JPH07147607A - 試験プログラムによる装置局データ自動作成方法 - Google Patents

試験プログラムによる装置局データ自動作成方法

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JPH07147607A
JPH07147607A JP5292971A JP29297193A JPH07147607A JP H07147607 A JPH07147607 A JP H07147607A JP 5292971 A JP5292971 A JP 5292971A JP 29297193 A JP29297193 A JP 29297193A JP H07147607 A JPH07147607 A JP H07147607A
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package
station data
test
mounting
test program
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JP5292971A
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Masaharu Kumada
正晴 熊田
Tadahiko Dobashi
忠彦 土橋
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 試験用局データの作成、設定及び修正を、人
手を介することなしに、そのための試験プログラムによ
り自動的に行うことのできる、試験プログラムによる装
置局データ自動作成方法を提供する。 【構成】 CPUに格納された試験プログラム102に
より、パッケージ114〜117から出力される各パッ
ケージのスロット挿入位置情報と、各パッケージにアク
セスして求めるその種類名と、を基に論理番号を生成
し、該番号を含む装置局データを自動作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、試験プログラムによる
装置局データ自動作成方法に関するものである。
【0002】一般に、交換機の如き通信システムとか、
そのほか情報処理システムなどにおいて、そのシステム
がハードウエア的にきちんと動作するか否かの試験を行
う場合があるが、その試験実施時には、その試験のため
に用いる試験プログラムに装置局データを設定してやら
なくてはならない。装置局データというのは、ハードウ
エアの実装状態などを表わすデータである。
【0003】例えば、試験対象とするシステムが、CP
U(中央制御装置)と、パッケージを多数実装されたユ
ニットと、から成るような場合、ユニットのスロット毎
にどのような種類(機能)のパッケージが実装されてい
るか、或いはいないか、というようなことを表わすデー
タが装置局データである。本発明は、かかる装置局デー
タを、試験プログラムにより自動的に作成する、試験プ
ログラムによる装置局データ自動作成方法に関するもの
である。
【0004】
【従来の技術】従来、交換機などの通信システムや、そ
のほか情報処理システムなどにおいて、そのハードウェ
アの動作の正常性を確認する手段として、試験プログラ
ムを使用した試験方法が用いられている。この試験の
際、試験を行う操作者は、試験用の操作端末から、試験
対象システムを構成しているパッケージまたはパッケー
ジ機能ブロック群の論理名と論理番号を、試験コマンド
として指定することにより、試験対象システムの所望の
部位(パッケージ)の試験を行っている。
【0005】試験プログラムを用いたかかる試験方式で
は、回線対応部等のように同一種のパッケージがユニッ
トの複数のスロット位置に実装されるような場合、局デ
ータ作成を自動的に行う手段をハードウェア及びソフト
ウェアの両方に具備していないため、ハードウェアの試
験前に、試験を行う作業者が、ハードウェアの実装状態
を示す施設設計書を基に、ハードウェアの論理名称及び
論理番号を抽出し、試験用局データとして、試験操作端
末から手入力により、試験プログラムにパッケージ実装
位置対応に設定してやり、施設設計書との照合を行うこ
とにより、その設定に誤りないことを確認して試験を実
施している。
【0006】特に、近年、ユニットの同一のスロット
に、種類の異なったパッケージを選択的に搭載すること
のできるスロットフリー化の技術が検討されている。従
来特定の一つのスロットには特定の一つのパッケージし
か挿入(実装)できないようになっていたわけである
が、スロットフリー化の技術では、同じスロットに、色
々なパッケージの中の、どのパッケージでも一つだけ挿
入(実装)できる技術である。
【0007】このようなスロットフリー化技術を採用し
た場合、挿入スロットでのパッケージ種別の特定化と論
理番号の付与が、装置局データ作成のためには必要であ
るが、パッケージの実装位置及びパッケージ機能種別を
特定化し、かつ当該パッケージに論理番号を付与して、
自動的に試験用局データ(装置局データ)を設定する手
段が、ハードウェア的にもソフトウェア的にも確立され
ていないのが現状である。このため、試験プログラムを
実行する場合には、実行前に、この試験用局データを人
手を介して作成し、設定してやることが必須となってい
る。
【0008】また、このようにして一旦設定された試験
用局データが、試験対象システムのハードウェア状態の
変更により、修正が必要になった場合、前述したのと同
様に人手により、試験操作端末から、試験用局データの
修正及び確認を行うようにしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】システムに対する従来
の試験方式では、既に述べたように、スロットに挿入さ
れているパッケージの種別及び挿入位置を、試験実行前
に、パッケージを論理番号化した、その論理番号と共
に、試験用局データとして、人手を介して試験プログラ
ム内に設定し、さらにその設定した試験用局データを、
施設設計書と照合することにより、確認することを必要
としていた。
【0010】このため、試験実行時間以外にも、試験用
局データの作成、設定などに多くの時間を必要とし、ま
た試験用局データの誤設定に起因する修正及び試験対象
システムのハードウェア実装状態変更に起因する修正な
ど、試験実行以外にも、これら試験用局データの作成、
設定に多大の時間をかけている。
【0011】さらにシステム開発時に実行する試験プロ
グラムの場合には、実施する頻度が極めて大きいので、
試験プログラム立ち上げ毎に、試験用局データの設定が
必要であるところから、試験用局データの設定は、シス
テム開発者にとっては、煩雑な作業であった。
【0012】本発明においては、上記問題点を解決し、
試験用局データの作成、設定及び修正(更新)を、人手
を介することなしに、そのための試験プログラムにより
自動的に行うことのできる、試験プログラムによる装置
局データ自動作成方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明では、中央制御装置と、その配下にある複数種類の
パッケージを実装されたユニットと、からなる通信シス
テム又は情報処理システムに対し、その正常性確認のた
めの試験を行うのに先立って、前記ユニットの、パッケ
ージ実装のために設けられた各スロットに、どういう種
類のパッケージが実装されているか等のデータを、装置
局データとして、そのための試験プログラムにより自動
作成する装置局データ自動作成方法として、
【0014】装置局データを自動作成するための試験プ
ログラムを中央制御装置に外部から格納してやる段階
と、ユニットの、最初は空きの各スロットに、パッケー
ジが挿入されて実装される(或いは電源が投入される)
のを契機として、当該パッケージから出力されるパッケ
ージ挿入位置情報を、前記試験プログラムを構成する要
素としての実装情報処理部が、実装位置番号として受け
付ける段階と、
【0015】受け付けた後、実装情報処理部が、その旨
の応答を当該パッケージに通知する段階と、続いて実装
情報処理部が、当該パッケージにアクセスしてその種類
名をパッケージ実装情報として読み取る段階と、読み取
ったそのパッケージ実装情報及び先に受け付けた実装位
置番号情報を、実装情報処理部から、同じく前記試験プ
ログラムを構成する要素としての試験用局データ作成/
更新部に引き継ぐ段階と、
【0016】前記試験用局データ作成/更新部が、その
引き継いだ情報に基づいて装置局データを作成して外部
に出力する段階と、から成る試験プログラムによる装置
局データ自動作成方法を提案した。
【0017】
【作用】本発明によれば、試験用局データの自動作成が
可能であるところから、試験プログラム実行前に、試験
を行う作業者が、局データを人手で作成、投入する手間
を省略できるとともに、誤った局データの設定の防止が
可能となり、操作性の向上及び試験の効率化が図れる。
またすでに作成済の試験用局データの更新においても、
同様に人手を介することなく自動的に更新が行えるの
で、操作性の向上及び試験の効率化が図れる。
【0018】
【実施例】以下、添付の図面を参照して本発明の実施例
を説明する。図1は、本発明の実施対象の一例としての
システム(通信システム又は情報処理システム)と、本
発明による装置局データ自動作成方法の概念を示す説明
図である。
【0019】図1において、101はシステムを制御す
るCPU(中央制御装置)である。114〜117は、
それぞれ通信処理、信号処理等の各処理機能を有する機
能ブロックである。119はシステムバスである。つま
り、CPU101にシステムバス119を介して各機能
ブロック114〜117を接続することにより、通信シ
ステム又は情報処理システムが構成され、そしてこのシ
ステムが本発明実施の対象というわけである。
【0020】そのほか、102はCPU内メモリに格納
される試験プログラム(本発明による装置局データ自動
作成方法を実行するための試験プログラムで、外部から
格納される)、103は、装置局データ自動作成の際な
どに作業者(操作者)がシステムの監視/制御を行う為
に使う試験操作端末、である。機能ブロック114はパ
ッケージ1(種類名:FB−A)から成り、機能ブロッ
ク115はパッケージ2(種類名:FB−B)から成
り、機能ブロック116はパッケージ3(種類名:FB
−B)から成り、機能ブロック117はパッケージn
(種類名:FB−m)から成っている。
【0021】ここで、機能ブロック115としてのパッ
ケージ2と、機能ブロック116としてのパッケージ3
は、同一種パッケージ(FB−B)から成るものとして
いる。各パッケージ(機能ブロック)は、図示せざるユ
ニットのスロットに、それぞれ挿入されることにより実
装されるものであるが、図を簡単化するために、ユニッ
ト及び該ユニットに形成されるスロットについては図示
していない。各パッケージ(機能ブロック)は、各スロ
ットに1:1の関係で対応していると考えてよく、ユニ
ットのどのスロットに挿入(実装)されるかという、そ
のスロット位置が実装位置となる。スロットフリーであ
るので、本実装位置に、図示とは異なった種類のパッケ
ージを実装することも可能である。
【0022】さらに110〜113は、それぞれパッケ
ージにおける挿入通知送受信部、106〜109は、そ
れぞれパッケージにおける実装情報部、104は各挿入
通知送受信部110〜113からの挿入通知、105は
試験プログラム102よりの挿入通知受付応答、118
は試験プログラム102からの実装情報読み取り指令、
である。
【0023】挿入通知104は、挿入通知を表示するコ
マンド名120と、当該パッケージの実装位置番号(物
理アドレス)121と、から構成される。実装位置番号
は、例えばパッケージの活線挿入時や電源投入時に、各
スロット対応の実装位置を示すバックボードピン(5〜
6ピンで構成され実装位置対応にバックボード上でピン
をアースに落とすか5Vでプルアップ)より各ボードに
読み取られたものである。実装情報部106〜109
は、パッケージの機能種別、版数等が書き込まれたEE
PROM等から成っている。
【0024】図2は、図1に示すシステムのハードウェ
アを試験する試験プログラム(CPU101に格納され
る試験プログラム)の一例を示す説明図である。図2に
おいて、102は試験プログラムであり、201は試験
実行するテストプログラム群であり、各パッケージ種別
毎に202〜205のテストプログラム(FB−A,F
B−B,…FB−m用)と、試験用局データ作成/更新
部206と、試験用局データ記憶部207と、がある。
【0025】また、テストプログラム群201とは別に
基本プログラム群208がある。基本プログラム群20
8は、コマンド処理部210と実装情報処理部209か
ら構成される。実装情報処理部209は、パッケージの
挿入通知等の受付処理を行う。
【0026】テストプログラム群201に含まれる試験
用局データ作成/更新部206では、図1における挿入
通知104で各パッケージの実装位置番号(物理アドレ
ス)を読み取り、また実装情報読み取り指令118で実
装情報部106〜109に格納された各パッケージの機
能名称を読み取ることにより、各パッケージの試験に必
要な、各パッケージの論理番号を作成し、試験用局デー
タ記憶部207に記憶する。本論理番号の作成、付与方
法については、後述するが、パッケージの実装位置及び
機能名を基に作成、付与する方法であるため、フリース
ロット構成でのパッケージの実装状況にかかわらず、実
施できる。
【0027】図3は、装置局データ(試験用局データと
いうこともある)の一つである論理番号(各パッケージ
の試験に必要な、各パッケージ毎の論理番号)の生成方
法を示す説明図である。図2の試験用局データ作成/更
新部206において、試験用局データの一つである論理
番号を生成する方法としては、本発明においては、3通
りの方法がある。以下、具体的に説明する。
【0028】その第1の方法は、パッケージ実装スロ
ット位置対応に論理番号を付与する方法である。即ち、
実装位置番号に従い、挿入したパッケージの論理パッケ
ージ名(パッケージ機能種別コード)に論理番号を割り
当てる方法である。例えば実装位置番号01の論理パッ
ケージ名(FB−A)には、その実装位置番号01と同
じ01を論理番号として付与するのである。本方法は、
実装位置とパッケージ挿入位置を対応させたい場合に有
効な方法である。
【0029】第2の方法は、ユニットの各スロットに
挿入(実装)された各パッケージの全体において、パッ
ケージ種別毎に、正面向かって左側より順次論理番号を
付与していく方法であり、実装位置番号が若い左側よ
り、論理パッケージ名が2種類(FB−AとFB−B)
ある場合、それぞれについて順に論理番号を付与してい
く方法である。
【0030】即ち論理パッケージ名(FB−A)につい
て云えば、実装位置番号01のものが一番左側にあるの
でこれに論理番号01を付与し、次に実装位置番号02
のものが次に左側にあるのでこれに論理番号02を付与
し、次に実装位置番号04のものが次に左側にあるので
これに論理番号03を付与するという具合である。論理
パッケージ名(FB−B)についても同様で、実装位置
番号03のものが一番左側にあるのでこれに論理番号0
1を付与し、次に実装位置番号05のものが次に左側に
あるのでこれに論理番号02を付与するという具合であ
る。
【0031】本方法は、パッケージ搭載後に一斉にユニ
ット電源投入した場合に、挿入してあるパッケージの種
別毎の数の総数を把握したい場合に有効な方法である。
例えばパッケージ種別が(FB−A)である場合、その
最後の論理番号を見ればその種別のパッケージ数が判
り、パッケージ種別が(FB−B)のものについても同
様だからである。
【0032】第3の方法は、パッケージ種別毎に、パ
ッケージを挿入した時間的順序(厳密には、試験プログ
ラムで、パッケージの挿入を受け付けた時間的順序)に
従って、論理番号を付与する方法である。例えばパッケ
ージ種別が(FB−A)である場合、(FB−A)とし
て最初(全体では2番目)に挿入されたものは実装位置
番号04のパッケージであるから、これに論理番号01
を付与し、(FB−A)として2番目(全体では4番
目)に挿入されたものは実装位置番号02のパッケージ
であるから、これに論理番号02を付与するという具合
である。
【0033】この方法は、活線挿入により任意のパッケ
ージを任意の空いているスロット位置に挿入した場合
や、挿入順序を把握したい場合及び施設設計した論理番
号に合わせたい場合(この場合、試験プログラムが立ち
上がっている状態で番号順にパッケージをスロットに実
装してゆく必要がある)に有効な方法である。
【0034】図3の、このの方法は、2種類のパッケ
ージ(FB−AとFB−B)について、矢印で示す挿入
順序に従いパッケージを挿入した場合の論理番号の付与
例を示しており、本例では、パッケージ挿入前に電源が
投入され、図1に示すCPU101に、本論理番号を作
成、付与するプログラムとしての試験プログラム102
をローディングしておく必要がある。
【0035】これら3つの方法のいずれかを、施設設計
書での設計法等の使用状況に応じて試験用局データ作成
・更新用に適用する。図4には、以上3つの方法の内、
第2の方法により作成した場合の試験用局データの例
が示されている。試験用局データは、パッケージ実装位
置と、パッケージの実装/未実装(実装なら1、未実装
なら0)と、パッケージの機能名と、論理番号と、を対
応付けたテーブルにより構成されるものである。
【0036】図5及び図6は、両図を破線X−Xの部分
で結合して一つの図とするとき、図1及び図2に示した
本発明の一実施例の動作を示すフローチャートとなる。
換言すれば、図1に示すハードウェアを、図2に示す試
験プログラムを使って試験を実施する際に必要となる局
試験データを、その試験プログラムにて自動生成する際
の処理の流れの一例を示したフローチャートである。
【0037】以下、図1、図2、図5及び図6を参照し
て本発明の一実施例の詳細な説明を行う。本実施例にお
いては、CPU101の電源は投入されていて、各機能
ブロック(114〜117)の電源は未投入の状態とす
る。また試験プログラム102は、CPU101内メモ
リには未格納な状態(システム立ち上げ手順を実行して
いない)とする。
【0038】パッケージ1(114)の電源が作業者に
より投入(301)されると、パッケージ1(114)
はパッケージ内に具備されている挿入通知送受信部11
0からCPU101に対して挿入通知302をシステム
バス119を介して送信する。この挿入通知302に
は、挿入通知であることを示すコマンド名及びパッケー
ジ1の実装位置番号(物理アドレス)が表示されてい
る。
【0039】同様の手順により作業者がパッケージn
(117)の電源投入(304)を行うと、パッケージ
n(117)の挿入通知送受信部113からCPU10
1に対して挿入通知305を送信する。このとき試験プ
ログラム102は、CPU101内メモリへの格納処理
は行われていないため、挿入通知(114,117)は
受付られず、各機能ブロックの挿入通知送受信部(11
0,113)は再送処理(リトライ 303)を行う。
【0040】作業者が試験操作端末103より試験プロ
グラム102の転送指示307を行うと、CPU内メモ
リ102に基本プログラム群208、テストプログラム
群201の各プログラムファイルが転送される。転送が
終了すると、試験プログラム準備完了(310)とな
り、試験プログラムは試験操作端末103に対して試験
プログラム転送完了報告308を送信する。
【0041】各パッケージ(114,117)は、前記
挿入通知のリトライ(303)により挿入通知(30
2,305)を再度送信し、試験プログラムが前記処理
により試験プログラム準備完了(310)状態になった
ことにより、基本プログラム部208は挿入通知の受付
け(311,316)を行うと共に、各パッケージの挿
入通知送受信部(110,113)に対して挿入通知受
付応答を返送する(304,306)。
【0042】基本プログラム部208は、実装情報処理
部209を用いて各パッケージ(114,117)内の
実装情報部(106,109)に具備されている実装情
報を読み取る(313,318)。本実装情報をテスト
プログラム群201内にある試験用局データ作成/更新
部206に対して、実装情報引継ぎ(314,319)
にて通知することにより、図3に示す3つの方法の内の
いずれかの方法により、試験用局データの作成及び登録
(記憶部207への登録)が行われる(315,32
0)。
【0043】本処理が実行されると、作業者に対して、
作成された試験用局データ内容を通知するため、試験用
局データ作成結果報告(316,321)が試験操作端
末103にタイプアウトされ、作業者による試験プログ
ラムの実行が可能であることを通知する。以上により、
システム立ち上げ時及びシステムの電源投入時において
試験用局データの自動作成が可能になる。
【0044】図1、図2において、作業者が前記試験実
施準備完了報告(316,321)を受けた事により、
試験操作端末103から試験コマンドを投入すると、図
2に示す試験プログラム102内のコマンド処理部21
0にて、図1に示す機能ブロック(114,117)対
応のテストプログラム(図2,202,205)が起動
され、該機能ブロックの試験を実施し、試験終了後テス
トプログラム(202,205)は、試験結果を試験プ
ログラム部を介して試験操作端末103に対し通知を行
い、作業者に試験結果の良否を知らせる。
【0045】また試験プログラムをCPU内メモリに格
納し全ての機能ブロックの試験データ作成後、図5にお
けるパッケージ1(114)が障害もしくは機能追加な
どの理由によってパッケージ取り替えの必要性が生じた
場合において、パッケージ1を交換し電源投入を行う
と、図5,図6のフローチャートにて説明した挿入通知
302、挿入通知受付応答304、実装情報読み取り指
令313等の各手段により、交換したパッケージ1の実
装情報が収集される。
【0046】収集された実装情報は、実装情報引き継ぎ
手段(314)により、図2の試験データ作成/更新部
206に引き継がれ、試験データ作成/更新部206に
よって試験データ記憶部207のデータが、前記にて収
集された実装情報に自動的に更新される。
【0047】図1に示すハードウェア構成にて構築され
る交換機などの通信システムが、挿入通知送受信部11
0〜113を持たないハードウェアから成る場合におい
て、試験用局データを、本発明により自動作成する場合
の処理の流れを図7及び図8に示す。換言すると、図7
及び図8は、破線部分Y−Yで結合して一つの図とする
とき、本発明の別の実施例における処理の流れを示すフ
ローチャートとなる。
【0048】以下、図7及び図8を参照して処理の流れ
を説明する。作業者501が試験操作端末502から機
能ブロック単位に読み取る個別読み取りコマンドを投入
(507)することにより、試験操作端末502は、投
入された該コマンドを試験プログラム内コマンド処理部
504に対して転送を行う(508)。前記コマンドを
受け取ったコマンド処理部504は、コマンドの分析
(509)を行い、分析結果に基づき、個別読み取り要
求を実装情報処理部505に対して要求する。
【0049】実装情報処理部505は、前記要求内容に
よりパッケージ1(503)の実装情報を読み取り(5
11)、その結果を試験データ作成/更新部506に引
き継ぐ。試験データ作成/更新部506は、収集した実
装情報を試験用局データ記憶部に登録を行い(51
3)、試験データの作成結果をコマンド処理部経由によ
り(514)、試験操作端末502へ報告(515)し
一連の処理を終了する。これらの処理の結果を、作業者
501は、試験操作端末502に出力された試験データ
作成結果を確認することにより、試験データの作成結果
を知ることが出来る(516)。
【0050】また、作業者501が試験操作端末502
から全てのパッケージを一括して読み取る一括読み取り
コマンド517を投入することにより、試験操作端末5
02は投入された該コマンドを試験プログラム内コマン
ド処理部504に対して転送を行う(518)。前記コ
マンドを受け取ったコマンド処理部504は、コマンド
の分析(519)を行い、分析結果に基づき一括読み取
り要求(520)を実装情報処理部505に対して要求
する。
【0051】実装情報処理部505は、前記要求内容に
よりパッケージ2,パッケージ3,パッケージnの実装
情報を順次読み取り(521,522,523)、その
結果を試験用局データ作成/更新部506に引き継ぎ、
試験用局データ作成/更新部506は、収集した実装情
報を試験用局データ記憶部に登録を行い(525)、試
験用局データの作成結果をコマンド処理部経由により
(526)試験操作端末502へ報告(527)する。
【0052】これら処理の結果を作業者501は、試験
操作端末502に出力された試験用局データ作成結果を
確認することにより、試験用局データの作成結果を知る
ことが出来る(528)。
【0053】以上により、挿入通知送受信部110〜1
13を具備しないパッケージにおいて、システム立ち上
げには、前記一括読み取りコマンド(517)を用いる
ことにより、システム全体の試験用局データの作成を自
動化できる。また試験用局データ作成後にパッケージが
交換された場合においても、前記個別読み取りコマンド
を用いることにより試験用局データの更新が自動化でき
る。
【0054】以上、図1〜図8を参照して説明したよう
に、本発明によれば、スロットフリー化され、挿入パッ
ケージ種別が特定なスロットに固定しないようなシステ
ムにおける試験プログラムを使用してのハードウェア試
験において、挿入通知手段を有するハードウェアによっ
て構成されるシステムの、システム立ち上げ後または電
源投入後に、試験用局データの自動作成及び更新が可能
になる。
【0055】また挿入通知手段を持たないハードウェア
によって構成されるシステムにおいては、試験プログラ
ムのコマンドを用いることにより、試験用局データの自
動作成及び更新が可能になる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
スロットフリー化したパッケージを有する交換機などの
通信システムの、建設時や増設時での、ハードウェア試
験時の試験用局データ設定及び修正の自動化が可能にな
り、このことから作業者の行う試験用局データ設定作業
は、自動作成された試験用局データと施設設計書との照
合作業だけになり、試験用局データ設定及び修正時間を
大幅に短縮できると共に試験用局データ誤設定の防止が
図れ、システムソフトとハードウェアとの結合前の試験
期間全体の短縮を図ることができる利点がある。
【0057】また、システム開発者にとっては、試験用
局データの投入がなくなる分、煩雑さがなくなるととも
に、効率的な試験が可能となる。さらに、作業者による
手入力を廃止する事により、試験プログラムの操作性向
上にも寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施対象の一例としてのシステムと、
本発明による装置局データ自動作成方法の概念を示す説
明図である。
【図2】図1に示すシステムのハードウェアを試験する
試験プログラムの一例を示す説明図である。
【図3】試験用局データの一つである論理番号の生成方
法を示す説明図である。
【図4】試験用局データの一例を示す説明図である。
【図5】本発明の一実施例における処理の流れを示すフ
ローチャートの上半分である。
【図6】本発明の一実施例における処理の流れを示すフ
ローチャートの下半分である。
【図7】本発明の別の実施例における処理の流れを示す
フローチャートの上半分である。
【図8】本発明の別の実施例における処理の流れを示す
フローチャートの下半分である。
【符号の説明】
101…CPU(中央処理装置)、102…試験プログ
ラム、103…試験用操作端末、106〜109…実装
情報部、110〜113…挿入通知送受信部、114〜
117…機能ブロック(パッケージ)、201…テスト
プログラム群、202〜205…テストプログラム、2
06…試験用局データ作成/更新部、207…試験用局
データ記憶部、208…基本プログラム群、209…実
装情報処理部、210…コマンド処理部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央制御装置と、その配下にあって機能
    処理を行う複数種類のパッケージを実装されたユニット
    と、を少なくとも含んでなる通信システム又は情報処理
    システムに対し、その正常性確認のための試験を行うの
    に先立って、前記ユニットの、パッケージ実装のために
    設けられた各スロットに、どういう種類のパッケージが
    実装されているかというデータを、各スロットに予め付
    与された実装位置番号と、実装されるべきパッケージの
    種類名と、実装の有無と、当該実装パッケージに当該パ
    ッケージの前記試験時の特定用に所定の規則に従って作
    成、付与される論理番号と、を対応付けて作成されたテ
    ーブルから成る装置局データとして、そのための試験プ
    ログラムにより自動作成する試験プログラムによる装置
    局データ自動作成方法において、(イ)前記試験プログ
    ラムを前記中央制御装置に外部から格納してやる段階
    と、(ロ)前記ユニットの、最初は空きの各スロット
    に、所定のパッケージが挿入されて実装されるのを契機
    として、又は試験操作者により投入されるコマンドを契
    機として、実装されている当該パッケージから出力され
    るパッケージ挿入位置情報を、前記試験プログラムを構
    成する要素としての実装情報処理部が、実装位置番号と
    して受け付ける段階と、(ハ)受け付けた後、実装情報
    処理部が、その旨の応答を当該パッケージに通知する段
    階と、(ニ)続いて実装情報処理部が、当該パッケージ
    にアクセスしてその種類名をパッケージ実装情報として
    読み取る段階と、(ホ)読み取ったそのパッケージ実装
    情報及び先に受け付けた実装位置番号情報を、実装情報
    処理部から、同じく前記試験プログラムを構成する要素
    としての試験用局データ作成/更新部に引き継ぐ段階
    と、(ヘ)前記試験用局データ作成/更新部が、その引
    き継いだ情報に基づいて前記装置局データを作成して外
    部に出力する段階と、から成ることを特徴とする試験プ
    ログラムによる装置局データ自動作成方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の試験プログラムによる
    装置局データ自動作成方法において、前記試験用局デー
    タ作成/更新部が、前記装置局データを構成するパッケ
    ージ毎の前記論理番号を、作成する際に用いる規則が、
    当該パッケージの実装された実装位置番号をそのまま当
    該パッケージの論理番号として付与するという規則から
    成ることを特徴とする試験プログラムによる装置局デー
    タ自動作成方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の試験プログラムによる
    装置局データ自動作成方法において、前記試験用局デー
    タ作成/更新部が、前記装置局データを構成するパッケ
    ージ毎の前記論理番号を、作成する際に用いる規則が、
    前記ユニットの各スロットにそれぞれ実装された各パッ
    ケージの全体を、特定の位置方向から見て、位置の順に
    従って、パッケージの種類別に通し番号を付与するとい
    う規則から成ることを特徴とする試験プログラムによる
    装置局データ自動作成方法。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の試験プログラムによる
    装置局データ自動作成方法において、前記試験用局デー
    タ作成/更新部が、前記装置局データを構成するパッケ
    ージ毎の前記論理番号を、作成する際に用いる規則が、
    前記ユニットの各スロットにそれぞれ実装された各パッ
    ケージの全体において、実装位置には関係なく、実装し
    た時間的順序に従って、パッケージの種類別に通し番号
    を付与するという規則から成ることを特徴とする試験プ
    ログラムによる装置局データ自動作成方法。
JP5292971A 1993-11-24 1993-11-24 試験プログラムによる装置局データ自動作成方法 Pending JPH07147607A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100337440C (zh) * 2003-12-03 2007-09-12 华为技术有限公司 设备间的互通性测试方法及系统
JP2009187102A (ja) * 2008-02-04 2009-08-20 Yokogawa Electric Corp プログラム開発装置

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