JPH07145005A - 羊毛を防護する組成物および方法 - Google Patents
羊毛を防護する組成物および方法Info
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- JPH07145005A JPH07145005A JP6153242A JP15324294A JPH07145005A JP H07145005 A JPH07145005 A JP H07145005A JP 6153242 A JP6153242 A JP 6153242A JP 15324294 A JP15324294 A JP 15324294A JP H07145005 A JPH07145005 A JP H07145005A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 防虫性組成物および防虫方法を提供する。
【構成】 ケラチン消化性の虫から防護するために羊毛
を処理するための、Ｎ′−アルキル−Ｎ′−（３，５−
ジメチルベンゾイル）−Ｎ−（置換ベンゾイル）−ヒド
ラジンの有効量を含有する組成物、および前記組成物を
使用する防虫方法。前記組成物は、特に羊毛の処理に使
用される。
を処理するための、Ｎ′−アルキル−Ｎ′−（３，５−
ジメチルベンゾイル）−Ｎ−（置換ベンゾイル）−ヒド
ラジンの有効量を含有する組成物、および前記組成物を
使用する防虫方法。前記組成物は、特に羊毛の処理に使
用される。
Description
【０００１】本発明は、防虫性組成物および防虫方法に
関する。更に詳細には、本発明は、活性成分としてＮ′
−アルキル−Ｎ′−（３，５−ジメチルベンゾイル）−
Ｎ−（置換ベンゾイル）−ヒドラジンを含有する防虫性
組成物、および前記化合物を使用する防虫方法に関す
る。本発明の組成物および方法は、特に、羊毛を処理す
るのに使用される。
関する。更に詳細には、本発明は、活性成分としてＮ′
−アルキル−Ｎ′−（３，５−ジメチルベンゾイル）−
Ｎ−（置換ベンゾイル）−ヒドラジンを含有する防虫性
組成物、および前記化合物を使用する防虫方法に関す
る。本発明の組成物および方法は、特に、羊毛を処理す
るのに使用される。
【０００２】毎年、数百万キロの羊毛が防蛾剤（ｍｏｔ
ｈｐｒｏｏｆｉｎｇ ａｇｅｎｔｓ）で処理されてい
る。この多くは、じゅうたん、衣服（ａｐｐａｒｅ
ｌ）、ベッドウェアー（ｂｅｄ ｗｅａｒ）および室内
装飾材料（ｕｐｈｏｌｓｔｅｒｙ）に入れられている。
重要な有害生物は、衣蛾（ｃｈｏｔｈｉｎｇ ｍｏｔｈ
ｓ）のいろいろな種（ｓｐｅｃｉｅｓ）である。防蛾
剤、羊毛処理剤は、繊維製造中、通常は染色プロセス
中、において適用することができる。
ｈｐｒｏｏｆｉｎｇ ａｇｅｎｔｓ）で処理されてい
る。この多くは、じゅうたん、衣服（ａｐｐａｒｅ
ｌ）、ベッドウェアー（ｂｅｄ ｗｅａｒ）および室内
装飾材料（ｕｐｈｏｌｓｔｅｒｙ）に入れられている。
重要な有害生物は、衣蛾（ｃｈｏｔｈｉｎｇ ｍｏｔｈ
ｓ）のいろいろな種（ｓｐｅｃｉｅｓ）である。防蛾
剤、羊毛処理剤は、繊維製造中、通常は染色プロセス
中、において適用することができる。
【０００３】羊毛処理剤にはいくつかの特性が望まれて
いる。例えば、羊毛処理剤は、羊毛を損傷する有害生物
に対して有効でなければならない。羊毛中のケラチンを
餌とする典型的な羊毛の有害生物には、鱗翅類の幼虫
（Ｌｅｐｉｄｏｐｔｅｒａ ｌａｒｖａｅ）、例えばチ
ネオラ種（Ｔｉｎｅｏｌａ ｓｐｅｃｉｅｓ）およびチ
ネア種（Ｔｉｎｅａ ｓｐｅｃｉｅｓ）、および甲虫類
の幼虫（Ｃｏｌｅｏｐｔｅｒａ ｌａｒｖａｅ）例えば
アンスレナス種（Ａｎｔｈｒｅｎｕｓ ｓｐｅｃｉｅ
ｓ）およびアタゲナス種（Ａｔｔａｇｅｎｕｓ ｓｐｅ
ｃｉｅｓ）、がある。使用される羊毛処理剤は、加工処
理された状態において羊毛を防護するために、加水分
解、洗たく堅牢性、および耐光堅牢性、に安定でなけれ
ばならない。処理された羊毛は、羊毛製の編織物、例え
ば毛布、羊毛製じゅうたん、羊毛製下着、羊毛製布、編
物類および材料のブレンド品または人造繊維、に用いる
用途を有している。
いる。例えば、羊毛処理剤は、羊毛を損傷する有害生物
に対して有効でなければならない。羊毛中のケラチンを
餌とする典型的な羊毛の有害生物には、鱗翅類の幼虫
（Ｌｅｐｉｄｏｐｔｅｒａ ｌａｒｖａｅ）、例えばチ
ネオラ種（Ｔｉｎｅｏｌａ ｓｐｅｃｉｅｓ）およびチ
ネア種（Ｔｉｎｅａ ｓｐｅｃｉｅｓ）、および甲虫類
の幼虫（Ｃｏｌｅｏｐｔｅｒａ ｌａｒｖａｅ）例えば
アンスレナス種（Ａｎｔｈｒｅｎｕｓ ｓｐｅｃｉｅ
ｓ）およびアタゲナス種（Ａｔｔａｇｅｎｕｓ ｓｐｅ
ｃｉｅｓ）、がある。使用される羊毛処理剤は、加工処
理された状態において羊毛を防護するために、加水分
解、洗たく堅牢性、および耐光堅牢性、に安定でなけれ
ばならない。処理された羊毛は、羊毛製の編織物、例え
ば毛布、羊毛製じゅうたん、羊毛製下着、羊毛製布、編
物類および材料のブレンド品または人造繊維、に用いる
用途を有している。
【０００４】羊毛処理剤の他の有益な性質には、低揮発
性およびドライクリーニングに対する堅牢性が含まれ
る。更に他の重要な性質は、廃棄物の流れに通過する処
理剤の量を減少させることによって環境的に有益にする
ことができる羊毛の上への化学的負荷（ｃｈｅｍｉｃａ
ｌ ｌｏａｄｉｎｇ）である。この負荷特性の１つの測
定法は、化合物のｌｏｇ Ｐ値である。このｌｏｇ Ｐ
は、Ｊ．Ｍｅｄ．Ｃｈｅｍ．１６，１２０７（１９７
３）において、Ｃ．Ｈａｎａｃｈ ｅｔ ａｌ．によっ
て計算されるような相対親油性値を意味している。化学
的に負荷されている間の化学的安定性は重要である。な
ぜなら、この負荷は、染色条件下（例えば、pH範囲２〜
７、温度１００℃、染色時間１〜５時間）で行われるか
らである。プロセス下において油剤、界面活性剤および
その他の添加剤が存在していることはもちろんである
が、これらの苛酷な条件にかけられた後においても、効
力は、保持されていなければならない。それ故、主要な
羊毛処理剤は、ピレスロイド（ｐｙｒｅｔｈｒｏｉｄ
ｓ）例えばパーメスリン（ｐｅｒｍｅｔｈｒｉｎ）であ
った。しかしパーメスリンを使用することは、羊毛を処
理した廃棄物の流れを受け入れる水性の環境を汚染させ
て問題となった。
性およびドライクリーニングに対する堅牢性が含まれ
る。更に他の重要な性質は、廃棄物の流れに通過する処
理剤の量を減少させることによって環境的に有益にする
ことができる羊毛の上への化学的負荷（ｃｈｅｍｉｃａ
ｌ ｌｏａｄｉｎｇ）である。この負荷特性の１つの測
定法は、化合物のｌｏｇ Ｐ値である。このｌｏｇ Ｐ
は、Ｊ．Ｍｅｄ．Ｃｈｅｍ．１６，１２０７（１９７
３）において、Ｃ．Ｈａｎａｃｈ ｅｔ ａｌ．によっ
て計算されるような相対親油性値を意味している。化学
的に負荷されている間の化学的安定性は重要である。な
ぜなら、この負荷は、染色条件下（例えば、pH範囲２〜
７、温度１００℃、染色時間１〜５時間）で行われるか
らである。プロセス下において油剤、界面活性剤および
その他の添加剤が存在していることはもちろんである
が、これらの苛酷な条件にかけられた後においても、効
力は、保持されていなければならない。それ故、主要な
羊毛処理剤は、ピレスロイド（ｐｙｒｅｔｈｒｏｉｄ
ｓ）例えばパーメスリン（ｐｅｒｍｅｔｈｒｉｎ）であ
った。しかしパーメスリンを使用することは、羊毛を処
理した廃棄物の流れを受け入れる水性の環境を汚染させ
て問題となった。
【０００５】米国特許第４，９８５，４６１号および同
代５，１１７，０５７号には、殺虫性Ｎ′−置換Ｎ，
Ｎ′−ジアシルヒドラジンが開示されており、これら
は、鱗翅類（Ｌｅｐｉｄｏｐｔｅｒａ）の有害生物に対
して効用があると開示されている。有害生物から羊毛を
防護するのに必要な効力を有し、かつ有利な加工性、環
境性および毒性を有する新規な羊毛処理剤が望まれ、か
つ探求されている。
代５，１１７，０５７号には、殺虫性Ｎ′−置換Ｎ，
Ｎ′−ジアシルヒドラジンが開示されており、これら
は、鱗翅類（Ｌｅｐｉｄｏｐｔｅｒａ）の有害生物に対
して効用があると開示されている。有害生物から羊毛を
防護するのに必要な効力を有し、かつ有利な加工性、環
境性および毒性を有する新規な羊毛処理剤が望まれ、か
つ探求されている。
【０００６】本発明の概要 本発明は、ケラチン消化性の虫から防護するために羊毛
を処理するためのＮ′−アルキル−Ｎ′−（３，５−ジ
メチルベンゾイル）−Ｎ−（置換ベンゾイル）−ヒドラ
ジンの有効量を含有する組成物であり、そしてそのよう
な化合物を使用する防虫方法である。本発明の組成物お
よび方法は、特に羊毛を処理するのに使用される。
を処理するためのＮ′−アルキル−Ｎ′−（３，５−ジ
メチルベンゾイル）−Ｎ−（置換ベンゾイル）−ヒドラ
ジンの有効量を含有する組成物であり、そしてそのよう
な化合物を使用する防虫方法である。本発明の組成物お
よび方法は、特に羊毛を処理するのに使用される。
【０００７】本発明の態様 本発明の組成物は、ケラチン消化性の虫から防護するた
めに羊毛を処理するためのＮ′−アルキル−Ｎ′−
（３，５−ジメチルベンゾイル）−Ｎ−（置換ベンゾイ
ル）−ヒドラジンの有効量を含有する組成物である。更
に詳細には、本発明は、Ｎ−（２−Ａ−３−Ｂ−４−Ｃ
−ベンゾイル）−Ｎ′−Ｄ−Ｎ′−（３，５−ジメチル
ベンゾイル）−ヒドラジン〔この中で、Ａ、ＢおよびＣ
は、独立的に、ハロゲン、（Ｃ1 −Ｃ4 ）アルキルおよ
び（Ｃ1 −Ｃ4 ）アルコキシから選ばれた置換基であ
り、ただしＡ、ＢおよびＣの１つまたは２つは水素であ
り、そしてＤは、（Ｃ4 −Ｃ5 ）アルキルである〕の有
効量を含有する組成物である。好ましいハロは、ブロ
モ、クロロおよびフルオロであり、更に好ましいのはク
ロロおよびフルオロであり、そしていっそう更に好まし
いのはクロロである。Ａ、ＢまたはＣによって表わされ
る（Ｃ1 −Ｃ4 ）アルキルは、直鎖または分枝鎖のアル
キルであり、これらは任意的に１個またはそれ以上のハ
ロで置換されていてもよく、好ましくは直鎖の非置換の
アルキルであり、更に好ましくはメチルまたはエチルで
ある。（Ｃ1 −Ｃ4 ）アルコキシは、好ましくは直鎖の
アルコキシ、更に好ましくはメトキシまたはエトキシ、
いっそう更に好ましくはメトキシ、である。置換ベンゾ
イルの好ましい置換基のパターン（ｐａｔｔｅｒｎ）
は、好ましくは、多くとも１個だけのハロゲン、アルキ
ルまたはアルコキシである。
めに羊毛を処理するためのＮ′−アルキル−Ｎ′−
（３，５−ジメチルベンゾイル）−Ｎ−（置換ベンゾイ
ル）−ヒドラジンの有効量を含有する組成物である。更
に詳細には、本発明は、Ｎ−（２−Ａ−３−Ｂ−４−Ｃ
−ベンゾイル）−Ｎ′−Ｄ−Ｎ′−（３，５−ジメチル
ベンゾイル）−ヒドラジン〔この中で、Ａ、ＢおよびＣ
は、独立的に、ハロゲン、（Ｃ1 −Ｃ4 ）アルキルおよ
び（Ｃ1 −Ｃ4 ）アルコキシから選ばれた置換基であ
り、ただしＡ、ＢおよびＣの１つまたは２つは水素であ
り、そしてＤは、（Ｃ4 −Ｃ5 ）アルキルである〕の有
効量を含有する組成物である。好ましいハロは、ブロ
モ、クロロおよびフルオロであり、更に好ましいのはク
ロロおよびフルオロであり、そしていっそう更に好まし
いのはクロロである。Ａ、ＢまたはＣによって表わされ
る（Ｃ1 −Ｃ4 ）アルキルは、直鎖または分枝鎖のアル
キルであり、これらは任意的に１個またはそれ以上のハ
ロで置換されていてもよく、好ましくは直鎖の非置換の
アルキルであり、更に好ましくはメチルまたはエチルで
ある。（Ｃ1 −Ｃ4 ）アルコキシは、好ましくは直鎖の
アルコキシ、更に好ましくはメトキシまたはエトキシ、
いっそう更に好ましくはメトキシ、である。置換ベンゾ
イルの好ましい置換基のパターン（ｐａｔｔｅｒｎ）
は、好ましくは、多くとも１個だけのハロゲン、アルキ
ルまたはアルコキシである。
【０００８】Ｎ′−アルキル基であるＤ部分は、分枝鎖
の（Ｃ4 −Ｃ5 ）アルキル、更に好ましくはｎｅｏ−ペ
ンチルまたはｔｅｒｔ−ブチル、いっそう更に好ましく
はｔｅｒｔ−ブチル、である。
の（Ｃ4 −Ｃ5 ）アルキル、更に好ましくはｎｅｏ−ペ
ンチルまたはｔｅｒｔ−ブチル、いっそう更に好ましく
はｔｅｒｔ−ブチル、である。
【０００９】好ましい化合物は、Ｎ′−（３，５−ジメ
チルベンゾイル）−Ｎ−（４−エチルベンゾイル）−
Ｎ′−（ｔｅｒｔ−ブチル）−ヒドラジンおよびＮ−
（２，３−ジメチルベンゾイル）−Ｎ′−（３，５−ジ
メチルベンゾイル）−Ｎ′−（ｔｅｒｔ−ブチル）−ヒ
ドラジンである。
チルベンゾイル）−Ｎ−（４−エチルベンゾイル）−
Ｎ′−（ｔｅｒｔ−ブチル）−ヒドラジンおよびＮ−
（２，３−ジメチルベンゾイル）−Ｎ′−（３，５−ジ
メチルベンゾイル）−Ｎ′−（ｔｅｒｔ−ブチル）−ヒ
ドラジンである。
【００１０】本発明の組成物は、処理される繊維上にヒ
ドラジン化合物の有効な負荷を可能にする適当なｌｏｇ
Ｐ値を有する本発明の１種またはそれ以上のヒドラジ
ンを含有している。好ましいｌｏｇ Ｐ値は、約２〜約
６、更に好ましくは約４〜約６、の範囲である。
ドラジン化合物の有効な負荷を可能にする適当なｌｏｇ
Ｐ値を有する本発明の１種またはそれ以上のヒドラジ
ンを含有している。好ましいｌｏｇ Ｐ値は、約２〜約
６、更に好ましくは約４〜約６、の範囲である。
【００１１】本発明の組成物は、ケラチンを餌とする虫
に対して、例えば鱗翅類の幼虫（Ｌｅｐｉｄｏｐｔｅｒ
ａ ｌａｒｖａｅ）、例えばチネオラ種（Ｔｉｎｅｏｌ
ａｓｐｅｃｉｅｓ）およびチネア種（Ｔｉｎｅａ ｓｐ
ｅｃｉｅｓ）、および甲虫類の幼虫（Ｃｏｌｅｏｐｔｅ
ｒａ ｌａｒｖａｅ）、例えばアンスレナス種（Ａｎｔ
ｈｒｅｎｕｓ ｓｐｅｃｉｅｓ）およびアタゲナス種
（Ａｔｔａｇｅｎｕｓｓｐｅｃｉｅｓ）に対して、ケラ
チン性物質を防護するために使用することができる。本
発明の組成物は、虫によって餌とされる損傷に対してケ
ラチン性物質を防護するために、特に虫例えば蛾（ｍｏ
ｔｈ）に対して、ケラチン性物質に、洗たく堅牢性およ
び耐光堅牢性を提供するために、極めて適当である。防
護されるケラチン性物質は、原料および加工された状態
の両方でよく、例えば原料のままの羊の毛または加工さ
れた羊の毛または他の動物の毛（ｈａｉｒｓ）、獣皮
（ｈｉｄｅ）、毛皮（ｆｕｒｓ）および羽毛（ｆｅａｔ
ｈｅｒｓ）から造られた産物、である。好ましくは、望
ましい効力を達成させる最適の量を使用し、その量にお
いて、羊毛上への負荷を過剰にさせないために、ヒドラ
ジンの最少量を放しながら、望ましい効力を達成させ
る。当業者は、特別な羊毛繊維およびそのような繊維の
ために使用可能な製造（例えば染色）方法の条件のパラ
メーターにより、使用すべき量を容易に定めることがで
きる。使用可能な方法は、殺虫性活性化合物を繊維上に
負荷させる技術において知られている。例えば、米国特
許第４，３９９，２８０号および後述の方法を参考され
たい。
に対して、例えば鱗翅類の幼虫（Ｌｅｐｉｄｏｐｔｅｒ
ａ ｌａｒｖａｅ）、例えばチネオラ種（Ｔｉｎｅｏｌ
ａｓｐｅｃｉｅｓ）およびチネア種（Ｔｉｎｅａ ｓｐ
ｅｃｉｅｓ）、および甲虫類の幼虫（Ｃｏｌｅｏｐｔｅ
ｒａ ｌａｒｖａｅ）、例えばアンスレナス種（Ａｎｔ
ｈｒｅｎｕｓ ｓｐｅｃｉｅｓ）およびアタゲナス種
（Ａｔｔａｇｅｎｕｓｓｐｅｃｉｅｓ）に対して、ケラ
チン性物質を防護するために使用することができる。本
発明の組成物は、虫によって餌とされる損傷に対してケ
ラチン性物質を防護するために、特に虫例えば蛾（ｍｏ
ｔｈ）に対して、ケラチン性物質に、洗たく堅牢性およ
び耐光堅牢性を提供するために、極めて適当である。防
護されるケラチン性物質は、原料および加工された状態
の両方でよく、例えば原料のままの羊の毛または加工さ
れた羊の毛または他の動物の毛（ｈａｉｒｓ）、獣皮
（ｈｉｄｅ）、毛皮（ｆｕｒｓ）および羽毛（ｆｅａｔ
ｈｅｒｓ）から造られた産物、である。好ましくは、望
ましい効力を達成させる最適の量を使用し、その量にお
いて、羊毛上への負荷を過剰にさせないために、ヒドラ
ジンの最少量を放しながら、望ましい効力を達成させ
る。当業者は、特別な羊毛繊維およびそのような繊維の
ために使用可能な製造（例えば染色）方法の条件のパラ
メーターにより、使用すべき量を容易に定めることがで
きる。使用可能な方法は、殺虫性活性化合物を繊維上に
負荷させる技術において知られている。例えば、米国特
許第４，３９９，２８０号および後述の方法を参考され
たい。
【００１２】特に重要な特徴は、ウエブ状の布蛾〔チネ
オラ ビセリエラ（Ｔｉｎｅｏｌａｂｉｓｓｅｌｌｉｅ
ｌｌａ）、通常の布蛾〔チネア ペリオネラ（Ｔｉｎｅ
ａｐｅｌｌｉｏｎｅｌｌａ）〕および偽布蛾〔ｆａｌｓ
ｅ ｃｌｏｔｈｅｓ ｍｏｔｈ （Ｈｏｆｍａｎｎｏｐ
ｈｉｌａ ｐｓｅｕｄｏｐｒｅｔｅｌｌａ）〕、の幼虫
に対する本発明の組成物の効果である。
オラ ビセリエラ（Ｔｉｎｅｏｌａｂｉｓｓｅｌｌｉｅ
ｌｌａ）、通常の布蛾〔チネア ペリオネラ（Ｔｉｎｅ
ａｐｅｌｌｉｏｎｅｌｌａ）〕および偽布蛾〔ｆａｌｓ
ｅ ｃｌｏｔｈｅｓ ｍｏｔｈ （Ｈｏｆｍａｎｎｏｐ
ｈｉｌａ ｐｓｅｕｄｏｐｒｅｔｅｌｌａ）〕、の幼虫
に対する本発明の組成物の効果である。
【００１３】それ故、本発明の組成物は、好ましくは、
一方において、羊毛製の編織物、例えば毛布、羊毛製じ
ゅうたん、羊毛製下着、羊毛製布、編物、および羊毛を
含有している編織物、例えばブレンド品（その１つの成
分が羊毛である）、例えば羊毛および他の天然繊維、好
ましくは木綿または羊毛および合成繊維のブレンド品、
を防護するために使用され、また他方において、前述の
有害生物による攻撃から、毛皮および獣皮を防護するた
めに使用される。
一方において、羊毛製の編織物、例えば毛布、羊毛製じ
ゅうたん、羊毛製下着、羊毛製布、編物、および羊毛を
含有している編織物、例えばブレンド品（その１つの成
分が羊毛である）、例えば羊毛および他の天然繊維、好
ましくは木綿または羊毛および合成繊維のブレンド品、
を防護するために使用され、また他方において、前述の
有害生物による攻撃から、毛皮および獣皮を防護するた
めに使用される。
【００１４】本発明の組成物は、ケラチン消化性の虫に
対して防護するための羊毛処理用の既知の適当な担体お
よび／または添加剤を追加して含んでいる。羊毛の処理
は、羊毛の染色プロセス中に行うことができるので、担
体および添加剤は、繊維の製造プロセス、特に染色プロ
セスの条件下で使用するのに適したものがよい。
対して防護するための羊毛処理用の既知の適当な担体お
よび／または添加剤を追加して含んでいる。羊毛の処理
は、羊毛の染色プロセス中に行うことができるので、担
体および添加剤は、繊維の製造プロセス、特に染色プロ
セスの条件下で使用するのに適したものがよい。
【００１５】本発明は、ケラチンを餌とする有害生物例
えば蛾および蛾の幼虫による攻撃から、ケラチン性物質
特に羊毛製編織物を防護する方法に関し、そしてこの方
法は、防護すべき物質を、本発明の１種またはそれ以上
の組成物で処理することから成っている。この目的のた
めに、本発明の組成物は、従来の担体および配合助剤を
更に含有していてもよく、通常は、本発明の組成物は、
従来の編織物用助剤および／または染料および処理浴中
において含浸される防護すべき物質を添加して含んでい
る処理浴に添加される。処理浴の成分は、個々に処理浴
に添加してもよい。
えば蛾および蛾の幼虫による攻撃から、ケラチン性物質
特に羊毛製編織物を防護する方法に関し、そしてこの方
法は、防護すべき物質を、本発明の１種またはそれ以上
の組成物で処理することから成っている。この目的のた
めに、本発明の組成物は、従来の担体および配合助剤を
更に含有していてもよく、通常は、本発明の組成物は、
従来の編織物用助剤および／または染料および処理浴中
において含浸される防護すべき物質を添加して含んでい
る処理浴に添加される。処理浴の成分は、個々に処理浴
に添加してもよい。
【００１６】防護すべき物質、特に編織物物質は、本発
明の組成物の特定量を含んでいる、漂白浴、クロミング
浴（ｃｈｒｏｍｉｎｇ ｂａｔｈ）または処理後の浴の
中において、例えば熱水または冷水の中の染料と共に、
含浸される。種々の編織物の仕上げ方法、例えばパッド
法または吸尽法、が可能である。この処理は、染色浴中
において、１０℃〜１００℃、好ましくは約６０℃〜１
００℃の温度範囲で行われ、処理後の浴または洗浴中に
おいては、好ましくは１０℃〜７０℃、最も好ましくは
２０℃〜６０℃の温度範囲で行われる。
明の組成物の特定量を含んでいる、漂白浴、クロミング
浴（ｃｈｒｏｍｉｎｇ ｂａｔｈ）または処理後の浴の
中において、例えば熱水または冷水の中の染料と共に、
含浸される。種々の編織物の仕上げ方法、例えばパッド
法または吸尽法、が可能である。この処理は、染色浴中
において、１０℃〜１００℃、好ましくは約６０℃〜１
００℃の温度範囲で行われ、処理後の浴または洗浴中に
おいては、好ましくは１０℃〜７０℃、最も好ましくは
２０℃〜６０℃の温度範囲で行われる。
【００１７】更に助剤として、処理浴に、分散剤、乳化
剤または界面活性剤を添加してもよいが、ただしその最
大量が、本発明の組成物の中に既に存在していないこと
を条件とする。浴液には、更に従来の助剤を含ませるこ
ともでき、また抗菌剤および仕上げ剤例えば合成樹脂ま
たはデンプンを基材とした仕上げ剤を含ませることもで
きる。防蛾仕上げを物質（例えば羊毛）の染色と共に行
うならば、浴には相応する染料、そしてもし適当である
ならば、必要な助剤例えば均染剤、を添加して含ませる
ことができる。水性処理浴には、例えば界面活性剤を含
ませてもよい。
剤または界面活性剤を添加してもよいが、ただしその最
大量が、本発明の組成物の中に既に存在していないこと
を条件とする。浴液には、更に従来の助剤を含ませるこ
ともでき、また抗菌剤および仕上げ剤例えば合成樹脂ま
たはデンプンを基材とした仕上げ剤を含ませることもで
きる。防蛾仕上げを物質（例えば羊毛）の染色と共に行
うならば、浴には相応する染料、そしてもし適当である
ならば、必要な助剤例えば均染剤、を添加して含ませる
ことができる。水性処理浴には、例えば界面活性剤を含
ませてもよい。
【００１８】非水において（例えば、溶剤による適用）
利用するときは、本発明の組成物（活性成分の組み合わ
せ物）の適当な量を適当な溶剤に添加し、そして得られ
た溶液を防護すべき物質に含浸させることもできる。防
護すべき物質は、通常、これらの溶液で簡単に含浸され
る。
利用するときは、本発明の組成物（活性成分の組み合わ
せ物）の適当な量を適当な溶剤に添加し、そして得られ
た溶液を防護すべき物質に含浸させることもできる。防
護すべき物質は、通常、これらの溶液で簡単に含浸され
る。
【００１９】また、防護すべき物質を防護するには、ド
ライクリーニング（ｄｒｙ ｃｌｅａｎｉｎｇ）と組み
合わせることもできる。この目的のためには、本発明の
組成物の適当量をクリーニング剤に溶解し、そしてクリ
ーニングプロセスを通常の方法で行うことである。
ライクリーニング（ｄｒｙ ｃｌｅａｎｉｎｇ）と組み
合わせることもできる。この目的のためには、本発明の
組成物の適当量をクリーニング剤に溶解し、そしてクリ
ーニングプロセスを通常の方法で行うことである。
【００２０】しかし、また、本発明の具体的組成物の量
を容易に揮発する溶剤に溶解し、次いで得られた溶液を
防護すべき基体上に噴霧してもよい（噴霧による適
用）。羊毛を含有している編織物、毛皮および羽毛は、
特にこの適用方法が適している。この噴霧による適用の
利益は、溶剤を回収するために癈水による汚染が避けら
れることである。
を容易に揮発する溶剤に溶解し、次いで得られた溶液を
防護すべき基体上に噴霧してもよい（噴霧による適
用）。羊毛を含有している編織物、毛皮および羽毛は、
特にこの適用方法が適している。この噴霧による適用の
利益は、溶剤を回収するために癈水による汚染が避けら
れることである。
【００２１】また、本発明の方法においては、本発明の
組成物を、ケラチンを餌とする虫に対して作用する他の
防護剤、例えば尿素誘導体、ベンズイミダゾール類、芳
香族スルホンアミド類およびリン酸およびリン酸エステ
ル類、と組み合わせて使用できる。
組成物を、ケラチンを餌とする虫に対して作用する他の
防護剤、例えば尿素誘導体、ベンズイミダゾール類、芳
香族スルホンアミド類およびリン酸およびリン酸エステ
ル類、と組み合わせて使用できる。
【００２２】処理浴または非水溶剤に添加する本発明の
組成物の量は、基体または適用方法に依存する。しか
し、この量は、通常は、防護するのを望んでいる物質に
適用した後に、その物質が、本発明の組成物の約１０〜
２０００ppm 、好ましくは１００〜１０００ppm 、を含
んでいるようにし、その上限は主として経済的な考え方
によって定められ、下限は防護作用の意図された広がり
および永続性のような規準に依存する。
組成物の量は、基体または適用方法に依存する。しか
し、この量は、通常は、防護するのを望んでいる物質に
適用した後に、その物質が、本発明の組成物の約１０〜
２０００ppm 、好ましくは１００〜１０００ppm 、を含
んでいるようにし、その上限は主として経済的な考え方
によって定められ、下限は防護作用の意図された広がり
および永続性のような規準に依存する。
【００２３】従って、本発明の１つの態様は、ケラチン
消化性の虫から防護するため羊毛を処理するために、羊
毛を、Ｎ−（２−Ａ−３−Ｂ−４−Ｃ−ベンゾイル）−
Ｎ′−Ｄ−Ｎ′−（３，５−ジメチルベンゾイル）−ヒ
ドラジン〔式中、Ａ、ＢおよびＣは、独立的に、ハロゲ
ン、（Ｃ1 −Ｃ4 ）アルキルおよび（Ｃ1 −Ｃ4 ）アル
コキシから選ばれ、ただしＡ、Ｂ又はＣの１つまたは２
つは水素であり、そしてＤは、分枝鎖の（Ｃ4 −Ｃ5 ）
アルキルである〕の有効量を含有する組成物で処理する
工程を包含する、羊毛の処理方法である。好ましくは、
この処理プロセスは、染浴または洗浴において、１０℃
〜１００℃の範囲の温度において実施する。
消化性の虫から防護するため羊毛を処理するために、羊
毛を、Ｎ−（２−Ａ−３−Ｂ−４−Ｃ−ベンゾイル）−
Ｎ′−Ｄ−Ｎ′−（３，５−ジメチルベンゾイル）−ヒ
ドラジン〔式中、Ａ、ＢおよびＣは、独立的に、ハロゲ
ン、（Ｃ1 −Ｃ4 ）アルキルおよび（Ｃ1 −Ｃ4 ）アル
コキシから選ばれ、ただしＡ、Ｂ又はＣの１つまたは２
つは水素であり、そしてＤは、分枝鎖の（Ｃ4 −Ｃ5 ）
アルキルである〕の有効量を含有する組成物で処理する
工程を包含する、羊毛の処理方法である。好ましくは、
この処理プロセスは、染浴または洗浴において、１０℃
〜１００℃の範囲の温度において実施する。
【００２４】また、本発明の他の態様は、ケラチン消化
性の虫から防護するため羊毛を処理するために、クリー
ニングプロセスにおける羊毛を、Ｎ−（２−Ａ−３−Ｂ
−４−Ｃ−ベンゾイル）−Ｎ′−Ｄ−Ｎ′−（３，５−
ジメチルベンゾイル）−ヒドラジン〔式中、Ａ、Ｂおよ
びＣは、独立的に、ハロゲン、（Ｃ1 −Ｃ4 ）アルキル
および（Ｃ1 −Ｃ4 ）アルコキシから選ばれ、ただし
Ａ、ＢまたはＣの１つまたは２つは水素であり、そして
Ｄは、分枝鎖の（Ｃ4 −Ｃ5 ）アルキルである〕の有効
量を含有する組成物で処理する工程を包含し、かつ前記
処理を、前記ヒドラジンをクリーニング剤に溶解するこ
とによって実施する、羊毛の処理方法である。
性の虫から防護するため羊毛を処理するために、クリー
ニングプロセスにおける羊毛を、Ｎ−（２−Ａ−３−Ｂ
−４−Ｃ−ベンゾイル）−Ｎ′−Ｄ−Ｎ′−（３，５−
ジメチルベンゾイル）−ヒドラジン〔式中、Ａ、Ｂおよ
びＣは、独立的に、ハロゲン、（Ｃ1 −Ｃ4 ）アルキル
および（Ｃ1 −Ｃ4 ）アルコキシから選ばれ、ただし
Ａ、ＢまたはＣの１つまたは２つは水素であり、そして
Ｄは、分枝鎖の（Ｃ4 −Ｃ5 ）アルキルである〕の有効
量を含有する組成物で処理する工程を包含し、かつ前記
処理を、前記ヒドラジンをクリーニング剤に溶解するこ
とによって実施する、羊毛の処理方法である。
Claims (11)
- 【請求項１】 ケラチン消化性の虫から防護するために
羊毛を処理するための、Ｎ−（２−Ａ−３−Ｂ−４−Ｃ
−ベンゾイル）−Ｎ′−Ｄ−Ｎ′−（３，５−ジメチル
ベンゾイル）−ヒドラジン〔この中で、Ａ、ＢおよびＣ
は、独立的に、ハロゲン、（Ｃ1 −Ｃ4 ）アルキルおよ
び（Ｃ1 −Ｃ4 ）アルコキシから選ばれた置換基であ
り、ただしＡ、ＢおよびＣの１つまたは２つは水素であ
り、そしてＤは、（Ｃ4 −Ｃ5 ）アルキルである〕の有
効量を含有する組成物。 - 【請求項２】 Ｄが、ｎｅｏ−ペンチルまたはｔｅｒｔ
−ブチルである、請求項１に記載の組成物。 - 【請求項３】 Ａ、ＢおよびＣが、独立的に、クロロ、
メチルおよびメトキシから選ばれ、ただしＡ、Ｂおよび
Ｃの１つまたは２つは水素である、請求項２に記載の組
成物。 - 【請求項４】 ヒドラジンが、Ｎ′−（３，５−ジメチ
ルベンゾイル）−Ｎ−（４−エチルベンゾイル）−Ｎ′
−（ｔｅｒｔ−ブチル）−ヒドラジンおよびＮ−（２，
３−ジメチルベンゾイル）−Ｎ′−（３，５−ジメチル
ベンゾイル）−Ｎ′−（ｔｅｒｔ−ブチル）−ヒドラジ
ンから選ばれる、請求項３に記載の組成物。 - 【請求項５】 ケラチン消化性の虫が、鱗翅類の幼虫で
ある、請求項３に記載の組成物。 - 【請求項６】 ヒドラジンが、約２〜約６のｌｏｇ Ｐ
値を有する、請求項１に記載の組成物。 - 【請求項７】 ケラチン消化性の虫から防護するため羊
毛を処理するために、羊毛を、Ｎ−（２−Ａ−３−Ｂ−
４−Ｃ−ベンゾイル）−Ｎ′−Ｄ−Ｎ′−（３，５−ジ
メチルベンゾイル）−ヒドラジン〔この中で、Ａ、Ｂお
よびＣは、独立的に、ハロゲン、（Ｃ1 −Ｃ4 ）アルキ
ルおよび（Ｃ1 −Ｃ4 ）アルコキシから選ばれた置換基
であり、ただしＡ、ＢまたはＣの１つまたは２つは水素
であり、そしてＤは、（Ｃ4 −Ｃ5 ）アルキルである〕
の有効量を含有する組成物で処理する工程を包含する、
羊毛の処理方法。 - 【請求項８】 前記処理を、染浴または洗浴において、
１０℃〜１００℃の範囲の温度において行う、請求項７
に記載の方法。 - 【請求項９】 ケラチン消化性の虫が、鱗翅類の幼虫で
ある、請求項７に記載の方法。 - 【請求項１０】 ケラチン消化性の虫から防護するため
羊毛を処理するために、クリーニングプロセスにおける
羊毛を、Ｎ−（２−Ａ−３−Ｂ−４−Ｃ−ベンゾイル）
−Ｎ′−Ｄ−Ｎ′−（３，５−ジメチルベンゾイル）−
ヒドラジン〔この中で、Ａ、ＢおよびＣは、独立的に、
ハロゲン、（Ｃ1 −Ｃ4 ）アルキルおよび（Ｃ1 −
Ｃ4 ）アルコキシから選ばれた置換基であり、ただし
Ａ、ＢまたはＣの１つまたは２つは水素であり、そして
Ｄは、分枝鎖の（Ｃ4 −Ｃ5 ）アルキルである〕の有効
量を含有する組成物で処理する工程を包含し、かつ前記
処理を、前記ヒドラジンをクリーニング剤に溶解するこ
とによって行う、羊毛の処理方法。 - 【請求項１１】 ヒドラジンのｌｏｇ Ｐ値が約２〜約
６である、請求項１０に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US08/087,581 US5358967A (en) | 1993-07-06 | 1993-07-06 | Wool protecting compositons and methods |
| US087581 | 1993-07-06 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07145005A true JPH07145005A (ja) | 1995-06-06 |
Family
ID=22206039
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6153242A Pending JPH07145005A (ja) | 1993-07-06 | 1994-07-05 | 羊毛を防護する組成物および方法 |
Country Status (9)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5358967A (ja) |
| EP (1) | EP0632958B1 (ja) |
| JP (1) | JPH07145005A (ja) |
| CN (1) | CN1057080C (ja) |
| AU (1) | AU670689B2 (ja) |
| CA (1) | CA2126945A1 (ja) |
| DE (1) | DE69408602T2 (ja) |
| ES (1) | ES2113057T3 (ja) |
| NZ (1) | NZ260868A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2302047A1 (en) | 2002-06-26 | 2011-03-30 | Research Corporation Technologies, Inc. | Protein glycosylation modification in Pichia pastoris |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| IN179353B (ja) * | 1992-02-04 | 1997-09-27 | Commw Scient Ind Res Org | |
| WO1995007021A1 (en) * | 1993-09-06 | 1995-03-16 | Commonwealth Scientific And Industrial Research Organisation | Insecticidal composition |
| US6723531B2 (en) | 1996-04-05 | 2004-04-20 | The Salk Institute For Biological Studies | Method for modulating expression of exogenous genes in mammalian systems, and products related thereto |
| US5781412A (en) * | 1996-11-22 | 1998-07-14 | Parker-Hannifin Corporation | Conductive cooling of a heat-generating electronic component using a cured-in-place, thermally-conductive interlayer having a filler of controlled particle size |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4283444A (en) * | 1978-09-12 | 1981-08-11 | Ciba-Geigy Corporation | Method of protecting keratinous material from attack by insects that feed on keratin by treatment with 5-phenylcarbamoylbarbituric acid compounds |
| DK483586A (da) * | 1985-10-21 | 1987-04-22 | Rohm & Haas | Insecticide n'-substituerede-n,n'-diacylhydraziner |
| US5117057A (en) * | 1985-10-21 | 1992-05-26 | Rohm And Haas Company | Insecticidal N' substituted-N-N'-disubstituted-hydrazines |
| US4985461A (en) * | 1985-10-21 | 1991-01-15 | Rohm And Haas Company | Insecticidal N'-substituted-N,N'-diacylhydrazines |
| US5110986A (en) * | 1988-04-26 | 1992-05-05 | Rohm And Haas Company | Synthesis of n-t-alkyl-1,2-diacylhydrazines |
| NZ240155A (en) * | 1990-10-29 | 1992-10-28 | Ishihara Sangyo Kaisha | Heterocyclyl acyl and (hexahydro) indanyl acyl substituted hydrazine derivatives, preparation thereof and pesticidal compositions |
| AU7647494A (en) * | 1993-09-06 | 1995-03-27 | Commonwealth Scientific And Industrial Research Organisation | Insecticidal composition |
-
1993
- 1993-07-06 US US08/087,581 patent/US5358967A/en not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-06-24 ES ES94304628T patent/ES2113057T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1994-06-24 EP EP94304628A patent/EP0632958B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1994-06-24 DE DE69408602T patent/DE69408602T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1994-06-28 NZ NZ260868A patent/NZ260868A/en unknown
- 1994-06-28 CA CA002126945A patent/CA2126945A1/en not_active Abandoned
- 1994-07-05 CN CN94108288A patent/CN1057080C/zh not_active Expired - Fee Related
- 1994-07-05 AU AU66167/94A patent/AU670689B2/en not_active Ceased
- 1994-07-05 JP JP6153242A patent/JPH07145005A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2302047A1 (en) | 2002-06-26 | 2011-03-30 | Research Corporation Technologies, Inc. | Protein glycosylation modification in Pichia pastoris |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE69408602T2 (de) | 1998-10-15 |
| NZ260868A (en) | 1995-12-21 |
| ES2113057T3 (es) | 1998-04-16 |
| CA2126945A1 (en) | 1995-01-07 |
| CN1057080C (zh) | 2000-10-04 |
| AU6616794A (en) | 1995-01-19 |
| DE69408602D1 (de) | 1998-04-02 |
| AU670689B2 (en) | 1996-07-25 |
| EP0632958B1 (en) | 1998-02-25 |
| US5358967A (en) | 1994-10-25 |
| CN1105017A (zh) | 1995-07-12 |
| EP0632958A1 (en) | 1995-01-11 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040609 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040611 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041105 |