JPH07144833A - 大型パッケージ用ワインダーにおけるパッケージ搬送装置 - Google Patents
大型パッケージ用ワインダーにおけるパッケージ搬送装置Info
- Publication number
- JPH07144833A JPH07144833A JP22226693A JP22226693A JPH07144833A JP H07144833 A JPH07144833 A JP H07144833A JP 22226693 A JP22226693 A JP 22226693A JP 22226693 A JP22226693 A JP 22226693A JP H07144833 A JPH07144833 A JP H07144833A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- package
- winding
- winder
- transfer device
- machine base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】大型パッケージ用ワインダーで玉揚げされた重
いパッケージを人手を要することなく楽に搬送し得るよ
うにする。 【構成】機台１の長手方向中央に配され、端部からパッ
ケージ９が除去される度毎に端部側へ１ピッチ移動す
る。
いパッケージを人手を要することなく楽に搬送し得るよ
うにする。 【構成】機台１の長手方向中央に配され、端部からパッ
ケージ９が除去される度毎に端部側へ１ピッチ移動す
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、糸とボビンの合計重
量が９キログラム程度の大型パッケージを得るワインダ
ーにおけるパッケージ搬送装置に関するものである。
量が９キログラム程度の大型パッケージを得るワインダ
ーにおけるパッケージ搬送装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】パッケージより解じょした所定長の糸を
流体によって緯糸として経糸開口部に直接打込むエアー
ジェットルームやウォータージェットルームや高速メカ
式によって緯糸として経糸開口部に直接打込むレピア式
織機は、近年益々高速化されてきており、その緯糸用パ
ッケージも大型化が必定となっている。ところで、大型
パッケージ用のワインダー自体は、従来より知られてい
る。しかしながら、そのワインダーで巻き上げられたパ
ッケージは、玉揚げの都度人手により所定の場所に運ん
でいるのが現状である。
流体によって緯糸として経糸開口部に直接打込むエアー
ジェットルームやウォータージェットルームや高速メカ
式によって緯糸として経糸開口部に直接打込むレピア式
織機は、近年益々高速化されてきており、その緯糸用パ
ッケージも大型化が必定となっている。ところで、大型
パッケージ用のワインダー自体は、従来より知られてい
る。しかしながら、そのワインダーで巻き上げられたパ
ッケージは、玉揚げの都度人手により所定の場所に運ん
でいるのが現状である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記の大型パッケージ
用ワインダーにおける人手によるパッケージの搬送は、
扱うパッケージが直径、長さ共に３０ｃｍもある非常に
重いものであるので、かなりの重労働である。
用ワインダーにおける人手によるパッケージの搬送は、
扱うパッケージが直径、長さ共に３０ｃｍもある非常に
重いものであるので、かなりの重労働である。
【０００４】この発明は、重い大型パッケージを人手を
要することなく楽に搬送し得る大型パッケージ用ワイン
ダーにおけるパッケージ搬送装置を提供することを目的
としている。
要することなく楽に搬送し得る大型パッケージ用ワイン
ダーにおけるパッケージ搬送装置を提供することを目的
としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の大型パッケージ用ワインダーにおけるパ
ッケージ搬送装置は、機台の長手方向中央に配され、端
部からパッケージが除去される度毎に端部側へ１ピッチ
移動するものである。
に、この発明の大型パッケージ用ワインダーにおけるパ
ッケージ搬送装置は、機台の長手方向中央に配され、端
部からパッケージが除去される度毎に端部側へ１ピッチ
移動するものである。
【０００６】
【作用】上記のように構成された大型パッケージ用ワイ
ンダーにおけるパッケージ搬送装置においては、端部に
あるパッケージが除去される度毎に１ピッチずつ移動す
ることを繰り返すことにより、玉揚げされてパッケージ
搬送装置上に載置されたパッケージが機台端部まで搬送
される。
ンダーにおけるパッケージ搬送装置においては、端部に
あるパッケージが除去される度毎に１ピッチずつ移動す
ることを繰り返すことにより、玉揚げされてパッケージ
搬送装置上に載置されたパッケージが機台端部まで搬送
される。
【０００７】
【実施例】図１ないし図３を参照し、この発明のパッケ
ージ搬送装置Ｃが配される大型パッケージ用ワインダー
について説明する。
ージ搬送装置Ｃが配される大型パッケージ用ワインダー
について説明する。
【０００８】このワインダーは、機台１の両側にそれぞ
れ複数の巻取りユニットＵを配し、各巻取りユニット群
に挟まれた中心にパッケージ搬送装置Ｃを配した構成を
採用している。
れ複数の巻取りユニットＵを配し、各巻取りユニット群
に挟まれた中心にパッケージ搬送装置Ｃを配した構成を
採用している。
【０００９】各巻取りユニットＵは、機台１の棚２上に
縦向きに載置（縦取り）された給糸パッケージ３よりヤ
ーンガイド４、糸切れ検出用センサー付きのガイド５、
テンショナー６、トラバースガイド７を経て巻取り用モ
ーター８によって駆動される巻取りパッケージ９に巻取
られる。
縦向きに載置（縦取り）された給糸パッケージ３よりヤ
ーンガイド４、糸切れ検出用センサー付きのガイド５、
テンショナー６、トラバースガイド７を経て巻取り用モ
ーター８によって駆動される巻取りパッケージ９に巻取
られる。
【００１０】即ち、ここで用いられるワインダーは、解
じょ撚以外に撚を加えない単純な巻返しを行うもので、
巻取り用モーター８が各巻取りユニットＵ毎にある単錘
駆動方式が採用される。そして、このワインダーは、紡
績糸、フィラメント糸の両方の巻返しに適用可能であ
り、共にフランジ付きボビン１０が用いられる。
じょ撚以外に撚を加えない単純な巻返しを行うもので、
巻取り用モーター８が各巻取りユニットＵ毎にある単錘
駆動方式が採用される。そして、このワインダーは、紡
績糸、フィラメント糸の両方の巻返しに適用可能であ
り、共にフランジ付きボビン１０が用いられる。
【００１１】棚２上に縦向きに載置される各給糸パッケ
ージ３は、各巻取りユニットＵ毎に、始端、終端を糸継
ぎして複数用意される。
ージ３は、各巻取りユニットＵ毎に、始端、終端を糸継
ぎして複数用意される。
【００１２】巻取りパッケージ９の満管停止の指示は、
巻き径を監視する光電管、定長となる時間を測定するタ
イマー等によってなされる。また、各巻取り用モーター
８の駆動、停止は、棚２の前縁にあるスイッチ１１を操
作することによって可能である。巻取りパッケージ９を
支持するクレードル１２の開閉は把手又はペダル１３の
操作によって可能である。なお、フォーメイションボッ
クス１４の制御盤１５には、起動スイッチ等がある。
巻き径を監視する光電管、定長となる時間を測定するタ
イマー等によってなされる。また、各巻取り用モーター
８の駆動、停止は、棚２の前縁にあるスイッチ１１を操
作することによって可能である。巻取りパッケージ９を
支持するクレードル１２の開閉は把手又はペダル１３の
操作によって可能である。なお、フォーメイションボッ
クス１４の制御盤１５には、起動スイッチ等がある。
【００１３】パッケージ搬送装置Ｃは、機台１下部の両
端に配されたスプロケット１６に掛け渡されたエンドレ
スのチェーン１７が採用される。そのチェーン１７は、
搬送面に鉄板が張り付けられたステンレス製であり、給
油の必要がない。また、その許容張力は３００キログラ
ム程度である。更に、チェーン１７は、駆動チェーン１
８を介してブレーキ付きのギャードモーター１９によっ
て駆動される。
端に配されたスプロケット１６に掛け渡されたエンドレ
スのチェーン１７が採用される。そのチェーン１７は、
搬送面に鉄板が張り付けられたステンレス製であり、給
油の必要がない。また、その許容張力は３００キログラ
ム程度である。更に、チェーン１７は、駆動チェーン１
８を介してブレーキ付きのギャードモーター１９によっ
て駆動される。
【００１４】満管の巻取りパッケージ９がクレードル１
２より下ろされる位置には、機台中心部側に向けて低く
なる傾斜板２０が置かれている。巻取りパッケージ９の
玉揚げは、片側ずつ、把手又はペダル１３を操作してク
レードル１２を開くことによってなされる。クレードル
１２より下ろされた巻取りパッケージ９は、傾斜板２０
を転がって機台中央のパッケージ搬送装置Ｃのチェーン
１７上に移動する。
２より下ろされる位置には、機台中心部側に向けて低く
なる傾斜板２０が置かれている。巻取りパッケージ９の
玉揚げは、片側ずつ、把手又はペダル１３を操作してク
レードル１２を開くことによってなされる。クレードル
１２より下ろされた巻取りパッケージ９は、傾斜板２０
を転がって機台中央のパッケージ搬送装置Ｃのチェーン
１７上に移動する。
【００１５】機台１の巻取りユニット部から外れたトッ
プチェーン１７ａの脇には、反射式の光電管よりなるセ
ンサー２１が設けられている。その位置のトップチェー
ン１７ａ上から巻取りパッケージ９が取り去られると、
センサー２１が検知してチェーン１７が駆動され、次の
巻取りパッケージ９が送り込まれてくる。こうして各巻
取りユニットＣで玉揚げされた巻取りパッケージ９は、
機台１の端部まで搬送される。
プチェーン１７ａの脇には、反射式の光電管よりなるセ
ンサー２１が設けられている。その位置のトップチェー
ン１７ａ上から巻取りパッケージ９が取り去られると、
センサー２１が検知してチェーン１７が駆動され、次の
巻取りパッケージ９が送り込まれてくる。こうして各巻
取りユニットＣで玉揚げされた巻取りパッケージ９は、
機台１の端部まで搬送される。
【００１６】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に記載するような効果を奏する。
れているので、以下に記載するような効果を奏する。
【００１７】即ち、重い大型パッケージを人手を要する
ことなく機台端部まで搬送することができるようになっ
た。従って、作業者の労力を大幅に軽減することができ
る。
ことなく機台端部まで搬送することができるようになっ
た。従って、作業者の労力を大幅に軽減することができ
る。
【図１】この発明のパッケージ搬送装置が配備される大
型パッケージ用ワインダーの斜視図である。
型パッケージ用ワインダーの斜視図である。
【図２】この発明のパッケージ搬送装置が配備される大
型パッケージ用ワインダーの正面図である。
型パッケージ用ワインダーの正面図である。
【図３】この発明のパッケージ搬送装置が配備される大
型パッケージ用ワインダーの側面図である。
型パッケージ用ワインダーの側面図である。
１ 機台 ３ 給糸パッケージ ９ 巻取りパッケージ １７ チェーン ２１ センサー
Claims (1)
- 【請求項１】機台の長手方向中央に配され、端部からパ
ッケージが除去される度毎に端部側へ１ピッチ移動する
大型パッケージ用ワインダーにおけるパッケージ搬送装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22226693A JPH07144833A (ja) | 1993-08-13 | 1993-08-13 | 大型パッケージ用ワインダーにおけるパッケージ搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22226693A JPH07144833A (ja) | 1993-08-13 | 1993-08-13 | 大型パッケージ用ワインダーにおけるパッケージ搬送装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07144833A true JPH07144833A (ja) | 1995-06-06 |
Family
ID=16779697
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22226693A Pending JPH07144833A (ja) | 1993-08-13 | 1993-08-13 | 大型パッケージ用ワインダーにおけるパッケージ搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07144833A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110203767A (zh) * | 2019-05-31 | 2019-09-06 | 重庆瑞普电气实业股份有限公司 | 电缆的生产工艺 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0212871A (ja) * | 1988-06-30 | 1990-01-17 | Toshiba Corp | 有機薄膜素子 |
| JPH033868A (ja) * | 1989-04-17 | 1991-01-09 | Palitex Project Co Gmbh | ランダム玉揚を備えた二側面繊維機械の巻上げパッケージ自動取外し方法 |
-
1993
- 1993-08-13 JP JP22226693A patent/JPH07144833A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0212871A (ja) * | 1988-06-30 | 1990-01-17 | Toshiba Corp | 有機薄膜素子 |
| JPH033868A (ja) * | 1989-04-17 | 1991-01-09 | Palitex Project Co Gmbh | ランダム玉揚を備えた二側面繊維機械の巻上げパッケージ自動取外し方法 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110203767A (zh) * | 2019-05-31 | 2019-09-06 | 重庆瑞普电气实业股份有限公司 | 电缆的生产工艺 |
| CN110203767B (zh) * | 2019-05-31 | 2020-12-29 | 重庆瑞普电气实业股份有限公司 | 电缆的生产工艺 |
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