JPH07137345A - ラインヘッドの駆動方法 - Google Patents

ラインヘッドの駆動方法

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Publication number
JPH07137345A
JPH07137345A JP5283198A JP28319893A JPH07137345A JP H07137345 A JPH07137345 A JP H07137345A JP 5283198 A JP5283198 A JP 5283198A JP 28319893 A JP28319893 A JP 28319893A JP H07137345 A JPH07137345 A JP H07137345A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
line
dot
forming
dot formation
dot forming
Prior art date
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Pending
Application number
JP5283198A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Yamamoto
浩司 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Ink Mfg Co Ltd
Original Assignee
Toyo Ink Mfg Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Ink Mfg Co Ltd filed Critical Toyo Ink Mfg Co Ltd
Priority to JP5283198A priority Critical patent/JPH07137345A/ja
Publication of JPH07137345A publication Critical patent/JPH07137345A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は露光方式やイオンフロー方式を用い
た各種印刷機、プリンター、複写機、ファクシミリ等の
ラインヘッドの駆動方法に関するものである。 【構成】階調表現が可能な複数のドット形成素子を持つ
記録装置の各ドット形成素子の駆動方法であって、その
ドット形成に関わる時間間隔を複数持ち、ドット形成効
率の悪い素子によるドット形成に適した時間間隔を設定
し、素子間のばらつきを減少させることによりドット形
成を行うラインヘッドの駆動方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は露光方式やイオンフロ
ー方式を用いた各種印刷機、プリンター、複写機、ファ
クシミリ等のラインヘッドの駆動方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ラインヘッドの画像品質向上に関
する方法は、露光方式の一例であるPLZTシャッター
アレイを用いた方法が、特開平4-115220号公報に示され
ているが、画像データ値により一義的に決まる時間に、
補正の時間を付加して画質の向上を図る方法である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】露光方式や、イオンフ
ロー方式のラインヘッドにおいて従来から問題とされて
いることに、書き込みに関わる素子が各々独立してお
り、その素子の個々の性能や品質が大きく異なる為にヘ
ッドの素子の整列方向に性能のばらつきが発生すること
があげられる。このばらつきが存在することにより、例
えば、感光体上に電子写真方式により得られる静電潜像
の画質が著しく低下し、最終的に得られる印刷物の品位
の低下を引き起こす。そして、ある程度のドット形成素
子の性能のばらつきを持ったラインヘッドであっても、
前記のように画像劣化を伴わず、そのドット形成素子の
性能のばらつきを吸収し、かつ階調表現を可能にするラ
インヘッドの駆動方法が望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題に対応して本発
明は、 階調表現が可能な複数のドット形成素子を持つ
記録装置の各ドット形成素子の駆動方法であって、その
ドット形成に関わる時間間隔を複数持ち、各ドット形成
素子の各々のドット形成効率を含む特徴およびそのドッ
ト形成素子により再現すべき階調によって選択的に前記
時間間隔を選択し組み合わせることによりドット形成を
行うラインヘッドの駆動方法である。本発明は、複数の
ドット形成素子においてドット形成効率の悪い素子のド
ット形成を基準として、それよりドット形成効率の良い
素子のドット形成と同等または近似したドット形成が可
能となるなるように時間間隔を設定するものである。つ
まり、ドット形成効率の悪い素子が良好なドット形成が
できるように、ドット形成効率の悪い素子に有利になる
ように時間間隔を調節するものである。
【0005】なお、ドット形成効率の悪い素子として
は、ラインヘッドにおいて、最も効率の悪い素子を基準
とすることが望ましい。
【0006】
【作用】本発明はドット形成素子の駆動をその素子の性
能のばらつきデータと再現するべき階調データに基づ
き、駆動時間間隔を選択、組み合わせることにより正確
な階調表現が実現できる。露光方式においては、露光時
間が異なることにより再現階調が異なり、イオンフロー
方式においては、イオン発生時間または、イオン通過の
グリッド制御時間が異なることにより再現階調が異な
る。ラインヘッド内のある任意のドット形成素子のドッ
ト形成効率をαとし、複数(n個)の時間間隔をt1,
t2,t3,t4,.....tnとすると、そのドッ
トの最大エネルギーは数1で表わす事ができる。
【0007】
【数1】
【0008】その時に表現可能な階調数は2n で表わす
ことができる。ラインヘッドの中のドット形成効率の最
も悪いドット形成素子において、数1により得られるエ
ネルギーが例えば感光体を用いるシステムであれば十分
現像でき、静電潜像を得ることができる電位になるよう
に、前記n個の時間間隔を設定し、前記n個の時間間隔
を選択、組み合わせることによりドット形成素子を駆動
する。時間間隔の組み合わせは、t1、t1+t2、t
1+t3、・・・数2のように2n 種類考えられ、この
異なる時間間隔により階調表現が可能となる。
【0009】
【数2】
【0010】
【実施例】以下この発明の詳細を図面とタイミングチャ
ートを用いて説明する。従来ラインヘッドは微細に加工
されたドット形成素子が多数ライン状に配列されてお
り、それぞれにデータが転送された後、例えばそのデー
タが有効と判断された場合にトランジスタ等の駆動部が
駆動することによりドット形成されるドライブ回路によ
りドット形成素子が駆動されドット形成が行われる。こ
のドット形成が例えば、電子写真方式の場合静電潜像を
形成し、トナー像が形成され転写、定着がおこなわれて
各種の印字記録となる。前記ドライブは従来一定時間が
設定されており、各ドット形成素子のドット形成効率が
一定でない場合には、各ドット形成素子に供給されたエ
ネルギーのドット形成に有効な実効エネルギーが一定で
なくなり、印字物に濃度のばらつきによる画像劣化が生
じてしまう。
【0011】そこで前記画像劣化を抑えるために、前記
ドライブに有効な時間間隔を複数個準備し各ドット形成
素子のドット形成効率に見合った時間間隔を選択、組み
合わせることによりドット形成素子を駆動させる。図1
は、一般的なラインヘッド駆動回路を示したものであ
る。1行分の画像を形成するに当たり、画像の1行分の
階調値と、それに対応する各ドット形成素子のドット形
成効率に基づき、n個のライン構成データ(特徴)列L
1、L2、L3・・・・Lnを準備する。まず、前記ラ
イン構成データ列L1をデータライン1から入力し前記
ライン構成データL1をクロックライン2から供給され
るクロックによりシフトレジスタ3に展開する。シフト
レジスタ3に入力、展開されたライン構成データL1を
ラッチ回路5でラッチし、ドライブ回路7により駆動し
ドット形成を行う。次に、ライン構成データ列L2を用
いて同様の処理を行う。以降ライン構成データ列Lnま
で繰り返して、1行分の画像形成が終了する。このサイ
クルを画像データがなくなるまで繰り返し実行する。
【0012】今、ドット形成効率がa,b,c,dの4
種類である4つのドット形成素子を持つ、ラインヘッド
を用いて4階調を表現する例を想定し、これを図2に示
す簡単なモデル的タイミングチャートを用いて説明す
る。一つのラインヘッドの中の最もドット形成効率の悪
いドット形成素子におけるドット形成に有効なエネルギ
ーが、例えば感光体を用いるシステムであれば十分現像
でき、静電潜像を得ることができる電位になる時間間隔
t1〜t4を準備する。図2において、ドット形成効率
aのビットが4階調を表現するのに必要なエネルギーを
(a・t1)、(a・t2)、(a・t3)、(a・t
4)の4段階のエネルギーモデルとして表わす。ドット
形成効率bがこれと同じ程度のエネルギーを獲得する時
の時間間隔の選択、及び組み合わせは(a・t1)≒
(b・(t1+t4))、(a・t2)≒(b・t
1)、(a・t3)≒(b・t2)、(a・t4)≒
(b・t3)とすることができる。また、(a・t1)
≒(c・(t1+t3))、(a・t2)≒(c・(t
1+t4))、(a・t3)≒(c・t1)、(a・t
4)≒(c・t2)とすることができる。
【0013】前記効率aとbと更にc,dの効率を加え
て各ビットの画像データに対する時間間隔の選択、組み
合わせのモデルを図3に表わす。ここで、a,b,c,
dのそれぞれのドット形成効率の関係は、a>b>c>
dである。したがって、ドット形成効率dがこのライン
ヘッドにおけるドット形成効率が最も悪いドット形成素
子と考える。つまり、dのドット形成素子を基準にし
て、すなわちdの素子に適した時間間隔を設定したこと
になる。例では4階調、4つのドット効率、4つの時間
間隔を用いたが、それぞれヘッドの特徴により任意に設
定することによりドット形成素子の性能のばらつきを含
んだ上で更に階調表現が可能になる。
【0014】
【発明の効果】本発明はラインヘッドが性能のばらつき
を持っていても、その性能のばらつきの影響を大きく受
けずに階調表現が可能となり、コストの高い性能のばら
つきの少ないヘッドを使用することなく良好な画質を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の簡単な駆動回路のブロック図
である。
【図2】本発明の実施例の時間間隔とクロックとラッチ
の関係を解り易くモデル的に表わしたタイミングチャー
トである。
【図3】本発明の実施例のビットのドット形成効率のば
らつきと複数の時間間隔と階調表現とのタイミング的な
関係を解り易くモデル的に表わした、タイミングチャー
トである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】階調表現が可能な複数のドット形成素子を
    持つ記録装置の各ドット形成素子の駆動方法であって、
    そのドット形成に関わる時間間隔を複数持ち、各ドット
    形成素子の各々のドット形成効率を含む特徴およびその
    ドット形成素子により再現すべき階調によって選択的に
    前記時間間隔を選択し組み合わせることによりドット形
    成を行うことを特徴とするラインヘッドの駆動方法。
  2. 【請求項2】階調表現が可能な複数のドット形成素子を
    持つ記録装置の各ドット形成素子の駆動方法であって、
    そのドット形成に関わる時間間隔を複数持ち、ドット形
    成効率の悪い素子によるドット形成に適した時間間隔を
    設定し、素子間のばらつきを減少させることによりドッ
    ト形成を行うことを特徴とするラインヘッドの駆動方
    法。
JP5283198A 1993-11-12 1993-11-12 ラインヘッドの駆動方法 Pending JPH07137345A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5283198A JPH07137345A (ja) 1993-11-12 1993-11-12 ラインヘッドの駆動方法

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JP5283198A JPH07137345A (ja) 1993-11-12 1993-11-12 ラインヘッドの駆動方法

Publications (1)

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JPH07137345A true JPH07137345A (ja) 1995-05-30

Family

ID=17662407

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5283198A Pending JPH07137345A (ja) 1993-11-12 1993-11-12 ラインヘッドの駆動方法

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JP (1) JPH07137345A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100441607B1 (ko) * 2002-10-22 2004-07-23 삼성전자주식회사 프린터 헤드의 직렬 데이타 어드레스 전송 방법 및 장치

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KR100441607B1 (ko) * 2002-10-22 2004-07-23 삼성전자주식회사 프린터 헤드의 직렬 데이타 어드레스 전송 방법 및 장치

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