JPH0713541B2 - 給湯機の水量制御装置 - Google Patents
給湯機の水量制御装置Info
- Publication number
- JPH0713541B2 JPH0713541B2 JP62269609A JP26960987A JPH0713541B2 JP H0713541 B2 JPH0713541 B2 JP H0713541B2 JP 62269609 A JP62269609 A JP 62269609A JP 26960987 A JP26960987 A JP 26960987A JP H0713541 B2 JPH0713541 B2 JP H0713541B2
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- JP
- Japan
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- water
- temperature
- hot water
- amount control
- control valve
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はガス瞬間式給湯機等の出湯量を制御する水量制
御装置に関するものである。
御装置に関するものである。
従来の技術 従来のこの種の制御装置は、出湯温度が設定温度となる
よう燃焼量を調節する燃料調節弁（例えばガス比例制御
弁）を備えている。
よう燃焼量を調節する燃料調節弁（例えばガス比例制御
弁）を備えている。
また給湯機の最大能力以上の熱負荷が要求された場合に
は出湯温度が低下するので、これらを防止するために最
大能力を越える熱負荷要求がある場合には自動的に給水
量を絞る水量制御弁が設けられている。
は出湯温度が低下するので、これらを防止するために最
大能力を越える熱負荷要求がある場合には自動的に給水
量を絞る水量制御弁が設けられている。
さらに、給湯開始時の温度上昇速度を早めるために、出
湯開始後所定の期間にわたって水量を入水量よりも少な
くするようになっていた。（例えば、実開昭61−15447
号公報） 発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、入水温度や設定温
度によっては、出湯温度が設定温度を越える、いわゆる
オーバシュート状態になり、給湯開始時に高温のお湯に
なる問題がある。
湯開始後所定の期間にわたって水量を入水量よりも少な
くするようになっていた。（例えば、実開昭61−15447
号公報） 発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、入水温度や設定温
度によっては、出湯温度が設定温度を越える、いわゆる
オーバシュート状態になり、給湯開始時に高温のお湯に
なる問題がある。
本発明はかかる従来の問題を解消するもので、給湯機の
最大能力水量で給湯運転を開始することを目的とする。
最大能力水量で給湯運転を開始することを目的とする。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の給湯機の水量制御
装置は、給湯機の初期運転停止時の水量制御弁開度を次
の再出湯運転時で保持し、かつ前記期間中に温度設定変
更が生じた時のみ水量制御弁を初期開度位置へ制御する
という構成を備えたものである。
装置は、給湯機の初期運転停止時の水量制御弁開度を次
の再出湯運転時で保持し、かつ前記期間中に温度設定変
更が生じた時のみ水量制御弁を初期開度位置へ制御する
という構成を備えたものである。
作用 本発明は上記した構成によって、シャワー使用時など一
担給湯運転を中断して再使用する場合、出湯温度の低下
を防止し、かつ出湯温度のオーバシュート状態を抑制す
ることができるのである。
担給湯運転を中断して再使用する場合、出湯温度の低下
を防止し、かつ出湯温度のオーバシュート状態を抑制す
ることができるのである。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。
る。
第１図は本発明の一実施例である給湯機の制御系統図
で、１は熱交換器、２は熱交換器１を加熱するバーナで
加熱された温水は給湯カラン３を介して給湯される。４
は熱交換器１で加熱された温水温度を検出する出湯温度
検出器、５は前記バーナ２に供給するガス量を調節する
燃料調節器、６は温度設定器、７は燃焼量制御手段で前
記温度設定器６で設定された温度になるよう出湯温度検
出器４の検出温度をフィードバックして燃料調節器５を
制御する。燃焼量制御手段７は一般的な比例、積分、微
分制御のPIDフィードバック制御で構成する。
で、１は熱交換器、２は熱交換器１を加熱するバーナで
加熱された温水は給湯カラン３を介して給湯される。４
は熱交換器１で加熱された温水温度を検出する出湯温度
検出器、５は前記バーナ２に供給するガス量を調節する
燃料調節器、６は温度設定器、７は燃焼量制御手段で前
記温度設定器６で設定された温度になるよう出湯温度検
出器４の検出温度をフィードバックして燃料調節器５を
制御する。燃焼量制御手段７は一般的な比例、積分、微
分制御のPIDフィードバック制御で構成する。
８は熱交換器１に給水する水温を検出する入水温度検出
器、９は同給水量を検出する水量検出器、10は同給水量
を制御する水量制御弁であり駆動モータ11によって開弁
方向と絞り方向に駆動する。12は水量制御弁10の最大開
度位置でオンする最大開度検出スイッチ、13は水量制御
弁10を制御する水量制御手段で、第２図に示す制御内容
を実行する。第２図はマイクロコンピュータ等で構成し
た場合の動作フローチャートで示す。
器、９は同給水量を検出する水量検出器、10は同給水量
を制御する水量制御弁であり駆動モータ11によって開弁
方向と絞り方向に駆動する。12は水量制御弁10の最大開
度位置でオンする最大開度検出スイッチ、13は水量制御
弁10を制御する水量制御手段で、第２図に示す制御内容
を実行する。第２図はマイクロコンピュータ等で構成し
た場合の動作フローチャートで示す。
第２図において、ステップP1では温度設定器６で設定さ
れる設定温度Tsと入水温度検出器８で検出した入水温度
Tiと給湯機の加熱能力QGから能力水量FLmaxを下記の式
で求める。
れる設定温度Tsと入水温度検出器８で検出した入水温度
Tiと給湯機の加熱能力QGから能力水量FLmaxを下記の式
で求める。
FLmax＝QG/Ts−Ti ステップP2では能力水量FLmaxと熱交換器１に給水して
いる水量を水量検出器９で検出した給水量FLとの偏差水
量ΔfLを求める。すなわちΔfL＝FLmax−FLとなる。
いる水量を水量検出器９で検出した給水量FLとの偏差水
量ΔfLを求める。すなわちΔfL＝FLmax−FLとなる。
ステップP3では前記ΔfLが規定内xlにあれば水量制御弁
10を駆動するモータ11への通電をステップP4で停止す
る。ΔfLが規定以上であればステップP5でΔfLの符号に
応じて水量制御弁10の開閉方向を判定する。すなわちΔ
fLの符号がの時はFLmax＜FLの状態で給水量が能力水
量を越えており、水量制御弁10を絞るべく弁閉信号をス
テップP6で出力する。またΔfLの符号がの時は、FLma
x＜FLの状態で給水量FLが能力水量FLmaxより小さい状態
である。これは使用者が給湯カラン３を調節している場
合もある。従ってステップP7で水量制御弁10が最大開度
で最大開度検出スイッチ12がオンしていればモータ11へ
の通電を停止し、そうでなければステップP8で水量制御
弁10の開度を大きくすべく弁開信号を出力する。
10を駆動するモータ11への通電をステップP4で停止す
る。ΔfLが規定以上であればステップP5でΔfLの符号に
応じて水量制御弁10の開閉方向を判定する。すなわちΔ
fLの符号がの時はFLmax＜FLの状態で給水量が能力水
量を越えており、水量制御弁10を絞るべく弁閉信号をス
テップP6で出力する。またΔfLの符号がの時は、FLma
x＜FLの状態で給水量FLが能力水量FLmaxより小さい状態
である。これは使用者が給湯カラン３を調節している場
合もある。従ってステップP7で水量制御弁10が最大開度
で最大開度検出スイッチ12がオンしていればモータ11へ
の通電を停止し、そうでなければステップP8で水量制御
弁10の開度を大きくすべく弁開信号を出力する。
前記ステップP6,P8を実行した時はステップP9で水量制
御実行フラグを立てる。
御実行フラグを立てる。
上記の処理手段によって給湯機の最大能力に応じた給水
量制御が可能になり、出湯温度の低下が防止できる。
量制御が可能になり、出湯温度の低下が防止できる。
次にステップP10で通常の給湯運転を停止した時、ステ
ップP11で前記ステップP9でセットされた水量制御実行
フラグを判定する。この時、水量制御が実行されておれ
ばステップP12に進み温度設定器６で設定される設定温
度Tsが変更されなければそれまでの水量制御弁開度を保
持して次回の再出湯運転に備える。
ップP11で前記ステップP9でセットされた水量制御実行
フラグを判定する。この時、水量制御が実行されておれ
ばステップP12に進み温度設定器６で設定される設定温
度Tsが変更されなければそれまでの水量制御弁開度を保
持して次回の再出湯運転に備える。
すなわち、シャワー使用時などに於いて、水量制御が作
動した状態で一時出湯を中断し再出湯をする時に、出湯
温度の低下を防止することができる。
動した状態で一時出湯を中断し再出湯をする時に、出湯
温度の低下を防止することができる。
また前記使用中断中に設定温度Tsが変更された場合に
は、水量制御弁10の弁開度を初期値に制御して出湯温度
のオーバシュートを防ぐ。ステップP13,P14,P15にその
動作を示す。
は、水量制御弁10の弁開度を初期値に制御して出湯温度
のオーバシュートを防ぐ。ステップP13,P14,P15にその
動作を示す。
上記構成において、再出湯時の給水量を前回使用時の値
に保持するため出湯温度の低下が抑制できるという効果
がある。
に保持するため出湯温度の低下が抑制できるという効果
がある。
発明の効果 以上のように本発明の給湯機の水量制御装置によれば次
の効果が得られる。
の効果が得られる。
（１） 給湯機の最大能力以上の熱負荷状態で、給水量
が能力水量まで絞られて使用された後の再出湯使用まで
水量制御弁の開度を保持するようにしているので、再出
湯時の出湯温低下が抑制できるとともに、設定温度変更
が生じた時のみ水量制御弁を初期開度にセットして待機
することにより、常に給湯機の最大能力方向から水量を
絞るため給湯カランの出湯違和感もなく、出湯温度のオ
ーバシュート状態を軽減できるという効果がある。
が能力水量まで絞られて使用された後の再出湯使用まで
水量制御弁の開度を保持するようにしているので、再出
湯時の出湯温低下が抑制できるとともに、設定温度変更
が生じた時のみ水量制御弁を初期開度にセットして待機
することにより、常に給湯機の最大能力方向から水量を
絞るため給湯カランの出湯違和感もなく、出湯温度のオ
ーバシュート状態を軽減できるという効果がある。
第１図は本発明の一実施例における給湯機の水量制御装
置の制御系統図、第２図は同水量制御手段の動作を示す
動作フローチャートである。 １……熱交換器、２……バーナ、６……温度設定器、７
……燃焼量制御手段、10……水量制御弁、12……最大開
度検出スイッチ、13……水量制御手段。
置の制御系統図、第２図は同水量制御手段の動作を示す
動作フローチャートである。 １……熱交換器、２……バーナ、６……温度設定器、７
……燃焼量制御手段、10……水量制御弁、12……最大開
度検出スイッチ、13……水量制御手段。
Claims (1)
- 【請求項１】熱交換器と、熱交換器を加熱するバーナ
と、前記熱交換器の出口温度を検出して設定温度を得る
べく燃焼量を調節する燃焼量制御手段と、前記熱交換器
の給水路中に設け給水量を制御する水量制御弁と、出湯
温度を設定する温度設定器と、前記燃焼量制御手段で設
定温度に到達しない最大能力以上の熱要求負荷がある時
には前記水量制御弁を能力水量まで絞り、給湯運転停止
後から次の再出湯運転時までは給湯運転停止時の水量制
御弁開度を保持し、かつ前記期間中に温度設定器の設定
温度が変更された場合には水量制御弁を最大開度に制御
する水量弁制御手段とを有する給湯機の水量制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62269609A JPH0713541B2 (ja) | 1987-10-26 | 1987-10-26 | 給湯機の水量制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62269609A JPH0713541B2 (ja) | 1987-10-26 | 1987-10-26 | 給湯機の水量制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01111160A JPH01111160A (ja) | 1989-04-27 |
| JPH0713541B2 true JPH0713541B2 (ja) | 1995-02-15 |
Family
ID=17474739
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62269609A Expired - Fee Related JPH0713541B2 (ja) | 1987-10-26 | 1987-10-26 | 給湯機の水量制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0713541B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8181947B2 (en) * | 2005-03-31 | 2012-05-22 | Piolax Inc. | Spring assembly |
| JP4735009B2 (ja) * | 2005-04-05 | 2011-07-27 | 日産自動車株式会社 | 自動変速機搭載車両の制御装置 |
-
1987
- 1987-10-26 JP JP62269609A patent/JPH0713541B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01111160A (ja) | 1989-04-27 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |