JPH07143170A - 情報配送システム - Google Patents
情報配送システムInfo
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- JPH07143170A JPH07143170A JP5314493A JP31449393A JPH07143170A JP H07143170 A JPH07143170 A JP H07143170A JP 5314493 A JP5314493 A JP 5314493A JP 31449393 A JP31449393 A JP 31449393A JP H07143170 A JPH07143170 A JP H07143170A
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F13/00—Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
- G06F13/10—Program control for peripheral devices
- G06F13/12—Program control for peripheral devices using hardware independent of the central processor, e.g. channel or peripheral processor
- G06F13/124—Program control for peripheral devices using hardware independent of the central processor, e.g. channel or peripheral processor where hardware is a sequential transfer control unit, e.g. microprocessor, peripheral processor or state-machine
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L12/00—Data switching networks
- H04L12/54—Store-and-forward switching systems
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Computer And Data Communications (AREA)
- Information Transfer Between Computers (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
ニュース記事を上流サイトから下流サイトに順次に転送
して各サイトに配付・蓄積するネットワークニュースシ
ステム等の情報配送システムに関し、各サイトにおける
配送情報を蓄積する記憶装置の空き容量不足に対して
も、配送情報を滞りなく各サイトに配送できるようにし
て、ネットワークリンクの利用効率を向上させ、また配
送情報の転送遅延を軽減できるようにすることを目的と
し、配送情報を上流サイト側から下流サイト側に順次に
転送して各サイトに蓄積する情報配送方法であって、各
サイトは該上流サイトから受信した配送情報を配送情報
記憶装置23の空き容量不足のため自サイトに蓄積でき
なかった場合であっても、該受信した配送情報を下流サ
イトに転送するようにしたものである。
して各サイトに配付・蓄積するネットワークニュースシ
ステム等の情報配送システムに関し、各サイトにおける
配送情報を蓄積する記憶装置の空き容量不足に対して
も、配送情報を滞りなく各サイトに配送できるようにし
て、ネットワークリンクの利用効率を向上させ、また配
送情報の転送遅延を軽減できるようにすることを目的と
し、配送情報を上流サイト側から下流サイト側に順次に
転送して各サイトに蓄積する情報配送方法であって、各
サイトは該上流サイトから受信した配送情報を配送情報
記憶装置23の空き容量不足のため自サイトに蓄積でき
なかった場合であっても、該受信した配送情報を下流サ
イトに転送するようにしたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ニュース記事を上流サ
イトから下流サイトに順次に転送して各サイトに配付・
蓄積するネットワークニュースシステム等の情報配送シ
ステムに関する。
イトから下流サイトに順次に転送して各サイトに配付・
蓄積するネットワークニュースシステム等の情報配送シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】ネットワークニュースシステムは、ネッ
トワークで結合された多数のサイトに対してネットワー
クを通じて記事を配付するためのシステムであり、上流
側にあるサイトが記事を下流のサイトに転送し、その下
流サイトが当該記事を受け取って保存したらその記事を
さらに下流のサイトにも転送することを繰り返すこと
で、ネットワーク内の全てのサイトに記事が行き渡るよ
うにしている。
トワークで結合された多数のサイトに対してネットワー
クを通じて記事を配付するためのシステムであり、上流
側にあるサイトが記事を下流のサイトに転送し、その下
流サイトが当該記事を受け取って保存したらその記事を
さらに下流のサイトにも転送することを繰り返すこと
で、ネットワーク内の全てのサイトに記事が行き渡るよ
うにしている。
【0003】図9は従来方式のネットワークニュースシ
ステムの概略構成を示す図である。図中、3は記事を保
存・蓄積するためのニューススプール(二次記憶装
置)、2はニューススプール3に一定量以上の空き容量
があるかをチェックするスプール容量チェック機構、
1’は上流サイトから受信した記事をニューススプール
3へ蓄積すると共に下流サイトへ転送する処理を行う配
送機構、6はニューススプール3に蓄積した記事のID
(識別情報)を記録するための蓄積記事テーブル、9は
上流サイトから受信した記事を一時的に保存するための
受信用スプール、10は下流サイトに転送する記事を一
時的に保存するための送信用スプールである。
ステムの概略構成を示す図である。図中、3は記事を保
存・蓄積するためのニューススプール(二次記憶装
置)、2はニューススプール3に一定量以上の空き容量
があるかをチェックするスプール容量チェック機構、
1’は上流サイトから受信した記事をニューススプール
3へ蓄積すると共に下流サイトへ転送する処理を行う配
送機構、6はニューススプール3に蓄積した記事のID
(識別情報)を記録するための蓄積記事テーブル、9は
上流サイトから受信した記事を一時的に保存するための
受信用スプール、10は下流サイトに転送する記事を一
時的に保存するための送信用スプールである。
【0004】この従来システムでは、各サイトは自サイ
トのニューススプール3に空き容量があるか否かをスプ
ール容量チェック機構2でチェックし、そのチェック結
果を上流サイトに伝える。それにより上流サイトでは下
流サイトのニューススプール3に空き容量があるかを知
り、下流サイトのニューススプール3の空き容量が一定
量よりも少ないと、記事の下流サイトへの送信を行わ
ず、下流サイトのニューススプール3の空き容量が増え
るまで記事の送信を待機している。
トのニューススプール3に空き容量があるか否かをスプ
ール容量チェック機構2でチェックし、そのチェック結
果を上流サイトに伝える。それにより上流サイトでは下
流サイトのニューススプール3に空き容量があるかを知
り、下流サイトのニューススプール3の空き容量が一定
量よりも少ないと、記事の下流サイトへの送信を行わ
ず、下流サイトのニューススプール3の空き容量が増え
るまで記事の送信を待機している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、この従来
システムでは、下流サイトのニューススプール3の空き
容量が増えるまで当該上流・下流サイト間のネットワー
クリンクが使用されず「空き」状態のままとなるので、
ネットワークの利用効率上、無駄である。
システムでは、下流サイトのニューススプール3の空き
容量が増えるまで当該上流・下流サイト間のネットワー
クリンクが使用されず「空き」状態のままとなるので、
ネットワークの利用効率上、無駄である。
【0006】また、空き容量が不足し記事を受信できな
いでいるサイトの更に下流のサイトはそのニューススプ
ールに空き容量があり記事を受信可能である場合でも、
その下流サイトは上流サイトの空き容量不足のため記事
を受信できないことになる。よってこのような場合、そ
の上流サイトの存在は記事の転送遅延を引き起こす原因
となるだけである。
いでいるサイトの更に下流のサイトはそのニューススプ
ールに空き容量があり記事を受信可能である場合でも、
その下流サイトは上流サイトの空き容量不足のため記事
を受信できないことになる。よってこのような場合、そ
の上流サイトの存在は記事の転送遅延を引き起こす原因
となるだけである。
【0007】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであり、ネットワークニュースシステム等の情報配送
システムにおいて、各サイトにおける配送情報を蓄積す
る記憶装置の空き容量不足に対しても、配送情報を滞り
なく各サイトに配送できるようにして、ネットワークリ
ンクの利用効率を向上させ、また配送情報の転送遅延を
軽減できるようにすることを目的とする。
のであり、ネットワークニュースシステム等の情報配送
システムにおいて、各サイトにおける配送情報を蓄積す
る記憶装置の空き容量不足に対しても、配送情報を滞り
なく各サイトに配送できるようにして、ネットワークリ
ンクの利用効率を向上させ、また配送情報の転送遅延を
軽減できるようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1は本発明に係る原理
説明図である。上述の課題を解決するために、本発明の
情報配送方法は、基本的な形態として、配送情報を上流
サイト側から下流サイト側に順次に転送して各サイトに
蓄積する情報配送方法であって、各サイトは該上流サイ
トから受信した配送情報を配送情報記憶装置23の空き
容量不足のため自サイトに蓄積できなかった場合であっ
ても、該受信した配送情報を下流サイトに転送するよう
にしたものである。
説明図である。上述の課題を解決するために、本発明の
情報配送方法は、基本的な形態として、配送情報を上流
サイト側から下流サイト側に順次に転送して各サイトに
蓄積する情報配送方法であって、各サイトは該上流サイ
トから受信した配送情報を配送情報記憶装置23の空き
容量不足のため自サイトに蓄積できなかった場合であっ
ても、該受信した配送情報を下流サイトに転送するよう
にしたものである。
【0009】また本発明の情報配送方法は、他の形態と
して、上述の情報配送方法において、自サイトに蓄積で
きなかった配送情報の識別情報を通過配送情報テーブル
24に記録しておき、自サイトの配送情報記憶装置23
に所定量以上の空き容量ができたら通過配送情報テーブ
ル24に記録された識別情報の配送情報についての再送
要求メッセージを上流サイトに送信するようにしたもの
である。
して、上述の情報配送方法において、自サイトに蓄積で
きなかった配送情報の識別情報を通過配送情報テーブル
24に記録しておき、自サイトの配送情報記憶装置23
に所定量以上の空き容量ができたら通過配送情報テーブ
ル24に記録された識別情報の配送情報についての再送
要求メッセージを上流サイトに送信するようにしたもの
である。
【0010】また、本発明の情報配送方法は、他の形態
として、上述の情報配送方法において、配送情報記憶装
置23に蓄積した配送情報の識別情報を蓄積配送情報テ
ーブル26に記録しておき、下流サイトから再送要求メ
ッセージを受信した時に、その再送要求された配送情報
が蓄積配送情報テーブル26にあるかをチェックし、あ
る場合には当該配送情報を配送情報記憶装置23から読
み出して下流サイトへ再送するようにしたものである。
として、上述の情報配送方法において、配送情報記憶装
置23に蓄積した配送情報の識別情報を蓄積配送情報テ
ーブル26に記録しておき、下流サイトから再送要求メ
ッセージを受信した時に、その再送要求された配送情報
が蓄積配送情報テーブル26にあるかをチェックし、あ
る場合には当該配送情報を配送情報記憶装置23から読
み出して下流サイトへ再送するようにしたものである。
【0011】また、本発明の情報配送方法は、他の形態
として、上述の情報配送方法において、蓄積配送情報テ
ーブル26に存在しない配送情報の再送要求メッセージ
を下流サイトから受けた場合にその再送要求メッセージ
をさらに上流サイトへ転送するようにしたものである。
として、上述の情報配送方法において、蓄積配送情報テ
ーブル26に存在しない配送情報の再送要求メッセージ
を下流サイトから受けた場合にその再送要求メッセージ
をさらに上流サイトへ転送するようにしたものである。
【0012】また、本発明の情報配送方法は、他の形態
として、上述の情報配送方法において、再送要求メッセ
ージ内にホップカウンタを設け、再送要求メッセージを
上流サイトに転送する時にはホップカウンタの値を更新
するようにし、またホップカウンタの値が所定値に達し
た再送要求メッセージは上流サイトに転送しないように
したものである。
として、上述の情報配送方法において、再送要求メッセ
ージ内にホップカウンタを設け、再送要求メッセージを
上流サイトに転送する時にはホップカウンタの値を更新
するようにし、またホップカウンタの値が所定値に達し
た再送要求メッセージは上流サイトに転送しないように
したものである。
【0013】また、本発明の情報配送方法は、他の形態
として、上述の情報配送方法において、再送要求メッセ
ージを上流サイトに転送することに換えて下流サイトに
転送し、下流サイトから配送情報の転送を受けるように
したものである。
として、上述の情報配送方法において、再送要求メッセ
ージを上流サイトに転送することに換えて下流サイトに
転送し、下流サイトから配送情報の転送を受けるように
したものである。
【0014】本発明の情報配送装置は、基本的な形態と
して、配送情報を上流サイト側から下流サイト側に順次
に転送して各サイトに蓄積するための情報配送装置であ
って、上流サイトからの配送情報を蓄積するための配送
情報記憶装置23と、配送情報記憶装置23に所定量以
上の空き容量があるかをチェックする空き容量チェック
機構22と、配送情報記憶装置23に蓄積しなかった上
流サイトからの配送情報の識別情報を記録する通過配送
情報テーブル24と、空き容量チェック機構22のチェ
ック結果を参照して配送情報記憶装置23に空き容量が
できたら通過配送情報テーブル24に記録された識別情
報の配送情報について上流サイトへの再送要求メッセー
ジを送信要求する再送要求機構27と、上流サイトから
転送された配送情報を下流サイトに転送すると共に、そ
の際、空き容量チェック機構のチェック結果を参照して
配送情報記憶装置23に空き容量が有る時には配送情報
を配送情報記憶装置23に蓄積し無い時には蓄積せずに
その配送情報の識別情報を通過配送情報テーブル24に
記録し、また再送要求機構25が送信要求を発生した時
には再送要求メッセージを上流サイトに送信する配送機
構とを備えたものである。
して、配送情報を上流サイト側から下流サイト側に順次
に転送して各サイトに蓄積するための情報配送装置であ
って、上流サイトからの配送情報を蓄積するための配送
情報記憶装置23と、配送情報記憶装置23に所定量以
上の空き容量があるかをチェックする空き容量チェック
機構22と、配送情報記憶装置23に蓄積しなかった上
流サイトからの配送情報の識別情報を記録する通過配送
情報テーブル24と、空き容量チェック機構22のチェ
ック結果を参照して配送情報記憶装置23に空き容量が
できたら通過配送情報テーブル24に記録された識別情
報の配送情報について上流サイトへの再送要求メッセー
ジを送信要求する再送要求機構27と、上流サイトから
転送された配送情報を下流サイトに転送すると共に、そ
の際、空き容量チェック機構のチェック結果を参照して
配送情報記憶装置23に空き容量が有る時には配送情報
を配送情報記憶装置23に蓄積し無い時には蓄積せずに
その配送情報の識別情報を通過配送情報テーブル24に
記録し、また再送要求機構25が送信要求を発生した時
には再送要求メッセージを上流サイトに送信する配送機
構とを備えたものである。
【0015】また、本発明の情報配送装置は、他の形態
として、上述の情報配送装置において、配送情報記憶装
置23に蓄積した配送情報の識別情報を記録する蓄積配
送情報テーブル26と、下流サイトから再送要求メッセ
ージを受信した時に、その再送要求された配送情報が蓄
積配送情報テーブル26にあるかをチェックし、ある場
合には当該配送情報の下流サイトへの再送を送信要求す
る再送要求処理機構27とを備え、配送機構21は下流
サイトからの再送要求メッセージを検出して再送要求処
理機構に伝える機能を持ち、再送要求処理機構27が再
送を送信要求すると再送要求された配送情報を配送情報
記憶装置23から読み出して下流サイトに再送するよう
に構成されたものである。
として、上述の情報配送装置において、配送情報記憶装
置23に蓄積した配送情報の識別情報を記録する蓄積配
送情報テーブル26と、下流サイトから再送要求メッセ
ージを受信した時に、その再送要求された配送情報が蓄
積配送情報テーブル26にあるかをチェックし、ある場
合には当該配送情報の下流サイトへの再送を送信要求す
る再送要求処理機構27とを備え、配送機構21は下流
サイトからの再送要求メッセージを検出して再送要求処
理機構に伝える機能を持ち、再送要求処理機構27が再
送を送信要求すると再送要求された配送情報を配送情報
記憶装置23から読み出して下流サイトに再送するよう
に構成されたものである。
【0016】また、本発明の情報配送装置は、他の形態
として、上述の情報配送装置において、蓄積配送情報テ
ーブル26に存在しない配送情報の再送要求メッセージ
を下流サイトから受けた場合、再送要求処理機構27は
それを検知しそれに応じて配送機構21は再送要求メッ
セージをさらに上流サイトへ転送するように構成された
ものである。
として、上述の情報配送装置において、蓄積配送情報テ
ーブル26に存在しない配送情報の再送要求メッセージ
を下流サイトから受けた場合、再送要求処理機構27は
それを検知しそれに応じて配送機構21は再送要求メッ
セージをさらに上流サイトへ転送するように構成された
ものである。
【0017】また、本発明の情報配送装置は、他の形態
として、上述の情報配送装置において、再送要求メッセ
ージ内にホップカウンタを設け、再送要求処理機構27
は再送要求メッセージを上流サイトに転送する時にはホ
ップカウンタの値を更新するようにし、またホップカウ
ンタの値が所定値に達した再送要求メッセージは上流サ
イトに転送しないように構成されたものである。
として、上述の情報配送装置において、再送要求メッセ
ージ内にホップカウンタを設け、再送要求処理機構27
は再送要求メッセージを上流サイトに転送する時にはホ
ップカウンタの値を更新するようにし、またホップカウ
ンタの値が所定値に達した再送要求メッセージは上流サ
イトに転送しないように構成されたものである。
【0018】また本発明の情報配送装置は、他の形態と
して、上述の情報配送装置において、配送機構21は再
送要求メッセージを上流サイトに転送することに換えて
下流サイトに転送し、まだ上流サイトからの再送要求メ
ッセージに対してそれに対応した配送情報が蓄積されて
いればそれを上流サイトに送信するようにしたものであ
る。
して、上述の情報配送装置において、配送機構21は再
送要求メッセージを上流サイトに転送することに換えて
下流サイトに転送し、まだ上流サイトからの再送要求メ
ッセージに対してそれに対応した配送情報が蓄積されて
いればそれを上流サイトに送信するようにしたものであ
る。
【0019】また、本発明の情報配送装置は、他の形態
として、上述の情報配送装置において、上流サイトと下
流サイトの送受信用の通信シプールを受信専用、送信専
用の二つに分け、受信した配送情報を確実に下流サイト
へ転送できるようにしたものである。
として、上述の情報配送装置において、上流サイトと下
流サイトの送受信用の通信シプールを受信専用、送信専
用の二つに分け、受信した配送情報を確実に下流サイト
へ転送できるようにしたものである。
【0020】
【作用】上記のように構成された情報配送システムにお
いては、各サイトは配送情報記憶装置23の空き容量が
不足しているため上流サイトからの配送情報を自サイト
に蓄積できない場合でも、配送機構21がその配送情報
をさらに下流サイトへと自動的に転送するため、配送情
報の装置が無意味に各サイトで滞ることなく、搬送情報
は他のサイトへと迅速に伝搬される。
いては、各サイトは配送情報記憶装置23の空き容量が
不足しているため上流サイトからの配送情報を自サイト
に蓄積できない場合でも、配送機構21がその配送情報
をさらに下流サイトへと自動的に転送するため、配送情
報の装置が無意味に各サイトで滞ることなく、搬送情報
は他のサイトへと迅速に伝搬される。
【0021】また、空き容量不足の間に蓄積されること
なく単に通過した配送情報の識別情報のリストを、配送
機構12が通過配送情報テーブル24に記録しておき、
再送要求機構25が空き容量チェック機構22を通じて
配送情報記憶装置の空きを検知すると、通過配送情報テ
ーブル24で指示された配送情報を受け取るべく、上流
サイトに再送要求を送信する。 また、同様の再送要求
を自分の下流サイトから受け取った場合には、再送要求
処理機構27が蓄積配送情報テーブル26内を検索し、
要求された配送情報が自分の配送情報記憶装置23内に
存在するか否かをチェックし、存在すれば取り出して下
流サイトへ送信する。この蓄積配送情報テーブル26に
は、配送機構21が配送情報記憶装置23に配送情報を
蓄積する際にその配送情報の識別情報が記録される。
なく単に通過した配送情報の識別情報のリストを、配送
機構12が通過配送情報テーブル24に記録しておき、
再送要求機構25が空き容量チェック機構22を通じて
配送情報記憶装置の空きを検知すると、通過配送情報テ
ーブル24で指示された配送情報を受け取るべく、上流
サイトに再送要求を送信する。 また、同様の再送要求
を自分の下流サイトから受け取った場合には、再送要求
処理機構27が蓄積配送情報テーブル26内を検索し、
要求された配送情報が自分の配送情報記憶装置23内に
存在するか否かをチェックし、存在すれば取り出して下
流サイトへ送信する。この蓄積配送情報テーブル26に
は、配送機構21が配送情報記憶装置23に配送情報を
蓄積する際にその配送情報の識別情報が記録される。
【0022】配送情報記憶装置23の空き容量不足のサ
イトが連続して多数存在すると、再送要求および再送の
トラフィックが一部のサイト間のリンクに集中してしま
う。よって、各サイトの再送要求処理機構7は再送要求
メッセージを上流サイトに送信する際にその再送要求メ
ッセージ内のホップカウンタをインクリメントするよう
にし、これにより下流サイトから受け取った再送要求メ
ッセージ内のホップカウンタをチェックしてその値が制
限値よりも大きい場合はそれ以上上流に該メッセージを
転送しないようにすれば、再送要求メッセージが伝達す
るサイトの数を制限することができ、それによって、再
送要求および再送が特定のサイト間に集中してトラフィ
ックを溢れさせないようにすることができる。
イトが連続して多数存在すると、再送要求および再送の
トラフィックが一部のサイト間のリンクに集中してしま
う。よって、各サイトの再送要求処理機構7は再送要求
メッセージを上流サイトに送信する際にその再送要求メ
ッセージ内のホップカウンタをインクリメントするよう
にし、これにより下流サイトから受け取った再送要求メ
ッセージ内のホップカウンタをチェックしてその値が制
限値よりも大きい場合はそれ以上上流に該メッセージを
転送しないようにすれば、再送要求メッセージが伝達す
るサイトの数を制限することができ、それによって、再
送要求および再送が特定のサイト間に集中してトラフィ
ックを溢れさせないようにすることができる。
【0023】また、上流、下流サイトとの記事の送受信
に用いる通信スプールを、受信専用と送信専用に分ける
ことによって、通信スプールが受信記事だけで一杯にな
って記事の転送ができなくなるのを防ぐことができる。
に用いる通信スプールを、受信専用と送信専用に分ける
ことによって、通信スプールが受信記事だけで一杯にな
って記事の転送ができなくなるのを防ぐことができる。
【0024】なお、再送要求メッセージは上流サイトに
転送するだけでなく、それに換えて下流サイトに転送
し、下流サイトから配送情報の転送を受けるようにする
こともできる。
転送するだけでなく、それに換えて下流サイトに転送
し、下流サイトから配送情報の転送を受けるようにする
こともできる。
【0025】
【実施例】図2には、本発明の一実施例構成図であり、
ネットワークニュースシステムを構成するサイトの構成
例を示している。このサイトはホスト計算機からなる。
この実施例では、上流サイト、下流サイトはそれぞれ1
つとしているが、上流、下流に複数のサイトが継ってい
ても勿論よい。
ネットワークニュースシステムを構成するサイトの構成
例を示している。このサイトはホスト計算機からなる。
この実施例では、上流サイト、下流サイトはそれぞれ1
つとしているが、上流、下流に複数のサイトが継ってい
ても勿論よい。
【0026】図2において、ニューススプール3はニュ
ース記事をコピー・蓄積するため二次記憶装置、スプー
ル容量チェック機構2はニューススプール3に一定量以
上の空き容量があるかをチェックする装置である。
ース記事をコピー・蓄積するため二次記憶装置、スプー
ル容量チェック機構2はニューススプール3に一定量以
上の空き容量があるかをチェックする装置である。
【0027】受信機構8は上流サイトからの記事あるい
は下流サイトからの再送要求メッセージ等を受信するた
めの装置、受信用スプール9は受信機構8で受信したそ
れらの記事等を一時的に保存するための二次記憶装置で
ある。送信用スプール10はニューススプール3からコ
ピーされた下流サイト向けの記事あるいは配送機構1か
ら渡された上流サイト向けの再送要求メッセージ等を一
時的に保存する二次記憶装置、送信機構10は送信スプ
ールの内容が記事であればそれを下流サイトに向けて、
あるいは再送要求メッセージであればそれを上流サイト
に向けて送信する装置である。
は下流サイトからの再送要求メッセージ等を受信するた
めの装置、受信用スプール9は受信機構8で受信したそ
れらの記事等を一時的に保存するための二次記憶装置で
ある。送信用スプール10はニューススプール3からコ
ピーされた下流サイト向けの記事あるいは配送機構1か
ら渡された上流サイト向けの再送要求メッセージ等を一
時的に保存する二次記憶装置、送信機構10は送信スプ
ールの内容が記事であればそれを下流サイトに向けて、
あるいは再送要求メッセージであればそれを上流サイト
に向けて送信する装置である。
【0028】このように、上流サイトと下流サイトとの
記事の送受信に用いる通信スプールを、受信専用と送信
専用に分けることによって、通信スプールが受信記事だ
けで一杯になって記事の転送ができなくなるのを防ぐこ
とができる。
記事の送受信に用いる通信スプールを、受信専用と送信
専用に分けることによって、通信スプールが受信記事だ
けで一杯になって記事の転送ができなくなるのを防ぐこ
とができる。
【0029】蓄積記事テーブル6はニューススプール3
に蓄積した記事のID(識別情報)を記録するための記
憶装置、通過記事テーブル4はニューススプール3に蓄
積せずに単に自サイトを通過しただけ(スルーと称す
る)の記事のIDを記録するための記憶装置である。こ
の蓄積記事テーブル6と通過記事テーブル4の記憶デー
タは同じ形式でよく、最低限、記事のIDがリストされ
るものであればよい。
に蓄積した記事のID(識別情報)を記録するための記
憶装置、通過記事テーブル4はニューススプール3に蓄
積せずに単に自サイトを通過しただけ(スルーと称す
る)の記事のIDを記録するための記憶装置である。こ
の蓄積記事テーブル6と通過記事テーブル4の記憶デー
タは同じ形式でよく、最低限、記事のIDがリストされ
るものであればよい。
【0030】図6にはこの蓄積記事テーブル6と通過記
事テーブル4の内容の例が示される。図示するように、
< >内のデータが記事を識別するための各記事に固
有のIDとなっており、これらを並べてリストを形成し
ている。
事テーブル4の内容の例が示される。図示するように、
< >内のデータが記事を識別するための各記事に固
有のIDとなっており、これらを並べてリストを形成し
ている。
【0031】再送要求機構5は、スプール容量チェック
機構2のチェック結果を参照してニューススプール3が
空き容量不足から空き容量有りに転じたことを検知し、
その場合に通過記事テーブル4を参照して、スプール容
量不足の期間中にニューススプール3に蓄積せず単に自
サイトを通過しただけの記事があるか否かを調べ、あれ
ばその記事について上流サイトに対して再送を要求する
再送要求メッセージを生成して配送機構1に送信要求す
る装置である。この再送要求メッセージ(パケット)に
は、サイトを通過する毎に再送要求処理機構7によって
インクリメントされるホップカウンタを設ける。
機構2のチェック結果を参照してニューススプール3が
空き容量不足から空き容量有りに転じたことを検知し、
その場合に通過記事テーブル4を参照して、スプール容
量不足の期間中にニューススプール3に蓄積せず単に自
サイトを通過しただけの記事があるか否かを調べ、あれ
ばその記事について上流サイトに対して再送を要求する
再送要求メッセージを生成して配送機構1に送信要求す
る装置である。この再送要求メッセージ(パケット)に
は、サイトを通過する毎に再送要求処理機構7によって
インクリメントされるホップカウンタを設ける。
【0032】再送要求処理機構7は、配送機構1から下
流サイトからの再送要求メッセージを渡されると、その
再送要求メッセージ中の再送要求された記事のIDが蓄
積記事テーブル6に記録されているか否かをチェック
し、記録されていてかつ再送要求メッセージ中のホップ
カウントが制限値以下ならば、配送機構1に対してその
記事をニューススプール3から読み出して再送要求を発
した下流サイトに送信するよう送信要求し、また制限値
に達していればその再送要求を無視し、一方、蓄積記事
テーブル6中に記録されていなければその再送要求メッ
セージ中のホップカウントをインクリメントして配送機
構1に渡し更に上流サイトに送信するよう送信要求する
装置である
流サイトからの再送要求メッセージを渡されると、その
再送要求メッセージ中の再送要求された記事のIDが蓄
積記事テーブル6に記録されているか否かをチェック
し、記録されていてかつ再送要求メッセージ中のホップ
カウントが制限値以下ならば、配送機構1に対してその
記事をニューススプール3から読み出して再送要求を発
した下流サイトに送信するよう送信要求し、また制限値
に達していればその再送要求を無視し、一方、蓄積記事
テーブル6中に記録されていなければその再送要求メッ
セージ中のホップカウントをインクリメントして配送機
構1に渡し更に上流サイトに送信するよう送信要求する
装置である
【0033】配送機構1は蓄積部1a 、再送要求検出部
1b 、リレー部1c 、読込部1d 、書出部1e を含み構
成される。ここで、読込部1d は受信用スプール9から
その内容(記事等)を読み込む機能部分である。再送要
求検出部1d は読込部1d で読み込んだ記事等の読込デ
ータ中に再送要求メッセージが混じっていればそれを抽
出する機能部分である。蓄積部1a はニューススプール
3に空き容量があれば読込部1d が読み込んだ記事をニ
ューススプール3に蓄積すると共にリレー部1c に渡し
てそれらの記事のIDを蓄積記事テーブル6に記録し、
一方、空き容量がなければその記事をそのままリレー部
1c に渡してそれらの記事のIDを通過記事テーブル4
に記録する機能部分である。リレー部1c は蓄積部1a
から渡された記事から下流に転送するべき記事を抽出し
て所定の処理を施し書出部1e に渡す機能部分である。
書出部1e はリレー部1c から渡された記事、あるいは
再送要求機構5から渡された再送要求メッセージを送信
用スプール11に書き出す機能部分である。
1b 、リレー部1c 、読込部1d 、書出部1e を含み構
成される。ここで、読込部1d は受信用スプール9から
その内容(記事等)を読み込む機能部分である。再送要
求検出部1d は読込部1d で読み込んだ記事等の読込デ
ータ中に再送要求メッセージが混じっていればそれを抽
出する機能部分である。蓄積部1a はニューススプール
3に空き容量があれば読込部1d が読み込んだ記事をニ
ューススプール3に蓄積すると共にリレー部1c に渡し
てそれらの記事のIDを蓄積記事テーブル6に記録し、
一方、空き容量がなければその記事をそのままリレー部
1c に渡してそれらの記事のIDを通過記事テーブル4
に記録する機能部分である。リレー部1c は蓄積部1a
から渡された記事から下流に転送するべき記事を抽出し
て所定の処理を施し書出部1e に渡す機能部分である。
書出部1e はリレー部1c から渡された記事、あるいは
再送要求機構5から渡された再送要求メッセージを送信
用スプール11に書き出す機能部分である。
【0034】上述の受信機構8、配送機構1、送信機構
10、再送要求機構5はそれぞれタイマを備えており、
これらの各機構はタイマによって一定時間おきに起動さ
れるようになっている。
10、再送要求機構5はそれぞれタイマを備えており、
これらの各機構はタイマによって一定時間おきに起動さ
れるようになっている。
【0035】以下に本実施例の動作を図3〜図5のフロ
ーチャートを参照しつつ説明する。ここで、図3は記事
の転送(リレー)時の動作手順のフローチャート、図4
は再送要求時の動作手順のフローチャート、図5は再送
要求処理時の動作手順のフローチャートである。
ーチャートを参照しつつ説明する。ここで、図3は記事
の転送(リレー)時の動作手順のフローチャート、図4
は再送要求時の動作手順のフローチャート、図5は再送
要求処理時の動作手順のフローチャートである。
【0036】まず、図3を参照して記事の転送時の動作
手順を説明する。この記事の転送は上流サイトから受信
した記事を滞りなく下流サイトに転送するためのもので
ある。
手順を説明する。この記事の転送は上流サイトから受信
した記事を滞りなく下流サイトに転送するためのもので
ある。
【0037】図3において、受信機構8はタイマによっ
て一定時刻に定期的に起動され、上流サイトからニュー
スの記事(群)を受信し、それらを受信用スプール9に
保存する(ステップS1)。
て一定時刻に定期的に起動され、上流サイトからニュー
スの記事(群)を受信し、それらを受信用スプール9に
保存する(ステップS1)。
【0038】また、配送機構1も独自のタイマによって
起動され、まず読込部1d が受信用スプール9からその
記事群を読み込んで(ステップS2)、再送要求検出部
1dに渡す。もし、それらの記事群に混じって下流サイ
トからの再送要求メッセージがあると、再送要求検出部
1d がそれを検出し、再送要求処理機構7にその再送要
求メッセージを渡して処理を依頼する(ステップS
3)。この処理については後述の再送要求処理で説明す
る。
起動され、まず読込部1d が受信用スプール9からその
記事群を読み込んで(ステップS2)、再送要求検出部
1dに渡す。もし、それらの記事群に混じって下流サイ
トからの再送要求メッセージがあると、再送要求検出部
1d がそれを検出し、再送要求処理機構7にその再送要
求メッセージを渡して処理を依頼する(ステップS
3)。この処理については後述の再送要求処理で説明す
る。
【0039】次に、蓄積部1a がスプール容量チェック
機構2を通してニューススプール3の容量チェックを行
う(ステップS4)。もしスプール容量に一定量の空き
があれば、読み込んだ記事群をニューススプール3にコ
ピー・蓄積するとともに(ステップS5)、記事群の各
IDを蓄積記事テーブル6に記録する(ステップS
6)。一方、ニューススプール3に一定量の空き容量が
なければ、それらの記事群をニューススプール3には蓄
積せず、それら記事群の各IDを通過記事テーブル4に
記録する(ステップS7)。
機構2を通してニューススプール3の容量チェックを行
う(ステップS4)。もしスプール容量に一定量の空き
があれば、読み込んだ記事群をニューススプール3にコ
ピー・蓄積するとともに(ステップS5)、記事群の各
IDを蓄積記事テーブル6に記録する(ステップS
6)。一方、ニューススプール3に一定量の空き容量が
なければ、それらの記事群をニューススプール3には蓄
積せず、それら記事群の各IDを通過記事テーブル4に
記録する(ステップS7)。
【0040】また、ニューススプール3に空きがあった
か否かに関わらず、上流サイトから受信した記事群はリ
レー部1c に渡される。リレー部1c では、記事群を下
流サイトに転送すべきか否かを1記事ずつチェックし
(ステップS8)、転送すべき記事は必要であれば所定
の処理を施して書出部1e に渡す(ステップS9)。こ
の処理としては例えばその記事群がどのようなサイトを
通過してきたか分かるよう通過サイトの番号を挿入する
などがある。
か否かに関わらず、上流サイトから受信した記事群はリ
レー部1c に渡される。リレー部1c では、記事群を下
流サイトに転送すべきか否かを1記事ずつチェックし
(ステップS8)、転送すべき記事は必要であれば所定
の処理を施して書出部1e に渡す(ステップS9)。こ
の処理としては例えばその記事群がどのようなサイトを
通過してきたか分かるよう通過サイトの番号を挿入する
などがある。
【0041】書出部1e は、それらの記事群を送信用ス
プール11にコピー・格納する(ステップS10)。最
後に、送信機構10もまたタイマによって起動され、送
信用スプール11に格納されている記事を取り出して下
流サイトへ送信する(ステップS11)。
プール11にコピー・格納する(ステップS10)。最
後に、送信機構10もまたタイマによって起動され、送
信用スプール11に格納されている記事を取り出して下
流サイトへ送信する(ステップS11)。
【0042】次に図4を参照して再送要求時の動作手順
を説明する。この再送要求はニューススプール3の空き
容量不足のため自サイトに蓄積しなかった記事を、後に
空き容量ができた時に上流サイトから獲得するためのも
のである。
を説明する。この再送要求はニューススプール3の空き
容量不足のため自サイトに蓄積しなかった記事を、後に
空き容量ができた時に上流サイトから獲得するためのも
のである。
【0043】図4において、再送要求機構5はタイマに
よって一定時刻に起動され、スプール容量チェック機構
2を通してニューススプール3の容量チェックを行い
(ステップS21)、一定量の「空き」があるか否かを
検知する。もし一定量の空きがなければ、上流サイトに
再送要求をしても、それに応じて再送されてきた記事を
ニューススプール3に蓄積することができないから、再
送要求機構5はそこで動作を終了する。
よって一定時刻に起動され、スプール容量チェック機構
2を通してニューススプール3の容量チェックを行い
(ステップS21)、一定量の「空き」があるか否かを
検知する。もし一定量の空きがなければ、上流サイトに
再送要求をしても、それに応じて再送されてきた記事を
ニューススプール3に蓄積することができないから、再
送要求機構5はそこで動作を終了する。
【0044】一方、スプール容量に一定量以上の空きが
あれば、続いて通過記事テーブル4を参照して、ニュー
ススプール3に蓄積しなかった記事のIDが記録されて
いるか否かをチェックする。もし一つでも記録されてい
る場合には、その記事を上流サイトから獲得するために
それらのIDを埋め込んだ再送要求メッセージを生成し
(ステップS23)、その再送要求メッセージを配送機
構1に渡す(ステップS24)。この時、再送要求メッ
セージ内のホップカウンタは初期化され、「1」が設定
される。
あれば、続いて通過記事テーブル4を参照して、ニュー
ススプール3に蓄積しなかった記事のIDが記録されて
いるか否かをチェックする。もし一つでも記録されてい
る場合には、その記事を上流サイトから獲得するために
それらのIDを埋め込んだ再送要求メッセージを生成し
(ステップS23)、その再送要求メッセージを配送機
構1に渡す(ステップS24)。この時、再送要求メッ
セージ内のホップカウンタは初期化され、「1」が設定
される。
【0045】この再送要求メッセージの例を図7に示
す。図示のように、再送要求メッセージは、再送要求の
メッセージ名(Subject:Send Me) 、再送要求元のサイト
名(Control: sendme ****)、ホップカンウト(Hopcount:
1)を含み、要求記事IDは<> 内の情報からなる。
す。図示のように、再送要求メッセージは、再送要求の
メッセージ名(Subject:Send Me) 、再送要求元のサイト
名(Control: sendme ****)、ホップカンウト(Hopcount:
1)を含み、要求記事IDは<> 内の情報からなる。
【0046】配送機構1では、受け取った再送要求メッ
セージを書出部1e が送信用スプール11に格納する
(ステップS25)。そしてタイマによって起動された
送信機構10が、送信用スプール11の再送要求メッセ
ージを上流サイトへ送信する(ステップS26)。
セージを書出部1e が送信用スプール11に格納する
(ステップS25)。そしてタイマによって起動された
送信機構10が、送信用スプール11の再送要求メッセ
ージを上流サイトへ送信する(ステップS26)。
【0047】次に、図5を参照して再送要求処理の動作
手順を説明する。この再送要求処理は下流サイトから記
事の再送要求メッセージを受信した時に、該当する記事
を自サイトに蓄積してあればそれを再送要求元の下流サ
イトに送信し、一方、自サイトに蓄積してなければ再送
要求メッセージを更に上流サイトに転送する処理であ
る。
手順を説明する。この再送要求処理は下流サイトから記
事の再送要求メッセージを受信した時に、該当する記事
を自サイトに蓄積してあればそれを再送要求元の下流サ
イトに送信し、一方、自サイトに蓄積してなければ再送
要求メッセージを更に上流サイトに転送する処理であ
る。
【0048】図5において、再送要求処理機構7は、前
述のように配送機構1内の再送要求検出部1d が受信デ
ータ中から再送要求メッセージを検出した時にその再送
要求検出部1d によって起動される。そしてまず、再送
要求検出部1d から渡された再送要求メッセージ内に記
された再送して欲しい記事のID(要求記事ID)が蓄
積記事テーブル6内に存在するか否かをチェックする
(ステップS31)。もし存在すれば、その再送して欲
しい記事を自サイトのニューススプール3に保存してい
るので、当該記事を下流サイトに送信するよう配送機構
1に指示する(ステップS32)。
述のように配送機構1内の再送要求検出部1d が受信デ
ータ中から再送要求メッセージを検出した時にその再送
要求検出部1d によって起動される。そしてまず、再送
要求検出部1d から渡された再送要求メッセージ内に記
された再送して欲しい記事のID(要求記事ID)が蓄
積記事テーブル6内に存在するか否かをチェックする
(ステップS31)。もし存在すれば、その再送して欲
しい記事を自サイトのニューススプール3に保存してい
るので、当該記事を下流サイトに送信するよう配送機構
1に指示する(ステップS32)。
【0049】配送機構1では、リレー部1c が当該記事
をニューススプール3から読み出し(ステップS3
3)、続いて書出部1e が送信用スプール11にその読
み出した記事を格納し(ステップS34)、その後、タ
イマによって起動された送信機構10が、送信用スプー
ル11内の再送記事を再送要求元の下流サイトへ送信す
る。
をニューススプール3から読み出し(ステップS3
3)、続いて書出部1e が送信用スプール11にその読
み出した記事を格納し(ステップS34)、その後、タ
イマによって起動された送信機構10が、送信用スプー
ル11内の再送記事を再送要求元の下流サイトへ送信す
る。
【0050】一方、もし要求記事IDが蓄積記事テーブ
ル6内に存在しなければ、再送要求処理機構7はその再
送要求メッセージ内のホップカウンタが制限値未満か否
かをチェックし(ステップS36)、制限値に達してい
れば、そこで処理を終了する。達していなければ、その
再送要求メッセージ内のホップカウンタをインクリメン
トして(ステップS37)、配送機構1にその再送要求
メッセージを渡す(ステップS38)。配送機構1で
は、書出部1e が送信用スプール11にその再送要求メ
ッセージを格納する(ステップS39)。その後、タイ
マによって起動された送信機構10が、送信用スプール
11内の再送要求メッセージを上流サイトへ送信する。
ル6内に存在しなければ、再送要求処理機構7はその再
送要求メッセージ内のホップカウンタが制限値未満か否
かをチェックし(ステップS36)、制限値に達してい
れば、そこで処理を終了する。達していなければ、その
再送要求メッセージ内のホップカウンタをインクリメン
トして(ステップS37)、配送機構1にその再送要求
メッセージを渡す(ステップS38)。配送機構1で
は、書出部1e が送信用スプール11にその再送要求メ
ッセージを格納する(ステップS39)。その後、タイ
マによって起動された送信機構10が、送信用スプール
11内の再送要求メッセージを上流サイトへ送信する。
【0051】上述の再送要求メッセージ内のホップカウ
ンタは次のような役割を果たす。図8の(a)に示すよ
うに、再送要求を行った場合、それより上流側のサイト
にスプール容量不足のサイトが連続して多数存在する
と、再送要求および再送のトラフィックが一部のサイト
間のリンクに集中してしまう。このような場合、下流の
サイトはスプールが「空き無し」から「空き」となった
時に上流サイトから大量の記事を一度に転送されること
になり、その処理が大変になる。
ンタは次のような役割を果たす。図8の(a)に示すよ
うに、再送要求を行った場合、それより上流側のサイト
にスプール容量不足のサイトが連続して多数存在する
と、再送要求および再送のトラフィックが一部のサイト
間のリンクに集中してしまう。このような場合、下流の
サイトはスプールが「空き無し」から「空き」となった
時に上流サイトから大量の記事を一度に転送されること
になり、その処理が大変になる。
【0052】そこで、再送要求メッセージ内にホップカ
ウンタを設け、各サイトの再送要求処理機構7が再送要
求メッセージを受け取る度にその再送要求メッセージ内
のホップカウンタをインクリメントしてチェックするよ
うにし、ホップカウンタが制限値よりも大きい場合は、
それ以上上流にその再送要求メッセージを転送しないよ
うにする。これによって、図8の(b)に示されるよう
に、一つのサイトにトラフィックが集中することを防止
できる。図8の(b)では、ホップカウンタの制限値を
2にした場合の例を示す。
ウンタを設け、各サイトの再送要求処理機構7が再送要
求メッセージを受け取る度にその再送要求メッセージ内
のホップカウンタをインクリメントしてチェックするよ
うにし、ホップカウンタが制限値よりも大きい場合は、
それ以上上流にその再送要求メッセージを転送しないよ
うにする。これによって、図8の(b)に示されるよう
に、一つのサイトにトラフィックが集中することを防止
できる。図8の(b)では、ホップカウンタの制限値を
2にした場合の例を示す。
【0053】なお、上述の例ではホップカウンタが制限
値に達している場合には、再送要求処理を単に終了して
いるが、この代わりに、ホップカウントが制限値に達し
ている旨のメッセージを作成し、これを配送機構1を通
じて下流サイトに送信するように構成してもよい。これ
により、下流サイトは自己の発した再送要求が上流サイ
トで無視されたことを知ることができ、それにより、あ
るニューススプールに空き容量ができると予測されるあ
る期間が経過した後に再び再送要求を発生するなど適切
な対処を行うことができる。
値に達している場合には、再送要求処理を単に終了して
いるが、この代わりに、ホップカウントが制限値に達し
ている旨のメッセージを作成し、これを配送機構1を通
じて下流サイトに送信するように構成してもよい。これ
により、下流サイトは自己の発した再送要求が上流サイ
トで無視されたことを知ることができ、それにより、あ
るニューススプールに空き容量ができると予測されるあ
る期間が経過した後に再び再送要求を発生するなど適切
な対処を行うことができる。
【0054】本発明の実施にあたっては種々の変形形態
が可能である。例えば、上述の実施例では、受信機構
8、配送機構1、送信機構10、再送要求機構5にタイ
マを備え、各機構はタイマによって一定時間おきに起動
されるようにしているが、これに換えて、受信機構8は
受信を受ける毎に、配送機構1は受信機構8その他の各
機構からの呼出し毎に、送信機構10は配送機構1から
の呼出し毎に起動されるようにすることもできる。さら
にインターネット(Internet)で使用されているNNT
Pプロトコルのように記事をリアルタイムで転送する手
順を用いる場合は、受信用スプール9および送信用スプ
ール11を省くことができる。
が可能である。例えば、上述の実施例では、受信機構
8、配送機構1、送信機構10、再送要求機構5にタイ
マを備え、各機構はタイマによって一定時間おきに起動
されるようにしているが、これに換えて、受信機構8は
受信を受ける毎に、配送機構1は受信機構8その他の各
機構からの呼出し毎に、送信機構10は配送機構1から
の呼出し毎に起動されるようにすることもできる。さら
にインターネット(Internet)で使用されているNNT
Pプロトコルのように記事をリアルタイムで転送する手
順を用いる場合は、受信用スプール9および送信用スプ
ール11を省くことができる。
【0055】また上述の実施例では、各サイトは再送要
求メッセージを受信すると、再送要求された記事が自サ
イトのニューススプール3に無い場合にはその再送要求
メッセージを更に上流のサイトに転送するようにした
が、このメッセージ転送を行わないものであってもよ
い。この場合、各サイトは定期的に通過記事テーブル4
を読み、そこに要求記事IDがあれば自サイトより一段
上のサイトにだけ再送要求を行うことになる。これは実
質的にはホップカウンタの上限値が「1」の場合であ
る。
求メッセージを受信すると、再送要求された記事が自サ
イトのニューススプール3に無い場合にはその再送要求
メッセージを更に上流のサイトに転送するようにした
が、このメッセージ転送を行わないものであってもよ
い。この場合、各サイトは定期的に通過記事テーブル4
を読み、そこに要求記事IDがあれば自サイトより一段
上のサイトにだけ再送要求を行うことになる。これは実
質的にはホップカウンタの上限値が「1」の場合であ
る。
【0056】また上述の実施例では、各サイトは再送要
求メッセージを上流サイトに送信して上流サイトから記
事の再送を受けるようにしたが、本発明はこれに限られ
るものではなく、例えば上流サイトから記事の再送をな
かなか受けることができない場合には、その記事が下流
サイトにある可能性もあるので、下流サイトに対して再
送要求メッセージを送信するようにしてもよい。この場
合、下流サイトはこの再送要求メッセージに対応する記
事が蓄積してあればそれを上流サイトに送信することに
なり、蓄積してなければその再送要求メッセージを更に
下流のサイトに転送するようにする。
求メッセージを上流サイトに送信して上流サイトから記
事の再送を受けるようにしたが、本発明はこれに限られ
るものではなく、例えば上流サイトから記事の再送をな
かなか受けることができない場合には、その記事が下流
サイトにある可能性もあるので、下流サイトに対して再
送要求メッセージを送信するようにしてもよい。この場
合、下流サイトはこの再送要求メッセージに対応する記
事が蓄積してあればそれを上流サイトに送信することに
なり、蓄積してなければその再送要求メッセージを更に
下流のサイトに転送するようにする。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
各サイトは上流サイトから受信した配送情報を受信した
時、自サイトの配送情報記憶装置の空き容量が少なくて
も、その配送情報を空き容量に余裕がある可能性のある
更に下流のサイトへ先に転送するため、配送情報の転送
遅延を軽減することができる。また下流サイトへスルー
した配送情報も自サイトの空き容量ができた時点で上流
サイト(または下流サイト)から再送してもらうことに
より、本来の講読予定記事などの配送情報を取りこぼす
ことなく蓄積することができる。
各サイトは上流サイトから受信した配送情報を受信した
時、自サイトの配送情報記憶装置の空き容量が少なくて
も、その配送情報を空き容量に余裕がある可能性のある
更に下流のサイトへ先に転送するため、配送情報の転送
遅延を軽減することができる。また下流サイトへスルー
した配送情報も自サイトの空き容量ができた時点で上流
サイト(または下流サイト)から再送してもらうことに
より、本来の講読予定記事などの配送情報を取りこぼす
ことなく蓄積することができる。
【0058】さらに再送要求メッセージにホップカウン
タを設けて再送要求のスルー範囲を制限することによ
り、特定サイト間でトラフィックが溢れるのを防ぐこと
ができる。
タを設けて再送要求のスルー範囲を制限することによ
り、特定サイト間でトラフィックが溢れるのを防ぐこと
ができる。
【0059】また、上流・下流サイトとの配送情報の転
送に用いる通信スプールを受信専用、送信専用の二つに
分けることにより、配送情報の受信だけで通信スプール
が一杯になることを防ぎ、配送情報記憶装置の容量不足
で配送情報の蓄積ができない場合でも、配送情報を確実
に他サイトに転送することができる。
送に用いる通信スプールを受信専用、送信専用の二つに
分けることにより、配送情報の受信だけで通信スプール
が一杯になることを防ぎ、配送情報記憶装置の容量不足
で配送情報の蓄積ができない場合でも、配送情報を確実
に他サイトに転送することができる。
【図1】本発明に係る原理説明図である。
【図2】本発明の一実施例としてのネットワークニュー
スシステム内の一つのサイトの構成図である。
スシステム内の一つのサイトの構成図である。
【図3】実施例における記事の転送時の動作手順を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図4】実施例における再送要求時の動作手順を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図5】実施例における再送要求処理時の動作手順を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図6】実施例における蓄積記事テーブル/通過記事テ
ーブルの内容の例を示す図である。
ーブルの内容の例を示す図である。
【図7】実施例における再送要求メッセージの内容の例
を示す図である。
を示す図である。
【図8】実施例におけるホップカウンタの効果を説明す
るための図である。
るための図である。
【図9】ネットワークニュースシステムの従来例を示す
図である。
図である。
1 配送機構 1a 蓄積部 1b 再送要求検出部 1c リレー部 1d 読込部 1e 書出部 2 スプール容量チェック機構 3 ニューススプール 4 通過記事テーブル 5 再送要求機構 6 蓄積記事テーブル 7 再送要求処理機構 8 受信機構 9 受信用スプール 10 送信機構 11 送信用スプール
Claims (12)
- 【請求項1】 配送情報を上流サイト側から下流サイト
側に順次に転送して各サイトに蓄積する情報配送方法で
あって、 各サイトは該上流サイトから受信した配送情報を配送情
報記憶装置(22)の空き容量不足のため自サイトに蓄
積できなかった場合であっても、該受信した配送情報を
下流サイトに転送するようにした情報配送方法。 - 【請求項2】 該自サイトに蓄積できなかった配送情報
の識別情報を通過配送情報テーブル(24)に記録して
おき、自サイトの配送情報記憶装置に所定量以上の空き
容量ができたら該通過配送情報テーブルに記録された識
別情報の配送情報についての再送要求メッセージを上流
サイトに送信するようにしたことを特徴とする請求項1
記載の情報配送方法。 - 【請求項3】 該配送情報記憶装置に蓄積した配送情報
の識別情報を蓄積配送情報テーブル(26)に記録して
おき、下流サイトから再送要求メッセージを受信した時
に、その再送要求された配送情報が該蓄積配送情報テー
ブルにあるかをチェックし、ある場合には当該配送情報
を配送情報記憶装置から読み出して下流サイトへ再送す
ることを特徴とする請求項2記載の情報配送方法。 - 【請求項4】 該蓄積配送情報テーブルに存在しない配
送情報の再送要求メッセージを下流サイトから受けた場
合に該再送要求メッセージをさらに上流サイトへ転送す
ることを特徴とする請求項3記載の情報配送方法。 - 【請求項5】 該再送要求メッセージ内にホップカウン
タを設け、該再送要求メッセージを上流サイトに転送す
る時には該ホップカウンタの値を更新するようにし、ま
た該ホップカウンタの値が所定値に達した再送要求メッ
セージは上流サイトに転送しないようにしたことを特徴
とする請求項4記載の情報配送方法。 - 【請求項6】 再送要求メッセージを上流サイトに転送
することに換えて下流サイトに転送し、下流サイトから
配送情報の転送を受けるようにした請求項2〜5の何れ
かに記載の情報配送方法。 - 【請求項7】 配送情報を上流サイト側から下流サイト
側に順次に転送して各サイトに蓄積するための情報配送
装置であって、 該上流サイトからの配送情報を蓄積するための配送情報
記憶装置(23)と、 該配送情報記憶装置に所定量以上の空き容量があるかを
チェックする空き容量チェック機構(22)と、 該配送情報記憶装置に蓄積しなかった上流サイトからの
配送情報の識別情報を記録する通過配送情報テーブル
(24)と、 該空き容量チェック機構のチェック結果を参照して該配
送情報記憶装置に空き容量ができたら該通過配送情報テ
ーブルに記録された識別情報の配送情報について上流サ
イトへの再送要求メッセージを送信要求する再送要求機
構(25)と、 上流サイトから転送された配送情報を下流サイトに転送
すると共に、その際、該空き容量チェック機構のチェッ
ク結果を参照して該配送情報記憶装置に空き容量が有る
時には該配送情報を該配送情報記憶装置に蓄積し無い時
には蓄積せずにその配送情報の識別情報を該通過配送情
報テーブルに記録し、また該再送要求機構が送信要求を
発生した時には再送要求メッセージを上流サイトに送信
する配送機構(21)と、 を備えた情報配送装置。 - 【請求項8】 該配送情報記憶装置に蓄積した配送情報
の識別情報を記録する蓄積配送情報テーブル(26)
と、 下流サイトから再送要求メッセージを受信した時に、そ
の再送要求された配送情報が該蓄積配送情報テーブルに
あるかをチェックし、ある場合には当該配送情報の下流
サイトへの再送を送信要求する再送要求処理機構(2
7)とを備え該配送機構は下流サイトからの再送要求メ
ッセージを検出して該再送要求処理機構に伝える機能を
持ち、該再送要求処理機構が再送を送信要求すると該再
送要求された配送情報を該配送情報記憶装置から読み出
して下流サイトに再送するように構成されたことを特徴
とする請求項7記載の情報配送装置。 - 【請求項9】 該蓄積配送情報テーブルに存在しない配
送情報の再送要求メッセージを下流サイトから受けた場
合、該再送要求処理機構はそれを検知しそれに応じて該
配送機構は該再送要求メッセージをさらに上流サイトへ
転送することを特徴とする請求項10記載の情報配送装
置。 - 【請求項10】 該再送要求メッセージ内にホップカウ
ンタを設け、再送要求処理機構は該再送要求メッセージ
を上流サイトに転送する時には該ホップカウンタの値を
更新するようにし、また該ホップカウンタの値が所定値
に達した再送要求メッセージは上流サイトに転送しない
ようにしたことを特徴とする請求項9記載の情報配送装
置。 - 【請求項11】 該配送機構は再送要求メッセージを上
流サイトに転送することに換えて下流サイトに転送し、
まだ上流サイトからの再送要求メッセージに対してそれ
に対応した配送情報が蓄積されていればそれを上流サイ
トに送信するようにしたことを特徴とする請求項7〜9
の何れかに記載の情報配送装置。 - 【請求項12】 上流サイトと下流サイトの送受信用の
通信スプールを受信専用、送信専用の二つに分け、受信
した配送情報を確実に下流サイトへ転送できるようにし
たことを特徴とする請求項7〜11の何れかに記載の情
報配送装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5314493A JPH07143170A (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | 情報配送システム |
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP5314493A JPH07143170A (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | 情報配送システム |
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JPH07143170A true JPH07143170A (ja) | 1995-06-02 |
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ID=18053966
Family Applications (1)
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JP5314493A Withdrawn JPH07143170A (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | 情報配送システム |
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JP (1) | JPH07143170A (ja) |
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