JPH07158066A - 杭打機の作業用表示モニタ - Google Patents

杭打機の作業用表示モニタ

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JPH07158066A
JPH07158066A JP31221793A JP31221793A JPH07158066A JP H07158066 A JPH07158066 A JP H07158066A JP 31221793 A JP31221793 A JP 31221793A JP 31221793 A JP31221793 A JP 31221793A JP H07158066 A JPH07158066 A JP H07158066A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
winches
winch
lower traveling
display
display monitor
Prior art date
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Pending
Application number
JP31221793A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeo Saito
武夫 斉藤
Yoshinori Mutou
義憲 武東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MUTOU KOMUTEN KK
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
MUTOU KOMUTEN KK
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
Application filed by MUTOU KOMUTEN KK, Hitachi Construction Machinery Co Ltd filed Critical MUTOU KOMUTEN KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ウインチ等の操作レバーやスイッチ類の選
択、動作確認に対して有用な杭打機の作業用表示モニタ
を提供する。 【構成】 下部走行体、上部旋回体、複数のウインチが
それぞれ動作中か否かを、例えばウインチの動作を切換
え制御する制御弁14のパイロット管路13a,13b
に設けた圧力スイッチ17a,17b等で検出する。下
部走行体、上部旋回体、複数のウインチの動作の検出結
果を表示する表示部材20を運転室に設け、特定の操作
レバーやスイッチに対して下部走行体、上部旋回体、複
数のウインチのいずれが現在動作中かをオペレータに知
らしめる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、上部旋回体に複数のウ
インチを搭載した杭打機の作業用表示モニタに関する。
【0002】
【従来の技術】杭打機は、複合動作可能な少なくとも3
組のウインチを搭載し、かつ下部走行体の左右一対のク
ローラの独立駆動や上部旋回体の旋回駆動が可能とされ
る。このため、杭打機の運転室にはこれらウインチや上
部旋回体等の操作レバーやスイッチ類が数多く並べられ
る。これに対して、杭打機の運転室に設けられるモニタ
は、エンジンオイルの潤滑系統や充電系統の異常の有無
等を点検する始業点検用のものと、掘削反力やリーダ角
度等を表示する施工管理用のものとに限られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】運転室のレバーやスイ
ッチが増加すると、操作に未習熟なオペレータでは希望
する動作に適したレバーやスイッチを瞬時に選択でき
ず、レバーやスイッチの誤選択から操作ミスを起こす頻
度が高くなる。特に複数のウインチ等を同時に動作させ
る複合動作時には混乱が生じ易い。また、夜間作業時は
ウインチ等の動作が目視し難いため、正しく操作してい
るか否か心理的に不安を感じ易く、操作ミスに気付かな
いおそれもある。機種やメーカーが変わるとレバーやス
イッチ類の配置が異なるので、機械を乗換えた直後は操
作ミスが一層生じ易い。杭打機に付属の取扱説明書には
レバーやスイッチ類の機能が詳細に説明されているが、
取扱説明書を一読しただけで数多いレバーやスイッチを
すべて理解するのは困難である。また、従来のモニタ
は、レバーやスイッチの選択あるいはウインチ等の動作
確認に対して何等有効に機能しない。
【0004】本発明の目的は、ウインチ等の操作レバー
やスイッチ類の選択、動作確認に対して有用な杭打機の
作業用表示モニタを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】一実施例を示す図1〜図
3に対応付けて説明すると、請求項1の発明は、下部走
行体1と、この下部走行体1に搭載され水平に旋回する
上部旋回体2と、この上部旋回体2に搭載される複数の
ウインチとを備えた杭打機の作業用表示モニタであっ
て、下部走行体1、上部旋回体2および複数のウインチ
がそれぞれ動作中か否かを検出する検出手段と、上部旋
回体2の運転室に設けられて検出手段の検出結果を下部
走行体1、上部旋回体2および複数のウインチ毎に表示
する表示部材20とを備える。そして、表示部材20の
表示パネル21には、下部走行体、上部旋回体および複
数のウインチの配置を示す略図22が表示され、検出手
段が検出した下部走行体、上部旋回体および複数のウイ
ンチの動作が略図22上の対応位置にそれぞれ表示され
ることにより上述した目的を達成する。請求項2の発明
では、検出手段が下部走行体、上部旋回体および複数の
ウインチの動作方向も検出し、表示部材20が検出され
た動作方向も表示する。
【0006】
【作用】請求項1の発明では、特定のレバーやスイッチ
の操作に対応して下部走行体、上部旋回体、複数のウイ
ンチのいずれが動作しているかが運転室の表示部材20
により表示される。下部走行体、上部旋回体および複数
のウインチの動作がこれらの配置を示す略図22上の対
応位置に表示されるので、迅速かつ正確に動作を確認で
きる。請求項2の発明では、下部走行体、上部旋回体、
複数のウインチの動作方向が表示部材により表示され
る。
【0007】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段と作用の項では、本発明を分かり易
くするために実施例の図を用いたが、これにより本発明
が実施例に限定されるものではない。
【0008】
【実施例】以下、図1〜図3を参照して本発明の一実施
例を説明する。図3は本実施例のモニタが組込まれる杭
打機の概略を示すもので、1は左右一対のクローラ1a
(図では片側のみ示す)により走行可能な下部走行体、
2は水平に旋回可能な上部旋回体、3は上部旋回体2の
前面に装着されたリーダ、4は第1のウインチである。
第1のウインチ4から繰り出されたロープ4aはシーブ
5,6,7に案内されてアースオーガ8と連結され、ロ
ープ4aの繰り出し量に応じてアースオーガ8がリーダ
3沿いに昇降する。上部旋回体2には、第1のウインチ
4の他に、杭打作業を補助する2組のウインチ(以下、
第2のウインチ、第3のウインチと呼ぶ。)と、リーダ
3を起伏させるリーダ起伏ウインチとが設けられるが図
3では省略した。なお、以下ではウインチのロープを巻
取る方向の動作を巻上げ動作、ロープを繰り出す方向の
動作を巻下げ動作と呼ぶ。
【0009】クローラ1a、上部旋回体2、第1のウイ
ンチ4、第2のウインチ、第3のウインチおよびリーダ
起伏ウインチはいずれも油圧モータで駆動される。これ
らの駆動回路のうち、第1のウインチ4に係る部分を図
2に示す。図2において10は不図示のエンジンで駆動
される油圧ポンプであり、その吐出油は操作レバー11
と連動する一対のパイロット弁12a,12bに導かれ
る。操作レバー11を巻上げ側(図中矢印側)へ操作す
ると操作量に応じたパイロット圧がパイロット弁12a
からパイロット管路13aに出力されて制御弁14がA
位置に切換わる。これにより、油圧ポンプ15の吐出油
が油圧モータ16に導かれ、油圧モータ16と連結され
た第1のウインチ4のドラム4Dが巻上げ動作する。操
作レバー11を巻下げ側(図中矢印と反対側)へ操作し
たときはパイロット管路13bへパイロット圧が出力さ
れ、制御弁14がB位置に切換わる。これにより、油圧
ポンプ15の吐出油が巻上げ動作時とは逆向きに油圧モ
ータ16へ導かれ、ドラム4Dが巻下げ動作する。図示
を省略したクローラ1a、上部旋回体2、第2,第3の
ウインチ、リーダ起伏ウインチの駆動回路も上記と同様
である。すなわち、クローラ1a、上部旋回体2、第
2,第3のウインチ、リーダ起伏ウインチを駆動する油
圧モータと油圧ポンプ15との間にそれぞれ制御弁が介
装され、これら制御弁が操作レバーの操作に応じて導か
れるパイロット圧により切換え制御されて所望の動作が
起動される。
【0010】第1のウインチ4の動作はパイロット管路
13a,13bに接続された圧力スイッチ17a,17
bで検出される。操作レバー11の巻上げ側への操作に
よりパイロット管路13aにパイロット圧が立上がると
圧力スイッチ17aがオンとなり、巻下げ側への操作に
よりパイロット管路13bにパイロット圧が立上がると
圧力スイッチ17bがオンとなる。圧力スイッチ17
a,17bのオン信号は表示器20に入力される。な
お、圧力スイッチ17a,17bの電源側の配線は図示
を省略した。クローラ1a、上部旋回体2、第2のウイ
ンチ、第3のウインチ、リーダ起伏ウインチの動作も同
様の圧力スイッチで検出され、検出結果は表示器20に
入力される。
【0011】表示器20は運転席に着席したオペレータ
から目視可能な位置に設置され、その表面には表示パネ
ル21が取り付けられる。図2に示すように、表示パネ
ル21には略図22が表示される。略図22には、上述
した左右一対のクローラ1aの平面図を模したマーク2
3A、リーダ3が装着された状態の上部旋回体2の平面
図を模したマーク23B、第1のウインチ4の平面図を
模したマーク23C、第2のウインチの平面図を模した
マーク23D、第3のウインチの平面図を模したマーク
23E、リーダ起伏ウインチの平面図を模したマーク2
3Fが、杭打機を上方から見たときのクローラ1a、上
部旋回体2および各ウインチの配置に合わせて描かれ
る。
【0012】マーク23Aの四隅には、右側クローラの
前進動作で点灯する発光部24A、右側クローラの後進
動作で点灯する発光部24B、左側クローラの前進動作
で点灯する発光部24C、左側クローラの後進動作で点
灯する発光部24Dが設けられる。マーク23Bのリー
ダ相当部分(図の上端部)の側方には、上部旋回体2の
右旋回で点灯する発光部24Eと、上部旋回体の左旋回
で点灯する発光部24Fとが設けられる。これら発光部
24A〜24Fは動作方向を示す矢印形に形成される。
【0013】また、マーク23C内には、第1のウイン
チ4の巻上げ動作および巻下げ動作の検出でそれぞれ点
灯する一対の発光部24G,24Hが、マーク23D内
には第2のウインチの巻上げ動作および巻下げ動作の検
出でそれぞれ点灯する一対の発光部24I,24Jが、
マーク23E内には第3のウインチの巻上げ動作および
巻下げ動作の検出でそれぞれ点灯する一対の発光部24
K,24Lが、マーク23F内にはリーダ起伏ウインチ
の巻上げ動作および巻下げ動作の検出でそれぞれ点灯す
る一対の発光部24M,24Nが設けられる。なお、発
光部24G〜24Nに関して、ウインチの巻上げ動作で
点灯するものを下向き矢印形に、巻下げ動作で点灯する
側を上向き矢印形としたのは、各ウインチを杭打機の上
方から見たときのウインチドラムの回転方向に合わせた
ものである。クローラ1a、上部旋回体2および各ウイ
ンチの動作は、例えば第1のウインチ4であれば図2の
圧力スイッチ17a,17bのオン・オフによる等、各
々の駆動回路に設けた圧力スイッチで検出する。25〜
27は他の作業機や安全装置等の作動状況を表示するラ
ンプである。
【0014】以上の表示器20によれば、下部走行体
1、上部旋回体2、第1のウインチ4、第2のウイン
チ、第3のウインチおよびリーダ起伏ウインチの動作を
表示パネル21内の各発光部24A〜24Nの点灯によ
り確認できる。特に、下部走行体1のクローラ1aや上
部旋回体2、各ウインチの配置を示す略図22上の対応
位置に発光部24A〜24Nを設けたので、迅速かつ正
確な確認が可能である。
【0015】実施例では発光部24A〜24Nを点灯さ
せたが、点滅させてもよい。表示パネル21の全体を液
晶パネルやCRTで構成し、略図22、マーク23A〜
23F、発光部24A〜24Nをすべて画像表示させて
もよい。実施例では圧力スイッチが検出手段を、表示器
20が表示部材を構成する。動作方向の検出および表示
を省略し、ウインチ等が現在動作中か否かのみを表示さ
せてもよい。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明で
は、特定のレバーやスイッチ類の操作に対して下部走行
体、上部旋回体および複数のウインチのいずれが動作し
ているかが運転室の表示部材で表示されるので、未習熟
なオペレータでも操作レバーやスイッチ類の操作を簡単
に覚えることができ、操作ミスを減らすことができる。
昼間時には実機の目視と表示部材の表示とによりウイン
チ等の動作を二重に確認でき、夜間でも表示部材により
動作を確実に確認できるので、レバーやスイッチの操作
に対する安心感が高く、作業効率の向上が期待できる。
操作ミスを起こしても直ちに動作を停止させて事故を未
然に防止できる。しかも、下部走行体、上部旋回体およ
び複数のウインチの動作が、これらの配置を示す表示パ
ネルの略図上の対応位置に表示されるので、表示部材の
表示内容を迅速かつ正確に確認できる。請求項2の発明
では、下部走行体、上部旋回体および複数のウインチの
動作方向も表示されるので請求項1の発明に増して操作
の習熟が容易であり、操作ミスの低減や作業効率の向
上、安全性の確保に高い効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における表示パネルを示す
図。
【図2】本発明の一実施例のウインチ駆動回路を示す
図。
【図3】図1に対応する杭打機の概略を示す図。
【符号の説明】
1 下部走行体 2 上部旋回体 3 リーダ 4 第1のウインチ 8 アースオーガ 11 第1のウインチの操作レバー 17a,17b 圧力スイッチ 20 表示器 21 表示パネル 22 表示パネル上の略図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部走行体と、この下部走行体に搭載さ
    れ水平に旋回する上部旋回体と、この上部旋回体に搭載
    される複数のウインチとを備えた杭打機の作業用表示モ
    ニタであって、 前記下部走行体、前記上部旋回体および前記複数のウイ
    ンチがそれぞれ動作中か否かを検出する検出手段と、 前記上部旋回体の運転室に設けられて前記検出手段の検
    出結果を前記下部走行体、前記上部旋回体および前記複
    数のウインチ毎に表示する表示部材とを備え、 前記表示部材の表示パネルには、前記下部走行体、前記
    上部旋回体および前記複数のウインチの配置を示す略図
    が表示され、 前記検出手段が検出した前記下部走行体、前記上部旋回
    体および前記複数のウインチの動作が前記略図上の対応
    位置にそれぞれ表示されることを特徴とする杭打機の作
    業用表示モニタ。
  2. 【請求項2】 前記検出手段は前記下部走行体、前記上
    部旋回体および前記複数のウインチの動作方向も検出
    し、前記表示部材は検出された動作方向も表示すること
    を特徴とする請求項1記載の杭打機の作業用表示モニ
    タ。
JP31221793A 1993-12-13 1993-12-13 杭打機の作業用表示モニタ Pending JPH07158066A (ja)

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