部29に嵌合される。シャフ
ト25の外周面における金属スリーブ36の内側に対向
する面には、シャフト25の一方向の回転により流体を
基部側(上側)にポンプアップする螺旋溝37が形成さ
れている。 シャフト25の基部側は、逆椀状のロータ
31の中心部に挿入固定され、ロータ31の内周にはヨ
ーク32を介して、円環状のロータマグネット33が固
着されている。支持筒22の外周にはステータ34が外
嵌固定されており、ロータマグネット33がその磁気セ
ンタをステータ34の磁気センタと一致させた状態で、
ステータ34に対向して配置されている。ロータ31の
外周には、例えば複数枚の羽根が一体に設けられ、イン
ペラを構成しており、本モータがファンモータとして機
能する。
【0018】支持筒22の上端には、スリーブ軸受23
の抜け防止、スリーブ軸受23からの油の漏れ防止、さ
らにはシャフト25の抜け防止を兼ねた樹脂キャップ3
5が嵌着されている。このような構成のブラシレスモー
タにおいて、ステータ34への通電によりシャフト25
を一方向に回転させると、シャフト25に形成された螺
旋溝37によりポンピング作用が生じ、流体がシャフト
25の基部側(上側)にポンプアップされる。他方、流
体を上方向へ送り込むシャフト25には、反力として矢
印A方向(下方向)のスラスト力が発生し、シャフト2
5の下端がスラスト受28に当接し、この時発生するス
ラスト力はロータ31の回転速度に依存するため、回転
中において振動、騒音を生じることなく安定した回転が
得られることになる。
の抜け防止、スリーブ軸受23からの油の漏れ防止、さ
らにはシャフト25の抜け防止を兼ねた樹脂キャップ3
5が嵌着されている。このような構成のブラシレスモー
タにおいて、ステータ34への通電によりシャフト25
を一方向に回転させると、シャフト25に形成された螺
旋溝37によりポンピング作用が生じ、流体がシャフト
25の基部側(上側)にポンプアップされる。他方、流
体を上方向へ送り込むシャフト25には、反力として矢
印A方向(下方向)のスラスト力が発生し、シャフト2
5の下端がスラスト受28に当接し、この時発生するス
ラスト力はロータ31の回転速度に依存するため、回転
中において振動、騒音を生じることなく安定した回転が
得られることになる。
【0019】図3は、請求項3に対応する本発明のブラ
シレスモータの第三の実施例を示す断面図である。樹脂
成形品よりなるハウジング41には中央部に軸受用の有
底筒状の支持筒42が一体成形されており、この支持筒
42の内側にスリーブ軸受43が設けられると共に、ス
リーブ軸受43の内周側上下2箇所に短円筒部44,4
4が配設され、両短円筒部44,44の内側にシャフト
45が回転自在に挿通されている。また、主として、ス
リーブ軸受43は含油性に優れた材質、短円筒部44,
44は耐摩耗性に優れた材質の金属からなる。
シレスモータの第三の実施例を示す断面図である。樹脂
成形品よりなるハウジング41には中央部に軸受用の有
底筒状の支持筒42が一体成形されており、この支持筒
42の内側にスリーブ軸受43が設けられると共に、ス
リーブ軸受43の内周側上下2箇所に短円筒部44,4
4が配設され、両短円筒部44,44の内側にシャフト
45が回転自在に挿通されている。また、主として、ス
リーブ軸受43は含油性に優れた材質、短円筒部44,
44は耐摩耗性に優れた材質の金属からなる。
【0020】シャフト45の先端部は球面加工されてお
り、支持筒42の底壁部47には、シャフト45を受け
るスラスト受48が設けられている。このスラスト受4
8は、例えば、PPS系樹脂複合材からなり、底壁部4
7の内面に設けられた凹窪部49に嵌合される。シャフ
ト45の基部側は、逆椀状のロータ51の中心部に挿入
固定され、ロータ51の内周にはヨーク52を介して、
円環状のロータマグネット53が固着されている。支持
筒42の外周にはステータ54が外嵌固定されており、
ロータマグネット53がその磁気センタをステータ54
の磁気センタと一致させた状態で、ステータ54に対向
して配置されている。ロータ51の外周には、例えば複
数枚の羽根が一体に設けられ、インペラを構成してお
り、本モータがファンモータとして機能する。
り、支持筒42の底壁部47には、シャフト45を受け
るスラスト受48が設けられている。このスラスト受4
8は、例えば、PPS系樹脂複合材からなり、底壁部4
7の内面に設けられた凹窪部49に嵌合される。シャフ
ト45の基部側は、逆椀状のロータ51の中心部に挿入
固定され、ロータ51の内周にはヨーク52を介して、
円環状のロータマグネット53が固着されている。支持
筒42の外周にはステータ54が外嵌固定されており、
ロータマグネット53がその磁気センタをステータ54
の磁気センタと一致させた状態で、ステータ54に対向
して配置されている。ロータ51の外周には、例えば複
数枚の羽根が一体に設けられ、インペラを構成してお
り、本モータがファンモータとして機能する。
【0021】支持筒42の先端開口部には、油受け用凹
周溝58を有する樹脂キャップ55が設けられている。
樹脂キャップ55の内周側の突出壁部59は、その内径
端部がスリーブ軸受43側へ弯曲しており、スリーブ軸
受43からの油の飛散及び滴下を防いでいる。また、樹
脂キャップ55の外周側に水平状に延びる円板部60の
上部には、円環状のスラストマグネット61が同心状に
固着されている。
周溝58を有する樹脂キャップ55が設けられている。
樹脂キャップ55の内周側の突出壁部59は、その内径
端部がスリーブ軸受43側へ弯曲しており、スリーブ軸
受43からの油の飛散及び滴下を防いでいる。また、樹
脂キャップ55の外周側に水平状に延びる円板部60の
上部には、円環状のスラストマグネット61が同心状に
固着されている。
【0022】前記ロータ51の内底面、つまり上壁部下
面には、ヨーク52の上端部を内方へ延長して形成され
た環状磁性板62が配置され、これがスラストマグネッ
ト61にスラスト方向に近接状態で対向している。この
ような構成のブラシレスモータにあっては、支持筒42
に嵌着された樹脂キャップ55上のスラストマグネット
61が、ロータ51の内面の磁性板62を吸引するた
め、ロータ51にスラスト方向の吸引力が作用し、シャ
フト45に先端方向のスラスト力が作用する。したがっ
て、シャフト45の先端がスラスト受48に常に一定の
力で当接し、振動、騒音を生じることなく安定した回転
が得られる。
面には、ヨーク52の上端部を内方へ延長して形成され
た環状磁性板62が配置され、これがスラストマグネッ
ト61にスラスト方向に近接状態で対向している。この
ような構成のブラシレスモータにあっては、支持筒42
に嵌着された樹脂キャップ55上のスラストマグネット
61が、ロータ51の内面の磁性板62を吸引するた
め、ロータ51にスラスト方向の吸引力が作用し、シャ
フト45に先端方向のスラスト力が作用する。したがっ
て、シャフト45の先端がスラスト受48に常に一定の
力で当接し、振動、騒音を生じることなく安定した回転
が得られる。
【0023】特に、前記実施例では、ロータ51側の磁
性板62をヨーク52に一体に形成しているため、部品
点数の増加を抑えることができ、組立作業も簡単になる
利点が得られる。なお、本発明は上述の実施例に限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種
々変更が可能であり、例えば、図3に示したスラストマ
グネット61と磁性板62との位置関係を逆にして、支
持筒42に樹脂キャップ55を介して磁性板を固着し、
ロータ51の内底部にスラストマグネットを固着しても
良い。あるいは、ロータと支持筒とに互いに吸引し合う
スラストマグネットを固着するようにしても良い。
性板62をヨーク52に一体に形成しているため、部品
点数の増加を抑えることができ、組立作業も簡単になる
利点が得られる。なお、本発明は上述の実施例に限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種
々変更が可能であり、例えば、図3に示したスラストマ
グネット61と磁性板62との位置関係を逆にして、支
持筒42に樹脂キャップ55を介して磁性板を固着し、
ロータ51の内底部にスラストマグネットを固着しても
良い。あるいは、ロータと支持筒とに互いに吸引し合う
スラストマグネットを固着するようにしても良い。
【0024】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているため、次に記載の効果を奏する。請求項1に記載
のブラシレスモータにあっては、円筒状マグネットに対
応するシャトの上下2箇所に、幅の異なる溝を設けたの
で、円筒状マグネットのシャフトに対応する磁気吸引力
により、シャフトにその先端側へのスラスト力を発生さ
せることができ、ステータとロータマグネットとの磁気
センタをずらせることなく、シャフトに一定したスラス
ト力を常に与えることができる。したがって、シャフト
の先端をスラスト受に一定圧で当接させることができ、
振動、騒音を伴うことなく安定した回転が得られるもの
である。
ているため、次に記載の効果を奏する。請求項1に記載
のブラシレスモータにあっては、円筒状マグネットに対
応するシャトの上下2箇所に、幅の異なる溝を設けたの
で、円筒状マグネットのシャフトに対応する磁気吸引力
により、シャフトにその先端側へのスラスト力を発生さ
せることができ、ステータとロータマグネットとの磁気
センタをずらせることなく、シャフトに一定したスラス
ト力を常に与えることができる。したがって、シャフト
の先端をスラスト受に一定圧で当接させることができ、
振動、騒音を伴うことなく安定した回転が得られるもの
である。
【0025】加えて、ステータとロータマグネットとの
磁気センタを一致させることができるため、ロータマグ
ネットからの磁束及びステータの発生磁束を全てモータ
回転に寄与させることができ、磁気的な無駄を生じるこ
とがなく、高効率の回転が得られるものである。請求項
2に記載のブラシレスモータにあっては、回転時、シャ
フトに形成した螺旋溝により、その外周に充填させた流
体に対するポンピング作用を生じさせ、その反力として
シャフトに先端側へのスラスト力を発生させることがで
きる。したがって、ステータとロータマグネットと磁気
センタをずらせることなくシャフトをスラスト受に当接
させることができ、前述と同様の効果を得ることができ
る。
磁気センタを一致させることができるため、ロータマグ
ネットからの磁束及びステータの発生磁束を全てモータ
回転に寄与させることができ、磁気的な無駄を生じるこ
とがなく、高効率の回転が得られるものである。請求項
2に記載のブラシレスモータにあっては、回転時、シャ
フトに形成した螺旋溝により、その外周に充填させた流
体に対するポンピング作用を生じさせ、その反力として
シャフトに先端側へのスラスト力を発生させることがで
きる。したがって、ステータとロータマグネットと磁気
センタをずらせることなくシャフトをスラスト受に当接
させることができ、前述と同様の効果を得ることができ
る。
【0026】請求項3に記載のブラシレスモータにあっ
ては、ロータの内底面に固着した磁性板又はスラストマ
グネットと、支持筒に固定した他のスラストマグネット
又は磁性板とに吸引力を作用させ、ロータ側にシャフト
先端側に向かうスラスト力を発生させることができるた
め、ステータとロータマグネットとの磁気センタをずら
せることなく、シャフトをスラスト受に当接させるとが
でき、前述と同様の効果を得ることができる。
ては、ロータの内底面に固着した磁性板又はスラストマ
グネットと、支持筒に固定した他のスラストマグネット
又は磁性板とに吸引力を作用させ、ロータ側にシャフト
先端側に向かうスラスト力を発生させることができるた
め、ステータとロータマグネットとの磁気センタをずら
せることなく、シャフトをスラスト受に当接させるとが
でき、前述と同様の効果を得ることができる。
【図1】本発明のブラシレスモータの第一の実施例を示
す断面図である。
す断面図である。
【図2】本発明のブラシレスモータの第二の実施例を示
す断面図である。
す断面図である。
【図3】本発明のブラシレスモータの第三の実施例を示
す断面図である。
す断面図である。
【図4】従来のブラシレスモータを示す断面図である。
1,21,41 ブラケット 2,22,42 支持筒 3,23,43 スリーブ軸受 4,24,44 短円筒部 5,25,45 シャフト 6 円筒状マグネット 10a,10b 環状溝 11.31,51 ロータ 13,33,53 ロータマグネット 14,34,54 ステータ 36 金属スリーブ 37 螺旋溝 55 樹脂キャップ 61 スラストマグネット 62 磁性板
Claims (3)
- 【請求項1】 ハウジングの有底筒状支持筒の内側にス
リーブ軸受を介して回転自在に支持されたシャフトと、
前記支持筒の内底部に配設され前記シャフトの先端が当
接するスラスト受と、前記シャフトの基部に固着された
逆椀状のロータと、前記支持筒に外嵌固定されたステー
タと、前記ロータの内周面に固定され前記ステータの外
側に対向したロータマグネットと、を備えたブラシレス
モータにおいて、 前記シャフトを磁性材料により構成し、前記支持筒の内
側に、前記シャフトの外周面に対向し径方向に着磁され
た円筒状マグネットを配設し、前記シャフトの外周面に
おける前記円筒状マグネットの上下内側に対向する位置
にそれぞれ環状溝を凹設すると共に、前記シャフトの先
端側の前記環状溝の溝幅を基部側の前記環状溝の溝幅よ
り大きく形成したことを特徴とするブラシレスモータ。 - 【請求項2】 ハウジングの有底筒状支持筒の内側にス
リーブ軸受を介して回転自在に支持されたシャフトと、
前記支持筒の内底部に配設され前記シャフトの先端が当
接するスラスト受と、前記シャフトの基部に固着された
逆椀状のロータと、前記支持筒に外嵌固定されたステー
タと、前記ロータの内周面に固定され前記ステータの外
側に対向したロータマグネットと、を備えたブラシレス
モータにおいて、 前記スリーブ軸受に、前記シャフトを先端側及び基部側
の2箇所で支持する2個の短円筒部を設け、この両短円
筒部間の前記シャフトの外側に流体を充填し、前記両短
円筒部間における前記シャフトの外周面に、前記流体に
対するポンピング作用により前記シャフトに先端側への
スラスト力を発生させる螺旋溝を形成したことを特徴と
するブラシレスモータ。 - 【請求項3】 ハウジングの有底筒状支持筒の内側にス
リーブ軸受を介して回転自在に支持されたシャフトと、
前記支持筒の内底部に配設され前記シャフトの先端が当
接するスラスト受と、前記シャフトの基部に固着された
逆椀状のロータと、前記支持筒に外嵌固定されたステー
タと、前記ロータの内周面に固定され前記ステータの外
側に対向したロータマグネットと、を備えたブラシレス
モータにおいて、 前記ロータの内底面に環状の磁性板又はスラストマグネ
ットを固着し、前記支持筒に、前記磁性板又はスラスト
マグネットとスラスト方向に対向し、吸引し合う他の環
状のスラストマグネット又は磁性板を固定したことを特
徴とするブラシレスモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29233393A JP3434331B2 (ja) | 1993-11-24 | 1993-11-24 | ブラシレスモータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29233393A JP3434331B2 (ja) | 1993-11-24 | 1993-11-24 | ブラシレスモータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07147761A true JPH07147761A (ja) | 1995-06-06 |
JP3434331B2 JP3434331B2 (ja) | 2003-08-04 |
Family
ID=17780440
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29233393A Expired - Fee Related JP3434331B2 (ja) | 1993-11-24 | 1993-11-24 | ブラシレスモータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3434331B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000013294A1 (de) * | 1998-09-01 | 2000-03-09 | Papst-Motoren Gmbh & Co. Kg | Axiallüfter mit einem aussenläufer-antriebsmotor |
KR20020046895A (ko) * | 2000-12-09 | 2002-06-21 | 이형도 | 자기 베어링 및 이러한 자기 베어링을 이용한 모터 |
CN106321523A (zh) * | 2015-06-17 | 2017-01-11 | 奇鋐科技股份有限公司 | 风扇减震结构及具有减震结构的风扇 |
-
1993
- 1993-11-24 JP JP29233393A patent/JP3434331B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000013294A1 (de) * | 1998-09-01 | 2000-03-09 | Papst-Motoren Gmbh & Co. Kg | Axiallüfter mit einem aussenläufer-antriebsmotor |
KR20020046895A (ko) * | 2000-12-09 | 2002-06-21 | 이형도 | 자기 베어링 및 이러한 자기 베어링을 이용한 모터 |
CN106321523A (zh) * | 2015-06-17 | 2017-01-11 | 奇鋐科技股份有限公司 | 风扇减震结构及具有减震结构的风扇 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3434331B2 (ja) | 2003-08-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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