JPH07138539A - 建築内装材固定用両面粘着テープ - Google Patents

建築内装材固定用両面粘着テープ

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JPH07138539A
JPH07138539A JP28823093A JP28823093A JPH07138539A JP H07138539 A JPH07138539 A JP H07138539A JP 28823093 A JP28823093 A JP 28823093A JP 28823093 A JP28823093 A JP 28823093A JP H07138539 A JPH07138539 A JP H07138539A
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JP
Japan
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double
sensitive adhesive
adhesive tape
acrylic
base material
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Application number
JP28823093A
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English (en)
Inventor
Hirafumi Tada
衡史 多田
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 冬季の接着施工においても、建築物の内装材
裏面及び下地材表面に対する優れた初期接着力と保持力
を有し充分な仮固定効果を発現しうる建築内装材固定用
両面粘着テープを提供することを目的とする。 【構成】 一方の面が水平にスライスされたスライス面
であり、他方の面がスキン層を有するスキン面である発
泡体を基材とし、その各面にアクリル系粘着剤層が形成
されていることを特徴とする建築内装材固定用両面粘着
テープ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築用内装材の仮固定
用として好適な両面粘着テープに関する。
【0002】
【従来の技術】建築物の天井や壁を形成するための建築
用内装材の施工は、一般的に石膏ボード、ベニヤ板、モ
ルタル、鉄骨フレーム等の下地材に、珪酸カルシウム
板、石綿セメント珪酸カルシウム板、メラミン板等の化
粧板を固定して行われる。
【0003】下地材に対する建築用内装材の固定方法と
しては、かつては釘やボルトによる方法が主流であった
が、釘やボルトを使用すると内装材表面の外観が悪くな
ると共に、埃や騒音の発生もあるので、近年、接着剤に
よる接着固定方法が採用されている。しかし、接着剤を
用いる方法は、初期強度が発現する迄の仮押さえが必要
であったり、溶剤型接着剤の場合であれば、有機溶剤に
よる引火の危険性や人体への悪影響等の問題もあり、必
ずしも好適な方法とは言えない。
【0004】最近、接着剤による方法の欠点の一つであ
る初期強度発現迄の仮押さえの必要性を解消するため、
両面粘着テープと接着剤を併用して、両面粘着テープで
初期接着力を、接着剤で最終接着力を発現させる方法が
提案されている(特開平4−312671号公報)。
【0005】しかし、珪酸カルシウム板のような建築用
内装材の裏面には少なからず凹凸が存在し塵埃も多く、
又冬季は0℃前後の低温下で施工されることも多いので
普通の両面粘着テープでは初期接着力が不足し充分な仮
固定効果を得られないという問題点がある。一方、下地
材として多用される石膏ボードの表面には一般に紙が貼
り付けられているので内装材裏面に較べると凹凸や塵埃
の程度は低いものの、やはり普通の両面粘着テープで
は、内装材を貼り付けた時、内装材の自重や撓みに耐え
られず接着界面からの界面剥離や粘着剤層の凝集破壊を
起こして充分な仮固定効果を得られないという問題点が
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
問題点を解消するため、冬季の接着施工においても、建
築物の内装材裏面及び下地材表面に対する優れた初期接
着力と保持力を有し充分な仮固定効果を発現しうる建築
内装材固定用両面粘着テープを提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の両面粘着テープ
は、一方の面が水平にスライスされたスライス面であ
り、他方の面がスキン層を有するスキン面である発泡体
を基材とし、その各面にアクリル系粘着剤層が形成され
ていることを特徴とし、そのことにより上記目的が達成
される。
【0008】本発明の考え方をより具体的に述べると、
本発明の両面粘着テープは、基材として一方の面がスラ
イスされたスライス面であり、他方の面がスキン層を有
するスキン面である発泡体を用い、その各面にアクリル
系粘着剤層が形成されて成るものであり、基材のスキン
面である側を内装材裏面の接着に、又、基材のスライス
面である側を下地材表面の接着に適用しようとするもの
である。
【0009】内装材裏面は前述の如く凹凸が大きく塵埃
も多いので初期接着力の不足を来すことが多いので、粘
着剤の塗工厚みを厚くして内装材裏面の凹凸に追従した
り塵埃を包みこんで優れた初期接着力を発現させる方法
が採られる。この場合、基材のスキン面である側を内装
材裏面に適用すると、スキン面には粘着剤が浸透しない
ので塗工された粘着剤の厚みがそのまま有効厚みとして
機能し、優れた初期接着力の発現を可能とする。
【0010】一方、下地材表面は前述の如く内装材裏面
に較べると凹凸や塵埃が少ないので、粘着剤の塗工厚み
を内装材裏面の場合と同様にすると過剰塗工となり、粘
着剤層に応力が集中して却って保持力不足となり浮きや
剥がれが発生する原因となる。
【0011】これに対し、基材のスライス面である側を
下地材表面に適用すると、スライス面には粘着剤が適度
に浸透するのでアンカー効果により基材に対する粘着剤
の密着性が向上すると共に、粘着剤の有効厚みは適正な
ものとなり保持力不足による浮きや剥がれを防止するこ
とが可能となる。
【0012】本発明の両面粘着テープに基材として用い
られる発泡体の種類は、特に限定されるものではなく、
例えば、ポリエチレン樹脂発泡体、ポリウレタン樹脂発
泡体、塩化ビニル樹脂発泡体、アクリル樹脂発泡体、ポ
リアミド樹脂発泡体、エチレン−酢ビ共重合樹脂発泡
体、クロロプレンゴム発泡体、ブチルゴム発泡体、スチ
レン−ブタジエン共重合ゴム発泡体、天然ゴム発泡体等
が挙げられるが、内装材裏面及び下地材表面の凹凸への
追従性、緩衝効果等を考慮すると、厚み0.4〜2mm
程度のポリエチレン樹脂発泡体、ポリウレタン樹脂発泡
体、アクリル樹脂発泡体等が好ましく用いられる。
【0013】本発明においては、基材として用いられる
発泡体を水平にスライスして一方の面をスライス面にす
る必要がある。発泡体をスライスする方法は、特に限定
されるものではないが、一般的には、スライサーと称さ
れる水平切断機を用いて容易に所望の厚みにスライスす
ることが出来る。
【0014】本発明の両面粘着テープに用いられるアク
リル系粘着剤の種類は、特に限定されるものではなく、
ブチルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート
等のアクリル酸アルキルエステルを主成分とし、アクリ
ル酸やヒドロキシエチルメタアクリレート等の官能性モ
ノマーとともに常法の溶液重合法やエマルジョン重合法
により共重合して得られる。官能性モノマーの含有量は
共重合体成分全体の0.5〜10重量%程度であるのが
望ましい。又、上記アクリル系粘着剤は、凝集力を高め
る為にアジリジン系またはイソシアネート系架橋剤等の
架橋剤で架橋されるのが望ましく、更に必要に応じ粘着
力を上げる為に、ロジン系樹脂、石油系樹脂等の粘着付
与樹脂が含有されていても良い。
【0015】上記粘着付与樹脂としては、特に限定され
るものではないが、軟化点40℃前後の比較的低軟化点
の粘着付与樹脂を用いるのが好ましく、又、粘着付与樹
脂の配合量は、特に限定されるものではないが、固形分
でアクリル系粘着剤100重量部に対し粘着付与樹脂3
0重量部程度以下であるのが望ましい。粘着付与樹脂の
軟化点が40℃前後より高いとアクリル系粘着剤のガラ
ス転移温度が上昇するので、低温域での初期接着力が低
下する。又、粘着付与樹脂の配合量が固形分でアクリル
系粘着剤100重量部に対して30重量部程度を超える
と、アクリル系粘着剤の凝集力が弱くなるので保持力が
低下する。
【0016】本発明の両面粘着テープにおいては、基材
として用いる発泡体のスライス面とスキン面に同一のア
クリル系粘着剤を用いても良いし、又、異なるアクリル
系粘着剤を用いても良い。
【0017】例えば、初期接着力が特に重視される内装
材裏面に適用される側即ち基材のスキン面側には初期接
着重視型アクリル系粘着剤を用い、逆に、保持力が特に
重視される下地材表面に適用される側即ち基材のスライ
ス面側には凝集力重視型アクリル系粘着剤を用いるとい
うふうにアクリル系粘着剤を使い分けることにより本発
明の目的をより効果的に達成する事が可能となる。
【0018】上記初期接着重視型アクリル系粘着剤とし
ては、特に限定されるものではないが、例えば、粘弾性
スペクトロメーターで測定したガラス転移温度が−20
℃程度以下であり重量平均分子量が30万〜70万程度
の範囲にあるアクリル系共重合体をアジリジン系架橋剤
で架橋して得られるアクリル系粘着剤等が好適に用いら
れる。
【0019】又、上記凝集力重視型アクリル系粘着剤と
しては、特に限定されるものではないが、重量平均分子
量が70万〜100万程度の範囲にあるアクリル系共重
合体をアジリジン系またはイソシアネート系架橋剤で架
橋して得られるアクリル系粘着剤等が好適に用いられ
る。
【0020】基材である発泡体に対するアクリル系粘着
剤の塗工方法は、基材の各面に直接アクリル系粘着剤を
塗布乾燥して剥離紙の離型処理面と貼り合わせる方法で
も良いし、剥離紙の離型処理面にアクリル系粘着剤を塗
布乾燥した後、基材の各面と貼り合わせて基材側に転写
する方法でも良いが、一般的には後者の方が塗工作業性
が良いのでより好ましい。
【0021】基材に対するアクリル系粘着剤の塗工厚み
は、特に限定されるものではないが、固形分で片面40
〜150μm程度が好ましい。塗工厚みが40μm程度
未満であると、内装材裏面又は下地材表面のの凹凸が大
きい場合や塵埃が多量に付着している場合等の初期接着
力が弱くなる。逆に、塗工厚みが150μm程度を超え
ると、過剰塗工となり、粘着剤層に応力が集中し却って
保持力が低下する。
【0022】
【作用】本発明により得られる建築内装材固定用両面粘
着テープは、基材として発泡体を用い、内装材裏面に適
用される側の基材面はスキン面であるので、塗工された
アクリル系粘着剤の塗工厚みはそのまま有効厚みとして
機能し冬季においても優れた初期接着力を発現する。
又、下地材表面に適用される側の基材面はスライス面で
あるので、塗工されたアクリル系粘着剤は適度にスライ
ス面に浸透し基材に対するアクリル系粘着剤の密着力が
向上すると共に、アクリル系粘着剤の有効塗工厚みは適
正なものとなり優れた保持力と初期接着力を発現する。
【0023】
【実施例】本発明をさらに詳しく説明するため、以下に
実施例をあげる。なお、実施例中の「部」は「重量部」
を意味する。
【0024】(実施例1)
【0025】(1)両面粘着テープの作成 発泡倍率10倍、厚み1.0mmのポリエチレン樹脂発
泡体「ソフトロン#1001」(積水化学工業社製)を
スライサーを用いて水平にスライスし、一方の面にスラ
イス面、他方の面にスキン面を有する厚み0.5mmの
発泡体を準備し、その各面を処理度40dyn/cm以
上になるようにコロナ処理して基材を作成した。
【0026】次いで、アクリル系溶剤型粘着剤「SKダ
イン801B」(固形分40%、綜研化学社製)100
部に対し、イソシアネート系架橋剤「コロネートL」
(有効成分55%、日本ポリウレタン工業社製)1部を
配合した粘着剤を剥離紙に乾燥後の膜厚が100μmと
なるように塗布乾燥した後、上記基材のスライス面と貼
り合わせた。さらに、上記基材のスキン面に対しても同
様の操作を行い、内径3インチの紙芯に巻き取り輪切り
切断して、基材の各面に乾燥後の膜厚が100μmのア
クリル系粘着剤層が形成された巾20mm、長さ10m
の両面粘着テープを得た。
【0027】(2)評価 得られた両面粘着テープを用い、珪酸カルシウム板(内
装材)と石膏ボード(下地材)に対する0℃における初
期剥離接着力及び実用試験として珪酸カルシウム板と石
膏ボードとを接着した時の剥離による浮き発生の有無を
以下の方法で評価した結果は表1に示すとおりであっ
た。
【0028】珪酸カルシウム板に対する初期接着力
得られた巾20mmの両面粘着テープを長さ150mm
に裁断し、0℃の雰囲気下において、両面粘着テープの
基材がスキン面である方の面を巾20mm、長さ150
mm、厚み5mmの珪酸カルシウム系内装材「アスベー
ル」(積水化学工業社製)の裏面に接着長さ100mm
で貼り付け、両面粘着テープの他の面の剥離紙を剥が
し、厚み23μmのPETフィルムをバッキング用とし
て貼り付け、重さ500gのローラーで片道圧着した
後、直ちにテンシロン試験機を用いて、300mm/分
の引張り速度で90度角剥離接着強度(g/20mm)
を測定した。
【0029】石膏ボードに対する初期接着力:得られ
た巾20mmの両面粘着テープを長さ150mmに裁断
し、0℃の雰囲気下において、両面粘着テープの基材が
スライス面である方の面を巾20mm、長さ150m
m、厚み10mmの石膏ボードの表面に接着長さ100
mmで貼り付け、以下珪酸カルシウム板の場合と同様の
操作を行って、90度角剥離接着強度(g/20mm)
を測定した。
【0030】実用試験:巾3尺×長さ6尺の珪酸カル
シウム系内装材アスベール(厚み5mm)の裏面の長さ
方向の両端部及び中央部に、各1枚の巾20mm、長さ
800mmに裁断した両面粘着テープの基材がスキン面
である方の面を貼り付け圧着した。次いで、アスベール
裏面の巾方向の両端部に、各1枚の巾20mm、長さ1
700mmに裁断した両面粘着テープの基材がスキン面
である方の面を貼り付け圧着した。更に、アスベール裏
面の両面粘着テープが貼り付けられていない部分に、ク
ロロプレン系溶剤型接着剤「ボンドG−77」(固形分
43%、30℃における粘度11万cps、コニシ社
製)をビード状に200g/枚の塗布量で塗布し、両面
粘着テープの基材がスライス面である方の面の剥離紙を
剥がして、予め下地材として天井に設置されている巾3
尺×長さ6尺の石膏ボード(厚み10mm)の表面に貼
り合わせ圧着した。常温24時間放置後、石膏ボードと
アスベール間の剥離による浮き発生の有無を観察した。
【0031】(実施例2)
【0032】発泡倍率8倍、厚み1.2mmのポリエチ
レン樹脂発泡体をスライサーを用いて水平にスライス
し、一方の面にスライス面、他方の面にスキン面を有す
る厚み0.6mmの発泡体を準備し、その各面を処理度
40dyn/cm以上になるようにコロナ処理して基材
を作成した。
【0033】上記基材を用いたこと以外は実施例1と同
様にして基材の各面に乾燥後の膜厚が100μmのアク
リル系粘着剤層が形成された巾20mm、長さ10mの
両面粘着テープを得た。
【0034】得られた両面粘着テープを実施例1と同様
にして評価した結果は表1に示すとおりであった。
【0035】(実施例3)
【0036】発泡倍率12倍、厚み1.3mmのポリエ
チレン樹脂発泡体をスライサーを用いて水平にスライス
し、一方の面にスライス面、他方の面にスキン面を有す
る厚 み0.65mmの発泡体を準備し、その各面を処
理度40dyn/cm以上にな るようにコロナ処理し
て基材を作成した。
【0037】上記基材を用いたこと以外は実施例1と同
様にして基材の各面に乾燥後の膜厚が100μmのアク
リル系粘着剤層が形成された巾20mm、長さ10mの
両面粘着テープを得た。
【0038】得られた両面粘着テープを実施例1と同様
にして評価した結果は表1に示すとおりであった。
【0039】(比較例1)
【0040】発泡倍率10倍、厚み0.5mmのポリエ
チレン樹脂発泡体をスライスすることなく、両面がスキ
ン面の状態のままの厚み0.5mmの発泡体の各面を処
理度40dyn/cm以上になるようにコロナ処理して
基材を作成した。
【0041】上記基材を用いたこと以外は実施例1と同
様にして基材の各面に乾燥後の膜厚が100μmのアク
リル系粘着剤層が形成された巾20mm、長さ10mの
両面粘着テープを得た。
【0042】得られた両面粘着テープを実施例1と同様
にして評価した結果は表1に示すとおりであった。但
し、内装材裏面及び下地材表面とも貼り付けられた両面
粘着テープの基材面はスキン面であった。
【0043】(比較例2)
【0044】発泡倍率10倍、厚み1.5mmのポリエ
チレン樹脂発泡体の両表面をスライサーで水平にスライ
スして両面がスライス面である厚み0.5mmの発泡体
を準備し、その各面を処理度40dyn/cm以上にな
るようにコロナ処理して基材を作成した。
【0045】上記基材を用いたこと以外は実施例1と同
様にして基材の各面に乾燥後の膜厚が100μmのアク
リル系粘着剤層が形成された巾20mm、長さ10mの
両面粘着テープを得た。
【0046】得られた両面粘着テープを実施例1と同様
にして評価した結果は表1に示すとおりであった。但
し、内装材裏面及び下地材表面とも貼り付けられた両面
粘着テープの基材面はスライス面であった。
【0047】(比較例3)
【0048】両面粘着テープとしては実施例1で得られ
た両面粘着テープをそのまま用いた。
【0049】上記両面粘着テープを実施例1とは逆に内
装材裏面に対しては両面粘着テープの基材がスライス面
である面を貼り付け、下地材表面に対しては両面粘着テ
ープの基材がスキン面である面を貼り付けたこと以外は
実施例1と同様にして評価した結果は表1に示すとおり
であった。
【0050】
【表1】
【0051】
【発明の効果】以上述べたように、本発明による両面粘
着テープは、低温域においても建築用内装材及び下地材
に対して優れた初期接着力を発現し充分な保持力も有し
ているので、建築内装材の仮固定用として好適に用いら
れるものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の面が水平にスライスされたスライ
    ス面であり、他方の面がスキン層を有するスキン面であ
    る発泡体を基材とし、その各面にアクリル系粘着剤層が
    形成されていることを特徴とする建築内装材固定用両面
    粘着テープ。
JP28823093A 1993-11-17 1993-11-17 建築内装材固定用両面粘着テープ Pending JPH07138539A (ja)

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JP28823093A JPH07138539A (ja) 1993-11-17 1993-11-17 建築内装材固定用両面粘着テープ

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011236413A (ja) * 2010-04-13 2011-11-24 Nitto Denko Corp アクリル系粘着性組成物およびアクリル系粘着テープ
US11512473B2 (en) * 2018-12-13 2022-11-29 Vaproshield Llc Permeable water-resistive sloped roof underlayment/air barrier
US11525265B2 (en) 2018-09-18 2022-12-13 VaproShield, LLC Permeable water resistive roof underlayment

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