JPH07143391A - 静止画記録装置 - Google Patents

静止画記録装置

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Publication number
JPH07143391A
JPH07143391A JP5306124A JP30612493A JPH07143391A JP H07143391 A JPH07143391 A JP H07143391A JP 5306124 A JP5306124 A JP 5306124A JP 30612493 A JP30612493 A JP 30612493A JP H07143391 A JPH07143391 A JP H07143391A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor
pixels
calculated
lens
amount
Prior art date
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Pending
Application number
JP5306124A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Sasakura
孝男 笹倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP5306124A priority Critical patent/JPH07143391A/ja
Publication of JPH07143391A publication Critical patent/JPH07143391A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 無意味な計算時間をなくして、有効なシフト
により合焦を行うことのできる静止画記録装置。 【構成】 左方からレンズ1に入射した光は、絞り2を
介して45度ミラー3を通過し(45度ミラーはハーフ
ミラー)、その後部のサブミラー4によって下方に反射
される。そして、2次光学系9,AFセンサ10からな
るAF光学系を通り、AFセンサ10に入射する。AF
センサ10のピクセル数を例えば40ピクセルとし、ま
ず計算するピクセル数を20にし、シフト量を±20に
して相関値を計算し、相関値の最大値を求める。その求
められるシフト数からデフォーカス量を求め、レンズ1
を駆動する。そして再びAFセンサ10のデータを取り
込み、今度は、少なくとも小デフォーカスであるので、
計算するピクセル数を多くし、シフト量を小さくして、
相関計算を行い、合焦の確認あるいは焦点調節の微調を
行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CCD等の撮像素子に
よって撮影される静止画をある記録媒体に記録する装
置、特に自動合焦装置を備えた静止画記録装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来一眼レフタイプの銀塩カメラにおい
ては、位相差検出方式の自動合焦装置(AF)が数多く
機種に用いられている。この位相差検出方式のAFシス
テムは、概略以下のように動作する。
【0003】図4のように、不図示のレンズから入射し
た光は、45度ミラー20の後部に取り付けてあるサブ
ミラー21によって、装置下方に反射され、赤外カット
フィルタ22,フィールドレンズ23を介して、メガネ
レンズと呼ばれる2次光学系の2次結像レンズ26によ
り2つの像に分離されて、AFセンサに入射する。その
AFセンサは、図5のように並べて配置されていて、そ
の出力は同図のようになり、合焦状態、前ピン状態、後
ピン状態によって、2像の間隔が違う。この像間隔が合
焦状態の間隔になるように、レンズを移動させてピント
合わせをする。そのレンズの移動量、つまり、像面の移
動量は2像の間隔から計算して求める。その計算は次の
ようなアルゴリズムで行う。
【0004】まず、2つのAFセンサの出力をデータと
して取り込む。そして、その2つのセンサ出力の相関を
取る。その取り方は、“MINアルゴリズム”と呼ばれ
るもので、センサ1のデータをA[1]…A[n]と
し、センサ2のデータをB[1]…B[n]とすると、
相関量U0は、
【0005】
【数1】 と表す。まず、このU0を計算する。次に、図6のよう
に、A像をAFセンサの1ビットシフトしたデータとB
像のデータの相関量U1を計算する。このU1は、
【0006】
【数2】 となる。このように、1ビットずつシフトした相関量を
次々計算する。2像が一致していれば、この相関量は最
大値をとるので、その最大値を取るシフト量を求め、そ
の前後のデータから、相関量の真の最大値を補間して求
め、そのシフト量をずれ量とする。光学系によってずれ
量と像面移動量、所謂デフォーカス量との関係は決まっ
ているので、そのずれ量からデフォーカス量を求める。
そのデフォーカス量からレンズの繰り出し量を求め、レ
ンズを移動し、合焦させる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例では、デー
タ量をなるべく多くするため、最初は図2(b)のよう
に、計算するピクセル数を多くし、シフト量を少なくし
て計算し、それで求められなければ、大デフォーカスと
みなして計算ピクセル数を減らし、シフト量を大きくし
て、ずれ量を検知するようにしている。しかしながら、
撮像素子によって、静止画を撮影するカメラの場合、A
F精度や遠近競合等の起こりやすさから、AF光学系の
結像倍率を上げたり、ピッチを細かくしたAFセンサを
使ったりして、その対応をとるが、この場合、AFセン
サ1ピクセル当たりのデフォーカス量が小さくなるの
で、合焦前状態、つまり、レンズ移動の前の状態は、大
デフォーカス状態になっている可能性が高く、はじめの
シフト量の少ない計算では、ずれ量の検知がほとんどで
きないものと思われ、はじめの計算時間が無意味なもの
となってしまうという問題点が生じる。
【0008】本発明はかかる従来の課題を解決するため
になされたもので、無意味な計算時間をなくして、有効
なシフトにより合焦を行うことのできる静止画記録装置
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明では、撮像素子によって静止画を撮影する
場合に、AF光学系の結像倍率を上げたり、AFセンサ
のピッチを細かくして対処している時は、相関計算を少
ないピクセル数でシフト量を大きくした方を先に行い、
それによりレンズ駆動をし、再び相関計算する時に多い
ピクセル数でシフト量を少なくして行うようにしてい
る。
【0010】
【作用】本発明によれば、合焦のための無意味な計算時
間を短縮している。
【0011】
【実施例】図1に本発明の一実施例の構成を示す。同図
左方からレンズ1に入射した光は、絞り2を介して45
度ミラー3を通過し(45度ミラーはハーフミラー)、
その後部のサブミラー2によって同図下方に反射され
る。そして、2次光学系9,AFセンサ10からなるA
F光学系を通り、AFセンサ10に入射する。本発明で
のAFセンサ10のピクセル数を、例えば40ピクセル
とすると、まず計算するピクセル数を20にし、シフト
量を±20にして、次のように相関値を計算する。
【0012】
【数3】 このようにして求めたU0〜U39の最大値を求め、そ
の前後の相関値より補間して真の最大値を求める。その
求められるシフト数からデフォーカス量を求め、レンズ
1を駆動する。そして、再びAFセンサ10のデータを
取り込んで、今度は、少なくとも小デフォーカスである
ので、計算するピクセル数を多くし、シフト量を小さく
して、相関計算を行い、合焦の確認あるいは焦点調節の
微調を行う。
【0013】このようにすると、はじめから小ピクセル
数大シフト量で相関計算をするため、大デフォーカスを
検知し易くなり、無駄な計算をしなくてもよいようにな
る。
【0014】なお、図2(a)に計算範囲のシフトの方
法を、図3に最大値の求め方を図示した。即ち、図2
(a)に示すように、1回目はピクセル数を小さく(2
0ピクセル)して、シフト量を多くし、2回目は同図
(b)に示すように、ピクセル数を大きく(30ピクセ
ル)して、シフト量を小さくして微調を行うようにして
いる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は撮像素子
で静止画を撮影する場合に、AF光学系の結像倍率を上
げたり、AFセンサのピッチを細かくして対処している
時は、少ないピクセル数でシフト量を大きくした相関計
算を先に行って、それによりレンズ駆動し、再び相関計
算する時は、少なくとも、小デフォーカスであるので、
多いピクセル数でシフト量を小さくした計算を行い、合
焦確認あるいは焦点調節の微調を行う、といったシーケ
ンスをとることにより、大デフォーカスを検知し易く、
また、銀塩カメラで行っているはじめの小デフォーカス
のための計算を省略できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】相関計算範囲のシフト方法の例を示す図であ
る。
【図3】相関量の最大値の補間方法を示す図である。
【図4】従来のAF光学系の概略構成を示す図である。
【図5】図4のAFセンサとその出力図である。
【図6】相関計算(MINアルゴリズム)の説明図であ
る。
【符号の説明】
1 レンズ 2 絞り 3 45度ミラー 4 サブミラー 5 シャッタ 6 撮像素子 7 信号処理系 8 画像記録装置 9 2次光学系 10 AFセンサ 11 システムコントロール部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CCD、その他の撮像素子からの映像信
    号を、磁気媒体、半導体素子及びその他の記録手段によ
    って記録する装置であって、位相差検出方式の自動焦点
    調節機能を有し、AFセンサの1ピクセル当たりのデフ
    ォーカス量が銀塩カメラの場合より小さくなる際、最初
    の相関演算を大デフォーカス検知の相関演算から行い、
    2回目以降の相関演算を小デフォーカス検知、あるいは
    合焦確認用のものを実行するAFシステムを具備したこ
    とを特徴とする静止画記録装置。
JP5306124A 1993-11-12 1993-11-12 静止画記録装置 Pending JPH07143391A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5306124A JPH07143391A (ja) 1993-11-12 1993-11-12 静止画記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5306124A JPH07143391A (ja) 1993-11-12 1993-11-12 静止画記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07143391A true JPH07143391A (ja) 1995-06-02

Family

ID=17953345

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5306124A Pending JPH07143391A (ja) 1993-11-12 1993-11-12 静止画記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07143391A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9380204B2 (en) 2013-03-29 2016-06-28 Fujifilm Corporation Imaging device and focus control method
US9432569B2 (en) 2012-09-06 2016-08-30 Fujifilm Corporation Imaging device and focus control method

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9432569B2 (en) 2012-09-06 2016-08-30 Fujifilm Corporation Imaging device and focus control method
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