JPH0714371B2 - 背床起伏機構を備えたベッド - Google Patents

背床起伏機構を備えたベッド

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JPH0714371B2
JPH0714371B2 JP2222862A JP22286290A JPH0714371B2 JP H0714371 B2 JPH0714371 B2 JP H0714371B2 JP 2222862 A JP2222862 A JP 2222862A JP 22286290 A JP22286290 A JP 22286290A JP H0714371 B2 JPH0714371 B2 JP H0714371B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、背床起伏機構を備えたベッドに関するもので
ある。
(従来の技術) 最近のベッドには、種々の可動部を備えたものが増加し
てきている。
例えば、ベッドの床部を背床、腰床および脚床に分割し
て、背床を起伏する背床起伏機構や、腰床および脚床を
連動させて、脚上げ機構を挙げることができる。
このうち、背床起伏機構の構成は、床部下方に設けられ
た駆動源によって、水平方向に進退動作をなす駆動腕
と、この駆動腕に背床下部に突設された起伏腕を軸着し
たもので、駆動源によって、駆動腕を水平方向に進退動
作させることで、背床を連動起伏させるようにしたもの
である。
また、床部を傾斜させたり、床部全体を昇降させたりす
る機構も存在する。これらのような機構は、電動式のも
のが増えてきており、複数のモータを配設して、それぞ
れの機構の動作を達成するようにしている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、前記した可動部のうち、背床起伏機構で
は背床の動作は、起伏するのみである。従って、背上げ
した状態では、患者の身体は見かけ上フットボード側に
よっていき、ヘッドボードから遠ざかることになり、床
頭台等に置かれたものや、ベッドサイドのものに手が届
きにくくなることがあった。本発明はかかる点に鑑みて
なされたもので、背上げと共に、ヘッドボード側に床部
を寄せるようにした、背床起伏機構を備えたベッドを提
供することにある。
(課題を解決するための手段) 前記した課題を解決するために、本発明は、床部を背
床、腰床および脚床に分割すると共に、少なくとも背床
起伏機構を備えたベッドにおいて、フレームの先端部に
斜め上方外側に指向する支柱を立設し、前記背床起伏機
構は、背床下方に配設したモータと、このモータの両軸
に接続した回転駆動力伝達軸と、前記支柱内において、
回転駆動力伝達軸と動力的に接続したねじシャフトと、
ねじシャフト上を進退移動するめねじとを具備し、この
めねじを背床の両縁部に取り付け、前記ベッドのフレー
ムを、固定フレームと、この固定フレームを案内レール
として進退自在な、腰床および脚床の保持部材たる可動
フレームとによって構成し、背床起伏機構を起動して、
可動フレームを固定フレームに沿って背床側に移動させ
つつ支柱内のねじシャフトに沿ってめねじを介し背床の
起伏を行う構成とすることを特徴とする。
(作用) 本発明による背床起伏機構を備えたベッドでは、駆動源
を操作することで、回転駆動力は斜め上方に支柱に保持
されたねじシャフトに伝達され、めねじはねじシャフト
上を移動していく。この際、背床は、めねじによって、
斜め上方への力がおよぼされて引っ張られる。これによ
って、背床、腰床および脚床の取り付けられた可動フレ
ームは、固定フレーム内を案内レールとしてヘッドボー
ド側に移動していく。その際、背床は、起床していくに
従って、ねじシャフト上を斜め上方に移動していくの
で、ヘッドボードに近接するようになる。
従って、患者の身体は、背上げした状態でも、ヘッドボ
ードから離れることはないので、床頭台等に手が届きや
すく、必要なものを取るのに何ら支障はない。なお、背
上げする際は、着脱自在なヘッドボードを外すことによ
って行なえばよい。
(実施例) 次に、本発明にかかる背床起伏機構を備えたベッドにつ
いて、添付の図面を参照しながら以下説明する。
第1図a,bにおいて、参照符号1は背床起伏機構を備え
たベッドを示し、この背床起伏機構を備えたベッド1
は、床部2が背床2、腰床4および脚床5に分割構成さ
れ、フレーム6の先端部に斜め上方外側に指向する支柱
7が立設されると共に、前記支柱7の上方端部に着脱自
在なヘッドボード8が設けられたものである。
前記支柱7近傍の背床3下方には第2図に示すように、
背床起伏機構の駆動源たるモータ9が配設され、このモ
ータ9の両軸には回転駆動力伝達軸10が接続されてい
る。そして、前記支柱7には、傘歯車機構11を介して回
転駆動力伝達軸10と動力的に接続されたねじシャフト12
が支柱7内に内蔵されている。前記ねじシャフト12に
は、ねじシャフト12上を進退移動するめねじ13が螺入さ
れ、このめねじ13には前記背床3の縁部が軸着されてい
る。
次に、第3図に示すように、前記ベッド1のフレーム6
は断面コ字状部材の固定フレーム14と、この固定フレー
ム14を案内レールとして進退自在な床部保持部材たる可
動フレーム15とから構成されるものである。前記固定フ
レーム14は開口面16を互いに対向するように配置され、
前記可動フレーム15はこの開口面16間に、固定フレーム
14内面を転動ローラ17を介して進退自在に介在される。
前記固定フレーム14はベッド1全体を保持して、移動す
るためのキャスタ18が取り付けられている。前記固定フ
レーム14の先端部に斜め上方外側に指向して立設された
支柱7は、中空状の枠体であり、内蔵されるねじシャフ
ト12の軸方向に沿って、長孔19が形成されている。この
長孔19からめねじ13の背床3との取付け部位が露出され
る。そして、支柱7の上方端部には前記ヘッドボード8
を着脱自在に取り付けるための係止孔20が穿設され、ヘ
ッドボード8に設けられた突起片21が嵌合されるように
なっている。
前記可動フレーム15には、背床3および腰床4を保持す
るため受け具22と、腰床4と脚床5との接続部を保持す
るための受け具23とが設けられ、端部には、フットボー
ド24が受け具25を介して取り付けられるようになってい
る。また、前記端部近傍には、腰床4に接続された膝上
げ駆動機構26が配設されている。
次に、背床起伏機構の取付け構造について、以下詳細に
説明する。
前記固定フレーム14の先端部に斜め上方外側に指向して
立設された支柱7および内蔵されるねじシャフト12は、
第4図に示すような取付け構造を有している。すなわ
ち、中空状の枠体である支柱7内に内蔵されるねじシャ
フト12は、支柱7の固定フレーム14との取付け部に介在
されたシャフト受け27と、支柱7の上端部に設けられた
キャップ28とにベアリング29,30を介して取り付けられ
る。そして、前記シャフト受け27下方において、前記ね
じシャフト12の端部に傘歯車機構11を構成する傘歯車11
aが取り付けられる。
一方、支柱7近傍の背床3下方に設けられた背床起伏機
構の駆動源たるモータ9の取付け構造は第5図に示すよ
うに、固定フレーム14のヘッドボード8側端部に設けら
れた横杆31に取付けられるようになっている。前記モー
タ9は、両側に突出する駆動軸を有しており、前記横杆
31の軸方向と同一方向になるようにして、前記横枠31の
中間部に設けられた保持金具32にねじ止めされる。両側
に突出する駆動軸には、軸継ぎ手33を介して回転駆動力
伝達軸10が接続される。前記軸継ぎ手33は、前記横枠31
の保持金具34にねじ止めされている。また、前記回転駆
動力伝達軸10の他端部は、横枠31と固定フレーム14との
取付け部位に介在されたシャフト受け35を貫通して、傘
歯車機構11を構成する傘歯車11bが取り付けられる。
かかる構成の背床起伏機構を備えたベッド1によれば、
背床起伏機構を作動することで、回転駆動力はモータ9
の駆動軸から回転駆動力伝達軸10、傘歯車機構11の傘歯
車11b、11aを介してねじシャフト12に伝達される。ねじ
シャフト12は、回転し、めねじ13はねじシャフト12上を
斜め上方向に移動していく。この際、背床3は、めねじ
13から、斜め上方への力fOがおよぼされると共に、水平
方向の力fHがおよぼされる。これによって、背床3は、
起床していくに従って、ねじシャフト12上を斜め上方に
移動していくので、ヘッドボード8に近接するようにな
る。
また、その際、背床3、腰床4および脚床5の取り付け
られた可動フレーム15はヘッドボード8側への力を受
け、固定フレーム14内を転動ローラ17によって、案内レ
ールとしてヘッドボード8側に移動していく。
このため、背床3と腰床4との接続部位はヘッドボード
8側に近接し、従って、患者の身体は、背上げした状態
でも、ヘッドボード8から離れることはないので、床頭
台等に手が届きやすく、必要なものを取るのに何ら支障
はない。なお、背上げする際は、着脱自在なヘッドボー
ド8を外すことによって行なえばよい。
さらに、前記可動フレーム15が固定フレーム14内を転動
ローラ17によって、ヘッドボード8側に移動していくこ
とにより、フットボード24もヘッドボード8側に移動し
ていき、実質的なベッド1の長さが縮小状態となり、背
上げ時には、スペースを抑えることができ、例えば、背
上げ状態におけるベッドの取り回しが容易となる。
(発明の効果) 本発明による背床起伏機構を備えたベッドによれば、 ねじシャフトは斜め上方にセットされたため、背床
は起床すると当時に、ヘッドボード側への力を受け、こ
のため、床部全体がヘッドボード側へ引き寄せられる。
従って、背上げしても、ヘッドボードから遠ざかるよう
なことはなく、ヘッドボードかたわらの床頭台等に置か
れたものや、ベッドサイドのものに容易に手が届き、患
者が、自ら、食事等の準備や、読書をすることが容易と
なり、使い勝手のよいものとなる。
背上げによって、ベッド全体の長さが縮小し、その
分、空間が形成され、病室内の行き来や、器物等の搬入
がしやすくなる。
背上げと同時に床部を移動する駆動部を備えたの
で、それぞれのための駆動機構を設けることは不要とな
り、構成が簡略化され、コスト的に好ましいものとな
る。
背上げと同時に床部を移動するようにしたので、省
力化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図a、bは本発明にかかる背床起伏機構を備えたベ
ッドの1実施例を示す概略斜視図、 第2図は第1図a、bに示す背床起伏機構の斜視説明
図、 第3図は第1図a、bに示す背床起伏機構を備えたベッ
ドの全体の分解斜視図、 第4図は第1図a、bに示す背床起伏機構を備えたベッ
ドの支柱およびねじシャフトの部分分解斜視図、 第5図は第1図a、bに示す背床起伏機構を備えたベッ
ドの駆動源の部分分解斜視図、 第6図は第1図a、bに示す背床起伏機構を備えたベッ
ドの作用説明図である。 1……ベッド、2……床部、3……背床、4……腰床、
5……脚床、6……フレーム、7……支柱、8……ヘッ
ドボード、9……モータ、10……回転駆動力伝達軸、11
……傘歯車機構、11a、11b……傘歯車、12……ねじシャ
フト、13……めねじ、14……固定フレーム、15……可動
フレーム、16……開口面、17……転動ローラ、18……キ
ャスタ、19……長孔、20……係止孔、21……突起片、22
……受け具、23……受け具、24……フットボード、25…
…受け具、26……膝上げ機構、27……シャフト受け、28
……キャップ、29、30……ベアリング、31……横杆、32
……保持金具、33……軸継ぎ手、34……保持金具、35…
…シャフト受け

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】床部を背床、腰床および脚床に分割すると
    共に、少なくとも背床起伏機構を備えたベッドにおい
    て、フレームの先端部に斜め上方外側に指向する支柱を
    立設し、前記背床起伏機構は、背床下方に配設したモー
    タと、このモータの両軸に接続した回転駆動力伝達軸
    と、前記支柱内において、回転駆動力伝達軸と動力的に
    接続したねじシャフトと、ねじシャフト上を進退移動す
    るめねじとを具備し、このめねじを背床の両縁部に取り
    付け、前記ベッドのフレームを、固定フレームと、この
    固定フレームを案内レールとして進退自在な、腰床およ
    び脚床の保持部材たる可動フレームとによって構成し、
    背床起伏機構を起動して、可動フレームを固定フレーム
    に沿って背床側に移動させつつ支柱内のねじシャフトに
    沿ってめねじを介し背床の起伏を行う構成とすることを
    特徴とする背床起伏機構を備えたベッド。
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JPS6042165U (ja) * 1983-08-31 1985-03-25 パラマウントベッド株式会社 寝台用ボ−ドの取付機構
JPS61159908A (ja) * 1984-12-29 1986-07-19 日本健康器株式会社 角度可変式安楽ベツド
JPS61151550U (ja) * 1985-03-12 1986-09-19
JPH0749488B2 (ja) * 1987-11-24 1995-05-31 三井石油化学工業株式会社 低誘電性積層体

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