JPH07133810A - クランプ - Google Patents

クランプ

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JPH07133810A
JPH07133810A JP10245794A JP10245794A JPH07133810A JP H07133810 A JPH07133810 A JP H07133810A JP 10245794 A JP10245794 A JP 10245794A JP 10245794 A JP10245794 A JP 10245794A JP H07133810 A JPH07133810 A JP H07133810A
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JP
Japan
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tube
clamp
base plate
plate
recess
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Pending
Application number
JP10245794A
Other languages
English (en)
Inventor
Michael Anthony Umney
マイケル・アンソニイ・アムニイ
Aelred Macek William
ウイリアム・エアルレッド・マセック
Vincent Lynn Doyle
ヴィンセント・リン・ドイル
Scott Richard Zearbaugh
スコット・リチャード・ゼアバー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
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Filing date
Publication date
Application filed by General Electric Co filed Critical General Electric Co
Publication of JPH07133810A publication Critical patent/JPH07133810A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L3/00Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets
    • F16L3/22Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets specially adapted for supporting a number of parallel pipes at intervals
    • F16L3/223Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets specially adapted for supporting a number of parallel pipes at intervals each support having one transverse base for supporting the pipes
    • F16L3/2235Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets specially adapted for supporting a number of parallel pipes at intervals each support having one transverse base for supporting the pipes each pipe being supported by a common element fastened to the base
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L3/00Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets
    • F16L3/08Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets substantially surrounding the pipe, cable or protective tubing
    • F16L3/10Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets substantially surrounding the pipe, cable or protective tubing divided, i.e. with two or more members engaging the pipe, cable or protective tubing
    • F16L3/1033Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets substantially surrounding the pipe, cable or protective tubing divided, i.e. with two or more members engaging the pipe, cable or protective tubing with two members engaging the pipe, cable or tubing, the two members being joined only on one side of the pipe
    • F16L3/1041Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets substantially surrounding the pipe, cable or protective tubing divided, i.e. with two or more members engaging the pipe, cable or protective tubing with two members engaging the pipe, cable or tubing, the two members being joined only on one side of the pipe and being adapted to accommodate pipes of various diameters

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)
  • Supports For Pipes And Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 管の関連する摩擦減衰作用を制御すると共に
増加させることにより、管の有効な締め付けを達成する
ことのできるクランプを提供する。 【構成】 ガスタービンエンジンの支持板18に管12
を装着するクランプ16は、ベース板20と、ベース板
20との間に管12を捕捉する押さえ板30とを含んで
いる。締め付け具が、ベース板20と押さえ板30とを
互いに締め付けると共に管12を支持板18に装着する
ために、ベース板20と押さえ板30とを貫通して配置
可能である。ベース板20は、管12を受け入れる第1
の凹部26を含んでいる。第1の凹部26は、2つの点
、Pで管12と接触するような寸法を有している
と共に形状を成している3つの隣接した面26a、26
b、26cを含んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般的にはガスタービ
ンエンジンに関し、特に、振動等の種々の運動に抗して
管(チューブ)をエンジン内に固定するクランプに関す
る。
【0002】
【従来の技術】ガスタービンエンジン、例えば航空機を
飛行状態で推進するために用いられているガスタービン
エンジンは、運転中にエンジンを通して種々の流体を運
ぶための多数の管を含んでいる。従来、クランプが、例
えば隔離ブラケットの所で、管をエンジンケーシングに
装着するために用いられており、管を正確に位置決めす
ると共に、エンジンの動作中に管が動くことを防止して
いる。
【0003】ガスタービンエンジンには種々の回転要素
が含まれているので、管は振動作用を受けるが、管の振
動による疲労破壊を防止するために、振動を制御する必
要がある。航空機ガスタービンエンジンに用いられてい
る従来の管クランプの一例は、それぞれの第1の端で互
いに枢着されている2つのクランプ半部を有しており、
これらクランプ半部を開いて両者間に1つ又はそれ以上
の管を挿入した後、両者を閉じる方向に回動して管を捕
捉する。代表的には、各々のクランプ半部は概して半円
形の凹部を含んでおり、この凹部は対応する管を全体と
して包囲している。又、締め付け具用の孔が管クランプ
半部を貫通しており、ボルト等の適当な締め付け具がこ
れらの孔に挿入され得る。相補形ナットがボルトに嵌め
られることにより、2つのクランプ半部が1つ又はそれ
以上の管の周りに一緒に締め付けられる。締め付け具は
代表的には、エンジンに装着されているブラケットにも
貫通しており、こうして、管クランプ及びその内部の管
は、エンジンケーシングに取り付けられている。
【0004】従来の管クランプはアルミニウム、ステン
レス鋼又はインコネル等の適当な金属から形成されてい
るのが代表的で、これらの金属は、エンジンに使用する
場合、エンジンのファン近くの比較的低温から、エンジ
ンの燃焼器及びタービン近くの比較的高温まで、個々の
位置の温度に応じて選択される。金属製管クランプは、
エンジンの動作中に管の振動のため、管クランプに収容
されている管を摩耗したり、擦り減らしたりすることが
知られているので、例えばエポキシ製の普通の摩耗スリ
ーブが動作中の管の望ましくない摩耗を防止するよう
に、管と管クランプとの間に配置されている。
【0005】摩耗スリーブを含んでいるこれらの従来の
管クランプは、その構造、製造及び組み立てが比較的複
雑であり、全体としてエンジンの重量をかなり増加させ
る。摩耗スリーブは追加の部品であり、エンジンの動作
中に離脱することは望ましくないので、離脱を防止する
ために管に適切に固着されていなければならない。更
に、金属は振動減衰部材としては劣ることが知られてお
り、従って、金属製管クランプは、クランプに収容され
ている管がエンジンの動作中に振動を受けているのに、
管に対してほとんど振動減衰作用を及ぼさない。
【0006】クランプ半部に設けられた2つの対向して
いる凹部は、クランプ半部が共にボルト締めされたとき
に所定量のクランプ(締め付け)力が管にかかるよう
に、所定の寸法を有している。管の半径又は外径、並び
に相補的な凹部の半径は製造時に通常の製造公差を受け
るので、凹部の半径は典型的には、管が凹部に対して過
大な寸法に(オーバサイズと)ならないように、このガ
スタービンエンジンの環境内における管の半径よりも大
きく形成されている。このようなオーバサイズは、半円
状の凹部の2つの対向している端部の所で管の周囲を締
め付けるおそれがあり、そこでの応力の集中により管の
有効寿命を損なうか又は減少させることになる。しかし
ながら、相補的な凹部の寸法を管の外径に対して大きく
することにより、管は2つの対向する点の所で、又は1
80゜離れた接触線の所で支持されているだけである。
このことは、クランプ力を局所化すると共に、クランプ
における管の摩擦減衰作用を低減させる。通常の管状摩
耗スリーブは典型的には、2つのクランプ(締め付け)
点における管の過大な摩耗を防止するために、凹部にお
ける管の周囲に用いられている。そして、2つの接触点
を結ぶ直径線に対する長さ方向又は垂直方向の振動は、
これらの2つの点において摩擦減衰作用によってのみ減
衰される。
【0007】
【発明の概要】ガスタービンエンジンの支持板に管を装
着する本発明のクランプは、ベース板と、ベース板との
間に管を捕捉する押さえ板とを含んでいる。締め付け具
が、ベース板と押さえ板とを互いに締め付けると共に管
を支持板に装着するように、ベース板と押さえ板とに貫
通して配置され得る。ベース板は管を受け入れる第1の
凹部を含んでおり、第1の凹部は、2つの点で管と接触
するような寸法を有していると共に形状を成している3
つの隣接した面を含んでいる。
【0008】本発明の構成をその目的及び効果と共に一
層明瞭にするために、以下に本発明の好適な実施例を図
面を参照しながら説明する。
【0009】
【実施例】図1に、代表的な航空機ターボファンガスタ
ービンエンジン10の概略を示す。エンジン10は代表
的な管(チューブ)12を内部に有しており、管12
は、本発明の一実施例による管クランプ16によって外
側ケーシング14に装着されている。この実施例では、
普通の支持板18又はブラケット(どのような形状でも
よい)が、ケーシング14から離れた位置に管12をク
ランプ16によってケーシング14に装着するための隔
離部材を提供すべく、外側ケーシング14に通常通りに
固着されている。
【0010】管クランプ16はベース板20、即ち下側
クランプ半部を含んでおり、ベース板20は、支持板1
8上に配設されている平坦な下面22と、管12を受け
入れる概して半円状の第1の凹部26を有している平坦
な上面24と、第1の凹部26から横方向に離れている
と共に、下面22から上面24までベース板20を貫通
している第1の孔28とを含んでいる。押さえ板(キャ
プチャ・プレート)30、即ち上側クランプ半部が、ベ
ース板20の上方に配置されていると共に、ベース板の
上面24に面している下面32と、上面34と、下面3
2から上面34まで押さえ板30を貫通している第2の
孔36とを含んでいる。
【0011】ベース板20と押さえ板30とは、第1の
孔28と第2の孔36とが同軸的に合致するように互い
に接合可能であり、締め付け具38が、第1の孔28と
第2の孔36とが合致して形成している共通開口を貫通
して配置可能である。締め付け具38は押さえ板30を
ベース板20に締め付けるべく、支持板18内にも延在
しており、押さえ板の下面32は、管12を第1の凹部
26に対して締め付ける作用を成している。図1に示す
例示の実施例では、締め付け具38は、第1の孔28及
び第2の孔36、並びに支持板18を貫通している普通
のボルト38aと、ボルト38aにねじ係合している普
通のナット38bとを含んでおり、ボルト38aとナッ
ト38bとを互いに締め付けることにより、ベース板2
0と押さえ板30とを管12の周りに互いに締め付ける
ことができる。図1は管12の周囲に組み立て、締め付
けられた位置において、管12を支持板18に支持する
管クランプ16を示している。
【0012】図2は図1に示す管クランプ16の上面図
であり、管クランプ16を組み立て、管12に締め付け
た閉止位置を実線で示し、又、管12をクランプに組み
立てたり、分解したりすることができる開放位置を鎖線
で示す。具体的には、締め付け具38を緩めたとき、即
ちボルト38aをナット38bに対して幾分か逆回転さ
せて、ボルト38aからトルクを解除することにより、
締め付け具38からの荷重を解除したときに、押さえ板
30は締め付け具38の周りに回動可能である。このた
め、図2に示すように、押さえ板30をずらす、つまり
時計方向に回転させることができ、押さえ板の下面32
(図1を参照)をベース板の第1の凹部26からずら
し、こうして、押さえ板30の妨害なしに、管12を第
1の凹部26に対して凹部26に垂角な方向に挿入した
り、引き抜いたりすることが可能になる。一方、押さえ
板30は緩められた締め付け具38によって、ベース板
20につながったままである。ベース板の第1の孔28
は図1に示すように、ベース板の上面24に垂角に延び
ている。そして、第1の凹部26はベース板の上面24
に貫入しており、第1の凹部26の長手方向軸線又は中
心は押さえ板の上面24に平行に、且つ管12の中心軸
線に平行(例えば同軸)に配置されている。このように
して、押さえ板30を図2に示すように時計方向に回転
させて、管クランプ16を開き、第1の凹部26にどこ
からでも近付く(アクセスする)ことができるようにす
る。こうして、管12を第1の凹部26に挿入したり、
第1の凹部26から引き抜いたりすることができる。管
12を第1の凹部26に配置した後、押さえ板30を図
2に示すように、仮想位置から管12の上の実線位置ま
で反時計方向に回転させて、管12を凹部内に捕捉す
る。次に、締め付け具38を適当に締め付けて、ベース
板20と押さえ板30とを互いに締め付け、管12を支
持板18に固定すればよい。
【0013】更に具体的には図3に示すように、第1の
凹部26は、少なくとも3つの隣接した面を含んでい
る。これらの面は、第1の面又は左側の座部26aと、
第2の面又は右側の座部26bと、左側の座部26aと
右側の座部26bとの間に配設されていると共に左側の
座部26a及び右側の座部26bの下方に配設されてい
る第3の面又は中央の座部26cとによって画定されて
いる。左側の座部26a及び右側の座部26bは、P
及びPでそれぞれ示されている2つの点又は接触線の
所で管12と接触するような寸法を有していると共に形
状を成している。図3は管クランプ16の側面図である
ため、2つの接触点P及びPは点として示されてお
り、それらの接触点の位置は、管12の中心線軸に平行
で管12の外面に沿ったそれぞれの線を成している。中
央の座部26cは、押さえ板30がベース板20に対し
て締め付けられたときに中央の座部26cが管12と接
触せずに、管12の下方に又は管12から半径方向外方
に離れて一定の間隔を保つことにより、管12の周囲に
下部の隙間Cをもたらすような寸法を有していると共
に形状を成していることが好ましい。
【0014】管12は外径Dを有しており、左側の座部
26a及び右側の座部26bは押さえ板の下面32と共
に、少なくとも3つの点(図4を参照)で管12と接触
している直径dを有している円を画定しており、第1及
び第2の点P及びPを含んでいる4つの点が図3に
示されている。接触点の成す円の直径dは初めは、締め
付け具38がベース板20及び押さえ板30を共に締め
付けたときに所定の圧縮荷重を管12にかけるように予
め選択されている管の外径Dよりも小さな値を有してい
る。このようにして、管12は、従来技術における2つ
の点で接触させる構成よりも少なくとも1点多い少なく
とも3つの点でベース板20及び押さえ板30によって
締め付けられる。尚、この従来技術の構成において、第
1の凹部26は、管12の半径よりもわずかに大きな半
径を有している半円状である。
【0015】再び図3を参照すると、左側の座部26a
及び右側の座部26bは、中央の座部26cに対して対
称的に傾斜していることが好ましい。左側の座部26
a、右側の座部26b及び中央の座部26cは又、実質
的に直線状であると共に、適切な円弧遷移部で共に接合
されており、円弧遷移部での応力の集中を低減させるこ
とが好ましい。中央の座部26cは、ベース板の上面2
4と平行に配設されていると共に管12の中心線と垂直
に配設されていることが好ましい。このようにして、2
つの接触点P及びPは、管の中心線を通る水平面か
ら測って実質的に等しい傾斜角Aをそれぞれ成して、管
12の中心線を通る垂直軸又は半径方向軸の周りに対称
に配設されている。角度Aは、左側の座部26aと管1
2との間、及び右側の座部26bと管12との間のそれ
ぞれの接触力が垂直面及び水平面における2つの成分で
分解されるように、約30゜から約45゜までの範囲内
にあることが好ましい。これにより、管12の有効な締
め付け及び管12の関連する摩擦減衰作用を制御するの
みでなく増加させることができる。従来の管クランプで
は、1つの接触点のみが管12の底部に存在していたた
め、管12の横方向又は水平方向の振動は、限定された
摩擦減衰作用によってのみ抑制されていた。2つの接触
点P及びPをベース板20に設けることにより、摩
擦減衰作用は、水平方向及び垂直方向の両方向における
管12の振動、及び管12の長手方向軸線に沿った管1
2の振動をより完全に抑制させるのみでなく、摩擦減衰
の全作用量を増加させるように、2つの位置でもたらさ
れ得る。本発明によれば、下部の隙間Cは、管12の
下側半部が3つの接触点の所で第1の凹部26と接触し
ないことを保証するために必要とされる。このような保
証を必要とするのは、3つの接触点がもちろん、円を画
定しているからであり、これは従来の技術の欄で述べた
のと同様な問題、即ち、製造の積み重ね公差のため、こ
のような円の半径方向及び管12の半径方向の振動に通
ずるからである。
【0016】図3に示す実施例では、第1の凹部26
は、第1の孔28に隣接している平坦なベース板上面2
4及び中央の座部26cに対して測定された第1の深さ
を有している。この深さdは、管の外径Dよりも
小さいことが好ましく、又、締め付け具38でベース板
20と押さえ板30とを互いに締め付けるときに、管1
2に所定の圧縮荷重をかけるように予め選定されてい
る。
【0017】具体的には、図3の実施例の場合、押さえ
板の下面32は同様に、概して半円状の第2の凹部40
を含んでいる。第2の凹部40は、第2の凹部40と第
1の凹部とを心合わせして両者間に管12を受け入れる
のに適当な、第2の孔36(図1を参照)から横方向に
離れた位置にある。第2の凹部40は同様に、少なくと
も3つの隣接した面を含んでいる。これらの面は、第4
の面又は左側のカバー部40aと、第5の面又は右側の
カバー部40bと、左側のカバー部40aと右側のカバ
ー部40bとの間に配設されている第6の面又は中央の
カバー部40cとによって画定されている。左側のカバ
ー部40a及び右側のカバー40bは、第1及び第2の
接触点P及びPと同様に、2つの点又は接触線P
及びPのそれぞれの所で管12と接触するような寸法
を有していると共に形状を成している。中央のカバー部
40cは、押さえ板30がベース板20に対して締め付
けられたときに管12と接触せずに、管12の上方に又
は管12から半径方向外方に離れて一定の間隔を保って
いることが好ましい。このようにして、上部の隙間C
が、中央の座部26cと管12の底部との間の下部の隙
間Cが設けられているのと同じ理由で、中央のカバー
部40cと管12の頂部との間に設けられている。
【0018】第2の凹部40は、第1の凹部26と実質
的に同一であるが、第1の凹部26と鏡像の関係にあ
る。即ち、左側のカバー部40a及び右側のカバー部4
0bも又、中央のカバー部40cに対して対称的に傾斜
していることが好ましい。左側のカバー部40a、右側
のカバー部40b及び中央のカバー部40cは又、実質
的に直線状であると共に、適切な遷移部で互いに接合さ
れており、遷移部での応力の集中を低減させることが好
ましい。中央のカバー部40cは、押さえ板の下面32
及び中央の座部26cと平行に配設されていると共に管
12の中心線と垂直に配設されている。このようにし
て、左側のカバー部40a及び右側のカバー部40b
は、第3及び第4の接触点P及びPをもたらしてお
り、第3及び第4の接触点P及びPは、管の中心線
を通る水平面から測って傾斜角Bを成して、管12の中
心線を通る垂直軸に関して対称になっている。角度B
は、傾斜角Aを設けたのと同じ理由で、約30゜から約
45゜までの範囲内にあることが好ましい。図3に示す
好ましい実施例では、4つの接触点P、P、P
びP のすべてがまとまって、直径dを有している1つ
の円を画定している。この円は、管12の円周に沿って
円周方向に一定の間隔で離れた4つの接触点をもたらす
ように、管12の中心線に対して同軸であることが好ま
しい。それぞれのクランプ力は、垂直成分及び水平成分
の両成分に分解されて、押さえ板30とベース板20と
の間での管12の垂直方向及び水平方向の拘束の増加を
もたらすと共に、摩擦減衰作用の増加をもたらす。第2
の凹部40は、第2の孔36に隣接している平坦な押さ
え板下面32及び中央のカバー部40cに対して測定さ
れた第2の深さdを有している。第2の深さd
又、管の外径Dよりも小さい。第1の深さd及び第2
の深さdは、締め付け具38でベース板20と押さえ
板30とを互いに締め付けるときに、所定の圧縮荷重を
管12にかけるように予め選定されている。
【0019】図1に示すように、ベース板の上面24と
押さえ板の下面32とは、第1の孔28及び第2の孔3
6で互いに当接する所で、平坦であり、締め付け具38
を締め付けたときに、これらの孔の位置で、ベース板2
0と押さえ板30とは、互いに圧縮状態に締め付けられ
る。心合わせされた第1の凹部26と第2の凹部40と
が一緒に、多角形の開口を画定しており、この開口は、
3つ又はそれ以上の接触点(4つの接触点が図示されて
いる。)で管12と接触しており、管12が両凹部間に
挟まれたときに、管が横方向に動くことを阻止する。直
径dは締め付け前には、所望に応じて管の外径Dよりも
わずかに小さいことが好ましい。即ち、締め付け具38
を締め付けたときに、管12と、第1の凹部26及び第
2の凹部40との間に適当な締まり嵌めを生成するのに
望ましい分だけ、締め付け前の直径dは管の外径Dより
も小さいことが好ましく、締め付け具38を締め付けた
ときに、直径dは管の外径Dと一致するように伸びるの
である。この締まり嵌めは管12を適当に圧縮して、管
の適切な締め付けを達成し、使用中の管の移動を防止す
ると共に、摩擦減衰作用を増加させる。
【0020】第1の凹部26と第2の凹部40との間に
管12を適切に締め付けるために、以下のようにする。
ベース板20及び押さえ板30は各々、第1の孔28及
び第2の孔36に対して第1の凹部26及び第2の凹部
40の反対側に先端42及び44をそれぞれ有してい
る。先端42及び44は、第1の孔28及び第2の孔3
6に隣接しているそれぞれの逃げ(レリーフ)46、即
ちベース板20及び押さえ板30の厚さに対して厚さを
削った部分を有している。こうすれば、締め付け具38
によってベース板20と押さえ板30とを互いに締め付
けたときに、その先端42及び44は互いに締め付けら
れず、管12に対する第1の凹部26及び第2の凹部4
0のクランプ(締め付け)能力を妨害しない。
【0021】上述した管クランプ16は、通常の蝶着式
管クランプと比べて、構造が簡単であり、締め付け具3
8を緩め、押さえ板30を回転させるだけで、管12を
挿入する又は引き抜くことができる。従来の蝶着式管ク
ランプでは、締め付け具を完全に取り外さないと、2つ
の蝶着クランプ半部を蝶番式に開いて、そこに管を挿入
する又は引き抜くことができない。管クランプ16は通
常の金属、例えばアルミニウム、ステンレス鋼又はイン
コネル(Inconel )で形成すればよいが、図1に示す好
適な実施例では、ベース板20及び押さえ板30の両方
を複合材料、特に複合非金属材料で形成することが好ま
しい。その場合、管クランプ16は、通常の管クランプ
では必要とされるような、第1の凹部26及び第2の凹
部40内の管12を囲む別体の摩耗スリーブが不要であ
るという特徴を有する。従って、複合管クランプ16
は、重量が金属製の場合よりも著しく軽くなり、固有の
減衰能力も金属製管クランプから得られるものよりも著
しく大きい。この減衰作用により、管12の振動エネル
ギが減少し、管12の有効寿命が長くなる。
【0022】複合管クランプ16は、市販品を初めとし
て普通のポリマ樹脂から形成すればよい。例えば、エン
ジンの比較的低温の領域、例えばファン付近に用いられ
るクランプ16は、エポキシやビスマレイミド(BM
I)等の耐熱温度の低い樹脂から作製することができ
る。エンジンの比較的高温の領域では、ポリイミド樹脂
複合材料、例えばPMR15が、耐熱性が優れているた
め用いられる。更に、構造用繊維を母材に埋設して、管
クランプ16に選択的強度を与えるのもよい。例えば、
ガラス繊維、炭素繊維又はポリマ繊維等の普通の繊維
を、前述したような適当な樹脂母材に用いることができ
る。繊維をランダムに分布させるか、又は所望通りに配
向させて、ベース板20及び押さえ板30に適当な強度
を得ることができる。
【0023】管クランプ16自身は第1の凹部26及び
第2の凹部40で摩耗するので、管クランプ16と管1
2との間に自己潤滑作用を与えるように、管クランプ1
6を形成している樹脂を選択するのがよい。このことか
ら更に、通常の摩耗スリーブが不要になる。例えば、繊
維又は樹脂は動作中に摩耗して、ダストや粉を発生し、
これが管12と管クランプ16との間で乾式潤滑剤とし
て作用する。普通の摩耗スリーブを省いて部品数を少な
くし、製造及び組み立て条件を軽減してコストを削減す
ることが好ましいが、所望に応じて用いてもよい。又
は、凹部26及び40に普通の摩耗被覆を施して、管の
摩耗を軽減することもできる。
【0024】従って、管クランプ16は、比較的低温か
ら比較的高温の領域までエンジン10の種々の温度環境
に応じて、それに合致した設計とすることができる。管
クランプ16は、その区別となる適当な色コードを用い
るか、又は特徴的な形状を付けることにより、それぞれ
の温度領域ごとに区別することが適当である。管クラン
プ16の耐熱性は、高温領域で用いる場合には、通常の
添加剤を加えたり、又はその上にコーティングを施した
りすることにより、向上させることができる。
【0025】図4〜図6に管クランプ16の第2の実施
例を示す。この実施例は、図1〜図3に示す実施例と実
質的に同じであるが、押さえ板の下面32が完全に平坦
であり、第2の凹部40が設けられておらず、そして第
1の凹部26が管の外径D全体を受け入れる寸法となっ
ている。下面32が平坦であるので、1つの点又は接触
線Pが、円周方向に隔設されている全部で3つの接触
点で管12を第1の凹部26に締め付けるように、下面
32上に設けられている。従来の管クランプにおける2
つの接触点と比較すると、上述の3つの接触点によっ
て、振動励起力に対して管12をより確実に締め付ける
ように水平方向及び垂直方向における拘束力及び摩擦力
を調整することが可能になる。第1の深さdは、中央
の座部26cに対して下部の隙間をもたらすように、管
の外径Dよりもわずかに小さい。押さえ板30は、管1
2を第1の凹部26内に保持するように、管と締まり嵌
めを成している。接触点P及びPは、押さえ板30
をベース板20及び管12の頂部に対して締め付けたと
きに所定の圧縮荷重を管に与えるために、所定の締まり
嵌めを達成するように予め選定されている。
【0026】この実施例では、先端44を含んでいる押
さえ板30の下面32全体が完全に平坦であるので、締
め付け具38の締め付けトルクを除くだけで、締め付け
具38を更に緩めることなく、押さえ板30を回転させ
ることができる。図4では、押さえ板30は管12に対
する締め付け位置で示されており、締め付け具38から
トルクが十分に除かれると、図5及び図6に示すよう
に、押さえ板30を時計方向に回転させることができ、
こうして、第1の凹部26はむき出しにされ、第1の凹
部26への接近(アクセス)が可能となる。このように
して、場合に応じて、管12を凹部26に挿入するか、
凹部26から引き抜くことができる。図1〜図3に示す
第1の実施例の場合と同様に、管12を第1の凹部26
に対して挿入する又は引き抜くことができるが、第1の
実施例のように押さえ板30に第2の凹部40を設けた
場合、管12を第1の凹部26及び第2の凹部40に対
して、凹部からの妨害なしに、横方向に出し入れできる
ようにするためには、図4〜図6に示す第2の実施例の
場合よりも十分に大きく締め付け具38を緩めることが
必要である。
【0027】図7に管クランプ16の第3の実施例を示
す。この実施例は、図4〜図6に示す第2の実施例と実
質的に同じであるが、2つの管12を同じように締め付
けるために対称な形状となっており、そして押さえ板3
0の先端44は、ベース板の上面24に向かって延在し
ているリップの形状を成している。各々のリップ44は
対応する管12に隣接して配置可能であると共に、押さ
え板の第2の孔36、及びそこに配置することができる
締め付け具38に対して管の反対側に配置可能である。
リップ44は、管12との隙間を形成すると共に押さえ
板30と管12の頂部との間に1つの第3の接触点P
を確実に形成するように、管12から横方向又は水平方
向に一定の間隔を保っている。リップ44は、第2の孔
36の位置で平坦な押さえ板下面32に対して、管の外
径Dよりも小さい深さdを有しており、このリップ深
さdは、押さえ板30がベース板20に当接している
ときに、押さえ板30が締め付け具38の周りに回転す
るのを防止する作用を成す。管クランプ16を組み立て
る際、押さえ板30は2つの管12の上に、且つベース
板20に重ねて配置される。締め付け具38を締め付け
ると、リップ44が管12と接触したときに、リップ4
4は、押さえ板30とボルト38aの頭部との間の摩擦
のせいで、押さえ板30が回転するのを防止する。これ
は、押さえ板30の回転を許容するためにはリップ44
を管12に対して上方に移動させなければならず、その
ような上向き移動は、第1の孔28及び第2の孔36で
の押さえ板30とベース板20との当接により防止され
ているからである。
【0028】図7に示す管クランプ16は、2つの管1
2のうちの一方のみを締め付けるように形状を変更する
ことができるが、図示の実施例では、ベース板20は、
ベース板の第1の孔28の両側に設けられており一対の
管12をそれぞれ受け入れる一対の第1の凹部26を含
んでいる。これに対応して、押さえ板30は押さえ板の
第2の孔36の両側に一対のリップ44を含んでおり、
1つの押さえ板30は、締め付け具38の締め付け(荷
重付加)時に、一対の管12をベース板20に締め付け
る作用を成す。
【0029】図7に示す管クランプ16の第3の実施例
は、図1〜図6に示す最初の2つの実施例と同様に、組
み立て、分解できる。締め付け具38を部分的に緩め
て、押さえ板30をベース板20に対して時計方向又は
反時計方向に回転することができるようにし、管12の
両方を露出させて、所望に応じて管を引き抜き、交換す
ることができる。
【0030】図4〜図7に示す管クランプ16の第2及
び第3の実施例も、適当な金属から形成することができ
るが、好適な実施例では、ベース板20及び押さえ板3
0は、図1及び図2に示す第1の実施例と同様に、その
実施例に関連して先に説明したような複合材料から形成
されていることが好ましい。第2及び第3の実施例も、
それぞれの第1の凹部26に管12を囲む通常の摩耗ス
リーブが存在しないという特徴を有する。
【0031】図1〜図7に示す3つの実施例のいずれ
も、少なくとも1つの管12を締め付けるか、又は例え
ば図7に示すように2つの管12を締め付ける形状とす
ることができる。そして、図8に示すように、管クラン
プ16を3つ以上の管12を締め付ける形状とすること
もできる。図8に示す3本管クランプ16は、図7に示
す2本管クランプと実質的に同じであるが、ベース板2
0が3つの凹部26を有しているように構成されている
と共に、第2の締め付け具38が設けられており、各々
の締め付け具38が隣接している2つの管12の間に配
置されている点で異なっている。押さえ板30は同様
に、一対の対向している先端44を有しており、一対の
先端44は、図7に示す第3の実施例に関して説明した
のと同様に機能するリップの形状を成している。しかし
ながら、この実施例では、押さえ板30の第2の孔36
の1つをU形長溝(スロット)36bとし、締め付けを
解いたときに、長溝36bが一方の締め付け具38の通
過を許容し、押さえ板30を他方の締め付け具38、例
えば左側の締め付け具38の周りに回転できるように
し、こうして、第1の凹部26の各々に障害物なしの接
近が可能となり、管12を凹部に出し入れ可能になる。
従って、両方の締め付け具38は共にベース板20及び
押さえ板30に通って接合されたままであり、押さえ板
30を回転させるには、緩める必要があるだけである。
【0032】以上、本発明の好適な実施例と考えられる
ものを説明したが、当業者には、以上の教示から本発明
の他の改変等が明らかである。このような改変等もすべ
て本発明の要旨の範囲内に包含される。
【図面の簡単な説明】
【図1】ガスタービンエンジンに管を装着するための本
発明の第1の実施例によるクランプを有している航空機
ガスタービンエンジンの一例の概略図である。
【図2】図1の2−2線方向に沿って見たクランプの平
面図である。
【図3】管を取り囲んでいる図1に示す管クランプの一
部の拡大部分断面図である。
【図4】本発明による管クランプの第2の実施例の立面
図であって、管を所定位置に締め付けるために組み立て
た状態を示す図である。
【図5】図4の管クランプを部分的に断面にて示す立面
図であって、押さえ板を回転して管をベース板の凹部に
出し入れできる状態を示す図である。
【図6】図5の6−6線方向に沿って見た管クランプの
平面図であって、管を管クランプ内に組み立て又は分解
する際に、押さえ板をベース板に対して開いた回転位置
において示す図である。
【図7】本発明による一対の管を保持するクランプの第
3の実施例を組み立て位置において部分的に断面にて示
す立面図である。
【図8】本発明による3つの管を保持するクランプの第
4の実施例を示す立面図である。
【符号の説明】
10 ガスタービンエンジン 12 管 16 クランプ 18 支持板 20 ベース板 22、32 下面 24、34 上面 26 第1の凹部 26a、26b、26c 座部 28 第1の孔 30 押さえ板 36 第2の孔 38 締め付け具 40 第2の凹部 40a、40b、40c カバー部 44 先端(リップ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウイリアム・エアルレッド・マセック アメリカ合衆国、オハイオ州、ウィルミン トン、サウス・ビーチグローブ・ロード、 3917番 (72)発明者 ヴィンセント・リン・ドイル アメリカ合衆国、オハイオ州、ウエスト・ チェスター、ボニー・ドライブ、7545番 (72)発明者 スコット・リチャード・ゼアバー アメリカ合衆国、オハイオ州、ミルフォー ド、ウィルネアン・ドライブ、5730番

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスタービンエンジンの支持板に管を装
    着するクランプであって、 前記支持板上に配設可能な下面と、前記管を受け入れる
    第1の凹部を有している平坦な上面と、前記第1の凹部
    から離間していると共に前記下面から前記上面まで当該
    ベース板を貫通している第1の孔とを含んでいるベース
    板と、 前記ベース板の上面に面している下面と、上面と、該下
    面から該上面まで当該押さえ板を貫通している第2の孔
    とを含んでいる押さえ板と、 前記第1の孔及び前記第2の孔を貫通して前記支持板に
    配置可能であり、前記押さえ板の下面が前記管を前記第
    1の凹部に対して締め付けるように前記押さえ板を前記
    ベース板に締め付ける締め付け具とを備えており、 前記ベース板と前記押さえ板とは、前記第1の孔と前記
    第2の孔とが互いに合致するように互いに接合可能であ
    り、 前記第1の凹部は、少なくとも3つの隣接している面を
    含んでおり、該面は、左側の座部と、右側の座部と、該
    左側の座部と該右側の座部との間に設けられている中央
    の座部とにより画定されており、前記左側の座部と、前
    記右側の座部とは、2つの点で前記管と接触するような
    寸法を有していると共に形状を成しており、前記中央の
    座部は、前記管と接触せずに該管から離れて設けられて
    いるクランプ。
  2. 【請求項2】 前記管は、外径を有しており、 前記左側の座部と、前記右側の座部とは、前記押さえ板
    の下面と共に、前記管の外径よりも小さい直径を有して
    いる円を画定しており、該直径は、前記締め付け具が前
    記ベース板と前記押さえ板とを互いに締め付けるときに
    前記管に所定の圧縮荷重を加えるように予め選定されて
    いる請求項1に記載のクランプ。
  3. 【請求項3】 前記左側及び右側の座部は、前記中央の
    座部に対して対称に傾斜している請求項2に記載のクラ
    ンプ。
  4. 【請求項4】 前記左側、右側及び中央の座部は、実質
    的に直線状であり、前記中央の座部は、前記ベース板の
    上面と平行に設けられている請求項3に記載のクラン
    プ。
  5. 【請求項5】 前記押さえ板の下面は、前記第2の孔か
    ら離間しており前記管を受け入れる第2の凹部を有して
    おり、 該第2の凹部は、少なくとも3つの隣接している面を含
    んでおり、該面は、左側のカバー部と、右側のカバー部
    と、該左側のカバー部と該右側のカバー部との間に設け
    られている中央のカバー部とにより画定されており、前
    記左側のカバー部と、前記右側のカバー部とは、2つの
    点で前記管と接触するような寸法を有していると共に形
    状を成しており、前記中央のカバー部は、前記管と接触
    せずに該管から離れて設けられている請求項2に記載の
    クランプ。
  6. 【請求項6】 前記左側、右側及び中央のカバー部は、
    実質的に直線状であり、前記左側及び右側のカバー部
    は、前記中央のカバー部に対して対称に傾斜しており、
    前記中央のカバー部は、前記押さえ板の下面及び前記中
    央の座部と平行に設けられている請求項5に記載のクラ
    ンプ。
  7. 【請求項7】 前記第1の凹部は、前記管の外径全体を
    受け入れる寸法を有している請求項2に記載のクラン
    プ。
  8. 【請求項8】 前記押さえ板は、前記管に隣接して配置
    可能な先端を含んでおり、前記押さえ板の下面は、前記
    押さえ板の先端における該押さえ板の下面を含めて完全
    に平坦である請求項7に記載のクランプ。
  9. 【請求項9】 前記押さえ板は、前記ベース板の上面に
    向かって延在しているリップの形状を成している先端を
    含んでおり、該先端は、前記押さえ板の第2の孔と、該
    孔に配置可能な前記締め付け具とに対して反対側で前記
    管に隣接して配置可能であり、前記リップは、前記押さ
    え板が前記ベース板に当接しているときに該押さえ板が
    前記締め付け具の周りに回転するのを防止するように、
    前記管の外径よりも小さいリップ深さを有している請求
    項7に記載のクランプ。
  10. 【請求項10】 前記ベース板は、前記ベース板の第1
    の孔の両側に設けられており一対の前記管をそれぞれ受
    け入れる一対の前記第1の凹部を含んでおり、 前記押さえ板は、前記押さえ板の第2の孔の両側に一対
    の前記リップを含んでおり、 前記押さえ板は、前記締め付け具の締め付け時に、前記
    一対の管を前記ベース板に締め付けるように構成されて
    いる請求項9に記載のクランプ。
JP10245794A 1993-05-19 1994-05-17 クランプ Pending JPH07133810A (ja)

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