JPH0962607A - コンピュータシステム - Google Patents

コンピュータシステム

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JPH0962607A
JPH0962607A JP7238973A JP23897395A JPH0962607A JP H0962607 A JPH0962607 A JP H0962607A JP 7238973 A JP7238973 A JP 7238973A JP 23897395 A JP23897395 A JP 23897395A JP H0962607 A JPH0962607 A JP H0962607A
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浩行 塚田
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昌代 八巻
Shunichi Morisawa
俊一 森沢
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Abstract

(57)【要約】 【課題】プロテクトモードで動作するOS環境下で、シ
ステムコンフィグレ−ションに関する設定/変更を行
う。 【解決手段】プロテクトモードで動作するOS環境下に
おいてBIOSドライバの呼び出し要求が発生すると、
INまたはOUT命令が実行され、これによってI/O
トラップSMI発生回路121からI/OトラップSM
Iが発生される。CPU11はI/OトラップSMIに
よってプロテクトモードからSMMにスイッチされ、そ
してそのSMMの中でESCI/EHCIを実行して指
定された各種サブファンクションを実行する。したがっ
て、プロテクトモードで動作するOS等にCPU動作モ
ードを切り替えるルーチンを組み込むことなく、プロテ
クトモード上でシステムコンフィグレ−ションなどを容
易に設定/変更することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はラップトップタイ
プまたはノートブックタイプのポータブルパ−ソナルコ
ンピュータシステムに関し、特にシステム動作環境の設
定/変更のための機能を有するコンピュータシステムに
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体技術の進歩によりマイクロ
プロセッサの高性能化が進み、ラップトップタイプまた
はノートブックタイプのポータブルパ−ソナルコンピュ
ータシステムにおいてもそのような高性能マイクロプロ
セッサがCPUとして使用されている。
【0003】この種の典型的なCPUとしては、米イン
テル社により製造販売されているIntel486やP
entiumが良く知られている。これら各CPUは、
リアルモードおよびプロテクトモ−ドとそれぞれ称され
2つの動作モードを有している。リアルモードとプロテ
クトモ−ドは互いに異なるメモリアドレッシング方式を
採用しており、リアルモードではアクセス可能な最大メ
モリ空間は1Mバイトであるのに対し、プロテクトモ−
ドでは最大で1タスク当り4Gバイトのメモリ空間をア
クセスできる。
【0004】パ−ソナルコンピュータの典型的なオペレ
ーティングシステムは、リアルモードで動作するように
構成されている。このため、現在使用されているアプリ
ケーションプログラムやユーティリティプログラムにつ
いても、そのほとんどはリアルモードで動作するように
構成されている。
【0005】最近では、オペレーティングシステムの高
機能化も進み、マルチタスクをサポートするオペレーテ
ィングシステムが使用され始めている。この種の高機能
オペレーティングシステムのほとんどは、プロテクトモ
−ドで動作するように構成されている。
【0006】このため、最近のパーソナルコンピュータ
においては、ある特定のオペレーティングシステム環境
下だけでなく、種々のオペレーティングシステム環境下
でシステム内のハードウェアを正常にアクセスできるよ
うにすることが要求されている。
【0007】ところで、通常、パ−ソナルコンピュータ
においては、システム内のハードウェア制御からオペレ
ーティングシステムを解放するために、ハードウェアア
クセス専用のシステムBIOS(Basic I/O Sys
tem)と称されるプログラムが利用されている。このシス
テムBIOSは、システムホード上のROMによって提
供されており、ハードウェアアクセスのための複数のフ
ァンクション実行ルーチンを含んでいる。これらファン
クション実行ルーチンはオペレーティングシステムに各
種のハードウェアアクセスのための機能を提供する。
【0008】システムBIOSのファンクション実行ル
ーチンは、CPUのソフトウェア割り込み命令(INT
命令)によって実現されている。したがって、オペレー
ティングシステムは、INT命令によって所望のファン
クション実行ルーチンを呼び出して、必要なハードウェ
ア制御を行う事ができる。
【0009】また、オペレーティングシステムに対する
ハードウェアアクセスのための機能は、ユーティリティ
プログラムによって提供することもできる。
【0010】この種のユーティリティプログラムは、シ
ステムBIOSと同様に、ハードウェアを直接制御す
る。ハードウェア制御のために使用される代表的なユー
ティリティープログラムとしては、セップアッププログ
ラムが知られている。
【0011】セップアッププログラムは、CMOSメモ
リのシステム構成情報を書き換えてシステムコンフィグ
レーションの変更を行い、これによって拡張カードの利
用を可能にしたり、動作モードの変更などを行うプログ
ラムである。CMOSメモリに格納されているシステム
構成情報はハードウェア構成に対応しており、パーソナ
ルコンピュータの機種毎にCMOSメモリに格納される
システム構成情報の内容は異なる。このため、システム
構成情報の設定/変更を行うためには、機能追加された
新機種が開発される度にセップアッププログラムを作成
し直すことが必要とされた。
【0012】この場合、セップアッププログラムの修正
/変更作業だけでなく、場合によっては、そのセップア
ッププログラムとのインターフェースを維持するため
に、オペレーティングシステムについても修正/変更を
加えなければならないこともある。
【0013】また、通常、リアルモードで動作するオペ
レーティングシステムとプロテクトモードで動作するオ
ペレーティングシステムとでは異なるセットアッププロ
グラムを利用している。すなわち、リアルモードで動作
するオペレーティングシステム用のセップアッププログ
ラムは、リアルモードで動作するように構成されてお
り、通常、システムBIOSの一部としてROMに格納
されている。一方、プロテクトモードで動作するオペレ
ーティングシステム用のセップアッププログラムはプロ
テクトモードで動作するように構成されており、フロッ
ピーディスクなどによって供給される。
【0014】このようにオペレーティングシステム毎に
異なるセットアッププログラムを利用した場合において
は、新機種が開発されると、実際には、それら全てのセ
ップアッププログラムについて修正/変更作業を行う事
が必要とされる。
【0015】以上のように、従来では、ハードウェア制
御などに関する機能追加を図る度に、セップアッププロ
グラムやオペレーティングシステムの修正/変更が必要
とされ、その作業に多くの時間が必要とされる欠点があ
った。
【0016】また、ハードウェア制御に関する機能追加
などのためにシステムBIOSに新たなファンクション
実行ルーチンを追加する場合には、プロテクトモードで
動作するオペレーティングシステムについては、そのフ
ァンクション実行ルーチンを使用できるようにするため
に次のようなプログラム変更を行う必要がある。
【0017】すなわち、システムBIOSはリアルモー
ドで実行されるオペレーティングシステムを前提として
構成されたものであるため、システムBIOSのファン
クション実行ルーチンはすべてリアルモードで動作され
るように構成されている。
【0018】このため、プロテクトモ−ドで動作される
オペレーティングシステム環境においては、CPUの動
作モードを一旦プロテクトモードからリアルモードに切
り替えた後にINT命令を実行してファンクション実行
ルーチンを呼び出し、そのファンクション実行ルーチン
からリターンされた後に、再びリアルモードからプロテ
クトモードに切り替えることが必要とされる。
【0019】したがって、プロテクトモードで動作する
オペレーティングシステムを利用する場合には、CPU
の動作モードを切り替えるルーチンと、INT命令によ
ってシステムBIOSのファンクション実行ルーチンを
呼び出すルーチンとを、そのオペレーティングシステム
のBIOSインタフェース部に組み込まなければならな
い。
【0020】このため、ハードウェア制御に関する機能
拡張のためにシステムBIOSに新たなファンクション
実行ルーチンを追加すると、プロテクトモードで動作す
るオペレーティングシステムのBIOSインタフェース
部の修正/変更作業に多くの時間が必要となるという不
具合が生じる。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】従来では、機種毎にそ
のハードウェア構成に合わせてセップアッププログラム
やオペレーティングシステムの修正/変更が必要とさ
れ、その作業に多くの時間が必要とされる欠点があっ
た。
【0022】また、プロテクトモ−ドで動作されるオペ
レーティングシステムからシステムBIOSを利用でき
るようにするためには、そのオペレーティングシステム
のBIOSインタフェース部に、CPU動作モードを切
り替えるルーチンを組み込む必要があった。このため、
ハードウェア制御に関する機能拡張のためにシステムB
IOSに新たなファンクション実行ルーチンを追加する
と、それに対応するBIOSインタフェース部のコーデ
ィング作業に多くの時間が必要となる欠点があった。
【0023】この発明はこのような点に鑑みてなされた
ものであり、システム動作環境に関する機能拡張に柔軟
に対応できるプログラムインターフェースを実現して、
各種オペレーティングシステム環境下でシステム動作環
境の設定/変更を行えるようにし、これによってオペレ
ーティングシステムやセットアッププログラムなどの修
正/変更作業の低減を図る事ができるコンピュータシス
テムを提供することを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】この発明は、システム構
成情報の設定内容に応じてシステム動作環境が決定され
るコンピュータシステムにおいて、ハードウェア制御の
ためのBIOSプログラムを格納するプログラムメモリ
であって、前記BIOSプログラムは、前記システム構
成情報を取得/設定するシステムコンフィグレーション
インタフェースプログラムを含み、このシステムコンフ
ィグレーションインタフェースプログラムには、前記コ
ンピュータシステムがパワーオンされた時にブートモー
ドとレジュームモードのどちらのモードで動作するかを
指定するパワーアップモード情報を取得/設定する第1
のファンクション実行ルーチンが含まれているプログラ
ムメモリと、前記コンピュータシステムで実行されるオ
ペレーティングシステムまたはアプリケーションプログ
ラムと前記BIOSプログラムとの間のインタフェース
を行うインタフェース手段であって、前記オペレーティ
ングシステムまたはアプリケーションプログラムからの
前記パワーアップモード情報の取得/設定要求に応答し
て、前記システムコンフィグレーションインタフェース
プログラムに含まれている前記第1のファンクション実
行ルーチンを呼び出して前記パワーアップモード情報の
取得/設定を実行させるインタフェース手段とを具備す
ることを特徴とする。
【0025】このコンピュータシステムにおいては、シ
ステムコンフィグレーションインタフェースプログラム
がBIOSプログラムの1部として格納されており、こ
のシステムコンフィグレーションインタフェースプログ
ラムを起動する事によって、システム構成情報の設定/
変更を行うことができる。このシステムコンフィグレー
ションインタフェースプログラムには、パワーアップモ
ード情報を取得/設定する第1のファンクション実行ル
ーチンが含まれている。このため、オペレーティングシ
ステムや、セップアッププログラムなどのアプリケーシ
ョンプログラムは、システム構成情報を格納する記憶装
置などのハードウェアを直接アクセスすることなく、シ
ステムコンフィグレーションインタフェースプログラム
の第1のファンクション実行ルーチンを呼び出すだけで
システムのパワーアップモードの参照/設定などを行う
事ができる。
【0026】したがって、オペレーティングシステムや
セップアッププログラムにシステム構成情報を直接アク
セスするための機能を設ける必要がなくなり、各種オペ
レーティングシステム環境下でパワーアップモードの参
照/設定を行うことが可能となる。
【0027】システムコンフィグレーションインタフェ
ースプログラムに含まれるファンクション実行ルーチン
としては、前述したパワーアップモード情報を取得/設
定する第1のファンクション実行ルーチンの代りまたは
それに追加して、電力消費量が互いに異なる複数の動作
環境の中の1つを指定するバッテリーセーブモード情報
を取得/設定する第2のファンクション実行ルーチン、
CPUの処理スピードを指定するプロセッシングスピー
ド情報を取得/設定する第3のファンクション実行ルー
チン、CPUの処理速度を割り込み信号に応答して低速
から高速に切り替えるスナップモードの有効/無効を指
定するスナップモード設定情報を取得/設定する第4の
ファンクション実行ルーチンなど、システム動作環境や
ハードウェア制御に関する設定を行う様々なファンクシ
ョン実行ルーチンを設けることができる。
【0028】また、システムコンフィグレーションイン
タフェースプログラムはBIOSプログラムと同様にリ
アルモードにおけるソフトウェア割り込み命令によって
起動できるので、リアルモードのオペレーティングシス
テム環境下ではソフトウェア割り込み命令を実行するだ
けでシステム構成情報の設定/変更が可能となる。ま
た、プロテクトモードのオペレーティングシステム環境
下でも、CPUの動作モードをリアルモードに変換した
後にソフトウェア割り込み命令を実行すれば、システム
構成情報の設定/変更を行う事ができる。
【0029】また、システムコンフィグレーションイン
タフェースプログラムを呼び出すためのインターフェー
スとしては、I/OトラップSMIによるプログラムイ
ンタフェースを利用する事もできる。
【0030】このシステムでは、例えば、プロテクトモ
ードの環境下においてハードウェア制御プログラムの呼
び出し要求が発生すると、CPUが自動的にシステム管
理モードにスイッチされ、そしてハードウェア制御プロ
グラムが実行された後に、システム管理モードからプロ
テクトモードに復帰される。したがって、プロテクトモ
ードで動作するオペレーティングシステムにCPU動作
モードを切り替えるルーチンを組み込むことなく、プロ
テクトモード環境下から直接的にハードウェア制御プロ
グラムを呼び出して実行させることが可能となる。よっ
て、ハードウェア制御に関する機能拡張などに柔軟に対
応できるようになる。
【0031】また、I/Oトラップによる割り込み信号
を利用しているので、割り込み信号を発生させるために
必要な手続きは、インタフェース手段がINまたはOU
T命令を実行する事だけである。このため、ハードウェ
ア制御プログラムの呼び出し要求の発生に応答して直ぐ
に割り込み信号を発生させる事ができるので、ハードウ
ェア制御プログラムを高速に呼び出す事ができる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施形態を説明する。
【0033】図1には、この発明の一実施形態に係わる
コンピュータシステムの構成が示されている。このコン
ピュータシステムは、ラップトップタイプまたはノート
ブックタイプのパーソナルコンピュータシステムであ
り、CPU11、システムコントローラ12、メインメ
モリ13、SMRAM(System Managem
ent RAM)13A、BIOS ROM14、バス
変換回路15、リアルタイムクロック(RTC)16、
および各種I/O装置を備えている。
【0034】CPU11およびメインメモリ13は、6
4ビット幅のデータバスを含むCPUローカルバス17
に接続されている。CPUローカルバス17は、バス変
換回路15などのブリッジ装置を介してシステムバス1
8に接続されている。システムコントローラ12、BI
OS ROM14、リアルタイムクロック(RTC)1
6、および各種I/O装置は、システムバス18に接続
されている。I/O装置としては、割込みコントロー
ラ、キーボードコントローラ、システムタイマ、ハード
ディスク装置、フロッピーディスクコントローラなどが
ある。
【0035】CPU11は、このシステム全体の動作制
御およびデータ処理を実行する。このCPU11として
は、システム管理割り込みSMI(SMI;System
Management Interrupt)をサポートするもの、例え
ば、米インテル社により製造販売されているマイクロプ
ロセッサSL Enhanced Intel486や
Pentiumが使用される。この場合、CPU11
は、次のようなシステム管理機能を持つ。
【0036】すなわち、CPU11は、アプリケーショ
ンプログラムやオペレーティングシステム(OS)など
のプログラムを実行するための動作モードとしてリアル
モード、プロテクトモード、仮想86モードを有する
他、システム管理モード(SMM;System Ma
nagement mode)と称されるシステム管理
機能を実現するための動作モードを有している。
【0037】リアルモードは、最大で1Mバイトのメモ
リ空間をアクセスできるモードであり、論理アドレスか
ら物理アドレスへの変換は、セグメントレジスタで表さ
れるベースアドレスからのオフセット値で物理アドレス
を決定するアドレス計算形式によって行われる。
【0038】一方、プロテクトモードは1タスク当たり
最大4Gバイトのメモリ空間をアクセスできるモードで
あり、ディスクプリタテーブルと称されるアドレスマッ
ピングテーブルを用いてリニアアドレスが決定される。
このリニアアドレスは、ページングによって最終的に物
理アドレスに変換される。
【0039】このように、プロテクトモードとリアルモ
ードとでは、互いに異なるメモリアドレッシングが採用
されている。
【0040】システム管理モード(SMM)は疑似リア
ルモードであり、このモードにおけるアドレス計算形式
はリアルモードのアドレス計算形式と基本的に同一であ
り、ディスクプリタテーブルは参照されず、ページング
も実行されない。
【0041】システム管理割込み(SMI;System
Management Interrupt)がCPU11に発行された
時、CPU11の動作モードは、その時の動作モードで
あるリアルモード、プロテクトモード、または仮想86
モードから、SMMにスイッチされる。SMIによって
SMMにスイッチした時、CPU11はその時のCPU
レジスタの内容であるCPUステータスをSMRAM1
3Aにセーブする。また、SMMにおいて復帰命令(R
SM命令)が実行されると、CPU11はSMRAM1
3AからCPUレジスタにCPUステータスをリストア
し、SMI発生前の動作モードに復帰する。SMMで
は、SMIハンドラなどのシステム管理プログラムが実
行される。
【0042】SMIはマスク不能割込みNMIの一種で
あるが、通常のNMIやマスク可能割込みINTRより
も優先度の高い、最優先度の割り込みである。このSM
Iを発行することによって、システム管理プログラム
を、実行中のアプリケーションプログラムやオペレーテ
ィングシステムの環境に依存せずに起動することができ
る。
【0043】CPU11は、このようなハードウェア割
り込み機能の他、ソフトウェア割り込み機能を持つ。ソ
フトウェア割り込み機能は、OSやアプリケーションプ
ログラムによる割り込み命令(INT)の実行に応答し
て、BIOS ROM14の各種ルーチンなどを実行す
る。この場合、どのルーチンが実行されるかは、割り込
み命令(INT)によって指定される割り込みベクタア
ドレスによって指定される。割り込みベクタアドレスは
BIOS ROM14のエントリポイントを示し、その
エントリポイントのルーチンが実行される。
【0044】システムコントローラ12は、このシステ
ム内のメモリやI/Oを制御するためのゲートアレイで
あり、ここにはCPU11へのSMI信号の発生を制御
するためのハードウェアが組み込まれている。
【0045】メインメモリ13は、オペレーティングシ
ステム、処理対象のアプリケーションプログラム(ユー
ティリティープログラムを含む)、およびアプリケーシ
ョンプログラムによって作成されたユーザデータ等を格
納する。
【0046】SMRAM(System Manage
ment RAM)13Aは、メインメモリ13のアド
レス30000Hから3FFFFHまでのアドレス空間
にマッピングされるオ−バレイメモリであり、SMI信
号がCPU11に入力された時だけアクセス可能とな
る。ここで、SMRAMがマッピングされるアドレス範
囲は固定ではなく、SMBASEと称されるレジスタに
よって4Gバイト空間の任意の場所に変更することが可
能である。SMBASEレジスタは、SMM中でないと
アクセスできない。SMBASEレジスタのデフォルト
値は、アドレス3000Hである。
【0047】CPU11がSMMに移行する時には、C
PUステータス、つまりSMIが発生された時のCPU
11のレジスタ等が、SMRAM13Aにスタック形式
でセーブされる。このSMRAM13Aには、BIOS
ROM14のシステム管理プログラムを呼び出すため
の命令が格納されている。この命令は、CPU11がS
MMに入った時に最初に実行される命令であり、この命
令実行によってシステム管理プログラムに制御が移る。
【0048】BIOS ROM14は、システムBIO
S(Basic I/O System )を記憶するためのもの
であり、プログラム書き替えが可能なようにフラッシュ
メモリによって構成されている。システムBIOSは、
このシステム内の各種ハードウェアをアクセスするファ
ンクション実行ルーチンを体系化したものであり、リア
ルモードで動作するように構成されている。
【0049】このシステムBIOSには、システムのパ
ワーオン時に実行されるIRTルーチンと、各種ハード
ウェア制御のためのBIOSドライバ群(INT10h
〜1Fh、40h〜4Fh)が含まれている。各BIO
Sドライバは、ハードウェア制御のための複数の機能を
オペレーティングシステムやアプリケーションプログラ
ムに提供するためにそれら機能に対応する複数のファン
クション実行ルーチン群を含んでいる。
【0050】また、拡張BIOSドライバ(INT15
h)には、システムコンフィグレーションインタフェー
スプログラム(SCI)が格納されている。SCIは、
CMOSメモリ16Aのシステム構成情報(システムコ
ンフィグレーション)の設定/変更のためにCMOSメ
モリ16Aをリード/ライトアクセスするハードウェア
制御プログラムである。OSや、セットアッププログラ
ムなどのアプリケーションプログラムは、SCIを用い
てシステム動作環境の設定/変更を行う。
【0051】このSCIには、図2に示されているよう
に、以下の6つのファンクション実行ルーチンが含まれ
ている。
【0052】 [ファンクションコード] [ファンクション実行ルーチン] 44F0h SCIサポートチェック 44F1h オープンインタフェース 44F2h クローズインタフェース 44F3h システムコンフィグレーションゲット 44F4h システムコンフィグレーションセット 44F5h デフォルトコンフィグレーションセット SCIサポートチェックルーチンは、このシステムがS
CIをサポートしているか否かをチェックするルーチン
であり、CPU11のAXレジスタにファンクションコ
ード44F0hがセットされた状態でINT15hが実
行された時に起動される。
【0053】オープンインタフェースルーチンは、シス
テム構成情報のリード/ライトを可能にするためのルー
チンであり、システム構成情報の読み書きの前にこのオ
ープンインタフェースルーチンが起動される。オープン
インタフェースルーチンが起動されるまでは、クローズ
インタフェースルーチン、システムコンフィグレーショ
ンゲットルーチン、システムコンフィグレーションセッ
トルーチンは使用できない。オープンインタフェースル
ーチンは、CPU11のAXレジスタにファンクション
コード44F1hがセットされた状態でINT15hが
実行された時に起動される。
【0054】クローズインタフェースルーチンは、シス
テム構成情報のリード/ライトを禁止するためのクロー
ズルーチンであり、CPU11のAXレジスタにファン
クションコード44F2hがセットされた状態でINT
15hが実行された時に起動される。
【0055】システムコンフィグレーションゲットルー
チンは、現在のシステム構成情報をCMOSメモリ16
Aからリードするルーチンであり、CPU11のAXレ
ジスタにファンクションコード44F3hがセットされ
た状態でINT15hが実行された時に起動される。シ
ステムコンフィグレーションゲットルーチンはシステム
構成情報の設定項目毎に60以上のサブファンクション
に別れており、これらサブファンクションはCPU11
のBXレジスタにセットされるサブファンクションコー
ドによって選択される。
【0056】システムコンフィグレーションゲットルー
チンのサブファンクションは、図3および図4の通りで
ある。
【0057】図3および図4に示されているように、サ
ブファンクションは、システムおよびパワー管理の設
定、メモリ設定、ディスプレイ設定、HDD/FDD設
定、I/Oポートおよびキーボード設定、およびパスワ
ードに関するサブファンクションに大別される。
【0058】OSやセットアッププログラムは、取得し
たい設定項目に対応するサブファンクションコード(例
えば、パワーアップモードに関するサブファンクション
コード0100h)をBXレジスタにセットすることに
より、その設定項目に対応する現在の設定値(ブートモ
ード/レジュームモード)を読み取る事ができる。
【0059】システムコンフィグレーションセットルー
チンは、CMOSメモリ16Aのシステム構成情報の変
更のために新たなシステム構成情報をCMOSメモリ1
6Aに書き込むルーチンであり、CPU11のAXレジ
スタにファンクションコード44F4hがセットされた
状態でINT15hが実行された時に起動される。この
場合、CPU11のCXレジスタにセットされた入力値
が、新たなシステム構成情報としてCMOSメモリ16
Aにライトされる。システムコンフィグレーションセッ
トルーチンも、ゲートルーチンと同様に、システム構成
情報の設定項目毎に60以上のサブファンクションに別
れており、これらサブファンクションはCPU11のB
Xレジスタにセットされるサブファンクションコードに
よって選択される。サブファンクションの種類は、図3
および図4で説明したシステムコンフィグレーションゲ
ットルーチンのサブファンクションと基本的に同じであ
り、図5および図6に示すサブファンクション群から構
成されている。
【0060】すなわち、これら各サブファンクションは
システムコンフィグレーションゲットルーチンの中では
システム構成情報を取得するためのゲットルーチンとな
り、システムコンフィグレーションセットルーチンの中
ではシステム構成情報を設定するためのセットルーチン
となる。
【0061】ここで、これらサブファンクション(ゲッ
ト/セット)それぞれのサブファンクションコードとそ
の機能の概要について説明する。 ・0100h Power-up Mode このサブファンクションは、コンピュータシステムがパ
ワーオンされた時にブートモードとレジュームモードの
どちらのモードで動作するかを指定するパワーアップモ
ード情報を取得/設定するためのルーチンであり、ブー
トモード(レジューム無効)/レジュームモード(レジ
ューム有効)の選択のために利用される。 ・0101h Battery Save Mode このサブファンクションは、電力消費量が互いに異なる
複数の動作環境(バッテリーセーブモード)の中の1つ
を指定するバッテリーセーブモード情報を取得/設定す
るためのものであり、指定されたバッテリセーブモード
により、バッテリセーブオプションの各項目( 表示自動
停止、HDD 自動停止等) の設定が決定される。また、ユ
ーザセッティングモードに設定した場合はユーザが前述
の各項目を設定できる。 ・0102h Processing Speed このサブファンクションは、CPUの処理スピード(Hi
gh/Lowなど)を指定するプロセッシングスピード情報を
取得/設定するためのものである。 ・0103h Snap Mode このサブファンクションは、CPUの処理速度を割り込
み信号に応答して低速から高速に切り替えるスナップモ
ードの有効/無効を指定するスナップモード設定情報を
取得/設定するためのものであり、有効を選択すると、
スナップモードとなる。この場合、通常処理はCPUの
処理速度を低速にして行い、割り込み処理(SMIやI
NTxxhなど) は高速で行う。 ・0104h Sleep Mode このサブファンクションは、コンピュータシステムのア
イドル状態に応答して前記コンピュータシステムを電力
消費の少ない動作モードに移行させるスリープモードの
有効/無効を指定するスリープモード設定情報を取得/
設定するためのルーチンであり、有効を選択すると、C
PUが処理待ち状態の時、CPUの処理速度を遅くして
電力消費を減らす。 ・0105h Display Auto Off Mode このサブファンクションは、システムのアイドル状態に
応じてLCDの画面のバックライトをオフするディスプ
レイオートオフ機能の有効/無効を指定するものであ
り、有効ならば、システムアイドル時、具体的には、設
定した時間KBおよびマウスが使用されない時にバック
ライトがオフされる。 ・0106h HDD Auto Off Mode このサブファンクションは、ハードディスクドライブを
自動的に動作停止させるHDDオートオフモードの有効
/無効を指定するHDDオートオフモード設定情報を取
得/設定するルーチンであり、有効であれば、システム
アイドル時、具体的には、設定した時間だけHDDにア
クセスが行われなかった時にHDDのモータがオフされ
る。 ・0107h FDD Auto Off Mode このサブファンクションは、フロッピーディスクドライ
ブを自動的に動作停止させるFDDオートオフモードの
有効/無効を指定するFDDオートオフモード設定情報
を取得/設定するルーチンであり、有効であれば、シス
テムアイドル時、具体的には、設定した時間FDDにア
クセスが行われたかった時に、FDDのモータがオフさ
れる。 ・0108h Cache Status このサブファンクションは、CPUキャッシュの有効/
無効を指定するキャッシュステータス設定情報を取得/
設定するルーチンであり、これによりキャッシュメモリ
使用の許可/禁止の設定が行われる。 ・0109h Speaker Volume このサブファンクションは、スピーカ音量(アラーム
音)を指定するスピーカボリューム設定情報を取得/設
定するルーチンである。 ・010Ah System Speaker Status このサブファンクションは、スピーカの動作の有効/無
効を指定するスピーカ設定情報を取得/設定するルーチ
ンであり、有効の時は、スピーカ(ローバッテリ、パネ
ルクローズアラームを除く) が有効となり、スピーカが
鳴る。 ・010Bh Low Battery Alarm Mode このサブファンクションは、バッテリ残存容量の低下を
アラーム音によって通知するローバッテリアラーム機能
の有効/無効を指定するローバッテリアラームモード設
定情報を取得/設定するルーチンであり、有効の時、ロ
ーバッテリ時にアラーム音が鳴る。 ・010Ch Panel Close Alarm Mode このサブファンクションは、ディスプレイパネルが閉じ
られた時にアラーム音を発生するパネルクローズアラー
ム機能の有効/無効を指定するパネルクローズアラーム
モード設定情報を取得/設定するルーチンであり、有効
の時、ディスプレイパネルが閉じられるとアラーム音が
発生される。 ・010Dh Panel Power On/Off Mode このサブファンクションは、ディスプレイパネルの開閉
に応じてレジューム/サスペンド処理を実行するパネル
パワーオン/オフモードの有効/無効を指定するパネル
パワーオン/オフモード設定情報を取得/設定するルー
チンであり、レジュームモードの時のみ有効となる。パ
ネルパワーオン/オフモードが有効であれば、パネルを
閉じた場合にサスペンドし、パネルを開くとレジューム
する。 ・010Eh Alarm Power On Date このサブファンクションは、アラームパワーオン機能に
よってシステムを自動的にパワーオンさせる日付(月/
日)を指定するアラームパワーオン設定日付情報を取得
/設定するルーチンであり、設定した月/日になると、
自動的にシステムの電源がオンされる。アラームパワー
オン設定日付情報は通常は単独で使用されることはな
く、アラームパワーオンタイム情報と併せて使用され
る。 ・010Fh Alarm Power On Time このサブファンクションは、アラームパワーオン機能に
よってシステムを自動的にパワーオンさせる時間を指定
するアラームパワーオンタイム情報を取得/設定するル
ーチンであり、設定した時/分になると、自動的にシス
テムの電源がオンされる。 ・0110h System Auto Off Mode このサブファンクションは、システムのアイドル状態に
応答してシステムをサスペンドさせるシステムオートオ
フ機能の有効/無効またはそのモードを実行させる条件
を指定するシステムオートオフモード設定情報を取得/
設定するルーチンであり、レジュームモードの時のみ有
効となる。システムオートオフ機能が有効であれば、設
定した時間KBおよびマウスを使用せず、かつHDDへ
のアクセスがなければ、自動的にシステムがサスヘ゜ン
ト゛状態に設定される。 ・0111h Remaining Battery Power as Percentage このサブファンクションは、バッテリ残存容量をパーセ
ンテージ単位で取得/設定するルーチンである。 ・0112h Remaining Battery Power in Time このサブファンクションは、バッテリ残存容量を使用可
能時間単位で取得/設定するルーチンである。 ・0113h Battry Status Mode このサブファンクションは、バッテリ残存容量をパーセ
ンテージ表示と使用可能時間表示のどちらで行うかを指
定するバッテリステータスモード設定情報を取得/設定
するルーチンであり、たとえば、ステータス表示のため
のサブLCDを搭載するマシンにて、そのサブLCDに
おけるバッテリ残量表示をパーセント単位で行うか、時
間単位で行うかを指定するために利用される。 ・0114h Modem Power Status このサブファンクションは、システムの内部モデムのパ
ワーオン/オフを指定するモデムパワーステータス情報
を取得/設定するルーチンであり、例えば、PCカード
スロットをOthersの設定にした場合に内蔵モデムのパワ
ーオン/オフをを設定するために使用される。 ・0115h LCD Brightness Status このサブファンクションは、LCDの輝度について高輝
度および低輝度の一方を指定するLCD輝度ステータス
設定情報を取得/設定するルーチンである。 ・0116h Popup Window Mode このサブファンクションは、ポップアップウインドウ
(ここで言うPOPUP はFnキー+Esc キーにより画面右下
に出るものを指す)表示機能の有効/無効を指定するポ
ップアップウインドウモード設定情報を取得/設定する
ルーチンである。 ・0117h System Date このサブファンクションは、システムの日付の取得/設
定を行うルーチンである。 ・0118h System Time このサブファンクションは、システムの時間の取得/設
定を行うルーチンである。 ・0119h Tablet Auto Off Mode このサブファンクションは、設定した時間タブレット
(ペン)を使用しなければ、タブレットの電源をOFF す
る機能の有効/無効を指定する情報を取得/設定するル
ーチンである。 ・011Ah Hotkey Mode このサブファンクションは、メモリ常駐またはSMRA
Mのプログラムをキー操作によって直接呼び出すホット
キー機能(Fn+ファンクションキー/矢印キー)の有
効/無効を指定するホットキーモード設定情報を取得/
設定するルーチンである。 ・011Bh Max.LCD Brightness Status このサブファンクションは、LCDの輝度の最大値を指
定する最大LCD輝度ステータス設定情報を取得/設定
するルーチンであり、LCDパネルの輝度の最大値を設
定するためなどに使用される。この場合、輝度は0 〜最
大値の間で設定可能である。 ・011Ch DAC Digital Output Status このサブファンクションは、カラールックアップテーブ
ルを構成するDAC(Digital to Analog Converter )
のデジタル出力を許可/禁止を指定するDACデジタル
出力ステータス設定情報を取得/設定するルーチンであ
る。DACからは通常カラーパレットによって色変換さ
れたアナログ信号だけが出力されるが、LCDにカラー
表示する時にはDACデジタル出力が使用される。 ・011Dh Boot Priority このサブファンクションは、システムを起動するディス
ク装置の順番を指定するブート優先度設定情報を取得/
設定するルーチンであり、システムの起動方法をFDD →
HDD /HDD →FDD のいずれかから選択できる。この設定
で指定された順番にシステムが起動される。 ・011Eh Remaining Battery Power as Percentage(2n
d) このサブファンクションは、セカンドバッテリの残存容
量をパーセンテージで示すバッテリ残存容量情報を取得
/設定するルーチンである。 ・011Fh Cache Write Policy このサブファンクションは、CPUキャッシュのライト
ポリシー(Write-back、Write-through )を指定するキ
ャッシュライトポリシー設定情報を取得/設定するルー
チンであり、Write-backに設定すれば、書き込み内容が
一時的にキャッシュメモリに保存され、その後タイミン
グを見て自動的にメモリに書き込まれる。Write-throug
に設定すれば、キャッシュメモリとメモリの双方にデー
タが一緒に書き込まれる。 ・0120h Eject Password Mode このサブファンクションは、コンピュータ本体に装着さ
れた拡張ユニット(DeskStation )をそのコンピュータ
本体から取り外すためのイジェクトスイッチが押下され
た時にパスワードチェックを行うイジェクトパスワード
モードの有効/無効を指定するイジェクトパスワードモ
ード設定情報を取得/設定するルーチンである。 ・0121h Ring Indicator Mode このサブファンクションは、モデムおよびシリアルポー
トからの着呼信号に応じてシステムをパワーオンさせる
リングインジケータ機能の有効/無効を指定するリング
インジケータモード設定情報を取得/設定するルーチン
である。リングインジケータ機能は、レジュームモード
時のみ有効となる。有効に設定すると、レジュームモー
ドで電源オフ時、モデムやシリアルポートを使用して通
信を行っている時、外部からRing( 呼び出し) が来る
と、自動的にレジュームされる。 ・0122h Cooling Method このサブファンクションは、CPUを冷却するために用
意された複数種の冷却機能(Performance モード、Quie
t モード)の中で使用する冷却機能を指定するクーリン
グメソッド設定情報を取得/設定するルーチンである。
Performance モードに設定すると、CPUが高温になる
とファンが回転され、温度が下げられる。Quiet モード
に設定すると、CPUが高温になるとCPUの動作率が
低下され、これによって温度が下げられる。 ・0200h Hard RAM Size このサブファンクションは、メモリの中でハードRAM
として使用するメモリサイズを示すハードRAMサイズ
(KB)情報を取得/設定するルーチンである。 ・0201h Shadow RAM Mode このサブファンクションは、ROMの内容をRAMにコ
ピーして使用するシャドウRAMモード(高速ROM機
能)の有効/無効を指定するシャドウRAMモード設定
情報を取得/設定するルーチンである。 ・0202h Extended Memory Setup Mode このサブファンクションは、外部オプションROMにつ
いてのROM/RAMコピーおよびキャッシュ制御に関
する設定を指定する外部メモリセットアップモード情報
を取得/設定するルーチンである。 ・0300h Display Device Mode このサブファンクションは、ディスプレイに関する各種
モードを指定するディスプレイモード設定情報を取得/
設定するルーチンであり、ディスプレイに関する次の設
定に使用される。
【0062】Power On Display:ブートモードで電源オ
ン時に表示する装置を指定する。Internal/External の
設定では、CRTがあればCRT表示、なければLCD
表示で起動し、Simultaneousの設定では同時表示モード
で起動する。
【0063】LCD Display Mode:LCD のモード(Color/
Monochrome) を選択する。
【0064】Display Adaptor :DeskStation の接続で
きるマシンで、VGAカードをインストールしたDeskSt
ation を接続してシステムを使用する場合はNot Usedと
なる。 ・8300h Current Display Device Mode このサブファンクションは、現在表示対象となっている
ディスプレイを指定するカレントディスプレイデバイス
モード設定情報を取得/設定するルーチンであり、表示
装置の切り替えなどのために使用される。この機能は、
Hotkey(Fn+F5) と同じ機能である。 ・0301h Color Emulation Mode このサブファンクションは、LCDの表示色数を指定す
るカラーエミュレーション設定情報を取得/設定するル
ーチンであり、LCDパネルの表示可能な色の数を選択
するために使用される。表示可能色数はシステムにより
異なり、表示可能色数の中から決められた数の色だけが
1 画面に表示できる。 ・0302h Gray Scale Level このサブファンクションは、モノクロLCDにおいて、
白→黒色を何段階に分割するかを指定するグレースケー
ル設定情報を取得/設定するルーチンである。 ・0303h Display Normal/Reverse Mode このサブファンクションは、モノクロLCDの非反転/
反転表示を指定するノーマル/リバースモード設定情報
を取得/設定するルーチンである。 ・0304h Display Contrast このサブファンクションは、LCDのコントラストを指
定するディスプレイコントラスト設定情報を取得/設定
するルーチンであり、コントラストの変更機能はHotkey
(Fn+←→)と同様である。 ・0305h Display Brightness このサブファンクションは、LCDの輝度レベルを指定
するディスプレイブライトネス設定情報を取得/設定す
るルーチンであり、輝度レベルの変更機能はHotkeyの
(Fn+↓↑)と同様である。 ・0306h Scan Mode このサブファンクションは、CRTのスキャンモードと
してインターレースモードおよびノンインターレースモ
ードの一方を指定するスキャンモード設定情報を取得/
設定するルーチンである。インターレース方式を選択す
ると、走査線を奇数行、偶数行単位で表示するため、ち
らつきが見えることがある。ノンインタレース方式を選
択すると、走査線を順番に表示するため、ハードウェア
的な負担が大きくなり、この方式に対応しているCRT
しか使用できない。 ・0307h DPMS Status このサブファンクションは、CRTのパワーセーブ機能
(DPMS:DisplayPower Management Signal )の有
効/無効を指定するDPMSステータス設定情報を取得
/設定するルーチンである。有効にすると、DPMS機能に
対応しているCRTを接続した際に、CRTにおけるパ
ワーセーブが行われる。DPMS機能に対応していないCR
Tを接続した際は機能しない。 ・0308h Tall Font Mode このサブファンクションは、テキスト表示モードにおい
てフォントをストレッチする機能の有効/無効を指定す
るフォントモード設定情報を取得/設定するルーチンで
あり、有効にすると、英語のテキストモード表示時に64
0x480 ドット表示となる。無効にすると、英語のテキス
トモード表示時に640x400 ドット表示となる。 ・0309h VGA Segment Address このサブファンクションは、メモリ空間上におけるVG
A BIOSの開始アドレス値を指定するVGAセグメ
ントアドレス設定情報を取得/設定するルーチンであ
り、デフォルトはE000h であるが、E400h,C000h に変更
する事が出来る。 ・0400h HDD (#0) Type このサブファンクションは、システムに搭載された1台
目のHDDについてその有効/無効の設定およびその記
憶容量を示す第1のHDDタイプ設定情報を取得/設定
する。 ・0401h HDD #1 Type このサブファンクションは、システムに搭載された2台
目のHDDについてその有効/無効の設定およびその記
憶容量を示す第2のHDDタイプ設定情報を取得/設定
する。 ・0402h Max.HDD Number このサブファンクションは、システムに接続されている
HDD台数を示す最大HDD台数設定情報を取得/設定
するものであり、HDDが何台装着されているかを読み
出す場合などに使用される。 ・0403h External HDD Mode このサブファンクションは、外部HDDの許可/禁止を
設定する情報を取得/設定すルーチンである。 ・0404h HDD Mode このサブファンクションは、HDDのモードをエンハン
スドIDEモードおよびスタンダードIDEモードの一
方に設定するHDDモード設定情報を取得/設定する設
定するルーチンであり、通常、マイクロソフト社のDO
SやWINDOWSで使用する場合はエンハンスドID
Eモードに設定される。この場合、BIOSは、HDD
のシリンダ数、ヘッド数を論理値に変換する。UNIX
等で使用する場合は、HDDの情報を変換しない方が良
いため、スタンダードIDEの設定が用いられる。 ・0410h FDD Type このサブファンクションは、FDDのタイプを指定する
FDDタイプ設定情報を取得/設定するルーチンであ
る。設定は、2HDのメディアに関するもので、1.4
4MB、1.2MB、1.44/1.2MB両方などが
ある。 ・0411h No.2 FD Drive このサブファンクションは、2台目のFDDのタイプを
指定する第2のFDDタイプ設定情報を取得/設定する
ルーチンであり、例えばFDD2連タイプのシステムに
て、2台目のFDDのタイプを3.5インチ/5.25
インチなどで設定するために使用される。 ・0500h Serial Port Mode このサブファンクションは、シリアルポートの使用環境
を指定するシリアルポートモード設定情報を取得/設定
するルーチンであり、COM =COM1(IRQ4/3F8H),COM2(IRQ
3/2F8H),COM3(IRQ4/3E8H),COM4(IRQ3/2E8H),Not Usedな
どの設定のために使用される。 ・0501h Parallel Port Mode このサブファンクションは、パラレルポートの使用環境
を指定するパラレルポートモード設定情報を取得/設定
するルーチンであり、Parallel=LPT1(378H),LPT2(278
H),LPT3(3BCH),Not Used などの設定のために使用され
る。また、パラレルポートのモードを出力専用か、双方
向にするかの設定にも使用される。 ・0502h Keyboard Type このサブファンクションは、キーボードに関する使用環
境を指定するキーボードタイプ設定情報を取得/設定す
るルーチンであり、次の設定に利用される。
【0065】Fn代替えキー:外部KB使用時に内部KB
のFnキーを外部KBのどのキーで代用するかを設定す
る。
【0066】3キー入れ替え:内部KBのCtrl/Alt/Cap
s Lockキーの位置を入れ替えるかどうかを設定する。 ・0503h PCMCIA Slot Mode このサブファンクションは、PCカードスロットに関す
る使用環境を指定するPCカードスロットモード設定情
報を取得/設定するルーチンであり、PCMCIA Slot のモ
ードを指定する。PCMCIA(PCMCIAカード使
用時) またはOthers( 東芝/インテル社のモデムカード
使用時) を選択するためなどに使用される。 ・0504h Keyboard Initial State このサブファンクションは、システムの電源投入時にお
けるキーボードのNumLock状態の有効/無効を指
定するキーボード初期状態設定情報を取得/設定するル
ーチンである。 ・0505h Pointing Stick Mode このサブファンクションは、ポインティングデバイスで
あるポインティングスティックおよびPS/2マウスを
選択的にまたは同時に使用することを指定するポインテ
ィングスティックモード設定情報を取得/設定するルー
チンである。
【0067】Auto-Selected モードにすると、外部PS
/2マウスがある場合は外部PS/2マウスのみ、ない
場合はポインティングスティック(アキュポイント)の
みが使用できる。Simultaneousモードにすると、外部P
S/2マウスとポインティングスティックとが使用でき
る。 ・0506h DS Parallel Port Mode このサブファンクションは、コンピュータ本体に取り外
し自在に装着される拡張ユニットのパラレルポートに関
する使用環境を指定するDSパラレルポートモード設定
情報を取得/設定するルーチンであり、DeskStation を
サポートするが、内部とDSのパラレルポートタイプが異
なる場合に、パラレルポートの選択を行う。 ・0507h Int.Keyboard Key Layout このサブファンクションは、内部キーボードのキーレイ
アウトを入れ替える機能の有効/無効を指定するキーレ
イアウト設定情報を取得/設定するルーチンであり、内
部KBのCtrl/Alt/Caps Lockキーの位置を入れ替えるか
どうかを設定する(3キー入れ替え機能) ために使用され
る。 ・0508h Infrared Mode このサブファンクションは、赤外線通信インタフェース
に関する使用環境を設定する赤外線通信モード設定情報
を取得/設定するルーチンであり、赤外線通信機能イン
タフェースにシリアルポートを割り当てた場合のモード
を選択する。シャープ社のモードの機器と通信するとき
はASK の設定にし、他のマシンやプリンタと通信する時
はIrDAの設定にする。 ・0510h SCSI Mode このサブファンクションは、SCSIの割り込みレベル
を指定するSCSIモード設定情報を取得/設定するル
ーチンである。 ・0520h Sound System Mode このサブファンクションは、システム内のサウンドシス
テムに関する使用環境(IRQ,DMA,I/O Address など)を
指定するサウンドシステムモード設定情報を取得/設定
するルーチンである。 ・0521h Sound System Power このサブファンクションは、システム内のサウンドシス
テムの電源オン/オフを指定するサウンドシステムパワ
ー設定情報を取得/設定するルーチンである。電源オン
にしないと、サウカドシステムは使用できない。 ・0600h Password Interface Mode このサブファンクションは、システムに対するパスワー
ドの登録/削除を行うためのプログラムを実行可能なモ
ードにするか否かを指定するパスワードインタフェース
モード設定情報を取得/設定するルーチンであり、バス
ワードインタフェースの接続/切断の設定のために使用
される。パスワード用アプリケーション(パスワードの
の登録/削除等を行う) をインストールる際に、本機能
によりパスワードインタフェースが接続され、パスワー
ド用アプリが使用可能となる。 ・0601h Password Check Request Flag このサブファンクションは、システムで実行されるプロ
グラムにパスワードチェックを要求するパスワードチェ
ック要求フラグを取得/設定するルーチンであり、フラ
グが設定されると、アプリはパスワードチェック( 有無
等) を行う。 ・0602h Password このサブファンクションは、システムに登録されている
パスワードを取得/設定するルーチンであり、パスワー
ドの設定/削除などのために使用される。 ・0603h Verify Password このサブファンクションは、システムに登録されている
パスワードと入力パスワードとを比較するベリファイパ
スワード機能を実行する。 ・0604h Password Level このサブファンクションは、システムで使用されている
パスワードレベルに関する設定情報を取得/設定するル
ーチンであり、カレントパスワードのパスワードレベル
を設定するためなどに使用される。レベルは制限有り/
制限無しの2つ選択でき、制限有りの場合はマシン使用
上、SETUP が起動できないなどの制限が出来る。
【0068】SCIのデフォルトコンフィグレーション
セットルーチンは、システム動作環境を標準の環境に戻
すためにシステム構成情報のデフォルト値をCMOSメ
モリ16Aに書き込むルーチンであり、CPU11のA
Xレジスタにファンクションコード44F5hがセット
された状態でINT15hが実行された時に起動され
る。
【0069】以上のように、SCIは、ハードウェアセ
ットアップのために必要なCMOSメモリ16Aに対す
るアクセス機能を、OSや、セップアッッププログラム
などのアプリケーションプログラムに提供する。
【0070】図1のBIOS ROM14には、さら
に、SMIハンドラおよびSMIサービスルーチンなど
のSMMの中で実行されるシステム管理プログラムも格
納されている。
【0071】SMIハンドラは、SMIの発生要因に応
じてSMIサービスルーチンやBIOSドライバを起動
するするためのものであり、I/OトラップによるSM
Iが発生した場合にはBIOSドライバを起動し、他の
要因によるSMIが発生した場合にはその要因に対応す
るSMIサービスルーチンを起動する。このように、I
/OトラップによるSMIは、BIOSドライバを起動
するためのプログラム・インタフェースとしても利用さ
れる。
【0072】従って、前述のSCIは、ソフトウェア割
り込み(INT15h)だけでなく、I/OトラップS
MIを利用しても起動する事ができる。
【0073】さらに、BIOS ROM14には、リア
ルモード環境で動作するユーティリティーとして、セッ
トアッププログラム、およびポップアッププログラムが
格納されている。これらセットアッププログラムおよび
ポップアッププログラムは、キー入力操作によって所定
のコマンドが入力された時に起動される。
【0074】BIOS ROM14のセットアッププロ
グラム(BIOSセットアップ)は、リアルモード環境
においてシステムコンフィグレーションの設定/変更を
行う場合に利用される。
【0075】バス変換回路15はCPUローカルバス1
7とシステムバス18を接続するブリッジ回路であり、
CPUローカルバス17の32ビットデータバスとシス
テムバス18の16ビットデータバスとの間のバス幅変
換などを行う。
【0076】リアルタイムクロック(RTC)16は電
池電源が常時供給されるCMOSメモリ16Aを有す
る。このCMOSメモリ16Aには、システム構成情報
などが保存される。システムの動作環境は、CMOSメ
モリ16Aのシステム構成情報によって決定される。
【0077】次に、システムコントローラ12に設けら
れたSMI発生制御のためのハードウェア構成について
説明する。
【0078】システムコントローラ12は、図示のよう
に、I/OトラップSMI発生回路121、他の要因に
よるSMI発生回路122,123、OR回路124、
およびSMIステータスレジスタ125を備えている。
【0079】I/OトラップSMI発生回路121は、
プログラム・インタフェースとして利用されるI/Oト
ラップSMI信号を発生させるための回路であり、予め
決められたアドレス範囲に属するシステムバス18上の
I/OアドレスをトラップしてI/OトラップSMI信
号を発生する。このI/OトラップSMI発生回路12
1は、図示のように、I/Oベースアドレスレジスタ1
26、アドレス比較回路127、およびマスクレジスタ
128から構成されている。
【0080】I/Oベースアドレスレジスタ126はC
PU11がリード/ライト可能なレジスタであり、シス
テムバス18に接続されている。このI/Oベースアド
レスレジスタ126は、I/Oベースアドレスを保持す
る。このI/Oベースアドレスは、システムのパワーオ
ン時に実行されるBIOSのIRTルーチンによってI
/Oベースアドレスレジスタ126にセットされる。セ
ットされるI/Oベースアドレスとしては、I/O装置
に対して割り当てることが可能な複数のI/Oベースア
ドレスの中で実際に使用されてないアドレスが利用され
る。
【0081】比較回路127は、IOリード/ライトサ
イクルにおいてシステムバス18上に出力されるI/O
アドレスとI/Oベースアドレスレジスタ126のI/
Oベースアドレスとを比較し、I/OアドレスがI/O
ベースアドレスによって指定されるアドレス範囲に属す
る時にI/OトラップSMI信号を発生する。
【0082】マスクレジスタ128は、CPU11がリ
ード/ライト可能なレジスタであり、システムバス18
に接続されている。このマスクレジスタ128は、I/
OトラップSMI信号の発生を許可または禁止するため
のマスクデータを保持する。このマスクデータは、シス
テムのパワーオン時にIRTルーチンによってセットさ
れる。I/OトラップSMIをBIOSのファンクショ
ン実行ルーチンを呼び出すためのプログラム・インタフ
ェースとして利用する場合には、I/OトラップSMI
信号の発生を許可するマスクデータがセットされる。
【0083】I/OトラップSMI発生回路121には
実際にはこのような回路が複数セット用意されており、
その内の1つがBIOSドライバを呼び出すためのプロ
クラム・インタフェースとして利用され、他の回路セッ
トからのI/OトラップSMIはローカルスタンバイS
MIの発生などのために利用される。もちろん、2以上
の回路セットをBIOSドライバを呼び出すためのプロ
グラム・インタフェースとして利用することもできる。
【0084】この場合には、それら回路セットに互いに
異なるI/Oベースアドレスをセットしておくことによ
って、複数のBIOSドライバを互いにトラップアドレ
スが異なる複数のI/OトラップSMIを利用したイン
タフェースによって選択的に呼び出す事ができる。
【0085】他の要因によるSMI発生回路122,1
23は、例えば、ソフトウェアSMI、グローバルスタ
ンバイSMI、ローカルスタンバイSMI、外部入力S
MI、電源からのサスペンドレジュームボタン信号によ
るSMIなどを発生する。
【0086】OR回路124は、I/OトラップSMI
発生回路121および他のSMI回路122,123の
いずれかがSMI信号を発生した時、そのSMI信号を
CPU11に供給する。
【0087】I/OトラップSMI発生回路121およ
び他のSMI回路122,123の各々は、CPU11
がSMMを抜けるまでSMI信号をアクティブステート
に維持し続ける。このため、あるSMI信号に対するS
MI処理中に他のSMI信号が発生された時は、CPU
11は最初のSMI信号に対応するSMMを抜けた後
に、SMI処理中に発生したSMI信号によって再びS
MMに移行する。
【0088】SMIステータスレジスタ125は、SM
I発生要因を示すステータスデータを保持するためのも
のであり、I/OトラップSMI発生回路121および
他のSMI回路122,123それぞれの出力を保持す
る。
【0089】以下、この発明の特徴とするSCIを用い
たシステムコンフィグレーションの設定/変更動作を説
明する。
【0090】まず、図7乃至図10を参照して、INT
15hを用いてSCIを起動する場合について説明す
る。
【0091】図7には、SCIを用いたシステムコンフ
ィグレーションの設定/変更動作の原理が概念的に示さ
れている。
【0092】この実施例のパーソナルコンピュータにお
いては、リアルモード環境とプロテクトモード環境とで
それぞれ異なるセットアッププログラムが用いられる。
すなわち、リアルモード環境ではBIOS ROM14
に格納されているBIOSセットアッププログラムが使
用され、プロテクトモード環境下ではフロッピーディス
クやハードディスク装置から供給される“Max Ti
me”などのセットアッププログラムが利用される。
【0093】“Max Time”は本出願人によって
開発されたプロテクトモードOS用のアプリケーション
プログラムであり、プロテクトモード環境で実行するこ
とができる。“Max Time”は、SCIを利用し
てシステム構成情報の読み書きを行い、ハードウェア
(CMOSメモリ)を直接アクセスすることはない。
“Max Time”を実行すると、図9のようなセッ
トアップウインドウが画面表示され、各種環境設定項目
についてそれぞれ現在の設定値が提示される。現在の設
定値は、キー操作やマウス操作によって変更する事がで
きる。また、“DeFaults”アイコンを選択する
事により、全ての環境設定項目をデフォルト値に一括変
更する事もできる。
【0094】このようにしてシステム動作環境の変更操
作が行われると、“Max Time”はSCIを呼び
出し、CMOSメモリ16Aのシステム構成情報の変更
などを行う。
【0095】“Max Time”がSCIを呼び出す
場合には、まず、CPU11の動作モードがプロテクト
モードからリアルモードに切り替えられ、その後INT
15hのソフトウェア割り込み命令が実行される。
【0096】BIOSセットアッププログラムは、リア
ルモードOS用のプログラムであり、リアルモード環境
で実行することができる。BIOSセットアッププログ
ラムも、SCIを利用してシステム構成情報の読み書き
を行う事ができる。BIOSセットアッププログラムは
システムボード上のROMに格納されたBIOSドライ
バの一種であるので、従来と同様に、BIOSセットア
ッププログラムがハードウェア(CMOSメモリ)を直
接アクセスするように構成しても良い。BIOSセット
アッププログラムが実行された場合も、“Max Ti
me”と同様の環境設定項目を持つ図8のようなセット
アップウインドウが画面表示され、各種環境設定項目に
ついてそれぞれ現在の設定値が提示される。
【0097】BIOSセットアッププログラムがSCI
を呼び出す場合には、CPU11の動作モードを切り替
えること無く、INT15hのソフトウェア割り込み命
令だけが実行される。
【0098】図10には、SCIによるシステム構成情
報のリード/ライト処理の手順が示されている。
【0099】ここでは、SCIが既にオープンされてい
る場合を想定する。
【0100】前述したように、“Max Time”お
よびBIOSセットアッププログラムは、INT15h
のソフトウェア割り込み命令を実行する。この場合、S
CIのファンクション実行ルーチンを指定するファンク
ションコードや、サブファンクションコードがCPU1
1のレジスタにセットされる。
【0101】INT15hのソフトウェア割り込み命令
の実行により、INT15hのベクタアドレスで指定さ
れる拡張BIOSが実行される。拡張BIOSは、ま
ず、SCIがサポートしているファンクションコードか
否かを判断する(ステップS101)。具体的には、フ
ァンクションコードが44F2h(クローズインタフェ
ース)か、444F3h(システムコンフィグレーショ
ンゲット)か、44F4h(システムコンフィグレーシ
ョンセット)か、44F5h(デフォルトコンフィグレ
ーションセット)かどうかを判断し、これらファンクシ
ョンコードでなければ、拡張BIOSに用意されたSC
I以外の処理に移行する。
【0102】一方、サポートするファンクションコード
であれば、そのファンクションコードに対応するファン
クション実行ルーチンが起動される(スップS10
2)。起動されたファンクション実行ルーチンは、CP
U11のレジスタにセットされているサブファンクショ
ンコードをサポートしているか否かを判断する(ステッ
プS103)。
【0103】サポートしていないサブファンクションが
指定されたときは、ファンクション実行ルーチンは、エ
ラー値を出力値としてCPU11のレジスタにセットし
た後にリターンする(ステップS104)。
【0104】一方、サポートしているサブファンクショ
ンであれば、ファンクション実行ルーチンは、その指定
されたサブファンクションを実行し、該当する環境設定
項目の読み出し/書き込みなどを行い、CPU11の出
力レジスタに戻り値を設定した後にリターンする(ステ
ップS105,S106)。
【0105】次に、前述した多数のサブファンクション
について、その機能の詳細とそれを実行した場合のCP
U11の入出力レジスタの一例について説明する。
【0106】SCIのサブファンクション詳細 (1)Get Power−up Mode (1−1)機能 パワーアップモードの設定をCMOSからリードする。 (1−2)入出力レジスタ仕様 ・入力レジスタ AX=44F3h BX=0100h ・出力レジスタ 正常終了する場合 AH=00h AL=00h BX=0000h:Binaryデータタイプ CX=0000h:サスペンド&リジュームDisab
le 0001h:サスペンド&リジュームEnable SI=デフォルト値 CF=0 エラー発生の場合 CF=1 AH=80h(サブファンクションコードエラーまたは
システムが本ファンクションをサポートしていない) 82h(インタフェースがまだ開かれていない) 86h(システムがSCIをサポートしていない) すなわち、Get Power−up Modeのサブ
ファンクションを実行する場合には、入力レジスタAX
にはSCIのシステムコンフィグレーションゲットルー
チンを指定するファンクションコード(=44F3
h)、入力レジスタBXにはパワーアップモードを示す
サブファンクションコード(=0100h)がセットさ
れる。
【0107】システムコンフィグレーションゲットルー
チンのサブファンクション(GETPOWER−UP
MODE)が正常終了した場合には、出力レジスタCX
には、CMOSメモリ16Aからリードした現在のパワ
ーアップモードがセットされる。この場合、ブートモー
ドであれは0000hが戻り値となり、レジュームモー
ドであれば0001hが戻り値となる。また、出力レジ
スタSIにはパワーアップモードのデフォルト値(ブー
トモード)を示す0000hがセットされる。
【0108】一方、エラー発生した場合には、エラーの
内容を示す値が出力レジスタAHにセットされると共
に、出力レジスタCFには1がセットされる。
【0109】以下、他のサブファンクションについて同
様に説明する。 (2)Get Battery Save Mode (2−1)機能 バッテリーセーブモードの設定をCMOSからリードす
る。 (2−2)入出力レジスタ仕様 ・入力レジスタ AX=44F3h BX=0101h ・出力レジスタ 正常終了する場合 AH=00h AL=00h BX=8001h:Gradualデータタイプ CX=現在設定されているレベル DX=設定可能な最大レベル SI=レベルのデフォルト値 CF=0 エラー発生の場合 CF=1 AH=80h(サブファンクションコードエラーまたは
システムが本ファンクションをサポートしていない) 82h(インタフェースがまだ開かれていない) 86h(システムがSCIをサポートしていない) (2−3)機能詳細 本サブファンクションは、バッテリセーブモードのレベ
ルを返す。最大レベルは、システムによる。下の表は、
最大レベル数と、各モードのレベル数を表す。
【0110】例えば、Full/Economy/Lo
w/UserSetting Modeをサポートして
いるマシンでは、Low Modeが設定されていれ
ば、DX=3、CX=1が返され、SIには0002h
が返される。 (3)Get Processing Speed (3−1)機能 処理スピードの設定をCMOSからリードする。 a)マシン1の場合 (3−2)a 入出力レジスタ仕様 ・入力レジスタ AX=44F3h BX=0102h CX=0000h ・出力レジスタ 正常終了する場合 AH=00h AL=00h BX=8003h:Discreteデータタイプ CX=現在設定されている値 DX=設定可能な値(インデックス) SI=インデックスのデフォルト値 CF=0 エラー発生の場合 CF=1 AH=80h(サブファンクションコードエラーまたは
システムが本ファンクションをサポートしていない) 82h(インタフェースがまだ開かれていない) 86h(システムがSCIをサポートしていない) (3−3)a 機能詳細 本サブファンクションは、CPUのスピードをMHzで
返す。システムが、33/17/8/4MHzをサポー
トする場合は、17MHzに設定されていれば、DX=
4、CX=0011hを返す。
【0111】ユーザは、“インデックス”を使用するこ
とにより、全ての使用可能なモードを得ることができ
る。 ・入力レジスタ AX=44F3h BX=0102h CX=インデックス(0・・・設定可能な値) システムが、33/17/8/4MHzをサポートする
場合、インデックスと処理スピードの対応は、下のよう
になる。
【0112】 Index ProcessingSpeed 1 4MHz 2 8MHz 3 17MHz 4 33MHz この場合の設定可能な値は4(まで)であるので、DX
=0004hである。index=3とすれば、CX=
0011hを返す。 ・出力レジスタ 正常終了する場合 AH=00h AL=00h BX=8003h:Discreteデータタイプ CX=インデックスにより列挙される値 DX=インデックスの最大値 エラー発生の場合 CF=1 AH=80h(サブファンクションコードエラーまたは
システムが本ファンクションをサポートしていない) 82h(インタフェースがまだ開かれていない) 86h(システムがSCIをサポートしていない) (3−3)b 機能詳細 また、処理スピードのレベルを返してもよい。 (4)Get Snap Mode (4−1)機能 スナップモードの設定(Enable/Disabl
e)を、CMOSからリードする。 (4−2)入出力レジスタ仕様 ・入力レジスタ AX=44F3h BX=0103h ・出力レジスタ 正常終了する場合 AH=00h AL=00h BX=0000h:Binaryデータタイプ CX=0000h:Disable 0001h:Enable SI=デフォルト値 CF=0 エラー発生の場合 CF=1 AH=80h(サブファンクションコードエラーまたは
システムが本ファンクションをサポートしていない) 82h(インタフェースがまだ開かれていない) 86h(システムがSCIをサポートしていない) (5)Get Sleep Mode (5−1)機能 スリープモードの設定(Enable/Disabl
e)をCMOSからリードする。 (5−2)入出力レジスタ仕様 ・入力レジスタ AX=44F3h BX=0104h ・出力レジスタ 正常終了する場合 AH=00h AL=00h BX=0000h:Binaryデータタイプ CX=0000h:Disable 0001h:Enable SI=デフォルト値 CF=0 エラー発生の場合 CF=1 AH=80h(サブファンクションコードエラーまたは
システムが本ファンクションをサポートしていない) 82h(インタフェースがまだ開かれていない) 86h(システムがSCIをサポートしていない) (5−3)機能詳細 SETUPで本項目が“BATTERY SAVE O
PTIONS”内にあるシステムで、本ファンクション
により設定値を読み出す際は、BatterySave
Mode=User Setting以外の時の設定
はCMOSからリードせず、それぞれの固定の設定値を
返すようにすること。(CMOSにはBattery
Save Mode=User Setting時の設
定値しか格納されていないため。) (6)Get Display Auto OFF M
ode (6−1)機能 ディスプレイオートオフモードの設定をCMOSからリ
ードする。 (6−2)入出力レジスタ仕様 ・入力レジスタ AX=44F3h BX=0105h ・出力レジスタ 正常終了する場合 AH=00h AL=00h BX=8006h:Timerデータタイプ CX=現在設定されているモード DX=設定可能なモード SI=モードのデフォルト値 CF=0 エラー発生の場合 CF=1 AH=80h(サブファンクションコードエラーまたは
システムが本ファンクションをサポートしていない) 82h(インタフェースがまだ開かれていない) 86h(システムがSCIをサポートしていない) (6−3)機能詳細 1)Disable,1,3,5,10,15,20,
30,Always OFFをサポートするシステムで
は、DX=02FFhを返す。 2)Disable,30min.をサポートするシス
テムでは、DX=0201hを返す。 3)Disableに設定されていれば、CX=000
1hを返す。 4)Always OFFに設定されていれば、CX=
0002hを返す。 5)20min.に設定されていれば、CX=0080
hを返す。 6)30min.に設定されていれば、CX=0200
hを返す。
【0113】システムが、モノクロLCDをサポートし
ない場合、“Always Off”の設定はサポート
されないので、出力DXのBitl=0となる。
【0114】また、SETUPで本項目が“BATTE
RY SAVE OPTIONS”内にあるシステム
で、本ファンクションにより設定値を読み出す際は、B
attery Save Mode=User Set
ting以外の時の設定はCMOSからリードせず、そ
れぞれの固定の設定値を返すようにする(CMOSには
Battery Save Mode=User Se
tting時の設定値しか格納されていないため)。 (7)Get HDD Auto OFF Mode (7−1)機能 HDDオートオフモードの設定をCMOSからリードす
る。 (7−2)入出力レジスタ仕様 ・入力レジスタ AX=44F3h BX=0106h ・出力レジスタ 正常終了する場合 AH=00h AL=00h BX=8006h:Timerデータタイプ CX=現在設定されているモード DX=設定可能なモード SI=モードのデフォルト値 CF=0 エラー発生の場合 CF=1 AH=80h(サブファンクションコードエラーまたは
システムが本ファンクションをサポートしていない) 82h(インタフェースがまだ開かれていない) 86h(システムがSCIをサポートしていない) (7−3)機能詳細 1)Disable,3,5,10,15,20,30
をサポートするシステムでは、DX=02F9hを返
す。 2)Disableに設定されていれば、CX=000
1hを返す。 3)3 minutesに設定されていれば、CX=0
008hを返す。 4)30 minutesに設定されていれば、CX=
0200hを返す。また、SETUPで本項目が“BA
TTERY SAVE OPTIONS”内にあるシス
テムで、本ファンクションにより設定値を読み出す際
は、BatterySave Mode=User S
etting以外の時の設定はCMOSからリードせ
ず、それぞれの固定の設定値を返すようにする(CMO
SにはBattery Save Mode=User
Setting時の設定値しか格納されていないた
め)。 (8)Get FDD Auto Off Mode (8−1)機能 FDDオートオフモードの設定(Enable/Dis
able)をCMOSからリードする。 (8−2)入出力レジスタ仕様 ・入力レジスタ AX=44F3h BX=0107h ・出力レジスタ 正常終了する場合 AH=00h AL=01h BX=0000h:Binaryデータタイプ CX=0000h:Disable 0001h:Enable SI=デフォルト値 CF=0 エラー発生の場合 CF=1 AH=80h(サブファンクションコードエラーまたは
システムが本ファンクションをサポートしていない) 82h(インタフェースがまだ開かれていない) 86h(システムがSCIをサポートしていない) (9)Get Cache Status (9−1)機能 キャッシュステータスの設定(Enable/Disa
ble)をCMOSからリードする。 (9−2)入出力レジスタ仕様 ・入力レジスタ AX=44F3h BX=0108h ・出力レジスタ 正常終了する場合 AH=00h AL=01h BX=0000h:Binaryデータタイプ CX=0000h:Disable 0001h:Enable SI=デフォルト値 CF=0 エラー発生の場合 CF=1 AH=80h(サブファンクションコードエラーまたは
システムが本ファンクションをサポートしていない) 82h(インタフェースがまだ開かれていない) 86h(システムがSCIをサポートしていない) (10)Get Speaker Volume (10−1)機能 スピーカーボリュームの設定をCMOSからリードす
る。 (10−2)入出力レジスタ仕様 ・入力レジスタ AX=44F3h BX=0109h 正常終了する場合 ・出力レジスタ AH=00h AL=00h BX=8001h:Gradualデータタイプ CX=現在設定されているレベル DX=設定可能な最大レベル SI=レベルのデフォルト値 CF=0 エラー発生の場合 CF=1 AH=80h(サブファンクションコードエラーまたは
システムが本ファンクションをサポートしていない) 82h(インタフェースがまだ開かれていない) 86h(システムがSCIをサポートしていない) (10−3)機能詳細 本サブファンクションは、CXレジスタにレベルでスピ
ーカーボリュームの設定を返す。最小レベルは0で、最
大レベルはシステムにより、値をDXレジスタに返す。
あるシステムでは、レベルは次のように返され、DXお
よびSIには0003hが返る。
【0115】 Level Mode 0 Disable(Off) 1 Small (Low) 2 Middle (Medium) 3 Large (High) (11)Get System Speaker St
atus (11−1)機能 システムスピーカーの設定(Enable/Disab
le)をCMOSからリードする。 (11−2)入出力レジスタ仕様 ・入力レジスタ AX=44F3h BX=010Ah ・出力レジスタ 正常終了する場合 AH=00h AL=00h BX=0000h:Binaryデータタイプ CX=0000h:Disable 0001h:Enable SI=デフォルト値 CF=0 エラー発生の場合 CF=1 AH=80h(サブファンクションコードエラーまたは
システムが本ファンクションをサポートしていない) 82h(インタフェースがまだ開かれていない) 86h(システムがSCIをサポートしていない) (12)Get Low Battery Alarm
Mode (12−1)機能 ローバッテリーアラームモードの設定(Enable/
Disable)をCMOSからリードする。 (12−2)入出力レジスタ仕様 ・入力レジスタ AX=44F3h BX=010Bh ・出力レジスタ 正常終了する場合 AH=00h AL=00h BX=0000h:Binaryデータタイプ CX=0000h:Disable 0001h:Enable SI=デフォルト値 CF=0 エラー発生の場合 CF=1 AH=80h(サブファンクションコードエラーまたは
システムが本ファンクションをサポートしていない) 82h(インタフェースがまだ開かれていない) 86h(システムがSCIをサポートしていない) (13)Get Panel Close Alarm
Mode (13−1)機能 パネル閉時のアラーム音の設定(Enable/Dis
able)をCMOSからリードする。 (13−2)入出力レジスタ仕様 ・入力レジスタ AX=44F3h BX=010Ch ・出力レジスタ 正常終了する場合 AH=00h AL=00h BX=0000h:Binaryデータタイプ CX=0000h:Disable 0001h:Enable SI=デフォルト値 CF=0 エラー発生の場合 CF=1 AH=80h(サブファンクションコードエラーまたは
システムが本ファンクションをサポートしていない) 82h(インタフェースがまだ開かれていない) 86h(システムがSCIをサポートしていない) (14)Get Panel Power On/Of
f Mode (14−1)機能 パネル開閉時のサスペンド/リジュームの設定(Ena
ble/Disable)をCMOSからリードする。 (14−2)入出力レジスタ仕様 ・入力レジスタ AX=44F3h BX=010Dh ・出力レジスタ 正常終了する倍 AH=00h AL=00h BX=0000h:Binaryデータタイプ CX=0000h:Disable 0001h:Enable SI=デフォルト値 CF=0 エラー発生の場合 CF=1 AH=80h(サブファンクションコードエラーまたは
システムが本ファンクションをサポートしていない) 82h(インタフェースがまだ開かれていない) 86h(システムがSCIをサポートしていない) (14−3)機能詳細 本ファンクション実行時は、ブートモード/レジューム
モードに関わらず、現在のCMOSの設定値を返すもの
とする。 (15)Get Alarm Power On Da
te (15−1)機能 アラームパワーオンの日付の設定をCMOSからリード
する。 (15−2)入出力レジスタ仕様 ・入力レジスタ AX=44F3h BX=010Eh ・出力レジスタ 正常終了する場合 AH=00h AL=00h BX=8005h:Dateデータタイプ CX=現在設定されている日付 DX=設定可能な日付 CF=0 エラー発生の場合 CF=1 AH=80h(サブファンクションコードエラーまたは
システムが本ファンクションをサポートしていない) 82h(インタフェースがまだ開かれていない) 86h(システムがSCIをサポートしていない) (15−3)機能詳細 本サブファンクションは、アラームパワーオンの日付の
設定を返す。
【0116】本サブファンクション実行時にDXレジス
タに返される値は、年/月/日の設定がサポートされて
いる場合はDX=0FFFEhとなるが、月/日の設定
しかサポートされていない場合は、DX=03FEhと
なる。 (16)Get Alarm Power On Ti
me (16−1)機能 オートリジューム(アラームパワーオン)の時間の設定
をCMOSからリードする。 (16−2)入出力レジスタ仕様 ・入力レジスタ AX=44F3h BX=010Fh ・出力レジスタ 正常終了する場合 AH=00h AL=00h BX=8004h:Timeデータタイプ CX=現在設定されている時間 DX=設定可能な時間:(16−3)1)の表の通り各
ビットは固定 SI=設定のデフォルト値 CF=0 エラー発生の場合 CF=1 AH=80h(サブファンクションコードエラーまたは
システムが本ファンクションをサポートしていない) 82h(インタフェースがまだ開かれていない) 86h(システムがSCIをサポートしていない) (16−3)機能詳細 本サブファンクションは、アラームパワーオンの時間を
返す。 1)例えば、Disable,Enable(hh:m
m)をサポートするシステムでは、DX=□FFFhを
返す。(□:Bit15−Bit12はReserve
d(r)、各ビットは下表の通り) Bit 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 0 r r r r 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 2)Disableに設定されていれば、CXレジスタ
の各ビットは、以下のように返される。
【0117】 Bit 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 0 r r r r 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 3)12:34に設定されていれば、CXレジスタの各
ビットは、以下のように返される。
【0118】 Bit 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 0 r r r r 0 1 1 0 0 1 0 0 0 1 0 0 4)SIは、以下のように返される。
【0119】 Bit 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 0 r r r r 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 (17)Get System Auto OFF M
ode (17−1)機能 オートサスペンドの設定をCMOSからリードする。 (17−2)入出力レジスタ仕様 ・入力レジスタ AX=44F3h BX=0110h ・出力レジスタ 正常終了する場合 AH=00h AL=00h BX=8006h:Timerデータタイプ CX=現在設定されているモード DX=設定可能なモード SI=モードのデフォルト値 CF=0 エラー発生の場合 CF=1 AH=80h(サブファンクションコードエラーまたは
システムが本ファンクションをサポートしていない) 82h(インタフェースがまだ開かれていない) 86h(システムがSCIをサポートしていない) (17−3)機能詳細 本サブファンクションは、オートサスペンドモードの設
定を返す。 1)Disable,30,60をサポートするとき、
DX=8201hを返す。 2)Disableが設定されていれば、CX=000
1hを返す。 3)30 minutesが設定されていれば、CX=
0200hを返す。
【0120】また、SETUPで本項目が“BATTE
RY SAVE OPTIONS”内にあるシステム
で、本ファンクションにより設定値を読み出す際は、B
attery Save Mode=User Set
ting以外の時の設定はCMOSからリードせず、そ
れぞれの固定の設定値を返すようにする(CMOSには
Battery Save Mode=User Se
tting時の設定値しか格納されていないため)。 (18)Get Remaining Battery
Power as Percentage (18−1)機能 バッテリー残量(パーセンテージ)をリードする。 (18−2)入出力レジスタ仕様 ・入力レジスタ AX=44F3h BX=0111h ・出力レジスタ AH=00h AL=00h BX=8001h:Gradualデータタイプ CX=現在のバッテリー残量またはFFFFh:不明、
FFFEh:乾電池が接続されている DX=最大レベル SI=デフォルト値 CF=0 エラー発生の場合 CF=1 AH=80h(サブファンクションコードエラーまたは
システムが本ファンクションをサポートしていない) 82h(インタフェースがまだ開かれていない) 86h(システムがSCIをサポートしていない) 8Ch(電源マイコンがビジーである) 8Eh(バッテリーが装着されていない) (18−3)機能詳細 本サブファンクションは、残りのバッテリー容量(1s
tバッテリ/2ndバッテリが共にある場合は1stバ
ッテリの容量)をパーセンテージで表す。システムが残
りの容量を読み取れなければ、CX=0FFFFhを返
す。また、乾電池が接続されている場合は、CX=FF
FEhを返す。
【0121】例えば、あるシステムでは、最大レベルは
100であり、レベル0,1,2,・・・,99,10
0はそれぞれ0%,1%,2%・・・99%,100%
に対応する。 (19)Get Remaining Battery
Power in Time (19−1)機能 バッテリー残量(時間)をリードする。 (19−2)入出力レジスタ仕様 ・入力レジスタ AX=44F3h BX=0112h ・出力レジスタ 正常終了する場合 AH=00h AL=02h BX=8004h:タイムデータタイプ CX=現在設定されている時間または0FFFFh:不
明 DX=設定可能な時間 SI=デフォルト値 CF=0 エラー発生の場合 CF=1 AH=80h(サブファンクションコードエラーまたは
システムが本ファンクションをサポートしていない) 82h(インタフェースがまだ開かれていない) 86h(システムがSCIをサポートしていない) 8Ch(電源マイコンがビジーである) 8Eh(バッテリーが装着されていない) (19−3)機能詳細 本サブファンクションは、残りのバッテリー容量を時間
で表す。システムが残りの容量を読み取れなければ、C
X=0FFFFhを返す。
【0122】尚、バッテリ残時間のリードはACアダプ
タなし(バッテリ駆動)の時のみ可能である。ACアダ
プタ有りの時に本ファンクションを実行した場合は読み
出しDisableとして、CX=0001hを返す。 (20)Get Battery Status Mo
de (20−1)機能 バッテリーステータスモードの設定をCMOSからリー
ドする。 (20−2)入出力レジスタ仕様 ・入力レジスタ AX=44F3h BX=0113h ・出力レジスタ 正常終了する場合 AH=00h AL=00h BX=0000h:Binaryデータタイプ CX=0000h:残り時間の表示 0001h:残りの容量(%)の表示 SI=デフォルト値 CF=0 エラー発生の場合 CF=1 AH=80h(サブファンクションコードエラーまたは
システムが本ファンクションをサポートしていない) 82h(インタフェースがまだ開かれていない) 86h(システムがSCIをサポートしていない) 8Eh(バッテリーが装着されていない) (21)Get Modem Power Statu
s (21−1)機能 モデムパワーステータスの設定をCMOSからリードす
る。 (21−2)入出力ジレスタ仕様 ・入力レジスタ AX=44F3h BX=0114h ・出力レジスタ 正常終了する場合 AH=00h AL=00h BX=0000h:Binaryデータタイプ CX=0000h:OFF 0001h:ON SI=デフォルト値 CF=0 エラー発生の場合 CF=1 AH=80h(サブファンクションコードエラーまたは
システムが本ファンクションをサポートしていない) 82h(インタフェースがまだ開かれていない) 86h(システムがSCIをサポートしていない) 8Eh(モデムが装着されていない) (21−3)機能詳細 本サブファンクションは、内部モデムパワーの設定(O
N/OFF)を返す。内部モデムがインストールされて
いないときは、CF=1とAH=8Ehを返す。(2
1.1)Get LCD Brightness St
atus (21.1−1)機能 LCD輝度の設定をCMOSからリードする。 (21.1−2)入出力レジスタ仕様 ・入力レジスタ AX=44F3h BX=0115h ・出力レジスタ 正常終了する場合 AH=00h AL=00h BX=0000h:Binaryデータタイプ CX=0000h:Bright 0001h:Semi−Bright SI=デフォルト値 CF=0 エラー発生の場合 CF=1 AH=80h(サブファンクションコードエラーまたは
システムが本ファンクションをサポートしていない) 82h(インタフェースがまだ開かれていない) 86h(システムがSCIをサポートしていない) (21.1−3)機能詳細 SETUPで本項目が“BATTERY SAVE O
PTIONS”内にあるシステムで、本ファンクション
により設定値を読み出す際は、BatterySave
Mode=User Setting以外の時の設定
はCMOSからリードせず、それぞれの固定の設定値を
返すようにする(CMOSにはBattery Sav
e Mode=User Setting時の設定値し
か格納されていないため)。 (22)Get Popup Window Mode (22−1)機能 ポップアップの設定(Enable/Disable)
をCMOSからリードする。 (22−2)入出力レジスタ仕様 ・入力レジスタ AX=44F3h BX=0116h ・出力レジスタ 正常終了する場合 AH=00h AL=00h BX=0000h:Binaryデータタイプ CX=0000h:Disable 0001h:Enable SI=デフォルト値 CF=0 エラー発生の場合 CF=1 AH=80h(サブファンクションコードエラーまたは
システムが本ファンクションをサポートしていない) 82h(インタフェースがまだ開かれていない) 86h(システムがSCIをサポートしていない) (23)Get Hotkey Mode (23−1)機能 ホットキーの設定(Enable/Disable)を
CMOSからリードする。 (23−2)入出力レジスタ仕様 ・入力レジスタ AX=44F3h BX=011Ah ・出力レジスタ 正常終了する場合 AH=00h AL=00h BX=0000h:Binaryデータタイプ CX=0000h:Disable 0001h:Enable SI=デフォルト値 CF=0 エラー発生の場合 CF=1 AH=80h(サブファンクションコードエラーまたは
システムが本ファンクションをサポートしていない) 82h(インタフェースがまだ開かれていない) 86h(システムがSCIをサポートしていない) (24)Get Max.LCD Brightnes
s Status (24−1)機能 LCDの輝度設定をCMOSからリードする。 (24−2)入出力レジスタ仕様 ・入力レジスタ AX=44F3h BX=011Bh ・出力レジスタ 正常終了する場合 AH=00h AL=00h BX=8001h:Gradualデータタイプ CX=現在設定されているレベル DX=設定可能なレベル SI=デフォルト値 CF=0 エラー発生の場合 CF=1 AH=80h(サブファンクションコードエラーまたは
システムが本ファンクションをサポートしていない) 82h(インタフェースがまだ開かれていない) 86h(システムがSCIをサポートしていない) (24−3)機能詳細 本ファンクションについて、例えばシステムがHigh
/Lowをサポートする場合、レベルの割り当ては以下
のようになり、またDX=0001hが返される。
【0123】 Level ProcessingSpeed 1 High 0 Low また、SETUPで本項目が“BATTERY SAV
E OPTIONS”内にあるシステムで、本ファンク
ションにより設定値を読み出す際は、Battery
Save Mode=User Setting以外の
時の設定はCMOSからリードせず、それぞれの固定の
設定値を返すようにする(CMOSにはBattery
Save Mode=User Setting時の
設定値しか格納されていないため)。 (24.1)Get DAC Digital Out
put Status (24.1−1)機能 DACのデジタル出力の設定をスペシャルレジスタから
リードする。 (24.1−2)入出力レジスタ仕様 ・入力レジスタ AX=44F3h BX=0011Ch ・出力レジスタ 正常終了する場合 AH=00h AL=00h BX=0000h:Binaryデータタイプ CX=0000h:DACのデジタル出力OFF 0001h:DACのデジタル出力ON SI=デフォルト値 CF=0 エラー発生の場合 CF=1 AH=80h(サブファンクションコードエラーまたは
システムが本ファンクションをサポートしていない) 82h(インタフェースがまだ開かれていない) 86h(システムがSCIをサポートしていない) (24.1−3)機能詳細 本サブファンクションは、DACのデジタル出力の設定
(ON/OFF)を返す。 (24.2)Get Boot Priority (24.2−1)機能 ブートの優先度の設定をCMOSからリードする。 (24.2−2)入出力レジスタ仕様 ・入力レジスタ AX=44F3h BX=011Dh ・出力レジスタ 正常終了する場合 AH=00h AL=00h BX=0000h:Binaryデータタイプ CX=0000h:FDD→HDD 0001h:HDD→FDD SI=デフォルト値 CF=0 エラー発生の場合 CF=1 AH=80h(サブファンクションコードエラーまたは
システムが本ファンクションをサポートしていない) 82h(インタフェースがまだ開かれていない) 86h(システムがSCIをサポートしていない) (24.3)Get Remaining Batte
ry Power asPercentage(2n
d) (24.3−1)機能 2ndバッテリーの残量(パーセンテージ)をリードす
る。 (24.3−2)入出力レジスタ仕様 ・入力レジスタ AX=44F3h BX=011Eh ・出力レジスタ AH=00h AL=00h BX=8001h:Gradualデータタイプ CX=現在のバッテリー残量または0FFFFh不明 DX=最大レベル SI=デフォルト値 CF=0 エラー発生の場合 CF=1 AH=80h(サブファンクションコードエラーまたは
システムが本ファンクションをサポートしていない) 82h(インタフェースがまだ開かれていない) 86h(システムがSCIをサポートしていない) 8Ch(電源マイコンがビジーである) 8Eh(2ndバッテリーが装着されていない) (24.3−3)機能詳細 本サブファンクションは、2ndバッテリーの残りのバ
ッテリー容量をパーセンテージで表す。システムが残量
を読み取れなければ、CX=0FFFFhを返す。 (24.4)Get Cache Write Pol
icy (24.4−1)機能 CPUキャッシュの書き込み手段の設定をCMOSから
リードする。 (24.4−2)入出力レジスタ仕様 ・入力レジスタ AX=44F3h BX=011Fh ・出力レジスタ 正常終了する場合 AH=00h AL=01h BX=0000h:Binaryデータタイプ CX=0000h:ライトバック 0001h:ライトスルー SI=デフォルト値 CF=0 エラー発生の場合 CF=1 AH=80h(サブファンクションコードエラーまたは
システムが本ファンクションをサポートしていない) 82h(インタフェースがまだ開かれていない) 86h(システムがSCIをサポートしていない) (24.4−3)機能詳細 本ファンクション実行時は、キャッシュの設定(Ena
ble/Disable)に関わらず、現在のCMOS
の設定値を返すものとする。 (24.5)Get Eject Password
Mode (24.5−1)機能 Eject−SWを押した時のパスワードチェックの設
定をリードする。 (24.5−2)入出力レジスタ仕様 ・入力レジスタ AX=44F3h BX=0120h ・出力レジスタ 正常終了する場合 AH=00h AL=00h BX=0000h:Binaryデータタイプ CX=0000h:Disable 0001h:Enable SI=デフォルト値 CF=0 エラー発生の場合 CF=1 AH=80h(サブファンクションコードエラーまたは
システムが本ファンクションをサポートしていない) 82h(インタフェースがまだ開かれていない) 86h(システムがSCIをサポートしていない) 8Eh(パスワードが登録されていない) (24.5−3)機能詳細 本ファンクションにより、Ejectパスワードチェッ
クの設定をSM−RAMからリードする。
【0124】本ファンクション実行時に、パスワードが
登録されていなかった場合は8Ehエラーを返すものと
する。 (24.6)Get Ring Indicator
Mode (24.6−1)機能 モデムおよびシリアルポートからのRI信号によるオー
トパワーオンの設定をCMOSからリードする。 (24.6−2)入出力レジスタ仕様 ・入力レジスタ AX=44F3h BX=0121h ・出力レジスタ 正常終了する場合 AH=00h AL=00h BX=0000h:Binaryデータタイプ CX=0000h:Disable 0001h:Enable SI=デフォルト値 CF=0 エラー発生の場合 CF=1 AH=80h(サブファンクションコードエラーまたは
システムが本ファンクションをサポートしていない) 82h(インタフェースがまだ開かれていない) 86h(システムがSCIをサポートしていない) (24.7)Get Cooling Method (24.7−1)機能 CPU熱対策のモードの設定をCMOSからリードす
る。 (24.7−2)入出力レジスタ仕様 ・入力レジスタ AX=44F3h BX=0122h ・出力レジスタ 正常終了する場合 AH=00h AL=00h BX=0000h:Binaryデータタイプ CX=0000h:Performanceモード 0001h:Quietモード SI=デフォルト値 CF=0 エラー発生の場合 CF=1 AH=80h(サブファンクションコードエラーまたは
システムが本ファンクションをサポートしていない) 82h(インタフェースがまだ開かれていない) 86h(システムがSCIをサポートしていない) (24.7−3)機能詳細 SETUPで本項目が“BATTERY SAVE O
PTIONS”内にあるシステムで、本ファンクション
により設定値を読み出す際は、BatterySave
Mode=User Setting以外の時の設定
はCMOSからリードせず、それぞれの固定の設定値を
返すようにする(CMOSにはBattery Sav
e Mode=User Setting時の設定値し
か格納されていないため)。 (25)Get Hard RAM Size (25−1)機能 ハードRAMの現在設定されているサイズの設定をCM
OSからリードする。 (25−2)入出力レジスタ仕様 ・入力レジスタ AX=44F3h BX=0200h CX=0000h ・出力レジスタ 正常終了する場合 AH=00h AL=00h BX=8003h:Discreteデータタイプ CX=現在設定されているサイズ DX=インデックスの最大値 SI=デフォルト値 CF=0 エラー発生の場合 CF=1 AH=80h(サブファンクションコードエラーまたは
システムが本ファンクションをサポートしていない) 82h(インタフェースがまだ開かれていない) 86h(システムがSCIをサポートしていない) (25−3)機能詳細 本サブファンクションは、ハードRAMのサイズをKB
yte単位で返す。例えば、0KB,512KB,10
24KBが設定可能なサイズで、1024KBに設定す
れば、DX=0003h,CX=0400hを返す。
【0125】ユーザは、“インデックス”を使用するこ
とにより、全ての使用可能なモードを得ることができ
る。 ・入力レジスタ AX=44F3h BX=0200h CX=インデックス(1…設定可能な値) ・出力レジスタ 正常終了する場合 AH=00h AL=01h BX=8003h:Discreteデータタイプ CX=インデックスにより列挙される値 DX=インデックスの最大値 SI=ハードRAMサイズのデフォルト値 CF=0 エラー発生の場合 CF=1 AH=80h(サブファンクションコードエラーまたは
システムが本ファンクションをサポートしていない) 82h(インタフェースがまだ開かれていない) 86h(システムがSCIをサポートしていない) 0KB,512KB,1024KBをサポートするマシ
ンの場合、index=3とすれば、CX=0400h
を返す。(下表参照) index Hard RAMsize 1 0KB 2 512KB 3 1024KB (26)Get Shadow RAM Mode (26−1)機能 Shadow RAMの設定(Enable/Disa
ble)をCMOSからリードする。 (26−2)入出力レジスタ ・入力レジスタ AX=44F3h BX=0201h ・出力レジスタ 正常終了する場合 AH=00h AL=03h BX=0000h:Binaryデータタイプ 8000h:拡張Binaryデータタイプ CX=0000h:Shadow RAM…Disable 0001h: …Enable (DX=Shadow RAM容量(KB単位)) SI=デフォルト値 CF=0 エラー発生の場合 CF=1 AH=80h(サブファンクションコードエラーまたはシステムが本ファン クションをサポートしていない) 82h(インタフェースがまだ開かれていない) 86h(システムがSCIをサポートしていない) (26−3)機能詳細Shadow RAMが常にEn
ableに固定されているマシンでは、CX、SIには
常に0001hが返される。
【0126】またDXにShadow RAM容量が返
される。 (26.1)Get Extend Memory S
etup Mode (26.1−1)機能 外部オプションROMの設定(ROM/RAMコピー制
御およびキャッシュ制御)をCMOSからリードする。 (26.1−2)入出力レジスタ仕様 ・入力レジスタ AX=44F3h BX=0202h ・出力レジスタ 正常終了する場合 AH=00h AL=00h BX=8007h:Extend Memory Se
tupデータタイプ CX=現在設定されているモード DX=設定可能なモード SI=モードのデフォルト値 CF=0 エラー発生の場合 CF=1 AH=80h(サブファンクションコードエラーまたは
システムが本ファンクションをサポートしていない) 82h(インタフェースがまだ開かれていない) 86h(システムがSCIをサポートしていない) (26.1−3)機能詳細 本ファンクションは、外部オプションカードの有無に関
わらず、CMOSの設定を返すものとする。 (27)Get Display Device Mo
de (27−1)機能 内部ディスプレイの設定をCMOSからリードする。 (27−2)入出力レジスタ仕様 ・入力レジスタ AX=44F3h BX=0300h ・出力レジスタ 正常終了する場合 AH=00h AL=01h BX=8200h:Display Specific
データタイプ CX=現在設定されているモード DX=設定可能なモード SI=モードのデフォルト値 CF=0 エラー発生の場合 CF=1 AH=80h(サブファンクションコードエラーまたは
システムが本ファンクションをサポートしていない) 82h(インタフェースがまだ開かれていない) 86h(システムがSCIをサポートしていない) (27.1)Get Current Display
Device Mode (27.1−1)機能 内部ディスプレイのカレントセッティングをリードす
る。 (27.1−2)入出力レジスタ仕様 ・入力レジスタ AX=44F3h BX=8300h ・出力レジスタ 正常終了する場合 AH=00h AL=01h BX=8200h:Display Specific
データタイプ CX=現在設定されているモード DX=設定可能なモード SI=モードのデフォルト値 CF=0 エラー発生の場合 CF=1 AH=80h(サブファンクションコードエラーまたは
システムが本ファンクションをサポートしていない) 82h(インタフェースがまだ開かれていない) 86h(システムがSCIをサポートしていない) (27.1−3)機能詳細 本ファンクションは、ディスプレイモードの設定につい
て、変更と同時にCMOS内の設定情報を書き換えない
(そのため、カレントセッティングとCMOSの値が異
なる)システムにのみ使用される。本ファンクション実
行時に得られるCX、DX、SI各レジスタの値は、ビ
ット14〜11のみ意味を持ち、その他のビットには0
が返される。 (28)Get Color Emulation M
ode (28−1)機能 内部ディスプレイの設定をCMOSからリードする。 (28−2)入出力レジスタ仕様 ・入力レジスタ AX=44F3h BX=0301h ・出力レジスタ 正常終了する場合 AH=00h AL=01h BX=8201h:Display Specific
(2)データタイプ CX=現在設定されているモード DX=設定可能なモード SI=モードのデフォルト値 CF=0 エラー発生の場合 CF=1 AH=80h(サブファンクションコードエラーまたは
システムが本ファンクションをサポートしていない) 82h(インタフェースがまだ開かれていない) 86h(システムがSCIをサポートしていない) (28−3)機能詳細 本サブファンクションは、内部ディスプレイの設定を返
す。ただし、ディスプレイがモノクロLCDの場合は、
サポートされない(8Ehエラーが返される)。 例え
ば、LCD表示色として、512色/24K色/180
K色をサポートするシステムでは、Display S
pesific(2)データタイプへの割り当ては、以
下のようになる。
【0127】Bit0…512色 Bit1…24K色 Bit2…180K色 またDXは以下のように返される。
【0128】 Bit 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 0 r r r r r r r r r r r r r 1 1 1 “180K”color modeに設定されていれ
ば、CXレジスタの各ビットは、以下のように返され
る。
【0129】 Bit 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 0 r r r r r r r r r r r r r 1 0 0 また、SIは以下のように返される。
【0130】 Bit 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 0 r r r r r r r r r r r r r 1 0 0 ハードウェア的に24K color modeに固定
されているシステムは、CX、DXおよびSIレジスタ
には以下のように返される。
【0131】 Bit 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 0 r r r r r r r r r r r r r 0 1 0 その他、システムがLCD表示色として、(a)512
色/24K色/180K色/256K色、(b)409
6色/226K色をサポートする場合、Display
Specific(2)データタイプへの割り当て
は、それぞれ以下のようになる。
【0132】 (a)Bit0…512色 (b)Bit0…4096色 Bit1…24K色 Bit1…226K色 Bit2…180K色 Bit3…256K色 出力DXは上記(a)の場合000Fh、(b)の場合
0003hとなる。
【0133】また、LCD表示色が固定の場合は、Bi
t0にその固定色を割り当てる。この場合の出力DX=
0001hとなる。 (29)Get Display Normal/Re
verse Mode (29−1)機能 ディスプレイモードの設定(Normal/Rever
se)をCMOSからリードする。 (29−2)入出力レジスタ仕様 ・入力レジスタ AX=44F3h BX=0303h ・出力レジスタ 正常終了する場合 AH=00h AL=00h BX=0000h:Binaryデータタイプ CX=0000h:Normal 0001h:Reverse SI=デフォルト値 CF=0 エラー発生の場合 CF=1 AH=80h(サブファンクションコードエラーまたは
システムが本ファンクションをサポートしていない) 82h(インタフェースがまだ開かれていない) 86h(システムがSCIをサポートしていない) (29−3)機能詳細 本サブファンクションは、ディスプレイがカラーLCD
の場合はサポートされない(8Ehエラーを返す。) (30)Get Display Contrast (30−1)機能 ディスプレイコントラストの設定をリードする。 (30−2)入出力レジスタ仕様 ・入力レジスタ AX=44F3h BX=0304h ・出力レジスタ AH=00h AL=00h BX=8001h:Gradua1データタイプ CX=現在設定されているレベル DX=設定可能な最大レベル SI=レベルのデフォルト値 CF=0 エラー発生の場合 CF=1 AH=80h(サブファンクションコードエラーまたは
システムが本ファンクションをサポートしていない) 82h(インタフェースがまだ開かれていない) 86h(システムがSCIをサポートしていない) 8Ch(電源マイコンがビジーである) (30−3)機能詳細 本サブファンクションは、CXレジスタに指定された整
数値(レベル)でディスプレイコントラストを返す。最
小レベルは0で、最大レベルはシステムにより、値はD
Xレジスタに返す。 (31)Get Display Brightnes
s (31−1)機能 ディスプレイ輝度の設定をリードする。 (31−2)入出力レジスタ仕様 ・入力レジスタ AX=44F3h BX=0305h ・出力レジスタ 正常終了する場合 AH=00h AL=00h BX=8001h:Gradua1データタイプ CX=現在設定されているレベル DX=設定可能な最大レベル SI=レベルのデフォルト値 CF=0 エラー発生の場合 CF=1 AH=80h(サブファンクションコードエラーまたは
システムが本ファンクションをサポートしていない) 82h(インタフェースがまだ開かれていない) 86h(システムがSCIをサポートしていない) 8Ch(電源マイコンがビジーである) (31−3)機能詳細 本サブファンクションは、CXレジスタに指定された整
数値(レベル)でディスプレイ輝度を返す。最小レベル
は0で、最大レベルはFFであり、DX=00FFhが
返される。
【0134】Display Auto OFF Mo
deがAlways OFFに設定されている場合は、
AL=02h、CX=0000hが返される。 (31.1)Get Scan Mode (31.1−1)機能 Scan Modeの設定をCMOSからリードする。 (31.1−2)入出力レジスタ仕様 ・入力レジスタ AX=44F3h BX=0306h ・出力レジスタ 正常終了する場合 AH=00h AL=00h BX=0000h:Binaryデータタイプ CX=0000h:Interlace 0001h:Non Interlace SI=デフォルト値 CF=0 エラー発生の場合 CF=1 AH=80h(サブファンクションコードエラーまたは
システムが本ファンクションをサポートしていない) 82h(インタフェースがまだ開かれていない) 86h(システムがSCIをサポートしていない) (31.2)Get DPMS Status (31.2−1)機能 DPMS(Display Power Manage
ment Signaling)の設定をCMOSから
リードする。 (31.2−2)入出力レジスタ仕様 ・入力レジスタ AX=44F3h BX=0307h ・出力レジスタ 正常終了する場合 AH=00h AL=00h BX=0000h:Binaryデータタイプ CX=0000h:無効 0001h:有効 SI=デフォルト値 CF=0 エラー発生の場合 CF=1 AH=80h(サブファンクションコードエラーまたは
システムが本ファンクションをサポートしていない) 82h(インタフェースがまだ開かれていない) 86h(システムがSCIをサポートしていない) (31.3)Get Tall Font Mode (31.3−1)機能 Tall Fontの設定をCMOSからリードする。 (31.3−2)入出力レジスタ仕様 ・入力レジスタ AX=44F3h BX=0308h ・出力レジスタ 正常終了する場合 AH=00h AL=00h BX=0000h:Binaryデータタイプ CX=0000h:Disable 0001h:Enable SI=デフォルト値 CF=0 エラー発生の場合 CF=1 AH=80h(サブファンクションコードエラーまたは
システムが本ファンクションをサポートしていない) 82h(インタフェースがまだ開かれていない) 86h(システムがSCIをサポートしていない) (31.4)Get VGA Segment Add
ress (31.4−1)機能 VGA BIOSセグメントアドレスの設定をCMOS
からリードする。 (31.4−2)入出力レジスタ仕様 ・入力レジスタ AX=44F3h BX=0309h ・出力レジスタ 正常終了する場合 AH=00h AL=01h BX=8001h:Gradualデータタイプ CX=0000h:E000h 0001h:E400h 0002h:C000h SI=デフォルト値 CF=0 エラー発生の場合 CF=1 AH=80h(サブファンクションコードエラーまたは
システムが本ファンクションをサポートしていない) 82h(インタフェースがまだ開かれていない) 86h(システムがSCIをサポートしていない) (32)Get HDD (#0) Type (32−1)機能 HDD(#0)の設定をCMOSからリードする。 (32−2)入出力レジスタ仕様 ・入力レジスタ AX=44F3h BX=0400h ・出力レジスタ 正常終了する場合 AH=00h AL=01h BX=8000h:拡張Binaryデータタイプ CX=0000h:Disable 0001h:Enable DX=ハードディスクサイズ SI=デフォルト値 CF=0 エラー発生の場合 CF=1 AH=80h(サブファンクションコードエラーまたは
システムが本ファンクションをサポートしていない) 82h(インタフェースがまだ開かれていない) 86h(システムがSCIをサポートしていない) 8Eh(HDDが装着されていない) (32−3)機能詳細 本サブファンクションは、HDD(#0)の設定(Di
sable/EnableとHDDのサイズ:MByt
e)を返す。SH4/1が120MBのハードディスク
をサポートし、現在Enableであれば、DX=00
78h,CX=0001hを返す。 (33)Get HDD #1 Type (33−1)機能 HDD #1の設定をCMOSからリードする。 (33−2)入出力レジスタ仕様 ・入力レジスタ AX=44F3h BX=0401h ・出力レジスタ AH=00h AL=01h BX=8001h:拡張Binaryデータタイプ CX=0000h:Disable 0001h:Enable DX=ハードディスクサイズ SI=デフォルト値 CF=0 エラー発生の場合 CF=1 AH=80h(サブファンクションコードエラーまたは
システムが本ファンクションをサポートしていない) 82h(インタフェースがまだ開かれていない) 86h(システムがSCIをサポートしていない) 8Eh(HDDが装着されていない) (33−3)機能詳細 本サブファンクションは、HDD#1の設定(Disa
ble/EnableとHDDのサイズ:MByte)
を返す。NYが200MBのハードディスクをサポート
し、現在Enableであれば、DX=00C8h,C
X=0001hを返す。 (33.1)Get Max.HDD Number (33.1−1)機能 接続されるHDDの台数をCMOSからリードする。 (33.1−2)入出力レジスタ仕様 ・入力レジスタ AX=44F3h BX=0402h ・出力レジスタ 正常終了する場合 AH=00h AL=01h BX=8001h:Gradualデータタイプ CX=現在設定されているレベル DX=設定可能な最大レベル SI=レベルのデフォルト値 CF=0 エラー発生の場合 CF=1 AH=80h(サブファンクションコードエラーまたは
システムが本ファンクションをサポートしていない) 82h(インタフェースがまだ開かれていない) 86h(システムがSCIをサポートしていない) (33.1−3)機能詳細 本ファンクションは、現在接続されているHDDの台数
の設定をリードする。下表に最大レベル数と各HDD台
数が割り当てられるレベルを示す。
【0135】 Level Max.HDD Numer 0 0 1 1 2 2 (33.2)Get No.2 FD Drive (33.2−1)機能 2台目のフロッピーディスクドライブのタイプをCMO
Sからリードする。 (33.2−2)入出力レジスタ仕様 ・入力レジスタ AX=44F3h BX=0411h ・出力レジスタ 正常終了する場合 AH=00h AL=01h BX=8400h:FDD Specificデータタ
イプ CX=現在設定されているモード DX=設定可能なモード SI=モードのデフォルト値 CF=0 エラー発生の場合 CF=1 AH=80h(サブファンクションコードエラーまたは
システムが本ファンクションをサポートしていない) 82h(インタフェースがまだ開かれていない) 86h(システムがSCIをサポートしていない) (33.2−3)機能詳細 本ファンクションは、FDD2連モデルの場合に2台目
のドライブタイプをCMOSからリードする。FDD1
連モデルの場合は80hエラーを返す。 (33.3)Get External HDD Mo
de (33.3−1)機能 External HDDの設定をCMOSからリード
する。 (33.3−2)入出力レジスタ仕様 ・入力レジスタ AX=44F3h BX=0403h ・出力レジスタ 正常終了する場合 AH=00h AL=01h BX=0000h:Binaryデータタイプ CX=0000h:Disabled 0001h:Enabled SI=デフォルト値 CF=0 エラー発生の場合 CF=1 AH=80h(サブファンクションコードエラーまたは
システムが本ファンクションをサポートしていない) 82h(インタフェースがまだ開かれていない) 86h(システムがSCIをサポートしていない) (33.4)Get HDD Mode (33.4−1)機能 HDD Modeの設定をCMOSからリードする。 (33.4−2)入出力レジスタ仕様 ・入力レジスタ AX=44F3h BX=0404h ・出力レジスタ 正常終了する場合 AH=00h AL=01h BX=0000h:Binaryデータタイプ CX=0000h:Translationタイプ(E
nhanced IDE) 0001h:Automatic−Configura
tionタイプ(Standard IDE) SI=デフォルト値 CF=0 エラー発生の場合 CF=1 AH=80h(サブファンクションコードエラーまたは
システムが本ファンクションをサポートしていない) 82h(インタフェースがまだ開かれていない) 86h(システムがSCIをサポートしていない) (34)Get Serial Port Mode (34−1)機能 シリアルポートの設定をCMOSからリードする。 (34−2)入出力レジスタ仕様 ・入力レジスタ AX=44F3h BX=0500h ・出力レジスタ 正常終了する場合 AH=00h AL=01h BX=8100h:I/O Specific データ
タイプ CX=現在設定されているモード DX=設定可能なモード SI=モードのデフォルト値 CF=0 エラー発生の場合 CF=1 AH=80h(サブファンクションコードエラーまたは
システムが本ファンクションをサポートしていない) 82h(インタフェースがまだ開かれていない) 86h(システムがSCIをサポートしていない) (35)Get Parallel Port Mod
e (35−1)機能 パラレルポートの設定をCMOSからリードする。 (35−2)入出力レジスタ仕様 ・入力レジスタ AX=44F3h BX=0501h ・出力レジスタ 正常終了する場合 AH=00h AL=01h BX=8101h:I/O Specific(2)デ
ータタイプ CX=現在設定されているモード DX=設定可能なモード SI=モードのデフォルト値 CF=0 エラー発生の場合 CF=1 AH=80h(サブファンクションコードエラーまたは
システムが本ファンクションをサポートしていない) 82h(インタフェースがまだ開かれていない) 86h(システムがSCIをサポートしていない) (35−3)機能詳細 本サブファンクションは、パラレルポートの設定を返
す。DXは次のように返される。
【0136】 Bit 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 0 r r r r r 1 1 1 r 0 1 1 0 0 1 0 FDD/PRTポートがFDD Aに割り当てられてい
れば、CXレジスタの各ビットは、次のように返され
る。
【0137】 Bit 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 0 r r r r r 0 0 1 r 0 0 0 0 0 0 0 SIレジスタの各ビットは、以下のように返される。
【0138】 Bit 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 0 r r r r r 0 0 0 r 0 0 0 0 0 1 0 DXは次のように返されるマシンもある。
【0139】 Bit 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 0 r r r r r 0 1 1 r 0 1 1 0 0 1 0 FDD/PRTポートがFDD Aに割り当てられてい
れば、CXレジスタの各ビットは、次のように返され
る。
【0140】 Bit 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 0 r r r r r 0 0 1 r 0 0 0 0 0 0 0 SIレジスタの各ビットは、以下のように返される。
【0141】 Bit 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 0 r r r r r 0 0 0 r 0 0 1 0 0 1 0 内部/デスクステーションのパラレルポートが設定出来
るマシンについては、デスクステーション接続時に本フ
ァンクションを実行した場合でも、現在のCMOSの設
定値がリードされる。
【0142】また、例えば本ファンクション実行時の出
力DXは以下の通りとなる。但しパラレルポートの設定
をPnP機能を用いて行う場合、本ファンクションでは
パラレルポートのモードの設定のみ行う。(下記Bit
6、4のみ使用する、出力DXは下記のBit3〜0が
0となる。) Bit 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 0 r r r r r 0 0 0 r 1 0 1 1 1 1 1 この場合、Parallel Portの設定が“No
t Used”であっても、Parallel Por
t Mode(Output/Bi−directio
nal)の設定値はCMOSからリードすること。 (36)Get Keyboard Type (36−1)機能 キーボードの設定をCMOSからリードする。 (36−2)入出力レジスタ仕様 ・入力レジスタ AX=44F3h BX=0502h ・出力レジスタ 正常終了する場合 AH=00h AL=00h BX=8300h:Keyboard Specifi
cデータタイプ CX=現在設定されているモード DX=設定可能なモード SI=モードのデフォルト値 CF=0 エラー発生の場合 CF=1 AH=80h(サブファンクションコードエラーまたは
システムが本ファンクションをサポートしていない) 82h(インタフェースがまだ開かれていない) 86h(システムがSCIをサポートしていない) (36−3)機能詳細 本ファンクションは、キーボードの設定を返す。
【0143】設定可能なモード(DX)は、下表のよう
になる。
【0144】 Bit 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 0 r 1 r 1 1 1 1 1 r r r r r 0 1 0 キーボードが101キーコンパチで、Fnキーの代替え
キーが、[LeftCtrl]+[Left Alt]
であるとき、CXレジスタの各ビットは、以下のように
返される。
【0145】 Bit 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 0 r 0 r 0 0 0 1 0 r r r r r 0 1 0 また、SIは以下のように返される。
【0146】 Bit 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 0 r 0 r 0 0 0 0 1 r r r r r 0 1 0 (37)Get PCMCIA Slot Mode (37−1)機能 PCMCIAスロットの設定をCMOSからリードす
る。 (37−2)入出力レジスタ仕様 ・入力レジスタ AX=44F3h BX=0503h ・出力レジスタ 正常終了する場合 AH=00h AL=01h BX=8102h:PCMCIAデータタイプ CX=現在設定されているモード DX=設定可能なモード SI=デフォルト値 CF=0 エラー発生の場合 CF=1 AH=80h(サブファンクションコードエラーまたは
システムが本ファンクションをサポートしていない) 82h(インタフェースがまだ開かれていない) 86h(システムがSCIをサポートしていない) (37−3)機能詳細 本サブファンクションは、PCMCIAスロットの設定
を返す。1スロットの場合は、DXは以下のようにな
る。
【0147】 Bit 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 0 r r r r r r r r r r 0 0 r r 1 1 また、2スロットの場合のDXは以下のようになる。
【0148】 Bit 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 0 r r r r r r r r r r 1 1 r r 1 1 (38)Get Keyboard Bitmap I
nitial State (38−1)機能 パワーON時のKeyboardの状態をCMOSから
リードする。 (38−2)入出力レジスタ仕様 ・入力レジスタ AX=44F3h BX=0504h ・出力レジスタ 正常終了する場合 AH=00h AL=01h BX=8301h:KeyBoard Bitmapデ
ータタイプ CX=現在設定されているモード DX=設定可能なモード SI=モードのデフォルト値 CF=0 エラー発生の場合 CF=1 AH=80h(サブファンクションコードエラーまたは
システムが本ファンクションをサポートしていない) 82h(インタフェースがまだ開かれていない) 86h(システムがSCIをサポートしていない) (38−3)機能詳細 本サブファンクションは、パワーON時のキーボードの
設定を返す。DXレジスタの各ビットは以下のようにな
る。
【0149】 Bit 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 0 r r r r r r r r r r r r r r r 1 SIレジスタの各ビットは以下のようになる。
【0150】 Bit 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 0 r r r r r r r r r r r r r r r 1 パワーON時のNumLock状態がOFFに設定され
ているとき、CXレジスタは以下のようになる。
【0151】 Bit 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 0 r r r r r r r r r r r r r r r 0 (38.1)Get Pointing Stick
Mode (38.1−1)機能 ポインティング・スティックの設定をCMOSからリー
ドする。 (38.1−2)入出力レジスタ仕様 ・入力レジスタ AX=44F3h BX=0505h ・出力レジスタ 正常終了する場合 AH=00h AL=01h BX=0000h:Binaryデータタイプ CX=0000h:Auto−selected 0001h:Simultaneous SI=デフォルト値 CF=0 エラー発生の場合 CF=1 AH=80h(サブファンクションコードエラーまたは
システムが本ファンクションをサポートしていない) 82h(インタフェースがまだ開かれていない) 86h(システムがSCIをサポートしていない) (38.2)Get DS Parallel Por
t Mode (38.2−1)機能 デスクステーションのパラレルポートの設定をCMOS
からリードする。 (38.2−2)入出力レジスタ仕様 ・入力レジスタ AX=44F3h BX=0506h ・出力レジスタ 正常終了する場合 AH=00h AL=01h BX=8101h:I/O Specific(2)デ
ータタイプ CX=現在設定されているモード DX=設定可能なモード SI=モードのデフォルト値 CF=0 エラー発生の場合 CF=1 AH=80h(サブファンクションコードエラーまたは
システムが本ファンクションをサポートしていない) 82h(インタフェースがまだ開かれていない) 86h(システムがSCIをサポートしていない) (38.2−3)機能詳細 デスクステーションをサポートするが内部/デスクステ
ーションでパラレルポートタイプが同じマシンの場合
は、本ファンクションはサポートせず、Paralle
l Port Modeにて共通にパラレルポートモー
ドのリードを行う。 DS Parallel Por
tがアドレス378h固定であり、またOutput/
Bi−directionalに設定でき、DS Pa
rallel Port=Bi−directiona
lに設定する場合には、DS Parallel Po
rtがECP H/W機能を持たなければ、CXレジス
タは以下のように返される。またこの場合、DX=00
32hが返される。 Bit 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 0 r r r r r 0 0 0 r 0 1 0 0 0 1 0 内部/デスクステーションのパラレルポートが設定出来
るマシンについては、デスクステーション未接続時に本
ファンクションを実行した場合でも、現在のCMOSの
設定値をリードすること。 (38.3)Get Int.Keyboard Ke
y Layout (38.3−1)機能 3キー入れ替えの設定をCMOSからリードする。 (38.3−2)入出力レジスタ仕様 ・入力レジスタ AX=44F3h BX=0507h ・出力レジスタ 正常終了する場合 AH=00h AL=01h BX=0000h:Binaryデータタイプ CX=0000h:3キー入れ替えDisable(N
ormal) 0001h:3キー入れ替えEnabla(Alter
native) SI=デフォルト値 CF=0 エラー発生の場合 CF=1 AH=80h(サブファンクションコードエラーまたは
システムが本ファンクションをサポートしていない) 82h(インタフェースがまだ開かれていない) 86h(システムがSCIをサポートしていない) (38.4)Get Infrared Mode (38.4−1)機能 赤外線通信の通信方法の設定をCMOSからリードす
る。 (38.4−2)入出力レジスタ仕様 ・入力レジスタ AX=44F3h BX=0508h ・出力レジスタ 正常終了する場合 AH=00h AL=00h BX=8102h:I/O Specific(3)デ
ータタイプ CX=設定値 DX=設定可能な値 SI=デフォルト値 CF=0 エラー発生の場合 CF=1 AH=80h(サブファンクションコードエラーまたは
システムが本ファンクションをサポートしていない) 82h(インタフェースがまだ開かれていない) 86h(システムがSCIをサポートしていない) (38.4−3)機能詳細 本ファンクションは、赤外線通信方式の設定をリードす
るためのものである。例えば、システムが赤外線通信方
式としてIrDA(SIR)/DASKをサポートし、
現在IrDA(SIR)が選択されている場合は、CX
レジスタは以下のように返される。また、この場合出力
DX=0003hとなる。
【0152】 Bit 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 0 r r r r r r r r r r r r r r 0 1 本ファンクションを実行した時は、Infrared
Portの設定(COM1〜4、NotUsed)に関
わらず赤外線通信方式の設定が返される。 (39)Get SCSI Mode (39−1)機能 SCSIの設定をCMOSからリードする。 (39−2)入出力レジスタ仕様 ・入力レジスタ AX=44F3h BX=0510h CX=a)0000h:現在の設定値(設定値番号)を
リード b)0001h:現在の設定値の具体的な値をリード この場合はDHに機能番号、DLに設定値番号を入力 DH=00h:割り込みレベル 01h:SCSI BIOSのアドレス (02h:I/Oベースアドレス) (03h:DMA) DL=設定値番号 ・出力レジスタ 正常終了する場合 AH=00h AL=01h CF=0 a)の場合 BX=8501h:H/W Resource Spe
cific データタイプ CX=現在設定されている設定値番号 DX=設定可能な設定値の個数(設定値番号の最大値) SI=デフォルト値(設定値番号) b)の場合 BX=8003h:Discrete データタイプ CX=各設定値番号に対する設定値 エラー発生の場合 CF=1 AH=80h(サブファンクションコードエラーまたは
システムが本ファンクションをサポートしていない) 82h(インタフェースがまだ開かれていない) 83h(データの入力エラー) 86h(システムがSCIをサポートしていない) (39−3)機能詳細 本ファンクションでは、入力するCXレジスタの値によ
り、出力CXレジスタ値の持つ意味が異なる。例えば、
システムがSCSIについて下記の設定をサポートす
る。
【0153】・SCSI=Enabled/Disab
led ・割り込みレベル=IRQ11/10/9/Disab
led 他はなし 更にこの設定を、H/W Resource Spec
ificデータタイプ中に下記のように割り当てるとす
る。
【0154】・Bit15〜12:割り込みレベル 0001B:(設定値番号=1):Disabled 0010B:(設定値番号=2):IRQ9 0011B:(設定値番号=3):IRQ10 0100B:(設定値番号=4):IRQ11 0101B〜1111B:Not Used ・Bit11〜1:Not Support(=0) この場合に、例えば現在の設定がSCSI=Enabl
ed、割り込みレベル=IRQ10であれば、 a)CX=0000hの場合、現在の設定値が設定値番
号により返される(出力CX=3001h)。また、D
Xには設定可能な設定値の個数(設定値番号の最大値)
が返される(出力DX=4001h)。サポートしない
機能については、設定可能な設定値番号の個数=0が返
される。SCSI=Enabled/Disableの
設定をサポートするか否かは、出力DXのBit0によ
り判別する。(Bit0=1ならサポート、Bit0=
0なら未サポート) b)CX=0001hの場合、DHに機能番号、DLに
設定値番号を入力することにより、各設定値番号に割り
当てられている設定値が返される。上記の場合、入力D
Hは00h、DLは01h〜04hのみ有効、例えば入
力DH=00h、入力DL=03hとすれば、出力CX
=000Ahが返される。また、入力DL=01hとし
た場合は、出力CXには、Disabledを示す値と
してFFFFhが返される(他の機能でも同様)。この
場合、入力データにサポートされていない値が入れられ
た場合は、83hエラーを返す。
【0155】各設定値番号に対する設定値の割り当て
は、システムにより異なる。 (40)Get Sound System Mode (40−1)機能 サウンドシステムの設定をCMOSからリードする。 (40−2)入出力レジスタ仕様 ・入力レジスタ AX=44F3h BX=0520h CX=a)0000h:現在の設定値(設定値番号)を
リード b)0001h:現在の設定値の具体的な値をリード この場合はDHに機能番号、DLに設定値番号を入力 DH=00h:割り込みレベル (01h:SCSI BIOSのアドレス) 02h:I/Oベースアドレス 03h:DMA DL=設定値番号 ・出力レジスタ 正常終了する場合 AH=00h AL=01h CF=0 a)の場合 BX=8501h:H/W Resource Spe
cific データタイプ CX=現在設定されている設定値番号 DX=設定可能な設定値番号の個数(=設定値番号の最
大値) SI=デフォルト値(設定値番号) b)の場合 BX=8003h:Discrete データタイプ CX=各設定値番号に対する設定値 エラー発生の場合 CF=1 AH=80h(サブファンクションコードエラーまたは
システムが本ファンクションをサポートしていない) 82h(インタフェースがまだ開かれていない) 83h(データの入力エラー) 86h(システムがSCIをサポートしていない) 8Eh(サウンドカードがインストールされていない) (40−3)機能詳細 本ファンクションでは、入力するCXレジスタの値によ
り、出力CXレジスタ値の持つ意味が異なる。例えば、
システムがサウンドシステムについて下記の設定をサポ
ートするとする。
【0156】・サウンドシステム=Enabled/D
isabled ・I/Oベースアドレス=0220h/0230h/0
240h/0250h ・割り込みレベル=IRQ5/7/9/11 ・DMA=Channel 0/Channel 1 更にこの設定を、H/W Resource Spec
ificデータタイプ中に下記のように割り当てるとす
る。
【0157】・Bit15〜12:割り込みレベル 0001B:(設定値番号=1):IRQ5 0010B:(設定値番号=2):IRQ7 0011B:(設定値番号=3):IRQ9 0100B:(設定値番号=4):IRQ11 0101B〜1111B:Not Used ・Bit7〜4:I/Oベースアドレス 0001B:(設定値番号=1):0220h 0010B:(設定値番号=2):0230h 0011B:(設定値番号=3):0240h 0100B:(設定値番号=4):0250h 0101B〜1111B:Not Used ・Bit3〜1:DMAの設定 001B:(設定値番号=1):Channel 0 010B:(設定値番号=2):Channel 1 011B〜111B:Not Used ・Bit11〜8:Not Support(=0) この場合に、例えば現在の設定がサウンド=Enabl
ed、割り込みレベル=IRQ9,I/Oベースアドレ
ス=0250h、DMA=Channel 1であれ
ば、 a)CX=0000hの場合、出力CXには現在の設定
値が設定値番号により返される(出力CX=3045
h)。また、出力DXには設定可能な設定値の個数(設
定値番号の最大値)が返される(出力CX=4045
h)。サポートしない機能については、設定可能な設定
値番号の個数=0が返される。SoundSystem
=Enable/Disableの設定をサポートする
か否かは、出力DXのBit0により判別する。(Bi
t0=1ならサポート、Bit0=0なら未サポート) c)CX=0001hの場合、DHに機能番号、DLに
設定値番号を入力することにより、各設定値番号に割り
当てられている設定値が返される。上記の場合、入力D
Hは00h、02h、03hのみ有効で、例えば入力D
H=02h、入力DL=03hとすれば、出力CX=0
240hが返される。この場合、入力データにサポート
されていない値が入力された場合は、83hエラーを返
す。
【0158】また、サウンドカードがインストールされ
ていない場合は、8Ehエラーを返す。
【0159】各設定値番号に対する設定値の割り当て
は、システムにより異なる。 (41)Get Sound System Powe
r (41−1)機能 サウンドシステムのパワーの設定(On/Off)をC
MOSからリードする。(41−2)入出力レジスタ仕
様 ・入力レジスタ AX=44F3h BX=0521h ・出力レジスタ 正常終了する場合 AH=00h AL=01h BX=0000h:Binaryデータタイプ CX=0000h:Off 0001h:On SI=デフォルト値 CF=0 エラー発生の場合 CF=1 AH=80h(サブファンクションコードエラーまたは
システムが本ファンクションをサポートしていない) 82h(インタフェースがまだ開かれていない) 86h(システムがSCIをサポートしていない) 8Eh(デバイスがインストールされていない) (41−3)機能詳細 本ファンクションは、サウンドシステムモードがDis
ableの場合は機能せず、8Ehエラーが返される。 (42)Get Password Interfac
e Mode (42−1)機能 パスワードインタフェースの設定をリードする。 (42−2)入出力レジスタ仕様 ・入力レジスタ AX=44F3h BX=0600h ・出力レジスタ 正常終了する場合 AH=00h AL=00h BX=0000h:Binaryデータタイプ CX=0000h:切断 0001h:接続 SI=デフォルト値 CF=0 エラー発生の場合 CF=1 AH=80h(サブファンクションコードエラーまたは
システムが本ファンクションをサポートしていない) 82h(インタフェースがまだ開かれていない) 86h(システムがSCIをサポートしていない) (42−3)機能詳細 本ファンクションは、パスワード登録の有無に関わら
ず、パスワードインタフェースの設定をSM−RAMか
らリードする。 (43)Get Password Check Re
quest Flag (43−1)機能 パスワードチェック要求フラグの設定をリードする。 (43−2)入出力レジスタ仕様 ・入力レジスタ AX=44F3h BX=0601h ・出力レジスタ 正常終了する場合 AH=00h AL=00h BX=0000h:Binaryデータタイプ CX=0000h:パスワードチェック要求フラグがリ
セットされている 0001h:パスワードチェック要求フラグがセットさ
れている SI=デフォルト値 CF=0 エラー発生の場合 CF=1 AH=80h(サブファンクションコードエラーまたは
システムが本ファンクションをサポートしていない) 82h(インタフェースがまだ開かれていない) 86h(システムがSCIをサポートしていない) 8Eh(パスワードが登録されていない) (43−3)機能詳細 本ファンクションは、パスワードチェック要求フラグの
状態をSM−RAMからリードする。パスワード要求フ
ラグがセットされている場合、アプリはパスワードチェ
ックを行い、チェック終了時にパスワード要求フラグを
リセットする。パスワードが登録されていない場合は、
8Ehエラーを返すものとする。 (44)Get Password (44−1)機能 パスワード(ユーザパスワード/スーパーバイザパスワ
ード)が登録されているか否かをチェックする。 (44−2)入出力レジスタ仕様 ・入力レジスタ AX=44F3h BX=0602h CX=パスワード種類 0000h:ユーザパスワード 0001h:スーパーバイザパスワード ・出力レジスタ 正常終了する場合 AH=00h AL=00h BX=0000h:Binaryデータタイプ CX=0000h:パスワード無し 0001h:パスワード有り DX=パスワードのベリファイまたは削除のリトライ可
能回数 (パスワード有りの場合のみ有効) SI=デフォルト値 CF=0 エラー発生の場合 CF=1 AH=80h(サブファンクションコードエラーまたは
システムが本ファンクションをサポートしていない) 82h(インタフェースがまだ開かれていない) 86h(システムがSCIをサポートしていない) (44−3)機能詳細 本ファンクションは、ユーザパスワード/スーパーバイ
ザパスワードが登録されているか否かを、SM−RAM
のパスワードデータエリアをチェックすることにより判
別する。
【0160】パスワード有りの場合、パスワードのベリ
ファイ、削除をあと何回実行可能(失敗してもHLTし
ない)か、SM−RAMのカウンタ値を出力する。この
回数カウンタは、パスワードのベリファイ、削除ファン
クションで共通に使用され、ブートモードまたはレジュ
ームモードで電源ON時、およびベリファイ/削除成功
時に初期値3に戻される。 (45)Verify Password (45−1)機能 パスワードのベリファイを行う。 (45−2)入出力レジスタ仕様 ・入力レジスタ AX=44F3h BX=0603h EDX=パスワード(スキャンコード)の第1文字〜第
4文字 ESI=パスワード(スキャンコード)の第5文字〜第
8文字 DI=パスワード(スキャンコード)の第9文字〜第1
0文字 ・出力レジスタ (a)カウントパスワード無し(パワーオンパスワード
処理中)の場合 正常終了する場合 AH=00h CX=0000h:ユーザパスワードと一致した 0001h:スーパーバイザパスワードと一致した CF=0 エラー発生の場合 CF=1 AH=80h(サブファンクションコードエラーまたは
システムが本ファンクションをサポートしていない) 82h(インタフェースがまだ開かれていない) 83h(データの入力エラー、どちらのパスワードとも
一致しなかった) 86h(システムがSCIをサポートしていない) 8Eh(パスワードが登録されていない) (AH=83hの場合のみ) DX=パスワードのベリファイまたは削除のリトライ可
能回数(パスワード有りの場合のみ有効) (b)カレントパスワード有り(ブート後のパスワード
処理)の場合 正常終了する場合 AH=00h(カレントパスワードまたはスーパーバイ
ザパスワードと一致した) CF=0 エラー発生の場合 CF=1 AH=80h(サブファンクションコードエラーまたは
システムが本ファンクションをサポートしていない) 82h(インタフェースがまだ開かれていない) 83h(データの入力エラー、どちらのパスワードとも
一致しなかった) 86h(システムがSCIをサポートしていない) (AH=83hの場合のみ) DX=パスワードのベリファイまたは削除のリトライ可
能回数(パスワード有りの場合のみ有効) (45−3)機能詳細 BIOSは、本ファンクションを使用してパワーオンパ
スワードのチェックを行い、一致したユーザパスワード
またはスーパーバイザパスワードをカレントパスワード
とする。これ以後、パスワードのベリファイを行う場合
(Eject時等)は、カレントパスワードまたはスー
パーバイザパスワードと一致すればOKとなる。
【0161】パスワードの文字数が10文字未満の場合
は、最終コードの後ろに“00h”を付ける。例えば、
パスワードが“1234”の場合、EDX=02030
405h、ESI=00xxxxxxhを入力する(x
xxxxxは任意)。
【0162】ベリファイまたは削除のリトライの可能回
数カウンタ値が0で、本ファンクションによるベリファ
イが失敗した場合は、HLTする。また、ブートモード
またはレジュームモードで電源ON時およびベリファイ
成功時に、ベリファイまたは削除のリトライ可能回数の
カウンタを初期値を戻す。
【0163】本ファンクションのSetファンクション
(AX=44F4h、BX=0603h)にあたるもの
は存在しない。
【0164】また、本ファンクションは、パスワードが
存在することを確認した上で実行される。 (46)Get Password Level (46−1)機能 パスワードのレベルをリードする。 (46−2)入出力レジスタ仕様 ・入力レジスタ AX=44F3h BX=0604h ・出力レジスタ 正常終了する場合 AH=00h AL=00h BX=0000h:Binaryデータタイプ CX=2レベルのパスワードが登録された状態でのユー
ザパスワードのパスワードレベル 0000h:マシン使用上の制限無し 0001h:マシン使用上の制限有り DX=カウントのパスワードレベル 0000h:マシン使用上の制限無し 0001h:マシン使用上の制限有り SI=モードのデフォルト値 CF=0 エラー発生の場合 CF=1 AH=80h(サブファンクションコードエラーまたは
システムが本ファンクションをサポートしていない) 82h(インタフェースがまだ開かれていない) 86h(システムがSCIをサポートしていない) 8Eh(パスワードが登録されていない) (46−3)機能詳細 本ファンクションは、2レベルのパスワードが登録され
た状態でのユーザパスワードのパスワードレベル(マシ
ン使用上の制限の有無)をSM−RAMのパスワード属
性内のフラグからリードする。
【0165】以上、システムコンフィグレーションゲッ
トルーチンのサブファンクションについて説明したが、
システムコンフィグレーションセットルーチンについて
も同様のサブファンクションコードの設定により多数の
サブファンクションを実行できる。ここでは、システム
コンフィグレーションセットルーチンのサブファンクシ
ョンを代表して、Set Power−up Mode
についてその機能と入出力レジスタ値の一例を説明す
る。 (47)Set Power−up Mode (47−1)機能 パワーアップモードの設定をCMOSにライトする。 (47−2)入出力レジスタ仕様 ・入力レジスタ AX=44F4h BX=0100h CX=0000h:サスペンド&リジュームDisab
le 0001h:サスペンド&リジュームEnable ・出力レジスタ 正常終了する場合 AH=00h AL=00h CF=0 エラー発生の場合 CF=1 AH=80h(サブファンクションコードエラーまたは
システムが本ファンクションをサポートしていない) 82h(インタフェースがまだ開かれていない) 83h(データの入力エラー) 86h(システムがSCIをサポートしていない) 以上説明したように、この実施例においては、SCIが
システムBIOSの1部としてBIOS ROM14に
格納されており、そのSCIをINT15hのソフトウ
ェア割り込みによって起動する事によってシステム構成
情報の設定/変更を行うことができる。このため、オペ
レーティングシステムや、“Max Time”または
BIOSセットアップなどのセップアッププログラム
は、CMOSメモリ16Aを直接アクセスすることな
く、SCIを呼び出すだけでシステム構成情報の変更な
どを行う事ができる。
【0166】したがって、機能追加された新機種が開発
されてシステム構成情報の内容に変化が生じたとして
も、オペレーティングシステムやセップアッププログラ
ムはシステム構成情報を直接アクセスするわけではない
ので、それらオペレーティングシステムやセップアップ
プログラムに修正を加える必要はない。よって、ハード
ウェア構成の変更に柔軟に対応することが可能となる。
【0167】また、SCIには前述したような多数のサ
ブファンクションが予め用意されているので、機種が代
り、ハードウェア構成に変化が生じても、そのSCIの
サブファンクションでサポートされる範囲の変化であれ
ば、SCIを変更せずにそのハードウェア構成の変化に
対応する事ができる。したがって、SCIには、将来拡
張される可能性のある機能に対応するサブファンクショ
ンなど、多数のサブファンクションを予め用意しておく
事が望ましい。
【0168】次に、このSCIを拡張したCMOSアク
セスのためのインタフェース(CAI:CMOS Ac
cess Interface)について説明する。
【0169】CAIは上述したSCIの1つのファンク
ションとしてBIOS ROM14に格納されており、
システム構成情報に限らず、CMOSメモリ16Aの他
のデータに対するリード/ライトアクセスのために利用
される。どのCMOSエリアをアクセスするかは、CP
U11の入力レジスタにセットされるたインデックス値
によって決定される。
【0170】すなわち、CMOSメモリ16Aは、CP
U11のI/Oアドレス空間の一部に割り付けられた記
憶エリアを含んでおり、それらはインデックス修飾によ
ってアドレス指定される。従来、プロテクトモードで動
作するOS等を起動した場合、ポート70h,71hを
使用してインデックス40h以降のCMOSエリアを正
しくリード/ライトすることができなかったが、CAI
はこれを可能にする。CAIは、CMOSデータをリー
ドするCMOSリードファンクションと、CMOSデー
タをライトするCMOSライトファンクションとを有し
ている。
【0171】以下、CAIを用いたCMOSアクセス動
作について説明する。
【0172】CMOSデータをリードする場合:この場
合には、オペレーティングシステムや各種アプリケーシ
ョンプログラムは、レジスタAXにファンクションコー
ド(=44FCh)をセットし、レジスタBXにCMO
Sのインデックスをセットした後、INT15hのソフ
トウェア割り込み命令を実行する。
【0173】これにより、CAIのCMOSリードファ
ンクションルーチンが起動され、指定されたインデック
ス値が割り当てられているCMOSエリアからデータを
リードする。CMOSリードが正常に終了した場合、出
力レジスタCLにはCMOSデータが戻り値としてセッ
トされる。
【0174】CMOSデータをライトする場合:この場
合には、オペレーティングシステムや各種アプリケーシ
ョンプログラムは、レジスタAXにファンクションコー
ド(=44FDh)をセットし、レジスタBXにCMO
Sのインデックスをセットし、そしてレジスタCLにC
MOSライトデータをセットした後、INT15hのソ
フトウェア割り込み命令を実行する。
【0175】これにより、CAIのCMOSライトファ
ンクションルーチンが起動され、指定されたインデック
ス値が割り当てられているCMOSエリアにレジスタC
Lの値がライトされる。CMOSライトが正常に終了し
た場合、出力レジスタAXには正常終了したことを示す
値(=0044h)が戻り値としてセットされる。
【0176】このように、CAIをBIOSの一部とし
て保持することにより、オペレーティングシステムやア
プリケーションプログラムは、I/Oポートにインデッ
クスをライトするというハードウェアアクセスを行うと
なく、任意のインデックスのCMOSエリアをリード/
ライトアクセスすることができる。
【0177】次にハードウェア・コンフィグレーション
・インタフェース(Hardware Configu
ration Interface:HCI)について
説明する。
【0178】HCIは、DOSやWindowsのアプ
リからハードウェアの構成(コンフィグレーション)を
読んだり設定したりできるようにしたものであり、前述
のSCIと同様に拡張BIOS(int15h)として
BIOS ROM14に格納されている。
【0179】このHCIには、図11に示されているよ
うに、以下の2つのファンクション実行ルーチンが含ま
れている。
【0180】 [ファンクションコード] [ファンクション実行ルーチン] 44FEh デバイスカレントステータスリード 44FFh デバイスON/OFF デバイスカレントステータスリードルーチンは、各ハー
ドウェアデバイスの現在の構成(コンフィグレーショ
ン)をリードするルーチンであり、CPU11のAXレ
ジスタにファンクションコード44FEhがセットされ
た状態でINT15hが実行された時に起動される。
【0181】デバイスON/OFFルーチンは、各ハー
ドウェアデバイスをターンON/ターンOFFするルー
チンであり、CPU11のAXレジスタにファンクショ
ンコード44FFhがセットされた状態でINT15h
が実行された時に起動される。
【0182】これらデバイスカレントステータスリード
ルーチンおよびデバイスON/OFFルーチンはそれぞ
れ10個程度のサブファンクションを有しており、これ
らサブファンクションはCPU11のBXレジスタにセ
ットされるサブファンクションコードによって選択され
る。
【0183】デバイスカレントステータスリードルーチ
ンおよびデバイスON/OFFルーチンのサブファンク
ションは図12の通りである。
【0184】すなわち、これら各サブファンクションは
デバイスカレントステータスリードルーチンの中ではハ
ードウェア構成情報を取得するためのゲットルーチンと
なり、デバイスON/OFFルーチンの中ではそのデバ
イスをON/OFF設定するためのセットルーチンとな
る。
【0185】ここで、これらサブファンクション(ゲッ
ト/セット)それぞれのサブファンクションコードとそ
の機能の概要について説明する。 ・0001h Mail Icon このサブファンクションは、コンピュータシステムのス
テータスLCDに対するメールアイコン表示のオン/オ
フ/ブリンクの設定およびその設定の読み出しを行う。
ステータスLCDは、システムの動作モードやハードウ
ェアステータスなどをアンコンによって表示するという
ステータス表示専用のLCDであり、所定のレジスタに
対する設定値に応じてアイコンのオン/オフ/ブリンク
制御が可能である。したがって、このサブファンクショ
ンは、そのレジスタの中のメールアンコンに対する制御
情報をリード/ライトすることによって、メールアイコ
ン表示のオン/オフ/ブリンクの設定およびその設定の
読み出しを行う。 ・0002h Backlight このサブファンクションは、コンピュータシステムのL
CDパネルのバックライトのオン/オフの設定及びその
設定の読み出しを行う。LCDパネルのバックライト
は、あるレジスタに設定されるバックライト制御情報に
よってオン/オフ制御されるように構成されているの
で、バックライトのオン/オフの設定及びその設定の読
み出しは、バックライト制御情報をリード/ライトする
ことによって行われる。 ・0003h AC Adaptor このサブファンクションは、ACフダプタの接続有無を
示す情報を電源コントローラやCMOSメモリなどから
リードする。 ・0004h Fan このサブファンクションは、所定のレジスタに設定され
たファン制御情報をリードライトすることによって、シ
ステムに設けられた冷却用ファンのオン/オフ設定及び
その設定の読み出しを行う。 ・0010h Software Suspend このサブファンクションは、ソフトウェアサスペンドが
実行可能かどうかを示すシステムステータスの読出し、
およびソフトウェアサスペンドの実行を行う。この場合
のシステムステータスは、ソフトウェアサスペンドが実
行中か否かを示すものであり、実行中であれればソフト
ウェアサスペンドは実行できない状態であり、実行中で
なければソフトウェアサスペンドが実行できる状態であ
る。ソフトウェアサスペンドが実行されると、レジュー
ムモード下でシステムの電源スイッチがオフされた時の
同様のサスペンド処理が行われる。 ・0011h Flat Panel このサブファンクションは、内部LCDパネルを制御す
るためのハードウェアをチェックすること等によって、
内部LCDパネルの解像度およびLCDタイプの情報を
リードする。 ・0012h Instant Security このサブファンクションは、所定のキー入力操作に応じ
て表示画面のオフまたはキーロックを行うインスタント
セキャリティー機能が実行可能か否かを示すステータス
情報のリード、およびそのインスタントセキュリティー
機能をキーボードを使用せずにソフトウェア的に起動す
る。この場合のステータス情報は、インスタントセキュ
リティーが実行中か否かを示すものであり、実行中であ
れればインスタントセキュリティーは実行できない状態
であり、実行中でなければインスタントセキュリティー
が実行できる状態である。このサブファンクションによ
ってインスタントセキュリティーが実行されると、ホッ
トキー(Fn+F1)を押した場合と同様のインスタントセ
キュリティー機能(表示画面のオフ、キーロック)が実
行される。 ・0013h Power Off Factor このサブファンクションは、システムの電源オフの要因
を示すパワーオフ要因情報をリードする。パワーオフ要
因情報は、例えばSMRAMなどに設定されている。 ・0014h Multibox Status このサブファンクションは、CD−ROMドライブとF
DDなどの異なる種類のディスクドライブが選択的に装
着可能なマルチボックスに現在接続されているドライブ
の種類を示す情報をリードする。これは、マルチボック
スに要されたCD−ROMドライブ用のコネクタとFD
D用のコネクタの一方のコネクタの所定ピンの電圧に応
じて“1”または“0”のフラグがセットされるレジス
タからそのフラグを読み出すことによって実行される。 ・0070h Memory Read/Write このサブファンクションは、メモリ内容をリード/ ライ
トする。本機能は、リアルモード時でもSMMを使用す
ることなどによって1MB以降のメモリ空間にアクセス
出来るようにするためのものである。すなわち、このサ
ブファンクションがINT15hで呼び出されると、I
/OトラップSMIを使用した後述のEHCIが再起動
され、SMMのなかでメモリリード/ ライトの機能が実
行される。
【0186】以上のように、HCIは、ハードウェア構
成に設定およびその設定状態の読出しのために必要なハ
ードウェアアクセス機能を、OSや、セットアッププロ
グラムなどのアプリケーションプログラムなどに提供す
る。
【0187】図13には、HCIを用いたハードウェア
コンフィグレーションの設定/変更動作の原理が概念的
に示されている。
【0188】この実施例のパーソナルコンピュータにお
いては、リアルモード環境とプロテクトモード環境とで
それぞれ異なるセットアッププログラムが用いられる。
すなわち、リアルモード環境ではBIOS ROM14
に格納されているBIOSセットアッププログラムが使
用され、プロテクトモード環境下ではフロッピーディス
クやハードディスク装置から供給される“Max Ti
me”などのセットアッププログラムが利用される。
【0189】“Max Time”は前述したように本
出願人によって開発されたプロテクトモードOS用のア
プリケーションプログラムであり、プロテクトモード環
境で実行することができる。“Max Time”は、
HCIを利用してハードウェア構成情報の読み書きを行
い、ハードウェアを直接アクセスすることはない。
【0190】“Max Time”がHCIを呼び出す
場合には、まず、CPU11の動作モードがプロテクト
モードからリアルモードに切り替えられ、その後INT
15hのソフトウェア割り込み命令が実行される。
【0191】BIOSセットアッププログラムは、前述
したようにリアルモードOS用のプログラムであり、リ
アルモード環境で実行することができる。BIOSセッ
トアッププログラムも、HCIを利用してシステム構成
情報の読み書きを行う事ができる。BIOSセットアッ
ププログラムはシステムボード上のROMに格納された
BIOSドライバの一種であるので、従来と同様に、B
IOSセットアッププログラムがハードウェアを直接ア
クセスするように構成しても良い。BIOSセットアッ
ププログラムが実行された場合も、“Max Tim
e”と同様の環境設定項目を持つセットアップウインド
ウが画面表示され、各種環境設定項目についてそれぞれ
現在の設定値が提示される。
【0192】BIOSセットアッププログラムがHCI
を呼び出す場合には、CPU11の動作モードを切り替
えること無く、INT15hのソフトウェア割り込み命
令だけが実行される。
【0193】このように、HCIは、OSやアプリケー
ションプログラムからは同一のハードウェアアクセスイ
ンタフェースとして利用される。
【0194】図14には、HCIによるハードウェア構
成情報のリード/ライト処理の手順が示されている。
【0195】前述したように、“Max Time”お
よびBIOSセットアッププログラムは、INT15h
のソフトウェア割り込み命令を実行する。この場合、H
CIのファンクション実行ルーチンを指定するファンク
ションコードや、サブファンクションコードがCPU1
1のレジスタにセットされる。
【0196】INT15hのソフトウェア割り込み命令
の実行により、INT15hのベクタアドレスで指定さ
れる拡張BIOSが実行される。拡張BIOSは、ま
ず、HCIがサポートしているファンクションコードか
否かを判断する(ステップS111)。具体的には、フ
ァンクションコードが44FEh(デバイスカレントス
テータスリード)か、44FFh(デバイスON/OF
F)かどうかを判断し、これらファンクションコードで
なければ、拡張BIOSに用意されたHCI以外の処理
(HCIなどを含む)に移行する。
【0197】一方、サポートするファンクションコード
であれば、そのファンクションコードに対応するファン
クション実行ルーチンが起動される(スップS11
2)。起動されたファンクション実行ルーチンは、CP
U11のレジスタにセットされているサブファンクショ
ンコードをサポートしているか否かを判断する(ステッ
プS113)。
【0198】サポートしていないサブファンクションが
指定されたときは、ファンクション実行ルーチンは、エ
ラー値を出力値としてCPU11のレジスタにセットし
た後にリターンする(ステップS114)。
【0199】一方、サポートしているサブファンクショ
ンであれば、ファンクション実行ルーチンは、その指定
されたサブファンクションを実行し、該当する環境設定
項目の読み出し/書き込みなどを行い、CPU11の出
力レジスタに戻り値を設定した後にリターンする(ステ
ップS115,S116)。
【0200】次に、前述したHCIのサブファンクショ
ン群について、各機能の詳細とそれを実行した場合のC
PU11の入出力レジスタの一例について説明する。 (50)デバイス設定状態のリード (50−1)機能 デバイスの設定状態をリードする。 (50−2)入出力レジスタ仕様 ・入力レジスタ AH=44h AL=FEh BX=装置ID 0001h…メールアルコン 0002h…バックライト 0003h…ACアダプタ 0004h…ファン ・出力レジスタ 正常終了する場合 AH=00h CX=0000h…デバイスがOFFである。
【0201】0001h…デバイスがONである。
【0202】0002h…デバイスがブリンクである。
【0203】0003h…デバイスがない。
【0204】0004h…デバイスがある。
【0205】CF=0 エラー発生の場合 AH=80h…サブファンクションエラーまたはシステ
ムがファンクションをサポートしていない。
【0206】83h…データの入力エラー CF=1 (50−3)機能詳細 デバイスのON/OFF/ブリンクの設定状態は、各機
種によりスペシャルレジスタ等をリードする。 (51)デバイス設定 (51−1)機能 デバイスのON/OFF/ブリンクの制御を行う。 (51−2)入出力レジスタ仕様 ・入力レジスタ AH=44h AL=FFh BX=装置ID 0001h…メールアルコン 0002h…バックライト 0003h…ACアダプタ 0004h…ファン CX=0000h…デバイスをOFFにする。
【0207】0001h…デバイスをONにする。
【0208】0002h…デバイスをブリンクにする。 ・出力レジスタ 正常終了する場合 AH=00h CF=0 エラー発生の場合 AH=80h…サブファンクションエラーまたはシステ
ムがファンクションをサポートしていない。
【0209】83h…データの入力エラー 84h…ライトプロテクトエラー CF=1 (51−3)機能詳細 デバイスのON/OFF/ブリンクの設定は、各機能に
よりスペシャルレジスタ等で設定する。ACアダプタの
設定を指定した場合(BX=0003h)はライトプロ
テクトエラーを返す。 (52)ソフトウェア・サスペンド状態のリード (52−1)機能 ソフトウェア・サスペンドの状態をリードする。 (52−2)入出力レジスタ仕様 ・入力レジスタ AH=44h AL=FEh BX=0010h…ソフトウェア・サスペンド ・出力レジスタ 正常終了する場合 AH=00h CX=0000h:APMがDisableであるため
サスペンド不可 0001h:APMがEnableであるためサスペン
ド可 CF=0 エラー発生の場合 AH=80h…サブファンクションエラーまたはシステ
ムがファンクションをサポートしていない。
【0210】CF=1 (52−3)機能詳細 本ファンクションは、ソフトウェア・サスペンドを実行
する際に、ソフトウェア・サスペンドが実行可能である
かどうかを確認する為のファンクションである。(5
3)ソフトウェア・サスペンドの実行 (53−1)機能 ソフトウェア・サスペンドを開始する。 (53−2)入出力レジスタ仕様 ・入力レジスタ AH=44h AL=FFh BX=0010h…ソフトウェア・サスペンド CX=0001h…ソフトウェア・サスペンドを開始す
る ・出力レジスタ 正常終了する場合 AH=00h CF=0 エラー発生の場合 AH=80h…サブファンクションエラーまたはシステ
ムがファンクションをサポートしていない。
【0211】83h…データの入力エラー 84h…ライトプロテクトエラー =APMがDisableである為サスペンド出来な
い。
【0212】CF=1 (53−3)機能詳細 本ファンクションが実行された場合には、電源スイッチ
からのSMI処理と同様にサスペンド要求フラグ(CM
OS 5DhのBit4)をセットし、終了する。この
後、サスペンドシーケンスが開始される。この場合、B
OOT/RESUMEモードに関係なく、サスペンドす
る。(次回電源ON時にはレジュームする。) (54)フラットパネル情報のリード (54−1)機能 フラットパネルの情報をリードする。 (54−2)入出力レジスタ仕様 ・入力レジスタ AH=44h AL=FEh BX=0011h…フラット・パネル ・出力レジスタ 正常終了する場合 AH=00h CH=解像度 00h…640×480 01h…800×600 02h…1024×768 CL=LCD 00h…STNモノクロ タイプ 01h…STNカラー 02h…9ビットTFT 03h…12ビットTFT 04h…18ビットTFT 05h…24ビットTFT CF=0 エラー発生の場合 AH=80h…サブファンクションエラーまたはシステ
ムがファンクションをサポートしていない。
【0213】CF=1 (54−3)機能詳細 本ファンクションは、システムに実装されているフラッ
トパネルの解像度及びLCDタイプの情報をリードする
ためのファンクションである。
【0214】フラットパネルについては、情報のリード
を行うファンクションのみ存在する。 (55)インスタントセキュリティ状態のリード (55−1)機能 インスタントセキュリティ状態をリードする。 (55−2)入出力レジスタ仕様 ・入力レジスタ AH=44h AL=FEh BX=0012h…インスタントセキュリティ ・出力レジスタ 正常終了する場合 AH=00h CX=0000h:インスタントセキュリティ実行中で
ない(実行可能) 0001h:インスタントセキュリティ実行中である
(実行不可) CF=0 エラー発生の場合 AH=80h…サブファンクションエラーまたはシステ
ムがファンクションをサポートしていない。
【0215】CF=1 (55−3)機能詳細 本ファンクションは、インスタントセキュリティを実行
する際に、インスタントセキュリティが実行可能である
かどうかを確認する為のファンクションである。
【0216】インスタントセキュリティ実行中かどうか
は、SM−RAMのフラグよりリードする。 (56)インスタントセキュリティの実行 (56−1)機能 ソフトウェア・サスペンドを開始する。 (56−2)入出力レジスタ仕様 ・入力レジスタ AH=44h AL=FFh BX=0012h…インスタントセキュリティ CX=0001h:インスタントセキュリティを実行す
る ・出力レジスタ 正常終了する場合 AH=00h CF=0 エラー発生の場合 AH=80h…サブファンクションエラーまたはシステ
ムがファンクションをサポートしていない。
【0217】 83h…データの入力エラー 84h…ライトプロテクトエラー =インスタントセキュリティ中であるため本ファンクシ
ョンを実行出来ない。
【0218】CF=1 (56−3)機能詳細 本ファンクションが実行された場合には、Fn+F1キ
ーが押された場合と同様の処理を実行し、インスタント
セキュリティ状態にする。
【0219】ファンクション実行時にインスタントセキ
ュリティ中だった場合は、84hエラーを返すものとす
る。 (57)パワーオフ要因のリード (57−1)機能 パワーオフの要因が何であるかの情報をリードする。 (57−2)入出力レジスタ仕様 ・入力レジスタ AH=44h AL=FEh BX=0013h…パワーオフ要因 ・出力レジスタ 正常終了する場合 AH=00h CX=Bit15〜3…Reserved、0固定 Bit2…システムオートオフによるパワーオフ 1:
発生 0:無し Bit1…ローバッテリによるパワーオフ 1:発生
0:無し Bit0…ユーザからのH/Wサスペンド要求 1:発
生 0:無し(パワーオフSW、パネルパワーオフ) CF=0 エラー発生の場合 AH=80h…サブファンクションエラーまたはシステ
ムがファンクションをサポートしていない。
【0220】CF=1 (57−3)機能詳細 本ファンクションは、パワーオフイベントについてソフ
トウェアにて何らかの制御を行いたい場合に、パワーオ
フ要因を判別するためのものである。パワーオフ要因
は、SM−RAMのフラグから読み出す。このフラグの
内容は、本ファンクションによるリードが行われるまで
はクリアされないものとする(リード後クリアされ
る)。
【0221】例えば、1つのパワーオフ要因が読み出さ
れる前に、別のパワーオフ要因が発生した場合は、出力
CXレジスタの該当するBitを全て1とし、またどの
パワーオフ要因も発生していない場合は、出力CX=0
000hとなる。 (58)マルチボックスのステータスリード (58−1)機能 マルチボックスに何が接続されているかをリードする。 (58−2)入出力レジスタ仕様 ・入力レジスタ AH=44h AL=FEh BX=0014h…マルチボックスステータス CX=0000h:本体側のマルチボックスのステータ
ス =0100h:本体外(DS等)のマルチボックスのス
テータス ・出力レジスタ 正常終了する場合 AH=00h CX=0000h:何も接続されていない 0001h:FDDが接続されている 0002h:CD−ROMが接続されている CF=0 エラー発生の場合 AH=80h…サブファンクションエラーまたはシステ
ムがファンクションをサポートしていない。
【0222】AH=83h…データの入力エラー CF=1 (58−3)機能詳細 本ファンクションは、マルチボックスに何が接続されて
いるか(CD−ROM、FDDなど)をスペシャルレジ
スタ等からリードするためのものである。ステータスを
リードするレジスタは、機種により異なる。
【0223】尚、下記の場合は、83hエラーを返すも
のとする。 (1)入力CXレジスタにて定義外の値を入力した場合 (2)DS等本体外でマルチボックスをサポートしない
マシンにて、本体外(DS等)のマルチボックスのステ
ータスをリードした場合 (3)DS等本体外でマルチボックスをサポートするマ
シンにて、DS等が接続されていない場合。
【0224】以上説明したように、この実施形態におい
ては、SCIと一緒にHCIがシステムBIOSの1部
としてBIOS ROM14に格納されており、そのH
CIをINT15hのソフトウェア割り込みによって起
動する事によってハードウェアデバイスの設定およびそ
の設定状態の読み出しなどを行うことができる。
【0225】次に、I/OトラップSMIを用いてSC
Iを起動する場合について説明する。
【0226】以下では、I/OトラップSMIを用いた
SCIを、ESCI(Enhanced SCI)と称
することにする。このESCIは、プロテクトモード環
境でシステムコンフィグレーションの設定/変更などを
行う事ができるプログラムインタフェースである。
【0227】まず、図15および図16を参照して、オ
ペレーティングシステム、またはアプリケーションプロ
グラムがESCIを呼び出す場合の一連の動作を説明す
る。オペレーティングシステムまたはアプリケーション
プログラムには、特定のBIOSドライバ(ここでは、
ESCI)に対する呼び出し要求に応じて、INT15
hではなく、INまたはOUTのI/O命令を実行する
BIOSインタフェースが組み込まれている。このBI
OSインタフェースは、BIOSドライバのファンクシ
ョン実行ルーチンを指定するファンクションコードをA
Hレジスタにセットした後、I/OトラップSMIを利
用したプログラムインタフェースを起動するために、I
/Oベースアドレスレジスタ126にセットされたI/
Oベースアドレスのアドレス範囲に属するI/Oポート
に対するINまたはOUTのI/O命令を実行する。
【0228】このINまたはOUT命令の実行によっ
て、I/Oベースアドレスによって指定されたアドレス
範囲に属するI/Oアドレスがシステムバス18上に出
力される。このI/OアドレスはI/OトラップSMI
発生回路121によってトラップされ、I/Oトラップ
SMI信号がCPU11に供給される。
【0229】CPU11にI/OトラップSMI信号が
入力されると、CPU11は、その時の動作モード(例
えば、プロテクトモード)からSMMにスイッチされ
る。SMMに入ると、CPU11は、まず、SMRAM
13Aをメインメモリ13のアドレス30000Hから
3FFFFHまでのアドレス空間にマッピングする(ス
テップS1)。これにより、メインメモリ13のアドレ
ス30000Hから3FFFFHはアクセス不能とな
り、代わりにSMRAM13Aがオーバーレイメモリと
してアクセス可能となる。
【0230】SMRAM13Aには、CPUステート格
納エリア、SMIハンドラ作業エリアなどが設けられて
おり、またBIOS ROM14のSMIハンドラを割
り込み先として指定するジャンプコードがセットされて
いる。前述したように、BIOS ROM14には、I
RTルーチン、SMIハンドラ、複数のBIOSドライ
バ(ESCIを含む)、およびパワ−管理などのための
各種SMIサービスルーチンが格納されている。
【0231】次いで、CPU11は、SMIが入力され
た時のCPU11の各種レジスタの内容であるCPUス
テータス(または、コンテキストと称される)をSMR
AM13AのCPUステート格納エリアにスタック形式
でセーブする(ステップS2)。そして、CPU11
は、SMMのスタートアドレス(38000H)のコー
ド、つまりSMRAM13Aのアドレス38000Hに
セットされているジャンプコードをフェッチし、そのジ
ャンプコードで指定されるBIOS ROM14のSM
Iハンドラを実行する(ステップS3)。ここまでのス
テップS1〜S3の処理は、CPU11自体つまりCP
U11のマイクロプログラムによって実行されるもので
ある。
【0232】ジャンプコードの実行によって呼び出され
たSMIハンドラは、どのような要因でSMIが発生さ
れたかを決定するために、SMI発生要因をチェックす
る(ステップS4)。この処理では、システムコントロ
ーラ12のSMIステータスレジスタ124にセットさ
れているSMIステータス情報が参照される。I/Oト
ラップによるSMIであれば、SMIハンドラは、BI
OS ROM14の複数のBIOSドライバのなかの特
定のBIOSドライバ(ESCI)のファンクション実
行ルーチンの実行をリクエストする(ステップS5)。
リクエストされたBIOSドライバのファンクション実
行ルーチンは、SMMの中で実行される。
【0233】I/OトラップSMIに応答してどのBI
OSドライバを呼び出すかは、予め決められており、例
えば、ESCIや、BIOS ROM14に新たに追加
された機能拡張用の他のBIOSドライバ(後述するE
HCIを含む)などが呼び出される。もちろん、CPU
11のソフトウェア割り込みを用いて実現されている既
存のBIOSドライバ群(INT10h〜1Fh、40
h〜4Fh)の1つを、I/OトラップSMIに応答し
て呼び出すべきBIOSドライバとして定義する事もで
きる。また、そのBIOSドライバのどのファンクショ
ン実行ルーチンを実行するかは、オペレーティングシス
テムまたはアプリケーションプログラムによって指定さ
れたファンクションコードの値によって決定される。
【0234】BIOSドライバの処理が終了すると、S
MIハンドラはレジューム(RSM)命令を実行する
(ステップS6)。このRSM命令の実行によりCPU
ステータスはSMRAM13AからCPUレジスタにリ
ストアされ(ステップS7)、これによってCPU11
はSMMから抜けてプロテクトモードに復帰し、割り込
まれたオペレーティングシステムまたはアプリケーショ
ンプログラムに制御が戻る。
【0235】このように、I/OトラップSMIを用い
たプログラム・インタフェースを利用した場合には、プ
ロテクトモードで動作するオペレーティングシステムま
たはアプリケーションプログラムは、I/OトラップS
MIを発生させるためにINまたはOUT命令を実行す
るだけで良く、プロテクトモードからリアルモードに切
り替える手続きを一切行う必要がない。
【0236】次に、図17のフローチャートを参照し
て、I/OトラップSMI発生回路121に対するセッ
トアップ処理を説明する。
【0237】このセットアップ処理は、システムのパワ
ーオンまたはシステムリセット時にIRTルーチンによ
って実行される。
【0238】IRTルーチンは、まず、I/Oトラップ
SMI発生回路121のマスクレジスタ128にI/O
トラップSMI発生許可データをセットする(ステップ
S11)。この後、IRTルーチンは、I/Oベースア
ドレスレジスタ126にI/Oベースアドレス(00X
Yh)をセットする(ステップS12)。このI/Oベ
ースアドレスの値00XYhは、予め決められた未使用
のI/Oポートのベースアドレス値である。
【0239】次に、図18のフローチャートを参照し
て、オペレーティングシステム、または前述の“Max
Time”などのセットアッププログラムに組み込ま
れたBIOSインタフェースの処理を説明する。
【0240】オペレーティングシステムまたは“Max
Time”のBIOSインタフェースは、まず、CP
U11のAHレジスタにESCIの所定のファンクショ
ン実行ルーチンを指定するファンクションコードをセッ
トする(ステップS21)。ESCIは、図2で説明し
たSCIの6つのファンクション実行ルーチン(SCI
サポートチェックルーチン、オープンインタフェースル
ーチン、クローズインタフェースルーチン、システムコ
ンフィグレーションゲートルーチン、システムコンフィ
グレーションセットルーチン、デフォルトコンフィグレ
ーションセットルーチン)をSCIと共用しており、そ
れらルーチンにはファンクションコード(F0h,F1
h,F2h,F3h,F5h)が割り当てられている。
各ファンクション実行ルーチン機能は、図2で説明した
通りである。
【0241】次いで、BIOSインタフェースは、I/
O命令、例えば、 IN AL , 00XYh を実行する(ステップS22)。この命令は、アドレス
00XYhのI/Oポートの内容をCPU11のALレ
ジスタに入力する命令である。このIN命令の実行によ
り、システムバス18にはI/Oアドレス00XY2h
が出力される。このI/Oアドレス00XYhの値は、
I/Oベースアドレスレジスタ126にセットされてい
るI/Oベースアドレスの値と一致する。従って、ステ
ップS22のIN命令はI/OトラップSMI発生回路
121にI/OトラップSMI信号を発生させ、これに
よってSMIハンドラに制御が移行する。
【0242】この後、SMIハンドラのRSM命令の実
行によってオペレーティングシステムまたはアプリケー
ションプログラムに制御が戻ると、そのBIOSインタ
フェースは、CPU11の所定のレジスタの内容を参照
してESCIなどからのファンクション終了コードや出
力結果などの戻り値のチェックを行う(ステップS2
3)。終了コードはAXレジスタに設定される。エラー
コードとエラーの内容は次の通りである。
【0243】 エラーコード: 内容 0044(CF=0) : 正常終了 80xx(CF=1) : サブファンクションエラー 81xx(CF=1) : インタフェースが既にオープンされている 82xx(CF=1) : インタフェースがオープンされてない 83xx(CF=1) : 入力データエラー 84xx(CF=1) : ライトプロテクトエラー 86xx(CF=1) : SCIが存在しない 8Cxx(CF=1) : デセバイスがレディー状態でない 8Dxx(CF=1) : デバイスエラー 8Exx(CF=1) : デバイスがインストールされてない F?xx : プロテクトモードSCIが存在しない 次に、図19のフローチャートを参照して、SMIハン
ドラのプログラム・インタフェース処理を説明する。
【0244】SMIハンドラは、まず、システムコント
ローラ12のSMIステータスレジスタ124のSMI
ステータス情報をリードし(ステップS31)、そのS
MIステータス情報によってSMIの発生要因がI/O
トラップによるものであるか否かを調べる(ステップS
32)。I/Oトラップ以外の要因によるSMIであれ
ば、SMIハンドラは、その要因に対応するSMIサー
ビスルーチンを実行する。一方、I/Oトラップによる
SMIであれば、SMIハンドラは、以下の処理を行
う。
【0245】すなわち、SMIハンドラは、まず、SM
I発生時にCPU11によってSMRAM13Aにセー
ブされたCPUステータスの内容をCPUレジスタに復
帰する(ステップS34)。次いで、SMIハンドラ
は、ESCIのファンクション実行ルーチンの中でAH
レジスタのファンクションコードによって指定されるフ
ァンクション実行ルーチンを呼び出して実行する(ステ
ップS34)。
【0246】ファンクション実行ルーチンの処理が終了
すると、SMIハンドラは、その時のCPUレジスタの
内容をSMRAM13Aにセーブした後(ステップS3
5)、RSM命令を実行する(ステップS36)。
【0247】このRSM命令の実行によりCPUステー
タスはSMRAM13AからCPUレジスタにリストア
され、これによってファンクション実行ルーチンからの
出力値はオペレーティングシステムまたはアプリケーシ
ョンプログラムにCPUレジスタを介して渡される。
【0248】次に、図20を参照して、ESCIを用い
たシステムコンフィグレーションの設定/変更動作の原
理を説明する。
【0249】図7で説明したように、この実施形態にお
いては、リアルモード環境ではBIOS ROM14に
格納されているBIOSセットアッププログラムが使用
され、プロテクトモード環境下ではフロッピーディスク
やハードディスク装置から供給される“Max Tim
e”などのセットアッププログラムが利用される。
【0250】プロテクトモード環境で動作する“Max
Time”は、CMOSメモリ16Aのシステム構成
情報の変更などを行う場合には、INまたはOUT命令
を実行してI/OトラップSMIを発行し、これによっ
てESCIを起動する。この場合、CPU11の動作モ
ードは、I/OトラップSMIによってプロテクトモー
ドからSMMにスイッチされ、SMMの中でESCIが
実行される。
【0251】このI/OトラップSMIによるESCI
の起動は、リアルモード環境で動作するBIOSセット
アッププログラムも利用する事ができる。
【0252】この場合には、CPU11の動作モード
は、I/OトラップSMIによってリアルモードからS
MMにスイッチされ、SMMの中でESCIが実行され
る。
【0253】次に、図21を参照して、ESCIによる
システム構成情報のリード/ライト処理の手順を説明す
る。
【0254】ここでは、ESCIが既にオープンされて
いる場合を想定する。
【0255】前述したように、“Max Time”お
よびBIOSセットアッププログラムは、INまたはO
UT命令を実行する。この場合、SCIを起動する場合
と同様にして、ESCIのファンクション実行ルーチン
を指定するファンクションコードや、サブファンクショ
ンコードがCPU11のレジスタにセットされる。
【0256】INまたはOUT命令によるI/Oトラッ
プSMIによって、拡張BIOSが実行される。拡張B
IOSは、まず、ESCIがサポートしているファンク
ションコードか否かを判断する(ステップS201)。
具体的には、ファンクションコードがF2h(クローズ
インタフェース)か、F3h(システムコンフィグレー
ションゲット)か、F4h(システムコンフィグレーシ
ョンセット)か、F5h(デフォルトコンフィグレーシ
ョンセット)かどうかを判断し、これらファンクション
コードでなければ、拡張BIOSに用意されたESCI
以外の他の拡張処理ルーチンに移行する(ステップS2
02)。
【0257】一方、サポートするファンクションコード
であれば、そのファンクションコードに対応するESC
Iのファンクション実行ルーチンが起動される(スップ
S203)。起動されたファンクション実行ルーチン
は、CPU11のレジスタにセットされているサブファ
ンクションコードをサポートしているか否かを判断する
(ステップS204)。
【0258】サポートしていないサブファンクションが
指定されたときは、ファンクション実行ルーチンは、エ
ラー値を出力値としてCPU11のレジスタにセットし
た後にリターンする(ステップS205)。
【0259】一方、サポートしているサブファンクショ
ンであれば、ファンクション実行ルーチンは、その指定
されたサブファンクションを実行し、該当する環境設定
項目の読み出し/書き込みなどを行い、CPU11の出
力レジスタに戻り値を設定した後にリターンする(ステ
ップS206,S207)。
【0260】以上説明したように、この実施形態におい
ては、プロテクトモードで動作するOS環境下において
システムコンフィグレーションの設定/変更要求が発生
すると、INまたはOUT命令の実行によるI/Oトラ
ップSMIによってCPU11が自動的にプロテクトモ
ードからSMMにスイッチされ、そしてそのSMMの中
でESCIが実行される。そして、ESCIの処理が終
了されると、SMMからプロテクトモードに復帰され、
OSに制御が戻る。
【0261】したがって、OSや、セットアププログラ
ムなどのアプリケーションプログラムにCPU動作モー
ドを切り替えるルーチンを組み込むことなく、プロテク
トモード上でESCIを直接的に呼び出して実行させる
ことが可能となる。
【0262】また、I/OトラップによるSMIを利用
しているので、SMI信号を発生させるために必要な手
続きは、INまたはOUT命令を実行する事だけであ
る。このため、システムコンフィグレーションの設定/
変更要求の発生に応答して直ぐにSMI信号を発生させ
る事ができるので、ESCIを高速に呼び出す事ができ
る。
【0263】さらに、SMIハンドラは、ESCIのフ
ァンクション実行ルーチンの実行完了時のCPUステー
タスをSMRAM13Aに一旦セーブした後にRSM命
令を実行しているので、ファンクション実行ルーチンに
より得られた出力データなどをCPU11のレジスタを
介して効率良くオペレーティングシステムなどに引き渡
すことが可能となる。
【0264】なお、この実施形態では、ESCIの呼び
出しにのみI/OトラップSMIによるプログラムイン
タフェースを利用したが、BIOS ROM14にハー
ドウェア制御のための各種機能拡張ルーチンを格納して
おき、その機能拡張用のルーチンをI/OトラップSM
Iによって呼び出す事も可能である。また、図1のI/
OトラップSMI発生回路121の説明においても述べ
たように、互いに異なるI/Oアドレスをトラップする
複数のI/OトラップSMI発生回路を利用することに
よって、複数のBIOSドライバをI/OトラップSM
Iによって呼び出すことも可能である。この場合には、
呼び出されるBIOSドライバは、I/OトラップSM
Iの発生要因となったトラップアドレス、つまりI/O
トラップSMIを発生したI/OトラップSMI発生回
路によって決定される。
【0265】このように、BIOSインターフェースと
してI/OトラップSMIを利用する事により、プロテ
クトモードで動作するオペレーティングシステムやアプ
リケーションプログラム等にCPU動作モードを切り替
えるルーチンを組み込むことなく、プロテクトモード環
境下から直接的にESCIなどのBIOSを呼び出して
実行させることが可能となる。よって、オペレーティン
グシステム内のBIOSインタフェース部のコーディン
グが簡単化され、ハードウェア制御に関する機能拡張な
どに柔軟に対応できるようになる。
【0266】次に、ESCIを拡張したCMOSアクセ
スのためのインタフェース(ECAI:Enhance
d Cmos Access Interface)に
ついて説明する。
【0267】ECAIは上述したESCIの1つのファ
ンクションとしてBIOS ROM14に格納されてお
り、CAIと同様に、CMOSメモリ16Aの各種デー
タに対するリード/ライトアクセスのために利用され
る。どのCMOSエリアをアクセスするかは、CPU1
1の入力レジスタにセットされるたインデックス値によ
って決定される。
【0268】すなわち、CMOSメモリ16Aは、CP
U11のI/Oアドレス空間の一部に割り付けられた記
憶エリアを含んでおり、それらはインデックス修飾によ
ってアドレス指定される。ECAIは、CMOSデータ
をリードするCMOSリードファンクションと、CMO
SデータをライトするCMOSライトファンクションと
を有している。以下、ECAIを用いたCMOSアクセ
ス動作について説明する。
【0269】CMOSデータをリードする場合:この場
合には、オペレーティングシステムや各種アプリケーシ
ョンプログラムは、レジスタAHにファンクションコー
ド(=FCh)をセットし、レジスタBXにCMOSの
インデックスをセットした後、IN AL,00XYh
などのI/O命令を実行する。
【0270】これにより、ECAIのCMOSリードフ
ァンクションルーチンが起動され、指定されたインデッ
クス値が割り当てられているCMOSエリアからデータ
をリードする。CMOSリードが正常に終了した場合、
出力レジスタCLにはCMOSデータが戻り値としてセ
ットされる。
【0271】CMOSデータをライトする場合:この場
合には、オペレーティングシステムや各種アプリケーシ
ョンプログラムは、レジスタAHにファンクションコー
ド(=FDh)をセットし、レジスタBXにCMOSの
インデックスをセットし、そしてレジスタCLにCMO
Sライトデータをセットした後、IN AL,00XY
hなどのI/O命令を実行する。これにより、ECAI
のCMOSライトファンクションルーチンが起動され、
指定されたインデックス値が割り当てられているCMO
SエリアにレジスタCLの値がライトされる。CMOS
ライトが正常に終了した場合、出力レジスタAXには正
常終了したことを示す値(=0044h)が戻り値とし
てセットされる。このように、ECAIをBIOSの一
部として保持することにより、オペレーティングシステ
ムやアプリケーションプログラムは、I/Oポートにイ
ンデックスをライトするというハードウェアアクセスを
行うとなく、任意のインデックスのCMOSエリアをリ
ード/ライトアクセスすることができる。
【0272】次に、I/OトラップSMIを用いてHC
Iを起動する場合について説明する。
【0273】以下では、I/OトラップSMIを用いた
HCIを、EHCI(Enhanced HCI)と称
することにする。このEHCIは、プロテクトモード環
境でハードウェアデバイスの環境設定などを行う事がで
きるプログラムインタフェースである。
【0274】オペレーティングシステムまたはアプリケ
ーションプログラムがEHCIを呼び出す場合の一連の
動作は、使用されるファンクションコードおよびサブフ
ァンクションコードの値が異なるだけで、他の点は図1
5および図16で説明したESCIの呼び出し動作と同
一である。また、I/OトラップSMI発生回路121
に対するセットアップ処理、オペレーティングシステム
またはセットアッププログラムに組み込まれたBIOS
インタフェースの処理、およびSMIハンドラのBIO
Sインタフェースの処理も、使用するファンクションコ
ードおよびサブファンクションンコードの値が異なるだ
けで、他の点は図17〜図19で説明したESCIに対
する処理と同一である。
【0275】次に、図22を参照して、EHCIを用い
たハードウェアコンフィグレーションの設定動作の原理
を説明する。
【0276】プロテクトモード環境で動作する“Max
Time”は、ハードウェアデバイスのコンフィグレ
ーション設定やその設定情報の読出しなどを行う場合に
は、INまたはOUT命令を実行してI/OトラップS
MIを発行し、これによってEHCIを起動する。この
場合、CPU11の動作モードは、I/OトラップSM
IによってプロテクトモードからSMMにスイッチさ
れ、SMMの中でEHCIが実行される。
【0277】このI/OトラップSMIによるEHCI
の起動は、リアルモード環境で動作するBIOSセット
アッププログラムも利用する事ができる。
【0278】この場合には、CPU11の動作モード
は、I/OトラップSMIによってリアルモードからS
MMにスイッチされ、SMMの中でEHCIが実行され
る。
【0279】次に、図23を参照して、EHCIによる
ハードウェアコンフィグレーション設定やその設定情報
の読出しのためのリード/ライト処理の手順を説明す
る。
【0280】前述したように、“Max Time”お
よびBIOSセットアッププログラムは、INまたはO
UT命令を実行する。この場合、HCIを起動する場合
と同様にして、HCIのファンクション実行ルーチンを
指定するファンクションコードや、サブファンクション
コードがCPU11のレジスタにセットされる。
【0281】INまたはOUT命令によるI/Oトラッ
プSMIによって、拡張BIOSが実行される。拡張B
IOSは、まず、ESCIがサポートしているファンク
ションコードか否かを判断する(ステップS211)。
EHCIがサポートしているファンクションコードでな
ければ、拡張BIOSに用意されたEHCI以外の他の
拡張処理ルーチンに移行する(ステップS212)。
【0282】一方、サポートするファンクションコード
であれば、そのファンクションコードに対応するEHC
Iのファンクション実行ルーチンが起動される(スップ
S213)。起動されたファンクション実行ルーチン
は、CPU11のレジスタにセットされているサブファ
ンクションコードをサポートしているか否かを判断する
(ステップS214)。
【0283】サポートしていないサブファンクションが
指定されたときは、ファンクション実行ルーチンは、エ
ラー値を出力値としてCPU11のレジスタにセットし
た後にリターンする(ステップS215)。
【0284】一方、サポートしているサブファンクショ
ンであれば、ファンクション実行ルーチンは、その指定
されたサブファンクションを実行し、該当するハードウ
ェア構成の設定/その設定情報の読出しなどを行い、C
PU11の出力レジスタに戻り値を設定した後にリター
ンする(ステップS216,S217)。
【0285】このようにEHCIについても、ESCI
と全く同様のインタフェースによって各種OS環境下か
ら呼び出す事ができる。
【0286】なお、この実施形態では、SCIとHCI
(またはESCIとEHCI)とを別個に用意したが、
これらは同一のファンクョン実行ルーチンとして実現し
ても良い。
【0287】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、システムコンフィグレーションやハードウェアコン
フィグレーションの設定/変更などのためのプログラム
がBIOSプログラムの1部として用意されており、こ
のプログラムを起動する事によって、システム構成情報
の設定/変更やハードウェアデバイスの設定などを行う
ことができる。このため、オペレーティングシステム
や、セップアッププログラムなどのアプリケーションプ
ログラムは、システム構成情報を格納する記憶装置やハ
ードウェアデバイスなどを直接アクセスすることなく、
BIOSを呼び出すだけでシステム構成やハードウェア
構成の設定/変更/読出しなどを行う事ができる。よっ
て、各種オペレーティングシステム環境下でシステム動
作環境の設定/変更などを行えるようになり、これによ
ってオペレーティングシステムやセットアッププログラ
ムなどの修正/変更作業の低減を図る事ができる また、BIOSインターフェースとしてI/Oトラップ
SMIを利用する事により、プロテクトモードで動作す
るオペレーティングシステムやアプリケーションプログ
ラム等にCPU動作モードを切り替えるルーチンを組み
込むことなく、プロテクトモード環境下から直接的にB
IOSを呼び出して実行させることが可能となる。よっ
て、オペレーティングシステム内のBIOSインタフェ
ース部のコーディングが簡単化され、ハードウェア制御
に関する機能拡張などに柔軟に対応できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係るコンピュータシス
テム全体の構成を示すブロック図。
【図2】同実施形態のシステムに設けられたBIOS
ROMに格納されているSCIの構成を示す図。
【図3】図2のSCIに設けられたサブファンクション
群を示す図。
【図4】図2のSCIに設けられたサブファンクション
群を示す図。
【図5】図2のSCIに設けられたサブファンクション
群を示す図。
【図6】図2のSCIに設けられたサブファンクション
群を示す図。
【図7】同実施形態のシステムにおけるOSのBIOS
インタフェース部とSCIとの関係を概念的に示す図。
【図8】同実施形態のシステムにおいて使用される第1
のセットアッププログラムによって提供されるセットア
ップウインドウの一例を示す図。
【図9】同実施形態のシステムにおいて使用される第2
のセットアッププログラムによって提供されるセットア
ップウインドウの一例を示す図。
【図10】同実施形態のシステムにおけるSCIの処理
手順を示すフローチャート。
【図11】同実施形態のシステムに設けられたBIOS
ROMに格納されているHCIの構成を示す図。
【図12】図11のHCIに設けられたサブファンクシ
ョン群を示す図。
【図13】同実施形態のシステムにおけるOSのBIO
Sインタフェース部とHCIとの関係を概念的に示す
図。
【図14】同実施形態のシステムにおけるHCIの処理
手順を示すフローチャート。
【図15】同実施形態のシステムに設けられたCPUに
I/OトラップSMIが発行された時のメモリマップを
説明するための図。
【図16】同実施形態のシステムに設けられたCPUに
I/OトラップSMIが発行された時のCPUの動作を
説明するための図。
【図17】同実施形態のシステムにおけるI/Oトラッ
プSMI発生のための準備処理を説明するためのフロー
チャート。
【図18】同実施形態のシステムに設けられたBIOS
ROMに格納されているESCI/EHCIを起動す
る場合におけるOSのBIOSインタフェース部の動作
を説明するフローチャート。
【図19】同実施形態のシステムにおいてSMIハンド
ラによって実行されるOSとESCI/EHCIのプロ
グラム・インタフェース処理を説明するフローチャー
ト。
【図20】同実施形態のシステムにおいてECSIを利
用する場合におけOSのBIOSインタフェース部とE
SCIと関係を概念的に示す図。
【図21】同実施形態のシステムにおけるESCIの動
作を説明するフローチャート。
【図22】同実施形態のシステムにおいてEHCIを利
用する場合におけOSのBIOSインタフェース部とE
HCIと関係を概念的に示す図。
【図23】同実施形態のシステムにおけるEHCIの動
作を説明するフローチャート。
【符号の説明】
11…CPU、12…システムコントローラ、13…メ
インメモリ、13A…SMRAM、14…BIOS R
OM、15…バス変換回路、16A…CMOSメモリ、
17…CPUローカルバス、18…システムバス、12
1…I/OトラップSMI発生回路、124…OR回
路、125…SMIステータスレジスタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森沢 俊一 東京都青梅市末広町2丁目9番地 株式会 社東芝青梅工場内

Claims (83)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 システム構成情報の設定内容に応じてシ
    ステム動作環境が決定されるコンピュータシステムにお
    いて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、前記コンピュータシステムがパワーオンさ
    れた時にブートモードとレジュームモードのどちらのモ
    ードで動作するかを指定するパワーアップモード情報を
    取得/設定する第1のファンクション実行ルーチンが含
    まれているプログラムメモリと、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記パワーア
    ップモード情報の取得/設定要求に応答して、前記シス
    テムコンフィグレーションインタフェースプログラムに
    含まれている前記第1のファンクション実行ルーチンを
    呼び出して前記パワーアップモード情報の取得/設定を
    実行させるインタフェース手段とを具備することを特徴
    とするコンピュータシステム。
  2. 【請求項2】 システム構成情報の設定内容に応じてシ
    ステム動作環境が決定されるコンピュータシステムにお
    いて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、電力消費量が互いに異なる前記コンピュー
    タシステムの複数の動作環境の中の1つを指定するバッ
    テリーセーブモード情報を取得/設定する第2のファン
    クション実行ルーチンが含まれているプログラムメモリ
    と、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記バッテリ
    ーセーブモード情報の取得/設定要求に応答して、前記
    システムコンフィグレーションインタフェースプログラ
    ムに含まれている前記第2のファンクション実行ルーチ
    ンを呼び出して前記バッテリセーブモード情報の取得/
    設定を実行させるインタフェース手段とを具備すること
    を特徴とするコンピュータシステム。
  3. 【請求項3】 システム構成情報の設定内容に応じてシ
    ステム動作環境が決定されるコンピュータシステムにお
    いて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、前記コンピュータシステムのCPUの処理
    スピードを指定するプロセッシングスピード情報を取得
    /設定する第3のファンクション実行ルーチンが含まれ
    ているプログラムメモリと、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記プロセッ
    シングスピード情報の取得/設定要求に応答して、前記
    システムコンフィグレーションインタフェースプログラ
    ムに含まれている前記第3のファンクション実行ルーチ
    ンを呼び出して前記プロセッシングスピード情報の取得
    /設定を実行させるインタフェース手段とを具備するこ
    とを特徴とするコンピュータシステム。
  4. 【請求項4】 システム構成情報の設定内容に応じてシ
    ステム動作環境が決定されるコンピュータシステムにお
    いて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、前記コンピュータシステムのCPUの処理
    速度を割り込み信号に応答して低速から高速に切り替え
    るスナップモードの有効/無効を指定するスナップモー
    ド設定情報を取得/設定する第4のファンクション実行
    ルーチンが含まれているプログラムメモリと、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記スナップ
    モード設定情報の取得/設定要求に応答して、前記シス
    テムコンフィグレーションインタフェースプログラムに
    含まれている前記第4のファンクション実行ルーチンを
    呼び出して前記スナップモード設定情報の取得/設定を
    実行させるインタフェース手段とを具備することを特徴
    とするコンピュータシステム。
  5. 【請求項5】 システム構成情報の設定内容に応じてシ
    ステム動作環境が決定されるコンピュータシステムにお
    いて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、前記コンピュータシステムのアイドル状態
    に応答して前記コンピュータシステムを電力消費の少な
    い動作モードに移行させるスリープモードの有効/無効
    を指定するスリープモード設定情報を取得/設定する第
    5のファンクション実行ルーチンが含まれているプログ
    ラムメモリと、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記スリープ
    モード設定情報の取得/設定要求に応答して、前記シス
    テムコンフィグレーションインタフェースプログラムに
    含まれている前記第5のファンクション実行ルーチンを
    呼び出して前記スリープモード設定情報の取得/設定を
    実行させるインタフェース手段とを具備することを特徴
    とするコンピュータシステム。
  6. 【請求項6】 システム構成情報の設定内容に応じてシ
    ステム動作環境が決定されるコンピュータシステムにお
    いて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、前記コンピュータシステムのアイドル状態
    に応答して前記コンピュータシステムのディスプレイを
    消灯するディスプレイオートオフモードの有効/無効を
    指定するディスプレイオートオフモード設定情報を取得
    /設定する第6のファンクション実行ルーチンが含まれ
    ているプログラムメモリと、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記ディスプ
    レイオートオフモード設定情報の取得/設定要求に応答
    して、前記システムコンフィグレーションインタフェー
    スプログラムに含まれている前記第6のファンクション
    実行ルーチンを呼び出して前記ディスプレイオートオフ
    モード設定情報の取得/設定を実行させるインタフェー
    ス手段とを具備することを特徴とするコンピュータシス
    テム。
  7. 【請求項7】 システム構成情報の設定内容に応じてシ
    ステム動作環境が決定されるコンピュータシステムにお
    いて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、前記コンピュータシステムのアイドル状態
    に応答して前記コンピュータシステムのハードディスク
    ドライブを動作停止させるHDDオートオフモードの有
    効/無効を指定するHDDオートオフモード設定情報を
    取得/設定する第7のファンクション実行ルーチンが含
    まれているプログラムメモリと、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記HDDオ
    ートオフモード設定情報の取得/設定要求に応答して、
    前記システムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムに含まれている前記第7のファンクション実行ル
    ーチンを呼び出して前記HDDオートオフモード設定情
    報の取得/設定を実行させるインタフェース手段とを具
    備することを特徴とするコンピュータシステム。
  8. 【請求項8】 システム構成情報の設定内容に応じてシ
    ステム動作環境が決定されるコンピュータシステムにお
    いて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、前記コンピュータシステムのアイドル状態
    に応答して前記コンピュータシステムのフロッピーディ
    スクドライブを動作停止させるFDDオートオフモード
    の有効/無効を指定するFDDオートオフモード設定情
    報を取得/設定する第8のファンクション実行ルーチン
    が含まれているプログラムメモリと、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記FDDオ
    ートオフモード設定情報の取得/設定要求に応答して、
    前記システムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムに含まれている前記第8のファンクション実行ル
    ーチンを呼び出して前記FDDオートオフモード設定情
    報の取得/設定を実行させるインタフェース手段とを具
    備することを特徴とするコンピュータシステム。
  9. 【請求項9】 システム構成情報の設定内容に応じてシ
    ステム動作環境が決定されるコンピュータシステムにお
    いて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、前記コンピュータシステムのCPUキャッ
    シュの有効/無効を指定するキャッシュステータス設定
    情報を取得/設定する第9のファンクション実行ルーチ
    ンが含まれているプログラムメモリと、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記キャッシ
    ュステータス設定情報の取得/設定要求に応答して、前
    記システムコンフィグレーションインタフェースプログ
    ラムに含まれている前記第9のファンクション実行ルー
    チンを呼び出して前記キャッシュステータス設定情報の
    取得/設定を実行させるインタフェース手段とを具備す
    ることを特徴とするコンピュータシステム。
  10. 【請求項10】 システム構成情報の設定内容に応じて
    システム動作環境が決定されるコンピュータシステムに
    おいて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、前記コンピュータシステムのスピーカ音量
    を指定するスピーカボリーューム設定情報を取得/設定
    する第10のファンクション実行ルーチンが含まれてい
    るプログラムメモリと、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記スピーカ
    ボリューム設定情報の取得/設定要求に応答して、前記
    システムコンフィグレーションインタフェースプログラ
    ムに含まれている前記第10のファンクション実行ルー
    チンを呼び出して前記スピーカボリューム設定情報の取
    得/設定を実行させるインタフェース手段とを具備する
    ことを特徴とするコンピュータシステム。
  11. 【請求項11】 システム構成情報の設定内容に応じて
    システム動作環境が決定されるコンピュータシステムに
    おいて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、前記コンピュータシステムのスピーカの動
    作の有効/無効を指定するスピーカ設定情報を取得/設
    定する第11のファンクション実行ルーチンが含まれて
    いるプログラムメモリと、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記スピーカ
    設定情報の取得/設定要求に応答して、前記システムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムに含まれ
    ている前記第11のファンクション実行ルーチンを呼び
    出して前記スピーカ設定情報の取得/設定を実行させる
    インタフェース手段とを具備することを特徴とするコン
    ピュータシステム。
  12. 【請求項12】 システム構成情報の設定内容に応じて
    システム動作環境が決定されるコンピュータシステムに
    おいて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、前記コンピュータシステムのバッテリ残存
    容量の低下を通知するローバッテリアラームモードの有
    効/無効を指定するローバッテリアラームモード設定情
    報を取得/設定する第12のファンクション実行ルーチ
    ンが含まれているプログラムメモリと、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記ローバッ
    テリアラームモード設定情報の取得/設定要求に応答し
    て、前記システムコンフィグレーションインタフェース
    プログラムに含まれている前記第12のファンクション
    実行ルーチンを呼び出して前記ローバッテリアラームモ
    ード設定情報の取得/設定を実行させるインタフェース
    手段とを具備することを特徴とするコンピュータシステ
    ム。
  13. 【請求項13】 システム構成情報の設定内容に応じて
    システム動作環境が決定されるコンピュータシステムに
    おいて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、前記コンピュータシステムのディスプレイ
    パネルが閉じられた時にアラーム音を発生するパネルク
    ローズアラームモードの有効/無効を指定するパネルク
    ローズアラームモード設定情報を取得/設定する第13
    のファンクション実行ルーチンが含まれているプログラ
    ムメモリと、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記パネルク
    ローズアラームモード設定情報の取得/設定要求に応答
    して、前記システムコンフィグレーションインタフェー
    スプログラムに含まれている前記第13のファンクショ
    ン実行ルーチンを呼び出して前記パネルクローズアラー
    ムモード設定情報の取得/設定を実行させるインタフェ
    ース手段とを具備することを特徴とするコンピュータシ
    ステム。
  14. 【請求項14】 システム構成情報の設定内容に応じて
    システム動作環境が決定されるコンピュータシステムに
    おいて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、前記コンピュータシステムのディスプレイ
    パネルの開閉に応じてレジューム/サスペンド処理を実
    行するパネルパワーオン/オフモードの有効/無効を指
    定するパネルパワーオン/オフモード設定情報を取得/
    設定する第14のファンクション実行ルーチンが含まれ
    ているプログラムメモリと、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記パネルパ
    ワーオン/オフモード設定情報の取得/設定要求に応答
    して、前記システムコンフィグレーションインタフェー
    スプログラムに含まれている前記第14のファンクショ
    ン実行ルーチンを呼び出して前記パネルパワーオン/オ
    フモード設定情報の取得/設定を実行させるインタフェ
    ース手段とを具備することを特徴とするコンピュータシ
    ステム。
  15. 【請求項15】 システム構成情報の設定内容に応じて
    システム動作環境が決定されるコンピュータシステムに
    おいて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、前記コンピュータシステムを自動的にパワ
    ーオンさせる日付を指定するアラームパワーオン設定日
    付情報を取得/設定する第15のファンクション実行ル
    ーチンが含まれているプログラムメモリと、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記アラーム
    パワーオン設定日付情報の取得/設定要求に応答して、
    前記システムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムに含まれている前記第15のファンクション実行
    ルーチンを呼び出して前記アラームパワーオン設定日付
    情報の取得/設定を実行させるインタフェース手段とを
    具備することを特徴とするコンピュータシステム。
  16. 【請求項16】 システム構成情報の設定内容に応じて
    システム動作環境が決定されるコンピュータシステムに
    おいて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、前記コンピュータシステムを自動的にパワ
    ーオンさせる時間を指定するアラームパワーオン設定時
    間情報を取得/設定する第16のファンクション実行ル
    ーチンが含まれているプログラムメモリと、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記アラーム
    パワーオン設定時間情報の取得/設定要求に応答して、
    前記システムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムに含まれている前記第16のファンクション実行
    ルーチンを呼び出して前記アラームパワーオン設定時間
    情報の取得/設定を実行させるインタフェース手段とを
    具備することを特徴とするコンピュータシステム。
  17. 【請求項17】 システム構成情報の設定内容に応じて
    システム動作環境が決定されるコンピュータシステムに
    おいて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、前記コンピュータシステムのアイドル状態
    に応答して前記コンピュータシステムをサスペンドさせ
    るシステムオートオフモードの有効/無効またはそのモ
    ードを実行させる条件を指定するシステムオートオフモ
    ード設定情報を取得/設定する第17のファンクション
    実行ルーチンが含まれているプログラムメモリと、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記システム
    オートオフモード設定情報の取得/設定要求に応答し
    て、前記システムコンフィグレーションインタフェース
    プログラムに含まれている前記第17のファンクション
    実行ルーチンを呼び出して前記システムオートオフモー
    ド設定情報の取得/設定を実行させるインタフェース手
    段とを具備することを特徴とするコンピュータシステ
    ム。
  18. 【請求項18】 システム構成情報の設定内容に応じて
    システム動作環境が決定されるコンピュータシステムに
    おいて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、前記コンピュータシステムのバッテリ残存
    容量をパーセンテージで示す第1のバッテリ残存容量情
    報を取得/設定する第18のファンクション実行ルーチ
    ンが含まれているプログラムメモリと、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記第1のバ
    ッテリ残存容量情報の取得/設定要求に応答して、前記
    システムコンフィグレーションインタフェースプログラ
    ムに含まれている前記第18のファンクション実行ルー
    チンを呼び出して前記第1のバッテリ残存容量情報の取
    得/設定を実行させるインタフェース手段とを具備する
    ことを特徴とするコンピュータシステム。
  19. 【請求項19】 システム構成情報の設定内容に応じて
    システム動作環境が決定されるコンピュータシステムに
    おいて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、前記コンピュータシステムのバッテリ残存
    容量を使用可能時間で示す第2のバッテリ残存容量情報
    を取得/設定する第19のファンクション実行ルーチン
    が含まれているプログラムメモリと、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記第2のバ
    ッテリ残存容量情報の取得/設定要求に応答して、前記
    システムコンフィグレーションインタフェースプログラ
    ムに含まれている前記第19のファンクション実行ルー
    チンを呼び出して前記第2のバッテリ残存容量情報の取
    得/設定を実行させるインタフェース手段とを具備する
    ことを特徴とするコンピュータシステム。
  20. 【請求項20】 システム構成情報の設定内容に応じて
    システム動作環境が決定されるコンピュータシステムに
    おいて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、前記コンピュータシステムのバッテリ残存
    容量をパーセンテージ表示と使用可能時間表示のどちら
    で行うかを指定するバッテリステータスモード設定情報
    を取得/設定する第20のファンクション実行ルーチン
    が含まれているプログラムメモリと、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記バッテリ
    ステータスモード設定情報の取得/設定要求に応答し
    て、前記システムコンフィグレーションインタフェース
    プログラムに含まれている前記第20のファンクション
    実行ルーチンを呼び出して前記バッテリステータスモー
    ド設定情報の取得/設定を実行させるインタフェース手
    段とを具備することを特徴とするコンピュータシステ
    ム。
  21. 【請求項21】 システム構成情報の設定内容に応じて
    システム動作環境が決定されるコンピュータシステムに
    おいて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、前記コンピュータシステムの内部モデムの
    パワーオン/オフを指定するモデムパワーステータス情
    報を取得/設定する第21のファンクション実行ルーチ
    ンが含まれているプログラムメモリと、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記モデムパ
    ワーステータス情報の取得/設定要求に応答して、前記
    システムコンフィグレーションインタフェースプログラ
    ムに含まれている前記第21のファンクション実行ルー
    チンを呼び出して前記モデムパワーステータス情報の取
    得/設定を実行させるインタフェース手段とを具備する
    ことを特徴とするコンピュータシステム。
  22. 【請求項22】 システム構成情報の設定内容に応じて
    システム動作環境が決定されるコンピュータシステムに
    おいて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、前記コンピュータシステムのLCDの輝度
    について高輝度および低輝度の一方を指定するLCD輝
    度ステータス設定情報を取得/設定する第22のファン
    クション実行ルーチンが含まれているプログラムメモリ
    と、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記LCD輝
    度ステータス設定情報の取得/設定要求に応答して、前
    記システムコンフィグレーションインタフェースプログ
    ラムに含まれている前記第22のファンクション実行ル
    ーチンを呼び出して前記LCD輝度ステータス設定情報
    の取得/設定を実行させるインタフェース手段とを具備
    することを特徴とするコンピュータシステム。
  23. 【請求項23】 システム構成情報の設定内容に応じて
    システム動作環境が決定されるコンピュータシステムに
    おいて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、前記コンピュータシステムの有するポップ
    アップウインドウ表示機能の有効/無効を指定するポッ
    プアップウインドウモード設定情報を取得/設定する第
    23のファンクション実行ルーチンが含まれているプロ
    グラムメモリと、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記ポップア
    ップウインドウモード設定情報の取得/設定要求に応答
    して、前記システムコンフィグレーションインタフェー
    スプログラムに含まれている前記第23のファンクショ
    ン実行ルーチンを呼び出して前記ポップアップウインド
    ウモード設定情報の取得/設定を実行させるインタフェ
    ース手段とを具備することを特徴とするコンピュータシ
    ステム。
  24. 【請求項24】 システム構成情報の設定内容に応じて
    システム動作環境が決定されるコンピュータシステムに
    おいて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、前記コンピュータシステムの有するホット
    キー機能の有効/無効を指定するホットキーモード設定
    情報を取得/設定する第24のファンクション実行ルー
    チンが含まれているプログラムメモリと、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記ホットキ
    ーモード設定情報の取得/設定要求に応答して、前記シ
    ステムコンフィグレーションインタフェースプログラム
    に含まれている前記第24のファンクション実行ルーチ
    ンを呼び出して前記ホットキーモード設定情報の取得/
    設定を実行させるインタフェース手段とを具備すること
    を特徴とするコンピュータシステム。
  25. 【請求項25】 システム構成情報の設定内容に応じて
    システム動作環境が決定されるコンピュータシステムに
    おいて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、前記コンピュータシステムのLCDの輝度
    の最大値を指定する最大LCD輝度ステータス設定情報
    を取得/設定する第25のファンクション実行ルーチン
    が含まれているプログラムメモリと、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記最大LC
    D輝度ステータス設定情報の取得/設定要求に応答し
    て、前記システムコンフィグレーションインタフェース
    プログラムに含まれている前記第25のファンクション
    実行ルーチンを呼び出して前記最大LCD輝度ステータ
    ス設定情報の取得/設定を実行させるインタフェース手
    段とを具備することを特徴とするコンピュータシステ
    ム。
  26. 【請求項26】 システム構成情報の設定内容に応じて
    システム動作環境が決定されるコンピュータシステムに
    おいて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、前記コンピュータシステムのカラールック
    アップテーブルを構成するDAC(デジタルーアナログ
    コンバータ)からのデジタル出力の許可/禁止を指定す
    るDACデジタル出力ステータス設定情報を取得/設定
    する第26のファンクション実行ルーチンが含まれてい
    るプログラムメモリと、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記DACデ
    ジタル出力ステータス設定情報の取得/設定要求に応答
    して、前記システムコンフィグレーションインタフェー
    スプログラムに含まれている前記第26のファンクショ
    ン実行ルーチンを呼び出して前記DACデジタル出力ス
    テータス設定情報の取得/設定を実行させるインタフェ
    ース手段とを具備することを特徴とするコンピュータシ
    ステム。
  27. 【請求項27】 システム構成情報の設定内容に応じて
    システム動作環境が決定されるコンピュータシステムに
    おいて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、システムを起動するディスク装置の順番を
    指定するブート優先度設定情報を取得/設定する第27
    のファンクション実行ルーチンが含まれているプログラ
    ムメモリと、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記ブート優
    先度設定情報の取得/設定要求に応答して、前記システ
    ムコンフィグレーションインタフェースプログラムに含
    まれている前記第27のファンクション実行ルーチンを
    呼び出して前記ブート優先度設定情報の取得/設定を実
    行させるインタフェース手段とを具備することを特徴と
    するコンピュータシステム。
  28. 【請求項28】 システム構成情報の設定内容に応じて
    システム動作環境が決定されるコンピュータシステムに
    おいて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、前記コンピュータシステムのセカンドバッ
    テリの残存容量をパーセンテージで示すバッテリ残存容
    量情報を取得/設定する第28のファンクション実行ル
    ーチンが含まれているプログラムメモリと、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記バッテリ
    残存容量情報の取得/設定要求に応答して、前記システ
    ムコンフィグレーションインタフェースプログラムに含
    まれている前記第28のファンクション実行ルーチンを
    呼び出して前記バッテリ残存容量情報の取得/設定を実
    行させるインタフェース手段とを具備することを特徴と
    するコンピュータシステム。
  29. 【請求項29】 システム構成情報の設定内容に応じて
    システム動作環境が決定されるコンピュータシステムに
    おいて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、前記コンピュータシステムのCPUキャッ
    シュのライトポリシーを指定するキャッシュライトポリ
    シー設定情報を取得/設定する第29のファンクション
    実行ルーチンが含まれているプログラムメモリと、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記キャッシ
    ュライトポリシー設定情報の取得/設定要求に応答し
    て、前記システムコンフィグレーションインタフェース
    プログラムに含まれている前記第29のファンクション
    実行ルーチンを呼び出して前記キャッシュライトポリシ
    ー設定情報の取得/設定を実行させるインタフェース手
    段とを具備することを特徴とするコンピュータシステ
    ム。
  30. 【請求項30】 システム構成情報の設定内容に応じて
    システム動作環境が決定されるコンピュータシステムに
    おいて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、前記コンピュータシステムのコンピュータ
    本体に装着された拡張ユニットをそのコンピュータ本体
    から取り外すためのイジェクトスイッチが押下された時
    にパスワードチェックを行うイジェクトパスワードモー
    ドの有効/無効を指定するイジェクトパスワードモード
    設定情報を取得/設定する第30のファンクション実行
    ルーチンが含まれているプログラムメモリと、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記イジェク
    トパスワードモード設定情報の取得/設定要求に応答し
    て、前記システムコンフィグレーションインタフェース
    プログラムに含まれている前記第30のファンクション
    実行ルーチンを呼び出して前記イジェクトパスワードモ
    ード設定情報の取得/設定を実行させるインタフェース
    手段とを具備することを特徴とするコンピュータシステ
    ム。
  31. 【請求項31】 システム構成情報の設定内容に応じて
    システム動作環境が決定されるコンピュータシステムに
    おいて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、前記コンピュータシステムのモデムおよび
    シリアルポートからの着呼信号に応じて前記コンピュー
    タシステムをパワーオンさせるリングインジケータモー
    ドの有効/無効を指定するリングインジケータモード設
    定情報を取得/設定する第31のファンクション実行ル
    ーチンが含まれているプログラムメモリと、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記リングイ
    ンジケータモード設定情報の取得/設定要求に応答し
    て、前記システムコンフィグレーションインタフェース
    プログラムに含まれている前記第31のファンクション
    実行ルーチンを呼び出して前記リングインジケータモー
    ド設定情報の取得/設定を実行させるインタフェース手
    段とを具備することを特徴とするコンピュータシステ
    ム。
  32. 【請求項32】 システム構成情報の設定内容に応じて
    システム動作環境が決定されるコンピュータシステムに
    おいて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、前記コンピュータシステムのCPUを冷却
    するために用意された複数種の冷却機能の中で使用する
    冷却機能を指定するクーリングメソッド設定情報を取得
    /設定する第32のファンクション実行ルーチンが含ま
    れているプログラムメモリと、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記クーリン
    グメソッド設定情報の取得/設定要求に応答して、前記
    システムコンフィグレーションインタフェースプログラ
    ムに含まれている前記第32のファンクション実行ルー
    チンを呼び出して前記クーリングメソッド設定情報の取
    得/設定を実行させるインタフェース手段とを具備する
    ことを特徴とするコンピュータシステム。
  33. 【請求項33】 システム構成情報の設定内容に応じて
    システム動作環境が決定されるコンピュータシステムに
    おいて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、前記コンピュータシステムのメモリの中で
    ハードRAMとして使用するメモリサイズを示すハード
    RAMサイズ情報を取得/設定する第33のファンクシ
    ョン実行ルーチンが含まれているプログラムメモリと、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記ハードR
    AMサイズ情報の取得/設定要求に応答して、前記シス
    テムコンフィグレーションインタフェースプログラムに
    含まれている前記第33のファンクション実行ルーチン
    を呼び出して前記ハードRAMサイズ情報の取得/設定
    を実行させるインタフェース手段とを具備することを特
    徴とするコンピュータシステム。
  34. 【請求項34】 システム構成情報の設定内容に応じて
    システム動作環境が決定されるコンピュータシステムに
    おいて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、前記コンピュータシステムのROMの高速
    アクセスのためにそのROMの内容をRAMにコピーし
    て使用するシャドウRAMモードの有効/無効を指定す
    るシャドウRAMモード設定情報を取得/設定する第3
    4のファンクション実行ルーチンが含まれているプログ
    ラムメモリと、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記シャドウ
    RAMモード設定情報の取得/設定要求に応答して、前
    記システムコンフィグレーションインタフェースプログ
    ラムに含まれている前記第34のファンクション実行ル
    ーチンを呼び出して前記シャドウRAMモード設定情報
    の取得/設定を実行させるインタフェース手段とを具備
    することを特徴とするコンピュータシステム。
  35. 【請求項35】 システム構成情報の設定内容に応じて
    システム動作環境が決定されるコンピュータシステムに
    おいて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、前記コンピュータシステムの外部オプショ
    ンROMについてのROM/RAMコピーおよびキャッ
    シュ制御に関する設定を指定する外部メモリセットアッ
    プモード情報を取得/設定する第35のファンクション
    実行ルーチンが含まれているプログラムメモリと、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記外部メモ
    リセットアップモード情報の取得/設定要求に応答し
    て、前記システムコンフィグレーションインタフェース
    プログラムに含まれている前記第35のファンクション
    実行ルーチンを呼び出して前記外部メモリセットアップ
    モード情報の取得/設定を実行させるインタフェース手
    段とを具備することを特徴とするコンピュータシステ
    ム。
  36. 【請求項36】 システム構成情報の設定内容に応じて
    システム動作環境が決定されるコンピュータシステムに
    おいて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、前記コンピュータシステムのディスプレイ
    に関する各種モードを指定するディスプレイモード設定
    情報を取得/設定する第36のファンクション実行ルー
    チンが含まれているプログラムメモリと、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記ディスプ
    レイモード設定情報の取得/設定要求に応答して、前記
    システムコンフィグレーションインタフェースプログラ
    ムに含まれている前記第36のファンクション実行ルー
    チンを呼び出して前記ディスプレイモード設定情報の取
    得/設定を実行させるインタフェース手段とを具備する
    ことを特徴とするコンピュータシステム。
  37. 【請求項37】 システム構成情報の設定内容に応じて
    システム動作環境が決定されるコンピュータシステムに
    おいて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、現在表示対象となっているディスプレイを
    指定するカレントディスプレイデバイスモード設定情報
    を取得/設定する第37のファンクション実行ルーチン
    が含まれているプログラムメモリと、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記カレント
    ディスプレイデバイスモード設定情報の取得/設定要求
    に応答して、前記システムコンフィグレーションインタ
    フェースプログラムに含まれている前記第37のファン
    クション実行ルーチンを呼び出して前記カレントディス
    プレイデバイスモード設定情報の取得/設定を実行させ
    るインタフェース手段とを具備することを特徴とするコ
    ンピュータシステム。
  38. 【請求項38】 システム構成情報の設定内容に応じて
    システム動作環境が決定されるコンピュータシステムに
    おいて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、LCDの表示色数を指定するカラーエミュ
    レーション設定情報を取得/設定する第38のファンク
    ション実行ルーチンが含まれているプログラムメモリ
    と、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記カラーエ
    ミュレーション設定情報の取得/設定要求に応答して、
    前記システムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムに含まれている前記第38のファンクション実行
    ルーチンを呼び出して前記カラーエミュレーション設定
    情報の取得/設定を実行させるインタフェース手段とを
    具備することを特徴とするコンピュータシステム。
  39. 【請求項39】 システム構成情報の設定内容に応じて
    システム動作環境が決定されるコンピュータシステムに
    おいて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、モノクロLCDの非反転/反転表示を指定
    するノーマル/リバースモード設定情報を取得/設定す
    る第39のファンクション実行ルーチンが含まれている
    プログラムメモリと、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記ノーマル
    /リバースモード設定情報の取得/設定要求に応答し
    て、前記システムコンフィグレーションインタフェース
    プログラムに含まれている前記第39のファンクション
    実行ルーチンを呼び出して前記ノーマル/リバースモー
    ド設定情報の取得/設定を実行させるインタフェース手
    段とを具備することを特徴とするコンピュータシステ
    ム。
  40. 【請求項40】 システム構成情報の設定内容に応じて
    システム動作環境が決定されるコンピュータシステムに
    おいて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、前記コンピュータシステムのLCDのコン
    トラストを指定するディスプレイコントラスト設定情報
    を取得/設定する第40のファンクション実行ルーチン
    が含まれているプログラムメモリと、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記ディスプ
    レイコントラスト設定情報の取得/設定要求に応答し
    て、前記システムコンフィグレーションインタフェース
    プログラムに含まれている前記第40のファンクション
    実行ルーチンを呼び出して前記ディスプレイコントラス
    ト設定情報の取得/設定を実行させるインタフェース手
    段とを具備することを特徴とするコンピュータシステ
    ム。
  41. 【請求項41】 システム構成情報の設定内容に応じて
    システム動作環境が決定されるコンピュータシステムに
    おいて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、前記コンピュータシステムのLCDの輝度
    レベルを指定するディスプレイブライトネス設定情報を
    取得/設定する第41のファンクション実行ルーチンが
    含まれているプログラムメモリと、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記ディスプ
    レイブライトネス設定情報の取得/設定要求に応答し
    て、前記システムコンフィグレーションインタフェース
    プログラムに含まれている前記第41のファンクション
    実行ルーチンを呼び出して前記ディスプレイブライトネ
    ス設定情報の取得/設定を実行させるインタフェース手
    段とを具備することを特徴とするコンピュータシステ
    ム。
  42. 【請求項42】 システム構成情報の設定内容に応じて
    システム動作環境が決定されるコンピュータシステムに
    おいて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、前記コンピュータシステムのCRTのスキ
    ャンモードとしてインターレースモードおよびノンイン
    ターレースモードの一方を指定するスキャンモード設定
    情報を取得/設定する第42のファンクション実行ルー
    チンが含まれているプログラムメモリと、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記スキャン
    モード設定情報の取得/設定要求に応答して、前記シス
    テムコンフィグレーションインタフェースプログラムに
    含まれている前記第42のファンクション実行ルーチン
    を呼び出して前記スキャンモード設定情報の取得/設定
    を実行させるインタフェース手段とを具備することを特
    徴とするコンピュータシステム。
  43. 【請求項43】 システム構成情報の設定内容に応じて
    システム動作環境が決定されるコンピュータシステムに
    おいて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、前記コンピュータシステムのCRTのパワ
    ーセーブ機能の有効/無効を指定するDPMSステータ
    ス設定情報を取得/設定する第43のファンクション実
    行ルーチンが含まれているプログラムメモリと、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記DPMS
    ステータス設定情報の取得/設定要求に応答して、前記
    システムコンフィグレーションインタフェースプログラ
    ムに含まれている前記第43のファンクション実行ルー
    チンを呼び出して前記DPMSステータス設定情報の取
    得/設定を実行させるインタフェース手段とを具備する
    ことを特徴とするコンピュータシステム。
  44. 【請求項44】 システム構成情報の設定内容に応じて
    システム動作環境が決定されるコンピュータシステムに
    おいて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、前記コンピュータシステムにおけるテキス
    ト表示モードにおいてフォントをストレッチする機能の
    有効/無効を指定するフォントモード設定情報を取得/
    設定する第44のファンクション実行ルーチンが含まれ
    ているプログラムメモリと、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記フォント
    モード設定情報の取得/設定要求に応答して、前記シス
    テムコンフィグレーションインタフェースプログラムに
    含まれている前記第44のファンクション実行ルーチン
    を呼び出して前記フォントモード設定情報の取得/設定
    を実行させるインタフェース手段とを具備することを特
    徴とするコンピュータシステム。
  45. 【請求項45】 システム構成情報の設定内容に応じて
    システム動作環境が決定されるコンピュータシステムに
    おいて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、前記コンピュータシステムにおけるメモリ
    空間上におけるVGA BIOSの開始アドレス値を指
    定するVGAセグメントアドレス設定情報を取得/設定
    する第45のファンクション実行ルーチンが含まれてい
    るプログラムメモリと、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記VGAセ
    グメントアドレス設定情報の取得/設定要求に応答し
    て、前記システムコンフィグレーションインタフェース
    プログラムに含まれている前記第45のファンクション
    実行ルーチンを呼び出して前記VGAセグメントアドレ
    ス設定情報の取得/設定を実行させるインタフェース手
    段とを具備することを特徴とするコンピュータシステ
    ム。
  46. 【請求項46】 システム構成情報の設定内容に応じて
    システム動作環境が決定されるコンピュータシステムに
    おいて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、前記コンピュータシステムの1台目のHD
    Dについてその有効/無効の設定およびその記憶容量を
    示す第1のHDDタイプ設定情報を取得/設定する第4
    6のファンクション実行ルーチンが含まれているプログ
    ラムメモリと、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記第1のH
    DDタイプ設定情報の取得/設定要求に応答して、前記
    システムコンフィグレーションインタフェースプログラ
    ムに含まれている前記第46のファンクション実行ルー
    チンを呼び出して前記第1のHDDタイプ設定情報の取
    得/設定を実行させるインタフェース手段とを具備する
    ことを特徴とするコンピュータシステム。
  47. 【請求項47】 システム構成情報の設定内容に応じて
    システム動作環境が決定されるコンピュータシステムに
    おいて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、前記コンピュータシステムの2台目のHD
    Dについてその有効/無効の設定およびその記憶容量を
    示す第1のHDDタイプ設定情報を取得/設定する第4
    7のファンクション実行ルーチンが含まれているプログ
    ラムメモリと、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記第2のH
    DDタイプ設定情報の取得/設定要求に応答して、前記
    システムコンフィグレーションインタフェースプログラ
    ムに含まれている前記第47のファンクション実行ルー
    チンを呼び出して前記第2のHDDタイプ設定情報の取
    得/設定を実行させるインタフェース手段とを具備する
    ことを特徴とするコンピュータシステム。
  48. 【請求項48】 システム構成情報の設定内容に応じて
    システム動作環境が決定されるコンピュータシステムに
    おいて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、前記コンピュータシステムに接続されてい
    るHDD台数を示す最大HDD台数設定情報を取得/設
    定する第48のファンクション実行ルーチンが含まれて
    いるプログラムメモリと、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記最大HD
    D台数設定情報の取得/設定要求に応答して、前記シス
    テムコンフィグレーションインタフェースプログラムに
    含まれている前記第48のファンクション実行ルーチン
    を呼び出して前記最大HDD台数設定情報の取得/設定
    を実行させるインタフェース手段とを具備することを特
    徴とするコンピュータシステム。
  49. 【請求項49】 システム構成情報の設定内容に応じて
    システム動作環境が決定されるコンピュータシステムに
    おいて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、前記コンピュータシステムのFDDのタイ
    プを指定するFDDタイプ設定情報を取得/設定する第
    49のファンクション実行ルーチンが含まれているプロ
    グラムメモリと、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記FDDタ
    イプ設定情報の取得/設定要求に応答して、前記システ
    ムコンフィグレーションインタフェースプログラムに含
    まれている前記第49のファンクション実行ルーチンを
    呼び出して前記FDDタイプ設定情報の取得/設定を実
    行させるインタフェース手段とを具備することを特徴と
    するコンピュータシステム。
  50. 【請求項50】 システム構成情報の設定内容に応じて
    システム動作環境が決定されるコンピュータシステムに
    おいて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、前記コンピュータシステムの2台目のFD
    Dのタイプを指定する第2のFDDタイプ設定情報を取
    得/設定する第50のファンクション実行ルーチンが含
    まれているプログラムメモリと、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記第2のF
    DDタイプ設定情報の取得/設定要求に応答して、前記
    システムコンフィグレーションインタフェースプログラ
    ムに含まれている前記第50のファンクション実行ルー
    チンを呼び出して前記第2のFDDタイプ設定情報の取
    得/設定を実行させるインタフェース手段とを具備する
    ことを特徴とするコンピュータシステム。
  51. 【請求項51】 システム構成情報の設定内容に応じて
    システム動作環境が決定されるコンピュータシステムに
    おいて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、前記コンピュータシステムの外部HDDの
    動作の許可/禁止を指定する外部HDDモード設定情報
    を取得/設定する第51のファンクション実行ルーチン
    が含まれているプログラムメモリと、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記外部HD
    Dモード設定情報の取得/設定要求に応答して、前記シ
    ステムコンフィグレーションインタフェースプログラム
    に含まれている前記第51のファンクション実行ルーチ
    ンを呼び出して前記外部HDDモード設定情報の取得/
    設定を実行させるインタフェース手段とを具備すること
    を特徴とするコンピュータシステム。
  52. 【請求項52】 システム構成情報の設定内容に応じて
    システム動作環境が決定されるコンピュータシステムに
    おいて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、前記コンピュータシステムのHDDのモー
    ドをエンハンスドIDEモードおよびスタンダードID
    Eモードの一方に設定するHDDモード設定情報を取得
    /設定する第52のファンクション実行ルーチンが含ま
    れているプログラムメモリと、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記HDDモ
    ード設定情報の取得/設定要求に応答して、前記システ
    ムコンフィグレーションインタフェースプログラムに含
    まれている前記第52のファンクション実行ルーチンを
    呼び出して前記HDDモード設定情報の取得/設定を実
    行させるインタフェース手段とを具備することを特徴と
    するコンピュータシステム。
  53. 【請求項53】 システム構成情報の設定内容に応じて
    システム動作環境が決定されるコンピュータシステムに
    おいて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、前記コンピュータシステムのシリアルポー
    トの使用環境を指定するシリアルポートモード設定情報
    を取得/設定する第53のファンクション実行ルーチン
    が含まれているプログラムメモリと、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記シリアル
    ポートモード設定情報の取得/設定要求に応答して、前
    記システムコンフィグレーションインタフェースプログ
    ラムに含まれている前記第53のファンクション実行ル
    ーチンを呼び出して前記シリアルポートモード設定情報
    の取得/設定を実行させるインタフェース手段とを具備
    することを特徴とするコンピュータシステム。
  54. 【請求項54】 システム構成情報の設定内容に応じて
    システム動作環境が決定されるコンピュータシステムに
    おいて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、前記コンピュータシステムのパラレルポー
    トの使用環境を指定するパラレルポートモード設定情報
    を取得/設定する第54のファンクション実行ルーチン
    が含まれているプログラムメモリと、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記パラレル
    ポートモード設定情報の取得/設定要求に応答して、前
    記システムコンフィグレーションインタフェースプログ
    ラムに含まれている前記第54のファンクション実行ル
    ーチンを呼び出して前記パラレルポートモード設定情報
    の取得/設定を実行させるインタフェース手段とを具備
    することを特徴とするコンピュータシステム。
  55. 【請求項55】 システム構成情報の設定内容に応じて
    システム動作環境が決定されるコンピュータシステムに
    おいて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、前記コンピュータシステムのキーボードに
    関する使用環境を指定するキーボードタイプ設定情報を
    取得/設定する第55のファンクション実行ルーチンが
    含まれているプログラムメモリと、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記キーボー
    ドタイプ設定情報の取得/設定要求に応答して、前記シ
    ステムコンフィグレーションインタフェースプログラム
    に含まれている前記第55のファンクション実行ルーチ
    ンを呼び出して前記キーボードタイプ設定情報の取得/
    設定を実行させるインタフェース手段とを具備すること
    を特徴とするコンピュータシステム。
  56. 【請求項56】 システム構成情報の設定内容に応じて
    システム動作環境が決定されるコンピュータシステムに
    おいて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、前記コンピュータシステムのPCカードス
    ロットに関する使用環境を指定するPCカードスロット
    モード設定情報を取得/設定する第56のファンクショ
    ン実行ルーチンが含まれているプログラムメモリと、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記PCカー
    ドスロットモード設定情報のの取得/設定要求に応答し
    て、前記システムコンフィグレーションインタフェース
    プログラムに含まれている前記第56のファンクション
    実行ルーチンを呼び出して前記PCカードスロットモー
    ド設定情報の取得/設定を実行させるインタフェース手
    段とを具備することを特徴とするコンピュータシステ
    ム。
  57. 【請求項57】 システム構成情報の設定内容に応じて
    システム動作環境が決定されるコンピュータシステムに
    おいて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、前記コンピュータシステムの電源投入時に
    おけるキーボードのNumLock状態の有効/無効を
    指定するキーボード初期状態設定情報を取得/設定する
    第57のファンクション実行ルーチンが含まれているプ
    ログラムメモリと、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記キーボー
    ド初期状態設定情報の取得/設定要求に応答して、前記
    システムコンフィグレーションインタフェースプログラ
    ムに含まれている前記第57のファンクション実行ルー
    チンを呼び出して前記キーボード初期状態設定情報の取
    得/設定を実行させるインタフェース手段とを具備する
    ことを特徴とするコンピュータシステム。
  58. 【請求項58】 システム構成情報の設定内容に応じて
    システム動作環境が決定されるコンピュータシステムに
    おいて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、前記コンピュータシステムのポインティン
    グデバイスであるポインティングスティックおよびマウ
    スを選択的にまたは同時に使用することを指定するポイ
    ンティングスティックモード設定情報を取得/設定する
    第58のファンクション実行ルーチンが含まれているプ
    ログラムメモリと、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記ポインテ
    ィングスティックモード設定情報の取得/設定要求に応
    答して、前記システムコンフィグレーションインタフェ
    ースプログラムに含まれている前記第58のファンクシ
    ョン実行ルーチンを呼び出して前記ポインティングステ
    ィックモード設定情報の取得/設定を実行させるインタ
    フェース手段とを具備することを特徴とするコンピュー
    タシステム。
  59. 【請求項59】 システム構成情報の設定内容に応じて
    システム動作環境が決定されるコンピュータシステムに
    おいて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、前記コンピュータシステムのコンピュータ
    本体に取り外し自在に装着される拡張ユニットのパラレ
    ルポートに関する使用環境を指定するDSパラレルポー
    トモード設定情報を取得/設定する第59のファンクシ
    ョン実行ルーチンが含まれているプログラムメモリと、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記DSパラ
    レルポートモード設定情報の取得/設定要求に応答し
    て、前記システムコンフィグレーションインタフェース
    プログラムに含まれている前記第59のファンクション
    実行ルーチンを呼び出して前記DSパラレルポートモー
    ド設定情報の取得/設定を実行させるインタフェース手
    段とを具備することを特徴とするコンピュータシステ
    ム。
  60. 【請求項60】 システム構成情報の設定内容に応じて
    システム動作環境が決定されるコンピュータシステムに
    おいて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、前記コンピュータシステムの内部キーボー
    ドのキーレイアウトを入れ替える機能の有効/無効を指
    定するキーレイアウト設定情報を取得/設定する第60
    のファンクション実行ルーチンが含まれているプログラ
    ムメモリと、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記キーレイ
    アウト設定情報の取得/設定要求に応答して、前記シス
    テムコンフィグレーションインタフェースプログラムに
    含まれている前記第60のファンクション実行ルーチン
    を呼び出して前記キーレイアウト設定情報の取得/設定
    を実行させるインタフェース手段とを具備することを特
    徴とするコンピュータシステム。
  61. 【請求項61】 システム構成情報の設定内容に応じて
    システム動作環境が決定されるコンピュータシステムに
    おいて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、前記コンピュータシステムの赤外線通信イ
    ンタフェースに関する使用環境を設定する赤外線通信モ
    ード設定情報を取得/設定する第61のファンクション
    実行ルーチンが含まれているプログラムメモリと、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記赤外線通
    信モード設定情報の取得/設定要求に応答して、前記シ
    ステムコンフィグレーションインタフェースプログラム
    に含まれている前記第61のファンクション実行ルーチ
    ンを呼び出して前記赤外線通信モード設定情報の取得/
    設定を実行させるインタフェース手段とを具備すること
    を特徴とするコンピュータシステム。
  62. 【請求項62】 システム構成情報の設定内容に応じて
    システム動作環境が決定されるコンピュータシステムに
    おいて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、前記コンピュータシステムのSCSIの割
    り込みレベルを指定するSCSIモード設定情報を取得
    /設定する第62のファンクション実行ルーチンが含ま
    れているプログラムメモリと、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記SCSI
    モード設定情報の取得/設定要求に応答して、前記シス
    テムコンフィグレーションインタフェースプログラムに
    含まれている前記第62のファンクション実行ルーチン
    を呼び出して前記SCSIモード設定情報の取得/設定
    を実行させるインタフェース手段とを具備することを特
    徴とするコンピュータシステム。
  63. 【請求項63】 システム構成情報の設定内容に応じて
    システム動作環境が決定されるコンピュータシステムに
    おいて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、前記コンピュータシステムのサウンドシス
    テムに関する使用環境を指定するサウンドシステムモー
    ド設定情報を取得/設定する第63のファンクション実
    行ルーチンが含まれているプログラムメモリと、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記サウンド
    システムモード設定情報の取得/設定要求に応答して、
    前記システムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムに含まれている前記第63のファンクション実行
    ルーチンを呼び出して前記サウンドシステムモード設定
    情報の取得/設定を実行させるインタフェース手段とを
    具備することを特徴とするコンピュータシステム。
  64. 【請求項64】 システム構成情報の設定内容に応じて
    システム動作環境が決定されるコンピュータシステムに
    おいて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、前記コンピュータシステムのサウンドシス
    テムの電源オン/オフを指定するサウンドシステムパワ
    ー設定情報を取得/設定する第64のファンクション実
    行ルーチンが含まれているプログラムメモリと、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記サウンド
    システムパワー設定情報の取得/設定要求に応答して、
    前記システムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムに含まれている前記第64のファンクション実行
    ルーチンを呼び出して前記サウンドシステムパワー設定
    情報の取得/設定を実行させるインタフェース手段とを
    具備することを特徴とするコンピュータシステム。
  65. 【請求項65】 システム構成情報の設定内容に応じて
    システム動作環境が決定されるコンピュータシステムに
    おいて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、前記コンピュータシステムに対するパスワ
    ードの登録/削除を行うためのプログラムを実行可能な
    モードにするか否かを指定するパスワードインタフェー
    スモード設定情報を取得/設定する第65のファンクシ
    ョン実行ルーチンが含まれているプログラムメモリと、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記パスワー
    ドインタフェースモード設定情報の取得/設定要求に応
    答して、前記システムコンフィグレーションインタフェ
    ースプログラムに含まれている前記第65のファンクシ
    ョン実行ルーチンを呼び出して前記パスワードインタフ
    ェースモード設定情報の取得/設定を実行させるインタ
    フェース手段とを具備することを特徴とするコンピュー
    タシステム。
  66. 【請求項66】 システム構成情報の設定内容に応じて
    システム動作環境が決定されるコンピュータシステムに
    おいて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、前記コンピュータシステムで実行されるプ
    ログラムにパスワードチェックを要求するパスワードチ
    ェック要求フラグを取得/設定する第66のファンクシ
    ョン実行ルーチンが含まれているプログラムメモリと、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記パスワー
    ドチェック要求フラグを取得/設定要求に応答して、前
    記システムコンフィグレーションインタフェースプログ
    ラムに含まれている前記第66のファンクション実行ル
    ーチンを呼び出して前記パスワードチェック要求フラグ
    の取得/設定を実行させるインタフェース手段とを具備
    することを特徴とするコンピュータシステム。
  67. 【請求項67】 システム構成情報の設定内容に応じて
    システム動作環境が決定されるコンピュータシステムに
    おいて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、前記コンピュータシステムに登録されてい
    るパスワードを取得/設定する第67のファンクション
    実行ルーチンが含まれているプログラムメモリと、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記パスワー
    ドの取得/設定要求に応答して、前記システムコンフィ
    グレーションインタフェースプログラムに含まれている
    前記第67のファンクション実行ルーチンを呼び出して
    前記パスワードの取得/設定を実行させるインタフェー
    ス手段とを具備することを特徴とするコンピュータシス
    テム。
  68. 【請求項68】 システム構成情報の設定内容に応じて
    システム動作環境が決定されるコンピュータシステムに
    おいて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、前記コンピュータシステムに登録されてい
    るパスワードと入力パスワードとを比較するベリファイ
    パスワード機能の実行する第68のファンクション実行
    ルーチンが含まれているプログラムメモリと、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記ベリファ
    イパスワード機能の要求に応答して、前記システムコン
    フィグレーションインタフェースプログラムに含まれて
    いる前記第68のファンクション実行ルーチンを呼び出
    して前記ベリファイパスワード機能の実行させるインタ
    フェース手段とを具備することを特徴とするコンピュー
    タシステム。
  69. 【請求項69】 システム構成情報の設定内容に応じて
    システム動作環境が決定されるコンピュータシステムに
    おいて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、前記コンピュータシステムで使用されてい
    るパスワードレベルに関する設定情報を取得/設定する
    第69のファンクション実行ルーチンが含まれているプ
    ログラムメモリと、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記パスワー
    ドレベルに関する設定情報の取得/設定要求に応答し
    て、前記システムコンフィグレーションインタフェース
    プログラムに含まれている前記第69のファンクション
    実行ルーチンを呼び出して前記パスワードレベルに関す
    る設定情報の取得/設定を実行させるインタフェース手
    段とを具備することを特徴とするコンピュータシステ
    ム。
  70. 【請求項70】 システム構成情報の設定内容に応じて
    システム動作環境が決定されるコンピュータシステムに
    おいて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、前記コンピュータシステムで管理されてい
    る日付情報を取得/設定する第70のファンクション実
    行ルーチンが含まれているプログラムメモリと、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記システム
    タイマの日付情報の取得/設定要求に応答して、前記シ
    ステムコンフィグレーションインタフェースプログラム
    に含まれている前記第70のファンクション実行ルーチ
    ンを呼び出して前記システムタイマの日付情報の取得/
    設定を実行させるインタフェース手段とを具備すること
    を特徴とするコンピュータシステム。
  71. 【請求項71】 システム構成情報の設定内容に応じて
    システム動作環境が決定されるコンピュータシステムに
    おいて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、前記コンピュータシステムで管理されてい
    る時間情報を取得/設定する第71のファンクション実
    行ルーチンが含まれているプログラムメモリと、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記システム
    タイマの時間情報の取得/設定要求に応答して、前記シ
    ステムコンフィグレーションインタフェースプログラム
    に含まれている前記第71のファンクション実行ルーチ
    ンを呼び出して前記システムタイマの時間情報の取得/
    設定を実行させるインタフェース手段とを具備すること
    を特徴とするコンピュータシステム。
  72. 【請求項72】 システム構成情報の設定内容に応じて
    システム動作環境が決定されるコンピュータシステムに
    おいて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、前記コンピュータシステムのダレットが所
    定時間未使用の時にそのダレットの電源をオフするタブ
    レットオートオフ機能の有効/無効を指定するタブレッ
    トオートオフモード設定情報を取得/設定する第72の
    ファンクション実行ルーチンが含まれているプログラム
    メモリと、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記タブレッ
    トオートオフモード設定情報の取得/設定要求に応答し
    て、前記システムコンフィグレーションインタフェース
    プログラムに含まれている前記第72のファンクション
    実行ルーチンを呼び出して前記タブレットオートオフモ
    ード設定情報の取得/設定を実行させるインタフェース
    手段とを具備することを特徴とするコンピュータシステ
    ム。
  73. 【請求項73】 システム構成情報の設定内容に応じて
    システム動作環境が決定されるコンピュータシステムに
    おいて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、前記コンピュータシステムのLCDのグレ
    ースケールレベルを何段階に分割するかを指定するグレ
    ースケールレベル設定情報を取得/設定する第73のフ
    ァンクション実行ルーチンが含まれているプログラムメ
    モリと、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記グレース
    ケールレベル設定情報の取得/設定要求に応答して、前
    記システムコンフィグレーションインタフェースプログ
    ラムに含まれている前記第73のファンクション実行ル
    ーチンを呼び出して前記グレースケールレベル設定情報
    の取得/設定を実行させるインタフェース手段とを具備
    することを特徴とするコンピュータシステム。
  74. 【請求項74】 システム構成情報の設定内容に応じて
    システム動作環境が決定されるコンピュータシステムに
    おいて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、前記コンピュータシステムのステータスL
    CDに対するメールアイコン表示のオン/オフ/ブリン
    クを指定するメールアイコン設定情報を取得/設定する
    第74のファンクション実行ルーチンが含まれているプ
    ログラムメモリと、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記メールア
    イコン設定情報の取得/設定要求に応答して、前記シス
    テムコンフィグレーションインタフェースプログラムに
    含まれている前記第74のファンクション実行ルーチン
    を呼び出して前記メールアイコン設定情報の取得/設定
    を実行させるインタフェース手段とを具備することを特
    徴とするコンピュータシステム。
  75. 【請求項75】 システム構成情報の設定内容に応じて
    システム動作環境が決定されるコンピュータシステムに
    おいて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、前記コンピュータシステムのLCDパネル
    のバックライトのオン/オフを指定するバックライト設
    定情報を取得/設定する第75のファンクション実行ル
    ーチンが含まれているプログラムメモリと、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記バックラ
    イト設定情報の取得/設定要求に応答して、前記システ
    ムコンフィグレーションインタフェースプログラムに含
    まれている前記第75のファンクション実行ルーチンを
    呼び出して前記バックライト設定情報の取得/設定を実
    行させるインタフェース手段とを具備することを特徴と
    するコンピュータシステム。
  76. 【請求項76】 システム構成情報の設定内容に応じて
    システム動作環境が決定されるコンピュータシステムに
    おいて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、前記コンピュータシステムにおけるACフ
    ダプタの接続有無を示す情報を取得する第76のファン
    クション実行ルーチンが含まれているプログラムメモリ
    と、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記ACフダ
    プタの接続有無を示す情報の取得要求に応答して、前記
    システムコンフィグレーションインタフェースプログラ
    ムに含まれている前記第76のファンクション実行ルー
    チンを呼び出して前記ACフダプタの接続有無を示す情
    報の取得を実行させるインタフェース手段とを具備する
    ことを特徴とするコンピュータシステム。
  77. 【請求項77】 システム構成情報の設定内容に応じて
    システム動作環境が決定されるコンピュータシステムに
    おいて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、前記コンピュータシステムのファンのオン
    /オフを指定するファン設定情報を取得/設定する第7
    7のファンクション実行ルーチンが含まれているプログ
    ラムメモリと、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記ファン設
    定情報の取得/設定要求に応答して、前記システムコン
    フィグレーションインタフェースプログラムに含まれて
    いる前記第77のファンクション実行ルーチンを呼び出
    して前記ファン設定情報の取得/設定を実行させるイン
    タフェース手段とを具備することを特徴とするコンピュ
    ータシステム。
  78. 【請求項78】 システム構成情報の設定内容に応じて
    システム動作環境が決定されるコンピュータシステムに
    おいて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、前記コンピュータシステムのソフトウェア
    サスペンドが実行可能か否かを示すステータス情報の取
    得または前記ソフトウェアサスペンドを実行する第78
    のファンクション実行ルーチンが含まれているプログラ
    ムメモリと、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記ステータ
    ス情報の取得またはサスペンド要求に応答して、前記シ
    ステムコンフィグレーションインタフェースプログラム
    に含まれている前記第78のファンクション実行ルーチ
    ンを呼び出して前記ステータス情報の取得またはソフト
    ウェアサスペンド処理を実行させるインタフェース手段
    とを具備することを特徴とするコンピュータシステム。
  79. 【請求項79】 システム構成情報の設定内容に応じて
    システム動作環境が決定されるコンピュータシステムに
    おいて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、前記コンピュータシステムの内部LCDの
    解像度およびLCDタイプを示す情報を取得する第79
    のファンクション実行ルーチンが含まれているプログラ
    ムメモリと、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記内部LC
    Dの解像度およびLCDタイプを示す情報の取得要求に
    応答して、前記システムコンフィグレーションインタフ
    ェースプログラムに含まれている前記第79のファンク
    ション実行ルーチンを呼び出して前記内部LCDの解像
    度およびLCDタイプを示す情報の取得を実行させるイ
    ンタフェース手段とを具備することを特徴とするコンピ
    ュータシステム。
  80. 【請求項80】 システム構成情報の設定内容に応じて
    システム動作環境が決定されるコンピュータシステムに
    おいて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、前記コンピュータシステムの所定のキー入
    力操作に応じて表示画面のオフまたはキーロックを行う
    インスタントセキャリティー機能が実行可能か否かを示
    すステータス情報の取得または前記インスタントセキュ
    リティー機能を実行する第80のファンクション実行ル
    ーチンが含まれているプログラムメモリと、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記ステータ
    ス情報の取得またはインスタントセキュリティー機能の
    実行要求に応答して、前記システムコンフィグレーショ
    ンインタフェースプログラムに含まれている前記第80
    のファンクション実行ルーチンを呼び出して前記ステー
    タス情報の取得またはインスタントセキュリティー機能
    を実行させるインタフェース手段とを具備することを特
    徴とするコンピュータシステム。
  81. 【請求項81】 システム構成情報の設定内容に応じて
    システム動作環境が決定されるコンピュータシステムに
    おいて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、前記コンピュータシステムの電源オフの要
    因を示すパワーオフ要因情報を取得する第81のファン
    クション実行ルーチンが含まれているプログラムメモリ
    と、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記パワーオ
    フ要因情報を取得要求に応答して、前記システムコンフ
    ィグレーションインタフェースプログラムに含まれてい
    る前記第81のファンクション実行ルーチンを呼び出し
    て前記パワーオフ要因情報の取得を実行させるインタフ
    ェース手段とを具備することを特徴とするコンピュータ
    システム。
  82. 【請求項82】 システム構成情報の設定内容に応じて
    システム動作環境が決定されるコンピュータシステムに
    おいて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、前記コンピュータシステムに設けられ異な
    る種類のディスクドライブが選択的に装着可能なマルチ
    ボックスに現在装着されているディスクドライブの種類
    を取得する第82のファンクション実行ルーチンが含ま
    れているプログラムメモリと、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからの前記マルチボ
    ックスのディスクドライブの種類の取得要求に応答し
    て、前記システムコンフィグレーションインタフェース
    プログラムに含まれている前記第82のファンクション
    実行ルーチンを呼び出して前記ディスクドライブの種類
    を示す情報を取得させるインタフェース手段とを具備す
    ることを特徴とするコンピュータシステム。
  83. 【請求項83】 システム構成情報の設定内容に応じて
    システム動作環境が決定されるコンピュータシステムに
    おいて、 ハードウェア制御のためのBIOSプログラムを格納す
    るプログラムメモリであって、前記BIOSプログラム
    は、前記システム構成情報を取得/設定するシステムコ
    ンフィグレーションインタフェースプログラムを含み、
    このシステムコンフィグレーションインタフェースプロ
    グラムには、前記コンピュータシステムのメモリをリー
    ド/ライトする第83のファンクション実行ルーチンが
    含まれているプログラムメモリと、 前記コンピュータシステムで実行されるオペレーティン
    グシステムまたはアプリケーションプログラムと前記B
    IOSプログラムとの間のインタフェースを行うインタ
    フェース手段であって、前記オペレーティングシステム
    またはアプリケーションプログラムからのメモリリード
    /ライト要求に応答して、前記システムコンフィグレー
    ションインタフェースプログラムに含まれている前記第
    83のファンクション実行ルーチンを呼び出してメモリ
    リード/ライトを実行させるインタフェース手段とを具
    備することを特徴とするコンピュータシステム。
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