JP2003032495A - スムージング方法及びスムージング回路 - Google Patents

スムージング方法及びスムージング回路

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JP2003032495A JP2001214060A JP2001214060A JP2003032495A JP 2003032495 A JP2003032495 A JP 2003032495A JP 2001214060 A JP2001214060 A JP 2001214060A JP 2001214060 A JP2001214060 A JP 2001214060A JP 2003032495 A JP2003032495 A JP 2003032495A
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優 飯田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はスムージング方法及びスムージング
回路に関し、少ない数の照合パターンを用いて高精度に
輪郭の特徴を抽出可能として、比較的簡単で安価な構成
を用いて大きな画質改善効果を得ることを目的とする。 【解決手段】 入力画像データの各画素を注目画素とし
た所定サイズの領域を抽出して得た抽出ウィンドウパタ
ーンが入力され、抽出ウィンドウパターンと抽出ウィン
ドウパターンの各画素の極性を反転した反転ウィンドウ
パターンのいずれかを選択的に出力するウィンドウパタ
ーン変換回路と、ウィンドウパターン変換回路から出力
されるウィンドウパターンを、複数の照合テンプレート
と照合し、ウィンドウパターンと一致する照合テンプレ
ートに対応する補正ドットデータを出力するテンプレー
ト照合回路と、テンプレート照合回路から出力される補
正ドットデータと、補正ドットデータの各ドットの極性
を反転した反転補正データのいずれかを選択的に出力す
るドットデータ変換回路とを備えるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスムージング方法及
びスムージング回路に係り、特に画像データからジャギ
ー等を取り除き高品位の画像データを得るためのスムー
ジング方法及びスムージング回路に関する。
【0002】コンピュータ等で生成された画像データ
は、プリンタやディスプレイ等の画像出力装置により出
力される。近年、鮮明な画像出力が要求されており、プ
リンタやディスプレイ等の画像出力装置の解像度は著し
く向上している。
【0003】このような向上された解像度を有する画像
出力装置を有効利用するため、特に文字や線画の如き画
像の場合、画素(ドット)によるギザギザ、即ち、ジャ
ギーを目立たなくするために、画質改善処理であるスム
ージング処理が行われる。このようなスムージング処理
は、例えばコンピュータでイメージ展開されたり、ファ
クシミリ装置等の通信手段により伝送された、比較的低
解像度の画像データを高品位の画像データとして出力す
る際に必要となる。
【0004】
【従来の技術】図1は、従来のスムージング回路の一例
を説明するブロック図である。同図に示すスムージング
回路は、大略入力画像バッファ1、テンプレート照合回
路2及びフリップフロップ(FF)3からなる。このよ
うなスムージング回路は、例えば特開2000−358
149号公報にて提案されている。
【0005】図1に示すように、入力画像バッファ1に
入力された2値入力画像データから、所定サイズの矩形
領域を抽出ウィンドウパターン5として切り出す。動作
タイミングの同期をとるための画像入力クロックは、入
力画像バッファ1と、後述するFF3とに入力されてい
る。テンプレート照合回路2は、このウィンドウパター
ン5を、テンプレート照合回路2内に格納されている所
定の照合テンプレート群6と照合する。照合テンプレー
ト群6の各照合テンプレートは、輪郭部分の特徴を抽出
するパターンとなっており、夫々の輪郭部分の特徴に対
応した補正ドットデータを持っている。入力されたウィ
ンドウパターンと一致する照合テンプレートがあれば、
テンプレート照合回路2はその一致する照合テンプレー
トが持つ補正ドットデータを、FF3を介して出力す
る。出力された補正ドットデータは、抽出された矩形領
域の中心である注目画素7をドット補正するドットパタ
ーンであり、これにより画質改善を行う。
【0006】図2は、図1に示すスムージング回路が行
うスムージング処理を説明する図である。スムージング
回路のスムージング処理により、例えば図2(a)に示
す如き低解像度の階段状の輪郭が、同図(b)に示す如
き解像度がその4倍に画質改善されたより円滑な輪郭に
ドット補間される。この輪郭部分の特徴は、各輪郭のパ
ターンに応じた照合テンプレートをテンプレート照合回
路2内に格納しておくことにより、容易に抽出できる。
【0007】図3は、入力画像データの5画素×5画素
からなる抽出ウィンドウパターン5を抽出して、図2に
示すドット補間を行うための照合テンプレート群6の、
照合テンプレートパターン(照合パターン)と対応する
補正ドット出力を、パターン番号0301〜0334の
一部について示す図である。図3に示す照合テンプレー
トは、図2に示す画像データ及び図2に示す画像データ
を180°回転した画像データのドット補間に使用され
る。
【0008】尚、図3における照合パターン中、「・」
で示す個所は、パターン照合の対象に含まれない画素位
置を示し、「●」は黒の画素の位置、「○」は白の画素
の位置を表し、照合パターンの中央が補正対象の画素を
示す。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】テンプレート照合方式
を用いる従来のスムージング処理では、大きな画質改善
効果を得るためには多数の照合パターンを用意する必要
がある。又、更に精緻な画質改善を行うには、できるだ
け大きなウィンドウパターンを抽出する必要がある。し
かし、抽出ウィンドウパターンが大きくなると、予め用
意する照合パターンの数が増大する。このため、テンプ
レート照合回路2において照合テンプレート群6を格納
するためのメモリ容量や論理回路の規模が非常に大きく
なってしまい、スムージング回路を安価に実現すること
が困難であるという問題があった。
【0010】他方、照合パターンの数を制限すると、輪
郭の特徴の抽出精度が低下してしまうため、大きな画質
改善効果を得ることは困難であるという問題があった。
【0011】そこで、本発明は、少ない数の照合パター
ンを用いて高精度に輪郭の特徴を抽出可能として、比較
的簡単で安価な構成を用いて大きな画質改善効果を得る
ことのできるスムージング方法及びスムージング回路を
提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、入力画像
データの各画素を注目画素とした所定サイズの領域を抽
出して得た抽出ウィンドウパターンと、該抽出ウィンド
ウパターンの各画素の極性を反転した反転ウィンドウパ
ターンのいずれかを選択的に出力する第1のステップ
と、該第1のステップで出力されるウィンドウパターン
を、複数の照合テンプレートと照合し、該ウィンドウパ
ターンと一致する照合テンプレートに対応する補正ドッ
トデータを出力する第2のステップと、該第2のステッ
プで出力される補正ドットデータと、該補正ドットデー
タの各ドットの極性を反転した反転補正データのいずれ
かを選択的に出力する第3のステップを含むことを特徴
とするスムージング方法によって達成できる。
【0013】上記の課題は、入力画像データの各画素を
注目画素とした所定サイズの領域を抽出して得た抽出ウ
ィンドウパターンが入力され、該抽出ウィンドウパター
ンと該抽出ウィンドウパターンの各画素の極性を反転し
た反転ウィンドウパターンのいずれかを選択的に出力す
るウィンドウパターン変換回路と、該ウィンドウパター
ン変換回路から出力されるウィンドウパターンを、複数
の照合テンプレートと照合し、該ウィンドウパターンと
一致する照合テンプレートに対応する補正ドットデータ
を出力するテンプレート照合回路と、該テンプレート照
合回路から出力される補正ドットデータと、該補正ドッ
トデータの各ドットの極性を反転した反転補正データの
いずれかを選択的に出力するドットデータ変換回路とを
備えたことを特徴とするスムージング回路によっても達
成できる。
【0014】従って、本発明によれば、少ない数の照合
パターンを用いて高精度に輪郭の特徴を抽出可能とし
て、比較的簡単で安価な構成を用いて大きな画質改善効
果を得ることのできるスムージング方法及びスムージン
グ回路を実現することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明になるスムージング方法及
びスムージング回路の各実施例を、以下に図4以降と共
に説明する。
【0016】
【実施例】図4は、本発明が適用される画像出力装置の
概略構成を示すブロック図である。同図中、画像出力装
置は、入力画像データが入力される画像処理部11と、
画像処理部11によりスムージング処理等の所定の処理
を施された画像データを出力する出力部12とからな
る。出力部12は、処理された画像データを表示する表
示装置、又は、処理された画像データを紙等の記録媒体
上に形成するプリンタ等の画像形成装置からなる。
【0017】図5は、本発明になるスムージング回路の
第1実施例を示すブロック図である。スムージング回路
の第1実施例は、本発明になるスムージング方法の第1
実施例を採用する。同図に示すスムージング回路は、大
略入力画像バッファ21、ウィンドウパターン変換回路
22、テンプレート照合回路23、ドットデータ変換回
路24及びパターン照合制御回路25からなる。後述す
る如く、ウィンドウパターン変換回路22は、極性反転
部221と選択回路222とからなる。又、ドットデー
タ変換回路24は、極性反転部241と、フリップフロ
ップ(FF)242,244と、選択回路243とから
なる。
【0018】図5において、入力画像バッファ21は、
図1に示す従来例と同じ構成を有し、画像入力クロック
ICLKに同期して低解像度の画像データの画素データ
が順次入力されるシフトレジスタからなる。入力画像バ
ッファ21内の画素データから、注目画素37を中心と
した所定の矩形領域のパターンが、抽出ウィンドウパタ
ーン35としてウィンドウパターン変換回路22へ順次
出力される。本実施例では、説明の便宜上、抽出する矩
形領域のサイズを、5画素×5画素としている。
【0019】ウィンドウパターン変換回路22は、抽出
ウィンドウパターン35の各画素の極性を反転して反転
ウィンドウパターン35Iを生成する極性反転部221
と、パターン照合制御回路25から出力される制御信号
に含まれる選択信号SEL1に従って、入力された抽出
ウィンドウパターン35と反転ウィンドウパターン35
Iのいずれか一方を選択出力する選択回路222とを備
える。
【0020】図6は、ウィンドウパターン変換回路22
の構成を示す回路図である。同図に示すように、極性反
転部221は、インバータ221−1からなる。又、選
択回路222は、同図に示す如き接続のアンド回路22
2−1,222−2と、オア回路222−3とからな
る。同図に示すウィンドウパターン変換回路22では、
選択信号SEL1がローレベルのときに抽出ウィンドウ
パターン35をそのまま出力し(無変換出力を行い)、
選択信号SEL1がハイレベルのときに反転ウィンドウ
パターン35Iを出力する(反転出力を行う)。
【0021】テンプレート照合回路23は、図1に示す
従来例と同じ構成を有し、照合テンプレート群36はの
各照合テンプレートは、輪郭部分の特徴を抽出するパタ
ーンとなっており、夫々の輪郭部分の特徴に対応した補
正ドットデータを持っている。つまり、照合テンプレー
ト群36の各照合テンプレートは、照合テンプレートパ
ターン(照合パターン)と、それに対応する補正ドット
パターンからなる。テンプレート照合回路23は、入力
された抽出ウィンドウパターン35と照合テンプレート
群36の各照合パターンとを照合し、抽出ウィンドウパ
ターン35が一致した照合テンプレートの補正ドットパ
ターンと、パターン一致を示す一致信号を照合結果とし
てドットデータ変換回路24へ出力する。尚、テンプレ
ート照合回路23は、抽出ウィンドウパターン35と一
致する照合パターン(照合テンプレート)がなかった場
合には、入力された抽出ウィンドウパターン35の注目
画素37の位置の画素データに従って、補正を施さない
ドットパターンを出力する。
【0022】更に、本実施例では、テンプレート照合回
路23の照合テンプレート群36は、照合パターンの注
目画素位置が白画素又は黒画素であるいずれか一方の照
合テンプレートのみを保持する。
【0023】ドットデータ変換回路24は、テンプレー
ト照合回路23から入力される補正ドットパターンの各
ドットの極性を反転して反転ドットパターンを生成する
極性反転部241と、パターン照合制御回路25から出
力される制御信号に含まれる選択信号SEL2に従っ
て、入力された補正ドットパターンと反転ドットパター
ンのいずれか一方を選択出力する選択回路243と、デ
ータを一時的に保持するフリップフロップ(FF)24
2,244とを備える。フリップフロップ(FF)24
2,244は、画像入力クロックICLKに同期して補
正ドットデータを出力するために設けられている。図7
は、ドットデータ変換回路24の構成を示す回路図であ
る。同図に示すように、極性反転部241は、インバー
タ241−1からなる。又、選択回路243は、同図に
示す如き接続のアンド回路243−1,243−2と、
オア回路243−3とからなる。
【0024】図7に示すドットデータ変換回路24で
は、選択回路243は、選択信号SEL2がローレベル
のときにフリップフロップ242に一時的に保持された
補正ドットパターンをそのまま出力し(無変換出力を行
い)、選択信号SEL2がハイレベルのときに反転ドッ
トパターンを出力する(反転出力を行う)。本実施例で
は、ドットデータ変換回路24内のフリップフロップ2
44に出力データを保持することにより、画像入力クロ
ックICLKに同期して補正ドットデータを出力する。
【0025】本実施例では、ドットデータ変換回路24
に供給される制御信号は、フリップフロップ242,2
44のクロック信号FF−1CLK,FF−2CLK及
び選択回路243の選択信号SEL2を含む。パターン
照合制御回路25内の制御信号生成部251は、これら
のクロック信号FF−1CLK,FF−2CLK及び選
択信号SEL2を、テンプレート照合回路23からのパ
ターン一致を示す一致信号、画像入力クロックICLK
及び制御クロックCCLKに基いて生成する。尚、制御
信号生成部251は、ウィンドウパターン変換回路22
に供給される選択信号SEL1も同様にして生成する。
【0026】図8は、本実施例の動作を説明するタイミ
ングチャートである。同図中、(A)は制御クロックC
CLK、(B)は画像入力クロックICLK、(C)は
抽出ウィンドウパターン35、(D)は選択信号SEL
1、(E)はテンプレート照合回路23の入力(照合回
路入力)、(F)は一致する照合パターンがある場合に
テンプレート照合回路23から出力される照合結果、
(G)は一致する照合パターンがない場合にテンプレー
ト照合回路23から出力される照合結果(補正デー
タ)、(H)はドットデータ変換回路24内のフリップ
フロップ242のクロック信号FF−1CLK、(I)
はフリップフロップ242の出力データ(FF−1デー
タ)、(J)は選択信号SEL2、(K)はドットデー
タ変換回路24内の選択回路243の出力データ、
(L)はドットデータ変換回路24内のフリップフロッ
プ244のクロック信号FF−2CLK、(M)はフリ
ップフロップ244の出力データ(FF−2データ)を
示す。
【0027】図8は、例えば注目画素=Aの場合、反転
ウィンドウパターン35Iと一致するパターン番号P3
08の照合テンプレートがあり、その結果テンプレート
照合回路23から出力された補正ドットパターンのドッ
ト反転したものが補正ドット出力、即ち、注目画素Aの
位置の補正ドットとして出力されることを表している。
又、注目画素=Cの場合、抽出ウィンドウパターン35
と一致するパターン番号P310の照合テンプレートが
あり、その結果テンプレート照合回路23から出力され
た補正ドットパターンが、次の画像入力クロックICL
Kに同期して補正ドット出力として出力されることを表
している。照合レンプレートのパターン番号P308,
P310については、図9と共に後述する。
【0028】図9は、入力画像データの5画素×5画素
からなる抽出ウィンドウパターン35を抽出して、図2
に示すドット補間を行うための照合テンプレート群36
の、照合テンプレートパターン(照合パターン)と対応
する補正ドット出力を、パターン番号P301〜P31
4の一部について示す図である。図9に示す照合テンプ
レートは、図2に示す画像データ及び図2に示す画像デ
ータを180°回転した画像データのドット補間に使用
される。
【0029】尚、図9における照合パターン中、「・」
で示す個所は、パターン照合の対象に含まれない画素位
置を示し、「●」は黒の画素の位置、「○」は白の画素
の位置を表し、照合パターンの中央が補正対象の画素を
示す。照合パターンの中央の、補正対象の画素である注
目画素位置は、全て黒画素「●」である。図9に示すテ
ンプレートによれば、図3に示す従来例のテンプレート
と同じ効果が得られるが、図9に示すテンプレート数
は、図3に示すテンプレート数の1/2に減少してい
る。
【0030】次に、図9に示す照合テンプレートによ
る、図10に示す低解像度の画像データに対するスムー
ジング処理(ドット補正)を、図11と共に説明する。
図10は、ドット補正するべき低解像度の画像データを
示す図である。又、図11は、図10に示す画像データ
に対するスムージング処理を説明する図である。
【0031】図10中、画素Aをドット補正対象の注目
画素とした場合のドット補正動作を表したものが、図1
1中のA列である。抽出ウィンドウパターン35に対し
ては、その画素配列が一致する照合パターンはないが、
抽出ウィンドウパターン35の画素極性を反転した反転
ウィンドウパターン35Iがパターン番号P308の照
合パターンと一致する。このため、パターン番号P30
8の照合テンプレートに対応する補正ドットパターンが
得られるが、反転ウィンドウパターン35Iがパターン
番号P308の照合テンプレートと一致するため、補正
ドット出力にはパターン番号P308の照合テンプレー
トに対応する補正ドットパターンのドット極性を反転し
たものが出力される。
【0032】同様にして、図10中の画素B〜Fをドッ
ト補正対象の注目画素とした場合のドット補正動作を表
したものが、図11中のB〜F列である。
【0033】図9に示す照合テンプレート群36を用い
てスムージング処理(ドット補正)を行うと、図2と共
に説明したように、図2(a)に示す如き低解像度の階
段状の輪郭が、図2(b)に示す如き解像度が4倍の円
滑な輪郭にドット補間された画像データが得られる。
【0034】次に、本発明になるスムージング回路の第
2実施例を説明する。図12は、スムージング回路の第
2実施例を示すブロック図である。スムージング回路の
第2実施例は、本発明になるスムージング方法の第2実
施例を採用する。図12中、図5と同一部分には同一符
号を付し、その説明は省略する。
【0035】図12において、入力画像バッファ21A
は、図5に示す第1実施例の入力画像バッファ21と基
本的には同じ構成を有するが、ドット補正対象である注
目画素データの出力が追加されている。注目画素データ
の出力は、反転部29により反転され、ウィンドウパタ
ーン変換回路22内の選択回路222の選択信号SEL
1及びドットデータ変換回路24内の選択回路243の
選択信号SEL2として使用される。反転部29は、例
えばインバータからなる。
【0036】又、テンプレート照合回路23Aは、図5
に示す第1実施例のテンプレート照合回路23と基本的
には同じ構成を有するが、本実施例では、照合結果のう
ち、パターンの一致を示す一致信号は不要であるため、
テンプレート照合回路23Aは、一致信号を出力しない
構成となっている。
【0037】ドットデータ変換回路24Aは、テンプレ
ート照合回路23Aから入力される補正ドットパターン
の各ドットの極性を反転して反転ドットパターンを生成
する極性反転部241と、反転部29から入力される選
択信号SEL2に従って、入力された補正ドットパター
ンと反転ドットパターンのいずれか一方を選択出力する
選択回路243と、画像入力クロックICLKに同期し
て補正ドットデータを出力するためにデータを一時的に
保持するフリップフロップ(FF)244とを備える。
【0038】このように、選択信号SEL1,SEL2
は、反転部29から出力されるので、上記第1実施例の
パターン照合制御回路25は省略可能である。
【0039】図13は、ドットデータ変換回路24Aの
構成を示す回路図である。同図に示すドットデータ変換
回路25A内の選択回路243は、選択信号SEL2が
ローレベルのときにテンプレート照合回路23Aから入
力された補正ドットデータをそのまま出力し(無変換出
力を行い)、選択信号SEl2がハイレベルのときに反
転ドットパターンを出力する(反転出力を行う)。本実
施例では、ドットデータ変換回路24A内のフリップフ
ロップ244に出力データを保持することにより、画像
入力クロックICLKに同期して補正ドットデータを出
力する。
【0040】本実施形態では、抽出ウィンドウパターン
35の中央、ドット補正対象である注目画素37が白で
あれば、ウィンドウパターン変換回路22は抽出ウィン
ドウパターン35の各画素の極性を反転した反転ウィン
ドウパターンを35I出力する。従って、テンプレート
照合回路23Aには、注目画素37が黒画素であるウィ
ンドウパターンのみが入力される。
【0041】テンプレート照合回路23Aは、入力され
たウィンドウパターンの注目画素(黒画素)に対する補
正ドットパターンを出力する。テンプレート照合回路2
3Aから出力された補正ドットパターンに対し、抽出ウ
ィンドウパターン35の注目画素が白であった場合、ド
ットの極性が反転しているので、ドットデータ変換回路
24Aで極性を反転する。補正ドットデータは、ドット
データ変換回路24A内のフリップフロップ244によ
り、画像入力クロックICLKに同期して出力される。
【0042】図14は、本実施例の動作を説明するタイ
ミングチャートである。同図中、図8と同一部分には同
一符号を付し、その説明は省略する。図14中、(A)
は画像入力クロックICLK、(B)は抽出ウィンドウ
パターン35、(C)は選択信号SEL1、(D)はテ
ンプレート照合回路23Aの入力(照合回路入力)、
(E)は一致する照合パターンがない場合にテンプレー
ト照合回路23Aから出力される照合結果(補正デー
タ)、(F)はは選択信号SEL2、(G)はドットデ
ータ変換回路24A内の選択回路243の出力データ、
(H)はドットデータ変換回路24A内のフリップフロ
ップ244のクロック信号FF−2CLK、(I)はフ
リップフロップ244の出力データ(FF−2データ)
を示す。
【0043】図14は、例えば注目画素=Aの場合、注
目画素が白であり、ウィンドウパターン変換回路22
は、抽出ウィンドウパターン35を極性反転した反転ウ
ィンドウパターン35Iを出力しすると共に、この反転
ウィンドウパターン35Iは、パターン番号P308の
照合テンプレートと一致し、テンプレート照合回路23
Aから出力された補正ドットパターンは、ドットデータ
変換回路24Aでドット反転されて補正ドット出力、即
ち、注目画素Aの位置の補正ドットとして出力されるこ
とを表している。又、注目画素=Cの場合、注目画素が
黒であり、ウィンドウパターン変換回路22は、抽出ウ
ィンドウパターン35をそのまま出力すると共に、この
抽出ウィンドウパターン35は、パターン番号P310
の照合テンプレートと一致し、その結果、テンプレート
照合回路23Aから出力された補正ドットパターンが次
の画像入力クロックICLKに同期して補正ドット出力
として出力されることを表している。
【0044】本実施例においても、図9に示す照合テン
プレート群36を用いてスムージング処理(ドット補
正)を行うと、図2と共に説明したように、図2(a)
に示す如き低解像度の階段状の輪郭が、図2(b)に示
す如き解像度が4倍の円滑な輪郭にドット補間された画
像データが得られる。
【0045】尚、本実施例では、注目画素が黒画素であ
る照合テンプレートのみを使用する場合について説明し
たが、注目画素が黒画素である照合テンプレートのみを
使用することも可能であることは、言うまでもない。
【0046】更に、上記各実施例において、抽出ウィン
ドウパターンの大きさは、5画素×5画素に限定される
ものではなく、任意の形状及び任意の大きさの領域を用
いることができる。
【0047】又、上記各実施例では、照合テンプレート
群36がテンプレート照合回路23又は23A内に設け
られているものとしたが、照合テンプレート群36が格
納されているメモリ等の記憶手段は、テンプレート照合
回路23又は23A内に設けられていても、テンプレー
ト照合回路23又は23A外に設けられていても良い。
【0048】上記各実施例では、入力画像データが2値
(白黒)であるが、本発明は多値の入力画像データにも
適用可能である。つまり、入力画像データが多値の場
合、抽出ウィンドウパターンを画素濃度50%を中心に
濃度反転することにより、入力画像データが2値の場合
と同様に照合テンプレート数を従来例の約1/2に減少
させることができる。
【0049】しかし、入力画像データが多値の場合、各
画素の濃度要素が加わるため、照合テンプレート数が膨
大なものとなってしまう。そこで、先に出願された特願
平11−319957号のように、多値の入力画像デー
タを濃度毎に分解して、各濃度プレーン毎に2値の画像
データを求めてから本発明のスムージング処理を行うよ
うにしても良い。この場合、各濃度プレーン単位では、
入力画像データを2値画像として扱うため、上記各実施
例のスムージング処理を行って多値画像のスムージング
を行うことができる。
【0050】この問題を解決する多値スムージング処理
方法として、先に出願された特願平11−319957
号では、図15及び図16に示すように、入力された多
値画像データを画素単位で表現できる濃度に応じて複数
の濃度プレーンに分解し、各濃度プレーン毎にスムージ
ング処理を行い、その各濃度プレーン毎のスムージング
処理の結果として出力される補正信号を合成して、画素
の配置を補正する方法が提案されている。図15は、多
値印刷データに対してスムージング処理を行うスムージ
ング回路の一例の構成を示すブロック図である。又、図
16は、多値印刷データに対するスムージング処理を説
明する図である。
【0051】図15に示すレーザプリンタは、光学変調
信号生成回路42を備え、印刷画素単位で、白と黒を含
む4階調で印刷を行う。レーザプリンタの本体部(図示
せず)、光学部612と像形成部611は、周知の構成
を有する。画像メモリ41は、2ビットのビットマップ
メモリからなり、画像メモリ41には予め画像展開部
(図示せず)により印刷可能な状態で画像データが展開
されている。印刷画素単位で白を除き3階調が表現でき
るので、3つの濃度プレーンが用意されている。ここで
は、印刷画素の濃度を0〜3の数値で表し、数値の大き
い方が濃度が高い(黒い)ものとし、濃度0は白、濃度
3は黒に相当するものとする。
【0052】光学変調信号生成回路42は、光学部61
2から出力される光学走査タイミング信号に基いて制御
回路54の制御クロック信号生成部55で生成される複
数の制御クロック信号により、本体部における画像書き
込みの進行に同期して光学変調信号を出力するように制
御される。
【0053】画像メモリ読み出し部43により、画像メ
モリ41から読み出された多値の画像データは、濃度分
解部45に供給される。濃度分解部45では、画素の濃
度に基き、所定の分配規則に従って、2値化した画素デ
ータをプレーン1補正部46−1〜プレーン3補正部4
6−3に分配出力する。
【0054】プレーン1補正部46−1〜プレーン3補
正部46−3は、ラインバッファ(シフトレジスタ)4
7、評価ウィンドウ抽出部50及び補正信号生成部51
により、入力された画素データに対するスムージング処
理を行い、対応するレベルの補正信号を出力する。ライ
ンバッファ47は、上記各実施例における入力画像バッ
ファ21に対応させ、評価ウィンドウ抽出部50及び補
正信号生成部51は、上記各実施例におけるウィンドウ
パターン変換回路22、テンプレート照合回路23及び
ドットデータ変換回路24からなる回路部分に対応させ
れば良い。ここで、プレーン1補正部46−1〜プレー
ン3補正部46−3の夫々には、2値化された画素デー
タが入力されている。このため、プレーン1補正部46
−1〜プレーン3補正部46−3は、夫々従来のモノク
ロ2値の印刷装置と同じ構成であり、且つ、同じ補正規
則を適用可能である。プレーン1補正部46−1〜プレ
ーン3補正部46−3の夫々から出力された補正信号
は、補正信号合成部52で所定の合成規則に従って合成
され、合成出力はD/A変換部53に供給される。D/
A変換部53の出力は、光学変調信号として光学部61
2のレーザダイオードに印加される。
【0055】濃度分解部45で用いる所定の分配規則に
よれば、例えば画素データを画像メモリ41上の画素濃
度毎のプレーンに濃度分解して分配する。これにより、
画像メモリ41内の濃度1の画素データはプレーン1
に、濃度2の画素データはプレーン2に、濃度3の画素
データはプレーン3に夫々分配される。又、補正信号合
成部52で用いる所定の合成規則によれば、例えば同一
の印刷画素についてゼロでないプレーンが存在すると、
そのようなプレーンのうち最も濃度の高いプレーンの補
正信号を優先して出力する。
【0056】図8に示すパターンは、途中にジャギーの
ある縦線で、2つの濃度の濃い縦線(濃度3)の間に2
段階の薄い濃度(濃度1と2)の部分があると共に、右
側に濃度2の部分があり、画像メモリ41のビットマッ
プメモリ上に同図に示すように展開されている。このパ
ターンは、各プレーンに同図に示すように分配され、夫
々のプレーンで単独のスムージング処理が行われ、同図
に示すような3つの補正出力が得られる。これを上記所
定の合成規則に従って合成すると、同図に示すような印
刷結果が得られる。
【0057】次に、図4に示す画像出力装置の出力部1
2が、処理された画像データを紙等の記録媒体上に形成
する電子写真プリンタ等の画像形成装置からなる場合に
ついて説明する。図17は、本発明を適用可能な画像形
成装置を説明する図である。
【0058】図17中、電子写真プリンタ710のプリ
ンタ本体710は、電子写真機構で構成される。感光ド
ラム712は、帯電器720で帯電された後、レーザ露
光器722により像露光される。これにより、感光ドラ
ム712に潜像が形成される。現像器714は、例えば
2成分現像材を感光ドラム712に供給して、潜像をト
ナー像に現像する。転写器716は、感光ドラム712
のトナー像を連続用紙等の記録媒体725に転写する。
クリーニング機構718は、転写後の感光ドラム712
を除電し、且つ、残留トナーを除去する。
【0059】記録媒体725は、ホッパ724に積まれ
ている。ホッパ724上の記録媒体725は、搬送機構
705により転写位置に導かれた後、フラッシュ定着器
706を通り、スタッカ726に収容される。フラッシ
ュ定着器706は、フラッシュ光により、記録媒体72
5のトナー像を定着する。
【0060】電子写真プリンタ710は、高速印刷が可
能であり、例えば1分間に100ページ以上の印刷がで
きる。このため、フラッシュ定着によるトナーの昇華成
分の量が多い。この昇華成分を除去するため、フィルタ
702と排気ファン708とが設けられている。
【0061】電子写真プリンタ710には、プリンタコ
ントローラ701と、メカコントローラ704と、画像
処理回路703とが設けられている。プリンタコントロ
ーラ701は、図示しないホスト装置からのコマンドを
解析し、内部コマンド及び印刷データ(ビットマップデ
ータ)を生成する。メカコントローラ704は、内部コ
マンドに応じて、搬送機構705、現像・定着機構72
4,716,706を制御する。更に、メカコントロー
ラ704は、印刷データを画像処理回路703に出力す
る。
【0062】画像処理回路703は、例えば240dp
i,300dpi,400dpi等の低密度のビットマ
ップデータにスムージング処理を含む画像処理を施して
から、レーザ露光器722を駆動する。これにより、低
密度の画像データをドット補正された高密度の画像が、
記録媒体725に形成(印刷)される。画像処理回路7
03は、図4に示す画像処理部11に対応する。従っ
て、図17の場合では、画像処理部11が画像出力部1
2内に設けられた構成となっている。
【0063】尚、本発明は、以下に付記する発明をも包
含するものである。
【0064】(付記1) 入力画像データの各画素を注
目画素とした所定サイズの領域を抽出して得た抽出ウィ
ンドウパターンと、該抽出ウィンドウパターンの各画素
の極性を反転した反転ウィンドウパターンのいずれかを
選択的に出力する第1のステップと、該第1のステップ
で出力されるウィンドウパターンを、複数の照合テンプ
レートと照合し、該ウィンドウパターンと一致する照合
テンプレートに対応する補正ドットデータを出力する第
2のステップと、該第2のステップで出力される補正ド
ットデータと、該補正ドットデータの各ドットの極性を
反転した反転補正データのいずれかを選択的に出力する
第3のステップを含むことを特徴とする、スムージング
方法。
【0065】(付記2) 前記第1のステップは、前記
抽出ウィンドウパターン及び前記反転ウィンドウパター
ンを時分割で切り替えて出力し、前記第3のステップ
は、該抽出ウィンドウパターンと一致する照合テンプレ
ートがある場合には前記補正ドットデータを、該反転ウ
ィンドウパターンと一致する照合テンプレートがある場
合には前記反転補正データを出力することを特徴とす
る、(付記1)記載のスムージング方法。
【0066】(付記3) 前記第1のステップは、前記
抽出ウィンドウパターンの注目画素の極性に従って、該
抽出ウィンドウパターン及び前記反転ウィンドウパター
ンを切り替えて出力し、前記第3のステップは、該抽出
ウィンドウパターンの注目画素の極性に従って、前記補
正ドットデータ及び前記反転補正データの出力を切り替
えて出力することを特徴とする、(付記1)記載のスム
ージング方法。
【0067】(付記4) 前記抽出ウィンドウパターン
は矩形領域で構成され、前記注目画素は前記矩形領域の
中心画素であることを特徴とする、(付記1)〜(付記
3)のいずれか1項記載のスムージング方法。
【0068】(付記5) 入力画像データの各画素を注
目画素とした所定サイズの領域を抽出して得た抽出ウィ
ンドウパターンが入力され、該抽出ウィンドウパターン
と該抽出ウィンドウパターンの各画素の極性を反転した
反転ウィンドウパターンのいずれかを選択的に出力する
ウィンドウパターン変換回路と、該ウィンドウパターン
変換回路から出力されるウィンドウパターンを、複数の
照合テンプレートと照合し、該ウィンドウパターンと一
致する照合テンプレートに対応する補正ドットデータを
出力するテンプレート照合回路と、該テンプレート照合
回路から出力される補正ドットデータと、該補正ドット
データの各ドットの極性を反転した反転補正データのい
ずれかを選択的に出力するドットデータ変換回路とを備
えたことを特徴とする、スムージング回路。
【0069】(付記6) 前記ウィンドウパターン変換
回路は、前記抽出ウィンドウパターン及び前記反転ウィ
ンドウパターンを時分割で切り替えて出力し、前記ドッ
トデータ変換回路は、該抽出ウィンドウパターンと一致
する照合テンプレートがある場合には前記補正ドットデ
ータを、該反転ウィンドウパターンと一致する照合テン
プレートがある場合には前記反転補正データを出力する
ことを特徴とする、(付記5)記載のスムージング回
路。
【0070】(付記7) 前記ウィンドウパターン変換
回路は、前記抽出ウィンドウパターンの注目画素の極性
に従って、該抽出ウィンドウパターン及び前記反転ウィ
ンドウパターンを切り替えて出力し、前記ドットデータ
変換回路は、該抽出ウィンドウパターンの注目画素の極
性に従って、前記補正ドットデータ及び前記反転補正デ
ータの出力を切り替えて出力することを特徴とする、
(付記5)記載のスムージング回路。
【0071】(付記8) 前記抽出ウィンドウパターン
は矩形領域で構成され、前記注目画素は前記矩形領域の
中心画素であることを特徴とする、(付記5)〜(付記
7)のいずれか1項記載のスムージング回路。
【0072】(付記9) 前記入力画像データは、2値
又は多値であることを特徴とする、(付記5)〜(付記
8)のいずれか1項記載のスムージング回路。
【0073】(付記10) (付記5)〜(付記9)の
いずれか1項記載のスムージング回路を備えたことを特
徴とする、画像形成装置。
【0074】(付記11) (付記5)〜(付記9)の
いずれか1項記載のスムージング回路を備えたことを特
徴とする、表示装置。
【0075】以上、本発明を実施例により説明したが、
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、種々の
変形及び改良が可能であることは、言うまでもない。
【0076】
【発明の効果】本発明によれば、従来のスムージング回
路に対して半分の照合テンプレート数で、従来のスムー
ジング回路と同等のスムージング処理(ドット補正)を
実現することができ、少ない数の照合テンプレートで高
精度に輪郭の特徴を抽出して、高画質化を実現すること
ができる。又、従来のスムージング回路に対して照合テ
ンプレート数が削減できるので、その分構成が簡単、且
つ、安価となると共に、別の照合テンプレートを追加し
て更に精緻な画質改善を実現することも可能となる。
【0077】更に、本発明によれば、従来のスムージン
グ回路に対して半分の照合テンプレート数で、入力画像
データの1画素あたりのテンプレート照合サイクルが1
回だけでも、従来のスムージング回路と同等のスムージ
ング処理(ドット補正)を実現することが可能であり、
少ない数の照合テンプレートで高速なスムージング処理
を行って高画質化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のスムージング回路の一例を説明するブロ
ック図である。
【図2】スムージング回路が行うスムージング処理を説
明する図である。
【図3】照合テンプレートパターンと対応する補正ドッ
ト出力をパターン番号の一部について示す図である。
【図4】本発明が適用される画像出力装置の概略構成を
示すブロック図である。
【図5】本発明になるスムージング回路の第1実施例を
示すブロック図である。
【図6】ウィンドウパターン変換回路の構成を示す回路
図である。
【図7】ドットデータ変換回路の構成を示す回路図であ
る。
【図8】第1実施例の動作を説明するタイミングチャー
トである。
【図9】第1実施例における照合テンプレートパターン
と対応する補正ドット出力をパターン番号の一部につい
て示す図である。
【図10】ドット補正するべき低解像度の画像データを
示す図である。
【図11】図10に示す画像データに対するスムージン
グ処理を説明する図である。
【図12】本発明になるスムージング回路の第2実施例
を示すブロック図である。
【図13】ドットデータ変換回路の構成を示す回路図で
ある。
【図14】第2実施例の動作を説明するタイミングチャ
ートである。
【図15】多値印刷データに対してスムージング処理を
行うスムージング回路の一例の構成を示すブロック図で
ある。
【図16】多値印刷データに対するスムージング処理を
説明する図である。
【図17】本発明を適用可能な画像形成装置を説明する
図である。
【符号の説明】
11 画像処理部 12 画像出力部 21,21A 入力画像バッファ 22 ウィンドウパターン変換回路 23,23A テンプレート照合回路 24,24A ドットデータ変換回路 25 パターン照合制御回路 29 反転部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B057 AA11 CA06 CA12 CA16 CB06 CB12 CB16 CC01 CE05 DA08 DB02 DB08 DC33 5C077 LL05 MP04 PP02 PP55 PP68 PQ12 PQ20 PQ23 SS02 SS06 TT02 5C082 BA12 CA22 CA81 CB01 DA51 MM04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力画像データの各画素を注目画素とし
    た所定サイズの領域を抽出して得た抽出ウィンドウパタ
    ーンと、該抽出ウィンドウパターンの各画素の極性を反
    転した反転ウィンドウパターンのいずれかを選択的に出
    力する第1のステップと、 該第1のステップで出力されるウィンドウパターンを、
    複数の照合テンプレートと照合し、該ウィンドウパター
    ンと一致する照合テンプレートに対応する補正ドットデ
    ータを出力する第2のステップと、 該第2のステップで出力される補正ドットデータと、該
    補正ドットデータの各ドットの極性を反転した反転補正
    データのいずれかを選択的に出力する第3のステップを
    含むことを特徴とする、スムージング方法。
  2. 【請求項2】 入力画像データの各画素を注目画素とし
    た所定サイズの領域を抽出して得た抽出ウィンドウパタ
    ーンが入力され、該抽出ウィンドウパターンと該抽出ウ
    ィンドウパターンの各画素の極性を反転した反転ウィン
    ドウパターンのいずれかを選択的に出力するウィンドウ
    パターン変換回路と、 該ウィンドウパターン変換回路から出力されるウィンド
    ウパターンを、複数の照合テンプレートと照合し、該ウ
    ィンドウパターンと一致する照合テンプレートに対応す
    る補正ドットデータを出力するテンプレート照合回路
    と、 該テンプレート照合回路から出力される補正ドットデー
    タと、該補正ドットデータの各ドットの極性を反転した
    反転補正データのいずれかを選択的に出力するドットデ
    ータ変換回路とを備えたことを特徴とする、スムージン
    グ回路。
  3. 【請求項3】 前記ウィンドウパターン変換回路は、前
    記抽出ウィンドウパターン及び前記反転ウィンドウパタ
    ーンを時分割で切り替えて出力し、 前記ドットデータ変換回路は、該抽出ウィンドウパター
    ンと一致する照合テンプレートがある場合には前記補正
    ドットデータを、該反転ウィンドウパターンと一致する
    照合テンプレートがある場合には前記反転補正データを
    出力することを特徴とする、請求項2記載のスムージン
    グ回路。
  4. 【請求項4】 前記ウィンドウパターン変換回路は、前
    記抽出ウィンドウパターンの注目画素の極性に従って、
    該抽出ウィンドウパターン及び前記反転ウィンドウパタ
    ーンを切り替えて出力し、 前記ドットデータ変換回路は、該抽出ウィンドウパター
    ンの注目画素の極性に従って、前記補正ドットデータ及
    び前記反転補正データの出力を切り替えて出力すること
    を特徴とする、請求項2記載のスムージング回路。
  5. 【請求項5】 前記抽出ウィンドウパターンは矩形領域
    で構成され、前記注目画素は前記矩形領域の中心画素で
    あることを特徴とする、請求項2〜請求項4のいずれか
    1項記載のスムージング回路。
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