JPH07139704A - 脱気器水位制御装置 - Google Patents
脱気器水位制御装置Info
- Publication number
- JPH07139704A JPH07139704A JP28714893A JP28714893A JPH07139704A JP H07139704 A JPH07139704 A JP H07139704A JP 28714893 A JP28714893 A JP 28714893A JP 28714893 A JP28714893 A JP 28714893A JP H07139704 A JPH07139704 A JP H07139704A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water level
- deaerator
- valve
- normal
- detection switch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Control Of Non-Electrical Variables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 発電プラントの停止中に脱気器の水位を起動
時に必要な水位に保ことである。 【構成】 本発明の脱気器水位制御装置は、脱気器水位
が通常水位以上であるときに動作する通常水位検出スイ
ッチと、脱気器水位調節弁に並列に設けられ発電プラン
トの停止中に脱気器水位を一定に制御するための脱気器
水位調節弁バイパス弁と、通常水位検出スイッチが不動
作のとき脱気器水位調節弁バイパス弁を調節し脱気器水
位を通常水位以上になるように制御するための制御回路
とを備えている。
時に必要な水位に保ことである。 【構成】 本発明の脱気器水位制御装置は、脱気器水位
が通常水位以上であるときに動作する通常水位検出スイ
ッチと、脱気器水位調節弁に並列に設けられ発電プラン
トの停止中に脱気器水位を一定に制御するための脱気器
水位調節弁バイパス弁と、通常水位検出スイッチが不動
作のとき脱気器水位調節弁バイパス弁を調節し脱気器水
位を通常水位以上になるように制御するための制御回路
とを備えている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、発電プラントの脱気器
水位を制御する脱気器水位制御装置に関する。
水位を制御する脱気器水位制御装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】自動化された火力プラントにおいて、プ
ラント起動時に、低圧給水加熱器、脱気器、高圧給水加
熱器、ボイラの順に復水給水系統のクリーンアップを行
なう。このうち、脱気器のクリーンアップを行う時きに
は、復水ポンプ、電磁濾過装置、復水脱塩装置、復水ブ
ースタポンプ等が起動しており、この状態で脱気器水位
調節弁後弁を全開させた後、脱気器の水位により脱気器
水位調節弁の開度を調節して脱気器に復水を供給する。
ラント起動時に、低圧給水加熱器、脱気器、高圧給水加
熱器、ボイラの順に復水給水系統のクリーンアップを行
なう。このうち、脱気器のクリーンアップを行う時きに
は、復水ポンプ、電磁濾過装置、復水脱塩装置、復水ブ
ースタポンプ等が起動しており、この状態で脱気器水位
調節弁後弁を全開させた後、脱気器の水位により脱気器
水位調節弁の開度を調節して脱気器に復水を供給する。
【０００３】負荷運転中は、給水ブースタポンプの最低
吸い込み圧力の確保を目的に、脱気器の水位を一定に制
御する必要があり、脱気器水位及び系統の外乱となる給
水流量及び復水流量の三要素により脱気器水位調節弁を
制御して脱気器の水位の安定が図られている。
吸い込み圧力の確保を目的に、脱気器の水位を一定に制
御する必要があり、脱気器水位及び系統の外乱となる給
水流量及び復水流量の三要素により脱気器水位調節弁を
制御して脱気器の水位の安定が図られている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところが、プラント停
止中は脱気器の復水入口及び出口系統は遮断されている
ため、脱気器水位を制御する機能が働いていない。この
ため、給水ブースタポンプ及び給水ポンプの軸封部から
のリーク量が給水ブースタポンプ及び給水ポンプの封水
流量よりも多くなると、脱気器の水位低下現象が発生す
る。この結果、プラント停止後の起動時に脱気器には復
水を満たす必要が生じ、プラント起動時間が予想以上に
延びることとなる。また逆に封水流量が多すぎると、水
位上昇現象が発生して脱気器内が満水となり、プラント
起動時に排水作業等を行う必要が生じてプラント起動時
間の遅延が問題となる。従って、本発明の目的は、プラ
ント停止時に、脱気器水位を、プラント起動時に必要と
なる水位に保つことにある。
止中は脱気器の復水入口及び出口系統は遮断されている
ため、脱気器水位を制御する機能が働いていない。この
ため、給水ブースタポンプ及び給水ポンプの軸封部から
のリーク量が給水ブースタポンプ及び給水ポンプの封水
流量よりも多くなると、脱気器の水位低下現象が発生す
る。この結果、プラント停止後の起動時に脱気器には復
水を満たす必要が生じ、プラント起動時間が予想以上に
延びることとなる。また逆に封水流量が多すぎると、水
位上昇現象が発生して脱気器内が満水となり、プラント
起動時に排水作業等を行う必要が生じてプラント起動時
間の遅延が問題となる。従って、本発明の目的は、プラ
ント停止時に、脱気器水位を、プラント起動時に必要と
なる水位に保つことにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の脱気器水位制御
装置は、脱気器水位が通常水位以上であるときに動作す
る通常水位検出スイッチと、脱気器水位が予め定めた高
水位以上であるときに動作する高水位検出スイッチと、
脱気器水位調節弁に並列に設けられ発電プラントの停止
中に脱気器水位を一定に制御するための脱気器水位調節
弁バイパス弁と、脱気器内の復水を復水器に供給するた
めのクリーンアップ循環弁と、脱気器内の復水を系外に
放出するための系外ブロー弁と、通常水位検出スイッチ
が不動作のときは脱気器水位調節弁バイパス弁を調節し
脱気器水位を通常水位以上になるように制御し通常水位
検出スイッチ及び高水位検出スイッチの双方が動作のと
きはクリーンアップ循環弁又は系外ブロー弁を調節し脱
気器水位が通常水位以上で高水位以下になるように制御
するための制御回路とから構成される。
装置は、脱気器水位が通常水位以上であるときに動作す
る通常水位検出スイッチと、脱気器水位が予め定めた高
水位以上であるときに動作する高水位検出スイッチと、
脱気器水位調節弁に並列に設けられ発電プラントの停止
中に脱気器水位を一定に制御するための脱気器水位調節
弁バイパス弁と、脱気器内の復水を復水器に供給するた
めのクリーンアップ循環弁と、脱気器内の復水を系外に
放出するための系外ブロー弁と、通常水位検出スイッチ
が不動作のときは脱気器水位調節弁バイパス弁を調節し
脱気器水位を通常水位以上になるように制御し通常水位
検出スイッチ及び高水位検出スイッチの双方が動作のと
きはクリーンアップ循環弁又は系外ブロー弁を調節し脱
気器水位が通常水位以上で高水位以下になるように制御
するための制御回路とから構成される。
【０００６】
【作用】脱気器水位調節弁バイパス弁が規定開度まで開
することにより水位が低下した脱気器に水が張られる。
一方、脱気器クリーンアップ循環弁が規定開度まで開す
ることにより高水位となった脱気器の水が復水器へ回収
される。また、脱気器クリーンアップ系外ブロー弁が規
定開度まで開することにより高水位となった脱気器の水
が系外へ排出される。
することにより水位が低下した脱気器に水が張られる。
一方、脱気器クリーンアップ循環弁が規定開度まで開す
ることにより高水位となった脱気器の水が復水器へ回収
される。また、脱気器クリーンアップ系外ブロー弁が規
定開度まで開することにより高水位となった脱気器の水
が系外へ排出される。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の一実施例を説明する。図１は
本発明の脱気器水位制御装置の制御回路のブロック構成
図であり、図２は本発明が適用される復水系統の系統構
成図である。
本発明の脱気器水位制御装置の制御回路のブロック構成
図であり、図２は本発明が適用される復水系統の系統構
成図である。
【０００８】本発明が適用される発電プラントの復水系
統は、図２に示すように構成されている。発電プラント
の負荷運転中には、復水器１からの復水は、復水ポンプ
２、電磁濾過装置３、復水脱塩装置４、復水ブースター
ポンプ５を介して、グランド蒸気復水器６に送られ、脱
気器水位調節弁７および脱気器水位調節弁後弁８で調節
されて復水器１の低圧給水加熱器１０、１１に送られ
る。
統は、図２に示すように構成されている。発電プラント
の負荷運転中には、復水器１からの復水は、復水ポンプ
２、電磁濾過装置３、復水脱塩装置４、復水ブースター
ポンプ５を介して、グランド蒸気復水器６に送られ、脱
気器水位調節弁７および脱気器水位調節弁後弁８で調節
されて復水器１の低圧給水加熱器１０、１１に送られ
る。
【０００９】脱気器水位調節弁７および脱気器水位調節
弁８には、発電プラントの停止中に脱気器水位を一定に
制御するための脱気器水位調節弁バイパス弁９が設けら
れている。
弁８には、発電プラントの停止中に脱気器水位を一定に
制御するための脱気器水位調節弁バイパス弁９が設けら
れている。
【００１０】復水器１の低圧給水加熱器１０、１１を出
た復水は、低圧給水加熱器１２、１３及び低圧給水加熱
器１４、１５を介して、脱気器１６に送られ貯水タンク
１７に貯水される。貯水タンク１７には通常水位検出ス
イッチ２８および高水位検出スイッチ３１が設けられて
いる。
た復水は、低圧給水加熱器１２、１３及び低圧給水加熱
器１４、１５を介して、脱気器１６に送られ貯水タンク
１７に貯水される。貯水タンク１７には通常水位検出ス
イッチ２８および高水位検出スイッチ３１が設けられて
いる。
【００１１】貯水タンク１７の復水は、給水ブースタポ
ンプ吸込弁１９および給水ブースタポンプ吸込弁バイパ
ス弁２０、給水ブースタポンプ２１、給水ポンプ２２を
介してボイラに導かれる。
ンプ吸込弁１９および給水ブースタポンプ吸込弁バイパ
ス弁２０、給水ブースタポンプ２１、給水ポンプ２２を
介してボイラに導かれる。
【００１２】一方、貯水タンク１７には、脱気器クリー
ンアップ系外ブロー弁２７および脱気器クリーンアップ
循環弁１８を介して復水をクリーンアップする系統が設
けられている。また、給水ブースタポンプ２１、給水ポ
ンプ２２には、復水回収タンク２５および復水回収ポン
プ２６を介して復水を復水器１に戻す系統が設けられて
おり、給水ブースタポンプ２１には、給水ブースタポン
プ封水温度調節弁２３を介して封水が注入されるように
なっている。同様に給水ポンプ２２には、給水ポンプ封
水温度調節弁２４を介して封水が注入されるようになっ
ている。
ンアップ系外ブロー弁２７および脱気器クリーンアップ
循環弁１８を介して復水をクリーンアップする系統が設
けられている。また、給水ブースタポンプ２１、給水ポ
ンプ２２には、復水回収タンク２５および復水回収ポン
プ２６を介して復水を復水器１に戻す系統が設けられて
おり、給水ブースタポンプ２１には、給水ブースタポン
プ封水温度調節弁２３を介して封水が注入されるように
なっている。同様に給水ポンプ２２には、給水ポンプ封
水温度調節弁２４を介して封水が注入されるようになっ
ている。
【００１３】本発明は、脱気器１６の水位が通常水位以
上であるときに接点が動作する通常水位検出スイッチ２
８と、脱気器１６の水位が高水位となった時に接点が動
作する高水位検出スイッチ３１と、インチング動作が可
能な電動弁である脱気器水位調節弁バイパス弁９と、イ
ンチング動作が可能な電動弁である脱気器クリーンアッ
プ循環弁１８と、インチング動作が可能な電動弁である
脱気器クリーンアップ系外ブロー弁２７を備えている。
そして、脱気器１６の水位が低下したときには脱気器水
位調節弁バイパス弁９を規定開度まで開させ、脱気器１
６の水位が高水位の時には脱気器クリーンアップ循環弁
１８を開させる。同じく脱気器１６の水位が高水位の時
には脱気器クリーンアップ系外ブロー弁２７を開させ
る。
上であるときに接点が動作する通常水位検出スイッチ２
８と、脱気器１６の水位が高水位となった時に接点が動
作する高水位検出スイッチ３１と、インチング動作が可
能な電動弁である脱気器水位調節弁バイパス弁９と、イ
ンチング動作が可能な電動弁である脱気器クリーンアッ
プ循環弁１８と、インチング動作が可能な電動弁である
脱気器クリーンアップ系外ブロー弁２７を備えている。
そして、脱気器１６の水位が低下したときには脱気器水
位調節弁バイパス弁９を規定開度まで開させ、脱気器１
６の水位が高水位の時には脱気器クリーンアップ循環弁
１８を開させる。同じく脱気器１６の水位が高水位の時
には脱気器クリーンアップ系外ブロー弁２７を開させ
る。
【００１４】図１は本発明の脱気器水位調節弁バイパス
弁９の操作を行なう制御回路のブロック図である。い
ま、発電プラントが停止中で、これから起動に移る場合
を考える。いま、給水ポンプ２２の水張りマスタ１台以
上の完了条件Ｉ、復水器１の真空上昇マスタ完了条件
Ｊ、脱気器１６の満水保管マスタ完了条件Ｋがすべて成
立した状態で、脱気器１６水位が通常水位から低下して
いるとする。
弁９の操作を行なう制御回路のブロック図である。い
ま、発電プラントが停止中で、これから起動に移る場合
を考える。いま、給水ポンプ２２の水張りマスタ１台以
上の完了条件Ｉ、復水器１の真空上昇マスタ完了条件
Ｊ、脱気器１６の満水保管マスタ完了条件Ｋがすべて成
立した状態で、脱気器１６水位が通常水位から低下して
いるとする。
【００１５】この場合、ＮＯＴ回路３２の出力は成立と
なるので、ＡＮＤ回路３３の出力が成立し、ワンショッ
トタイマ３４の出力が脱気器水位調節弁バイパス弁９の
開度指令となる。いま、手動による脱気器水位調節弁バ
イパス弁９の操作は行われてはいないとすると、手動操
作器３５を介してＮＯＴ回路３６で得られる出力信号は
成立となるので、脱気器水位調節弁バイパス弁９は開方
向に操作れる。すなわち、脱気器水位調節弁バイパス弁
９を規定開度まで開させる( Ａ) 。そして、規定時間経
過後タイマー３７が動作し、脱気器水位調節弁バイパス
弁９を全閉させる( Ｍ) 。ここで、規定時間とは、脱気
器１６の通常水位まで復水が満たされるのに必要な時間
である。 プラントの停止中に給水ブースタポンプ２１
及び給水ポンプ２２の軸封部からのリーク量が封水流量
より多くなると、脱気器１６の水位が通常水位から低下
する。この時脱気器１６が通常水位であることを示す通
常水位検出スイッチ２８の接点が切れる( 水位が低下し
たことを示す) と、脱気器水位調節弁バイパス弁９を規
定開度まで開する( Ａ) 。これにより脱気器１６に復水
が満たされるので、規定時間後に脱気器水位調節弁バイ
パス弁９を全閉させる( Ｍ) 。このような一連の動作に
より、プラント停止中の脱気器１６の水位は一定に保た
れ、起動要求に直ちに応じられ起動時間を短縮すること
が可能となる。
なるので、ＡＮＤ回路３３の出力が成立し、ワンショッ
トタイマ３４の出力が脱気器水位調節弁バイパス弁９の
開度指令となる。いま、手動による脱気器水位調節弁バ
イパス弁９の操作は行われてはいないとすると、手動操
作器３５を介してＮＯＴ回路３６で得られる出力信号は
成立となるので、脱気器水位調節弁バイパス弁９は開方
向に操作れる。すなわち、脱気器水位調節弁バイパス弁
９を規定開度まで開させる( Ａ) 。そして、規定時間経
過後タイマー３７が動作し、脱気器水位調節弁バイパス
弁９を全閉させる( Ｍ) 。ここで、規定時間とは、脱気
器１６の通常水位まで復水が満たされるのに必要な時間
である。 プラントの停止中に給水ブースタポンプ２１
及び給水ポンプ２２の軸封部からのリーク量が封水流量
より多くなると、脱気器１６の水位が通常水位から低下
する。この時脱気器１６が通常水位であることを示す通
常水位検出スイッチ２８の接点が切れる( 水位が低下し
たことを示す) と、脱気器水位調節弁バイパス弁９を規
定開度まで開する( Ａ) 。これにより脱気器１６に復水
が満たされるので、規定時間後に脱気器水位調節弁バイ
パス弁９を全閉させる( Ｍ) 。このような一連の動作に
より、プラント停止中の脱気器１６の水位は一定に保た
れ、起動要求に直ちに応じられ起動時間を短縮すること
が可能となる。
【００１６】以上から、プラントの停止中であっても脱
気器１６の水位を起動時に必要となる水位に保つことが
可能となる。前述の脱気器水位調節弁バイパス弁９の操
作は、脱気器１６に通常水位検出スイッチ一つが設けら
れている場合についての操作内容を示したものである
が、脱気器１６のレベルスイッチを２つ用いることも可
能である。脱気器１６の水位が低下したことを検出する
通常水位検出スイッチと脱気器１６の水位レベルが高レ
ベルであることを検出する高水位検出スイッチに機能分
担して、脱気器水位調節弁バイパス弁９を同様に開閉操
作させることが可能である。
気器１６の水位を起動時に必要となる水位に保つことが
可能となる。前述の脱気器水位調節弁バイパス弁９の操
作は、脱気器１６に通常水位検出スイッチ一つが設けら
れている場合についての操作内容を示したものである
が、脱気器１６のレベルスイッチを２つ用いることも可
能である。脱気器１６の水位が低下したことを検出する
通常水位検出スイッチと脱気器１６の水位レベルが高レ
ベルであることを検出する高水位検出スイッチに機能分
担して、脱気器水位調節弁バイパス弁９を同様に開閉操
作させることが可能である。
【００１７】また、プラント停止中、脱気器１６水位が
高水位となったときは、脱気器クリーンアップ循環弁１
８を開操作して復水を復水器１に回収させ、規定時間後
に脱気器クリーンアップ循環弁１８を閉操作することで
脱気器１６の水位を通常状態に調節することが可能であ
る。この場合、閉操作の条件の規定時間に変えて、脱気
器１６のレベルスイッチにより水位が低下したことを検
出することでも閉操作することが可能である。復水器１
への回収が不可能な場合は、脱気器クリーンアップ系外
ブロー弁２７を脱気器クリーンアップ循環弁１８の場合
と同様に操作することで脱気器１６水位を通常状態に調
節することが可能である。
高水位となったときは、脱気器クリーンアップ循環弁１
８を開操作して復水を復水器１に回収させ、規定時間後
に脱気器クリーンアップ循環弁１８を閉操作することで
脱気器１６の水位を通常状態に調節することが可能であ
る。この場合、閉操作の条件の規定時間に変えて、脱気
器１６のレベルスイッチにより水位が低下したことを検
出することでも閉操作することが可能である。復水器１
への回収が不可能な場合は、脱気器クリーンアップ系外
ブロー弁２７を脱気器クリーンアップ循環弁１８の場合
と同様に操作することで脱気器１６水位を通常状態に調
節することが可能である。
【００１８】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、プラ
ント停止中において脱気器の水位を起動時に必要となる
水位に保つことができるため、プラント起動過程でのク
リーンアップ時の脱気器水張り時間を省略することがで
き、その結果プラント起動時間を短縮することが可能で
ある。
ント停止中において脱気器の水位を起動時に必要となる
水位に保つことができるため、プラント起動過程でのク
リーンアップ時の脱気器水張り時間を省略することがで
き、その結果プラント起動時間を短縮することが可能で
ある。
【図１】本発明の一実施例を示すブロック構成図
【図２】本発明が適用される復水系統の構成図
【符号の説明】 １ 復水器 ２ 復水ポンプ ３ 電磁濾過装置 ４ 復水脱塩装置 ５ 復水ブースターポンプ ６ グランド蒸気復水器 ７ 脱気器水位調節弁 ８ 脱気器水位調節弁後弁 ９ 脱気器水位調節バイパス弁 １０〜１５ 低圧給水加熱器 １６ 脱気器 １７ 貯水タンク １８ 脱気器クリーンアップ循環弁 １９ 給水ブースタポンプ吸込弁 ２０ 給水ブースタポンプ吸込弁バイパス弁２０ ２１ 給水ブースタポンプ ２２ 給水ポンプ ２３ 給水ブースタポンプ封水温度調節弁２３ ２４ 給水ポンプ封水温度調節弁 ２５ 復水回収タンク ２６ 復水回収ポンプ ２７ 脱気器クリーンアップ系外ブロー弁２７ ２８ 通常水位検出スイッチ８ ３１ 高水位検出スイッチ ３２，３６ ＮＯＴ回路 ３３ ＺＮＤ回路 ３４ ワンショットタイマ ３５ 手動操作器 ３７ タイマ
Claims (4)
- 【請求項１】 発電プラントの負荷運転中に復水器から
脱気器に供給する復水量を脱気器水位調節弁で調節し前
記脱気器の水位を一定に制御する脱気器水位制御装置に
おいて、前記脱気器水位が通常水位以上であるときに動
作する通常水位検出スイッチと、前記脱気器水位調節弁
に並列に設けられ前記発電プラントの停止中に前記脱気
器水位を一定に制御するための脱気器水位調節弁バイパ
ス弁と、前記通常水位検出スイッチが不動作のとき前記
脱気器水位調節弁バイパス弁を調節し前記脱気器水位を
前記通常水位以上になるように制御するための制御回路
とを備えたことを特徴とする脱気器水位制御装置。 - 【請求項２】 発電プラントの負荷運転中に復水器から
脱気器に供給する復水量を脱気器水位調節弁で調節し前
記脱気器の水位を一定に制御する脱気器水位制御装置に
おいて、前記脱気器水位が通常水位であるときに動作す
る通常水位検出スイッチと、前記脱気器内の復水を前記
復水器に供給するためのクリーンアップ循環弁と、前記
通常水位検出スイッチ及び高水位検出スイッチの双方が
動作のとき前記クリーンアップ循環弁を調節し前記脱気
器水位以上で前記高水位以下になるように制御するため
の制御回路とを備えたことを特徴とする脱気器水位制御
装置。 - 【請求項３】 発電プラントの負荷運転中に復水器から
脱気器に供給する復水量を脱気器水位調節弁で調節し前
記脱気器の水位を一定に制御する脱気器水位制御装置に
おいて、前記脱気器水位が通常水位以上であるときに動
作する通常水位検出スイッチと、前記脱気器水位が予め
定めた高水位以上であるときに動作する高水位検出スイ
ッチと、前記脱気器内の復水を系外に放出するための系
外ブロー弁と、前記通常水位検出スイッチ及び高水位検
出スイッチの双方が動作のとき前記系外ブロー弁を調節
し前記脱気器水位が前記通常水位以上で前記高水位以下
になるように制御するための制御回路とを備えたことを
特徴とする脱気器水位制御装置。 - 【請求項４】 発電プラントの負荷運転中に復水器から
脱気器に供給する復水量を脱気器水位調節弁で調節し前
記脱気器の水位を一定に制御する脱気器水位制御装置に
おいて、前記脱気器水位が通常水位以上であるときに動
作する通常水位検出スイッチと、前記脱気器水位が予め
定めた高水位上であるときに動作する高水位検出スイッ
チと、前記脱気器水位調節弁に並列に設けられ前記発電
プラントの停止中に前記脱気器水位を一定に制御するた
めの脱気器水位調節弁バイパス弁と、前記脱気器内の復
水を前記復水器に供給するためのクリーンアップ循環弁
と、前記脱気器内の復水を系外に放出するための系外ブ
ロー弁と、前記通常水位検出スイッチが不動作のときは
前記脱気器水位調節弁バイパス弁を調節し前記脱気器水
位を前記通常水位以上になるように制御し前記通常水位
検出スイッチ及び高水位検出スイッチの双方が動作のと
きは前記クリーンアップ循環弁又は前記系外ブロー弁を
調節し前記脱気器水位が前記通常水位以上で前記高水位
以下になるように制御するための制御回路とを備えたこ
とを特徴とする脱気器水位制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28714893A JPH07139704A (ja) | 1993-11-17 | 1993-11-17 | 脱気器水位制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28714893A JPH07139704A (ja) | 1993-11-17 | 1993-11-17 | 脱気器水位制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07139704A true JPH07139704A (ja) | 1995-05-30 |
Family
ID=17713698
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28714893A Pending JPH07139704A (ja) | 1993-11-17 | 1993-11-17 | 脱気器水位制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07139704A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103811089A (zh) * | 2012-11-13 | 2014-05-21 | 中国广东核电集团有限公司 | 一种核电站二回路除氧器及其液位控制方法 |
-
1993
- 1993-11-17 JP JP28714893A patent/JPH07139704A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103811089A (zh) * | 2012-11-13 | 2014-05-21 | 中国广东核电集团有限公司 | 一种核电站二回路除氧器及其液位控制方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR900001895B1 (ko) | 냉동시스템의 작동 제어시스템과 그 제어방법 | |
| US5123478A (en) | Cooling apparatus for electronic equipment with fail-safe condensation protection | |
| JPH07139704A (ja) | 脱気器水位制御装置 | |
| JPH09151873A (ja) | 水封式真空ポンプの運転方法 | |
| JP3537219B2 (ja) | 給水系のウォータハンマ防止装置 | |
| JP4043711B2 (ja) | 脱気システムの運転方法 | |
| US6398510B1 (en) | Method and system for avoiding cavitation in a pump conveying saturated water | |
| JP4145752B2 (ja) | 復水脱気装置およびその制御装置 | |
| JP2519282B2 (ja) | 脱気器水位制御システム | |
| JP4773692B2 (ja) | 液化石油ガスの供給装置 | |
| JP2000345811A (ja) | 排熱回収ボイラプラントとその運転方法 | |
| JPS6020192A (ja) | 原子炉出力制御装置 | |
| JP3836537B2 (ja) | 原子力発電プラントのタービン補機制御装置 | |
| JP4071369B2 (ja) | Ｏｎ−ｏｆｆ制御と比例制御を組み合わせた給水制御装置 | |
| JP2692056B2 (ja) | 蒸気タービン設備 | |
| JP2670059B2 (ja) | 廃熱回収ボイラのドラムレベル制御装置 | |
| CN114014398A (zh) | 用于控制废液热泵蒸发的方法、设备和介质 | |
| JPH02275201A (ja) | 脱気器補助蒸気圧力制御装置 | |
| JPH06241414A (ja) | 蒸気供給装置 | |
| JPH04172293A (ja) | 原子炉隔離時冷却系 | |
| JPH0626607A (ja) | 脱気器フラッディング防止装置 | |
| JPH0777013A (ja) | 加圧流動床ボイラの蒸気逃がし弁制御方法 | |
| JPH06347003A (ja) | ボイラ給水ポンプ | |
| JPH0783404A (ja) | ボイラの給水流量調節弁制御方法 | |
| JPS60219404A (ja) | 脱気器の出口安定化装置 |