JPH07143940A - ティッシュ - Google Patents
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- JPH07143940A JPH07143940A JP5319036A JP31903693A JPH07143940A JP H07143940 A JPH07143940 A JP H07143940A JP 5319036 A JP5319036 A JP 5319036A JP 31903693 A JP31903693 A JP 31903693A JP H07143940 A JPH07143940 A JP H07143940A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- papers
- disinfectant
- tissue
- container
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 容器１内に多数のペーパー２を収納してあ
り、各ペーパー２を１枚ずつ引き出せるようにしたドラ
イタイプの手拭き用ティッシュにおいて、消毒剤に対す
る耐性病原菌の発生を防止する。 【構成】 ３種類の消毒剤Ａ・Ｂ・Ｃを調整する。そし
て、第１ペーパー２ａに第１消毒剤Ａを、第２ペーパー
２ｂに第２消毒剤Ｂを、第３ペーパー２ｃに第３消毒剤
Ｃをそれぞれ別々に全面にわたって含浸させたのち乾燥
させてある。容器１内に、第１ペーパー２ａを数枚重ね
した一群と、第２ペーパー２ｂを数枚重ねした一群と、
第３ペーパー２ｃを数枚重ねした一群とを上下に積層し
た状態で収納する。
り、各ペーパー２を１枚ずつ引き出せるようにしたドラ
イタイプの手拭き用ティッシュにおいて、消毒剤に対す
る耐性病原菌の発生を防止する。 【構成】 ３種類の消毒剤Ａ・Ｂ・Ｃを調整する。そし
て、第１ペーパー２ａに第１消毒剤Ａを、第２ペーパー
２ｂに第２消毒剤Ｂを、第３ペーパー２ｃに第３消毒剤
Ｃをそれぞれ別々に全面にわたって含浸させたのち乾燥
させてある。容器１内に、第１ペーパー２ａを数枚重ね
した一群と、第２ペーパー２ｂを数枚重ねした一群と、
第３ペーパー２ｃを数枚重ねした一群とを上下に積層し
た状態で収納する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、とくに医療現場におい
て医師や看護婦などが手を拭くのに用いるティッシュに
関し、消毒剤に対する耐性病原菌の発生を抑えて、手洗
い者間で起きる耐性病原菌の交叉感染を防止することを
狙っている。
て医師や看護婦などが手を拭くのに用いるティッシュに
関し、消毒剤に対する耐性病原菌の発生を抑えて、手洗
い者間で起きる耐性病原菌の交叉感染を防止することを
狙っている。
【０００２】
【従来の技術】病院内では、手拭きタオルを共用する
と、消毒剤が含浸されていても該消毒剤の耐性病原菌が
発生する可能性がある。また、その耐性病原菌による交
叉感染などが問題になる。このような問題を回避するう
えで使い捨てティッシュペーパーは有用であるが、完璧
ではない。すなわち、この種の使い捨てティッシュペー
パーにおいて、注目すべきものに消毒剤および又は消臭
剤を含有するドライタイプがあり、これは使用時に水を
含ませてウエット・ティッシュペーパーにする形式であ
る（特開昭６３−６３４１９号公報）。
と、消毒剤が含浸されていても該消毒剤の耐性病原菌が
発生する可能性がある。また、その耐性病原菌による交
叉感染などが問題になる。このような問題を回避するう
えで使い捨てティッシュペーパーは有用であるが、完璧
ではない。すなわち、この種の使い捨てティッシュペー
パーにおいて、注目すべきものに消毒剤および又は消臭
剤を含有するドライタイプがあり、これは使用時に水を
含ませてウエット・ティッシュペーパーにする形式であ
る（特開昭６３−６３４１９号公報）。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この従来形式によれ
ば、消毒剤などの蒸散を防止でき、これ自体の包装も簡
易なもので足りる利点を有する。しかし、含有する消毒
剤が単一のものである限り、耐性病原菌に対しては完璧
を期し難い。
ば、消毒剤などの蒸散を防止でき、これ自体の包装も簡
易なもので足りる利点を有する。しかし、含有する消毒
剤が単一のものである限り、耐性病原菌に対しては完璧
を期し難い。
【０００４】そこで本発明の目的は、消毒剤に対する耐
性病原菌の発生を抑え、手洗い者間で起きる耐性病原菌
の交叉感染を予防できる手拭き用のティッシュを提供す
るにある。
性病原菌の発生を抑え、手洗い者間で起きる耐性病原菌
の交叉感染を予防できる手拭き用のティッシュを提供す
るにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、図１に示すご
とく容器１内に紙又は布帛からなる多数のペーパー２を
収納してなるティッシュにおいて、前記ペーパー２が少
なくとも異なる２種類の消毒剤をそれぞれ別々に乾燥状
態で含む第１ペーパー２ａと第２ペーパー２ｂとからな
り、第１ペーパー２ａと第２ペーパー２ｂとが、容器１
内に交互に収納されていることを特徴とする。ここでの
交互にとは、例えば第１ペーパー２ａの数枚重ねの層
と、第２ペーパー２ｂの数枚重ねの層とが上下に配され
ている形式（図１）や、第１ペーパー２ａと第２ペーパ
ー２ｂとが１枚ずつ交互に積層されている形式（図２）
とを含む概念である。
とく容器１内に紙又は布帛からなる多数のペーパー２を
収納してなるティッシュにおいて、前記ペーパー２が少
なくとも異なる２種類の消毒剤をそれぞれ別々に乾燥状
態で含む第１ペーパー２ａと第２ペーパー２ｂとからな
り、第１ペーパー２ａと第２ペーパー２ｂとが、容器１
内に交互に収納されていることを特徴とする。ここでの
交互にとは、例えば第１ペーパー２ａの数枚重ねの層
と、第２ペーパー２ｂの数枚重ねの層とが上下に配され
ている形式（図１）や、第１ペーパー２ａと第２ペーパ
ー２ｂとが１枚ずつ交互に積層されている形式（図２）
とを含む概念である。
【０００６】また本発明は、容器１内に、紙又は布帛か
らなる長尺のペーパー２を切り取り線Ｌを介して一定間
隔置きに分離可能に収納してなるティッシュにおいて、
図３に示すごとく該ペーパー２に、少なくとも異なる２
種類の消毒剤がそれぞれ領域を分けて別々に乾燥状態で
含まれていることを特徴とする。更にまた本発明は、図
４に示すごとく単一又は複数の容器１内に、紙又は布帛
からなる多数のペーパー２を収納するティッシュにおい
て、ひとつの消毒剤が含まれているペーパー群と、これ
とは異なる他の消毒剤が湿潤状態で含まれているペーパ
ー群とが、仕切られて配置されているウエットタイプの
ティッシュであることを特徴とする。
らなる長尺のペーパー２を切り取り線Ｌを介して一定間
隔置きに分離可能に収納してなるティッシュにおいて、
図３に示すごとく該ペーパー２に、少なくとも異なる２
種類の消毒剤がそれぞれ領域を分けて別々に乾燥状態で
含まれていることを特徴とする。更にまた本発明は、図
４に示すごとく単一又は複数の容器１内に、紙又は布帛
からなる多数のペーパー２を収納するティッシュにおい
て、ひとつの消毒剤が含まれているペーパー群と、これ
とは異なる他の消毒剤が湿潤状態で含まれているペーパ
ー群とが、仕切られて配置されているウエットタイプの
ティッシュであることを特徴とする。
【０００７】
【作用】ペーパーに消毒剤が乾燥状態で含まれているド
ライタイプでは、使用時に水その他の液をぬらして使用
する。多くの場合は、手がぬれた状態で手拭き用に供す
るので、容器から各ペーパーをつまみ出してそのまま手
をぬぐえばよい。消毒剤が湿潤状態で含浸されているウ
エットタイプでは、消毒剤が異なるペーパーどうしを単
一の又は複数の容器内に区分して混じり合わないように
収納しておく。この場合はぬれたペーパーでそのまま手
をぬぐえる。
ライタイプでは、使用時に水その他の液をぬらして使用
する。多くの場合は、手がぬれた状態で手拭き用に供す
るので、容器から各ペーパーをつまみ出してそのまま手
をぬぐえばよい。消毒剤が湿潤状態で含浸されているウ
エットタイプでは、消毒剤が異なるペーパーどうしを単
一の又は複数の容器内に区分して混じり合わないように
収納しておく。この場合はぬれたペーパーでそのまま手
をぬぐえる。
【０００８】紙又は布帛からなるペーパーとは、天然繊
維や合成繊維を原料とする不織布（混紡も含む）、ガー
ゼ、水溶紙などを用いる。天然繊維としてはパルプ、コ
ットン、コットンリンター、ウール、麻、シルクなどが
あり、合成繊維としてはレーヨン、ポリエステル、アク
リル、塩化ビニル、ポリビニルアルコール、ビニロンな
どがある。
維や合成繊維を原料とする不織布（混紡も含む）、ガー
ゼ、水溶紙などを用いる。天然繊維としてはパルプ、コ
ットン、コットンリンター、ウール、麻、シルクなどが
あり、合成繊維としてはレーヨン、ポリエステル、アク
リル、塩化ビニル、ポリビニルアルコール、ビニロンな
どがある。
【０００９】消毒剤としては、代表例に下記のものを挙
げることができる。 適正使用濃度（重量％） 使用濃度範囲（重量％） (1) アルコール類； エタノール ８3.０ 0.１〜１０0.０ イソプロピルアルコール ７0.０ 0.１〜１０0.０ (2) フェノール類； フェノール 5.０ 0.１〜２0.０ クレゾール 2.０ 0.１〜２0.０ クレゾール石鹸 5.０ 0.１〜２0.０ (3) ハロゲン化合物； 次亜塩素酸ナトリウム 1.０ 0.１〜１0.０ さらし粉 0.２ 0.０１〜５0.０ ヨウ素 7.０ 0.０１〜２0.０ (4) 界面活性剤； 塩化ベンザルコニウム 0.２ 0.０００１〜５0.０ 塩化ベンゼトニウム 0.２ 0.０００１〜５0.０ アルキルポリアミノエチルグリシン 0.１ 0.０００．〜５0.０ (5) ビグアナイト類； グルコン酸クロルヘキシジン 0.２ 0.０００１〜５0.０ (6) 過酸化物； 過酸化水素 3.０ 1.０〜１0.０ (7) 色素類； アクリノール 0.１ 0.０００１〜１0.０ (8) 金属化合物； マーキュロクロム 2.０ 0.１〜１0.０ (9) アルデヒド類； ホルマリン 3.０ 1.０〜２0.０ (10) 安息香酸類； 安息香酸 1.０ 0.０５〜１0.０ 安息香酸ナトリウム 1.０ 0. ０５〜１0.０
げることができる。 適正使用濃度（重量％） 使用濃度範囲（重量％） (1) アルコール類； エタノール ８3.０ 0.１〜１０0.０ イソプロピルアルコール ７0.０ 0.１〜１０0.０ (2) フェノール類； フェノール 5.０ 0.１〜２0.０ クレゾール 2.０ 0.１〜２0.０ クレゾール石鹸 5.０ 0.１〜２0.０ (3) ハロゲン化合物； 次亜塩素酸ナトリウム 1.０ 0.１〜１0.０ さらし粉 0.２ 0.０１〜５0.０ ヨウ素 7.０ 0.０１〜２0.０ (4) 界面活性剤； 塩化ベンザルコニウム 0.２ 0.０００１〜５0.０ 塩化ベンゼトニウム 0.２ 0.０００１〜５0.０ アルキルポリアミノエチルグリシン 0.１ 0.０００．〜５0.０ (5) ビグアナイト類； グルコン酸クロルヘキシジン 0.２ 0.０００１〜５0.０ (6) 過酸化物； 過酸化水素 3.０ 1.０〜１0.０ (7) 色素類； アクリノール 0.１ 0.０００１〜１0.０ (8) 金属化合物； マーキュロクロム 2.０ 0.１〜１0.０ (9) アルデヒド類； ホルマリン 3.０ 1.０〜２0.０ (10) 安息香酸類； 安息香酸 1.０ 0.０５〜１0.０ 安息香酸ナトリウム 1.０ 0. ０５〜１0.０
【００１０】上記の消毒剤には添加剤としてアジピン酸
イソブチル、脂肪酸エステル、グリセリン類、グリセリ
ル、アラントインなどの湿潤剤、香料、クロロフィルな
どの消臭剤、それに溶液のｐＨを維持して消毒作用を発
揮させるための緩衝剤としてリン酸水素二ナトリウム、
塩化水素、シュウ酸などを適宜添加できる。
イソブチル、脂肪酸エステル、グリセリン類、グリセリ
ル、アラントインなどの湿潤剤、香料、クロロフィルな
どの消臭剤、それに溶液のｐＨを維持して消毒作用を発
揮させるための緩衝剤としてリン酸水素二ナトリウム、
塩化水素、シュウ酸などを適宜添加できる。
【００１１】
【発明の効果】本発明のティッシュによれば、消毒剤が
少なくとも２種類用意されているから、使用毎にあるい
は所定の期間置きに使用するペーパーの消毒剤が変わる
ことになり、手拭き用に供したとき耐性病原菌の発生を
よく抑え、手洗い者間で起きる耐性病原菌の交叉感染を
確実に防止できる。
少なくとも２種類用意されているから、使用毎にあるい
は所定の期間置きに使用するペーパーの消毒剤が変わる
ことになり、手拭き用に供したとき耐性病原菌の発生を
よく抑え、手洗い者間で起きる耐性病原菌の交叉感染を
確実に防止できる。
【００１２】
（実施例１）図１において紙箱製の容器１に不織布製の
ペーパー２を上下積層状態で多数収納し、各ペーパー２
を１枚ずつ容器１の取出口３より外部に連続して引き出
せるようにしたティッシュを対象とする。そして、下記
の組成からなる３種類の消毒剤Ａ・Ｂ・Ｃを調製し、こ
れらの液状の消毒剤Ａ・Ｂ・Ｃをそれぞれ異なるペーパ
ー２にこれの全面にわたって別々に含浸させて乾燥し
た。すなわち、図１において実線で示す第１ペーパー２
ａには第１消毒剤Ａを、破線で示す第２ペーパー２ｂに
は第２消毒剤Ｂを、二点鎖線で示す第３ペーパー２ｃに
は第３消毒剤Ｃをそれぞれ別々に含浸させたのち乾燥さ
せた。そして第１ペーパー２ａを数枚重ねにした一群
と、第２ペーパー２ｂを数枚重ねにした一群と、第３ペ
ーパー２ｃを数枚重ねにした一群とを上下に積層して図
１に示すごとく容器１に収納し、ドライタイプのティッ
シュとした。
ペーパー２を上下積層状態で多数収納し、各ペーパー２
を１枚ずつ容器１の取出口３より外部に連続して引き出
せるようにしたティッシュを対象とする。そして、下記
の組成からなる３種類の消毒剤Ａ・Ｂ・Ｃを調製し、こ
れらの液状の消毒剤Ａ・Ｂ・Ｃをそれぞれ異なるペーパ
ー２にこれの全面にわたって別々に含浸させて乾燥し
た。すなわち、図１において実線で示す第１ペーパー２
ａには第１消毒剤Ａを、破線で示す第２ペーパー２ｂに
は第２消毒剤Ｂを、二点鎖線で示す第３ペーパー２ｃに
は第３消毒剤Ｃをそれぞれ別々に含浸させたのち乾燥さ
せた。そして第１ペーパー２ａを数枚重ねにした一群
と、第２ペーパー２ｂを数枚重ねにした一群と、第３ペ
ーパー２ｃを数枚重ねにした一群とを上下に積層して図
１に示すごとく容器１に収納し、ドライタイプのティッ
シュとした。
【００１３】 第１消毒剤Ａの組成 重量％ 塩化ベンザルコニウム 0.２ 潤滑剤（脂肪酸エステル） 1.０ 香料 0.１ 蒸留水 ９8.７ 第２消毒剤Ｂの組成 重量％ フェノール 5.０ ＨＣＬ 1.０ 蒸留水 ９4.０ 第３消毒剤Ｃの組成 重量％ クレゾール 2.０ 緩衝剤（シュウ酸） 2.０ 蒸留水 ９6.０
【００１４】（実施例２）図２において、前述した３種
類のペーパー２ａ・２ｂ・２ｃをこの記載順に容器１内
に上下に重なるよう交互に繰り返し収納し、各ペーパー
２を上のものから順に容器１の取出口３より外方へ引き
出せるようにし、その他の構成は実質的に実施例１と同
様にした。
類のペーパー２ａ・２ｂ・２ｃをこの記載順に容器１内
に上下に重なるよう交互に繰り返し収納し、各ペーパー
２を上のものから順に容器１の取出口３より外方へ引き
出せるようにし、その他の構成は実質的に実施例１と同
様にした。
【００１５】（実施例３）図３において、ペーパー２は
一定間隔置きに入れた切り取り線Ｌを介して一連に繋が
る長尺とし、このペーパー２に３種類の前記消毒剤Ａ・
Ｂ・Ｃを順に繰り返し含浸させて乾燥し、一連のペーパ
ー２を容器１内にジグザグ状態で上下に積層して収納
し、図１に示すごとき容器１の取出口３よりペーパー２
を外に引き出して切り取り線Ｌで分離できるようにし
た。
一定間隔置きに入れた切り取り線Ｌを介して一連に繋が
る長尺とし、このペーパー２に３種類の前記消毒剤Ａ・
Ｂ・Ｃを順に繰り返し含浸させて乾燥し、一連のペーパ
ー２を容器１内にジグザグ状態で上下に積層して収納
し、図１に示すごとき容器１の取出口３よりペーパー２
を外に引き出して切り取り線Ｌで分離できるようにし
た。
【００１６】この実施例３において、長尺のペーパー２
はロール巻きして、その芯側から連続的に容器１外に取
り出せるようにしてもよい。もちろん、ロール巻きした
該ペーパー２は外層側から該ペーパー２を容器１内で回
転させながら繰り出せるようにしてもよい。また、いず
れの形態のペーパー２おいても、例えばその長さ方向の
半分に消毒剤Ａを、残りの半分に消毒剤Ｂをそれぞれ含
浸後に乾燥させてあってもよい。
はロール巻きして、その芯側から連続的に容器１外に取
り出せるようにしてもよい。もちろん、ロール巻きした
該ペーパー２は外層側から該ペーパー２を容器１内で回
転させながら繰り出せるようにしてもよい。また、いず
れの形態のペーパー２おいても、例えばその長さ方向の
半分に消毒剤Ａを、残りの半分に消毒剤Ｂをそれぞれ含
浸後に乾燥させてあってもよい。
【００１７】（実施例４）図４において、気密性を有す
るプラスチックフィルム製の容器１の内部を仕切り４を
介して左右に区分し、左右の各空室５・６に多数枚のペ
ーパー２を上下積層状態で収容し、容器１の上面に各空
室５・６に臨む取出口３・３を設け、容器１の上面に各
取出口３・３を閉じる再剥離性の接着蓋７・７をそれぞ
れ接着し、接着蓋７を剥ぐことで各空室５・６内のペー
パー２を外に引き出せるようにしたティッシュを対象と
する。そして、下記の組成からなる２種類の消毒剤Ｄ・
Ｅを調製し、一方の空室５に収納すべきペーパー２には
一方の消毒剤Ｄを、他の空室６に収納すべきペーパー２
には他方の消毒剤Ｅをそれぞれ含浸させたままのウエッ
トタイプのティッシュとした。
るプラスチックフィルム製の容器１の内部を仕切り４を
介して左右に区分し、左右の各空室５・６に多数枚のペ
ーパー２を上下積層状態で収容し、容器１の上面に各空
室５・６に臨む取出口３・３を設け、容器１の上面に各
取出口３・３を閉じる再剥離性の接着蓋７・７をそれぞ
れ接着し、接着蓋７を剥ぐことで各空室５・６内のペー
パー２を外に引き出せるようにしたティッシュを対象と
する。そして、下記の組成からなる２種類の消毒剤Ｄ・
Ｅを調製し、一方の空室５に収納すべきペーパー２には
一方の消毒剤Ｄを、他の空室６に収納すべきペーパー２
には他方の消毒剤Ｅをそれぞれ含浸させたままのウエッ
トタイプのティッシュとした。
【００１８】 消毒剤Ｄの組成 重量％ 塩化ベンザルコニウム 0.２ エタノール ８3.０ 潤滑剤 1.０ 香料 0.１ 蒸留水 １6.７ 消毒剤Ｅの組成 重量％ クレゾール 2.０ シュウ酸 2.０ 蒸留水 ９6.０
【００１９】なお、実施例４において、消毒剤Ｄを含浸
する数枚セットのペーパー２群と、消毒剤Ｅを含浸する
数枚セットのペーパー２群とは、間にプラスチックフィ
ルムなどの仕切り材を介して上下に積層してもよいし、
別々の容器１・１に一組のセットにして収納してあって
もよい。
する数枚セットのペーパー２群と、消毒剤Ｅを含浸する
数枚セットのペーパー２群とは、間にプラスチックフィ
ルムなどの仕切り材を介して上下に積層してもよいし、
別々の容器１・１に一組のセットにして収納してあって
もよい。
【図１】実施例１のティッシュの概略断面図である。
【図２】実施例２におけるティッシュの概略断面図であ
る。
る。
【図３】実施例３におけるティッシュのペーパーの正面
図である。
図である。
【図４】実施例４におけるティッシュの概略断面図であ
る。
る。
１ 容器 ２ ペーパー
Claims (3)
- 【請求項１】 容器１内に、紙又は布帛からなる多数の
ペーパー２を収納してなるティッシュにおいて、 前記ペーパー２が、少なくとも異なる２種類の消毒剤を
それぞれ別々に乾燥状態で含む第１ペーパー２ａと第２
ペーパー２ｂとからなり、 第１ペーパー２ａと第２ペーパー２ｂとが、容器１内に
交互に収納されているドライタイプのティッシュ。 - 【請求項２】 容器１内に、紙又は布帛からなる長尺の
ペーパー２を切り取り線Ｌを介して一定間隔置きに分離
可能に収納してなるティッシュにおいて、 該ペーパー２に、少なくとも異なる２種類の消毒剤がそ
れぞれ領域を分けて別々に乾燥状態で含まれているドラ
イタイプのティッシュ。 - 【請求項３】 単一又は複数の容器１内に、紙又は布帛
からなる多数のペーパー２を収納してなるテッシュにお
いて、 ひとつの消毒剤が湿潤状態で含まれているペーパー群
と、これとは異なる他の消毒剤が湿潤状態で含まれてい
るペーパー群とが、仕切られて配置されているウエット
タイプのティッシュ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5319036A JPH07143940A (ja) | 1993-11-24 | 1993-11-24 | ティッシュ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5319036A JPH07143940A (ja) | 1993-11-24 | 1993-11-24 | ティッシュ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07143940A true JPH07143940A (ja) | 1995-06-06 |
Family
ID=18105803
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5319036A Pending JPH07143940A (ja) | 1993-11-24 | 1993-11-24 | ティッシュ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07143940A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10140494A (ja) * | 1996-11-07 | 1998-05-26 | Kao Corp | 水解紙 |
| JP2009040491A (ja) * | 2007-08-10 | 2009-02-26 | Kao Corp | シート収納体 |
| WO2022181375A1 (ja) * | 2021-02-24 | 2022-09-01 | 久光製薬株式会社 | 包装袋および貼付剤包装製品 |
-
1993
- 1993-11-24 JP JP5319036A patent/JPH07143940A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10140494A (ja) * | 1996-11-07 | 1998-05-26 | Kao Corp | 水解紙 |
| JP2009040491A (ja) * | 2007-08-10 | 2009-02-26 | Kao Corp | シート収納体 |
| WO2022181375A1 (ja) * | 2021-02-24 | 2022-09-01 | 久光製薬株式会社 | 包装袋および貼付剤包装製品 |
| JP7194869B1 (ja) * | 2021-02-24 | 2022-12-22 | 久光製薬株式会社 | 包装袋および貼付剤包装製品 |
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