JPH07139822A - 冷凍装置の安全装置 - Google Patents

冷凍装置の安全装置

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JPH07139822A
JPH07139822A JP28824593A JP28824593A JPH07139822A JP H07139822 A JPH07139822 A JP H07139822A JP 28824593 A JP28824593 A JP 28824593A JP 28824593 A JP28824593 A JP 28824593A JP H07139822 A JPH07139822 A JP H07139822A
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JP
Japan
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rotary compressor
temperature
valve
pressure
refrigerant
Prior art date
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Pending
Application number
JP28824593A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Omori
豊 大森
Ryuzo Tobe
龍三 戸部
Minoru Sudo
稔 須藤
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 負荷変動に応じて回転圧縮機を冷却してから
高低圧圧力スイッチで回転圧縮機を停止させてオン・オ
フを頻繁に行わないように制御する。 【構成】 回転圧縮機20のシリンダ内と凝縮器21の
出口側との間には吐出管32の吐出冷媒温度に応じて開
閉する開閉弁30を有する液冷媒噴射回路28が接続さ
れている。電動膨張弁23の入口側と蒸発器24の出口
側との間には並列に回転圧縮機へ吸入される吸入冷媒温
度が許容温度より高いときに開閉する電磁弁35とキャ
ピラリーチューブ36とを有するバイパス管34が接続
されている。高圧側と低圧側の配管には高圧及び低圧の
冷媒圧力によって回転圧縮機を停止させる高低圧圧力ス
イッチ39が接続されている。制御器40は液冷媒噴射
回路28の開閉弁をバイパス管の電磁弁35より先に開
放させるとともに、これらの弁を開放させた後に高低圧
圧力スイッチを動作させるように制御している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は冷凍装置の安全装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来一般の冷凍装置は回転圧縮機の温度
を低減する液冷媒噴射回路、蒸発器から回転圧縮機へ吸
入される冷媒の圧力が一定圧力以下になったときに低圧
圧力を上昇させるバイパス管、高圧圧力及び低圧圧力を
検出して圧縮機の運転を停止させる圧力スイッチをそれ
ぞれ有し、広範囲ん負荷条件で使用される回転圧縮機の
温度の低減を図りつつ低圧側の冷媒の圧力の低下を抑
え、かつ、圧力スイッチによって冷凍装置の回転圧縮機
を保護するようにしている(例えば、特公昭39−24
260号公報、特公昭57−27371号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
冷凍装置は回転圧縮機へ吸入される冷媒の圧力が一定以
下になったときバイパス管に高圧液冷媒を流して低圧圧
力を上昇させるものであるため、吸入圧力が定格圧力以
上で、吸入冷媒温度が許容できる温度より高くなったと
きにこの吸入冷媒の温度を低下させることができず、回
転圧縮機を保護できない問題があった。
【0004】この発明は上記の問題を解決するもので、
回転圧縮機の温度を直接低減するととともに、吸入冷媒
の温度を低減させて前記回転圧縮機の温度を低下させた
後、圧力スイッチで回転圧縮機を停止させるようにした
冷凍装置の安全装置を提供することを目的としたもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は回転圧縮機、
凝縮器、膨張弁及び蒸発器等を備え、前記回転圧縮機の
シリンダ内と凝縮器の出口側との間に回転圧縮機の吐出
管の吐出冷媒温度に応じて開閉する弁を有する液冷媒噴
射回路を接続し、前記膨張弁の入口側と蒸発器の出口側
との間にこれらの膨張弁と蒸発器との直列回路に並列に
回転圧縮機へ吸入される吸入冷媒温度が許容温度より高
いときに開閉する電磁弁とキャピラリーチューブとを有
するバイパス管を接続し、高圧側の配管と低圧側の配管
とに高圧及び低圧の冷媒圧力によって回転圧縮機を停止
させる圧力スイッチを接続し、前記液冷媒噴射回路の弁
をバイパス管の電磁弁より先に開放させるとともに、こ
れらの弁を開放させた後に圧力スイッチを動作可能にさ
せる制御器を設けたものである。
【0006】
【作用】この発明は上記のように構成したことにより、
液冷媒噴射回路で回転圧縮機の温度を直接低減させると
ともに、バイパス管で回転圧縮機の吸入冷媒の温度を上
昇させるように制御し、前記圧縮機の温度上昇を抑えつ
つ吸入冷媒の温度上昇を抑え、かつ、回転圧縮機の温度
を低下させてからこの圧縮機を停止させ、回転圧縮機が
頻繁にオン・オフすることなくこの圧縮機を確実に保護
できるようにしたものである。
【0007】
【実施例】以下この発明を図に基づいて説明する。
【0008】図1はこの発明の恒温恒湿槽の断面図であ
る。図2はこの発明の恒温恒湿槽に使用する冷凍回路図
である。
【0009】1は外箱2とステンレス製の内箱3との間
に断熱材4を充填した本体5と、この本体の開口を開閉
自在に閉塞する扉6とで形成された恒温恒湿槽である。
本体5の内箱3の内部には所定の温度及び湿度に維持し
て電子部品や新素材等の耐久試験を行う恒温恒湿な環境
試験室7が形成されている。環境試験室7にはこの試験
室を加熱するヒータ8、加湿する加湿器9及び冷却除湿
する冷凍ユニット10を有する温湿度制御装置11を収
納する空間12を形成する仕切板13が設けられてい
る。温湿度制御装置11の上部には環境試験室7内に恒
温恒湿の空気を供給する送風機14が設けられている。
仕切板13の上部には前方に吹き出す吹出口15が、下
部には吸込口16がそれぞれ形成され、送風機14によ
って環境試験室7と温湿度制御装置11を収納した空間
12とを恒温恒湿の空気が循環している。
【0010】17は内箱3の上部内壁18の扉6側に設
けられた遮蔽板で、この遮蔽板は吹出口15に対向して
設けられている。そして、遮蔽板17はヒンジ19によ
って回動自在に取り付けられている。
【0011】冷凍ユニット10は回転圧縮機20、凝縮
器21、デハイドレータ22、電動膨張弁23、蒸発器
24、第1アキュームレータ25、逆止弁26及び第2
アキュームレータ27とで冷凍装置を構成している。冷
凍ユニット10の蒸発器24は恒温恒湿槽1の空間12
内に配置されている。
【0012】28は回転圧縮機20のシリンダ(図示せ
ず)内と凝縮器21の出口側との間に接続された液冷媒
噴射回路で、この液冷媒噴射回路にはストレーナ29、
開閉弁30及びキャピラリーチューブ31が設けられて
いる。この開閉弁は回転圧縮機20の吐出管32の吐出
冷媒の温度を検出するセンサー33によって開閉する。
そして、開閉弁30は雰囲気温度と吐出冷媒の温度との
和が設定値以上の温度になったときに開放するようにさ
れている。
【0013】34はデハイドレータ22、電動膨張弁2
3及び蒸発器24の直列回路に並列に接続されたバイパ
ス管で、このバイパス管には電磁弁35とキャピラリー
チューブ36とが設けられている。この電磁弁は回転圧
縮機20の吸込管37の吸入冷媒の温度を検出するセン
サー38によって開閉する。そして、電磁弁35は回転
圧縮機20に吸入される冷媒の温度が設定値以上の温度
になったときに開放するようにされている。
【0014】39は高低圧圧力スイッチで、この高低圧
圧力スイッチは凝縮器21の出口側の圧力が設定値以上
の圧力になったとき、あるいは、第1アキュームレータ
25の入口側の圧力が設定値以下の圧力になったときに
回転圧縮機20を停止させるようにしている。
【0015】40は制御器で、この制御器は液冷媒噴射
回路28の開閉弁30を開放してからバイパス管34の
電磁弁35を開放し、これらの弁が開放しているときに
高低圧圧力スイッチ39を作動させるように制御してい
る。
【0016】このように構成された冷凍装置の安全装置
において、電子部品や新素材等の耐久試験を行う恒温恒
湿槽1の環境試験室7は仕切板13で仕切られた空間1
2内に配置された温湿度制御装置11のヒータ8、加湿
器9及び冷凍ユニット10によって庫内温度が−40℃
〜85℃、庫内湿度が20%〜95%の範囲に設定され
ている。
【0017】環境試験室7内を−40℃〜85℃の温度
で、しかも、20%〜95%の湿度に調整するには温湿
度制御装置11のヒータ8、加湿器9及び冷凍ユニット
10を制御して行わなければならなかった。すなわち、
温度を上昇させるときにはヒータ8の出力を大きくし、
湿度を上昇させるときには加湿器9の出力を大きくし、
温度及び湿度を下げるときには冷凍ユニット10の出力
を大きくしている。そして、温湿度制御装置11はヒー
タ8、加湿器9及び冷凍ユニット10が全て作動してい
ることが多く、蒸発器24に対してヒータ8の熱的影響
が大きく冷凍ユニット10の回転圧縮機20が過負荷運
転されている。
【0018】そのため、回転圧縮機20は液冷媒噴射回
路28からシリンダ内に供給される液冷媒やバイパス管
34から蒸発器24の出口側の低圧冷媒に供給される液
冷媒によって冷却され、過負荷運転時の温度上昇を抑え
られている。また、液冷媒噴射回路28の開閉弁30は
雰囲気温度と吐出冷媒温度との和が70℃以上になる
と、開放されて回転圧縮機20を直接冷却するようにし
ている。バイパス管34の電磁弁35は吸込管37の吸
入冷媒の温度が設定値以上になったら開放されて回転圧
縮機20に吸入される冷媒の温度を低くしている。そし
て、開閉弁30は制御器40によって電磁弁36より常
に先に開放されるように制御されている。
【0019】回転圧縮機20から吐出される吐出冷媒は
シリンダ内に液冷媒噴射回路28から直接供給される液
冷媒の蒸発熱と、バイパス管34から供給される液冷媒
で冷却された吸入冷媒とで圧縮時の温度上昇が抑えられ
ている。
【0020】高低圧圧力スイッチ39は冷凍ユニット1
0を流れる高圧圧力と低圧圧力とが異常圧力となったと
きに回転圧縮機20を強制的に停止させるようにしてい
る。また、この高低圧圧力スイッチは制御器40によっ
てバイパス管34の電磁弁35が開放しているときに作
動するように制御されている。
【0021】この発明は液冷媒噴射回路28とバイパス
管35と高低圧圧力スイッチ39とを順番に作動させる
ように設定することにより、広範囲の設定条件で運転を
行う冷凍ユニット10のオン・オフ制御が頻繁に行われ
るのを抑えられるとともに、冷凍ユニット10を保護で
きるようにしたものである。
【0022】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、回転圧
縮機、凝縮器、膨張弁及び蒸発器等を備え、前記回転圧
縮機のシリンダ内と凝縮器の出口側との間に回転圧縮機
の吐出管の吐出冷媒温度に応じて開閉する弁を有する液
冷媒噴射回路を接続し、前記膨張弁の入口側と蒸発器の
出口側との間にこれらの膨張弁と蒸発器との直列回路に
並列に回転圧縮機へ吸入される吸入冷媒温度が許容温度
より高いときに開閉する電磁弁とキャピラリーチューブ
とを有するバイパス管を接続し、高圧側の配管と低圧側
の配管とに高圧及び低圧の冷媒圧力によって回転圧縮機
を停止させる圧力スイッチを接続し、前記液冷媒噴射回
路の弁をバイパス管の電磁弁より先に開放させるととも
に、これらの弁を開放させた後に圧力スイッチを動作可
能にさせる制御器を設けたので、高負荷条件の機器に使
用する冷凍ユニットの回転圧縮機が温度上昇して頻繁に
オン・オフすることなくこの回転圧縮機を保護できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す恒温恒湿槽の断面図
である。
【図2】この発明の恒温恒湿槽に使用される冷凍回路図
である。
【符号の説明】
10 冷凍ユニット 20 回転圧縮機 21 凝縮器 23 電動膨張弁 24 蒸発器 28 液冷媒噴射回路 30 開閉弁 31,36 キャピラリーチューブ 34 バイパス管 35 電磁弁 39 高低圧圧力スイッチ 40 制御器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F25B 1/00 341 C

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転圧縮機、凝縮器、膨張弁及び蒸発器
    等を備えた冷凍装置において、前記回転圧縮機のシリン
    ダ内と凝縮器の出口側との間には回転圧縮機の吐出管の
    吐出冷媒温度に応じて開閉する弁を有する液冷媒噴射回
    路を接続し、前記膨張弁の入口側と蒸発器の出口側との
    間にはこれらの膨張弁と蒸発器との直列回路に並列に回
    転圧縮機へ吸入される吸入冷媒温度が許容温度より高い
    ときに開閉する電磁弁とキャピラリーチューブとを有す
    るバイパス管を接続し、高圧側の配管と低圧側の配管と
    には高圧及び低圧の冷媒圧力によって回転圧縮機を停止
    させる圧力スイッチを接続し、前記液冷媒噴射回路の弁
    をバイパス管の電磁弁より先に開放させるとともに、こ
    れらの弁を開放させた後に圧力スイッチを動作可能にさ
    せる制御器を設けたことを特徴とする冷凍装置の安全装
    置。
JP28824593A 1993-11-17 1993-11-17 冷凍装置の安全装置 Pending JPH07139822A (ja)

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