JPH07146742A - インタフェース制御装置 - Google Patents

インタフェース制御装置

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JPH07146742A
JPH07146742A JP5291743A JP29174393A JPH07146742A JP H07146742 A JPH07146742 A JP H07146742A JP 5291743 A JP5291743 A JP 5291743A JP 29174393 A JP29174393 A JP 29174393A JP H07146742 A JPH07146742 A JP H07146742A
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JP5291743A
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Hiroshi Ekusa
洋 江草
Kazuhiro Kayashima
一弘 萱嶋
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ユーザの操作習熟度に対応した適切な操作手
順および操作表現を、絵と文章をもとに表示し操作案内
することを目的とする。 【構成】 1はテレビジョン、VTRデッキ、ラジオチ
ューナ、CDプレーヤ、テープデッキを備えたAV機
器、2は人間がAVシステムを赤外線を介して制御する
ためのリモートコントローラ(以下リモコンと呼ぶ)、
3は前記リモコン2から赤外線信号を受け、ユーザの操
作系列を記憶し、手順管理部にユーザの操作を出力する
操作履歴部、4は本体機器の持っている機能の設定手順
を蓄積する操作手順記憶部、5は操作履歴部から送られ
たユーザの操作と、操作手順記憶部から送られた操作手
順とのマッチングを行い、手順を表示生成部へ送る操作
手順管理部、6は絵と文字を用いて操作手順を表示する
表示生成部である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータやAV機
器等、表示装置の搭載された機器の操作性を向上させる
インターフェース制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器の高度化に伴い、電子機
器の操作が複雑化してきている。すなわち操作手順の数
が増大しており、また操作面上のボタンの数も飛躍的に
増大してきている。図14にテレビとビデオの操作を兼
ねたリモコン操作面を示す。使われる頻度の高いと思わ
れるボタンは操作面の上部に配置され、その他のボタン
は操作面の下部に配置され、ふたによって隠されてい
る。しかしボタンの数は50以上にもおよび、ボタンの
複合動作はそれ以上となる。
【0003】それに対して、コンピュータ等情報機器の
分野では、操作の複雑さを画面表示で解決していこうと
している。たとえば、ヘルプ画面というもので、コマン
ドの一覧が表示されたり、または検索機能によって自分
の知りたい情報を得ることができる。しかし、自分の知
りたい情報を得るまでに相当時間がかかり、場合によっ
ては得られないこともありうる。
【0004】また取り扱い説明書を読んでも、どこに自
分の知りたいことが書いてあるのかわからないことが多
い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】機能が多くなると操作
面上のボタンの数が非常に多くなり、ユーザーが容易に
使用できなくなる。さらに手順が多いと、途中でユーザ
ー自身が次に何をすればよいのか迷ってしまうことにな
る。またヘルプ機能によって操作をよんでも、ユーザー
自身が知りたい機能を探しだすまでに相当な時間を要す
ることが多い。本発明はかかる点に鑑み、ユーザーに容
易に操作方法を理解できるインターフェースを実現する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】ユーザが操作を行う場合
において、操作の履歴を蓄積しておく操作履歴部と、ユ
ーザ自身が行いたい一連の操作手順を、文字および絵を
用いて蓄えておく操作手順記憶部と、ユーザの操作によ
って得られた情報からユーザの習熟レベルを判断し、一
手順ごとに操作手順を前記操作手順記憶部から選択し、
操作手順の表示時期を制御する操作手順管理部と、前記
操作手順管理部から出力される操作手順を基に、表示画
面に出力する表示生成部とを備えたインタフェース制御
装置である。
【0007】またはユーザが操作を行う場合において、
操作の履歴を蓄積しておく操作履歴部と、操作履歴から
ユーザが設定しようとしている一連の動作の内容を推定
する操作推定部と、ユーザ自身が行いたい一連の操作手
順を、文字および絵を用いて蓄えておく操作手順記憶部
と、前記操作履歴部と前記操作推定部から得られた情報
から、一手順ごとに操作手順を前記操作手順記憶部から
選択し、操作手順の表示時期を制御する操作手順管理部
と、前記操作手順管理部から出力される操作手順を基
に、表示画面に出力する表示生成部とを備えたインタフ
ェース制御装置である。
【0008】またはユーザが操作を行う場合において、
操作の履歴を蓄積しておく操作履歴部と、操作手順、確
認メッセージおよび操作を表現する画像を蓄えておく操
作手順記憶部と、前記操作履歴部から得られたユーザの
操作の内容から、操作手順、確認メッセージ、操作を説
明する画像を前記操作手順記憶部から選択し、表示時期
を制御する操作手順管理部と、前記操作手順管理部から
出力される操作手順を基に、表示画面に出力する表示生
成部とを備えたインタフェース制御装置である。
【0009】または上下左右に配置された少なくとも4
つのボタン、あるいはそれに同等な機能を有する操作機
器において、画面上の操作位置を示すカーソル(絵文
字)を制御する信号を出力するカーソル制御信号出力部
と、画面操作以外の機器に対する操作信号を出力する機
器制御信号出力部と、前カーソル制御信号出力部と、前
機器制御信号出力部の使用選択を行うスイッチとを備
え、前上下左右に配置されたボタンで、カーソル制御信
号と機器制御信号を操作できるインタフェース制御装置
である。
【0010】画面上で機器に対する操作を行う場合にお
いて、ユーザーが各機器あるいは機能を容易に連想でき
るオブジェクト(絵文字)と、前記オブジャクトの名称
と、他のオブジェクトに対して動作できる作用項目を、
オブジェクトごとに記憶するオブジェクト記憶部と、あ
る所定のオブジェクトから作用項目をもとに他のオブジ
ェクトを選択するオブジェクト選択部と、前記ある所定
のオブジェクトと選択されたオブジェクトとの間に作用
項目の絵と文字を配置して表示する項目表示部とを備え
たことを特徴とするインタフェース制御装置。
【0011】または画面上で機器に対する操作を行う場
合において、ユーザーが各機器あるいは機能を容易に連
想できるオブジェクト(絵文字)を、操作ボタンの表面
あるいは近傍に表示するか、あるいは前記オブジェクト
を操作ボタンの表面に凹凸形状で刻印し、また画面上に
おいても機器に対応したモード切り替え、設定に前記オ
ブジェクトを画面に表示するインタフェース制御装置で
ある。
【0012】
【作用】本発明は上記手段を設けることにより、ユーザ
の操作から、ユーザが設定しようとしている内容を推定
し、ユーザの操作習熟度に対応した適切な操作手順およ
び操作表現を、絵と文章をもとに表示し操作案内するの
で、不特定のユーザの要求に対してわかりやすく応対す
ることができる。
【0013】またリモコンの操作ボタンを、人間にわか
りやすい構成で配置し、多目的に使用することにより、
ボタンの数を格段に減少させることができる。またリモ
コンのボタンを絵文字で表現し、かつ表示画面中でユー
ザが設定するさまざまな項目に同様の絵文字を用いるこ
とで、直感的に操作の意味が把握できるようにする。
【0014】
【実施例】
(実施例1)図1は、本発明におけるAV機器を用いた
インタフェース制御装置の第1の実施例である。1はテ
レビジョン、VTRデッキ、ラジオチューナ、CDプレ
ーヤ、テープデッキを備えたAV機器、2は人間がAV
システムを赤外線を介して制御するためのリモートコン
トローラ(以下リモコンと呼ぶ)、3は前記リモコン2
から赤外線信号を受け、ユーザの操作系列を記憶し、手
順管理部にユーザの操作を出力する操作履歴部、4は本
体機器の持っている機能の設定手順を蓄積する操作手順
記憶部、5は操作履歴部から送られたユーザの操作と、
操作手順記憶部から送られた操作手順とのマッチングを
行い、手順を表示生成部へ送る操作手順管理部、6は絵
と文字を用いて操作手順を表示する表示生成部である。
【0015】図2にインタフェース制御装置を含むAV
機器の外形図を示す。本体にテレビジョン7、VTRデ
ッキ8、CDプレーヤ9、テープデッキ10、及びラジ
オチューナを内臓している。これらのCDプレーヤ、テ
ープデッキならびにVTRデッキは、それぞれ正面にメ
ディア受け入れ口を設けている。したがってユーザは、
本体機器1台で、テレビ、ビデオ、(音楽)テープ、C
D、ラジオを使用することができる。
【0016】操作履歴部3では、ユーザの行った操作を
所定の量だけ記憶しておく。たとえばユーザの操作にし
たがって、 (1)VTRカセットを入れた (2)録画ボタンが押された 等の操作履歴が2値論理のデジタル情報で記憶される。
操作手順管理部5は、ユーザの行いたい行為がボタンの
打鍵により判明した場合に、操作手順記憶部4から将来
行われるべき行為を手順として用意する。たとえば、録
画ボタンが押されると、所定の録画手順が操作手順記憶
部4から用意される。 (3)予約録画、今のチャンネルを録画あるいはタイマ
ー録画なのかを選択してください 予約録画が選択された場合、 (4)曜日、時間を設定してください (5)録画したいチャンネルを設定してください (6)実行ボタンを押してください 等が用意される。
【0017】図3を用いてさらに詳しく説明する。図3
(a)は順序性のある手順(順序手順)、(b)は
(a)の手順の中のどのタイミングに設定されてもよい
もの(非順序手順)である。ただしユーザの目的を達成
するためには、(a)と(b)の両方が設定されるか確
認されなければならない。たとえば、図3(c)がユー
ザの設定した順序の例である。操作手順管理部5は、順
序手順と非順序手順の両方が設定されているか、ユーザ
の操作を監視する。さらに図(d)のように途中で間違
えた場合(間違えた箇所は*印)は、いままで行ってき
た手順と、間違えたボタンによって、次に行われるべき
手順を選択し、メッセージとして表示生成部6に出力す
る。
【0018】さらに操作手順管理部5では、いままで行
ってきた手順と間違えたボタンの名称、操作間隔などに
よりユーザの習熟度を判定し、メッセージの種類とメッ
セージを表示するタイミングを制御する。すなわちユー
ザの操作間隔が相対的に大きくなった場合にメッセージ
を表示するように制御する。さらにユーザの習熟度が低
いと判断した場合は、メッセージの内容も詳しくかつや
さしくする。一方ユーザの操作が早いかあるいは定常速
度で行われている場合には、既に使い方を理解している
ものとしてメッセージを表示しないようにする。
【0019】以上のように本実施例では、ユーザの操作
手順を監視し、ユーザが操作に困った場合、適宜メッセ
ージを表示することで操作を格段に容易にすることがで
きる。
【0020】(実施例2)図4は、本発明におけるAV
機器を用いたインタフェース制御装置の第2の実施例で
ある。11はテレビジョン、VTRデッキ、ラジオチュ
ーナ、CDプレーヤ、テープデッキを備えたAV機器、
12は人間がAVシステムを赤外線を介して制御するた
めのリモートコントローラ(以下リモコンと呼ぶ)、1
3は前記リモコン12から赤外線信号を受け、ユーザの
操作系列を記憶し、手順管理部にユーザの操作を出力す
る操作履歴部、14は操作履歴部からの情報からユーザ
の行いたい項目を推定する操作推定部、15は本体機器
の持っている機能の設定手順を蓄積する操作手順記憶
部、16は操作履歴部および操作推定部から送られた操
作と、操作手順記憶部から送られた操作手順とのマッチ
ングを行い、適切な手順を表示生成部へ送る操作手順管
理部、17は操作手順を文字と絵を用いて表示する表示
生成部である。
【0021】操作履歴部13では、ユーザの行った操作
を所定の量だけ記憶しておく。たとえばユーザの操作に
したがって、 (1)テープを入れた (2)再生した 等の操作履歴が2値論理のデジタル情報で記憶される。
【0022】操作推定部14では、操作履歴部13から
の時系列情報から、ユーザが何をしたがっているのか推
論する。
【0023】たとえば、ユーザが (3)テープを入れた (4)再生した (5)再生早送りを行った (6)再生した (7)停止した 等の順で操作を行ったときは、ユーザはテープの未録音
部分の頭出しを行っていると推論することができる。し
たがって、 If ”テープを入れる”→”再生する”→”再生早送り
を行う→”再生する” ”停止する” Then ”未録画部分の頭出し” とルール化することが可能となる。
【0024】操作手順記憶部15では、ユーザの行うべ
き手順が記憶されている。操作手順管理部16では、ユ
ーザの行いたい行為がボタンの打鍵により判明した場合
に、将来行われるべき行為を操作手順記憶部15から受
け取り、表示すべき手順を表示生成部17に送る。
【0025】ただし操作手順管理部16では、メッセー
ジを表示するタイミングを制御する。たとえば操作手順
管理部16では、操作推定部14からの情報から、手順
をメッセージとして出力する。たとえば本来次のような
メッセージを表示生成部17に送る。 (8)テープの頭出しを行ってください ただし操作推定部14において、すでにテープの頭出し
は終了していると推定された場合は、操作手順管理部1
6はその推定結果を受取り、上記のメッセージを表示し
ないように制御する。またユーザの操作が早いかあるい
は定常速度で行われている場合には、既に使い方を理解
しているものとしてメッセージを表示しないようにす
る。一方ユーザの操作間隔が相対的に大きくなった場合
に再びメッセージを表示するように制御する。
【0026】さらに本実施例では、ユーザが誤った操作
を繰り返したとき操作推定部14でユーザの習熟レベル
が判断され、操作手順管理部16において操作手順を詳
しく説明するように制御することも可能である。
【0027】以上のように本実施例では、ユーザの行っ
た操作系列から、ユーザの行いたいことを推論すること
で、不要なメッセージを表示することを防ぐとともに、
設定を俊敏に行うことが可能となる。
【0028】(実施例3)図5は、本発明におけるAV
機器を用いたインタフェース制御装置の第3の実施例で
ある。18はテレビジョン、VTRデッキ、ラジオチュ
ーナ、CDプレーヤ、テープデッキを備えたAV機器、
19は人間がAVシステムを赤外線を介して制御するた
めのリモートコントローラ(以下リモコンと呼ぶ)、2
0は前記リモコン19から赤外線信号を受け、ユーザの
操作系列を記憶し、手順管理部にユーザの操作を出力す
る操作履歴部、21は本体機器の持っている機能の設定
手順を蓄積する操作手順記憶部、22は操作履歴部から
送られた操作と、操作手順記憶部から送られた操作手順
とのマッチングを行い、適切なガイド情報を表示生成部
へ送る操作手順管理部、23は操作画面と、前記ガイド
情報を表示する表示生成部である。
【0029】操作履歴部20では、ユーザの行った操作
を所定の量だけ記憶しておく。たとえばユーザの操作に
したがって、 (1)VTRカセットを入れた (2)録画ボタンが押された 等の操作履歴が2値論理のデジタル情報で記憶される。
【0030】操作手順記憶部21では、次のような3つ
のリスト別に記憶されている。 [手順リスト]必要不可欠な操作の手順。 [確認リスト]”標準/3倍速”等、一度設定すると次
回からは、必ずしも必要にはならない設定手順。 [操作リスト]手順毎のリモコンの操作方法が、図(ア
ニメーション)とメッセージによって整理される。
【0031】操作手順管理部22では、ユーザの行いた
い行為がボタンの打鍵により判明した場合に、将来行わ
れるべき行為を操作手順記憶部21の手順リストから選
択する。たとえば、録画ボタンが押されると、所定の録
画手順が操作手順記憶部21から以下のように用意され
る。 (3)予約録画、あるいはタイマー録画なのかを選択し
てください 予約録画が選択された場合、 (4)曜日、時間を設定してください (5)録画したいチャンネルを設定してください (6)実行ボタンを押してください 等がデジタル情報として用意される。
【0032】操作手順管理部22では、操作履歴部20
からの情報から、手順をメッセージとして出力する。た
とえば予約録画が選択された場合、次のようなメッセー
ジを表示生成部23に送る。
【0033】また操作手順管理部22では設定中に、”
標準/3倍速”等の確認リストを操作手順記憶部21か
ら入力し、表示生成部23に送る。表示生成部23で
は、図6のように表示画面24の中に確認リストを表示
する。ユーザはもちろん変更することは可能であるが、
確認しなくてもよい。そして最後に以下の手順を表示す
る。 (7)実行ボタンを押してください さらに操作手順管理部22では、メッセージを表示する
タイミングを制御する。ユーザの操作間隔が相対的に大
きくなった場合にメッセージを表示するように制御す
る。さらにユーザの習熟レベルが低いと判断した場合、
より詳しい説明を行うために、操作手順管理部22は操
作手順記憶部21から操作リストを受取り、表示生成部
23に送る。操作リストは一例として図7のように、表
示画面24の中にリモコン25の操作面の表示と操作メ
ッセージ26が表示される。またユーザの操作が早いか
あるいは定常速度で行われている場合には、既に使い方
を理解しているものとしてメッセージを表示しないよう
にする。
【0034】以上のように本実施例では、ユーザの操作
手順を監視し、ユーザが操作に困った場合、適宜メッセ
ージを表示することで操作を格段に容易にすることがで
きる。
【0035】(実施例4)図8は、本発明におけるAV
機器を用いたインタフェース制御装置の第4の実施例で
ある。28は本体機器を操作するリモコンで、29はテ
レビあるいはビデオを選択するボタン、30はラジオあ
るいはテープを選択するボタン、31はCDを選択する
ボタン、32は電源を入れるボタン、33は音量を調節
する回転ボリューム、34、35はチャンネル切り替え
ボタン、36、37、38はビデオ、テープ、CDの巻
戻し、停止/再生、早送り等を切り替えるボタン、39
は設定ボタンである。
【0036】本実施例では、ボタン34、35、36、
38を用いる。設定ボタン39を押すと、本体機器の表
示が図9のように設定画面にかわり、手の形で構成され
たカーソル40が表示される。このカーソルを移動させ
るのにボタン34、35、36、38を用いる。ボタン
34、35、36、38は上下左右に配置されており、
カーソルもそれに同期して上下左右に移動するので、人
間の感覚によく合っている。一方チャンネル番号は上下
に、ビデオ、テープ、CDの設定は左右に配置されてお
り、同様に人間に理解しやすい。また、ボタン34、3
5、36、37、38の表面に、液晶部品等による表示
装置を構成し、図10のようにボタン表面の構成を変え
るようにすることも可能である。
【0037】図11はリモコンに内臓されている操作制
御部の内部構成である。カーソル制御信号部と機器制御
信号出力部を設定ボタン39で切り替えている。
【0038】以上のように本実施例では、上下左右に配
置された4つのボタンを用いて、チャンネルとビデオ、
テープ、CDの選択とカーソルの位置の移動制御を設定
ボタンで切り替えることで選択できるので、使いやすさ
を損なうことなくボタンの数を見かけ上格段に少なくで
きる。
【0039】(実施例5)図12は、本発明におけるA
V機器を用いたインタフェース制御装置の第5の実施例
である。本発明は第1、第2、第3のAV機器を用いた
インタフェース制御装置の表示生成部6、17、23に
おける一動作である。43はオブジェクト(絵文字)
と、前記オブジャクトの名称と、他のオブジェクトに対
して動作できる作用項目を、オブジェクトごとに記憶す
るオブジェクト記憶部、44は操作手順管理部からの命
令を基に所定のオブジェクトから作用項目をもとに他の
オブジェクトを選択するオブジェクト選択部、45は所
定のオブジェクトと選択されたオブジェクトとの間に作
用項目の絵と文字を配置して表示する項目表示部であ
る。
【0040】図8の設定ボタン39を押すと、それ以前
の状態に応じて図13のような表示画面を生成する。テ
レビを見ていて設定ボタンを押した場合は、図13
(a)のように画面左のオブジェクトがテレビになる。
各オブジェクトはオブジェクト記憶部43において、図
14のようにリスト形式に整理されている。図13
(a)のテレビリストにはテレビが他のオブジェクトに
対して作用できる動作(”録画”、”再生”、”録
音”)が記述されており、オブジェクト選択部44にお
いて、これらの機能を持っている他のオブジェクトに対
して選択が行われる。テレビのオブジェクトと選択され
たオブジェクトとオブジェクト間の作用を1組の項目と
して整理し、項目表示部45で画面上に並べられたのが
図13(a)の状態である。別の例として、テープを聞
いていて設定ボタンを押したときの状態を図13(b)
示す。同様に画面左手にテープのオブジェクトが配置さ
れ、作用とその作用に連結できるオブジェクトがメニュ
ー項目として並べられている。ユーザはこれらのメニュ
ー項目から一つを選択すればよい。
【0041】たとえば図13(b)のように”ラジオか
らテープへの録音”が選択された場合、操作手順記憶部
5、16あるいは22は、それに対応する手順を操作手
順記憶部4、15あるいは21から取り込む。
【0042】以上のように本実施例では、2つのオブジ
ェクトとその間の作用を絵と文字を使って同2つのオブ
ジェクト間に配置したメニュー項目としているため、ユ
ーザにとって認知しやすい。
【0043】(実施例6)図15は、本発明におけるA
V機器を用いたインタフェース制御装置の第6の実施例
である。図15(a)は図8と同様、図15(b)は図
13と同様の構成になっている。図15(a)と図15
(b)と対比させてみると、リモコンと表示画面の両方
にユーザーが各機器あるいは機能を容易に連想できるオ
ブジェクト(絵文字)を設けている。たとえば、ボタン
30を押すと図15(b)が表示される。するとボタン
30と画面の中のオブジェクト48が同様の絵文字で表
されているのでテープであると認識され、他のオブジェ
クトとともに容易に画面47の内容がわかる。このよう
に同一のオブジェクトを用いることにより、リモコン操
作と画面操作が、人間の直感で認識できるようになり、
画面上において機器に対応したモード切り替え、設定が
容易になる。さらに図16はテープを表現したボタンで
ある。このように、ボタンに凹凸の刻印をつけると、ボ
タンを押す指の触覚により、ボタンの認識ができる。指
の触覚によりボタンの種類が認識できるとユーザは、リ
モコン操作面を繰り返して見る必要がなくなり、本体機
器の表示画面を注目することができる。
【0044】以上のように本実施例では、リモコンと画
面に同一のオブジェクトを使用しているので、ユーザが
操作を直感的に認知しやすくなる。さらにボタンにオブ
ジェクトの形状をした凹凸を設けることにより、ユーザ
はリモコン操作面と本体機器の画面を繰り返して見る必
要がなくなり、簡単で迅速な操作が可能となる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ユーザの操作から、ユーザが設定しようとしている内容
あるいはユーザの習熟レベルを推定し、適切な操作手順
および操作表現を、絵と文章をもとに構成するので、不
特定のユーザの要求に対してわかりやすく応対すること
ができる。
【0046】またリモコンの操作ボタンを、人間にわか
りやすい構成で配置し多目的に使用することによって、
ボタンの数を格段に減少させることができる。またリモ
コンのボタンの表面をオブジェクト(絵文字)で表現あ
るいは凹凸形状で表現し、かつ表示画面においても同一
のオブジェクトを用いることで、直感的に操作の意味が
把握できるようにする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のインタフェース制御装
置の構成ブロック図
【図2】AV機器本体を説明するための図
【図3】操作管理を説明するための図
【図4】本発明の第2の実施例のインタフェース制御装
置の構成ブロック図
【図5】本発明の第3の実施例のインタフェース制御装
置の構成ブロック図
【図6】画面操作を説明した図
【図7】画面操作を説明した図
【図8】本発明の第4の実施例のインタフェース制御装
置のリモートコントロール装置
【図9】カーソルとその操作方法を説明するための図
【図10】カーソルとその操作方法を説明するための図
【図11】本発明の第4の実施例のインタフェース制御
装置の構成ブロック図
【図12】本発明の第5の実施例のインタフェース制御
装置の構成ブロック図
【図13】画面表示状態の図
【図14】画面表示方法を説明するためのリスト図
【図15】本発明の第6の実施例のインタフェース制御
装置の構成図
【図16】凹凸形状を伴ったボタンの図
【図17】従来例を説明するための図
【符号の説明】
1、11、18 AV機器 2、12、19、28 リモートコントロール機器 3、13、20 操作履歴部 4、15、21 操作手順記憶部 5、16、22 操作手順管理部 6、17、23 表示生成部 7 テレビジョン 8 VTRデッキ挿入口 9 CD挿入口 10 テープ挿入口 14 操作推定部 24、25、46、47 表示画面 26、27 画面内容 29 テレビデオボタン 30 ラジオテープボタン 31 CDボタン 32 電源ボタン 33 音量ボリューム 34、35 チャンネルボタン 36 巻戻しボタン 37 再生/停止ボタン 38 早送りボタン 39 設定ボタン 40 カーソル 41 機器制御信号出力部 42 カーソル制御出力部 43 オブジェクト記憶部 44 オブジェクト選択部 45 項目表示部 48 オブジェクト

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ユーザが操作を行う場合において、操作の
    履歴を蓄積しておく操作履歴部と、ユーザ自身が行いた
    い一連の操作手順を、文字および絵を用いて蓄えておく
    操作手順記憶部と、ユーザの操作によって得られた情報
    からユーザの習熟レベルを判断し、一手順ごとに操作手
    順を前記操作手順記憶部から選択し、操作手順の表示時
    期を制御する操作手順管理部と、前記操作手順管理部か
    ら出力される操作手順を基に、表示画面に出力する表示
    生成部とを備えたことを特徴とするインタフェース制御
    装置。
  2. 【請求項2】ユーザが操作を行う場合において、操作の
    履歴を蓄積しておく操作履歴部と、操作履歴からユーザ
    が設定しようとしている一連の動作の内容を推定する操
    作推定部と、ユーザ自身が行いたい一連の操作手順を、
    文字および絵を用いて蓄えておく操作手順記憶部と、前
    記操作履歴部と前記操作推定部から得られた情報から、
    一手順ごとに操作手順を前記操作手順記憶部から選択
    し、操作手順の表示時期を制御する操作手順管理部と、
    前記操作手順管理部から出力される操作手順を基に、表
    示画面に出力する表示生成部とを備えたことを特徴とす
    るインタフェース制御装置。
  3. 【請求項3】ユーザが操作を行う場合において、操作の
    履歴を蓄積しておく操作履歴部と、操作手順、確認メッ
    セージおよび操作を表現する画像を蓄えておく操作手順
    記憶部と、前記操作履歴部から得られたユーザの操作の
    内容から、操作手順、確認メッセージ、操作を説明する
    画像を前記操作手順記憶部から選択し、表示時期を制御
    する操作手順管理部と、前記操作手順管理部から出力さ
    れる操作手順を基に、表示画面に出力する表示生成部と
    を備えたことを特徴とするインタフェース制御装置。
  4. 【請求項4】上下左右に配置された少なくとも4つのボ
    タン、あるいはそれに同等な機能を有する操作機器にお
    いて、画面上の操作位置を示すカーソル(絵文字)を制
    御する信号を出力するカーソル制御信号出力部と、画面
    操作以外の機器に対する操作信号を出力する機器制御信
    号出力部と、前カーソル制御信号出力部と、前機器制御
    信号出力部の使用選択を行うスイッチとを備え、前上下
    左右に配置されたボタンで、カーソル制御信号と機器制
    御信号を操作できることを特徴とするインタフェース制
    御装置。
  5. 【請求項5】画面上で機器に対する操作を行う場合にお
    いて、ユーザーが各機器あるいは機能を容易に連想でき
    るオブジェクト(絵文字)と、前記オブジャクトの名称
    と、他のオブジェクトに対して動作できる作用項目を、
    オブジェクトごとに記憶するオブジェクト記憶部と、あ
    る所定のオブジェクトから作用項目をもとに他のオブジ
    ェクトを選択するオブジェクト選択部と、前記ある所定
    のオブジェクトと選択されたオブジェクトとの間に作用
    項目の絵と文字を配置して表示する項目表示部とを備え
    たことを特徴とするインタフェース制御装置。
  6. 【請求項6】画面上で機器に対する操作を行う場合にお
    いて、ユーザーが各機器あるいは機能を容易に連想でき
    るオブジェクト(絵文字)を、操作ボタンの表面あるい
    は近傍に表示するか、あるいは前記オブジェクトを操作
    ボタンの表面に凹凸形状で刻印し、また画面上において
    も機器に対応したモード切り替え、設定に前記オブジェ
    クトを画面に表示することを特徴とするインタフェース
    制御装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000082162A (ja) * 1998-09-04 2000-03-21 Toshiba Corp 情報入出力装置および自動取引装置
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JP2009282996A (ja) * 2002-12-16 2009-12-03 Microsoft Corp コンピュータ装置とインタフェースをとるシステム及び方法
JP2010164629A (ja) * 2009-01-13 2010-07-29 Yamaha Corp 電子音楽装置および電子音楽システム
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JP2014146061A (ja) * 2014-05-19 2014-08-14 Yamaha Corp 電子音楽装置

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