JPH07136272A - 医療用携帯型酸素濃縮器の携帯カート - Google Patents

医療用携帯型酸素濃縮器の携帯カート

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JPH07136272A
JPH07136272A JP31267993A JP31267993A JPH07136272A JP H07136272 A JPH07136272 A JP H07136272A JP 31267993 A JP31267993 A JP 31267993A JP 31267993 A JP31267993 A JP 31267993A JP H07136272 A JPH07136272 A JP H07136272A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
portable
oxygen concentrator
base
cart
handle
Prior art date
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Pending
Application number
JP31267993A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeo Sato
重雄 佐藤
Kazukiyo Takano
和潔 高野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electronic Industries Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electronic Industries Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electronic Industries Co Ltd filed Critical Sanyo Electronic Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 酸素吸入が必要な患者のQOLを向上するた
めに、酸素濃縮器やバッテリーを携帯カートに搭載し
て、該酸素濃縮器を動作させながら外出して買物、通
院、散歩、小旅行等ができるようにする。 【構成】 携帯カートに角度と高さが調節できる手押し
ハンドル28を付設し、手押しハンドルの基部18には
腰掛板19を付設し、該腰掛板を上方より倒した場合に
は連動して自動的に車輪のストッパーがかかるようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、医療用携帯型の酸素濃
縮器(以下、単に濃縮器ともいう。)の携帯手段に関す
る。殊に、在宅酸素療法を行なう患者の生活の質(クォ
リティオブライフ、以下、QOLという)の向上のため
の濃縮器の付属品の改良に関する。
【0002】従来、呼吸不全患者(以下、単に患者とも
いう)が酸素吸入を行ないながら外出する時に広く使用
されている酸素供給源は、主として、高圧ガス容器であ
る酸素ボンベであって、これはかなり重い鉄製のものが
ほとんどであり、このボンベを携帯する手段はほとんど
の場合携帯カートであった。
【0003】この携帯カートの多くは2輪式であって、
また該酸素ボンベの背が高く、従ってその重心も高いの
で倒れ易いものであった。これらの酸素ボンベ等を持ち
運ぶ患者は比較的体力が少ないために運びづらいもので
ある。また、該患者は通常の呼吸によって十分な酸素を
体内に取入れることができないために、酸素ボンベの酸
素ガスを吸いながら歩行等の運動をしているわけである
から、重量物を運搬しながらの移動は、すぐ息切れ等の
ために何かに腰かけて休みたくなるものである。
【0004】また、この酸素ボンベを運搬するための携
帯カートをささえとして、よりかかりながら歩くことも
該キャリーカートが2輪式であると困難である。携帯用
の濃縮器は、まだ十分な開発が出来ていないのが現状で
あり、まして、この濃縮器を利用する場合の応用品であ
る該濃縮器の運搬用の携帯カート等については、十分な
研究・開発が出来ていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】患者のQOLを向上す
るために、酸素吸入をしながらでも外出して、買物,通
院,小旅行,散歩等で制約を受けることなく歩けること
が要求されている。しかしながら前記の濃縮器は携帯用
とはいえ、バッテリーを含めると約5〜10kgfあ
り、これを携帯カートにのせて移動するとしても、従来
の携帯カートの車輪は比較的小さく、道路の凹凸やジャ
リ道では車輪がスムースにころがらないし、また、自動
車に乗り降りする際にも長いままの手押しハンドルは邪
魔になる。
【0006】さらに、濃縮器を携帯カートに載せたり降
ろしたりする機会が多々あるが、この場合の取付け取外
しが手早く簡単にできて、移動に際しては、手押し、あ
るいは引張って歩くときにも、ぐらつかないようにしっ
かり固定できることが要求される。前述のように携帯カ
ートに寄りかかって歩くこともあり該携帯カートの実用
時の重心も低く、かつ、安定してしっかりしていること
が要求されている。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上のような要求や課題
に対処するために新規な携帯カートを提供するもので、
該携帯カートは次のような構成にしたものである。 医療用携帯型の濃縮器を搭載するための台と、この台
の後部にほぼ垂直に上方に伸びる手押しハンドルを有
し、該台には車輪を有する携帯カートであって、該手押
しハンドルの基部は該台に強固に固定されており、その
ほぼ中央部を支点として後方に折れる折りたたみ式であ
り、その角度は該支点を中心として該手押しハンドルの
基部に対して90°乃至180°の間に任意の角度で止
め得る構造であり、この角度を180°にして該手押し
ハンドルを最も高くしたときの高さが地上高70cm乃
至120cmになるようにする。
【0008】前記の台に付設する車輪は、その直径が
10cm以上のものであり、かつ、4輪を有しその内少
なくとも2輪にストッパー機構を有する構成とする。 濃縮器を搭載するための台には該濃縮器を固定するた
めの固定手段(例えば該濃縮器の座足の位置に合わせた
凹部又は孔)を付設し、手押しハンドルの基部にも同じ
く固定手段(例えばヒッカケ金具やパッチン錠)を有す
る構成とする。 電池と濃縮器を別々に搭載するものにあっては、電池
を該濃縮器より下方に固定する構造にすることにより重
心を低くする。
【0009】手押しハンドルの折れ曲がる支点より下
に、この支点とは別の支点を持つ腰掛板を付設し、該腰
掛板は該手押しハンドルの基部の前方に実質上直角に、
上方より倒して固定できる構造とし、この時の該腰掛板
の高さは、この携帯カートに搭載する濃縮器の天井より
高い位置で止まり、椅子の状態に該腰掛板を下ろすこと
によりストッパーと連動した機構により自動的に車輪の
ストッパーが作動する構成とする。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を参照して説明す
るが、これは説明のための実施例であって本発明はこの
実施例に限定されるものではない。図1は、好適な実施
例を模式的に示した携帯カートの断面図である。この図
において、10は濃縮器を搭載するための台、12は車
輪、14は酸素濃縮器(仮想線)、16はバッテリー、
18は手押しハンドルの基部、19は腰掛板、20は腰
掛板19とストッパー30を連動させるためのワイヤ
ー、22は腰掛板10の支点、24は手押しハンドル2
8の支点、30はストッパー、32・34はそれぞれス
プリング、36は酸素濃縮器を手押しハンドルの基部1
8に固定するための酸素濃縮器固定手段である。
【0011】図2は、図1における腰掛板19とストッ
パー30を連動させるためのワイヤー20との関連機構
を説明するための一部図示を省略した縦断面図である。
【0012】このように構成することにより、腰掛板1
9を下ろして椅子として使用するときには、自動的にス
トッパーがー作動して車輪にブレーキがかかるので安全
性の面でも優れている。なお、携帯カートはストッパー
は必要であるが、本実施例のように腰掛板19とストッ
パー30を連動にすることは必ずしも必要ではないが、
ストッパーをかけ忘れて腰掛板に腰掛けると危険である
ので本実施例のように連動にすることが好ましい。
【0013】本実施例では手押しハンドルの基部18の
高さは、酸素濃縮器14の形状寸法が判明しているので
固定としたが、この例に限らずこの手押しハンドルの基
部を伸縮可能なようにいわゆるトロンボーン機構として
酸素濃縮器の高さに合わせて所望の位置で固定するよう
にしてもよい。そしてこのように手押しハンドルの高さ
を調節した場合にはワイヤー20の長さも調節する必要
があるが、その場合には腰掛板19の側面にある調節孔
38で実質的な長さを調節することも可能である。
【0014】
【発明の効果】本発明を実施することにより次のような
効果がある。 手押しハンドルが折りたためるため、自動車やタクシ
ーなどにつみ込み易い。 手押しハンドルが任意の角度で止められるので、個人
の好みにより操作し易い。 車輪の外径が10cm以上あるので、道路の多少の凹
凸やカーペット等の上でも軽く押して車輪をころがすこ
とができる。 椅子として腰掛板をおろした場合には自動的に車輪に
ストッパーがかかるので、坂道等でもひとりでに移動し
ないように固定できる。 重い電池を濃縮器よりも下方に配置することにより携
帯カート全体の重心を低くできるので安定性に優れてい
る。 携帯カートに腰掛板を付設したので、患者が疲れた所
で随時腰をおろして休息することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施例を模式的に示した断面図
である。
【図2】図1の腰掛板19とストッパー30を連動させ
るためのワイヤー20との関連機構を説明するための一
部図示を省略した縦断面図である。
【符号の説明】
10 台 12 車輪 14 酸素濃縮器(仮想線) 16 バッテリー 18 手押しハンドルの基部 19 腰掛板 20 ワイヤー 22 支点 24 支点 26 手押しハンドル固定手段 28 手押しハンドル 30 ストッパー 32 スプリング 34 スプリング 36 酸素濃縮器固定手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 医療用携帯型の酸素濃縮器を搭載するた
    めの台と、この台の後部にほぼ垂直に上方に伸びる手押
    しハンドルを有し、該台には車輪を有する携帯カートで
    あって、該手押しハンドルの基部は該台に固定されてお
    り、そのほぼ中央部を支点として後方に折れる折りたた
    み式であり、その角度は該支点を中心として該手押しハ
    ンドルの基部に対して90°乃至180°の間に任意の
    角度で止め得る構造であり、この角度を180°にして
    該手押しハンドルを最も高くしたときの高さが地上高7
    0cm乃至120cmになり、この手押しハンドルの折
    れ曲がる支点よりも下に、この支点とは別の支点を持つ
    腰掛板を付設し、該腰掛板は該手押しハンドルの基部の
    前方に実質上直角に上方より倒して固定できる構造であ
    って、この時の該腰掛板の高さは、この携帯カートに搭
    載する酸素濃縮器の天井より高い位置で止まり、椅子の
    状態に該腰掛板を下ろすとストッパーと連動した機構に
    より自動的に車輪のストッパーが作動する構成であるこ
    とを特徴とする医療用携帯型酸素濃縮器の携帯カート。
  2. 【請求項2】 酸素濃縮器を搭載する台に付設する車輪
    は、その直径が10cm以上のものであり、かつ、4輪
    を有しその内少なくとも2輪にストッパー機構を有し、
    該台には該酸素濃縮器を固定するための酸素濃縮器固定
    手段を有し、手押しハンドルの基部にも同じく酸素濃縮
    器固定手段を有する構成であることを特徴とする請求項
    1に記載の医療用携帯型酸素濃縮器の携帯カート。
  3. 【請求項3】 携帯カートにバッテリーを搭載する位置
    は、該携帯カートに搭載する酸素濃縮器よりも下方にす
    ることにより該携帯カートの重心を低くする構成である
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の医療
    用携帯型酸素濃縮器の携帯カート。
JP31267993A 1993-11-17 1993-11-17 医療用携帯型酸素濃縮器の携帯カート Pending JPH07136272A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2009066657A1 (ja) * 2007-11-22 2009-05-28 Terumo Kabushiki Kaisha 酸素濃縮装置
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