JPH07138994A - 建設機械の作業用表示モニタ - Google Patents

建設機械の作業用表示モニタ

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JPH07138994A
JPH07138994A JP28492993A JP28492993A JPH07138994A JP H07138994 A JPH07138994 A JP H07138994A JP 28492993 A JP28492993 A JP 28492993A JP 28492993 A JP28492993 A JP 28492993A JP H07138994 A JPH07138994 A JP H07138994A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業機の操作レバーやスイッチ類の選択、作
業機の動作確認に対して有用な建設機械の作業用表示モ
ニタを提供する。 【構成】 複数の作業機を有する建設機械において、複
数の作業機がそれぞれ動作中か否かを、例えば作業機の
動作を切換え制御する制御弁14のパイロット管路13
a,13bに設けた圧力スイッチ17a,17bで検出
する。圧力スイッチ17a,17bの検出結果を作業機
毎に表示する表示部材20を運転室に設け、現在動作中
の作業機をオペレータに知らしめる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クレーンやショベルな
どの建設機械の作業用表示モニタに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、建設機械の多機能化や高性能化に
伴って運転室により多くのレバーやスイッチ類が設置さ
れつつある。これに対して、運転室に設けられるモニタ
は、エンジンオイルの潤滑系統や充電系統の異常の有無
等を点検する始業点検用のものと、限界荷重等を表示す
る施工管理用のものとに限られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】運転室のレバーやスイ
ッチが増加すると、操作に未習熟なオペレータでは希望
する動作に適したレバーやスイッチを瞬時に選択でき
ず、レバーやスイッチの誤選択から操作ミスを起こす頻
度が高くなる。特に複数の作業機を同時に動作させる複
合動作時には混乱が生じ易い。また、夜間作業時はどの
作業機が動作しているか目視し難いため、正しく操作し
ているか否か心理的に不安を感じ易く、操作ミスに気付
かないおそれもある。建設機械の種類やメーカーが変わ
るとレバーやスイッチ類の配置が異なるので、建設機械
を乗換えた直後は操作ミスが一層生じ易い。建設機械に
付属の取扱説明書にはレバーやスイッチ類の機能が詳細
に説明されているが、取扱説明書を一読しただけで数多
いレバーやスイッチをすべて理解するのは困難である。
また、従来のモニタは、レバーやスイッチの選択あるい
は作業機の動作確認に対して何等有効に機能しない。
【0004】本発明の目的は、作業機の操作レバーやス
イッチ類の選択、作業機の動作確認に対して有用な建設
機械の作業用表示モニタを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】一実施例を示す図1〜図
3に対応付けて説明すると、請求項1の発明は、複数の
作業機1,2,4,6を有する建設機械の作業用表示モ
ニタであって、複数の作業機1,2,4,6がそれぞれ
動作中か否かを検出する検出手段と、建設機械の運転室
に設けられ、検出手段により検出した作業機1,2,
4,6の動作を表示する表示部材20とを備えることに
より、上述した目的を達成する。請求項2の発明では、
検出手段が作業機1,2,4,6の動作方向も検出し、
表示部材20が検出された動作方向も表示する。
【0006】
【作用】請求項1の発明では、特定のレバーやスイッチ
の操作に対応していずれの作業機1,2,4,6が動作
しているかが運転室の表示部材20により表示される。
請求項2の発明では、表示部材20により動作中の作業
機1,2,4,6の動作方向が表示される。
【0007】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段と作用の項では、本発明を分かり易
くするために実施例の図を用いたが、これにより本発明
が実施例に限定されるものではない。
【0008】
【実施例】以下、図1〜図3を参照して本発明の一実施
例を説明する。図3は本実施例のモニタが組込まれるク
ローラクレーンの概略を示すもので、1は左右一対のク
ローラ1a(図では片側のみ示す)により走行可能な下
部走行体、2は水平に旋回可能な上部旋回体、3はブー
ム、4は第1のウインチである。第1のウインチ4のロ
ープ4aが繰り出されるとフック5が降下し、ロープ4
aが巻取られるとフック5が上昇する。6は第2のウイ
ンチであり、そのロープ6aが繰り出されるとブーム3
が倒れ込み、ロープ6aが巻取られるとブーム3が起き
上がる。以下ではウインチのロープを巻取る方向の動作
を巻上げ動作、ロープを繰り出す方向の動作を巻下げ動
作と呼ぶ。
【0009】クローラ1a、上部旋回体2、第1のウイ
ンチ4および第2のウインチ6はいずれも油圧モータで
駆動される。これらの駆動回路のうち第1のウインチ4
に係る部分を図1に示す。図1において10は不図示の
エンジンで駆動される油圧ポンプであり、その吐出油は
操作レバー11と連動する一対のパイロット操作弁12
a,12bに導かれる。操作レバー11をフック上昇側
(図中矢印側)へ操作すると操作量に応じたパイロット
圧がパイロット弁12aからパイロット管路13aに出
力されて制御弁14がA位置に切換わる。これにより、
油圧ポンプ15の吐出油が油圧モータ16に導かれ、油
圧モータ16と連結された第1のウインチ4のドラム4
Dが巻上げ動作する。操作レバー11をフック下降側
(図中矢印と反対側)へ操作したときはパイロット管路
13bへパイロット圧が出力され、制御弁14がB位置
に切換わる。これにより、油圧ポンプ15の吐出油が巻
上げ動作時とは逆向きに油圧モータ16へ導かれ、ドラ
ム4Dが巻下げ動作する。図示を省略したクローラ1
a、上部旋回体2および第2のウインチ6の駆動回路も
上記と同様である。すなわち、クローラ1a、上部旋回
体2および第2のウインチ6を駆動する油圧モータと油
圧ポンプ15との間にそれぞれ制御弁が介装され、これ
ら制御弁が操作レバーの操作に応じて導かれるパイロッ
ト圧により切換え制御されて所望の動作が起動される。
【0010】第1のウインチ4の動作はパイロット管路
13a,13bに接続された圧力スイッチ17a,17
bで検出される。操作レバー11のフック上昇側への操
作によりパイロット管路13aにパイロット圧が立上が
ると圧力スイッチ17aがオンとなり、フック下降側へ
の操作によりパイロット管路13bにパイロット圧が立
上がると圧力スイッチ17bがオンとなる。圧力スイッ
チ17a,17bのオン信号は表示器20に入力され
る。なお、圧力スイッチ17a,17bの電源側の配線
は図示を省略した。クローラ1a、上部旋回体2および
第2のウインチ6の動作も同様の圧力スイッチで検出さ
れ、検出結果は表示器20に入力される。
【0011】表示器20は運転席に着席したオペレータ
から目視可能な位置に設置され、その表面には表示パネ
ル21が取り付けられる。図2に示すように、表示パネ
ル21には、クローラクレーンの側面図を模した第1の
マーク21Aと、ブーム3の平面図を模した第2のマー
ク21Bと、下部走行体1の左右一対のクローラを模し
た第3のマーク21Cが表示される。マーク21A〜2
1Cの近傍には矢印形の発光部22A〜22Jが設けら
れる。発光部22A〜22Jは、クローラ1a、上部旋
回体2、第1のウインチ4および第2のウインチ6の動
作を検出する圧力スイッチの検出結果に応じて以下のよ
うに点灯する。
【0012】第1のマーク21Aの吊り荷位置に設けら
れた上向き矢印形の発光部22Aは第1のウインチ4の
巻上げ動作を検出する図1の圧力スイッチ17aのオン
により点灯し、下向き矢印形の発光部22Bは第1のウ
インチ4の巻下げ動作を検出する圧力スイッチ17bの
オンにより点灯する。これにより、フック昇降用の操作
レバーの操作に対するフック5の動作および動作方向を
表示パネル21上で確認できる。また、第1のマーク2
1Aのブーム部分にブーム起立方向を向けて設けられた
発光部22Cは、第2のウインチ6の巻上げ動作が検出
されたとき点灯し、発光部22Cと逆向きの発光部22
Dは第2のウインチ6の巻下げ動作が検出されたとき点
灯する。これにより、ブーム俯仰用の操作レバーの操作
に対するブーム3の動作および動作方向も表示パネル2
1上で確認できる。
【0013】第2のマーク21Bの下側に設けられた発
光部22Eは、上部旋回体2を旋回させる油圧モータの
右旋回側への動作が検出されたとき点灯し、発光部22
Eと逆向きの発光部22Fは旋回用油圧モータの左旋回
側への動作が検出されたとき点灯する。これにより、上
部旋回体2の旋回用の操作レバーの操作に対する上部旋
回体2の旋回動作および動作方向を表示パネル21上で
確認できる。
【0014】第3のマーク21CのTR側クローラ部分
の一端に設けられた発光部22Gは、下部走行体1の右
側クローラ駆動用の油圧モータの前進方向への動作が検
出されたとき点灯し、発光部22Gと逆向きの発光部2
2Hは右側クローラ駆動用の油圧モータの後進方向への
動作が検出されたとき点灯する。また、第3のマーク2
1CのTL側クローラ部分の一端部に設けられた発光部
22Iは、下部走行体1の左側クローラ駆動用の油圧モ
ータの前進方向への動作が検出されたとき点灯し、発光
部22Iと逆向きの発光部22Jは左側クローラ駆動用
の油圧モータの後進方向への動作が検出されたとき点灯
する。これにより走行制御用の操作レバーの操作に対す
る一対のクローラ1aの動作および動作方向を表示パネ
ル21上で確認できる。
【0015】なお、第2のマーク21Bのブーム基端部
に相当する位置には回転指針23が設けられる。この回
転指針23は上部旋回体2の旋回動作に応答して上部旋
回体2と等しい角度回転し、その回転経路の外周に設け
られた目盛24との組合わせにより上部旋回体2が建設
機械の正面位置から何度旋回しているかを表示する。上
部旋回体2の旋回角度は、旋回用油圧モータの回転角を
ロータリーエンコーダ等の周知の回転角検出手段を用い
て検出すればよい。
【0016】実施例では発光部22A〜22Jを対応す
る作業機の動作で点灯させたが、点滅させてもよい。表
示パネル21の全体を液晶パネルやCRTで構成し、マ
ーク21A〜21Cおよび発光部22A〜22Jをすべ
て画像表示させてもよい。この場合、例えばマーク21
A〜21Cのうち動作が検出された作業機に対応するも
ののみを表示させてもよい。第1のマーク21Aのブー
ム部分の表示を実機の動作に似せて移動させるなど、マ
ーク21A〜21Cの表示形態そのものを変化させても
よい。なお、本実施例では、図1の圧力スイッチ17
a,17bのように各作業機の駆動回路に設けた圧力ス
イッチが検出手段を、表示器20が表示部材を構成す
る。作業機の動作の検出はパイロット圧力に限らず、油
圧モータ等のアクチュエータの動作を直接検出してもよ
い。ブーム3やフック5の動作方向の検出および表示を
省略し、ブーム3やフック5が動作中か否かのみを表示
させてもよい。
【0017】本発明は上述したクローラクレーンに限ら
ず、種々の建設機械に適用できる。以下、他の建設機械
への応用例を説明する。図4は本発明をクローラ式の油
圧ショベルに適用したときの作業表示用のパネルの一例
を示すものである。この表示パネル30は油圧ショベル
の運転室に取り付けられるもので、表面には油圧ショベ
ルの側面図を模した第1のマーク31Aと、ブームを模
した第2のマーク31Bと、下部走行体を模した第3の
マーク31Cとが表示される。マーク31A〜31Cの
近傍には、油圧ショベルの各部の動作に対応して点灯す
る矢印形の発光部32A〜32Lが設けられる。第2の
マーク31Bのブーム基端部に相当する位置には、上述
した図2の例と同様に上部旋回体の旋回角度を表示する
回転指針33および目盛34が設けられる。
【0018】発光部32Aは油圧ショベルのブームが上
方へ回動するときに点灯し、発光部32Bはブームが下
方へ回動するときに点灯する。発光部32Cは油圧ショ
ベルのアームが上方へ回動するときに点灯し、発光部3
2Dはアームが下方へ回動するときに点灯する。発光部
32Eはバケットがダンプ動作(運転室と反対側へ回
動)するときに点灯し、発光部32Fはバケットがクラ
ウド動作(運転室側へ回動)するときに点灯する。発光
部32Gは上部旋回体の右旋回時に、発光部32Hは左
旋回時にそれぞれ点灯する。発光部32Iは右側クロー
ラの前進方向への動作時に、発光部32Jは右側クロー
ラの後進方向への動作時にそれぞれ点灯し、発光部32
Kは左側クローラの前進方向への動作時に、発光部32
Lは左側クローラの後進方向への動作時にそれぞれ点灯
する。なお、ブーム、アームおよびバケットの俯仰動
作、上部旋回体の旋回動作並びにクローラの動作の検出
は、上述した図1に示す例と同様、各部の油圧アクチュ
エータの動作を切換え制御する制御弁のパイロット圧の
立上がりを検出すればよい。
【0019】図5は本発明を杭打機に適用したときの作
業表示用のパネルの一例を示すものである。この表示パ
ネル40には、杭打機に設けられる第1〜第4のウイン
チドラムを示す第1〜第4のマーク41A〜41D、リ
ーダ起伏ドラムを示す第5のマーク41E、上部旋回体
を示す第6のマーク41Fおよび下部走行体の左右一対
のクローラを示す第7のマーク41Gが表示される。第
1のマーク41A内には第1のウインチドラムの巻上げ
動作および巻下げ動作の検出でそれぞれ点灯する一対の
発光部42A,42Bが、第2のマーク41B内には第
2のウインチドラムの巻上げ動作および巻下げ動作の検
出でそれぞれ点灯する一対の発光部42C,42Dが、
第3のマーク41C内には第3のウインチドラムの巻上
げ動作および巻下げ動作の検出でそれぞれ点灯する一対
の発光部42E,42Fが、第4のマーク41D内には
第4のウインチドラムの巻上げ動作および巻下げ動作の
検出でそれぞれ点灯する一対の発光部42G,42H
が、第5のマーク41E内にはリーダ起伏ドラムの巻上
げ動作および巻下げ動作でそれぞれ点灯する一対の発光
部42I,42Jが設けられる。
【0020】また、第6のマーク41Fの側方には、上
部旋回体の右旋回で点灯する発光部42Kと、左旋回で
点灯する発光部42Lとが設けられる。第7のマーク4
1G内には右側クローラの前進動作で点灯する発光部4
2M、右側クローラの後進動作で点灯する発光部42
N、左側クローラの前進動作で点灯する発光部42O、
左側クローラの後進動作で点灯する発光部42Pがそれ
ぞれ設けられている。なお、図5の例でも第1のウイン
チドラム以下の各作業機の動作は、各部の油圧アクチュ
エータの動作を切換え制御する制御弁のパイロット圧の
立上がりを検出すればよい。また、図5の例でも第6の
マーク41Fの近傍に、上部旋回体の旋回角度を表示す
る回転指針43および目盛44が設けられている。
【0021】図6は本発明を杭打機に適用したときの作
業表示用のパネルの他の例を示すもので、図5との共通
部分には同一符号を付してある。表示パネル50には、
杭打機の第1〜第3のウインチドラムおよびリーダ起伏
ドラムを示す第1〜第4のマーク51A〜51Dと、上
部旋回体を示す第5のマーク51Eとが、実機の上部旋
回体と各ドラムを上方から見たときの配置に即して表示
される。第1のマーク51A内には第1のウインチドラ
ムの巻上げ動作および巻下げ動作の検出でそれぞれ点灯
する一対の発光部52A,52Bが、第1のマーク51
B内には第2のウインチドラムの巻上げ動作および巻下
げ動作の検出でそれぞれ点灯する一対の発光部52C,
52Dが、第3のマーク51C内には第3のウインチド
ラムの巻上げ動作および巻下げ動作の検出でそれぞれ点
灯する一対の発光部52E,52Fが、第4のマーク5
1D内にはリーダ起伏ドラムの巻上げ動作および巻下げ
動作の検出でそれぞれ点灯する一対の発光部52G,5
2Hが設けられる。第5のマーク51Eの先端側には、
上部旋回体の右旋回で点灯する発光部52Iと、上部旋
回体の左旋回で点灯する発光部52Jとが設けられる。
なお、発光部52A〜52Hに関して、巻上げ動作で点
灯するものを下向き矢印に、巻下げ動作で点灯する側を
上向き矢印としたのは、実機を上方からみたときのウイ
ンチドラムの回転方向に合わせたものである。
【0022】上部旋回体を示す第5のマーク51Eの両
側には左右一対のクローラを示す第6のマーク51Fが
表示される。第6のマーク51Fの内部には、右側クロ
ーラの前進動作で点灯する発光部52K、右側クローラ
の後進動作で点灯する発光部52L、左側クローラの前
進動作で点灯する発光部52M、左側クローラの後進動
作で点灯する発光部52Nが設けられる。これら第6の
マーク51Fおよび発光部52K〜52NはすべてLE
Dや蛍光管等の発光体や液晶等で表示され、スイッチ5
3の切換え操作により図の実線位置から点線位置へと表
示位置が変更可能とされる。例えば上部旋回体2が建設
機械の正面を向いているときは実線位置に表示を切換
え、上部旋回体2が建設機械の側方を向いているときは
点線位置に表示を切換える。なお、点線位置に表示を切
換えるときは、上部旋回体の旋回方向が正面から右方向
か左方向かで発光部52K〜52Nの位置を入れ換え
る。回転方向の判別にはロータリエンコーダ等が必要と
なるが、回転指針43の駆動系と共用できる。54〜5
6は他の作業機や安全装置等の作動状況を表示するラン
プである。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明で
は、特定のレバーやスイッチ類の操作に対していずれの
作業機が動作しているかが運転室の表示部材で表示され
るので、未習熟なオペレータでも、作業機の操作レバー
やスイッチ類と作業機の動作との対応を簡単に覚えるこ
とができ、操作ミスを減らすことができる。昼間時には
作業機の目視と表示部材の表示とにより作業機の動作を
二重に確認でき、夜間でも表示部材で作業機の動作を確
実に確認できるので、レバーやスイッチの操作に対する
安心感が高く、作業効率の向上が期待できる。操作ミス
を起こしても直ちに作業機を停止させて事故を未然に防
止できる。請求項2の発明では、作業機の動作方向も表
示されるので請求項1の発明に増して操作の習熟が容易
であり、操作ミスの低減や作業効率の向上、安全性の確
保に高い効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をクローラクレーンに適用した実施例に
おけるウインチ駆動回路を示す図。
【図2】図1の表示パネルの詳細を示す図。
【図3】図1に対応するクローラクレーンの概略を示す
図。
【図4】本発明をクローラ式油圧ショベルに適用したと
きの表示パネルの例を示す図。
【図5】本発明を杭打機に適用したときの表示パネルの
例を示す図。
【図6】本発明を杭打機に適用したときの表示パネルの
他の例を示す図。
【符号の説明】
1 下部走行体 2 上部旋回体 3 ブーム 4 第1のウインチ 5 フック 6 第2のウインチ 11 第1のウインチの操作レバー 17a,17b 圧力スイッチ 20 表示器 21,30,40,50 表示パネル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の作業機を有する建設機械の作業用
    表示モニタであって、 前記複数の作業機がそれぞれ動作中か否かを検出する検
    出手段と、 建設機械の運転室に設けられ、前記検出手段により検出
    した作業機の動作を表示する表示部材とを備えることを
    特徴とする建設機械の作業用表示モニタ。
  2. 【請求項2】 前記検出手段は前記作業機の動作方向も
    検出し、前記表示部材は検出された動作方向も表示する
    ことを特徴とする請求項1記載の建設機械の作業用表示
    モニタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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