JPH07139742A - 加熱調理装置 - Google Patents

加熱調理装置

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JPH07139742A
JPH07139742A JP28655593A JP28655593A JPH07139742A JP H07139742 A JPH07139742 A JP H07139742A JP 28655593 A JP28655593 A JP 28655593A JP 28655593 A JP28655593 A JP 28655593A JP H07139742 A JPH07139742 A JP H07139742A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
heating
cooking
memory
microwave
Prior art date
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Pending
Application number
JP28655593A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirokazu Tomimatsu
広和 冨松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電源からの付勢電力をメモリに記憶し、この
付勢電力内でマイクロ波発生源を駆動することにより、
ブレーカを作動させず効率よく加熱を行う。 【構成】 加熱調理室3にマイクロ波発生源を8を設
け、マイクロ波発生源8には付勢される電力を記憶する
EEP−ROM12を設け、EEP−ROM12の記憶
された付勢電力内でマイクロ波発生源8を制御する処理
回路6を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子レンジなどの加熱
調理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】食品の加熱調理を行う電子レンジは、一
般家庭においては、商用交流電源などから交流電源を、
インバータ回路などを介してマグネトロンに与え、これ
によって発生させた高周波数のマイクロ波を用いて食品
を誘電加熱する。従来の電子レンジでは、一般家庭にお
いて予め設定されている電流容量に対応した出力レベル
制御の機能が備えられいないために、本来電子レンジが
有している能力が充分に発揮されない場合がある。すな
わち、一般家庭などの設置場所において供給される電流
容量に対して、設置される電子レンジの容量が大きめに
設定して製造してあるときでは、その家庭に設けられて
いるブレーカーが作動したり、ヒューズが溶断したりす
る。またそのような場合、家庭配線に負担がかかり、発
熱する恐れがある。
【0003】また電子レンジの電流容量が、たとえ小さ
めに設定してあっても、その電子レンジ以外に同時に他
の電気機器が使用されているときには、ブレーカーが遮
断してしまうことがある。また、電子レンジは表示され
ている最大出力よりも大きな出力を出すことができるよ
うに設計されていることが多い。また、ヒーター付きの
電子レンジの場合、設置場所の電流容量が大きい場所で
は、ヒーターとマイクロ波の同時加熱が可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、電子レ
ンジの電流容量が製造階段において予め設定された値に
固定されていては、設置場所の電流容量によっては、ブ
レーカー等が、頻繁に作動して電子レンジの使用性が低
下する。
【0005】また、現状の最大出力レベルよりも大きな
出力を出すことができるように設計されているにもかか
わらず、予め想定される一般家庭などの設置場所におけ
る電流容量の変更に応じて、本来電子レンジが有してい
る能力を充分に発揮させることができない。
【0006】本発明の目的は、加熱調理装置が本来有し
ている能力を充分に発揮することができるようにするこ
とである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、加熱調理室に
設けられる加熱手段と、加熱手段への付勢電力を設定す
る入力手段と、入力された付勢電力を記憶する書換可能
で電源をオフしても消去されないメモリと、メモリに記
憶されている付勢電力で加熱手段を電力付勢する制御手
段とを具備したことを特徴とした加熱調理装置である。
【0008】
【作用】本発明に従えば、加熱調理室に入れられた食品
は、加熱手段が制御手段によって電力付勢されることに
よって加熱調理される。このとき加熱調理装置において
は、予め入力手段によって加熱手段への付勢電力を設定
し、入力された付勢電力を書換可能なメモリに記憶する
ことができる。これによって制御手段は、メモリに記憶
された付勢電力で加熱手段を電力付勢して食品を加熱調
理する。
【0009】前記メモリは、書換可能であるので、入力
手段によって設定される付勢電力は加熱調理装置が設置
される場所などにおいて供給される電流容量などに応じ
て書換を行うことが可能である。また、メモリは、電源
をオフしても消去されないので、一度記憶すると、電源
がオフしても、停電が発生しても、再度書き換える必要
はない。従って加熱調理装置に供給される電流容量など
に応じて、加熱調理装置が本来有している加熱調理の能
力を充分に発揮させることができる。
【0010】
【実施例】図1は、本発明の一実施例の電気的構成を示
すブロック図である。商用交流電源などからの交流電源
1は、ブレーカー2を介して電子レンジ等の加熱調理装
置13に与えられる。加熱調理装置13には、マグネト
ロンなどによって実現されるマイクロ波発生源8とシー
ス線などを用いた電気ヒータ11などの加熱手段が加熱
調理室3に設けられ、これによって加熱調理室3に入れ
られた食品には、マグネトロンからの高周波数のマイク
ロ波による誘電加熱と、電気ヒータ11による加熱の2
通りの調理方法が可能である。電気ヒータ11に対する
電力付勢値は一定であり、一方、それに対するマイクロ
波発生源8への電力付勢値の最大値は、予め入力手段7
によって入力され、処理回路6によって設定される。
【0011】交流電源1からブレーカー2を介して加熱
調理装置13に与えられる交流電力は、直流電源発生回
路4に与えられるとともに、インバータ回路5およびス
イッチ回路10に与えられる。直流電源発生回路4は、
入力される交流電圧を直流電圧に変換して処理回路6を
電力付勢する。処理回路6には入力手段7が接続され、
調理メニューや調理時間などとともに、加熱手段を構成
するマイクロ波発生源8および電気ヒータ11への付勢
電力が入力され、接続される。また処理回路6には表示
手段6が接続され、調理時間や加熱調理室3内の温度な
ど食品の調理状態に関する情報が表示される。
【0012】処理回路6は、インバータ回路5およびス
イッチ回路10に信号を与え、これによってブレーカ2
を介して交流電源1から交流電圧によるマイクロ波発生
源8および電気ヒータ11への付勢電力が調整される。
マイクロコンピュータなどによって実現される処理回路
6は、リードオンリメモリー(ROM)6aおよびラン
ダムアクセスメモリ(RAM)6bを含んで構成され
る。ROMには入力手段7によって選択される自動調理
メニューなどに対応した加熱調理時間および加熱調理温
度などをマイクロ波発生源8および電気ヒータ11によ
って調整して食品の加熱調理を行うためのプログラムと
ともに、最大付勢電力に応じて、自動調理メニューの加
熱調理時間および加熱調理温度などを補正するためのプ
ログラムも有している。
【0013】更に上記処理回路6には、電気的に書換可
能で、かつ、電源がオフしても消去されないメモリであ
るEEP−ROM12が接続されている。このEEP−
ROM12には、入力手段7によって加熱調理装置13
設置される場所において供給される交流電力の電流容
量、および電気ヒータ11を使用するか否かの信号に基
づいて処理回路6によって演算されたマイクロ波発生源
8および電気ヒータ11を合わせた最大電力において、
マイクロ波は発生源8が最大出力可能な電力付勢値が記
憶される。この記憶内容は、入力手段7からの入力によ
って何回も書換可能である。
【0014】インバータ回路5は、交流電源1の周波数
をギガヘルツ(GHz)オーダに変換して、マイクロ波
発生源8を電力付勢する。その出力電圧は、処理回路6
からの信号によって調整され、これによってマイクロ波
発生源8の付勢電力が設定される。スイッチ回路10
は、処理回路6から与えられる信号によって、交流電源
1を用いた予め定められる一定電力付勢値による電気ヒ
ータ11の電力付勢を行うか否かの切換えを行う。
【0015】図2は、動作の一実施例を説明するための
フローチャートである。ステップn1からn2に進む
と、電力容量の入力の有無が判断される。すなわち、ス
テップn2よりも前において、予め入力手段7によって
加熱調整装置13が設置される場所において供給可能な
交流電源1の電流容量の設定が行われたか否か判断され
る。ステップn2の判断が否定のときはステップn5に
進み、肯定のときはステップn3に進む。
【0016】ステップn3では、入力手段7により入力
された値に基づいて、マイクロ発生源8への付勢電力の
最大値が算出され、EEP−ROM12に記憶される。
すなわち、マイクロ波発生源8が電力付勢されるように
インバータ回路5の出力電圧、したがってマグネトロン
への付勢電力を設定する。一方、マイクロ波発生源8お
よび電気ヒータ11を併用した加熱調理が行われる場合
には、電気ヒータ11への付勢電力PBは予め定められ
ているので、マイクロ波発生源8への付勢電力PAが
(P1−PB)で電力付勢されるようにインバータ回路
5の出力電圧を設定する。
【0017】ステップn4では、ステップn3で設定さ
れた最大電力付勢値、マイクロ波発生源8と電気ヒータ
11の同時加熱が可能かを表示手段9に表示しユーザー
に、知らせる。
【0018】ステップn5では、入力手段7の出力に基
づいて調理開始が判断される。ステップn5の判断が否
定のときはステップn2に戻り、肯定のときはステップ
n6に進む。ステップn6では、入力手段7の出力に基
づいて自動調理メニューが選択されているが判断され
る。ステップn6の判断が否定のときはステップn8に
進み、肯定のときはステップn7に進む。ステップn7
では、EEP−ROM12に記憶されている電力付勢値
に応じて、処理回路6により、自動調理メニューの加熱
調理時間および加熱調理温度などを補正する。例えば、
メニューAの場合、入力手段7により設置場所の電流容
量が15[A]に設定されていれば、マイクロ波発生源
8への付勢電力はPaで加熱調理時間は10分が設定さ
れる。また、入力手段7により設置場所の電流容量が1
0[A]に設定されていれば、マイクロ波発生源8への
付勢電力はPbで加熱調理時間は15分が設定される。
設定が終了すれば設定された付勢電力、加熱調理時間で
加熱調理が行われる。
【0019】ステップn8では、ステップn3で設定さ
れた付勢電力に基づいて、マイクロ波発生源8および電
気ヒータ11の消費電力が交流電源1の電流容量を越え
ないように付勢電力が調整されて加熱調理が行われる。
【0020】このように本実施例によれば、加熱調理装
置13は、設置される場所において供給される交流電源
1の電流容量に応じてマイクロ波発生源8および電気ヒ
ータ11への付勢電力が調整されるため、付勢電力が電
流容量をこえたためにブレーカ2が遮断したり配線など
に負担がかかったり、ヒューズなどの溶断などが生じる
事態を防止することができる。
【0021】また加熱調理装置13が設置される場所の
変更などがあった場合でも、入力手段7によってその電
流容量を予め加熱調理装置13に何回も設定し直すこと
ができるので、加熱調理装置13に本来備わる能力を充
分に発揮させることができ、加熱調理装置13の使用性
が向上する。また自動調理により食品を加熱調理する場
合でも、処理回路6により、電力容量に応じて付勢電
力、加熱調理時間を補正するため食品の仕上がりも良好
となる。また本発明は、マイクロ波発生源8のみを備え
る単一機能の加熱調理装置であっても、また電気ヒータ
11などを併用して同時加熱調理を行うことのできる前
述の加熱調理装置13のいずれにも有効である。更に本
発明は、電子レンジなどの加熱調理装置だけでなく、電
源の電力容量を越えた電力消費がおこなわれる可能性を
有する機器に広く実施することが可能である。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、食品の加熱調理は、予
め入力手段によって書換可能で、かつ、電源をオフして
も消去されないメモリに記憶された付勢電力で加熱手段
が制御手段によって電力付勢されるようにしたので、付
勢電力を加熱調理装置に供給可能な電流容量に応じて調
整することができ、加熱調理装置が本来有している能力
を設置場所などによらず充分に発揮させることができ、
使用性が向上する。また、自動調理により食品を加熱調
理する場合でも、処理回路により、電力容量に応じて付
勢電力、加熱調理時間等を補正するため食品の仕上がり
も良好となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の加熱調理装置の一実施例の電気的構成
を示すブロック図である。
【図2】本発明の加熱調理装置の動作を説明するための
フローチャートである。
【符号の説明】
1 交流電源 2 ブレーカ 3 加熱調理室 4 直流電源発生回路 5 インバータ回路 6 処理回路 7 入力手段 8 マイクロ波発生源 9 表示手段 10 スイッチ回路 11 電気ヒータ 12 EEP−ROM

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱調理室に設けられる加熱手段と、加
    熱手段への付勢電力を設定する入力手段と、入力手段に
    よって入力された付勢電力を記憶する書換可能で、か
    つ、電源をオフしても消去されないメモリと、メモリに
    記憶されている付勢電力で加熱手段を電力付勢する制御
    手段とを具備したことを特徴とする加熱調理装置。
  2. 【請求項2】 上記制御手段は、予めプログラムされて
    いる自動調理加熱時、メモリに記憶されている付勢電力
    により加熱時間等を補正することを特徴とする請求項1
    記載の加熱調理装置。
  3. 【請求項3】 上記メモリに記憶されている最大電力付
    勢値を表示する表示手段を設けたことを特徴とする請求
    項1記載の加熱調理装置。
JP28655593A 1993-11-16 1993-11-16 加熱調理装置 Pending JPH07139742A (ja)

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JP28655593A JPH07139742A (ja) 1993-11-16 1993-11-16 加熱調理装置

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JP28655593A JPH07139742A (ja) 1993-11-16 1993-11-16 加熱調理装置

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JPH07139742A true JPH07139742A (ja) 1995-05-30

Family

ID=17705933

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28655593A Pending JPH07139742A (ja) 1993-11-16 1993-11-16 加熱調理装置

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JP (1) JPH07139742A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015203542A (ja) * 2014-04-15 2015-11-16 東芝ホームテクノ株式会社 加熱調理器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015203542A (ja) * 2014-04-15 2015-11-16 東芝ホームテクノ株式会社 加熱調理器

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