JPH0714166Y2 - 新聞、雑誌等の整理箱兼梱包具 - Google Patents

新聞、雑誌等の整理箱兼梱包具

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JPH0714166Y2
JPH0714166Y2 JP1989059194U JP5919489U JPH0714166Y2 JP H0714166 Y2 JPH0714166 Y2 JP H0714166Y2 JP 1989059194 U JP1989059194 U JP 1989059194U JP 5919489 U JP5919489 U JP 5919489U JP H0714166 Y2 JPH0714166 Y2 JP H0714166Y2
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清賢 望月
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、家庭や事務所などにおいて、新聞、雑誌等
の廃品を収納して整理・整頓し、梱包するために使用さ
れる整理箱兼梱包具に関する。
従来の技術 従来、新聞、雑誌等の整理箱兼梱包具は、その各構成部
材が箱形に形成された商品として取引され使用されてい
る。
また、実公昭59-27364号公報に記載された整理箱兼梱包
具は、第5図に示したように、正面板a,aと側板bとが
平面方向にみてコ状の半割り箱状をなす如く固着されて
箱状部材とされ、これら2個の箱状部材の相対向する側
板a,a同士を固定腕cで強固に結合した構成とされてい
る。
本考案が解決しようとする問題点 (1)従来の箱形に完成された商品としての整理箱兼梱
包具は、店頭販売や輸送、在庫に際し積み重ねや折りた
たみが出来きず大きく嵩ばるので、大きなスペースをと
り、輸送や在庫の効率が非常に悪いという問題点があっ
た。
(2)上記第5図に記載した整理箱兼梱包具の場合は、
2個の箱状部材に分解することである程度は嵩ばりを防
ぐことができるかもしれないが、そうすると、使用者自
身が固定腕cで2個の箱状部材同士を強固に結合して使
用するほかはない。ところが、構造上及び使用上最大の
曲げモーメントが作用する部位を固定腕cで結合するこ
とになるから、素人のいい加減な結合ではたちまち結合
がゆるんでガタガタになり、使用上に支障をきたすこと
は容易に想像される。したがって、品質管理、品質保証
の観点から素人の消費者などが自ら組立てまたは分解し
て使用するに任せることはとうていできず、品質保証の
ために結局は製造者が組立を完成して市場に出すほかは
なく、よって上記(1)で述べたように在庫や輸送の効
率が非常に悪いのである。
したがって、この考案の目的は、店頭販売や在庫のスペ
ースが小さくて済み、輸送の効率が良く、取扱いが簡便
で消費者などの個人レベルでも一定の品質に容易に組立
てて使用することができる構成に改良した新聞、雑誌等
の整理箱兼梱包具を提供することにある。
問題点を解決するための手段 上記従来技術の問題点を解決するための手段として、こ
の考案に係る新聞、雑誌等の整理箱兼梱包具は、図面の
第1図から第4図に好適な実施例を示したとおり、 中央部に一定の間隔L1をあけて並べた2枚の底板と、正
面板及び側板とにより新聞、雑誌等と略同じ大きさで上
面開口の箱形に形成された整理箱兼梱包具において、 イ)正面板2は、その両側の側板3,3の間隔と同じ長さ
の固定板2aと、該固定板2aの内側に中央部に一定の間隔
L2をあけて固着した2枚の間隔保持板2b,2bとの組合せ
により構成したこと。
ロ)間隔保持板2bと両側の側板3,3とはボルト4で締結
したこと。
ハ)底板1は、前記間隔保持板2b及び側板3の内面の下
部に形成したほぞ溝5,6に差し込んで固定したこと、 をそれぞれ特徴とする。
また、上記整理箱兼梱包具における正面板2は、固定板
2aと間隔保持板2b,2bとを重ね合せ、その接合面と略垂
直なダボ10を介して接着し一体化したこと、及び間隔保
持板2b,2bの外側端面のボルト締結位置にはインサート
ナット8を設けたこともそれぞれ特徴とする。
作用 底板1をほぞ溝5,6へに差し込み、側板3と正面板2
(間隔保持板2b)とをボルト4で強く締結することによ
り、当該整理箱兼梱包具を容易にかつ極めて強固に組立
てることができる。側板3と正面板2とのボルト4によ
る締結位置は、当該整理箱兼梱包具の構造上及び使用
上、曲げモーメントよりもせん断力が卓越して作用する
部位であるから、適度な大きさのボルト断面積とある程
度のボルト締結力が発揮されれば十分なる締結強度と耐
用寿命の品質が発揮され得る。
また、ボルト4をゆるめれば、側板3と正面板2及び底
板1は全て分解される。これらは平板状に重ね合せてコ
ンパクトに梱包し輸送や在庫に供することができる。
さらに、ボルト4の締結用として正面板2(間隔保持板
2b)のボルト締結位置にインサートナット8が設けられ
ているので、何回でも繰り返してボルト4の締結、取外
しを行うことができる。
実施例 次に、図示した本考案の実施例を説明する。
第1図はこの考案に係る新聞、雑誌等の整理箱兼梱包具
の構成部材を分解して示し、第2図〜第4図は組立てを
完成した使用状態を示している。
図中2は正面板であり、これは左右両側の側板3,3の間
隔と同じ長さの固定板2aと、その内面に固着した2枚の
間隔保持板2b,2bとで構成されている。固定板2aは厚さ1
2mm位の木板、間隔保持板2b,2bは厚さ15mm位の木板であ
り、両板を重ね合せた接合面には該接合面と垂直な配置
で、かつ両板2a,2bに略等分の長さではまった数本のダ
ボ10が配置され、両板2a,2bはダボ10を介して接着剤等
で接着し強固に一体化されている。間隔保持板2b,2bの
外側端面は固定板2aの端面と略一致されている。また、
2枚の間隔保持板2b,2bはその内側端面の間に一定の間
隔L2をあけて固定板2aに接合されている。したがって、
固定板2aの内側中央部には、前記間隔L2と、間隔保持板
2bの厚さ分の隙間12が形成され(第2図)、収納された
新聞紙9等には前記の隙間12を通じて紐11を掛けられる
ようになっている。
図中5は間隔保持板2bの内面の下部に水平方向に形成さ
れたほぞ溝であり、これは底板1の厚み(約9mm)と略
同じ溝幅とされている。ほぞ溝5の深さは7mm位であ
る。また、前記ほぞ溝5は、間隔保持板2bの外側端面の
位置から切欠かれているが、同間隔保持板2bの内側端に
至る手前で止められ(突き抜けることなく)、その全長
は底板1の幅寸よりも数mm程度短かく形成されている
(第1図)。
図中1は長方形の底板であり、これは約9mm程の厚みの
木板である。その長辺は前記間隔保持板2b,2bの間隔よ
りも略14mm程長く形成されており、短辺の長さは前記間
隔保持板2bの横寸と略同じ長さとされている。
したがって、2枚の底板1,1は各々間隔保持板2b,2bの外
側端面の方向から前記ほぞ溝5,5に沿ってはめ込むこと
ができる。そして、該ほぞ溝5の内方の端部に突き当っ
て止まり、内方へ突き抜けることはないから、2枚の底
板1,1はその中央部の間に一定の間隔L1をおいて、しっ
かり固定される。ゆえに、収納された新聞紙9等には、
前記の間隔L1及び前記の隙間L2を利用して新聞紙9の外
周の全周にわたり一連に紐11を掛けることができる(第
2図,第3図)。
前記のように間隔保持板2bのほぞ溝5にはめ込まれた底
板1の外側の縁辺は、同間隔保持板2bの外側端面よりも
6mm程度はみ出され、このはみ出し部分は側板3の内面
の下部に設けられたほぞ溝6の中へ差し込まれ固定され
るものとなっている(第3図)。
図中8はインサートナットであり、前記間隔保持板2bの
外側端面のボルト締結位置に埋め込み、接着等の手段で
一体的に固着して設けられている。
次に、図中3は側板であり、その内面の下部には前記し
た如く底板1の厚さと略同じ溝幅で、底板1の長辺と略
同じ長さのほぞ溝6が深さ6mm位のものとして水平に設
けられている。また、側板3には前記インサートナット
8へねじ込まれるボルト4の通孔7が該当位置に穿設さ
れている。ボルト4は、当該通孔7に通されて前記イン
サートナット8へねじ込まれる。3aは側板3の中央の上
下方向に長く設けられた取手用穴である。
したがって、この整理箱兼梱包具は、第1図のように各
構成部材がバラバラに分解されている状態から、まず2
枚の正面板2,2を平行に立て、その間に底板1を外側か
らほぞ溝5,5に沿って外方から差し込み、次いで底板1
のうち間隔保持板2b,2bの外側端面からはみ出た部分を
側板3のほぞ溝7にはめ込むようにして側板3,3を正面
板2,2と組合せる。そして、ボルト4を通孔7に通して
インサートナット8へ強く締結することにより、十分な
耐用寿命が得られるだけの品質で強固に組立てることが
できる。
というのも、側板3と正面板2とのボルト締結位置は、
当該整理箱兼梱包具の構造上及び使用上において曲げモ
ーメントよりもせん断力が卓越して作用する部位であ
り、図示した4本(但し、4本の限りでない)のボルト
4の断面積が十分に大きいと、ある程度のボルト締結力
が発揮されるかぎり強度上の心配はないからである。
勿論、一旦組立てた後でも、必要に応じて側板3と間隔
保持板2bとはボルト4をゆるめて解体することもでき、
さらに底板1も容易に解体されるから、使用しないとき
又は引越しなどの場合は分解して底板1、正面板2及び
側板3を重ねてコンパクトに梱包などしておくことがで
きる。
したがって、この新聞、雑誌等の整理箱兼梱包具の製造
者は、使用者(消費者)が個人レベルで組立てて使用す
ることを前提として、前記のように底板1、正面板2、
側板3などを平たく重ねてコンパクトに梱包した形で在
庫し又は工場から出荷して市場の取引きに供することが
可能で、かくすればスペースをとらないから、在庫、輸
送の効率が非常に良く、取扱いが至極便利である。
本考案が奏する効果 以上に実施例と合せて説明したとおりであって、この考
案に係る新聞、雑誌等の整理箱兼梱包具は、側板3と正
面板2とは構造上及び使用上において主としてせん断力
が卓越して作用する部位をボルト4で締結し組立てられ
る構成としたので、素人の使用者自身がある程度の強さ
にボルト4を締付ければ一定の品質と強度及び耐用寿命
を期待できる。よって、消費者自身の組立て(又は分
解)による使用を前提とした商品として取引きに供する
ことができ、平板状の正面板2、側板3及び底板1はそ
れぞれ平たく重ね合せてコンパクトに梱包した形で在庫
し又は工場から出荷して輸送や市場で取引きに供するこ
とができる。したがって、在庫や店頭販売のスペースが
小さくてよく、また輸送の効率が非常に高く、その分の
コストダウンその他の経済的効果を享受できるのであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る新聞、雑誌等の整理箱兼梱包具
を分解して示した斜視図、第2図は同前の整理箱兼梱包
具を組立てた状態の平面図、第3図は右半分を破断した
正面図、第4図は使用状態を示した斜視図、第5図は従
来例を示した斜視図である。 2……正面板、1……底板 2a……固定板、3……側板 2b……間隔保持板、4……ボルト 8……インサートナット、5,6……ほぞ溝 10……ダボ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央部に一定の間隔をあけて並べられた2
    枚の底板と、正面板及び側板とにより新聞、雑誌等と略
    同じ大きさで上面開口の箱形に形成されている整理箱兼
    梱包具において、 イ)正面板は、その両側の側板の間隔と同じ長さの固定
    板と、該固定板の内側に中央部に一定の間隔をあけて固
    着された2枚の間隔保持板との組合せより成り、 ロ)間隔保持板と両側の側板とがボルトで締結されてお
    り、 ハ)底板は前記間隔保持板及び側板の内面の下部に形成
    したほぞ溝に差し込んで固定されていること、 をそれぞれ特徴とする新聞、雑誌等の整理箱兼梱包具。
  2. 【請求項2】実用新案登録請求の範囲第1項に記載した
    正面板は、固定板と間隔保持板とを重ね合せその接合面
    と略垂直なダボを介して接着し一体化されており、間隔
    保持板の外側端面のボルト締結位置にはインサートナッ
    トが設けられていることを特徴とする新聞、雑誌等の整
    理箱兼梱包具。
JP1989059194U 1989-05-23 1989-05-23 新聞、雑誌等の整理箱兼梱包具 Expired - Lifetime JPH0714166Y2 (ja)

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