JPH07140476A - 電極配線、液晶表示装置及び液晶表示装置の製造方法 - Google Patents

電極配線、液晶表示装置及び液晶表示装置の製造方法

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JPH07140476A
JPH07140476A JP28851193A JP28851193A JPH07140476A JP H07140476 A JPH07140476 A JP H07140476A JP 28851193 A JP28851193 A JP 28851193A JP 28851193 A JP28851193 A JP 28851193A JP H07140476 A JPH07140476 A JP H07140476A
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liquid crystal
display device
crystal display
impurities
pixel electrode
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JP28851193A
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Mutsumi Yamamoto
睦 山本
Takashi Hirose
貴司 廣瀬
Ikunori Kobayashi
郁典 小林
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】電気的に接続されたAlとITOの両電極の表
面が電解液に晒された際にできる局部電池系による両電
極の腐食を防止すること。 【構成】基板11全面にITO膜12を製膜しフォトレ
ジスト13を形成し、対向電極式ドライエッチング装置
を用いて、まずCH3OHとArの混合ガスによりIT
O膜の反応性イオンエッチングを行い、真空を破らずに
続けてO2ガスプラズマによりフォトレジスト13をア
ッシング除去し、更にO2ガスに替えてH2で希釈したB
26ガスを真空容器内に導入し、基板面にB、H等の価
電子制御用の不純物を含むイオン14のプラズマドーピ
ングを行なうことにより、ITO表面の電極電位を変化
させ、Alを全面に製膜して所定の電極配線15を形成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電極配線、液晶表示装
置及び液晶表示装置の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子装置の実装部においては、信
頼性を高めるため図1(d)に示した様に電子装置側か
ら配線15されている金属を実装部でITO(スズ添加
酸化インジウム)12に変換し、ITO12との間で外
部回路17との接続を行なう構造が用いられる場合があ
る。これは電子装置内部の配線15には抵抗の低いAl
を使い、実装用の電極12には実装が容易なITOを使
う為である。
【0003】一方図4に示したのは、従来のTFTアレ
イの製造工程の一例を示す概略断面図である。従来のT
FTアレイの製造工程は、(a)に示すように、まず透
光性基板31上にCrゲート電極32を選択的に形成し
た後、化学気相堆積法によりSiNxゲート絶縁膜3
3、アモルファスSi半導体層34、SiNxパッシベ
ーション膜35を順次製膜する。次に、(b)に示すよ
うに、ゲート電極32上の所定の領域以外のSiNxパ
ッシベーション膜35を除去した後オーミックコンタク
ト層36を全面に製膜し、次いでTFT部のオーミック
コンタクト層36、及びアモルファスSi半導体層34
を島化する。次に、(c)に示すように、ITO透明導
電膜37を全面に製膜し、画素部に所定のパターンの画
素電極を形成した後、基板全面にAlとTiの積層膜か
らなるソース・ドレイン配線用金属膜38を製膜する。
次に、(c)に示すように、フォトリソグラフィー技術
を用いて所定のフォトレジストパターンを形成してSi
Nxパッシベーション膜35上に残ったオーミックコン
タクト層36、及びソース・ドレイン配線用金属膜38
を一括してエッチングしてソース・ドレイン配線38
a、38bを形成し、(e)に示した様な所望のTFT
アレイが完成する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の実装電極では、
図1(d)に示した構造で、電極配線の最表面にAlが
露出した状態で、例えば実装前に汚れを除去するために
アルカリ性溶液を用いて洗浄したりすると、段差部のA
lが溶けて断線したり、ITO表面が還元されて実装電
極の接続部の抵抗が非常に高くなるといった問題が生じ
ていた。この原因は図2に示した様に、AlとITOの
間に電解液を介した局部電池系が形成されてAl表面で
は電解液との間でアノード反応として溶解が進み、一方
ITO側ではカソード反応としてIn23がOを失う還
元反応が進行するためと考えられている。
【0005】一方、図4に示した様な従来のTFTアレ
イの製造工程では、ソース・ドレイン配線をフォトリソ
グラフィー技術を用いて形成する際、画素電極上のAl
/Ti積層膜にピンホール等があって下地のITOが露
出するような欠陥があると、局部的にAlとITOが同
時に表面に現われることになる。この様な状態でアルカ
リ溶液である現像液に晒されると、ピンホール内で前記
現像液を電解液とした前記同様の局部電池系が形成さ
れ、結果的にソース・ドレイン配線ではAlは表面が溶
解、また画素電極であるITOは還元されて黒化してし
まう。特に画素電極上は、ピンホール内のITOの還元
が黒い粒状の点として残り、TFT−LCDの表示品位
を低下させるという問題が生じる。
【0006】この様な現象は、LCDやELディスプレ
イの実装部、或はTFT−LCDの画素電極のみなら
ず、そのデバイス構造によるもの、ピンホールやゴミの
付着等の不良によるものかを問わず、電気的に接続され
たAlとITOが同時に表面に現われて電解液に晒され
るような状況であれば常に発生する。そこで従来は、電
解液中にAl表面が露出しないような構造、或はAl自
身の電極電位を変える材料の選択などの工夫がなされて
きた。例えば、前記した実装方法やTFT−LCDで
は、金属配線をTiやMo、Crといった異なる金属を
Al表面に形成した積層配線とした構造としたり、Al
に不純物を添加した合金を配線に用いたりしている。
【0007】しかしながらこれらの方法は、特に必要の
無い金属を製膜することによる工程や設備、材料の増
加、電極配線を所定のパターンに形成するときの工程や
設備の増加、断面形状の制御の困難さ、或は材料の変更
に伴う配線抵抗の増大といった、製造コストの増加や信
頼性の低下、或はデバイス性能の低下といった問題を引
き起こす。
【0008】本発明の第1の目的は、上記のような局部
電池系による腐食を生じることなく、電気的に接続され
たAlとITOからなる信頼性の高い電極配線を再現性
良く、安価に提供することである。すなわち、本発明
は、ITOからなる電極配線を形成する際に、両電極間
の電気化学的な表面電位差から生じる局部電池反応によ
る腐食を防止することのできる構造を有する信頼性の高
い電極配線に関するものである。
【0009】一方、従来のTFTアレイの製造工程にお
いては、図4(b)に示した様にオーミックコンタクト
層とアモルファスSi半導体層の界面を清浄化するた
め、オーミックコンタクト層を製膜する直前に半導体層
表面の自然酸化膜を除去するためのフッ酸処理(スライ
スエッチング)を行なう必要がある。
【0010】しかしスライスエッチング後できる限り速
くオーミックコンタクト層を製膜しないと再び自然酸化
膜が形成されてTFT特性を劣化させる原因となるた
め、非常に厳密な工程管理が必要である。この問題を解
決する方法として、アモルファスSi半導体層表面に
P、B等の価電子制御用の不純物を含むイオンを打ち込
むことによって、半導体層表面に直接オーミックコンタ
クト層を形成する方法が有効であることが知られている
(例えば、特開昭63−119224)。
【0011】そこで、本発明の第2の目的は、この様な
イオンドーピング技術が活用でき、且つ上記したような
ソース・ドレイン配線にAlを用いた際に生じる局部電
池系による腐食を防止しすることができるTFT−LC
Dの構造を提供することで、さらなる工程簡略とコスト
の低減を実現することである。すなわち、本発明は、薄
膜トランジスタ型液晶表示装置(以下TFT−LCDと
略す)を製造するにあたり、a−Si半導体層の表面に
P、B等の価電子制御用の不純物を含むイオンを打ち込
む(ドーピングする)方法でオーミックコンタクト層を
形成する際、同時に画素電極表面にもイオンを打ち込む
ことのできる構造とすることで、その後のソース・ドレ
イン配線形成時に電池反応による腐食を防止し、且つ素
子構造及び工程を簡略化しつつ信頼性の高いTFT−L
CDパネルを実現できる液晶表示装置の構造、及びその
製造方法に関するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、ITOの表面
電位を変化させてAlとITO間の局部電池系による腐
食を防止するため、ITO表面に所定の方法で価電子制
御用の不純物を含むイオンを打ち込んだ構造を有するこ
とを特徴とする電極配線に関するものである。
【0013】また、本発明は、前記したTFTアレイの
品質を高め、且つ製造工程を簡略化できる構造及び手段
を提供するものである。即ちTFTアレイの構造を、そ
の製造工程のうちの1工程においてTFT部のソース・
ドレイン電極領域の半導体層と画素電極が同時に表面に
現われる構造とし、且つ当該工程において所定の方法で
価電子制御用の不純物を含むイオンを打ち込んだ後、画
素電極と電気的に接続されたソース・ドレイン配線を形
成する液晶表示装置及びその製造方法に関するものであ
る。
【0014】
【作用】そもそも電気的に接続されたAlとITOの間
で上記のような腐食が生じるのは、電気化学的には電解
液中での両電極(AlとITO)表面の電極電位に差が
生じて電子の移動が生じるためで、両電極の電極電位の
差が大きいほど腐食は起こり易い。そこでITOの表面
電位を変化させる様な処理を施すことによって、両電極
間の表面電位の差を小さくすれば上述した腐食の防止が
可能であると考えられる。
【0015】本発明の電極配線によれば、ITO表面に
価電子制御用の不純物を含むイオンが打ち込まれた構造
を有することにより、ITO表面の電極電位が変化して
AlとITOの間の表面電位差が小さくなり、電解液中
でAlとITO間に形成される局部電池系によって生じ
る腐食を防止できるため、信頼性の高い電極配線を得る
ことができる。
【0016】また本発明の液晶表示装置及びその製造方
法によれば、非常に清浄なオーミックコンタクト層と半
導体層の界面を有する良好なTFTと、局部電池系によ
る腐食の無い信頼性の高いソース・ドレイン配線及び表
示品位の高い画素電極を、1つの工程で同時に、且つ従
来よりも簡略な製造工程で実現することができるため、
信頼性が高く安価なTFT−LCDを得ることができ
る。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。 (実施例1)図1は、本発明の1実施例である電子装置
の実装部の製造工程を示す概略断面図である。まず基板
11全面にITO膜12を製膜し、図1(a)に示した
様な所定のパターンのフォトレジスト13を形成する。
対向電極式ドライエッチング装置を用いて、まずCH3
OHとArの混合ガスによりITO膜12の反応性イオ
ンエッチングを行い、真空を破らずに続けてO2ガスプ
ラズマによりフォトレジスト13をアッシング除去す
る。更にO2ガスに替えてH2で希釈したB26ガスを真
空容器内に導入し、図1(b)に示した様に、基板面に
B、H等の価電子制御用の不純物を含むイオン14のプ
ラズマドーピングを行なう。その後Alを全面に製膜
し、図1(c)に示した様な所定の電極配線15を形成
する。基板11の切断や洗浄処理などの所定の実装前処
理を行い、大気中で250℃の熱処理を行なった後、図
1(d)に示した様な導電性ペースト16を介して外部
回路用配線17との接続を行なう実装が完成する。
【0018】本実施例においては、図1(c)に示した
様な、電極配線15であるAlと実装用電極であるIT
O12が電気的につながり、且つ両電極表面が共に露出
している状態で弱アルカリ水溶液で洗浄を行なったが、
Al配線の断線等の不良は全く発生しなかった。またI
TOのシート抵抗はドーピングにより若干上昇するが、
実装直前に行なう熱処理により完全に回復しており信頼
性の高いデバイスが実現できた。
【0019】(実施例2)図3は、本発明の1実施例で
あるTFTアレイの製造工程を示す概略断面図である。
まず図3(a)に示したように、透光性基板41上にC
rゲート電極42を選択的に形成した後、化学気相堆積
法によりSiNxゲート絶縁膜43、アモルファスSi
半導体層44、SiNxパッシベーション膜45を順次
製膜する。次に、(b)に示すように、ゲート電極42
上に所定の形状のフォトレジスト46を形成後、弗素系
或は塩素系ガスを用いたドライエッチング法によりSi
Nxパッシベーション膜45とアモルファス半導体層4
4をエッチングし、続けて弗酸と弗化アンモニウムの混
合液を用いてSiNxパッシベーション膜45の側面を
エッチングしてコンタクト領域の半導体層44を露出
し、図3(b)に示したようなTFTのチャンネル領域
を形成する。次に、フォトレジスト46を除去した後I
TO透明導電膜を全面に製膜し、図3(c)に示したよ
うに所定のパターンの画素電極47を形成し、基板全面
に価電子制御用の不純物を含むイオン48を打ち込む。
本実施例では、RFグロー放電でイオン化したH2希釈
のPH3ガスを、質量分離せずにそのまま基板面に照射
する非質量分離型イオンドーピング法を用いた。本方法
ではP+、H+の他に、H2 +、PHx +で現わさせるような
イオン種が全て打ち込まれる。打ち込まれたイオンの分
布する平均深さはイオン源の加速電圧により、またドー
ピングイオンの総量は打ち込み時間により制御する。こ
の表面処理によってTFT部にはオーミックコンタクト
層49が形成され、またITO表面の電気化学的な電極
電位が変化する。続いて図3(d)示したように、基板
全面にAlとTiの積層膜からなるソース・ドレイン配
線用金属膜50を製膜する。最後にフォトリソグラフィ
ー技術を用いて所定のフォトレジストパターンを形成
し、ソース・ドレイン配線用金属膜50をエッチングし
てソース・ドレイン配線50a、50bを形成し、図3
(e)に示した様な所望のTFTアレイが完成する。
【0020】本実施例においては、図3(d)に示した
様に画素電極のITOとソース・ドレイン配線が積層さ
れた状態でフォトリソ工程を経ているが、ソース・ドレ
イン配線形成後の画素電極上を観察したところ、図4に
示した従来例で観察されたようなITOの還元による黒
い粒状の黒化した部分は無かった。また本実施例におい
ては、図3(c)に示した様にITO表面にイオンドー
ピングを行なう際に、同時にアモルファスSi半導体層
表面にオーミックコンタクト層を形成している。そのた
め半導体層とオーミックコンタクト層の界面は非常に良
好であり、信頼性の高いTFT特性が再現性良く得られ
た。さらに従来例のようなスライスエッチングが必要な
いため、図3(b)に示したTFTのチャネル領域形成
後、次工程までのプロセス時間を厳密に管理する必要が
なくなり、工程での自由度が拡大し生産効率が高まっ
た。
【0021】本発明における主たる特徴は、Alと電気
的に接続するITOの表面に価電子制御用のイオンを打
ち込んで電気化学的な電極電位を変えることにある。上
述した2つの実施例においては、価電子制御用のイオン
としてB、Pを用いるため、実際の処理に用いるガスと
してB26とH2の混合ガス、或はPH3とH2の混合ガ
スを用いたが、ドーピング用ガスとしてはPやBを含む
化合物ガスであればよい。
【0022】また本発明の2つの実施例における価電子
制御用の不純物を含むイオンのドーピング量は、ドーピ
ング方法によっても異なるが、総量で概ね1014〜10
16cm-2の範囲であれば効果がある。また実施例2の中
で示した非質量分離型のイオンドーピング法の場合、加
速電圧が高すぎるとイオンが深く入りすぎて所望の効果
が得られないので、加速電圧は30kV以下であること
が望ましい。
【0023】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように、
本発明は、ITO表面に価電子制御用の不純物を含むイ
オンを打ち込んで電気化学的な電極電位を変える表面処
理を施すことによって、Alと電気的に接続した状態で
電解液に晒されても両電極間で形成される局部電池系に
よる腐食の発生を防止し、信頼性の高い電極配線を再現
性良く得ることができる。
【0024】また本発明は、TFT−LCDの製造工程
において、オーミックコンタクト層の形成と、TFTの
ソース・ドレイン配線とITO画素電極間で形成される
局部電池系による腐食を防止するITOに対する表面処
理とを、基板全面に価電子制御用の不純物を含むイオン
を打ち込むことにより同時に実現することができ、良好
なTFT特性と高い表示品位を再現性良く、しかも従来
よりも簡略化された工程で得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における電子装置の実装部の製造工程の
1例を示す概略断面図
【図2】本発明における電解液中の電極間に生じる腐食
現象を説明する概略図
【図3】本発明におけるTFT液晶表示装置の製造工程
の1例を示す概略断面図
【図4】従来例のTFT液晶表示装置の製造工程の1例
を示す概略断面図
【符号の説明】
11 基板 12 ITO膜 13 フォトレジスト 14 価電子制御用の不純物を含むイオン 15 電極配線 16 導電性ペースト 17 外部回路用配線

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気的に接続されたアルミニウムとスズ添
    加酸化インジウムとを同一表面に有し、且つ前記スズ添
    加酸化インジウムの表面に、価電子制御用の不純物を含
    むことを特徴とする電極配線。
  2. 【請求項2】価電子制御用の不純物は、価電子制御用の
    不純物を含む化合物ガスをグロー放電プラズマによりイ
    オン化し、生成されたイオンを質量分離せずに基板表面
    に打ち込むことによって含まれたものであることを特徴
    とする請求項1記載の電極配線。
  3. 【請求項3】価電子制御用の不純物は、価電子制御用の
    不純物を含む化合物ガスのグロー放電プラズマ中の陰極
    上に載置された基板表面にプラズマを晒すことによって
    含まれたものであることを特徴とする請求項1記載の電
    極配線。
  4. 【請求項4】透光性基板上に薄膜トランジスタのソース
    ・ドレイン領域の半導体層と画素電極が同時に表面に現
    われる構造を有し、且つ前記ソース・ドレイン領域の半
    導体層と画素電極の表面に価電子制御用の不純物を含
    み、且つ前記画素電極とソース・ドレイン配線が電気的
    に接続されていることを特徴とする液晶表示装置。
  5. 【請求項5】画素電極がスズ添加酸化インジウムからな
    り、且つ画素電極と電気的に接続されたソース・ドレイ
    ン配線の最表面がアルミニウムからなることを特徴とす
    る請求項4記載の液晶表示装置。
  6. 【請求項6】価電子制御用の不純物は、価電子制御用の
    不純物を含む化合物ガスをグロー放電プラズマによりイ
    オン化し、生成されたイオンを質量分離せずに基板表面
    に打ち込むことによって含まれたものであることを特徴
    とする請求項4記載の液晶表示装置。
  7. 【請求項7】価電子制御用の不純物は、価電子制御用の
    不純物を含む化合物ガスのグロー放電プラズマ中の陰極
    上に載置された基板表面にプラズマを晒すことによって
    含まれたものであることを特徴とする請求項4記載の液
    晶表示装置。
  8. 【請求項8】製造工程中に薄膜トランジスタのソース・
    ドレイン領域の半導体層と画素電極が同時に表面に現わ
    れる構造を有する液晶表示装置の製造方法において、基
    板表面に前記薄膜トランジスタのソース・ドレイン領域
    の半導体層と前記画素電極が同時に現われる工程におい
    て、前記基板全面に価電子制御用の不純物を含むイオン
    を打ち込んだ後、画素電極と電気的に接続されたソース
    ・ドレイン配線を形成することを特徴とする液晶表示装
    置の製造方法。
  9. 【請求項9】画素電極がスズ添加酸化インジウムからな
    り、且つ画素電極と電気的に接続されたソース・ドレイ
    ン配線の最表面がアルミニウムからなることを特徴とす
    る請求項8記載の液晶表示装置の製造方法。
  10. 【請求項10】価電子制御用の不純物を含むイオンを打
    ち込む方法が、価電子制御用の不純物を含む化合物ガス
    をグロー放電プラズマによりイオン化し、生成されたイ
    オンを質量分離せずに当該基板表面に打ち込むことであ
    ることを特徴とする請求項8記載の液晶表示装置の製造
    方法。
  11. 【請求項11】価電子制御用の不純物を含むイオンを打
    ち込む方法が、価電子制御用の不純物を含む化合物ガス
    のグロー放電プラズマ中の陰極上に載置された当該基板
    表面にプラズマを晒すことであることを特徴とする請求
    項8記載の液晶表示装置の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007184527A (ja) * 2005-12-30 2007-07-19 Quanta Display Inc ピクセル構造を作製するための方法

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