JPH07137389A - ドットプリンタ装置 - Google Patents
ドットプリンタ装置Info
- Publication number
- JPH07137389A JPH07137389A JP28790293A JP28790293A JPH07137389A JP H07137389 A JPH07137389 A JP H07137389A JP 28790293 A JP28790293 A JP 28790293A JP 28790293 A JP28790293 A JP 28790293A JP H07137389 A JPH07137389 A JP H07137389A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide shaft
- print head
- carriage
- dot printer
- balance weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Impact Printers (AREA)
- Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 ガイドシャフトの一方の支持点にバランスウ
エイトを設けるか、または、ガイドシャフトに対して強
制的に振動を与える加振器を設ける。 【効果】 ガイドシャフトの共振による撓み量の増幅を
抑制することができ、従って印字品質を改善することが
できる。
エイトを設けるか、または、ガイドシャフトに対して強
制的に振動を与える加振器を設ける。 【効果】 ガイドシャフトの共振による撓み量の増幅を
抑制することができ、従って印字品質を改善することが
できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印字を行うプリントヘ
ッドを搭載したキャリッジの運動をガイドシャフトによ
って案内するドットプリンタ装置に関する。
ッドを搭載したキャリッジの運動をガイドシャフトによ
って案内するドットプリンタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は従来のドットプリンタ装置の一例
を示す正面図、図3は図2の例の平面図である。
を示す正面図、図3は図2の例の平面図である。
【0003】印字を行うプリントヘッドを搭載したキャ
リッジの運動をガイドシャフトによって案内する従来の
ドットプリンタ装置は、図2および図3に示すように、
プラテン11に装着されている媒体8に対して印字を行
うプリントヘッド12と、プリントヘッド12を搭載す
るキャリッジ13と、キャリッジ13のプラテン11に
対して平行な運動を案内するガイドシャフト14と、ガ
イドシャフト14の両端部のそれぞれを支持するサイド
フレーム16および17と、キャリッジ13の補助支持
部材であるフロントステイ15とを有している。
リッジの運動をガイドシャフトによって案内する従来の
ドットプリンタ装置は、図2および図3に示すように、
プラテン11に装着されている媒体8に対して印字を行
うプリントヘッド12と、プリントヘッド12を搭載す
るキャリッジ13と、キャリッジ13のプラテン11に
対して平行な運動を案内するガイドシャフト14と、ガ
イドシャフト14の両端部のそれぞれを支持するサイド
フレーム16および17と、キャリッジ13の補助支持
部材であるフロントステイ15とを有している。
【0004】このように構成されたドットプリンタ装置
は、プリントヘッド12がプラテン11を殴打すること
によって印字を行うが、このとき、プラテン11からプ
リントヘッド12に対する反力Pが発生し、この反力P
によるガイドシャフト14におけるモーメントMによっ
てフロントステイ15のキャリッジ13に支持部に反力
Aが発生する。このため、ガイドシャフト14には、反
力Pと反力Aとの合成力Tが発生する。
は、プリントヘッド12がプラテン11を殴打すること
によって印字を行うが、このとき、プラテン11からプ
リントヘッド12に対する反力Pが発生し、この反力P
によるガイドシャフト14におけるモーメントMによっ
てフロントステイ15のキャリッジ13に支持部に反力
Aが発生する。このため、ガイドシャフト14には、反
力Pと反力Aとの合成力Tが発生する。
【0005】しかし、ガイドシャフト14は、サイドフ
レーム16および17によってその両端部を支持されて
いるのみであるため、その中央部が最も撓みが大きくな
る状態となっている。
レーム16および17によってその両端部を支持されて
いるのみであるため、その中央部が最も撓みが大きくな
る状態となっている。
【0006】一方、プリントヘッド12は、種々の印字
パターンの印字を行うため、その殴打力の状態が変化
し、ガイドシャフト14の固有振動に同期する印字パタ
ーンを連続的に印字すると、ガイドシャフト14が共振
してその撓みが増幅される。
パターンの印字を行うため、その殴打力の状態が変化
し、ガイドシャフト14の固有振動に同期する印字パタ
ーンを連続的に印字すると、ガイドシャフト14が共振
してその撓みが増幅される。
【0007】この結果、プリントヘッド12の上下方向
の位置が変動して印字品質に影響を及ぼす。例えば、文
字“H”を連続的に印字させたとき、縦の棒“|”の印
字周期が共振すると、ガイドシャフト14の中央部の近
傍において、横の棒“−”が円弧状に弯曲し、
の位置が変動して印字品質に影響を及ぼす。例えば、文
字“H”を連続的に印字させたとき、縦の棒“|”の印
字周期が共振すると、ガイドシャフト14の中央部の近
傍において、横の棒“−”が円弧状に弯曲し、
【0008】
【0009】のような印字結果となる。
【0010】このような現象に対処するため、従来のド
ットプリンタ装置は、ガイドシャフト14の直径を太く
するか、または、印字の基本周期の変更する等の大幅な
仕様変更による対応を行っている。
ットプリンタ装置は、ガイドシャフト14の直径を太く
するか、または、印字の基本周期の変更する等の大幅な
仕様変更による対応を行っている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のドットプリンタ装置は、ガイドシャフトの撓みが共振
によって増幅されて印字品質が劣化するという欠点を有
しており、これを回避するためには、大幅な仕様変更を
行わなければならないという問題点を有している。
のドットプリンタ装置は、ガイドシャフトの撓みが共振
によって増幅されて印字品質が劣化するという欠点を有
しており、これを回避するためには、大幅な仕様変更を
行わなければならないという問題点を有している。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のドットプリンタ
装置は、印字を行うプリントヘッドと、前記プリントヘ
ッドを搭載したキャリッジと、前記キャリッジのプラテ
ンに対して平行な運動を案内するガイドシャフトと、前
記ガイドシャフトの両端部のそれぞれを支持するフレー
ムとを備えるドットプリンタ装置において、前記ガイド
シャフトの一方の支持点にバランスウエイトを設ける
か、または、前記ガイドシャフトに対して強制的に振動
を与える加振器を設けたものである。
装置は、印字を行うプリントヘッドと、前記プリントヘ
ッドを搭載したキャリッジと、前記キャリッジのプラテ
ンに対して平行な運動を案内するガイドシャフトと、前
記ガイドシャフトの両端部のそれぞれを支持するフレー
ムとを備えるドットプリンタ装置において、前記ガイド
シャフトの一方の支持点にバランスウエイトを設ける
か、または、前記ガイドシャフトに対して強制的に振動
を与える加振器を設けたものである。
【0013】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0014】図1は本発明の一実施例を示す斜視図であ
る。
る。
【0015】図1において、印字を行うプリントヘッド
2は、キャリッジ3に搭載されており、キャリッジ3
は、ガイドシャフト4およびフロントステイ5によって
支持され、ガイドシャフト4に案内されてプラテン1に
平行に運動する。ガイドシャフト4は、その両端部をサ
イドフレーム6おおび7によって支持されており、印字
の際にプリントヘッド2がプラテン1から受ける反力を
受けている。バランスウエイト9は、左側のサイドフレ
ーム6の外側において、ガイドシャフト4に固定されて
いる。
2は、キャリッジ3に搭載されており、キャリッジ3
は、ガイドシャフト4およびフロントステイ5によって
支持され、ガイドシャフト4に案内されてプラテン1に
平行に運動する。ガイドシャフト4は、その両端部をサ
イドフレーム6おおび7によって支持されており、印字
の際にプリントヘッド2がプラテン1から受ける反力を
受けている。バランスウエイト9は、左側のサイドフレ
ーム6の外側において、ガイドシャフト4に固定されて
いる。
【0016】このように構成されたドットプリンタ装置
は、バランスウエイト9によってガイドシャフト4の共
振振動数をシフトさせることができるため、ガイドシャ
フト4の共振による撓み量の増幅を抑制することができ
る。このため、バランスウエイト9の質量を、ガイドシ
ャフト4の長さや太さや重量と、プリントヘッド2を含
むキャリッジ3の重量等に応じて適当に設定する。実験
の結果によれば、バランスウエイト9の質量を最適な条
件に設定したとき、プリントヘッド2の上下方向の変動
量を、従来に比べて1/3〜1/5に減少させることが
できた。
は、バランスウエイト9によってガイドシャフト4の共
振振動数をシフトさせることができるため、ガイドシャ
フト4の共振による撓み量の増幅を抑制することができ
る。このため、バランスウエイト9の質量を、ガイドシ
ャフト4の長さや太さや重量と、プリントヘッド2を含
むキャリッジ3の重量等に応じて適当に設定する。実験
の結果によれば、バランスウエイト9の質量を最適な条
件に設定したとき、プリントヘッド2の上下方向の変動
量を、従来に比べて1/3〜1/5に減少させることが
できた。
【0017】バランスウエイトの代りに、ガイドシャフ
トに対してに強制的に振動を与える加振器を設けること
により、ドットプリンタ装置の構造的な条件を変更せず
にガイドシャフトの各種の振動モードに対応することが
できる。また、ガイドシャフトの振動を検出する振動検
出部と、この振動検出部からの信号を解析して加振器の
動作を制御する制御部とを設けることにより、ガイドシ
ャフトの各種の振動モードに対して自動的に応答させ、
常時ガイドシャフトの共振による撓み量の増幅を最小に
抑制することができる。
トに対してに強制的に振動を与える加振器を設けること
により、ドットプリンタ装置の構造的な条件を変更せず
にガイドシャフトの各種の振動モードに対応することが
できる。また、ガイドシャフトの振動を検出する振動検
出部と、この振動検出部からの信号を解析して加振器の
動作を制御する制御部とを設けることにより、ガイドシ
ャフトの各種の振動モードに対して自動的に応答させ、
常時ガイドシャフトの共振による撓み量の増幅を最小に
抑制することができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のドットプ
リンタ装置は、ガイドシャフトの一方の支持点にバラン
スウエイトを設けるか、または、ガイドシャフトに対し
て強制的に振動を与える加振器を設けることにより、ガ
イドシャフトの共振による撓み量の増幅を抑制すること
ができるという効果があり、従って印字品質を改善する
ことができるという効果がある。
リンタ装置は、ガイドシャフトの一方の支持点にバラン
スウエイトを設けるか、または、ガイドシャフトに対し
て強制的に振動を与える加振器を設けることにより、ガ
イドシャフトの共振による撓み量の増幅を抑制すること
ができるという効果があり、従って印字品質を改善する
ことができるという効果がある。
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】従来のドットプリンタ装置の一例を示す正面図
である。
である。
【図3】図2の例の平面図である。
1・11 プラテン 2・12 プリントヘッド 3・13 キャリッジ 4・14 ガイドシャフト 5・15 フロントステイ 6・16 サイドフレーム 7・17 サイドフレーム 8 媒体 9 バランスウエイト
Claims (3)
- 【請求項1】 印字を行うプリントヘッドと、前記プリ
ントヘッドを搭載したキャリッジと、前記キャリッジの
プラテンに対して平行な運動を案内するガイドシャフト
と、前記ガイドシャフトの両端部のそれぞれを支持する
フレームと、前記ガイドシャフトの一方の支持点に設け
たバランスウエイトとを備えることを特徴とするドット
プリンタ装置。 - 【請求項2】 印字を行うプリントヘッドと、前記プリ
ントヘッドを搭載したキャリッジと、前記キャリッジの
プラテンに対して平行な運動を案内するガイドシャフト
と、前記ガイドシャフトの両端部のそれぞれを支持する
フレームと、前記ガイドシャフトに対して強制的に振動
を与える加振器とを備えることを特徴とするドットプリ
ンタ装置。 - 【請求項3】 ガイドシャフトの振動を検出する振動検
出部と、前記振動検出部からの信号を解析して加振器の
動作を制御する制御部とを備えることを特徴とする請求
項2記載のドットプリンタ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28790293A JPH07137389A (ja) | 1993-11-17 | 1993-11-17 | ドットプリンタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28790293A JPH07137389A (ja) | 1993-11-17 | 1993-11-17 | ドットプリンタ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07137389A true JPH07137389A (ja) | 1995-05-30 |
Family
ID=17723203
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28790293A Withdrawn JPH07137389A (ja) | 1993-11-17 | 1993-11-17 | ドットプリンタ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07137389A (ja) |
-
1993
- 1993-11-17 JP JP28790293A patent/JPH07137389A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010130 |