JPH07146043A - 氷蓄熱用製氷装置 - Google Patents
氷蓄熱用製氷装置Info
- Publication number
- JPH07146043A JPH07146043A JP29642493A JP29642493A JPH07146043A JP H07146043 A JPH07146043 A JP H07146043A JP 29642493 A JP29642493 A JP 29642493A JP 29642493 A JP29642493 A JP 29642493A JP H07146043 A JPH07146043 A JP H07146043A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ice
- making
- concentration
- mixing tank
- heat storage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25C—PRODUCING, WORKING OR HANDLING ICE
- F25C2301/00—Special arrangements or features for producing ice
- F25C2301/002—Producing ice slurries
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ５〜１５％の一定の氷濃度の製氷ブラインを
製氷器に供給することにより製氷器を閉塞させることな
く安定して運転でき、かつ、冷却能力も向上する氷蓄熱
用製氷装置を提供する。 【構成】 蓄熱槽から供給された製氷ブラインＢと製氷
器５で製氷された粒氷ｉを攪拌混合する混合タンク１、
混合タンク１内の氷スラリー濃度を測定する濃度計６、
混合タンク１内の氷スラリー濃度と予め設定した氷スラ
リー濃度を比較して混合タンク１内に供給される製氷ブ
ライン量をコントロールする制御装置７とから成る。
製氷器に供給することにより製氷器を閉塞させることな
く安定して運転でき、かつ、冷却能力も向上する氷蓄熱
用製氷装置を提供する。 【構成】 蓄熱槽から供給された製氷ブラインＢと製氷
器５で製氷された粒氷ｉを攪拌混合する混合タンク１、
混合タンク１内の氷スラリー濃度を測定する濃度計６、
混合タンク１内の氷スラリー濃度と予め設定した氷スラ
リー濃度を比較して混合タンク１内に供給される製氷ブ
ライン量をコントロールする制御装置７とから成る。
Description
【０００１】
【産業上の技術分野】本発明は、氷蓄熱用製氷装置、更
に詳しくは、製氷器に一定濃度の氷スラリーを供給する
ようにした氷蓄熱用製氷装置に関する。
に詳しくは、製氷器に一定濃度の氷スラリーを供給する
ようにした氷蓄熱用製氷装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の製氷器は、氷を含んでいない製氷
ブラインを製氷器に供給し、製氷器の中で氷を作る方式
であった。そのため、製氷器へ供給する製氷ブラインの
氷スラリー濃度を調整する必要がなかった反面、過冷却
により製氷器が閉塞することがあった。
ブラインを製氷器に供給し、製氷器の中で氷を作る方式
であった。そのため、製氷器へ供給する製氷ブラインの
氷スラリー濃度を調整する必要がなかった反面、過冷却
により製氷器が閉塞することがあった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、係る従来の
欠点を克服するためになされたものであり、その目的
は、５〜１５％の一定の氷濃度の製氷ブラインを製氷器
に供給することにより製氷器を閉塞させることなく安定
して運転でき、かつ、冷却能力も向上する氷蓄熱用製氷
装置を提供することにある。
欠点を克服するためになされたものであり、その目的
は、５〜１５％の一定の氷濃度の製氷ブラインを製氷器
に供給することにより製氷器を閉塞させることなく安定
して運転でき、かつ、冷却能力も向上する氷蓄熱用製氷
装置を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成し得る本
発明の氷蓄熱用製氷装置は、蓄熱槽から供給された製氷
ブラインと製氷器で製氷された粒氷を攪拌混合する混合
タンク、混合タンク内の氷スラリー濃度を測定する濃度
計、混合タンク内の氷スラリー濃度と予め設定した氷ス
ラリー濃度を比較して混合タンク内に供給される製氷ブ
ライン量をコントロールする制御装置とすることを特徴
とするものである。
発明の氷蓄熱用製氷装置は、蓄熱槽から供給された製氷
ブラインと製氷器で製氷された粒氷を攪拌混合する混合
タンク、混合タンク内の氷スラリー濃度を測定する濃度
計、混合タンク内の氷スラリー濃度と予め設定した氷ス
ラリー濃度を比較して混合タンク内に供給される製氷ブ
ライン量をコントロールする制御装置とすることを特徴
とするものである。
【０００５】このように、蓄熱槽から供給された製氷ブ
ラインと製氷器で製氷された粒氷を攪拌混合する混合タ
ンク、混合タンク内の氷スラリー濃度を測定する濃度
計、混合タンク内の氷スラリー濃度と予め設定した氷ス
ラリー濃度を比較して混合タンク内に供給される製氷ブ
ライン量をコントロールする制御装置とすることによ
り、製氷器を閉塞させることなく、安定して運転でき
る。また、冷却能力も向上する。ここで、濃度計として
は、光の屈折現象を利用したもの、氷の溶解の熱的変化
より求めるもの、氷と液体の密度差を利用するものなど
を利用できる。
ラインと製氷器で製氷された粒氷を攪拌混合する混合タ
ンク、混合タンク内の氷スラリー濃度を測定する濃度
計、混合タンク内の氷スラリー濃度と予め設定した氷ス
ラリー濃度を比較して混合タンク内に供給される製氷ブ
ライン量をコントロールする制御装置とすることによ
り、製氷器を閉塞させることなく、安定して運転でき
る。また、冷却能力も向上する。ここで、濃度計として
は、光の屈折現象を利用したもの、氷の溶解の熱的変化
より求めるもの、氷と液体の密度差を利用するものなど
を利用できる。
【０００６】
【実施例】以下、図面により本発明の実施例を説明す
る。図１において、１は混合タンクであり、この混合タ
ンク１には、図示しない蓄熱槽から製氷ブラインＢがポ
ンプ２および制御弁３を通って供給される一方、製氷器
５で製氷された粒氷ｉが供給されるようになっている。
る。図１において、１は混合タンクであり、この混合タ
ンク１には、図示しない蓄熱槽から製氷ブラインＢがポ
ンプ２および制御弁３を通って供給される一方、製氷器
５で製氷された粒氷ｉが供給されるようになっている。
【０００７】この製氷ブラインＢと粒氷ｉは、混合タン
ク１に設けられた攪拌機４によって攪拌され均一な氷ス
ラリーＳとなる。この氷スラリーＳの濃度は、濃度計６
によっで制御器７によって入力される。制御器７は、入
力値 (５〜１５％) と濃度計６による計測値とを比較し
て制御弁３をコントロールするようになっている。ポン
プ８によって汲み上げられた混合タンク１内の氷スラリ
ーＳの一部は、製氷器５内を通過する間に冷凍機９の冷
媒によって冷却されて粒氷ｉとなり混合タンク１に戻さ
れる。大部分の氷スラリーＳは、ポンプ１０によって蓄
熱槽に戻される。
ク１に設けられた攪拌機４によって攪拌され均一な氷ス
ラリーＳとなる。この氷スラリーＳの濃度は、濃度計６
によっで制御器７によって入力される。制御器７は、入
力値 (５〜１５％) と濃度計６による計測値とを比較し
て制御弁３をコントロールするようになっている。ポン
プ８によって汲み上げられた混合タンク１内の氷スラリ
ーＳの一部は、製氷器５内を通過する間に冷凍機９の冷
媒によって冷却されて粒氷ｉとなり混合タンク１に戻さ
れる。大部分の氷スラリーＳは、ポンプ１０によって蓄
熱槽に戻される。
【０００８】上記のように、製氷器５に供給される製氷
ブラインの氷スラリー濃度を５〜１５％の範囲内に調整
したことにより不安定な過冷却にならないため、過冷却
に起因する製氷器５内の閉塞が防止される。また、種晶
があるために過冷却にならないで、製氷が行われるの
で、冷却運転時より製氷運転時の方が冷却能力が大であ
る。
ブラインの氷スラリー濃度を５〜１５％の範囲内に調整
したことにより不安定な過冷却にならないため、過冷却
に起因する製氷器５内の閉塞が防止される。また、種晶
があるために過冷却にならないで、製氷が行われるの
で、冷却運転時より製氷運転時の方が冷却能力が大であ
る。
【０００９】
【発明の効果】上記のように、本発明よれば、過冷却に
起因する製氷器の閉塞を防止でき、安定した製氷器の運
転が可能になった。また、製氷運転時の冷却能力も向上
するようになった。
起因する製氷器の閉塞を防止でき、安定した製氷器の運
転が可能になった。また、製氷運転時の冷却能力も向上
するようになった。
【図１】本発明に係る氷蓄熱用製氷装置の概略図であ
る。
る。
１ 混合タンク ５ 製氷器 ６ 濃度計 ７ 制御器 Ｂ 製氷ブライン ｉ 粒氷 Ｓ 氷スラリー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山崎 隆尉 岡山県玉野市玉３丁目１番１号 三井造船 株式会社玉野事業所内 (72)発明者 伊澤 英孝 岡山県玉野市玉３丁目１番１号 三井造船 株式会社玉野事業所内 (72)発明者 河野 孝 岡山県玉野市玉３丁目１番１号 三井造船 株式会社玉野事業所内 (72)発明者 山本 誠 千葉県市原市八幡海岸通１番地 三井造船 株式会社千葉事業所内
Claims (1)
- 【請求項１】 蓄熱槽から供給された製氷ブラインと製
氷器で製氷された粒氷を攪拌混合する混合タンク、混合
タンク内の氷スラリー濃度を測定する濃度計、混合タン
ク内の氷スラリー濃度と予め設定した氷スラリー濃度を
比較して混合タンク内に供給される製氷ブライン量をコ
ントロールする制御装置とから成る氷蓄熱用製氷装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29642493A JPH07146043A (ja) | 1993-11-26 | 1993-11-26 | 氷蓄熱用製氷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29642493A JPH07146043A (ja) | 1993-11-26 | 1993-11-26 | 氷蓄熱用製氷装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07146043A true JPH07146043A (ja) | 1995-06-06 |
Family
ID=17833368
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29642493A Pending JPH07146043A (ja) | 1993-11-26 | 1993-11-26 | 氷蓄熱用製氷装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07146043A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1208338A1 (en) * | 1999-08-02 | 2002-05-29 | The University of Chicago | Methods and apparatus for producing phase change ice particulate saline slurries |
| WO2004081469A1 (en) * | 2003-03-10 | 2004-09-23 | Skaginn Hf. | A method and apparatus for producing homogenous fluid ice |
| EP1818632A2 (de) | 2006-02-08 | 2007-08-15 | Hubert Goseling | Verfahren und Vorrichtung zum Behandeln von Eisbrei |
-
1993
- 1993-11-26 JP JP29642493A patent/JPH07146043A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1208338A1 (en) * | 1999-08-02 | 2002-05-29 | The University of Chicago | Methods and apparatus for producing phase change ice particulate saline slurries |
| EP1208338A4 (en) * | 1999-08-02 | 2009-05-13 | Univ Chicago | METHODS AND APPARATUS FOR PRODUCING SALT SUSPENSIONS OF PHASE CHANGE PARTICULATE ICE |
| WO2004081469A1 (en) * | 2003-03-10 | 2004-09-23 | Skaginn Hf. | A method and apparatus for producing homogenous fluid ice |
| EP1818632A2 (de) | 2006-02-08 | 2007-08-15 | Hubert Goseling | Verfahren und Vorrichtung zum Behandeln von Eisbrei |
| EP1818632A3 (de) * | 2006-02-08 | 2011-07-06 | BLANCO CS GmbH + Co KG | Verfahren und Vorrichtung zum Behandeln von Eisbrei |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990420 |