JPH07139817A - 太陽熱集熱器 - Google Patents
太陽熱集熱器Info
- Publication number
- JPH07139817A JPH07139817A JP31432693A JP31432693A JPH07139817A JP H07139817 A JPH07139817 A JP H07139817A JP 31432693 A JP31432693 A JP 31432693A JP 31432693 A JP31432693 A JP 31432693A JP H07139817 A JPH07139817 A JP H07139817A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- solar heat
- heat collector
- space
- heat
- solar
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/40—Solar thermal energy, e.g. solar towers
- Y02E10/44—Heat exchange systems
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は家屋の小屋裏空間内に太陽熱集熱器
を形成することによって、美観的に良い、またメンテナ
ンスができる太陽熱集熱器に関するものである。 【構成】 屋根の垂木９に水密性および気密性を有する
取付用枠材１０、１１を介して支持される透明板３と、
受光板４と断熱層５と気密層１３を有し、小屋裏空間１
の一部を区切るために設ける受光部Ｂと、上記透明板３
と受光部Ｂの気密性が連続するように形成した太陽熱集
熱器内空間２と、小屋裏空間１側から太陽熱集熱器内空
間２の内部を点検する点検口８と、太陽熱を吸収する熱
媒体１５を取り入れる給気または給水部材６と、吸収し
た熱媒体１５を送り出す排気または排水部材７とを、前
記小屋裏空間１と太陽熱集熱器内空間２との少なくとも
一箇所以上に配設した太陽熱集熱器Ａである。
を形成することによって、美観的に良い、またメンテナ
ンスができる太陽熱集熱器に関するものである。 【構成】 屋根の垂木９に水密性および気密性を有する
取付用枠材１０、１１を介して支持される透明板３と、
受光板４と断熱層５と気密層１３を有し、小屋裏空間１
の一部を区切るために設ける受光部Ｂと、上記透明板３
と受光部Ｂの気密性が連続するように形成した太陽熱集
熱器内空間２と、小屋裏空間１側から太陽熱集熱器内空
間２の内部を点検する点検口８と、太陽熱を吸収する熱
媒体１５を取り入れる給気または給水部材６と、吸収し
た熱媒体１５を送り出す排気または排水部材７とを、前
記小屋裏空間１と太陽熱集熱器内空間２との少なくとも
一箇所以上に配設した太陽熱集熱器Ａである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は建築物、構築物等に使用
する、無尽蔵の太陽の熱エネルギーを利用した環境に優
しい太陽熱集熱器に関するものである。
する、無尽蔵の太陽の熱エネルギーを利用した環境に優
しい太陽熱集熱器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、太陽熱集熱器としては箱型形状の
ユニットを屋根上に別途設置するか、または、屋根材自
体が集熱器となっている構造であった。
ユニットを屋根上に別途設置するか、または、屋根材自
体が集熱器となっている構造であった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、箱型形
状のユニットを屋根上に設置すると見栄えが良くなく、
また、屋根と一体化した太陽熱集熱器は内部メンテナン
スを行うには太陽熱集熱器を破壊しなければならなかっ
た。
状のユニットを屋根上に設置すると見栄えが良くなく、
また、屋根と一体化した太陽熱集熱器は内部メンテナン
スを行うには太陽熱集熱器を破壊しなければならなかっ
た。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような課題
を解決するために、家屋の小屋裏空間内に太陽熱集熱器
を作成することによって、美観性が良く、またメンテナ
ンスが簡単にできる太陽熱集熱器を提案するものであ
る。
を解決するために、家屋の小屋裏空間内に太陽熱集熱器
を作成することによって、美観性が良く、またメンテナ
ンスが簡単にできる太陽熱集熱器を提案するものであ
る。
【０００５】
【実施例】以下に図面を用いて本発明に係る太陽熱集熱
器について詳細に説明する。図１、図２、図４、図５、
図６は太陽熱集熱器Ａの代表的一実施例を示す説明図で
あり、１は小屋裏空間、２は太陽熱集熱器内空間、３は
透明板、３ａは複層透明板、４は受光板、５は断熱層、
６は給気または給水部材、７は排気または排水部材、８
は点検口、９は垂木、１０、１０ａおよび１１は取付用
枠材、１２は屋根材、１３は気密層、Ｂは受光部、１４
はファン、１５は熱媒体、１６は湯沸かしパネル、１７
は配管断熱材、１８は開けた状態の点検口、２２は仕切
り、２３および２４は集熱空間である。
器について詳細に説明する。図１、図２、図４、図５、
図６は太陽熱集熱器Ａの代表的一実施例を示す説明図で
あり、１は小屋裏空間、２は太陽熱集熱器内空間、３は
透明板、３ａは複層透明板、４は受光板、５は断熱層、
６は給気または給水部材、７は排気または排水部材、８
は点検口、９は垂木、１０、１０ａおよび１１は取付用
枠材、１２は屋根材、１３は気密層、Ｂは受光部、１４
はファン、１５は熱媒体、１６は湯沸かしパネル、１７
は配管断熱材、１８は開けた状態の点検口、２２は仕切
り、２３および２４は集熱空間である。
【０００６】図３、図７、図８は太陽熱集熱器Ａに係る
部材の代表的一実施例を示す説明図であり、１９は回
路、２０は円盤フィン、２１はパイプ、２５はパッキ
ン、２６は棟部材、２７は波型フィン、２８は波型フィ
ンパネルである。
部材の代表的一実施例を示す説明図であり、１９は回
路、２０は円盤フィン、２１はパイプ、２５はパッキ
ン、２６は棟部材、２７は波型フィン、２８は波型フィ
ンパネルである。
【０００７】図１を用いてさらに詳説すると、太陽熱集
熱器内空間２は小屋裏空間１の内部において受光板４と
透明板３と取付用枠材１０、１１によって囲まれ、気密
にされた空間である。また、太陽熱集熱器内空間２と小
屋裏空間１とは気密層１３と断熱層５および受光板４か
らなる受光部Ｂによって区切られる。また、外気とは透
明板３と取付用枠材１０、１１によって区切られた空間
である。
熱器内空間２は小屋裏空間１の内部において受光板４と
透明板３と取付用枠材１０、１１によって囲まれ、気密
にされた空間である。また、太陽熱集熱器内空間２と小
屋裏空間１とは気密層１３と断熱層５および受光板４か
らなる受光部Ｂによって区切られる。また、外気とは透
明板３と取付用枠材１０、１１によって区切られた空間
である。
【０００８】透明板３は取付用枠材１０、１１によって
垂木９に取り付けられ、太陽光を太陽熱集熱器内空間２
へ透過させ、取り入れた熱を出来るだけ外部に放出しな
い面材であり、かつ、取付用枠材１０、１１に組み合わ
されることにより雨や雪等に対する防水性、気密性、耐
候性、耐薬品性、耐火性等を有するものである。また、
透明板３は紫外線劣化に対して強い等の耐侯性が良い面
材であること、さらに、積雪荷重や風荷重、あるいは局
部的な衝撃（石等の飛散）に対して破壊または劣化しな
いような強度を持つことが望ましい。透明板３の例とし
ては、ポリカーボネイト板、ガラス板、強化ガラス板、
塩化ビニール板等、およびこれらの複合板等が挙げられ
るが、液晶、金属薄膜、アモルファスシリコン等の材料
と複合させ、随意に不透明化したり、太陽光や赤外線の
選択透過作用、太陽電池化する等の付加機能を持たせる
ことも可能である。勿論、透明板３の形状は４角形、円
形等任意である。
垂木９に取り付けられ、太陽光を太陽熱集熱器内空間２
へ透過させ、取り入れた熱を出来るだけ外部に放出しな
い面材であり、かつ、取付用枠材１０、１１に組み合わ
されることにより雨や雪等に対する防水性、気密性、耐
候性、耐薬品性、耐火性等を有するものである。また、
透明板３は紫外線劣化に対して強い等の耐侯性が良い面
材であること、さらに、積雪荷重や風荷重、あるいは局
部的な衝撃（石等の飛散）に対して破壊または劣化しな
いような強度を持つことが望ましい。透明板３の例とし
ては、ポリカーボネイト板、ガラス板、強化ガラス板、
塩化ビニール板等、およびこれらの複合板等が挙げられ
るが、液晶、金属薄膜、アモルファスシリコン等の材料
と複合させ、随意に不透明化したり、太陽光や赤外線の
選択透過作用、太陽電池化する等の付加機能を持たせる
ことも可能である。勿論、透明板３の形状は４角形、円
形等任意である。
【０００９】取付用枠材１０、１１は透明板３との接合
部において図７に示すようなパッキン２５等により防水
性や気密性を持ち、また図示はしていないが、受光板４
との接合部、さらに取付用枠材１０、１１と屋根材１２
との接合部においても雨水の浸入を防止する防水性、気
密性を有する。また、図示はしていないが、取付用枠材
１０、１１は透明板３の全周にも存在し、図５に示すよ
うに取付用枠材１０ａを使用して透明板３同士を繋ぐこ
ともできる。
部において図７に示すようなパッキン２５等により防水
性や気密性を持ち、また図示はしていないが、受光板４
との接合部、さらに取付用枠材１０、１１と屋根材１２
との接合部においても雨水の浸入を防止する防水性、気
密性を有する。また、図示はしていないが、取付用枠材
１０、１１は透明板３の全周にも存在し、図５に示すよ
うに取付用枠材１０ａを使用して透明板３同士を繋ぐこ
ともできる。
【００１０】さらに説明すると、取付用枠材１０、１１
は図７に示すように屋根材１２と面一に形成することが
美観的に望ましいものである。図７は取付用枠材１０、
１１の代表的一実施例を示す説明図であり、３は透明
板、１２は屋根材、２５はパッキン、２６は棟部材であ
る。
は図７に示すように屋根材１２と面一に形成することが
美観的に望ましいものである。図７は取付用枠材１０、
１１の代表的一実施例を示す説明図であり、３は透明
板、１２は屋根材、２５はパッキン、２６は棟部材であ
る。
【００１１】受光部Ｂは受光板４、断熱層５および気密
層１３からなるもので、受光板４は透明板３を透過した
太陽光によって暖められ、その熱は断熱層５により、主
として太陽熱集熱器内空間２へ放熱される。受光板４は
耐熱性および耐候性のある面材または板材で、金属板や
スレート板、セラミック板、石板等の無機材料が好まし
いが、充分な耐熱性および耐光性が保証されるのであれ
ば有機材料でも使用可能である。また、その表面は太陽
光を吸収しやすいように黒色塗装、溝彫り、細かな凹凸
（艶消し化）等の処理がされていることが望ましい。さ
らに、受光板４自体、あるいは受光板４の裏面部分に蓄
熱材（モルタル、セメント、石等）を形成し、熱の蓄
熱、放散を助長することもできる。
層１３からなるもので、受光板４は透明板３を透過した
太陽光によって暖められ、その熱は断熱層５により、主
として太陽熱集熱器内空間２へ放熱される。受光板４は
耐熱性および耐候性のある面材または板材で、金属板や
スレート板、セラミック板、石板等の無機材料が好まし
いが、充分な耐熱性および耐光性が保証されるのであれ
ば有機材料でも使用可能である。また、その表面は太陽
光を吸収しやすいように黒色塗装、溝彫り、細かな凹凸
（艶消し化）等の処理がされていることが望ましい。さ
らに、受光板４自体、あるいは受光板４の裏面部分に蓄
熱材（モルタル、セメント、石等）を形成し、熱の蓄
熱、放散を助長することもできる。
【００１２】また、受光板４の熱を放散しやすくするた
め受光板４に図８（ａ）に示すような波型フィン２７を
形成したり、図８（ｂ）に示すような板状の波型フィン
パネル２８とし、図６に示すように受光板４として使用
することもできる。波型フィン２７および波型フィンパ
ネル２８の材質例としては、受光板４同様の材料が挙げ
られるが、熱の放散を目的とするものであるから熱伝導
率の良い金属材料が好ましいものである。また、形状と
しては、図８（ａ）、（ｂ）の実施例に限らず、表面積
が大きくなるような形状、例えば、ハニカム、格子、凹
凸のある面材、針金状突起のある面材、植毛突起のある
面材、ルーバー加工突起のある面材、等の形状にするこ
とも可能である。
め受光板４に図８（ａ）に示すような波型フィン２７を
形成したり、図８（ｂ）に示すような板状の波型フィン
パネル２８とし、図６に示すように受光板４として使用
することもできる。波型フィン２７および波型フィンパ
ネル２８の材質例としては、受光板４同様の材料が挙げ
られるが、熱の放散を目的とするものであるから熱伝導
率の良い金属材料が好ましいものである。また、形状と
しては、図８（ａ）、（ｂ）の実施例に限らず、表面積
が大きくなるような形状、例えば、ハニカム、格子、凹
凸のある面材、針金状突起のある面材、植毛突起のある
面材、ルーバー加工突起のある面材、等の形状にするこ
とも可能である。
【００１３】断熱層５は断熱性を有する素材、例えばミ
ネラルウール断熱材、ガラス繊維断熱材、ＡＬＣ板、各
種合成樹脂発泡板例えば、ポリウレタンフォーム、ポリ
イソシアヌレートフォーム、フェノールフォーム、塩化
ビニルフォーム、ポリエチレンフォーム、ポリスチレン
フォーム、ユリアフォーム、あるいはこれらの複合板か
ら形成されたものである。
ネラルウール断熱材、ガラス繊維断熱材、ＡＬＣ板、各
種合成樹脂発泡板例えば、ポリウレタンフォーム、ポリ
イソシアヌレートフォーム、フェノールフォーム、塩化
ビニルフォーム、ポリエチレンフォーム、ポリスチレン
フォーム、ユリアフォーム、あるいはこれらの複合板か
ら形成されたものである。
【００１４】気密層１３は空気および水蒸気等を遮断す
る素材、例えばポリエチレンテレフタレート、ポリエチ
レン、ポリプロピレン、ナイロン、セロハン等のプラス
チックフィルム、紙、塩ビ樹脂シート、アルミニウム等
の金属の薄膜単体、あるいはこれらの複合材等から形成
されたものである。
る素材、例えばポリエチレンテレフタレート、ポリエチ
レン、ポリプロピレン、ナイロン、セロハン等のプラス
チックフィルム、紙、塩ビ樹脂シート、アルミニウム等
の金属の薄膜単体、あるいはこれらの複合材等から形成
されたものである。
【００１５】熱媒体１５は空気、水、不凍液等であり、
給気または給水部材６、排気または排水部材７、または
その両方に接続された少なくとも１台のファン１４また
はポンプ等の熱媒体供給器によって太陽熱集熱器内空間
２を通過し、このとき熱媒体１５は受光板４より太陽熱
集熱器内空間２へ放熱された熱で暖められ、使用に供さ
れる。
給気または給水部材６、排気または排水部材７、または
その両方に接続された少なくとも１台のファン１４また
はポンプ等の熱媒体供給器によって太陽熱集熱器内空間
２を通過し、このとき熱媒体１５は受光板４より太陽熱
集熱器内空間２へ放熱された熱で暖められ、使用に供さ
れる。
【００１６】さらに説明すると、熱媒体１５として水、
不凍液等の液体を使用した場合には、図２に示すように
太陽熱集熱器内空間２に湯沸かしパネル１６を設置し、
この湯沸かしパイプ１６内を不凍液等の熱媒体１５を通
過させるものである。この湯沸かしパネル１６は、例え
ば図３（ａ）に示すようにパイプを蛇行させて並べたよ
うな回路１９であり、この回路１９のパイプには例えば
図３（ｂ）に示すような円盤フィン２０を付ける等の熱
を吸収しやすくする工夫をすることも可能である。さら
に説明すると、湯沸かしパネル１６に透明板３を透過し
た太陽光が直接当たって湯沸かしパネル１６が温まる効
果を利用して熱媒体の温度を上げることも可能である。
また、受光部Ｂに回路１９を形成しても良い。勿論、受
光板４と湯沸かしパネル１６の併用も可能である。
不凍液等の液体を使用した場合には、図２に示すように
太陽熱集熱器内空間２に湯沸かしパネル１６を設置し、
この湯沸かしパイプ１６内を不凍液等の熱媒体１５を通
過させるものである。この湯沸かしパネル１６は、例え
ば図３（ａ）に示すようにパイプを蛇行させて並べたよ
うな回路１９であり、この回路１９のパイプには例えば
図３（ｂ）に示すような円盤フィン２０を付ける等の熱
を吸収しやすくする工夫をすることも可能である。さら
に説明すると、湯沸かしパネル１６に透明板３を透過し
た太陽光が直接当たって湯沸かしパネル１６が温まる効
果を利用して熱媒体の温度を上げることも可能である。
また、受光部Ｂに回路１９を形成しても良い。勿論、受
光板４と湯沸かしパネル１６の併用も可能である。
【００１７】また、図４に示すように太陽熱集熱器内空
間２を仕切り２２によって集熱空間２３と集熱空間２４
の２つの空間に分割し、集熱空間２３に面する透明板３
を単層に、集熱空間２４に面する透明板３を複層透明板
３ａにすることも可能である。さらに説明すると、集熱
空間２４に面する複層透明板３ａは、並行な２枚以上の
透明板の間に密閉された空気層を持つ複層板であり、こ
のような複層板は単層の透明板より断熱性が良いので、
集熱空間２３より集熱空間２４の方が透明板３を透過し
て外気に逃げる熱が少なくなり、集熱空間２４の内部温
度を集熱空間２３より高くすることができる。
間２を仕切り２２によって集熱空間２３と集熱空間２４
の２つの空間に分割し、集熱空間２３に面する透明板３
を単層に、集熱空間２４に面する透明板３を複層透明板
３ａにすることも可能である。さらに説明すると、集熱
空間２４に面する複層透明板３ａは、並行な２枚以上の
透明板の間に密閉された空気層を持つ複層板であり、こ
のような複層板は単層の透明板より断熱性が良いので、
集熱空間２３より集熱空間２４の方が透明板３を透過し
て外気に逃げる熱が少なくなり、集熱空間２４の内部温
度を集熱空間２３より高くすることができる。
【００１８】点検口８は小屋裏空間１から太陽熱集熱器
内空間２に入り、点検するためのものである。また、図
２における点検口１８は開けた状態を図示したものであ
る。
内空間２に入り、点検するためのものである。また、図
２における点検口１８は開けた状態を図示したものであ
る。
【００１９】太陽熱集熱器内空間２は図５に示すように
その形状を変化させることが可能であり、家屋の設計に
よって形状を決定することが望ましいが、太陽熱集熱器
内空間２の内部の部材のメンテナンスのため、太陽熱集
熱器内空間２は作業者が入ることのできる大きさを確保
するか、点検箇所に手が届く大きさを確保すべきであ
る。
その形状を変化させることが可能であり、家屋の設計に
よって形状を決定することが望ましいが、太陽熱集熱器
内空間２の内部の部材のメンテナンスのため、太陽熱集
熱器内空間２は作業者が入ることのできる大きさを確保
するか、点検箇所に手が届く大きさを確保すべきであ
る。
【００２０】
【発明の効果】上述したように本発明に係る太陽熱集熱
器によれば、屋根材とほぼ面一に施工でき、美観的が
良い。点検口より太陽熱集熱器内部に入ることがで
き、メンテナンスできる。家屋に合わせて太陽熱集熱
器自体を設計できることにより、設計の自由度が高く、
設計者のオリジナリティを発揮できる。今まであまり
有効利用がなされていない小屋裏空間を有効利用でき
る。太陽の熱エネルギーは無尽蔵であり、かつ、クリ
ーンなエネルギーであるため、居住環境が人に優しく環
境にも優しい。メンテナンスが必要な部分は家屋内に
納まっているために、メンテナンス作業が楽である。等
の特徴、効果がある。
器によれば、屋根材とほぼ面一に施工でき、美観的が
良い。点検口より太陽熱集熱器内部に入ることがで
き、メンテナンスできる。家屋に合わせて太陽熱集熱
器自体を設計できることにより、設計の自由度が高く、
設計者のオリジナリティを発揮できる。今まであまり
有効利用がなされていない小屋裏空間を有効利用でき
る。太陽の熱エネルギーは無尽蔵であり、かつ、クリ
ーンなエネルギーであるため、居住環境が人に優しく環
境にも優しい。メンテナンスが必要な部分は家屋内に
納まっているために、メンテナンス作業が楽である。等
の特徴、効果がある。
【図１】本発明に係る太陽熱集熱器の代表的一実施例を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図２】本発明に係る太陽熱集熱器の代表的一実施例を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図３】本発明に係る太陽熱集熱器の部材の代表的一実
施例を示す説明図である。
施例を示す説明図である。
【図４】本発明に係る太陽熱集熱器の代表的一実施例を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図５】本発明に係る太陽熱集熱器の代表的一実施例を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図６】本発明に係る太陽熱集熱器の代表的一実施例を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図７】本発明に係る太陽熱集熱器の部材の代表的一実
施例を示す説明図である。
施例を示す説明図である。
【図８】本発明に係る太陽熱集熱器の部材の代表的一実
施例を示す説明図である。
施例を示す説明図である。
Ａ 太陽熱集熱器 Ｂ 受光部 １ 小屋裏空間 ２ 太陽熱集熱器内空間 ３ 透明板 ３ａ 複層透明板 ４ 受光板 ５ 断熱層 ６ 給気または給水部材 ７ 排気または排水部材 ８ 点検口 ９ 垂木 １０、１０ａ、１１ 取付用枠材 １２ 屋根材 １３ 気密層 １４ ファン １５ 熱媒体 １６ 湯沸かしパネル １７ 配管断熱材 １８ 開けた状態の点検口 １９ 回路 ２０ 円盤フィン ２１ パイプ ２２ 仕切り ２３、２４ 集熱空間 ２５ パッキン ２６ 棟部材 ２７ 波型フィン ２８ 波型フィンパネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｅ０４Ｂ 7/18 Ｚ 9130−2Ｅ Ｅ０４Ｄ 3/40 Ｖ Ｅ０４Ｆ 17/04 Ａ 7196−2Ｅ Ｆ２４Ｆ 3/00 Ｂ
Claims (1)
- 【請求項１】 屋根の垂木に水密性および気密性を有す
る取付用枠材を介して支持される透明板と、受光板と断
熱層と気密層を有し、小屋裏空間の一部を区切るために
設ける受光部と、上記透明板と受光部の気密性が連続す
るように形成した太陽熱集熱器内空間と、小屋裏空間側
から太陽熱集熱器内空間の内部を点検する点検口と、太
陽熱を吸収する熱媒体を取り入れる給気または給水部材
と該熱を吸収した熱媒体を送り出す排気または排水部材
とを前記小屋裏空間と太陽熱集熱器内空間との少なくと
も一箇所以上に配設したことを特徴とする太陽熱集熱
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31432693A JPH07139817A (ja) | 1993-11-18 | 1993-11-18 | 太陽熱集熱器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31432693A JPH07139817A (ja) | 1993-11-18 | 1993-11-18 | 太陽熱集熱器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07139817A true JPH07139817A (ja) | 1995-06-02 |
Family
ID=18051993
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31432693A Pending JPH07139817A (ja) | 1993-11-18 | 1993-11-18 | 太陽熱集熱器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07139817A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011214257A (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-27 | Masaaki Horiai | 太陽熱高回収装置とそれを利用した融雪システム。 |
| JP2012093004A (ja) * | 2010-10-25 | 2012-05-17 | Ibiden Co Ltd | 集熱レシーバー及び太陽熱発電装置 |
| CN103234253A (zh) * | 2013-02-04 | 2013-08-07 | 上海筑冶建筑设计咨询有限公司 | 一种节能建筑顶部通风结构 |
| CN103233508A (zh) * | 2013-02-04 | 2013-08-07 | 上海筑冶建筑设计咨询有限公司 | 一种节能建筑 |
| CN106941972A (zh) * | 2017-03-15 | 2017-07-14 | 北京化工大学 | 一种动态中华墨太阳能综合利用温室装置 |
| CN107035053A (zh) * | 2016-02-03 | 2017-08-11 | 天津光暖太阳能科技有限责任公司 | 平板太阳能与建筑一体化的集热屋顶结构 |
-
1993
- 1993-11-18 JP JP31432693A patent/JPH07139817A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011214257A (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-27 | Masaaki Horiai | 太陽熱高回収装置とそれを利用した融雪システム。 |
| JP2012093004A (ja) * | 2010-10-25 | 2012-05-17 | Ibiden Co Ltd | 集熱レシーバー及び太陽熱発電装置 |
| CN103234253A (zh) * | 2013-02-04 | 2013-08-07 | 上海筑冶建筑设计咨询有限公司 | 一种节能建筑顶部通风结构 |
| CN103233508A (zh) * | 2013-02-04 | 2013-08-07 | 上海筑冶建筑设计咨询有限公司 | 一种节能建筑 |
| CN107035053A (zh) * | 2016-02-03 | 2017-08-11 | 天津光暖太阳能科技有限责任公司 | 平板太阳能与建筑一体化的集热屋顶结构 |
| CN106941972A (zh) * | 2017-03-15 | 2017-07-14 | 北京化工大学 | 一种动态中华墨太阳能综合利用温室装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US9068762B2 (en) | Roof tile | |
| US20070130850A1 (en) | Ventilated roofing tiles | |
| US4392483A (en) | Solar collector means | |
| JPH07139817A (ja) | 太陽熱集熱器 | |
| CN110565880A (zh) | 一种降温一体化屋面板及包括其的降温一体化屋顶 | |
| JP2004353194A (ja) | 太陽電池パネル及び外断熱構造 | |
| KR101560481B1 (ko) | 가변 회전 천창시스템 | |
| JP2005220574A (ja) | 採光断熱パネル、採光断熱体および建造物の外装構造 | |
| Khedari et al. | Expertmental study of a Roof Solar Collector towards the natural ventilation of new habitations | |
| Sharma et al. | Vary‐therm wall for cooling/heating of buildings in composite climate | |
| JP2810935B2 (ja) | 家 屋 | |
| JPH09273775A (ja) | 家 屋 | |
| Srivastava et al. | Design and thermal performance of a passive cooled building for the semiarid climate of India | |
| JP2015102264A (ja) | 建物 | |
| US20180313547A1 (en) | Component, arrangement of components and system and the use thereof | |
| JP2014163179A (ja) | 建築物の断熱工法 | |
| US4520796A (en) | Lightweight solar collector | |
| SU1818508A1 (en) | Heat-cold-supplied energy-saving building construction | |
| JPH102617A (ja) | 太陽熱を利用した空気集熱装置、及び太陽光を受光するガラス板の支持構造 | |
| JP3066527B2 (ja) | 断熱・透気・透湿性能を有する建築部材を使用した家屋 | |
| CN215760083U (zh) | 一种屋顶隔热保温系统 | |
| Stadler | Facade integrated solar thermal collectors | |
| Cremers | Textiles for insulation systems, control of solar gains and thermal losses and solar systems | |
| Aye et al. | Passive and Low Energy Buildings | |
| FI129078B (fi) | Kattoelementti, kattorakenne ja menetelmä rakennuksen katon valmistamiseksi |