JPH0713531A - 表示モード切り替え機能を有した表示制御システム - Google Patents

表示モード切り替え機能を有した表示制御システム

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JPH0713531A
JPH0713531A JP5156833A JP15683393A JPH0713531A JP H0713531 A JPH0713531 A JP H0713531A JP 5156833 A JP5156833 A JP 5156833A JP 15683393 A JP15683393 A JP 15683393A JP H0713531 A JPH0713531 A JP H0713531A
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JP
Japan
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display
mode
register
memory
crt
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Application number
JP5156833A
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English (en)
Inventor
Hajime Shimamoto
肇 島本
Hiroteru Yoshida
浩輝 善田
Keiichi Uehara
啓市 上原
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】LCDモード、同時表示モード、CRTモード
をキーボード入力により切り替えるポータブルコンピュ
ータにおいて、モードに応じてVRAMのブロック転送
を行う。 【構成】表示モードがモノクロLCDのLCDモードま
たはCRTモードのときに、キーボードのホットキーに
より同時表示モードが選択されると、VRAMを構成す
るバンクBに格納されているプレーン1およびプレーン
3の内容をバンクAに転送し、バンクBをフレームメモ
リとして使用する。LCDを使用しているときに、SV
GAが選択されると、表示装置を自動的にLCDからC
RTに切り替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ラップトップタイプ
またはノートブックタイプのパーソナルポータブルコン
ピュータに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯可能なラップトップタイプま
たはノートブックタイプのパーソナルポータブルコンピ
ュータが種々開発されている。このようなポータブルコ
ンピュータでは、通常モノクロLCD(LiquidC
rystal Display)等のフラットパネルデ
ィスプレイを標準装備し、オプションでCRT(Cat
hode Ray Tube)ユニットを接続可能に構
成されているものが多い。また、グラフィックサブシス
テムとしてVGA(Video Graphics A
rray)やSVGA(SuperVideo Gra
phics Array)等が開発されている。
【0003】このような、表示装置を駆動するCRTコ
ントローラは、モノクロLCDモード、同時表示モー
ド、およびCRTモードに応じて選択的にLCDおよび
/またはCRT駆動できるように構成されている。この
ようなCRTコントローラとしては、例えば、米国We
stern Digital Corporation
の”WD90C26A Integrated Low
Power VGALCD Controller
with Simultaneous Displa
y”がある。このCRTコントローラを用いた場合、図
8に示すようにビデオメモリはバンクAとバンクBに分
かれており、バンクAメモリの半分がプレーン0および
プレーン2にアサインされ、残りの半分は未使用であ
る。また、バンクBメモリの半分がプレーン1およびプ
レーン3にアサインされ、残りの半分が未使用である。
【0004】さらに、デュアルディスプレイモードのと
きは、別途フレームメモリを用いてCRT用表示タイミ
ングをLCD用表示タイミングに変換している。また、
上記SVGAモードは、512KBのビデオメモリを必
要とする。したがって、フレームメモリの他に別途51
2KBのビデオメモリが必要となり、ハードウエア構成
が大きくなり、小型、軽量、かつバッテリ駆動されるポ
ータブルコンピュータにおいては、大きな問題となる。
【0005】また、従来、SVGA等の高解像度表示モ
ードを使用する場合には、一旦セットアッププログラム
等によりLCDをCRTに切り替えた後、高解像度表示
モードを設定する必要があり、オペレータにとっては手
間のかかる作業であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】表示デバイスにモノク
ロLCD等のフラットパネルを採用し、オプションでC
RTが接続可能なポータブルコンピュータにおいて、L
CDとCRTの同時表示を行う場合には、フレームメモ
リとして付加的なメモリが必要となる。すなわち、CR
Tコントローラから出力されるCRTの表示タイミング
信号を用いて、LCDを直接駆動することはできない。
このため、CRT用の表示タイミングでフレームメモリ
に一旦表示データを書き込み、LCD用の表示タイミン
グで表示データを読みだすことにより、LCDに表示し
ている。
【0007】また、LCDモード、同時表示モード、C
RTモードの切り替えは、システムのセットアッププロ
グラムにより切り替えている。このため、アプリケーシ
ョン実行中でも表示モードを瞬時に切り替えることので
きるポータブルコンピュータが望まれている。
【0008】この発明の目的は、モノクロLCD等のフ
ラットパネルを標準で装備し、オプションでCRTが接
続可能であるとともに、フレームメモリ等の付加的なメ
モリを必要とせずに、LCDモード、同時表示モード、
CRTモードをキーボード入力により切り替えるポータ
ブルコンピュータにおいて、上記モードに応じてVRA
Mのブロック転送を行うことにより、VRAMの一部を
フレームメモリとして使用可能なポータブルコンピュー
タを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段および作用】上記目的を達
成するために、この発明によれば、フラットパネルディ
スプレイを標準装備し、オプションでCRT表示装置が
接続可能な表示制御システムにおいて、前記フラットパ
ネルディスプレイおよび/またはCRT表示装置を制御
する表示制御手段と、前記フラットパネルディスプレイ
および/またはCRT表示装置に表示するデータを格納
する表示メモリ手段と、前記フラットパネルディスプレ
イにデータを表示するフラットパネルディスプレイモー
ド、前記CRT表示装置にデータを表示するCRTモー
ド、および前記フラットパネルディスプレイとCRT表
示装置の両方に同時にデータを表示する同時表示モード
のいずれかを選択するための入力手段と、前記入力手段
により前記フラットパネルディスプレイモード、CRT
モード、および同時表示モードのいずれかが選択された
とき、必要に応じて前記表示メモリ手段に格納されてい
る表示データの転送を行う手段とを備えている。
【0010】したがって、SVGAが使用可能なCRT
モードでは、SVGA用にメモリを増設することなく、
図2に示すようなバンクAメモリおよびバンクBメモリ
の未使用部分を使用し、さらに、デュアルディスプレイ
モードでは、図3に示すようにバンクBのバッファをフ
レームメモリとして使用することにより、メモリを増設
することなくSVGAモードに対応できると共に、LC
Dモードまたはデュアルディスプレイモードの選択に応
じて臨機応変にフレームメモリを構築することができ
る。
【0011】この発明の第2の特徴によれば、フラット
パネルディスプレイを標準装備し、オプションでCRT
表示装置を接続可能であり、標準解像度表示モードと、
前記フラットパネルディスプレイでは表示不可能な高解
像度表示モードとを有した表示制御システムにおいて、
前記フラットパネルディスプレイに対して電力を供給す
る手段と、前記高解像度表示モードを指定する手段と、
前記高解像度表示モードの指定を判断する手段と、前記
高解像度表示モードが指定されたことを判断したとき、
前記CRT表示装置を高解像度表示モードに設定する手
段と、前記高解像度表示モードが指定されたことを判断
したとき、前記フラットパネルディスプレイに対する電
力供給を停止する手段、および前記高解像度表示モード
でCRT表示装置に表示を行う表示制御手段とを備えて
いる。
【0012】従って、LCDを標準装備し、オプション
でCRT表示装置が接続可能なポータブルコンピュータ
において、ユーザがSVGAモードを指定したとき、ユ
ーザは、表示装置をLCDからCRTに切り替える手間
がかからず、操作が簡単となる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の実施例を説
明する。図1には、この発明の一実施例に係わるポータ
ブルコンピュータのシステム構成が示されている。この
ポータブルコンピュータは、ラップトップタイプまたは
ノートブックタイプのパーソナルポータブルコンピュー
タであり、ISA(Industry StandardArchitecture
)仕様のシステムバス(ISA−BUS)11、キー
ボードインターフェースバス(KBC−BUS)13、
および電源インターフェースバス(PSC−BUS)1
4を備えている。
【0014】システムバス(ISA−BUS)11に
は、CPU21、およびI/Oコントローラ22が接続
されている。CPU21としては、例えば米インテル社
により製造販売されているマイクロプロセッサ8048
6SXが適用できる。また、I/Oコントローラは、東
芝社製スーパーインテグレーションチップで構成されて
いる。
【0015】CPU21は、システム全体の制御を司る
ためのものであり、システムメモリ23に格納された処
理対象のプログラムを実行する。また、このCPU21
は、各種I/Oをアイドル時にパワーダウンするといっ
た低消費電力のためのパワー管理機能を有している。こ
のパワー管理機能は、システム管理割り込み(SMI;
(System Management Interrupt)と称されてい
る割り込み処理によって実行される。CPU21の持つ
割り込みには、SMIの他、マスク不能割り込み(NM
I;Non−Maskable Interrupt)、およびマスク可能
割り込み(INTR;Maskable Interrupt)があ
る。SMIは、マスク不能割り込みの一種であるが、前
述のNMIやINTRよりも優先度の高い、最優先度の
ハードウェア割り込みであり、CPU21の割り込み要
求入力SMIをアクティブにすることによって起動され
る。同様に、マスク不能割り込み、およびマスク可能割
り込みも、CPU21の図示しない割り込み要求入力N
MI、INTRをアクティブにすることによってそれぞ
れ起動されるものである。
【0016】このSMIによる割り込み処理は、パワー
管理のための機能だけでなく、後述するホットキー処理
等の拡張機能を実行する際にも利用される。I/Oコン
トローラ22は、CPUおよびメモリサポート機能を実
現するための専用ロジックであり、シリアルポート41
に接続されるI/O機器等の制御、およびプリンタポー
ト(EPP;Enhanced Printer Port )43に接続
される外部プリンタの制御を行なう。また、このI/O
コントローラ22には、直接メモリアクセス制御のため
のDMAコントローラが2個、割り込みコントローラ
(PIC;Programmable Interrupt Controller
)が2個、タイマ(PIT;Programmable Interval
Timer )が2個、シリアルI/Oコントローラ(S
IO;Serial Input/Output Controller )が2
個、リアルタイムクロック(RTC;Real Time Clo
ck)が1個内蔵されている。リアルタイムクロックは、
独自の動作用電池を持つ時計モジュールであり、その電
池から常時電源が供給されるCMOS構成のスタティク
RAM(以下、CMOSメモリと称する)を有してい
る。こCMOSメモリは、システム構成を示すセットア
ップ情報の格納等に利用される。
【0017】CPU21およびI/Oコントローラ22
間の通信は、システムバス(ISA−BUS)11、ま
たはCPU21とI/Oコントローラ22間に設けられ
た専用のインターフェース線を介して実行される。CP
U21とI/Oコントローラ22間のインターフェース
信号には、例えば、CPU21のSMI機能を制御する
ための信号等が含まれている。
【0018】すなわち、CPU21の割り込み要求入力
SMIには、ANDゲートG1を介して、I/Oコント
ローラ22またはステータスLCD制御ゲートアレイ
(SLCDC GA)26から出力されるアクティブロ
ーのSMI信号が供給される。ステータスLCD制御ゲ
ートアレイ(SLCDC GA)26からのSMI信号
は、後述するホットキー処理や機能拡張に伴う他の特殊
処理をCPU21に要求するときに発生されるものであ
り、またI/Oコントローラ22からのSMI信号はタ
イマによる時間監視等によってI/Oのパワーダウンの
必要性が検出された時などに発生される。
【0019】ここで、ホットキーとは、システム動作環
境の設定/変更等の特殊機能の実行をCPU21に対し
て直接的に要求するためのキーであり、キーボード51
上の特定の幾つかのキーがそのホットキーとして割り当
てられている。例えば、LCD/CRT表示の切り替え
機能にはFn+F5キーが使用される。このホットキー
が操作されると、CPU21によって提供されるシステ
ム動作環境の設定/変更に係わる幾つかの機能が直接呼
び出され、実行される。このホットキー処理において
は、システムバス(ISA−BUS)11を介した通常
のキーデータ送信を行なわずに、CPU21にSMIが
発行され、キーボードインターフェースバス(KBC−
BUS)13およびステータスLCD制御ゲートアレイ
(SLCDGA)を通じてそのホットキーのキーデータ
がCPU21に送られる。
【0020】ホットキーにより呼び出すことができるC
PU21の機能としては、、インスタントセキュリティ
機能、パワーセーブモードの切り替え機能、レジューム
/ブートモードの切り替え機能、LCD/CRT表示の
切り替え機能、LCDパネルの黒白反転表示機能等があ
る。これら機能は、後述するBIOS−ROM25に格
納されているプログラムによって提供されるものである
が、どのプログラムを実行するかは、SMIによって起
動されるSMI処理プログラムによって振り分けられ
る。SMI処理プログラムはメモリ常駐終了型のプログ
ラムであるため、アプリケーションプログラムの実行中
であっても、押下されたホットキーに対応する機能を即
時に呼び出すことができる。
【0021】また、ホットキーにより呼び出すことがで
きる機能には、CPU21ではなく、ハードウェアによ
って直接実行・制御される機能もある。この機能には、
後述するキーボードコントローラ(KBC)30によっ
て実行されるもの、電源コントローラ(PSC)46に
よって実行されるものがある。キーボードコントローラ
(KBC)30によって提供されるのは、キーボード5
1上の一部のキーを矢印キーにオバーレイして使用する
“Arrow”モードの設定機能、キーボード51上の
一部のキ−をテンキーにオバーレイして使用する“Nu
meric”モードの設定機能、キーボード51の“S
croll Lock”モードの設定機能である。電源
コントローラ(PSC)46によって提供されるのは、
LCDパネル49のコントラスト/輝度の調整機能、お
よび図示しないスピーカーの音量調整機能である。
【0022】CPU21のローカルバスには、システム
メモリ23と、オプションのDRAMカード24が接続
される。システムメモリ23は、このシステムのメイン
メモリとして利用されるものであり、処理対象となるプ
ログラムおよびデータ等が格納される。このシステムメ
モリ23は、標準で4Mバイトの記憶容量を有してい
る。DRAMカード24は、このコンピュータシステム
の拡張メモリとして使用されるものであり、コンピュー
タ本体に設けられた88ピンの専用カードスロットにオ
プション接続される。このDRAMカード24には、2
Mバイト、4Mバイト、8Mバイト、16Mバイト等の
種類がある。
【0023】また、システムバス(ISA−BUS)1
1には、BIOS−ROM25が接続されている。この
BIOS−ROM25は、基本入出力プログラム(BI
OS;Basic I/O System )を記憶するためのも
のであり、プログラム書き替えが可能なようにフラッシ
ュメモリ(FLASH MEM)によって構成されてい
る。基本入出力プログラムには、図4、図5、および図
7に示すプログラムを始め、電源投入時の初期化処理の
ためのプログラムや、各種入出力装置を制御するための
ドライバプログラム、ホットキー操作に関係する処理を
行なうためのプログラム等が含まれている。
【0024】システムバス(ISA−BUS)11に
は、さらに、ステータスLCD制御ゲートアレイ(SL
CDC GA)26、フロッピーディスクコントローラ
(FDC)27、PCMCIAゲートアレイ(PCMC
IA GA)28、キーボードコントローラ(KBC)
30、拡張ユニット(Desk Station)が装着可能な
拡張コネクタ31、およびハードディスクドライブ(H
DD)42が接続されている。
【0025】ステータスLCD制御ゲートアレイ(SL
CDC GA)26は、ステータスLCD44の表示制
御、キーボードコントローラ(KBC)30との通信、
および電源コントローラ(PSC)46との通信を行な
う。ステータスLCD44の表示制御においては、ステ
ータスLCD制御ゲートアレイ(SLCDC GA)2
6は、バッテリ動作残り時間や、ホットキー操作によっ
て設定/変更可能な各種動作環境状態等をステータスL
CD44に表示する。この場合、バッテリ動作残り時間
は数字によって表示され、他の動作環境状態はアイコン
によって表示される。また、バッテリ動作残り時間の代
わりに、バッテリ残り容量をパーセント表示することも
できる。動作残り時間を表示するか残り容量をパーセン
ト表示するかは、CMOSメモリのセットアップ情報を
変更することによって選択することができる。
【0026】ステータスLCD44は、このポータブル
コンピュータの各種動作状態、つまり前述のバッテリ動
作残り時間や各種動作モードの設定状態を表示のために
設けられた状態表示専用の液晶サブディスプレイであ
る。
【0027】ステータスLCD制御ゲートアレイ(SL
CDC GA)26とキーボードコントローラ(KB
C)30間の通信は、CPU21とキーボードコントロ
ーラ(KBC)30間の各種制御情報の転送を高速実行
するために行なわれるものであり、その通信には専用の
キーボードインターフェースバス(KBC−BUS)1
3が利用される。すなわち、ステータスLCD制御ゲー
トアレイ(SLCDCGA)26は、CPU21とキー
ボードコントローラ(KBC)30間で授受される制御
情報を一時的に保持する複数のレジスタ群を有してお
り、キーボードコントローラ(KBC)30はキーボー
ドインターフェースバス(KBC−BUS)13を介し
てそのレジスタ群をリード/ライトし、CPU21はシ
ステムバス11を介してこれらレジスタ群をリード/ラ
イトする。このレジスタ群には、前述のSMI信号をA
NDゲートG1に供給するために使用されるレジスタ
や、キーボードコントローラ(KBC)30から送信さ
れるホットキーのキーデータを保持するレジスタ(Fn
ステータスレジスタ)も含まれている。
【0028】ステータスLCD制御ゲートアレイ(SL
CDC GA)26と電源コントローラ(PSC)46
との通信は、CPU21と電源コントローラ(PSC)
46間の各種制御情報の転送を高速実行するために行な
われるものであり、その通信には専用の電源インターフ
ェースバス(PSC−BUS)14が利用される。すな
わち、ステータスLCD制御ゲートアレイ(SLCDC
GA)26は、CPU21と電源コントローラ(PS
C)46間で授受される制御情報を一時的に保持するI
/Oレジスタ群を有しており、電源コントローラ(PS
C)46は、電源インターフェースバス(PSC−BU
S)14を介して、対応するレジスタ群をリード/ライ
トする。CPU21は、システムバス11を介してこれ
らレジスタ群をリード/ライトする。電源コントローラ
(PSC)46によるホットキー処理の機能は、ステー
タスLCD制御ゲートアレイ(SLCDC GA)26
のFnステータスレジスタのキーデータを電源インター
フェースバス(PSC−BUS)14を介して読みとる
ことによって実行される。
【0029】フロッピーディスクコントローラ(FD
C)27は、3.5インチ、750K/1.44Mバイ
トの2モードのフロッピーディスクドライブ(FDD)
45を制御するためのものであり、可変周波数発振器
(VFO)を内蔵している。
【0030】PCMCIAゲートアレイ(PCMCIA
GA)28は、PCMCIAスロット48a,48b
にオプション装着される68ピンのPCMCIA(Per
sonal Computer Memory Card International Ass
ociatuon)カードのリード/ライト制御、およびキーボ
ードコントローラ(KBC)30との通信を行なう。ま
た、このPCMCIAゲートアレイ(PCMCIA G
A)28には、EEPROM29とのインターフェース
ロジック、およびセキュリティ機能を実現するためのロ
ジックも含まれている。
【0031】2つのPCMCIAスロット48a,48
bの内、スロット48aは、全タイプのカード、即ち1
8mm厚のThickタイプ、10.5mm厚のタイプ
3、5.0mm厚のタイプ2、及び3.3mm厚のタイ
プ1の4種類のPCMCIAカードをサポートし、スロ
ット48bは、5.0mm厚または3.3mm厚のタイ
プ2、タイプ1の2種類のPCMCIAカードをサポー
トする。ここで、サイズの小さい5.0mm厚または
3.3mm厚のPCMCIAカードは、セキュリティカ
ードとして使用される。PCMCIAゲートアレイ(P
CMCIA GA)28のセキュリティ機能は、セキュ
リティカードからリードした暗証番号とEEPROM2
9の暗証番号の検証等を行ない、一致した場合のみシス
テムの起動を許可するといった処理を行なう。
【0032】また、セキュリティ機能には、インスタン
トセキュリティと称される機能もある。このインスタン
トセキュリティ機能は、キーボードコントローラ(KB
C)30からの所定のホットキー処理の指示に応答し
て、LCDパネル49の表示画面の消灯やキーボード5
1のキーロック等の処理を行なうためのものであり、ユ
ーザによるキーボード51のキー操作で所定のパスワー
ドが入力された際に元の状態に復帰される。このときの
パスワード検証は、キーボードコントローラ(KBC)
30がPCMCIAゲートアレイ(PCMCIA G
A)28のレジスタからパスワードをリードし、それを
キー入力されたパスワードと比較することによって実行
される。検証結果は、PCMCIAゲートアレイ(PC
MCIA GA)28のレジスタを介して例えばSMI
によってCPU21に送られる。
【0033】キーボードコントローラ(KBC)30
は、コンピュータ本体に組み込まれている標準装備の内
蔵キーボード51を制御するためのものであり、内蔵キ
ーボード51のキーマトリクスをスキャンして押下キー
に対応する信号を受けとり、それを所定のキーコード
(スキャンコード)に変換する。この場合、内蔵キーボ
ード51上に設けられているホットキーに対応するキー
コードは、キーボードインターフェースバス(KBC
BUS)13を介してステータスLCD制御ゲートアレ
イ(SLDC GA)26に送られ、そしてSMIによ
ってCPU21に送信される。一方、ホットキー以外の
他のキーコードは、通常通り、システムバス(ISA−
BUS)11を介してINTRによってCPU21に送
信される。また、キーボードコントローラ(KBC)3
0は、オプション接続されるマウス42、外部キーボー
ド53を制御する機能も有している。
【0034】拡張コネクタ31には、拡張ユニット(D
esk Station)が接続可能であり、拡張ユニットに通信
ボード等の各種拡張ボードを装着することによって、機
能拡張することができる。ハードディスクドライブ(H
DD)42は、IDE(Integrated Drive Electro
nics)インターフェースを有し、CPU21によって直
接的にアクセス制御される。このハードディスクドライ
ブ(HDD)42は、2.5インチ、120M/200
Mバイトの記憶容量を持つ。
【0035】システムバス(ISA−BUS)11に
は、VGA(Video Graphics Array)仕様に準拠し
た表示コントローラ(以下、VGAコントローラと称す
る)32が接続されている。このVGAコントローラ3
2は、標準装備されているモノクロ階調表示またはカラ
ー表示のバックライト付きLCDパネル49、およびオ
プション接続されるカラーCRT50を表示制御するた
めのものであり、システムバス(ISA−BUS)11
を介してCPU21から画像データを受けとり、それを
画像メモリ(VRAM)33に描画する。LCDパネル
49の輝度・コントラストは、キーボード51からのホ
ットキー操作によって調整されるように構成されてい
る。
【0036】さらに、このシステムには、電源コントロ
ーラ(PSC)46、および電源回路(PS)47が設
けられている。電源コントローラ(PSC)46は、C
PU21からの指示に応じて電源回路47から各ユニッ
トへの電源電圧供給を制御するためのものであり、CP
U21との通信は、電源インターフェースバス(PSC
−BUS)14、およびステータスLCD制御ゲートア
レイ(SLCDC GA)26のレジスタを介して行な
われる。また、電源コントローラ(PSC)46は、ス
テータスLCD制御ゲートアレイ(SLCDC GA)
26のFnステータスレジスタに入力されるキーデータ
にしたがって、LCDパネル49の輝度/コントラスト
調整や、スピーカ音量調整等のホットキー処理も実行す
る。電源回路47は、このコンピュータ本体に内蔵され
るバッテリまたはACアダプタを介して供給される外部
電源から、各ユニットに供給するための所定電圧値の内
部電源を生成する。また、電源回路47はこのコンピュ
ータの電源スイッチがOFFされた場合でもバックアッ
プ電源BKを発生し、各ユニットに供給する。
【0037】以下、モードの切り替えについて、図4に
示すフローチャートを参照して説明する。CPU21
は、図4のステップA1において、キーボード51のF
n+F5キーが押されたかどうか判断する。押されたと
判断すると、CPU21はステップA3において、現在
のモードがLCDモードかどうか判断する。現在のモー
ドがLCDモードであると判断すると、CPU21はス
テップA7において、LCDがカラーLCDかモノクロ
LCDかを判断する。カラーLCDであると判断する
と、CPU21は、ステップA9において、PR18の
ビット7を”0”にセットする。PR18は、フラット
パネルステータスレジタであり、ビット7が”0”のと
き、内部DACがイネーブルとなり、”1”のときディ
スエーブルとなる。
【0038】他方、ステップA7において、モノクロL
CDであると判断すると、CPU21はステップA11
において、VRAM転送処理を行い、さらにステップA
13において、デュアルモードのレジスタ設定を行う。
VRAM転送処理およびデュアルモードのレジスタ設定
についての詳細は、後述する。
【0039】ステップA5において、現在の表示モード
がデュアルモード(LCDとCRTの同時表示モード)
であると判断すると、CPU21はステップA15にお
いて、表示装置がカラーLCDか、モノクロLCDかを
判断する。モノクロLCDであると判断すると、CPU
21はステップA19において、VRAMの逆転送処理
を行う。さらに、ステップA21において、CRTモー
ドのレジスタ設定を行い、ステップA23において、C
RTCをリードし、そのままライトする。
【0040】また、ステップA15において、カラーL
CDであると判断すると、ステップA17において、B
IOSに電源コマンドをLCDに送ってバックライト用
電源をオフし、上述したステップA21およびA23を
実行する。SHADOWレジスタは、フラットパネルデ
ィスプレイ用の表示制御レジスタであり、アプリケーシ
ョンプログラムがCRTC内のレジスタにデータを書こ
うとしたときに、それをBIOSが検知し、フラットパ
ネルディスプレイ用の表示制御データをSHADOWレ
ジスタに書く。SHADOWレジスタの詳細については
後述する。
【0041】ステップA7において、現在の表示モード
がCRTモードであると判断すると、CPU21は、ス
テップA9において、表示装置がカラーLCDか、モノ
クロLCDかを判断する。モノクロLCDであると判断
すると、CPU21は、ステップA29において、モノ
クロLCDのレジスタ設定を行う。さらに、ステップA
31において、SHADOWレジスタを設定し、ステッ
プA33において、電源コマンドをLCDに送って、バ
ックライト用電源をオンにする。また、ステップA9に
おいて、カラーLCDであると判断した場合には、ステ
ップA27において、TFTカラーLCDのレジスタ設
定を行い、さらに上述したステップA31およびA33
を実行する。
【0042】図2および図3からわかるように、モノク
ロLCDを使用したマシンでは、1.LCDモードから
デュアルディスプレイモードおよび2.デュアルディス
プレイモードからCRTモードに表示を切り替える際に
プレーン1、3にあたるデータ128KB分を転送する
必要がある。この場合、どの画面モードであっても強制
的にプレーンモード(モード10(640x350ドッ
ト)や12(640x480ドット))のメモリマップ
に設定し、VRAM転送が行われる。
【0043】以下、VRAMの転送処理について、図5
に示すフローチャートを参照して説明する。ステップS
1において、CPU21は、表示モードがSVGAモー
ドでないことを確認する。これは、例えばベクトル割り
込み命令INT10Hを用いてALレジスタを参照し、
ALレジスタの値がモード13以下であれば、標準表示
モード(VGAモード)と判断し、それ以上であれば、
SVGAモードであると判断する。次に、ステップS3
において、VRAM33をクリアして、画面の表示を消
す。次に、ステップS5において、CPU21はVGA
レジスタのインデックスをシステムメモリ23にセーブ
する。さらに、ステップS7において、VGAレジスタ
の値をシステムメモリ23にセーブする。実際に、VR
AMの転送処理が行われると、VRAM転送処理を行う
前のVGAレジスタのインデックス値やVGAレジスタ
の値が書き変わってしまうので、もとの状態を保存して
おく必要がある。VGAレジスタには、VGAジェネラ
ルレジスタ、VGAシーケンスレジスタ、VGACRT
Cレジスタ、VGAグラフィックスコントローラレジス
タ、VGAアトリビュートコントローラレジスタ、互換
レジスタ、PRレジスタおよびインターナルI/Oポー
トレジスタがある。これらのレジスタの詳細について
は、上述した”WD90C26A Integrate
d Low Power VGA LCD Contr
oller with Simultaneous D
isplay”に記載されている。
【0044】つぎに、CPU21は、プレーンモード
(640x350ドットまたは640x480ドット)
のメモリマップに設定する。次に、CPU21は、ステ
ップS11において、VGAコントローラ内のスペシャ
ルレジスタを512KB使用できるモードに設定する。
すなわち、PR(Paradise Register
s)レジスタ群のうち、PR1(メモリサイズおよびバ
スインターフェースセレクトレジスタ)レジスタのビッ
ト7、およびビット3をそれぞれ”1”にする。PR1
の各ビットの機能は次の通りである。 PR1−メモリサイズおよびバスインターフェースセレ
クトレジスタ リード/ライトポート=3CFh、インデックス=0B
h アンロック:PR5(3CF.0Fh)=05h ビット 機能 7:6 メモリ構成 5:4 システムメモリマップモード 3 イネーブルオルタネートアドレスオフセット レジスタPR0(B) 2 MEMCS16/CDDS16イネーブル 1 AT/MCまたはPIバスインターフェースステータス 0 イネーブルBIOS ROM PR1レジスタのビット7および6と,後述するPR1
6レジスタのビット1の組合せによりビデオメモリをシ
ステムアドレスにマッピングする方法を選択することが
できる。以下に、ビデオメモリのアドレッシングモード
を示す。 ビット PR16 ビデオメモリアドレッシングモード 7:6 ビット”1” 0 0 0 256K(BankA Qty 2 256Kx4 DRAMs)スタンダードVGA メモリ構成 0 1 0 WD90C26Aを用いた256K (BankA Qty 2 256Kx4 DRAMs)メモリ構成 1 0 0 WD90C26Aを用いた512K[BankA Qty 2 256Kx4 (non−frame buffer) または256Kx16 DRAM] メモリ構成 1 1 0 予約−256KスタンダードVGAメモリ構成の デフォルト値 X X 1 サイズを256KスタンダードVGAメモリ構成に 強制的に設定 上述の表からわかるように、PR1のビット7を”1”
にセットすることによりビデオメモリのメモリ構成が5
12KBに設定され、ビット3を”1”にセットするこ
とによりオルタネートアドレスオフセットレジスタPR
0(B)をイネーブルにする。
【0045】さらに、PR31のビット7を”1”にセ
ットする。PR31はシステムインターフェースコント
ロールレジスタであり、その機能は以下の通りである。 リード/ライトポート=3C5h、インデックス=11
h (リセットステート=00h) アンロック:PR20(3C5.06h)=48h ビット 機能 7 リード/ライトオフセットイネーブル 6 ブランクラインのターボモード 5 テキストのターボモード 4 CPUリードレディリリースコントロール1 3 CPUリードレディリリースコントロール0 2 イネーブル16ビットライトバッファ 1 イネーブル16ビットビデオアトリビュートコントローラ 0 イネーブル16ビットCRTC、シーケンサおよび グラフィックコントロールレジスタ ビット7はエンハンストビデオモードで使用され、”
0”のとき、ノーマル(詳細は後述する)、”1”のと
き、リードサイクルで、オフセットレジスタPR0
(A)の値がCPUアドレスに加算され、ライトサイク
ルでPR0(B)の値がCPUアドレスに加算される。
【0046】さらに、PR16レジスタのビット”1”
を”0”にセットする。PR16は雑コントロールレジ
スタであり、以下の様な機能を有する。 リード/ライトポート=3?5h、インデックス=2F
h アンロック:PR10(3?5.29h)=85h ビット 機能 7 イクスターナルレジスタ46E8hロック 6 CRTCアドレスカウント幅ビット1 5 CRTCアドレスカウント幅ビット0 4 CRTCアドレスカウンタオフセットビット1 3 CRTCアドレスカウンタオフセットビット0 2 イネーブル 奇数/偶数ページビット 1 VGAマッピングイネーブル 0 RAMDAC ライトストローブロック ビット1を”1”に設定すると、PR1レジスタのメモ
リサイズビット(7:6)に関係なく、256KVGA
マッピングが選択される。従って、この実施例では、ビ
デオメモリを512KBのモードに設定するため、PR
16のビット1を”0”に設定する。
【0047】さらに、PR0(A)、PR0(B)の各
レジスタにそれぞれオフセット(”00”または”1
0”)をセットする。PR0(A)、PR0(B)の各
レジスタの機能を以下に示す。 PR0(A) リード/ライトポート=3CFh、インデックス=09
h アンロック:PR5(3CF.0Fh)=05h ビット 機能 7 未定議 6:0 ビデオメモリアドレスオフセットA PR0(B) リード/ライトポート=3CFh、インデックス=0A
h アンロック:PR5(3CF.0Fh)=05h ビット 機能 7 未定議 6:0 ビデオメモリアドレスオフセットB VGAコントローラ32は、512Kバイトまでのビデ
オメモリとインターフェースすることができる。しかし
ながら、VGA互換のシステムメモリマップでは、シス
テムバスインターフェースを介して128Kバイトのビ
デオメモリ(ロケーション:A000:0h及至BFF
F:Fh)しかアクセスできない。さらに、同一の12
8Kバイトのメモリマップ内で2つのビデオコントロー
ラをサポートするために64Kバイトにアクセスが制限
される場合もある。このような、システムアドレッシン
グの制限のために、VGAコントローラ32は2つのビ
デメモリアドレスオフセットレジスタを有している。こ
れらのオフセットレジスタはシステムメモリの64Kバ
イトまたは128Kバイトのシステムアドレス空間を介
して、最大512Kバイトまでのリニアにアドレッシン
グされたメモリをアクセスするのに使用することができ
る。これらのオフセットレジスタPR0(A)およびP
R0(B)にセットされたオフセット値はシステムアド
レスに加算され、64Kバイト以上のビデオメモリにア
クセス可能である。オフセットレジスタPR0(A)
は、ビデオメモリアクセスに使用される、デフォルトの
アドレスオフセットレジスタであり、オフセットレジス
タPR0(B)は、メモリマップの1/2に対して異な
るオフセットを与えることができる。オフセットレジス
タPR0(B)は、上述したPR1レジスタのビット3
が”1”にセットされると、オフセットレジスタとして
イネーブルになる。PR0(A)またはPR0(B)の
いずれかにより与えられる7ビットのオフセットはシス
テムアドレスのアドレスビットA(18:12)に加算
され20ビットのアドレスとなる。この結果、最大51
2Kバイトのビデオメモリのアクセスが可能となる。6
4Kバイト境界のビデオメモリしかアクセスできないV
GAコントローラと異なり、この実施例のVGAコント
ローラ32は、4Kバイト境界のビデオメモリに対して
64Kまたは128Kバイトの”ウインドウ”のオフセ
ットを提供する。
【0048】次に、ステップS13において、CPU2
1は、3C4.02でライトプレーンを、3CE.04
でリードプレーンを指定する。この実施例で使用される
VGAコントローラ32では、I/Oアドレス3C4h
にシーケンサインデックスレジスタに対するレジスタイ
ンデックス値をライトする必要がある。次に、I/Oア
ドレス3C5hをアクセスすることにより、選択された
レジスタがリードまたはライトされる。この実施例のV
GAコントローラ32では、シーケンサインデックスレ
ジスタにインデックス値をセットすることにより、以下
のレジスタのリード/ライトができるように構成されて
いる。
【0049】VGAシーケンサインデックスレジスタ リード/ライトポート = 3C4h ビット 機能 7:6 5:0 シーケンサアドレス/インデックスビット シーケンサインデックスレジスタのビット5:0にアク
セスすべきシーケンサレジスタのインデックス値(00
hー04h)が書かれる。 3C4インデックス レジスタ 00 シーケンサリセットレジスタ 01 シーケンサクロッキングモードレジスタ 02 シーケンサマップマスクレジスタ 03 シーケンサキャラクタマップセレクトレジスタ 04 シーケンサメモリモードレジスタ 従って、上記表からわかるように、シーケンサインデッ
クスレジスタ(3C4h)にインデックス”02”をラ
イトすることにより、シーケンサマップマスクレジスタ
が選択される。シーケンサマップマスクレジスタは、以
下の機能を有する。 シーケンサマップマスクレジスタ リード/ライトポート3C5h、インデックス=02h ビット 機能 7:4 予約 3 マップ3イネーブル 2 マップ2イネーブル 1 マップ1イネーブル 0 マップ0イネーブル マップイネーブルはメモリマップ(0及至3)それぞれ
への書き込みの制御を行う。0=指定されたマップへの
書き込みが不許可になる。1=指定されたマップへの書
き込みがイネーブルになる。
【0050】従って、例えば、プレーン1にデータをラ
イトする場合には、このマップマスクレジスタのビット
1を”1”にセットすればよい。また、プレーン3にデ
ータをライトする場合には、マップマスクレジスタのビ
ット3を”1”にセットすればよい。
【0051】また、I/Oアドレスは、グラフィックス
インデックスコントローラレジスタを示す。グラフィッ
クスインデックスコントローラレジスタの機能は以下の
通りである。 リード/ライトポート=3CEh ビット 機能 7:0 グラフィックインデックスビット ビット7:0はグラフィックコントローラレジスタのイ
ンデックスポイントビットを示す。
【0052】I/Oアドレス3CEで指定されるインデ
ックス値とそれに対応するレジスタとの関係を以下に示
す。 3CEインデックス レジスタ 00 セット/リセットレジスタ 01 イネーブルセット/リセット 02 カラーコンペアレジスタ 03 データローテートレジスタ 04 リードマップセレクトレジスタ 05 グラフィックスモードレジスタ 06 雑レジスタ 07 カラードントケアレジスタ 08 ビットマスクレジスタ 上記表からわかるように、I/Oアドレス3CEhでイ
ンデックス04hを指定すると、リードマップセレクト
レジスタに対するリード/ライトが可能となる。リード
マップセレクトレジスタの機能は以下の通りである。 GCRリードマップセレクトレジスタ リード/ライトポート=3CFh、インデックス=04
h ビット 機能 7:2 予約 1 マップセレクト1 0 マップセレクト0 ビット0およびビット1によるマップのリードの選択は
次のように定義される。 上記表からわかるように、これらのビットによりメモリ
リード動作においてアクセスされるべきメモリマップが
選択される。
【0053】従って、例えば、プレーン1からデータを
リードする場合には、リードマップセレクトレジスタの
ビット1、ビット0をそれぞれ”0”、”1”にセット
し、プレーン3からデータをリードする場合には、ビッ
ト1、ビット0をそれぞれ”1”にセットする。
【0054】次に、CPU21は図5のステップS15
において、64KBのメモリ転送を2回行う。すなわ
ち、図6に示すように、この実施例では、VRAMウイ
ンドウは64KBで構成されており、このVRAMウイ
ンドウを介してプレーン0及至プレーン3のアクセスが
行われる。この転送には、I/Oコントローラ22内の
DMAコントローラを用いて行われる。
【0055】次に、図4に示したデュアルモード(モノ
クロLCD)のレジスタの設定、CRTモードのレジス
タ設定、TFTカラーLCDモードのレジスタの設定、
およびモノクロLCDのレジスタの設定について説明す
る。 1.雑(miscellaneous)出力レジスタ インターフェース アドレス リード 3CCh ライト 3C2h ビット 3、2 クロックセレクト 表示の基本クロック セレクト ビット3、ビット2 機能 0 0 25.175MHz(水平解像度640の基本クロック) 0 1 28.322MHz(水平解像度720の基本クロック) 1 0 予約 1 1 予約 機能 CRTモード インターフェースで規定した機能 デュアルディスプレイモード 常に水平解像度640の基本クロックが選択される。
【0056】LCDモード(モノクロLCD) LCDモード(カラーLCD) 常に水平解像度640の基本クロックが選択される。 2.クロックモードレジスタ インターフェース アドレス リード 3C5.01h ライト 3C5.01h ビット0 8/9ドットクロック 表示の基本キャラクタクロック設定 (グラフィックスモードでは、1キャラクタクロック=
8ドットに設定する必要がある) 機能 CRTモード インターフェースで規定した機能 デュアルディスプレイモード、LCDモード 常に1キャラクタクロック=8ドットが選択される。 3.水平PELパニングレジスタ インターフェース アドレス リード 3C1.13h ライト 3C0.13h ビット3−0 水平PELパニング 水平方向のドット単位のパニング指定 表示を最大1キャラクタ幅で左方向にシフトすることが
できる。
【0057】 ビット3ー0 シフト幅 その他のモード モード13 モード0+、1+ 2+、3+ 7、7+ 0 1 0 0 1 2 1 − 2 3 2 1 3 4 3 − 4 5 4 2 5 6 5 − 6 7 6 3 7 8 7 − 8 0 − − 機能 CRTモード インターフェースで規定した機能 デュアルディスプレイモード、LCDモード モード0+、1+、2+、3+7、7+でもその他のモ
ードと同じシフト幅となる。ビット3−0が8の場合
は、シフト幅”0”になる。 4.アトリビュートモードコントロールレジスタ インターフェース アドレス リード 3C1.10h ライト 3C0.10h ビtt2 イネーブルライングラフィックスキャラクタ
コード テキストモードの内 モード0+、1+、2+、3+
7、7+で、グラフィクスキャラクタ(コードC0h−
DFh)における9ドット目の処理を規定する。 ビット2 機能 0 すべてのキャラクタの9ドット目はバックグラウンドとみなされる。
【0058】1 グラフィックスキャラクタ(コー
ド C0h−DFh)における9ドット目は8ドット目
と同じデータが表示される。その他のキャラクタの9ド
ット目はバックグラウンドとみなされる。 機能 CRTモード インターフェースで規定した機能 デュアルディスプレイモード、LCDモード 9ドット目は表示されないためビット2の機能は無効 5.DACレジスタ インターフェース アドレス 3C6h−3C9h CRTに表示される表示色を規定する。パレットおよび
カラーセレクトレジスタから出力される8ビット(25
6種類)のビデオデータを、カラーCRTの場合18ビ
ット(262144色)、モノクロCRTの場合6ビッ
ト(64階調)に変換する。 機能 CRTモード インターフェースで規定した機能 デュアルディスプレイモード、LCDモード 表示色または階調を変換する。ソフトウエアのDACレ
ジスタアクセスにはLCD上で階調または色変化の形で
反映される。標準VGAレジスタとしては、7種類のレ
ジスタ群に分類できる。 ジェネラルレジスタ ミスセラニアス出力レジスタ 入力ステータスレジスタ0 入力ステータスレジスタ1 フィーチャーコントロールレジスタ アトリビュートレジスタ アトリビュートアドレスレジスタ 他のアトリビュートレジスタ シーケンサレジスタ シーケンサアドレスレジスタ 他のシーケンサレジスタ グラフィックスレジスタ グラフィックスアドレスレジスタ 他のグラフィックスレジスタ CRTCレジスタ CRTCアドレスレジスタ 他のCRTCレジスタ DACレジスタ PELライトアドレスレジスタ PELリードアドレスレジスタ PELデータレジスタ DACステートレジスタ PELマスクレジスタ イネーブルレジスタ イネーブルI/O&メモリレジスタ スリープレジスタ これらのレジスタの詳細については、上述した”WD9
0C26A Integrated Low Powe
r VGA LCD Controllerwith
Simultaneous Display”に記載さ
れている。
【0059】次に、shadowレジスタについて説明
する。 インターフェース アドレス リード 不可 ライト 3X5.00−16 この実施例では、ソフトウエアから見えるCRTCレジ
スタと実際に動作するCRTCレジスタを分離してい
る。この実際に動作するCRTCレジスタをshado
wレジスタと呼び、フラットパネルアンロックレジスタ
を”A6”または”06”にしないかぎり、CPUから
ライトできないように構成されている。
【0060】LCDモード、デュアルディスプレイモー
ドでは、IRT時にフラットパネルアンロックレジスタ
を”A6”にして1回、LCD用、デュアルディスプレ
イ用のタイミングをshadowレジスタにセットした
後、フラットパネルアンロックレジスタを”00”にす
る。shadowレジスタは2度と書き変わらないた
め、どの画面モードでもこのタイミングで動作する。C
RTCレジスタはソフトウエアからリードライトでき
る。
【0061】CRTモードでは、フラットパネルアンロ
ックレジスタを”06”に設定する。ソフトウエアがC
RTCレジスタをライトすると同時にshadowレジ
スタが書き変わり、各画面モードとも標準VGAと同じ
タイミングで動作する。
【0062】各モードでのshadowレジスタの設定
値は、次の通りである。 LCDモード(STNモノクロLCD)でのshado
wレジスタの設定値 Horizontal Totalレジスタ (3X5.00)=”5F” Start Horizontal Blanking
レジスタ (3X5.02)=50” End Horizontal Blanking レ
ジスタ (3X5.03)=”82” Start Horizontal Retrace
Pulse (3X5.04)=”54” End Horizontal Retraceレジス
タ (3X5.05)=”80” Vertical Totalレジスタ (3X5.06)=”F2” Overflowレジスタ (3X5.07)=”00” Vertical Retrace Startレジス
タ (3X5.10)=”F0” Vertical Retrace Endレジスタ (3X5.11)=”02” Start Vertical Blankingレジ
スタ (3X5.15)=”F0” End Vertical Blankingレジスタ (3X5.16)=”F2” デュアルディスプレイモードでのshadowレジスタ
設定値 Horizontal Total レジスタ (3X5.00)=”5F” Start Horizontal Blanking
レジスタ (3X5.02)=”50” End Horizontal Blankingレジ
スタ (3X5.03)=”82” Start Horizontal Retrace
Pulseレジスタ (3X5.04)=”54” End Horizontal Retraceレジス
タ (3X5.05)=”80” Vertical Totalレジスタ (3X5.06)=”0E” Overflow レジスタ (3X5.07)=”3E” Vertical Retrace Startレジス
タ (3X5.10)=”E5” Vertical Retrace Endレジスタ (3X5.11)=”2B” Start Vertical Blankingレジ
スタ (3X5.15)=”E7” End Vertical Blankingレジスタ (3X5.16)=”04” LCDモード(TFTカラーLCDモード)でのsha
dowレジスタ設定値 Horizontal Total レジスタ (3X5.00)=”5F” Start Horizontal Blanking
レジスタ (3X5.02)=”50” End Horizontal Blankingレジ
スタ (3X5.03)=”82” Start Horizontal Retrace
Pulseレジスタ (3X5.04)=”54” End Horizontal Retraceレジス
タ (3X5.05)=”80” Vertical Totalレジスタ (3X5.06)=”0B” Overflowレジスタ (3X5.07)=”3E” Vertical Retrace Startレジス
タ (3X5.10)=”EA” Vertical Retrace Endレジスタ (3X5.11)=”2C” Start Vertical Blankingレジ
スタ (3X5.15)=”E7” End Vertical Blankingレジスタ (3X5.16)=”04” デュアルディスプレモード(TFTカラーLCD)での
shadowレジスタ設定値 Horzontal Totalレジスタ (3X5.00)=”5F” Start Horizontal Blanking
レジスタ (3X5.02)=”50” End Horizontal Blankingレジ
スタ (3X5.03)=”82” Start Horizontal Retrace
Pulseレジスタ (3X5.04)=”54” End Horizontal Retraceレジス
タ (3X5.05)=”80” Vertical Totalレジスタ (3X5.06)=”0B” Overflowレジスタ (3X5.07)=”3E” Vertical Retrace Startレジス
タ (3X5.10)=”EA” Vertical Retrace Endレジスタ (3X5.11)=”2C” Start Vertical Blankingレジ
スタ (3X5.15)=”E7” End Vertical Blankingレジスタ (3X5.16)=”04” shadowレジスタのセットは次のように行われる。 1.3X5.11をリード :CRTC INDEX1
1をリード 2.ワークバイトにセーブ 3.3X5.34に”A6”をセット :shadow
レジスタをアンロックする。 4.3X5.11にshadowデータをセット :s
hadow index11をセット 5.3X5.34に”00”をセット: shadow
レジスタをロックする。 6.ワークバイトをロード 7.ビット7をフラッグにセーブ 8.ビット7を0にして3X5.11にセット :CR
TC INDEX11をセット 9.3X5.00をリード :CRTC INDEX0
0をリード 10.ワークバイトにセーブ 11.3X5.34に”A6”をセット :shado
wレジスタをアンロックする。 12.3X5.00にshadowデータをセット :
shadow index00をセット 13.3X5.34に”00”をセット :shado
wレジスタをロックする。 14.ワークバイトをロード 15.3X5.00にセット :CRTC INDEX
00をセット 16.9及至15をINDEX02、03、04、0
5、06、07、10、15、16に変えて繰り返す。 17.3X5.11をリード :CRTC INDEX
11をリード 18.ビット7をフラッグで切り替えて3X5.11に
セット :CRTC INDEX11をセット 以上のように構成されたこの発明の一実施例の動作につ
いて説明する。
【0063】なお、この実施例では、ホットキー(Fn
+F5)によって表示モードがLCDモード→同時表示
モード→CRTモード→LCDモード...とトグルす
るものとする。
【0064】例えば、表示モードが現在LCDモードで
あって、Fn+F5キー入力によるCRTとの同時表示
モードに切り替える場合について説明する。ユーザがキ
ーボード51のホットキー(Fn+F5)を押すと、キ
ーボード51内のキーエンコーダによりエンコードされ
たキーコードがキーボードコントローラ30に出力され
る。キーボードコントローラ30は、このキーコードを
デコードして、ホットキー(Fn+F5)の認識を行
い、認識結果をCPU21に送る。CPU21は、BI
OS ROM25に格納されたBIOSを実行し、I/
Oコントローラ22内の割り込みコントローラ(PI
C)に対してNMIを発行する。CPU21はこのNM
Iに応答して、図5に示すVRAM転送処理を行うとと
もに、VGAコントローラ32の上述した各種レジスタ
にデュアルモード(モノクロLCD)の設定値をセット
する。この結果、図3に示すように、バンクBのプレー
ン1およびプレーン3がバンクAの128KBに転送さ
れる。なお、テキストモードではプレーン3は存在しな
いので、プレーン1(64KB)がバンクBからバンク
Aに転送される。
【0065】さらに、ユーザがホットキーを押すと、表
示モードはデュアルモード(モノクロLCD)からCR
Tモードに切り替わる。上述のようにしてホットキーの
キー認識処理が行われ、CPU21がNMIを受け取る
と、CPU21は、VRAMの逆転送処理を行う。すな
わち、CPU21は図3および図2に示すようにバンク
Aに記憶されたプレーン1およびプレーン3のデータを
バンンクBの128KBに転送する。
【0066】次に、この発明の第2実施例について説明
する。図7は、図1のBIOS ROM25に含まれ
る、SVGA用高解像度BIOSのフローチャートであ
る。図7に示すフローチャートは、標準解像度表示モー
ド、例えばVGAモードでLCDにデータを表示してい
るときに、高解像度表示モード、例えばSVGAモード
が設定された場合、表示装置をLCD49からCRT5
0に自動的に切り替える制御を示す。
【0067】CPU21は、図7のステップB1におい
て、高解像度表示モードかどうか判断する。高解像度モ
ード(SVGAモード)は、アプリケーションプログラ
ムまたはBIOSによりINT10Hのベクトル割り込
み(ディスプレイ入出力)が設定されることにより、設
定される。従って、SVGAモードかどうかの判断は、
INT10Hのベクトル割り込みでAXまたはALレジ
スタを参照することにより判断する。この実施例では、
MODE0−MODE13までがVGAモードであり、
MODE13を越えると、SVGAモードである。
【0068】ステップB1において、標準表示モード
(例えばVGAモード)であると判断すると、CPU2
1は、上述したごとく、VGAレジスタに各種値を設定
する。他方、ステップB1において、SVGAモードで
あると判断すると、CPU21は、ステップB3におい
て、SVGAモードのレジスタの設定を行う。
【0069】SVGA用スペシャルレジスタの設定は以
下の通りである。 レジスタ モード58 モード5C モード5D VGAモード 3CF.09 PR0A 00 00 00 00 3CF.0A PR0B 00 00 00 00 3CF.0B PR1 85 85 85 85(81) 3CF.0C PR2 02 02 00 02 3CF.0D PR3 00 00 00 00 3CF.0E PR4 00 01 00 00 3CF.10 PR57 01 01 01 01 3CF.11 PR58 00 00 00 00 3CF.12 PR59 45 45 45 45 3CF.15 PR62 A0 A0 A0 A0 3X5.2A PR11 40 40 40 40 3X5.2B PR12 00 00 00 00 3X5.2C PR13 00 00 34 00 3X5.2D PR14 00 00 2A 00 3X5.2E PR15 00 00 09 00 3X5.2F PR16 00 00 00 42 3X5.30 PR17 00 00 00 00 3X5.31 PR18 00 00 00 00 3X5.32 PR19 20 20 20 20 3X5.33 PR1A 01 01 01 01 3X5.3B PR36 EF EF EF Ef 3X5.3C PR37 9A 9A 9A 9A 3X5.3E PR39 04 04 04 04 3X5.37 PR41 00 00 00 00 3X5.3F PR44 00 00 00 00 3C5.07 PR21 00 00 00 00 3C5.10 PR30A 2D 29 2D 2D 3C5.11 PR31 6D 6D 6D 6D 3C5.12 PR32 08 08 08 08 3C5.14 PR34A 00 00 00 00 3C5.16 PR45 00 00 00 00 3C5.17 PR45A 00 00 00 00 3C5.18 PR45B 00 00 00 00 3X5.3A PR35 80 80 80 80 次に、CPU21は、ステップB5において、現在の表
示モードがCRTモードか否かをチェックする。LCD
モードまたはデュアルモードと判断した場合、CPU2
1はステップB7において、CRTモードを設定し、ス
テップB9において、LCD表示装置への電源電圧の供
給を停止する。
【0070】
【発明の効果】以上述べたごとく、この発明によれば、
モノクロLCDとCRTとの同時表示を行う場合にフレ
ームメモリ等の付加的なメモリを必要とせず、同時表示
を行うことができる。また、モノクロLCDとの同時表
示以外の場合には、フレームメモリとして使用される領
域をSVGA用の領域として使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の表示モード切り替え機能を有した表
示制御システムが適用されたポータブルコンピュータの
システム構成を示すブロック図。
【図2】この発明の一実施例において、モノクロLCD
のLCDモード、カラーLCDのLCDモード、カラー
LCDのデュアルディスプレイモード、CRTモードに
おけるVRAMの使用形態を示す概念図。
【図3】この発明の一実施例において、モノクロLCD
のデュアルディスプレイモードにおけるVRAMの使用
形態を示す概念図。
【図4】この発明の一実施例における表示制御を示すフ
ローチャート。
【図5】図4のフローチャートに示したVRAM転送処
理の詳細フローチャート。
【図6】各プレーンのオフセットとVRAMウインドウ
のアドレスを示す概念図。
【図7】高解像度表示モードが設定された際に、表示装
置をLCDからCRTに自動的に切り替える際の制御を
示すフローチャート。
【図8】従来技術におけるVRAMおよびフレームメモ
リのメモリ構成を示す概念図。
【符号の説明】
11…システムバス、12…周辺インターフェースバ
ス、21…CPU、25…BIOS ROM、22…I
/Oコントローラ、32…VGAコントローラ、33…
VRAM、30…キーボードコントローラ、51…キー
ボード、49…LCD、50…CRT

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フラットパネルディスプレイを標準装備
    し、オプションでCRT表示装置が接続可能な表示制御
    システムにおいて、 前記フラットパネルディスプレイおよび/またはCRT
    表示装置を制御する表示制御手段と、 前記フラットパネルディスプレイおよび/またはCRT
    表示装置に表示するデータを格納する表示メモリ手段
    と、 前記フラットパネルディスプレイにデータを表示するフ
    ラットパネルディスプレイモード、前記CRT表示装置
    にデータを表示するCRTモード、および前記フラット
    パネルディスプレイとCRT表示装置の両方に同時にデ
    ータを表示する同時表示モードのいずれかを選択するた
    めの入力手段と、 前記入力手段により前記フラットパネルディスプレイモ
    ード、CRTモード、および同時表示モードのいずれか
    が選択されたとき、必要に応じて前記表示メモリ手段に
    格納されている表示データの転送を行う手段とを備えた
    ことを特徴とする表示制御システム。
  2. 【請求項2】 前記表示メモリ手段は複数のバンクで構
    成され、前記転送手段は、前記複数のバンクの1つのバ
    ンクの内容を他のバンクに転送することを特徴とする請
    求項1記載の表示制御システム。
  3. 【請求項3】 前記メモリ手段は、表示データを定義す
    る第1プレーン群を格納する第1メモリバンクと、表示
    データを定義する第2プレーン群を格納する第2メモリ
    バンクとで構成され、前記入力手段から入力される表示
    モードが特定の表示モードのとき、前記一方のバンクの
    プレーン群を他方のバンクに格納し、それにより、前記
    一方のバンクをバッファとして使用することを特徴とす
    る請求項1記載の表示制御システム。
  4. 【請求項4】 前記表示メモリ手段は、テキストモード
    のとき、キャラクタデータを規定し、グラフィックスモ
    ードのとき第1色データを規定する第1プレーンと、テ
    キストモードのときアトリビュートデータを、グラフィ
    ックスモードのとき、第2色データを規定する第2プレ
    ーンと、テキストモードのときフォントデータを規定
    し、グラフィックスモードのとき、第3色データを規定
    する第3プレーンと、グラフィックスモードのとき、輝
    度データを規定する第4プレーンとにより定義され、前
    記第1および第3プレーンを格納する第1メモリと前記
    第2および第4プレーンを格納する第2メモリとで構成
    され、前記第1および第2メモリは同一アドレスに割り
    当てられ、 前記入力手段により入力されたモードは、フラットパネ
    ルディスプレイにデータを表示するフラットパネルディ
    スプレイモード及びフラットパネルディスプレイとCR
    T表示装置の両方にデータを表示する同時表示モード
    と、CRTディスプレイユニットにデータを表示するC
    RTモードとで構成され、 前記フラットパネルモードまたはCRTモードが選択さ
    れたとき、前記第1メモリに前記第1および第3プレー
    ンを格納し、前記第2メモリに前記第2および第4プレ
    ーンを格納し、前記同時表示モードが選択されたとき、
    前記第1及至第4プレーンを前記第1または第2メモリ
    のいずれか一方に格納する手段とを備えたことを特徴と
    する請求項1記載の表示制御システム。
  5. 【請求項5】 前記他方のメモリは、同時表示モードに
    おいて、CRT用表示タイミングをフラットパネルディ
    スプレイ用表示タイミングに変換するためのフレームバ
    ッファとして使用されることを特徴とする請求項4記載
    の表示制御システム。
  6. 【請求項6】 前記表示メモリ手段は、 第1および第2プレーンを格納する第1エリアと未使用
    の第2エリアとからなる第1メモリバンクと、第2およ
    び第3プレーンを格納する第1エリアと未使用の第2エ
    リアとからななる第2メモリバンクとで構成され、 前記ブロック転送を行う手段は、現在のモードがフラッ
    トパネルモードまたはCRTモードであるときに同時表
    示モードが選択されたとき、前記第2および第4プレー
    ンを前記第1メモリバンクの第2エリアに転送し、現在
    のモードが同時表示モードであるとき、前記フラットパ
    ネルモードまたはCRTモードが選択されたとき、前記
    第1および第3プレーンを前記第2メモリバンクの第1
    エリアに転送することを特徴とする請求項1記載の表示
    制御システム。
  7. 【請求項7】 前記表示制御手段はVGA(Video
    GraphicsArray)コントローラであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の表示制御システム。
  8. 【請求項8】 フラットパネルディスプレイを標準装備
    し、オプションでCRT表示装置を接続可能であり、標
    準解像度表示モードと、前記フラットパネルディスプレ
    イでは表示不可能な高解像度表示モードとを有した表示
    制御システムにおいて、 前記フラットパネルディスプレイに対して電力を供給す
    る手段と、 前記高解像度表示モードを指定する手段と、 前記高解像度表示モードの指定を判断する手段と、 前記高解像度表示モードが指定されたことを判断したと
    き、前記CRT表示装置を高解像度表示モードに設定す
    る手段と、 前記高解像度表示モードが指定されたことを判断したと
    き、前記フラットパネルディスプレイに対する電力供給
    を停止する手段、および前記高解像度表示モードでCR
    T表示装置に表示を行う表示制御手段とを備えたことを
    特徴とする表示制御システム。
  9. 【請求項9】 前記高解像度表示モードが指定されたと
    き、前記表示制御手段に高解像度表示用のパラメータを
    設定する手段をさらに有したことを特徴とする請求項8
    記載の表示制御システム。
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