JPH07136973A - 直交ロボット - Google Patents

直交ロボット

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JPH07136973A
JPH07136973A JP28345393A JP28345393A JPH07136973A JP H07136973 A JPH07136973 A JP H07136973A JP 28345393 A JP28345393 A JP 28345393A JP 28345393 A JP28345393 A JP 28345393A JP H07136973 A JPH07136973 A JP H07136973A
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moving
fixed
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movable cable
cable
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Yasunori Jo
康典 城
Yuzo Nishimori
勇蔵 西森
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、直交ロボットの本体内の配線に関
するものであり、安価に且つ、信頼性の高い直交ロボッ
トを提供することを目的とする。 【構成】 この目的を達成するために、本発明の直交ロ
ボットは、ケーブルの一端を、第1の直進移動ユニット
の端部付近で固定し、さらに、この直進移動ユニットに
沿って略U字状を形成し、他端を第1の直進移動ユニッ
ト移動部材の固定部に固定した第1の可動ケーブル部
と、このケーブル固定後、第2の直進移動ユニットの移
動方向へ90°捻った後、さらに、第2の直進移動ユニ
ットに沿って略U字状を形成し、第2の直進移動ユニッ
トの移動部に固定した第2の可動ケーブル部とからなる
一連のケーブルであるため、安価で信頼性の良い、直交
ロボットが得られるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は直交ロボットの本体内の
配線に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、直交ロボットにおいて、固定部か
ら移動部への配線は、例えば特開昭62−203795
号公報に示されているように、第2の軸を支持して第1
の軸に対して移動されるスライド体の移動端の近傍に対
向させて、第1の軸のベースに一端が固着され、かつ他
端が前記スライド体に固着されて略U字型に曲成された
帯状のばね板を設け、第1の軸から第2の軸に至るケー
ブルを前記ばね板に沿わせるように配置している。
【0003】以下図面を参照しながら、上述した従来の
直交ロボットの一例について説明する。
【0004】図7,8は、従来の直交ロボットの配線の
実施例を示すものである。図7,8において、10は帯
状をなすばね板で、これの一端は、スライド体6の矢印
A方向の移動端近傍に対向させてベース2の上面に固着
されており、中間部の側面部に略L字形の金具11を介
して固着されている。14,15は第1軸1に固着され
た接続器で、ここから導出されたケーブル16,17が
ばね板10に沿わせてテーピング或いはクランプによっ
て固定され、最終的にモータ8及びサーボ装置9に接続
されている。
【0005】以上のように構成された直交ロボットの配
線について、以下その動作について説明する。まず、ス
ライド体6が矢印Aまたは反矢印A方向に移動される
と、ばね板10は中間の略U字型の曲成部分の位置が変
化しつつその他端がスライド体6と一体に動き、ケーブ
ル16,17はばね板10によって保持されつつ、該ば
ね板10に沿った形状に変化される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成では、略U字型部のばね板10とケーブル1
6,17の曲率が異なるため、この箇所でケーブル1
6,17がばね板10と擦れ合ったり、お互いに無理な
力がかかり、断熱したり、ばね板が破損したりするとい
う問題点を有していた。
【0007】また、ケーブル16,17は、ばね板10
に沿わせてテーピング或いはクランプによって固定しな
ければならず、大変煩わしいものであった。
【0008】さらに、通常、第2軸上のスライド体(図
示せず)に設けるツール等に配線をする必要があるが、
この配線は第1軸と同様に、他のばね板を設置し、その
ばね板にケーブルをテーピング或いはクランプによって
固定しなければならない。このケーブルと前記のケーブ
ル16,17はケーブルの交換時の作業性を配慮し、コ
ネクタで接続される。しかしながら、このような構成で
はケーブルが2種類必要なため、コネクタ配線時間が多
くかかり、コストアップになっていた。さらに、コネク
タ部での接合不良、挿し間違いによる品質問題が多く生
じていた。
【0009】本発明は上記問題点に鑑み、安価に、か
つ、品質の良い直交ロボットの配線を提供するものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明の直交ロボットは、ケーブルの一端を第1の
直進移動ユニットの端部付近で固定し、さらに、この直
進移動ユニットに沿って略U字状を形成し、他端を第1
の直進移動ユニットの移動部材の固定部に固定して、第
1の可動ケーブル部と、このケーブル固定後、第2の直
進移動ユニットの移動方向へ90°捻った後、さらに、
略U字状に屈曲させ、第2の直進移動ユニットに沿って
配し、第2の直進移動ユニットの移動部に固定して第2
の可動ケーブル部とを形成した、切れ目のない一連のケ
ーブルからなるという構成を備えたものである。
【0011】
【作用】この構成によって、直交ロボットの配線はコネ
クタ部分が大幅に削減でき、安価に、信頼性の高い直交
ロボットが得られることとなる。
【0012】
【実施例】以下本発明の一実施例の直交ロボットの配線
について、図面を参照しながら説明する。図1から図6
において、21は第1の直進移動ユニット、22は第1
の直進移動ユニット21の移動部材23上に設けられた
第2の直進移動ユニット、24は第1の可動ケーブル部
で、配線ボックス25内で端部付近24aを固定され、
さらに第1の直進移動ユニット21に沿って略U字状部
24bを形成し、他端24cを移動部材23の固定部2
6に固定されている。27はケーブルの一部で、第2の
直進移動ユニット22の移動方向へ90°捻られてい
る。28は第2の可動ケーブル部で、第2の直進移動ユ
ニット22に沿って、略U字部28aを形成し、第2の
直進移動ユニット22の移動部22aに固定している。
29はツール部で、第2の可動ケーブル部はこのツール
部に至っている。前記の第1の可動ケーブル部と第2の
可動ケーブル部は切れ目なく一連の物である。
【0013】図4は、ケーブル24,27,28の断面
を示す。30は電線31のシース、32はエアーチュー
ブ33のシースで、電線のシースと同じ塩ビやウレタン
等の材質からなる。エアーチューブ33は可撓性に優れ
たウレタン製が最もよい。電線のシースにウレタンを使
う場合は、エアーチューブのシースは不要となる。シー
ス30に覆われた電線31及び、シース32に覆われた
エアーチューブ33は、個々に作られる。この複数本
(本実施例では、電線7本,エアーチューブ2本)の電
線と、エアーチューブは高温に熱しながら圧接すること
で、各々の電線とエアーチューブのシースが融着し、本
実施例のような可撓性をもった複合ケーブルが得られ
る。
【0014】図5において、34はリニアレールで等間
隔の取付穴35を有している。36のモータブラケット
と37のベアリングブラケットは前記の取付穴35に設
けられたタップ35aに固定される。これにより、取付
穴35の任意の位置にブラケット36,37は固定し得
るため、極めて容易に移動部材23のストローク変更が
なし得る。従来は特開昭59−214579号公報に示
されているように、取付穴と両端のブラケットの固定は
関連付けがなく、ストローク展開が大変煩わしかった。
【0015】図6は第2の直進移動ユニットで、38は
リニアレール、39はベアリング部で、ハウジング40
に固定されている。ハウジング40は前記第1の直進移
動ユニット21の移動部材23に固定されている。41
はボールねじナットで前記ハウジング40に固定され
る。42はフレームで前記リニアレール38とモータブ
ラケット43とベアリングブラケット44に固定され
る。45はカバーでフレーム42上のケーブル28を覆
う。これにより、第2の直進移動ユニットは大幅に剛性
が上がる。本実施例では、リニアレールだけの場合よ
り、3倍剛性がアップした。従来は特開昭59−219
181号公報に示されるように、直進移動ユニットの剛
性はスライドシャフト等の摺動部材のみで確保されてい
る。このため、剛性確保のためには大きくならざるを得
なかった。
【0016】以上のように構成された直交ロボットにお
いて、その動作を説明する。まず、ボールねじ45,4
6が回転されて、移動部材23が移動されると可動ケー
ブル(1)24はシース30,32及び、エアーチュー
ブ33の柔軟に変化する形状に沿って、中間の略U字状
部24bの位置が変化しつつ、他端24cが移動部材2
3と一体に動く。
【0017】このように、上記構成では可動ケーブルは
シースとエアーチューブの柔軟性によって案内されるか
ら、ケーブルを特別に案内するばね板のような物は必要
でない。また、各シース間の融着部は円筒形状の中心の
ため、各シースとも同一の曲率となり、略U字状部は円
滑な形状となる。
【0018】さらに、本実施例の配線をする場合は、一
連のケーブルである第1の可動ケーブル部24と、ケー
ブル27と、第2の可動ケーブル部28のそれぞれの両
端部を固定すれば良く、極めて簡単なものである。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明は、一端を第1の直
進移動ユニットの端部付近で固定し、さらに、この直進
移動ユニットに沿って略U字状を形成し、他端を移動部
材の固定部に固定した第1の可動ケーブル部と、このケ
ーブル固定後、第2の直進移動ユニットの移動方向へ9
0°捻った後、さらに、第2の直進移動ユニットに沿っ
て略U字状を形成し、第2の直進移動ユニットの移動部
に固定した第2の可動ケーブル部とからなる一連のケー
ブルであるため、安価で信頼性の良い、直交ロボットが
得られるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明直交ロボットの斜視図
【図2】図1の要部を断面にした正面図
【図3】図2のB−B矢視図
【図4】本発明直交ロボットのケーブル断面図
【図5】本発明直交ロボットの第1の直進移動ユニット
の要部断面図
【図6】本発明直交ロボットの第2の直進移動ユニット
の要部断面図
【図7】従来例の要部斜視図
【図8】従来例の全体斜視図
【符号の説明】
21 第1の直進移動ユニット 22 第2の直進移動ユニット 23 移動部材 24 第1の可動ケーブル部 27 ケーブル 28 第2の可動ケーブル部 30,32 シース 31 電線 33 エアーチューブ 34,38 リニアレール 35 取付穴 42 フレーム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方向に平行移動可能に構成された移動
    部材を具備する第1の直進移動ユニットと、前記移動部
    材上に設けられ、前記移動部材の移動方向と直交する方
    向に平行移動可能に構成された第2の直進移動ユニット
    とで構成され、前記第1の直進移動ユニットから第2の
    直進移動ユニットに対し、絶縁被覆を有する複数の導線
    を、並列に固着して形成されたケーブルを配線した直交
    ロボットであって、前記ケーブルに対し、一端を第1の
    直進移動ユニットの端部付近で固定し、さらに第1の直
    進移動ユニットの長手方向に沿って配設した後、略U字
    状に屈曲させて他端を移動部材の固定部に固定して第1
    の可動ケーブル部を形成し、さらに前記固定部における
    固定位置より第2の直進移動ユニットの移動方向に対し
    て90°捻った後、さらに略U字状に屈曲させて第2の
    直進移動ユニットの長手方向に沿って配設し、前記第2
    の直進移動ユニットの固定部に固定することにより第2
    の可動ケーブル部を形成するよう一連で配設したことを
    特徴とする直交ロボット。
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