JPH0713890Y2 - 押しピン取付構造 - Google Patents
押しピン取付構造Info
- Publication number
- JPH0713890Y2 JPH0713890Y2 JP1990002099U JP209990U JPH0713890Y2 JP H0713890 Y2 JPH0713890 Y2 JP H0713890Y2 JP 1990002099 U JP1990002099 U JP 1990002099U JP 209990 U JP209990 U JP 209990U JP H0713890 Y2 JPH0713890 Y2 JP H0713890Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- push pin
- push
- mounting structure
- molded product
- pin mounting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、鋳型、成型用型、成形型から鋳物、鋳型、成
形物などの成形品を突き出して取出すための成形品取出
し用の押しピンの型への取付構造に関する。
形物などの成形品を突き出して取出すための成形品取出
し用の押しピンの型への取付構造に関する。
(従来の技術) 従来、押しピンは、実公昭63-44210号公報に記載されて
いるように、押出板にネジ込みまたは溶接して取り付け
られていた。
いるように、押出板にネジ込みまたは溶接して取り付け
られていた。
この押しピンは磨耗が激しい。特に角部の摩耗が激し
く、端面の角が丸みを帯びて型との間に間隙ができる。
その間隙の部分で成形された成形品にはバリを生じ、こ
れが押しピンに食い付いて成形品の型からの離脱が困難
になる。
く、端面の角が丸みを帯びて型との間に間隙ができる。
その間隙の部分で成形された成形品にはバリを生じ、こ
れが押しピンに食い付いて成形品の型からの離脱が困難
になる。
このようになると、その結果成形品が欠けるようにな
る。また成形品には余肉を生ずることになるから、後で
成形品を削り取るなどの処置が必要であった。したがっ
て押しピンは頻繁に取り替えなければならなかった。
る。また成形品には余肉を生ずることになるから、後で
成形品を削り取るなどの処置が必要であった。したがっ
て押しピンは頻繁に取り替えなければならなかった。
(考案が解決しようとする課題) 押しピンの取り替え作業は時間がかかるので、生産効率
を高めるために型変えの段取りの作業中の取り替え時間
を短縮したいという課題がある。
を高めるために型変えの段取りの作業中の取り替え時間
を短縮したいという課題がある。
(課題を解決するための手段) 本考案は、上記のような課題を解決するために考案され
たもので、型から成形品取出し用の押しピンを、押しピ
ンに添って設けられた押圧バーを推進後退自在の止めネ
ジで押しピンに圧接・離間させ、押しピンを成形用金型
の押出板に取付固定・取り外しすることを特徴とする押
しピン取付構造である。
たもので、型から成形品取出し用の押しピンを、押しピ
ンに添って設けられた押圧バーを推進後退自在の止めネ
ジで押しピンに圧接・離間させ、押しピンを成形用金型
の押出板に取付固定・取り外しすることを特徴とする押
しピン取付構造である。
(作用と実施例) 本考案の押しピンの取付構造は、第1図の部品展開図で
示すように、押しピン(1)に添って設けられた押圧バ
ー(2)が押出板(3)のネジ穴(4)にネジ込まれる
止めネジ(5)の推進後退によって押しピン(1)に圧
接したり離間して、押出板(3)に設けられた凹溝
(6)に押しピン(1)を押圧して摩擦力で固定した
り、緩めることによって押しピン(1)を抜くことが可
能な構造になっている。
示すように、押しピン(1)に添って設けられた押圧バ
ー(2)が押出板(3)のネジ穴(4)にネジ込まれる
止めネジ(5)の推進後退によって押しピン(1)に圧
接したり離間して、押出板(3)に設けられた凹溝
(6)に押しピン(1)を押圧して摩擦力で固定した
り、緩めることによって押しピン(1)を抜くことが可
能な構造になっている。
この押出板(3)に止めネジ(5)をネジ込む構造は、
第1図に示すように、押出板(3)に凹陥部を設けて、
この凹陥部(7)に向けて止めネジ(5)を押出板
(3)の本体中を貫通させる構造のほか、第2図に示す
ように、押出板(3)に押出板(3)とは別の押しピン
(1)取付部(8)を設け、ここにネジ穴(4)を穿
ち、このネジ穴(4)にネジ込まれる止めネジ(5)を
推進後退自在にする構造にしても良い。
第1図に示すように、押出板(3)に凹陥部を設けて、
この凹陥部(7)に向けて止めネジ(5)を押出板
(3)の本体中を貫通させる構造のほか、第2図に示す
ように、押出板(3)に押出板(3)とは別の押しピン
(1)取付部(8)を設け、ここにネジ穴(4)を穿
ち、このネジ穴(4)にネジ込まれる止めネジ(5)を
推進後退自在にする構造にしても良い。
さらに、第3図に示すように、押出板(3)に押しピン
(1)を嵌める突出部(9)を設け、押圧バー(2)と
この突出部(9)で押しピン(1)をはさみ、押圧バー
(2)の一端にはテコ止め用の膨出部(10)を設け、こ
の膨出部(10)と押しピン(1)を挟む位置との間の突
出部(9)にネジ穴(4)を穿ち、このネジ穴(4)に
ネジ込まれる止めネジ(5)を推進後退自在にし、押圧
バー(2)と押出板(3)とが止めネジ(5)により締
付けられ、押しピン(1)を挟さんで締付ける構造にし
ても良い。
(1)を嵌める突出部(9)を設け、押圧バー(2)と
この突出部(9)で押しピン(1)をはさみ、押圧バー
(2)の一端にはテコ止め用の膨出部(10)を設け、こ
の膨出部(10)と押しピン(1)を挟む位置との間の突
出部(9)にネジ穴(4)を穿ち、このネジ穴(4)に
ネジ込まれる止めネジ(5)を推進後退自在にし、押圧
バー(2)と押出板(3)とが止めネジ(5)により締
付けられ、押しピン(1)を挟さんで締付ける構造にし
ても良い。
凹陥部(7)の一方を、例えば第1図における下方の底
を、閉止した構造にすると、押しピン(1)を取付ける
場合に取付け易い。
を、閉止した構造にすると、押しピン(1)を取付ける
場合に取付け易い。
(考案の効果) 本考案の押しピン取付構造は、止めネジの進退で押圧バ
ーを押しピンに強く圧接したり、離間させたりして押し
ピンを着脱可能にしたものであるから、押しピンの押出
板への着脱は簡便であり、狭いところでの交換も容易で
あり、また押しピンの両端を使用することもできて資材
の節約となるとともに、成形品のバリがでなくなり、成
形品の離脱が容易となり、成形品の余肉がなくなるなど
の利点があり、本考案は産業の発達に寄与するところ極
めて大なるものがある。
ーを押しピンに強く圧接したり、離間させたりして押し
ピンを着脱可能にしたものであるから、押しピンの押出
板への着脱は簡便であり、狭いところでの交換も容易で
あり、また押しピンの両端を使用することもできて資材
の節約となるとともに、成形品のバリがでなくなり、成
形品の離脱が容易となり、成形品の余肉がなくなるなど
の利点があり、本考案は産業の発達に寄与するところ極
めて大なるものがある。
第1図は本考案の実施例で部品を分解して並べかつ部品
の一部を破断した状態での部品展開図、第2図および第
3図はそれぞれ別の実施例の押出板と押しピンの取付け
構造を示す説明図である。 1……押しピン;2……押圧バー;3……押出板;4……ネジ
穴;5……止めネジ;6……凹溝;7……凹陥部;8……取付
部;9……突出部;10……膨出部.
の一部を破断した状態での部品展開図、第2図および第
3図はそれぞれ別の実施例の押出板と押しピンの取付け
構造を示す説明図である。 1……押しピン;2……押圧バー;3……押出板;4……ネジ
穴;5……止めネジ;6……凹溝;7……凹陥部;8……取付
部;9……突出部;10……膨出部.
Claims (1)
- 【請求項1】型から成形品取出し用の押しピンを、押し
ピンに添って設けられた押圧バーを推進後退自在の止め
ネジで押しピンに圧接・離間させ、押しピンを成形用金
型の押出板に取付固定・取り外しすることを特徴とする
押しピン取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990002099U JPH0713890Y2 (ja) | 1990-01-12 | 1990-01-12 | 押しピン取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990002099U JPH0713890Y2 (ja) | 1990-01-12 | 1990-01-12 | 押しピン取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0395147U JPH0395147U (ja) | 1991-09-27 |
JPH0713890Y2 true JPH0713890Y2 (ja) | 1995-04-05 |
Family
ID=31505980
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990002099U Expired - Lifetime JPH0713890Y2 (ja) | 1990-01-12 | 1990-01-12 | 押しピン取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0713890Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-01-12 JP JP1990002099U patent/JPH0713890Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0395147U (ja) | 1991-09-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040210 |