JPH0714146A - 磁気記録テープ - Google Patents

磁気記録テープ

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JPH0714146A
JPH0714146A JP15469793A JP15469793A JPH0714146A JP H0714146 A JPH0714146 A JP H0714146A JP 15469793 A JP15469793 A JP 15469793A JP 15469793 A JP15469793 A JP 15469793A JP H0714146 A JPH0714146 A JP H0714146A
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JP
Japan
Prior art keywords
magnetic recording
back coat
coat layer
recording tape
elastic modulus
Prior art date
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Pending
Application number
JP15469793A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukihiro Shimazaki
幸博 島崎
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH0714146A publication Critical patent/JPH0714146A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気記録テープの低温環境下での物性特性の
変化を少なくして低温から高温の広い範囲での磁気記録
テープの耐久性を向上させる。 【構成】 磁気記録テープのバックコート層の20℃で
の貯蔵弾性率を5×109 N/m2 以上20×109
/m2 以下とし、損失弾性率の温度特性曲線の最大値を
3×108 N/m2 以上12×108 N/m2 以下と
し、0℃での損失弾性率を上記最大値の50%以上にす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オーディオ機器、ビデ
オ機器、或はコンピューターなどに用いる磁気記録テー
プに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、カメラ一体型ビデオテープレコー
ダーのような携帯用機器の発展に伴い磁気記録テープを
用いた機器の使用環境は低温から高温まで範囲が非常に
広がっており、特に高温環境下で使用する場合の磁気記
録テープの強度が問題となっている。高温環境下で磁気
記録テープの強度が不足すると、繰り返して磁気記録テ
ープを走行させている間に、磁気記録テープの端部がテ
ープの走行を規制するガイド部材、あるいはローディン
グのテープ規制用鍔縁に接触してテープ端部が折損した
り、いわゆるわかめ状のしわが生じ易くなり、正常な記
録再生をすることが出来なくなる。
【0003】更に機器の小型化、或は長時間の記録化の
傾向に伴い、テープの厚みも薄くすることが必要にな
り、その結果磁気記録テープの機械的強度は低下してい
る。この様な磁気記録テープの強度低下は、前記のよう
な高温環境下での磁気記録テープの折損、もしくは変形
の原因となるほか、通常の記録再生時においても磁気記
録テープの強度低下によりヘッドタッチが悪くなり記録
再生時の磁性変換特性を低下させる原因となっている。
【0004】一方、磁気記録テープは、走行性、耐久性
を向上させる目的で非磁性支持体上の磁性層面とは反対
側の面にバックコート層を設けている。
【0005】そこで、磁気記録テープの強度を向上させ
るためには、非磁性支持体、磁性層およびバックコート
層の強度の向上、すなわち弾性率(ヤング率)の増加が
必要となり、種々の提案がなされている(例えば特開平
4−44628号公報、特開平4−362512号公
報、特開平4−1915号公報参照)。そしてバックコ
ート層は、非磁性支持体の一方の面に設けられた磁性層
とは反対側の他方の面に設けられた磁気記録再生に関与
しない層であり、通常は合成樹脂を結合剤とし、無機粉
末を添加した塗料を塗布して形成されている。このバッ
クコート層の弾性率は、添加される無機粉末にも影響さ
れるが、特に弾性率の温度特性は結合剤に用いる合成樹
脂によって左右され、結合剤としては、熱可塑性樹脂、
熱硬化性樹脂、放射線硬化性樹脂、反応型樹脂およびこ
れらの混合物の何れでも使用できるが、一般には、ニト
ロセルロース、ポリ塩化ビニル系樹脂、フェノキシ樹
脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂を混合して用いら
れている。
【0006】ところが常温および高温の環境下での磁気
記録テープの強度を確保するために、バックコート層に
使用する結合剤の弾性率を適度なものにすると、低温環
境下では脆性が大きくなってバックコート層は脆くな
り、その結果、磁気記録テープがカセットガイドピン、
あるいはビデオテープレコーダの走行ポストなどと摺動
して、いわゆる粉落ち等の現象が生じると云う問題点が
あった。
【0007】磁気記録テープのバックコート層について
の粘弾性を測定する場合、粘弾性は復素弾性率E*とし
て次式〔I〕で表現される。
【0008】E*=Ea+iEb 〔I〕 ここで、Eaは貯蔵弾性率と呼ばれ、動的なヤング率で
あり、Ebは損失弾性率と呼ばれ、動的な粘性を表すも
ので、物質の脆さを示す指標となっている。
【0009】磁気記録テープのバックコート層の動的粘
弾性−温度特性曲線を測定すると、これは三つの領域に
分けられ、使用した結合剤の熱変形温度(ガラス転移
点:Tg)を境に、それ以下の温度領域はガラス領域、
それ以上の温度領域はゴム状領域、それらの間の温度領
域は転移領域と呼ばれている。
【0010】一般にガラス領域においては、結合剤の分
子運動は凍結された状態になっているので貯蔵弾性率E
1は高く、粘性項・減衰項を表す損失弾性率E2は低く
なっており、転移領域は分子運動が開始する領域である
ので、この転移領域では、貯蔵弾性率E1は低下し、損
失弾性率E2にはピークが現れ、このピークが現われる
温度がガラス転移温度とみなされている。このガラス転
移温度以上がゴム状領域で、結合剤は軟化しはじめ、こ
の領域での貯蔵弾性率E1は、結合剤の絡み合いや架橋
等により生ずるものであるので非常に小さく、またこの
領域では分子は全く自由に運動できるので弱いバネの場
合の様にエネルギーを熱として散逸させないため減衰が
少なく、損失弾性率E2も小さいものとなっている。
【0011】一般にバックコート層に使用される結合剤
のガラス転移点(Tg)は60℃以上であり、この転移
点以下のガラス領域におけるバックコート層の貯蔵弾性
率E1は5×109 N/m2 から20×109 N/m2
の範囲にあり、転移点以上のゴム状領域におけるそれは
10×109 N/m2 以下になる。一方、ガラス転移点
温度付近での損失弾性率E2の最大値は、一般に使用さ
れるバックコート層の結合剤の場合、3×108 N/m
2 から12×108 N/m2 の範囲であり、ガラス領域
(0℃付近)での損失弾性率E2は5×108 N/m2
以下である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、バック
コート層の結合剤は、低温環境下ではガラス領域にある
ので、損失弾性率が低下してバックコート層は脆くな
り、その結果、カセットガイドピン、あるいはビデオテ
ープレコーダの走行ポストなどとの摺動によって、いわ
ゆる粉落ちなどの現象が発生し、磁気記録テープのドロ
ップアウトすなわちテープ端面でのバックコート層の剥
離現象が増加するという問題点があった。
【0013】本発明は上記課題を解決し、バックコート
層の物性変化を検討してその強度を向上し、低温から高
温までの広い温度環境下での磁気記録テープの耐久性を
向上させることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、非磁性支持体の一方の面に磁性層を形成
し、磁性層が存在する面と反対側の他方の面にバックコ
ート層を形成した磁気記録テープにおいて、そのバック
コート層の0℃における損失弾性率が、その損失弾性率
の温度特性曲線の最大値に対し50%以上になるように
したものである。
【0015】さらに、バックコート層の20℃における
貯蔵弾性率が5×109 N/m2 以上20×109 N/
2 以下、損失弾性率の温度特性曲線の最大値が3×1
8N/m2 以上12×108 N/m2 以下にすると効
果的である。
【0016】
【作用】上記のように構成された本発明の磁気記録テー
プにおけるバックコート層は、常温および高温の環境下
での結合剤の弾性率を適度なものとしても、0℃におけ
る損失弾性率は、この損失弾性率の温度特性曲線の最大
値に対し50%以下の値にならないようにしているの
で、バックコート層の物性特性の変化が少なく、脆性が
小さくなって、いわゆる粉落ちがなくなり、またスチル
寿命が改善され耐久性に優れたものとすることができ
る。
【0017】さらに、バックコート層の20℃における
貯蔵弾性率が5×109 N/m2 以上20×109 N/
2 以下とし、損失弾性率の温度特性曲線の最大値が3
×108 N/m2 以上12×108 N/m2 以下にする
と常温および高温の環境下でのテープ強度も確保され、
低温環境から高温環境までより広い範囲で物性の特性変
化が少なくテープの耐久性が優れたものとすることがで
きる。
【0018】
【実施例】以下本発明の実施例について述べるが、本発
明はこれに限定されるものではない。
【0019】実施例および比較例で使用するバックコー
ト層を形成する塗料の組成比、製造方法は同一とし、以
下に示すとおりである。
【0020】次に示す材料を、ボールミルにより30時
間混合、分散させてバックコート層を形成する塗料原液
を作製する。
【0021】 結合剤 86重量部 無機充填剤 カーボンブラック(粒径0.025μm) 100重量部 ダイピロキサイドブルー #9410 〔大日精化工業(株)製〕 5重量部 有機溶剤 メチルエチルケトン 200重量部 トルエン 200重量部 シクロヘキサノン 60重量部 作製された塗料原液1000重量部に対して、ステアリ
ン酸3重量部、ポリイソシアネート〔日本ポリウレタン
工業(株)製コロネートL(固形分比率50重量%)〕
50重量部、メチルエチルケトン250重量部、トルエ
ン250重量部を添加し、良く混合してバックコート層
形成用の塗料を作製する。このようにして作製した塗料
を、予め磁性層を形成した厚さ10μmのポリエチレン
テレフタレート製の非磁性ベースフィルムの磁性層とは
反対の面に乾燥塗膜厚0.7μmとなるように塗布して
バックコート層を形成し、これを1/2インチ幅に裁断
して試験用の磁気記録テープ試料とする。
【0022】上記実施例および従来法による比較例Aで
の磁気記録テープの動的粘弾性の評価は以下の方法で行
った。 (1)磁気テープのバックコート層の動的粘弾性測定 測定装置:東洋ボールドウィン社製RHEOVIBRO
N(Dynamic Viscoelastomete
r)RHEO−2000型 振動周波数:11Hz 昇温速度:2℃/min 層状試料である磁気記録テープの弾性率Eからベースフ
ィルム上に塗布したバックコート層のみの弾性率を算出
するために、境界層の影響を無視し、下記に示すような
加成性が成り立つとして、磁気記録テープ(ベースフィ
ルムおよびバックコート層)の動的粘弾性の測定値とベ
ースフィルムのみの動的粘弾性の測定値とから計算し
た。なお、貯蔵弾性率、損失弾性率の各弾性率は、とも
に以下のような関係式〔II〕が成り立つと仮定して計
算した。
【0023】 (t1+t2)*E=t1*E1+t2*E2 〔II〕 ここでE1は、磁気記録テープ(ベースフィルムおよび
バックコート層)の弾性率、t1およびE1は、ベース
フィルムの厚みと弾性率、t2およびE2はバックコー
ト層の厚みと弾性率をそれぞれ示す。
【0024】但し、動的粘弾性の測定にあたっては、上
述のバックコート層の厚み0.7μmでは誤差が大きく
なるため試料のバックコート層は、2から3μmの厚み
に塗布したものを用いた。
【0025】(実施例)バックコート層の結合剤に用い
る合成樹脂の種類を変化させ、ガラス転移温度(T
g)、貯蔵弾性率(Ea)がほぼ同じで損失弾性率(E
b)の温度特性が異なるバックコート層を形成した試料
テープ(1/2インチ幅)を4種類試作し、これら試料
テープのバックコート層の動的粘弾性を測定した結果、
貯蔵弾性率の温度特性曲線は図1に、損失弾性率の温度
特性曲線は図2に示す通りである。
【0026】試料として比較例テープA,Bは、従来よ
り一般に用いられているバックコートを有する磁気テー
プで低温環境下で脆性が大きくなり、バックコート層が
脆くなるもので、本実施例の比較例としている。試料と
して本発明の実施例テープC,Dはガラス転移温度以下
の温度環境での損失弾性率の下降を少なくしバックコー
ト層の低温から高温までの範囲での物性変化を少なくし
たものである。
【0027】試料としての比較例テープA,B、本発明
の実施例C,Dとも20℃での貯蔵弾性率は、5×10
9 N/m2 以上で20×109 N/m2 以下にあり、損
失弾性率の温度曲線の最大値が3×108 N/m2 以上
12×108 N/m2 以下にある点では、比較例と実施
例とを比較しても差は無いが、実施例の試料テープC,
Dは0℃での損失弾性率が、テープCの場合で最大値の
約55%、テープDの場合で最大値の約75%であり、
比較例の試料テープAおよびBが何れも最大値の50%
以下であることと比較して特徴を有している。
【0028】これらの試料テープをVHSカセットに巻
き込み(テープ長246m)、松下電器産業(株)製V
HSビデオテープレコーダー(品番NV−FS900)
を用い、40℃,80%RHと5℃,40%RHの各環
境下で往復走行200回の耐久試験を実施した。これに
より高温、および低温の各環境下での磁気テープの走行
耐久性の評価を行ない、評価内容は粉落ち等によるドロ
ップアウトの増加率(耐久後/初期値)で評価した。そ
の結果は(表1)に示す通りで、これにより実施例の試
料テープC,Dは、低温環境下でも比較例に比べ良好な
耐久性を示していることがわかる。
【0029】
【表1】
【0030】更にバックコート層の耐傷つき性を評価す
るために、各試料テープを直径4mmのステンレスピン
(表面仕上げ0.2S)に180度巻き付け、テープの
一端に50gの荷重を掛け、0.1mの長さの範囲を往
復運動させる試験をし、25℃,50%RHと−10℃
の各環境下で100回往復運動させた場合のバックコー
ト表面の傷つきの様子を観察し、その結果は表2に示す
通りである。なお評価は、1:傷つきが全面に無数、
2:傷つきが多数、3:傷つきが小数、4:傷つきが5
本以下、5:傷つき無しの5段階評価として行なった。
【0031】その結果を(表2)に示す。
【0032】
【表2】
【0033】これらの評価から解るように実施例の試料
テープC,Dは低温環境下までバックコート層の物性変
化が比較例に比べて少なく、低温環境下でも良好な耐傷
つき性を示していることがわかる。
【0034】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、低温環境から高温環境までの広い温度環境
下でバックコート層の物性の変化、特に損失弾性率の変
化が少なく、耐久性に優れた磁気記録テープを提供する
ことができ、その実用上の価値は大なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】磁気記録テープのバックコート層の貯蔵弾性率
の温度特性曲線を示す特性図
【図2】磁気記録テープのバックコート層の損失弾性率
の温度特性曲線を示す特性図
【符号の説明】
A 比較例 B 比較例 C 実施例 D 実施例

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】非磁性支持体の一方の面上に磁性層を、他
    方の面上にバックコート層をそれぞれ形成し、このバッ
    クコート層の0℃における損失弾性率が、この損失弾性
    率の温度特性曲線の最大値に対し50%以上である磁気
    記録テープ。
  2. 【請求項2】バックコート層の20℃における貯蔵弾性
    率が5×109 N/m 2 以上20×109 N/m2
    下、損失弾性率の温度特性曲線の最大値が3×108
    /m2 以上12×108 N/m2 以下である請求項1記
    載の磁気記録テープ。
JP15469793A 1993-06-25 1993-06-25 磁気記録テープ Pending JPH0714146A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15469793A JPH0714146A (ja) 1993-06-25 1993-06-25 磁気記録テープ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15469793A JPH0714146A (ja) 1993-06-25 1993-06-25 磁気記録テープ

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JPH0714146A true JPH0714146A (ja) 1995-01-17

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ID=15589974

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JP15469793A Pending JPH0714146A (ja) 1993-06-25 1993-06-25 磁気記録テープ

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JP (1) JPH0714146A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1071230C (zh) * 1996-06-18 2001-09-19 本田技研工业株式会社 带有脚踏式制动器的小型摩托车

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1071230C (zh) * 1996-06-18 2001-09-19 本田技研工业株式会社 带有脚踏式制动器的小型摩托车

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