JPH07140914A - 内照式立体看板 - Google Patents

内照式立体看板

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JPH07140914A
JPH07140914A JP15525594A JP15525594A JPH07140914A JP H07140914 A JPH07140914 A JP H07140914A JP 15525594 A JP15525594 A JP 15525594A JP 15525594 A JP15525594 A JP 15525594A JP H07140914 A JPH07140914 A JP H07140914A
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JP
Japan
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frame
tubular
flexible sheet
members
signboard
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JP15525594A
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English (en)
Inventor
Masakazu Miura
政和 三浦
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MIURA KANBANTEN KK
Original Assignee
MIURA KANBANTEN KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】看板本体内部に蛍光灯等の照明手段を有する内
照式の電光看板に関し、表面の広告面板にフレームが露
出せず、なおかつ内部のフレームの陰影が映出しない電
光看板を提供する。 【構成】筒状の両端に設けた所望の輪郭を有する端部フ
レーム部材と、これらを連結する連結部材と、周方向張
力付勢手段と、軸方向張力付勢手段とで、フレキシブル
シートが筒状に形成されるよう構成した筒状フレーム、
および筒状フレーム内の連結部材位置より外側に取り付
けた蛍光灯等の照明手段と筒状フレームの周囲に張設し
た光透過性フレキシブルシートを備え、筒状フレーム内
の各部材の陰影が光透過性フレキシブルシートの表面に
映し出されないようにしたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は看板本体内部に蛍光灯
等の発光手段を有する内照式の立体看板に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、看板本体内部に蛍光灯等の発光手
段を有する内照式の立体看板にあっては、図27に示す
支柱付き看板や図28に示す袖看板のように金属製のフ
レーム130にアクリル板等の広告面板131を取り付
けたものや、アクリル板等の樹脂で函体を形成したもの
が一般的である。また実公昭63−124285号公
報、実公昭63−130787号公報、および実公昭6
3−144678号公報においてフレキシブルシートを
用いた多面発光型のものが提案されている。
【0003】しかしながら上記従来例においては、前者
のアクリル板等の硬質樹脂板を広告面板に使用したもの
は、その素材の特性上破損しやすく、店頭や路上に設置
される小型の看板にあっては破損したまま放置されてい
る場合が少なくなく、通行の際危険であり、建物の外壁
に設置されるものや支柱を有し高所に設置される大型の
看板にあっては、樹脂板の強度不足により強風で面板の
樹脂板が破損すると尖った破片が落下して大変危険であ
った。そのため、樹脂板を接合する必要のある、すなわ
ち素材の規格サイズ以上の大型の看板を製作することは
大変困難であった。
【0004】また、看板の機能上の問題として、図27
および28に示すようなものにあっては、少なくともい
づれかの1面を内部照明の取付のために広告面として使
用することができなかった上、全面を広告面として使用
可能な構成にしたとしても、必ず各辺にフレームが露出
するかもしくは影ができてしまい、少なくとも正背面お
よび左右側面の4面の広告面全面を有効に使用すること
ができなかった。
【0005】前記、実公昭63−124285号等にお
いて提案されたフレキシブルシートを用いたものは、前
記問題点のうちアクリル板が強風等で破壊し危険である
という点については問題解決手段として有効であるが、
看板本体を形成するフレームの構造が基本的に従前のま
まであるためフレームの影ができることに代わりはなく
広告面全面を有効に使用することができなかった。
【0006】今日では、形状、大きさなど看板の需要も
多様化し、また看板に使用する新しい素材の開発や素材
の加工技術等の進歩も手伝って、巷には益々新規な公告
看板が出現し、またそのような看板の要請も大きい。特
に内部照明を有する立体看板にあってはその傾向が強
い。形状的には、従来からの角柱形状の看板の他、円柱
形状のものも多く製作されるようになった。これは、い
かなる角度からもその公告を認識することができるよう
にとの要請によるものであるが、製作容易性や構造強度
確保等のために公告面板として使用されているものは現
状では殆どがアクリル板等の硬質樹脂である。
【0007】また、従来はあたかも壁面から飛び出した
ように壁面に設置する立体的な内照式看板は、その殆ど
が直線で構成された函体形状により製作されているため
デザイン上および製造上の制約が多く、一部で用いられ
ている曲面の構造においては内部のフレームの陰影が広
告表面に映し出されてしまい、演出的にも見栄えがしな
かった。そのため、上記の如く円柱形状のみならず直線
と曲線を組み合わせた形状の立体看板においてもフレキ
シブルシートを利用した新規なものが望まれたいた。
【0008】そこで本願発明は、函体形状、円柱形状そ
の他の立体形状に形成した立体看板の全ての側面を公告
面として有効に利用することができる、見た目にも新規
な立体看板を提供することを目的として考案された内照
式の立体看板である。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわちこの発明の内照
式立体看板は、下記の何れかを特徴とする立体看板であ
る。
【0010】なお、本願発明において、筒状とは通常の
円筒のみならず、楕円筒、半円筒、角筒、多角筒、その
他の断面形状を含むものである。
【0011】また、筒状フレームとは、フレキシブルシ
ートを張設した際にフレキシブルシートを筒状に形成せ
しめる構成を有するものをいう。 (1)筒状フレーム 筒状の両端に設けた所望の輪郭を有する端部フレーム部
材 端部フレーム部材間を連結する連結部材 周方向張力付勢手段 軸方向張力付勢手段 筒状フレーム内の連結部材位置より外側に取り付けた蛍
光灯等の照明手段 筒状フレームの周囲に張設した光透過性フレキシブルシ
ートを備え、筒状フレーム内の各部材の陰影が光透過性
フレキシブルシートの表面に映し出されないようにした
ことを特徴とする内照式立体看板。 (2)筒状フレーム 筒状の両端に設けた所望の輪郭を有する端部フレーム部
材 端部フレーム部材間を連結する連結部材 軸方向張力付勢手段 筒状フレーム内の連結部材位置より外側に取り付けた蛍
光灯等の照明手段 筒状フレームの周囲に張設した光透過性フレキシブルシ
ートを備え、筒状フレーム内の各部材の陰影が光透過性
フレキシブルシートの表面に映し出されないようにした
ことを特徴とする内照式立体看板。 (3)筒状フレーム 筒状の両端に設けた所望の輪郭を有する端部フレーム部
材 端部フレーム部材間を連結する連結部材 端部フレーム部材に設けた外向きに押し出す機構の円周
方向張力付勢手段 軸方向張力付勢手段 筒状フレーム内の連結部材位置より外側に取り付けた蛍
光灯等の照明手段 筒状フレームの周囲に張設した、筒状に形成した光透過
性フレキシブルシートを備え、筒状フレーム内の各部材
の陰影が光透過性フレキシブルシートの表面に映し出さ
れないようにしたことを特徴とする内照式立体看板。 (4)筒状フレーム 筒状の両端に設けた所望の輪郭を有する端部フレーム部
材 端部フレーム部材間を連結する連結部材 端部フレーム部材に設けた外向きに押し出す機構の円弧
方向張力付勢手段 両端方向張力付勢手段 筒状フレーム内の連結部材位置より外側に取り付けた蛍
光灯等の照明手段 筒状フレームの周囲に張設した光透過性フレキシブルシ
ートを備え、筒状フレーム内の各部材の陰影が光透過性
フレキシブルシートの表面に映し出されないようにした
ことを特徴とする内照式立体看板。 (5)筒状フレーム 筒状の両端に設けた多角形の輪郭を有する端部フレーム
部材 端部フレーム部材間を連結する連結部材 上記一対の端部フレーム部材の相対する各角部間に光透
過性素材からなるコーナー部材を設け、このコーナー部
材を外向きに押し出す機構を備えた周方向張力付勢手段 軸方向張力付勢手段 筒状フレーム内の連結部材位置より外側に取り付けた蛍
光灯等の照明手段 筒状フレームの各コーナー部材の周囲に張設した、筒状
に形成した光透過性フレキシブルシートを備え、筒状フ
レーム内の各部材の陰影が光透過性フレキシブルシート
の表面に映し出されないようにしたことを特徴とする内
照式立体看板。 (6)周方向張力付勢手段がターンバックルを対角線上
に配置してなる(1)または(5)に記載の内照式立体
看板。 (7)周方向張力付勢手段が、その一端にネジ部を有す
るロッド及びナットからなる(1)または(5)に記載
の内照式立体看板。 (8)周方向張力付勢手段が、複数のパンタグラフ式伸
縮部材を単一軸ボルト上に連設せしめ、連動するように
構成した(1)または(5)に記載の内照式立体看板。 (9)軸方向張力付勢手段が、筒状の両端に設けた端部
フレーム部材に設けたシートけん引機構を用いてなる
(1)ないし(8)のいずれかに記載の内照式立体看
板。 (10)内部の照明手段をレール上にスライド可能に設
けた(1)ないし(7)のいずれかに記載の内照式立体
看板。 (11)端部フレーム部材間を連結する連結部材が、そ
の一端にネジ部を有し、ナットによって伸縮可能とした
ことを特徴とする(1)ないし(8)もしくは(10)
に記載の内照式立体看板。 (12)コーナー部材が、光透過性を有する合成樹脂製
の管状体もしくは樋形状体および所望形状を有するブラ
ケットとで中空に構成され、なおかつその管内に蛍光灯
等の照明手段を設けたことを特徴とする(1)または
(5)ないし(11)のいずれかに記載の内照式立体看
板。 (13)端部フレーム部材の外周に所望の条溝を設け、
この条溝に適合する線状体もしくは帯状体およびけん引
部材からなる締付部材を用いて、フレキシブルシートを
締めつけることを特徴とする(1)ないし(12)のい
ずれかに記載の内照式立体看板。 (14)隣り合う2の広告面板の照度を異なるように構
成したことを特徴とする(1)もしくは(5)ないし
(13)のいずれかに記載の内照式立体看板。
【0012】
【作用】本願発明は上記の如く構成したので、以下の如
き作用により本願発明特有の効果を生ぜしめるものであ
る。
【0013】第一に、三角、四角若しくは多角形の断面
を有する角筒状に看板を形成した場合には、フレキシブ
ルシートへの周方向の張力付勢手段を兼ねたコーナー部
材を光透過性に優れた樹脂素材とすることによって、従
来はフレームによって遮断されていた立体看板の広告面
の隅部分にも照明が行き届き、広告面が途切れることが
なく公告面全面を連続的に発光させることができるの
で、広告面全面を有効に使用することができ、見た目に
も新規な内照式立体看板を提供することができる。
【0014】第二に端部フレーム部材に設けた外向きに
押し出す機構の円周方向張力付勢手段により、従来フレ
キシブルシートでは困難だった円筒形の立体看板を製作
することが可能となった。
【0015】すなわち、上記第一及び第二の作用によ
り、箱入り菓子やたばこ、缶入りドリンクなどの商品の
パッケージそのままの意匠で看板を製作することが可能
となった。
【0016】第三に公告面板に使用するフレキシブルシ
ートは、柔軟且つ軽量である素材の特性上、強風によっ
ても破損し難く、万が一破損した場合であっても硬質樹
脂のように鋭利な破片となって落下して、通行人等に危
害を及ぼすようなことを防止することができるばかりで
なく、看板全体の質量を軽量化できる。
【0017】第四に、フレキシブルシートはプリントす
ることが硬質樹脂に比してはるかに容易であるので、さ
まざまな絵柄をプリントすることができることで絵柄の
デザイン上の制約が少なくなるので、見た目にも新規な
内照式立体看板を提供することができる。
【0018】第五に、複数のパンタグラフ式伸縮部材を
連結している1本の軸ボルトを回転させることですべて
のパンタグラフ式伸縮部材が連動して伸縮するような構
成によっては、立体看板の形状及び寸法が、内部に作業
者が入り込むことが可能な程に十分な断面寸法を有しな
いものや長手方向に極めて長いものであっても、わざわ
ざ看板内部に入り込むことなく、長手方向全域に亘って
均等にフレキシブルシートに張力を付勢させることが可
能となるため、フレキシブルシートにしわや歪のない看
板を製作することができる。
【0019】第六に、内部照明灯の内、上下いずれの開
口部からも遠い位置にあって看板外部からの操作ではそ
の電球等の交換が不可能だったものであっても、電球等
をレール上をスライドさせ看板の開口部に引き寄せるこ
とで容易に電球等の交換が可能である。
【0020】第七に、角柱タイプの立体看板において、
周方向の張力付勢手段であるコーナー部材を中空とし、
その内部に照明手段を設けたので、内部フレームの陰影
の映出をほぼ完全に防止することができる。
【0021】第八に、端部フレームの外周をワイヤ等の
専用部材で緊締する構成としたことにより、軸方向張力
付勢手段部分を被覆するための上下蓋の側面部寸法を小
さくすることができるので、外観を実物の缶等により酷
似させることができる。
【0022】第九に、隣り合う2の広告面板の照度を異
ならしめることにより、角柱型の立体看板にあって、そ
のコーナー方向から見た際にも平面的にならず立体感を
得ることができる。
【0023】
【実施例】以下、図面に基づきこの発明の内照式立体看
板の実施例を詳細に説明する。なお、全ての実施例にお
いて共通する構成要素は同一の符号にて表すものとす
る。 (1)実施例1 図1はこの発明の内照式立体看板を四角柱形状に構成し
て実施した場合の本体の斜視透視図であり、図2はその
横断面図である。図において、1は筒状フレーム、2は
筒状フレーム1を構成する基本ユニット、8は筒状フレ
ーム1の周囲に張設され広告面板を形成するフレキシブ
ルシート、9は端部フレーム部材である。
【0024】上記基本ユニット2は次のように構成され
ている。すなわち、枠体3の各対角線上には、筒状フレ
ーム1の高さ方向に伸びる4辺の透明樹脂製のコーナー
部材7を支持するサポートフレーム4が設けてある。こ
のサポートフレーム4は、その一端にコーナー部材7を
取り付けるためのブラケット6を、他端にはターンバッ
クル5を有し、全体で対角線上に伸縮可能となってい
る。
【0025】サポートフレーム4の伸縮手段は、図3
(イ)のような構造を有している。すなわちサポートフ
レーム本体12が、内径をサポートフレーム本体12の
外径よりやや大きめとするパイプ材13にスライド可能
に挿入されており、このパイプ材13は溶接等の手段に
より枠体3に固定されている。そして、上記ターンバッ
クル5はその一端を枠体3の中心に設けられた環状のサ
ポートフレーム固定部材17の外面に、溶接等により固
定されている。そして上述のターンバックル5を回転さ
せることにより、サポートフレーム本体12がパイプ材
13内をスライドしてサポートフレーム4の全長が伸縮
するので、コーナー部材7の突き出し量を調整すること
ができる。
【0026】上記筒状フレーム1は、上記枠体3、サポ
ートフレーム4およびサポートフレーム固定部材17か
らなる複数の基本ユニット2および端部フレーム部材9
とで構成される。すなわち、筒状フレーム1の高さ寸法
に応じて適宜間隔をもって少なくとも2つ以上の上記基
本ユニット2を積層させ、高さ方向に別途フレーム連結
部材14の溶接等により、これらの基本ユニット2を高
さ方向に連結して、さらに上下端部に四角形に構成した
端部フレーム部材9を直線状部材11を介して設けて筒
状フレーム1を形成する。
【0027】そして各4辺の各サポートフレーム4のブ
ラケット6に、適宜寸法のコーナー部材7をボルト等に
より取り付ける。なおコーナー部材7は、透明アクリル
板、塩化ビニル、ポリカーボネートが好適であり、筒状
フレーム1のサイズおよびフレキシブルシートに付勢す
る張力の大きさに応じて十分な板厚を有することが必要
である。
【0028】各枠体3の中心に設けたサポートフレーム
固定部材17は、看板本体を高所に設置する場合の支柱
23との接合部材を兼ねるので、支柱23の形状に合わ
せ、丸ないし角等の断面形状の筒状とする。支柱23と
の接合は、支柱23をサポートフレーム固定部材17に
挿入し、ボルトないし溶接等の適宜手段により固定す
る。
【0029】支柱23は、その一端に取付フランジ24
を有する構成にすれば、支柱23を含めた立体看板の全
体を工場内で製作することができる。
【0030】筒状フレーム1を形成後、枠体3の外周に
専用の取付金具等を使用して所望数の蛍光灯等の内部照
明手段18を設ける。そしてサポートフレーム4を縮め
た状態で、筒状フレーム1を筒状に加工したフレキシブ
ルシート8に挿入し、その後ターンバックル5を回転さ
せてサポートフレーム4を伸ばして突っ張らせることに
より、フレキシブルシート8に周方向の張力を付勢す
る。
【0031】高さ(軸)方向の張力の付勢は、図5
(イ)に示すようにフレキシブルシート8の端部25を
補強芯材20に巻きつけ、上下の端部フレーム9の外周
に取り付けフレーム27を介して取り付けたシートけん
引部材19で挟んでけん引する方法が好適である。シー
トけん引部材は、この他に同図(ロ)に示すような補強
心材を使用しないタイプや、フレキシブルシートに設け
たグロメットに引っ掛けて引っ張るフックボルトタイプ
等が使用可能であり、いずれもナット26を締め込むこ
とによりけん引する。同図(ロ)に示す方法にあって
は、同図(ハ)に示すように背面から挿入したボルト3
7により舌部36を押えつけることによりフレキシブル
シート8の保持力を増強することができる。
【0032】なお、上記サポートフレーム4等による伸
縮部材を使用せず、端部フレーム連結部材14に固定し
たボルト15を、所望位置にこのボルト15が挿入可能
な穴を設けたコーナー部材7に挿入し、ナット16でこ
のコーナーフレーム7を押し出す構成としてもよい(図
3(ロ)参照)。図4はそのように構成した場合の横断
面図である。このとき、ボルト15は上記の方法の他、
図2におけるブラケット6に相当する部材を介しても良
い。
【0033】上側の端部フレーム9に排気用ファン(図
示ぜず)を取り付けた後、天蓋21および底蓋22をそ
れぞれ両端の端部フレーム9に取り付け、支柱23を取
り付けて完成となる。
【0034】なお、天蓋21は雨水が広告面板に流れ込
まないように図23に示すように段差38を設け、さら
には排水路を設けることが望ましい。
【0035】本実施例は立方体に形成したが、三角柱形
状に形成してもよいことはもちろんであり、周方向張力
付勢手段として、サポートフレーム4を伸縮させる機構
は、必ずしも対角に配置する必要はなく、必要に応じ
て、いずれか1のコーナー部材に限定してもよい。
【0036】さらに、内部照明手段18の照度調節また
はフレキシブルシートの厚み等を調節することにより、
相隣り合う2の広告面板X、Yの照明光の透過率を変え
ることで、同一の透過光率の場合には看板のコーナー方
向(Z方向)から見た場合に、至って平面的であったも
のがより立体的に観察することが可能となる。
【0037】図6は、コーナー部材を中空に形成した場
合の横断面図である。(イ)は中空素材を使用した場合
を示し、(ロ)は樋形状素材を使用した場合を示す。い
ずれも押し出し成形品が好適である。先端部分Aの断面
は曲線でも直線的に尖った形状でも良い。いずれもコー
ナーフレーム本体30とブラケット6をボルト31等で
結合せしめ、このブラケット6を前記サポートフレーム
4もしくは端部フレーム連結部材に固定したボルト15
に結合せしめる。
【0038】照明手段18は、直線状蛍光管が好適であ
り、コーナーフレーム本体30の壁面に固定したスライ
ドレール48に蛍光管保持具をスライド可能に固定する
か、図7に示すような電線33とコネクタ32のみで簡
略的に構成した蛍光管支持部材34を用いて、内部に吊
り下げる方法とすることが望ましい。いずれの設置方法
においても、蛍光管の交換作業を容易にすることを目的
とする構成としている。なお、安定期は端部フレーム部
材9等に固定する。蛍光管に変えて、白熱球等の電球に
変える場合には、蛍光管保持部材32に変えて電球ソケ
ットを接続すれば良い。 (2)実施例2 図8ないし図9は、この発明の内照式立体看板を看板本
体を直方体に構成して実施した場合の斜視透視図、およ
び横断面図である。40は看板本体を形成する筒状フレ
ーム、41および41’は看板本体の連結フレーム、4
2は可動フレーム、43は端部フレーム、7は透明樹脂
製コーナー部材、8は広告面板を形成するフレキシブル
シートである。連結フレーム41および41’は看板本
体の支柱を兼ねており、その間隔は看板の幅寸法に応じ
て決定され、端部フレーム43を看板の上端および下端
位置に固定し、さらにその他必要に応じて適宜補強部材
を使用し、筒状フレーム40を形成する。
【0039】フレキシブルシート8に張力を付勢させる
ための透明樹脂製コーナー部材7には、所望位置に適宜
数の支持部材45が取付けられ、短辺方向に隣り合う2
本が、上記コーナー部材7の先端がそれぞれ看板本体横
断面の隅に向かう方向にほぼ90度の角度をなして、看
板幅方向の最外側の連結フレーム41’とその相対位置
の可動フレーム42にそれぞれ溶接等の手段により固定
される。コーナー部材7と支持部材45との結合にはボ
ルト&ナット等(図示せず)が好適である。コーナー部
材7の先端すなわちフレキシブルシート8との当接部の
幅および厚みは看板の隅部幅および厚みに応じてほぼ三
角形状もしくは、半円形状をなしている。支持部材45
は上記コーナー部材7とフレキシブルシート8がほぼ4
5度の角度をもって接するように、その長さは看板の幅
や厚み寸法に応じて適宜決定される。
【0040】上記可動フレーム42は、看板の高さ方向
の寸法に応じ所望数のパンタグラフ式伸縮部材46を介
して、連結フレーム41の側面に看板断面の一頂角方向
に突き出し可能に取付けられる。上記パンタグラフ式伸
縮部材46は、すべてが1本の軸ボルト47により連動
可能に連結され、図10に示すように軸ボルト47の一
端に取り付けたナット49等に専用の回転ハンドル51
の接続部位50をはめ込んで回転させることにより、コ
ーナー部材7は可動フレーム42とともに常に連結フレ
ーム41と平行に突き出し可能である。
【0041】内部照明部材18は、図8および図11に
示すように連結フレーム41の側面もしくは図示しない
補強部材に固定されたレール48上に、適宜固定手段に
よりスライド可能に固定される。レール48上に固定さ
れた照明部材18を適宜スライド手段によって上下いず
れかの開口部に引き寄せることにより、長い看板であっ
ても開口部において電球等18が交換可能である。上記
固定手段およびスライド手段は、開口部からのベルトや
操作ロッド等を用いた操作により、容易に固定解除とス
ライドが可能な構成とすることが望ましい。
【0042】フレキシブルシート8を張着する際は、パ
ンタグラフ式伸縮手段46の軸ボルト47を伸縮手段4
6の縮み方向に回転させ、可動フレーム42を最も引っ
込めた状態において筒状に形成したフレキシブルシート
8に筒状フレーム40を挿入させた後に、伸縮手段46
の軸ボルト47を伸縮手段46の伸び方向に回転させて
看板の周方向に張力を付勢させる。そして図5に示すよ
うな、端部フレーム9の外周に設けたけん引部材19
(19’)により、フレキシブルシート8を看板高さ方
向に張力を付勢させた後に、上下の開口部に蓋21、2
2を取り付ける。 (3)実施例3 図12はこの発明の内照式立体看板を六角柱形状に構成
して実施した場合の本体の斜視透視図である。図におい
て50は看板本体を形成する筒状フレーム、14は端部
フレームを連結する連結フレーム、7は透明樹脂製コー
ナー部材、42は可動フレーム、8は広告面板を形成す
るフレキシブルシートである。連結フレーム14は端部
内フレーム52に均等間隔に立設し、さらにその他必要
に応じて適宜補強部材を使用し、端部フレーム9を看板
の上端および下端位置に固定し、筒状フレーム50を形
成する。
【0043】フレキシブルシート8に張力を付勢させる
ためのコーナー部材7には、所望位置に適宜数の支持部
材45が取付けられている。そして支持部材45が、上
記コーナー部材7の先端がそれぞれ看板本体横断面の各
角に向かう方向に、ほぼ60度の角度をもって全ての連
結フレーム14および可動フレーム42にそれぞれ溶接
等の手段により固定される。コーナー部材7と支持部材
45との結合にはボルト・ナット等(図示せず)が好適
である。コーナー部材7の先端、すなわちフレキシブル
シート8との当接部の断面形状は、看板の隅部断面形状
に応じてほぼ三角形状もしくは半円形状をなしている。
支持部材45は上記コーナー部材7とフレキシブルシー
ト8がほぼ60度の角度をもって接するように、その長
さは看板の寸法に応じて適宜決定される。
【0044】フレキシブルシート8を張着する方法およ
び内部照明部材18の取付方法は、実施例2と同様であ
る。
【0045】本実施例は六角柱に構成したが、七角以上
の多角形にも応用できる。また、軸方向の寸法が十分小
さい場合には上記パンタグラフ式伸縮手段46に変え
て、図3(ロ)に示す方法に変えることができる。 (4)実施例4 図14はこの発明の内照式立体看板を円柱形状に構成し
て実施した場合の本体の斜視透視図、図15は中央横断
面図である。図において60は筒状フレーム、51は支
柱23を挿入するための案内枠部材、62は放射状に形
成したフレーム部材、63はリング状に形成したリング
状フレーム部材、64は補強部材、65は半円弧状に形
成した円周方向の張力付勢手段としての円弧状フレーム
部材、8は広告面板を形成するフレキシブルシートであ
る。
【0046】まず、支柱23の案内枠部材51を中心に
その外側に放射状に放射状フレーム部材62を配設し、
その先端がリング状フレーム部材63に内接するように
して固定することにより、端部フレーム部材9を構成す
る。この端部フレーム部材9は円筒形状の立体看板本体
の両端面に配置するものである。
【0047】上記端部フレーム部材9を所望の間隔に配
置し、それぞれを放射状フレーム部材62の先端におい
て複数の連結部材4で連結することにより、ほぼ円筒形
状の筒状フレーム60を形成する。また、放射状に配置
したそれぞれ(図では6本)の放射状フレーム部材62
の間には補強部材64を差し渡して補強することが望ま
しい。
【0048】上下の端部フレーム部材9間に設けた連結
部材14には、リング状のサブフレーム部材69を適宜
位置に外接させる。このサブフレーム部材69を利用し
て蛍光灯等の内部照明部材18を取り付けるのである
が、この内部照明部材18の外側すなわち内部照明部材
18とフレキシブルシート8との間の空間には一切のフ
レーム構成部材は存在してはならない。
【0049】リング状フレーム部材63には、L字アン
グル素材を円弧状に形成した円弧状フレーム部材65
が、前記リング状フレーム部材63の下部フレームにあ
っては上に、上部フレームにあっては下にそれぞれ支持
部材66によって支持されている。これらは円周方向の
張力付勢手段としての役割を有している。
【0050】すなわち、支持部材66は図16に示すよ
うに、固定ナット79を有する本体77と、円弧状フレ
ーム部材65を放射線方向に押し出すための押し出しボ
ルト78とからなり、放射状フレーム部材62上もしく
は放射状フレーム部材62に沿わせて設けた補助部材7
6上に固定されている。押し出しボルト78は円弧状フ
レーム部材65に適宜間隙を有して固定した補助部材8
1に設けたボルト穴82を貫通し、先端には抜け止め部
材80が取付けられているので、押し出しボルト78を
回転させることにより円弧状フレーム部材65を押し出
すこともまた、引き込ませることも可能である。
【0051】なお、看板を回転式のものとする場合は、
上記枠部材51に電動モータやガイドローラを設けるこ
とで可能である。
【0052】67はリング状フレーム部材63に外接さ
せたL字状部材であり、水平部分に設けた穴に軸方向の
張力付勢手段としてのシートけん引部材19を固定する
部材である。
【0053】フレキシブルシート8の挿入は各押し出し
ボルト78を(回転)操作して円弧状フレーム部材65
を最も縮めた状態にして行い、開口部端面の所望位置に
所望数のシートけん引部材19(軸方向の張力付勢手
段)を取り付ける。そしてそれぞれのけん引部材19を
固定部材67に取付ける。その後各押し出しボルト78
を(回転)操作して円弧状フレーム部材65を押し広げ
(図16)、軸方向および円周方向のバランスをとりな
がらそれぞれの張力を付勢する。
【0054】最後に筒状の両開口部に蓋21、22を取
付けて完成となる。
【0055】リング状フレーム部材63および円弧状フ
レーム部材65等の曲率を変えることにより、断面を真
円からだ円まで自由に変えることができる。 (5)実施例5 図18は実施例4を円弧柱に応用して実施した場合の斜
視概念図、図19はその横断面図である。まず直線状フ
レーム部材96、放射状フレーム部材92および円弧状
フレーム部材93で端部フレーム9を構成する。この
際、放射状に配置したそれぞれ(図では2本)の放射状
フレーム部材92の間には補強部材94を差し渡して補
強することが望ましい。端部フレーム9を所望間隔をも
って配し、連結部材14でこれらを連結して筒状フレー
ム90を形成する。主たる構成は実施例4と同様であ
る。
【0056】本実施例においては当該フレキシブルシー
ト8は円筒形状には形成せずシート状のまま張設するも
のとし、円弧方向も上記シートけん引部材19(1
9’)を使用する事が望ましい。そして、それぞれのシ
ートけん引部材19(19’)を固定部材97及び両端
方向の固定部材(図示せず)に取付ける。その後各押し
出しボルト78を(回転)操作して円弧状フレーム部材
95を押し広げ(押し出し)、両端方向および円周方向
のバランスをとりながら張力を付勢し、それぞれのシー
トけん引部材19(19’)によりその張力を調節す
る。
【0057】本実施例は適宜固定方法により建造物等の
壁面に固定して使用するのが好適である。
【0058】本実施例はほぼ半円柱に形成した例を示し
たが、円弧状フレーム95等の曲率を変更することによ
り、図20に示すような扁平な形状に構成することがで
きる。
【0059】さらに、円弧を形成する部材を極小さい曲
率を有する円形部材104と直線部材102等で構成す
ることにより、図21および22に示すような袖看板1
00とすることができる。この場合には、フレキシブル
シート8への張力付勢により端部フレーム9が内側に倒
れ込むことを防止するために、端部フレーム連結部材1
4は照明手段18とフレキシブルシート8との間に設け
なければならない。そこで、特に内部照明手段18には
拡散レンズを用いることで、連結部材14の陰影の映出
を防止することができる。 (6)実施例6 図23は、前記各実施例における軸方向の張力付勢手段
の変形を示す。張力付勢手段19をフレキシブルシート
8とほぼ平行に配置した前記各実施例においては、この
部分を被覆するために上下の蓋21、22の側面寸法C
を大きくしなければならない。しかしながら、この蓋の
側面は例えば缶詰の意匠にこの立体看板を構成した場合
には、缶の両蓋のカシメ部分に相当するものであり、で
きるかぎり実物のリアルさを表現するためにはこの寸法
もおのずと制約を受けることとなる。
【0060】本実施例は、この問題を解決するものであ
る。すなわち、端部フレーム9の外周に条溝110を設
け、フレキシブルシート8を被覆した後に、端面側にフ
レキシブルシート8とはほぼ直角に配置した軸(両端)
方向張力付勢手段19により必要最小限度の張力をもっ
てけん引し、この条溝110に適合する締め付け部材1
11を用いて緊締する。この締め付け部材111は、ワ
イヤもしくは帯状体または板状体111’が好適であ
り、その素材は伸長し難い素材であればアルミニウム、
鉄、ステンレススチール、その他の金属または、ナイロ
ンバンド等の合成樹脂製のものや炭素繊維やアラミド繊
維等の複合素材が使用可能であり、これら線状もしくは
帯状部材とけん引部材とを組み合わせて用いる。同図
(イ)は締め付け部材111にワイヤを用いた場合を、
同図(ロ)は板状体をビス止めする方法を示す。
【0061】図24は、本実施例に係る構成を前述の実
施例5において使用した場合を示す。本実施例において
はワイヤの両端をターンバックル5で結合している。ワ
イヤ111およびターンバックル5の一端を看板本体背
面のいずれかの支柱に固定する構成としても良い。
【0062】図25は、前述の実施例4において使用し
た場合を示す。本実施例においてはワイヤ111の両端
を結合せず、それぞれを直接もしくはターンバックル5
を介して、フレームに結合してある。ターンバックル5
は外部に露出してでっぱらないようにするために看板本
体内部に係止する。ワイヤ111はフレキシブルシート
8および端部フレーム9の所望位置に穴を設け、ワイヤ
111がこの穴の間において重複するようにして巻つけ
る。けん引部材としては、ターンバックルの他、スプリ
ング、ラチェットが好適である。 (7)実施例7 前記各実施例において、端部フレーム9の連結部材14
の一部に図26に示すようなネジ部112を形成し、一
方の端部フレーム9に形成した筒状部材114に挿入
し、ナット113の回転で伸縮可能な構成とすることに
より、端部フレーム9の間隔を広げることで軸(両端)
方向の張力を付勢せしめることができる。
【0063】
【発明の効果】本願発明は上記の如く構成したので、以
下の如き本願発明特有の効果を生ぜしめるものである。
【0064】第一に、三角、四角若しくは多角形の断面
を有する角筒状に看板を形成した場合には、フレキシブ
ルシートへの周方向の張力付勢手段を兼ねたコーナー部
材を光透過性に優れた樹脂素材とすることによって、従
来はフレームによって遮断されていた立体看板の広告面
の隅部分にも照明が行き届き、広告面が途切れることが
なく公告面全面を連続的に発光させることができるの
で、広告面全面を有効に使用することができ、見た目に
も新規な内照式立体看板を提供することができる。
【0065】第二に幅フレーム部材に設けた外向きに押
し出す機構の円周方向張力付勢手段により、従来フレキ
シブルシートでは困難だった円筒形の立体看板を製作す
ることが可能となった。
【0066】すなわち、上記第1及び第2の作用によ
り、箱入り菓子やたばこ、缶入りドリンクなどの商品の
パッケージそのままの意匠で看板を製作することが可能
となった。
【0067】第三に公告面板に使用するフレキシブルシ
ートは、柔軟且つ軽量である素材の特性上、強風によっ
ても破損し難く、万が一破損した場合であっても硬質樹
脂のように鋭利な破片となって落下して、通行人等に危
害を及ぼすようなことを防止することができるばかりで
なく、看板全体の質量を軽量化できる。
【0068】第四に、フレキシブルシートはプリントす
ることが硬質樹脂に比してはるかに容易であるので、さ
まざまな絵柄をプリントすることができることで絵柄の
デザイン上の制約が少なくなるので、見た目にも新規な
内照式立体看板を提供することができる。
【0069】第五に、複数のパンタグラフ式伸縮部材を
連結している1本の軸ボルトを回転させることですべて
のパンタグラフ式伸縮部材が連動して伸縮するような構
成によっては、立体看板の形状及び寸法が、内部に作業
者が入り込むことが可能な程に十分な断面寸法を有しな
いものや長手方向に極めて長いものであっても、わざわ
ざ看板内部に入り込むことなく、長手方向全域に亘って
均等にフレキシブルシートに張力を付勢させることが可
能となるため、フレキシブルシートにしわや歪のない看
板を製作することができる。
【0070】第六に、内部照明灯の内、上下いずれの開
口部からも遠い位置にあって看板外部からの操作ではそ
の電球等の交換が不可能だったものであっても、電球等
をレール上をスライドさせ看板の開口部に引き寄せるこ
とで容易に電球等の交換が可能である。
【0071】第七に、角柱タイプの立体看板において、
周方向の張力付勢手段であるコーナー部材を中空とし、
その内部に照明手段を設けたので、内部フレームの陰影
の映出をほぼ完全に防止することができる。
【0072】第八に、端部フレームの外周をワイヤ等の
専用部材で緊締する構成としたことにより、軸方向張力
付勢手段部分を被覆するための上下蓋の側面部寸法を小
さくすることができるので、外観を実物の缶等により酷
似させることができる。
【0073】第九に、隣り合う2の広告面板の照度を異
ならしめることにより、角柱型の立体看板にあって、そ
のコーナー方向から見た際にも平面的にならず立体感を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願発明の第一の実施例を示す斜視透視図
である。
【図2】 その中央横断面図である。
【図3】 (イ)その基本フレームの要部縦断面図
である。 (ロ)周方向張力付勢手段をネジ付きロッド及びナット
とで構成した場合の要部縦断面図である。
【図4】 周方向張力付勢手段をネジ付きロッド及
びナットとで構成した場合の中央横断面図である。
【図5】 軸方向張力付勢手段の要部縦断面図である
(2種)。
【図6】 (イ)光透過性管状素材を使用し内部に照
明器具を設けたコーナー部材の横断面図である。 (ロ)光透過性樋状素材を使用し内部に照明器具を設け
たコーナー部材の横断面図である。
【図7】 照明装置支持部材を示す概略図である。
【図8】 本願発明の第二の実施例を示す斜視透視図
である。
【図9】 その中央横断面図である。
【図10】 その連結フレームと可動フレームとの
結合を示す概念図である。
【図11】 内部照明部材の取付状態を示す概念図であ
【図12】 本願発明の第三の実施例を示す斜視透視図
である。
【図13】 その中央横断面図である。
【図14】 本願発明の第四の実施例を示す斜視透視図
である。
【図15】 その中央横断面図である。
【図16】 その円周方向張力付勢手段の要部(B−
B)断面図である。
【図17】 円弧状フレームの動作状態を示す概念図
である。
【図18】 本願発明の第五の実施例を示す斜視透視図
である。
【図19】 その中央横断面図である。
【図20】 扁平に構成した場合の中央部横断面図で
ある。
【図21】 第五の実施例を変形させ袖看板に応用し
た場合の斜視透視図である。
【図22】 その斜視図である。
【図23】 (イ)ワイヤを用いたフレキシブルシート
の締め付けを示す概略断面図である。 (ロ)板状体を用いたフレキシブルシートの締め付けを
示す概略断面図である。
【図24】 第五の実施例におけるワイヤによる締め付
け状態を示す概略図である。
【図25】 第四の実施例におけるワイヤによる締め付
け状態を示す概略図である。
【図26】 端部フレーム連結部材をボルトナットで伸
縮可能に構成した場合の要部概略図である。
【図27】 従来技術の一例を示す概念図である。
【図28】 従来技術の袖看板の一例を示す概念図であ
る。
【符号の説明】
1、40、50、60、90、100 筒状フレーム 2 基本フレームユニット 3 枠体 4 サポートフレーム 5 ターンバックル 6 ブラケット 7 透明樹脂製コーナー部材 8 フレキシブルシート 9 端部フレーム 12 サポートフレーム本体部材 13 パイプ材 14 連結フレーム 16 補強芯材 17 サポートフレーム固定部材 18 内部照明部材 19 シートけん引部材 21 天蓋 22 底蓋 23 支柱 24 取付フランジ 25 フレキシブルシート端部 26、113 ナット 27 張力付勢手段取付部材 28 シート保持部材 29 シート当接部材 30 管(樋)形状コーナー部材本体 31 ボルト 32 蛍光管保持部材 33 電線 34 照明手段保持部材 35 グロー管 36 舌部 37 ボルト 38 段差 39 ビス 42 可動支柱 45 支持部材 46 パンタグラフ式伸縮部材 47 軸ボルト 49、50 嵌合部材 51 クランクハンドル 48 スライドレール 71 枠状フレーム 72、92 放射状フレーム 63 リング状フレーム 64、94 補強部材 65、95 円弧状フレーム 66 支持部材 67 張力付勢手段固定部材 69、99 サブフレーム部材 76 補助部材 77 ボルト支持本体 78 ボルト 79 固定ナット 80 抜け止め部材 81 補助部材 82 ボルト穴 93 円弧状部材 96 直線状フレーム部材 104 先端フレーム部材 110 条溝 111 締め付け部材 112 ネジ部 114 円筒部材 130 外枠 131 広告面板

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒状フレーム 筒状の両端に設けた所望の輪郭を有する端部フレーム部
    材 端部フレーム部材間を連結する連結部材 周方向張力付勢手段 軸方向張力付勢手段 筒状フレーム内の連結部材位置より外側に取り付けた蛍
    光灯等の照明手段 筒状フレームの周囲に張設した光透過性フレキシブルシ
    ートを備え、筒状フレーム内の各部材の陰影が光透過性
    フレキシブルシートの表面に出ないようにしたことを特
    徴とする内照式立体看板。
  2. 【請求項2】筒状フレーム 筒状の両端に設けた所望の輪郭を有する端部フレーム部
    材 端部フレーム部材間を連結する連結部材 軸方向張力付勢手段 筒状フレーム内の連結部材位置より外側に取り付けた蛍
    光灯等の照明手段 筒状フレームの周囲に張設した光透過性フレキシブルシ
    ートを備え、筒状フレーム内の各部材の陰影が光透過性
    フレキシブルシートの表面に出ないようにしたことを特
    徴とする内照式立体看板。
  3. 【請求項3】筒状フレーム 筒状の両端に設けた所望の輪郭を有する端部フレーム部
    材 端部フレーム部材間を連結する連結部材 端部フレーム部材に設けた外向きに押し出す機構の円周
    方向張力付勢手段 軸方向張力付勢手段 筒状フレーム内の連結部材位置より外側に取り付けた蛍
    光灯等の照明手段 筒状フレームの周囲に張設した、筒状に形成した光透過
    性フレキシブルシートを備え、筒状フレーム内の各部材
    の陰影が光透過性フレキシブルシートの表面に出ないよ
    うにしたことを特徴とする内照式立体看板。
  4. 【請求項4】筒状フレーム 筒状の両端に設けた所望の輪郭を有する端部フレーム部
    材 端部フレーム部材間を連結する連結部材 端部フレーム部材に設けた外向きに押し出す機構の円弧
    方向張力付勢手段 両端方向張力付勢手段 筒状フレーム内の連結部材位置より外側に取り付けた蛍
    光灯等の照明手段 筒状フレームの周囲に張設した光透過性フレキシブルシ
    ートを備え、筒状フレーム内の各部材の陰影が光透過性
    フレキシブルシートの表面に出ないようにしたことを特
    徴とする内照式立体看板。
  5. 【請求項5】筒状フレーム 筒状の両端に設けた多角形の輪郭を有する端部フレーム
    部材 端部フレーム部材間を連結する連結部材 上記一対の端部フレーム部材の相対する各角部間に光透
    過性素材からなるコーナー部材を設け、このコーナー部
    材を外向きに押し出す機構を備えた周方向張力付勢手段 軸方向張力付勢手段 筒状フレーム内の連結部材位置より外側に取り付けた蛍
    光灯等の照明手段 筒状フレームの各コーナー部材の周囲に張設した、筒状
    に形成した光透過性フレキシブルシートを備え、筒状フ
    レーム内の各部材の陰影が光透過性フレキシブルシート
    の表面に出ないようにしたことを特徴とする内照式立体
    看板。
  6. 【請求項6】周方向張力付勢手段がターンバックルを対
    角線上に配置してなる請求項1または5に記載の内照式
    立体看板。
  7. 【請求項7】周方向張力付勢手段が、その一端にネジ部
    を有するロッド及びナットからなる請求項1または5に
    記載の内照式立体看板。
  8. 【請求項8】周方向張力付勢手段が、複数のパンタグラ
    フ式伸縮部材を単一軸ボルト上に連設せしめ、連動する
    ように構成した請求項1または5に記載の内照式立体看
    板。
  9. 【請求項9】軸方向張力付勢手段が、筒状の両端に設け
    た端部フレーム部材に設けたシートけん引機構を用いて
    なる請求項1ないし8のいずれかに記載の内照式立体看
    板。
  10. 【請求項10】内部の照明手段をレール上にスライド可
    能に設けた請求項1ないし7のいずれかに記載の内照式
    立体看板。
  11. 【請求項11】端部フレーム部材間を連結する連結部材
    が、その一端にネジ部を有し、ナットの回転によって伸
    縮可能としたことを特徴とする請求項1ないし8もしく
    は10に記載の内照式立体看板。
  12. 【請求項12】コーナー部材が、光透過性を有する合成
    樹脂製の管状体もしくは樋形状体および所望形状を有す
    るブラケットとで中空に構成され、なおかつその管内に
    蛍光灯等の照明手段を設けたことを特徴とする請求項1
    または5ないし11のいずれかに記載の内照式立体看
    板。
  13. 【請求項13】端部フレーム部材の外周に所望の条溝を
    設け、この条溝に適合する線状体もしくは帯状体もしく
    は板状体およびけん引部材からなる締付部材を用いて、
    フレキシブルシートを緊締することを特徴とする請求項
    1ないし12のいずれかに記載の内照式立体看板。
  14. 【請求項14】隣り合う2の広告面板の照度を異なるよ
    うに構成したことを特徴とする請求項1もしくは5ない
    し13のいずれかに記載の内照式立体看板。
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