JP2016524084A - 推進ノズルの2セグメントを連結するための装置 - Google Patents
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Abstract
本発明は、推進ノズルの分野、特に、熱的に異なる材料から作られた推進ノズルの第1セグメント103aと第2セグメント103bを共に連結するための装置105に関する。この装置105は、ピン106と偏心ブッシュ107とを有する。ピン106は、第1セグメント103aの半径方向オリフィス108に収納されるべき第1軸対称表面106aと、第1軸対称表面106aに対して偏心した第2軸対称表面106bを備える。偏心ブッシュ107は、ピン106の第2軸対称表面106bに相補する内側軸対称表面107aと、内側軸対称表面107aに対して偏心しかつ推進ノズル3の第2セグメント103bの半径方向オリフィス110に収納されるべき外側軸対称表面107bを供する偏心ブッシュを有する。本発明は、推進ノズルの2つのセグメントを連結する装置を用いる方法と、組み立てられた推進ノズルと、該ノズルを有するロケットエンジンに関する。【選択図】図2B
Description
本発明は、推進ノズルの分野であって、特にロケットエンジンノズルの分野に関する。更に具体的には、本発明は互いに熱的に類似しない材料から作られる第1セグメントと第2セグメントを有する推進ノズルの組み立てに関する。
「推進ノズル」という用語は、推進流体を推力方向とは逆の方向に加速することで推力を生みだすのに適切な形状のノズルを意味するために使用される。以下の説明で「上流”及び「下流」の用語は、ノズルを介した推進流体の通常流動方向に対して定義され、「内側」と「外側」はノズルに対する内側、及び外側の領域を夫々指すものである。
推進ノズルは、非圧縮性か、又は亜音速しか到達しない流体に対して特に収斂するものであったり、圧縮性でかつ超音速に到達する推進流体に対し収斂‐発散するものであるかもしれない。ロケットエンジンは通常、燃焼チャンバの直接下流側に位置する先細末広の推進ノズルを有する。推進ノズルを通って燃焼チャンバを出る高温燃焼ガスの膨張は、ガスの熱エネルギを運動エネルギに変換する働きがある。その結果、そのような燃焼ガスに直接接触するためにロケットエンジンの推進ノズルには、通常、極端な熱応力がかかる。
更に、推進有効荷重を増加できるようにするため、ノズルを出来るだけ軽量化することが適切である。これを成すため、1つの可能性としては、各セグメントに作用する熱的かつ機械的応力に応じて、異なる材料から作られたセグメントを使用することがある。即ち、一例として掲げるが、燃焼ガスによってノズル壁に伝達された熱をうまく除去するために、ノズルの上流セグメントの少なくとも一部分を金属から作り上げる一方、膨張して音速を超えて加速した後は燃焼ガスが著しく高温にはならない下流セグメント、特にノズルの末広セグメントを同等の機械強度の割には重量がより軽い複合材料から作られる場合もある。
そのような異なる熱的特性をもった材料の使用には大きな欠点を生じる可能性がある。特にセグメント同士の物理的連結は、2つのセグメントを成す材料の異なる熱的特性の結果として、大きな熱的・機械的応力を被る可能性がある。
即ち、異なる熱膨張係数により2つのセグメント間の連結に大きな機械的応力をもたらすかもしれない。また、2つの材料の熱伝導率差により、2つのセグメント間の接合部近傍に大きな温度差を生む可能性もある。
本発明は、第1の態様において、高い熱応力下にあってもノズル間で非常に信頼性のある機械的連結を提供する、熱的に異なる材料から作られた、推進ノズルの第1セグメントと第2セグメントを共に連結するための装置を提案しようとするものである。
この目的は、連結装置が、第1ノズルセグメントの半径方向オリフィスに収納されるべき第1軸対称表面と前記第1軸対称表面に対して偏心した第2軸対称表面とを備えた少なくとも1本のピン、及び前記ピンの前記第2軸対称表面に相補する内側軸対称表面と前記内側軸対称表面に対して偏心しかつ前記第2ノズルセグメントの半径方向オリフィスに収納されるべき外側軸対称表面とを供する少なくとも1つの偏心ブッシュ、を備えるという事実によって達成される。2つのセグメントを共に連結するために2セグメントのオリフィスにピンが収納された際のピンの径方向配向は、2つのノズルセグメントのか内壁の各温度がそれらの結合部近傍において非常に異なる場合でさえも大きな温度勾配を回避する可能性がある。更に、例えばノズルセグメント間に一定の機械的連結を確実するために2つのノズルセグメント間に維持されなければならない軸方向プレストレスの結果として、仮にそれらの半径方向オリフィスが正確に一致していなくとも、2つのセグメントを一緒に連結するために、ピンにおける2つの軸対称表面の間、及びブッシュにおける2つの軸対称表面の間が偏心していることは、ブッシュの軸対称表面の外側位置に対する、ピンに垂直な平面内でのピンの第1軸対称表面の調整を可能にする。
特に、偏心ブッシュの内側及び外側軸対称表面の対称軸線間のオフセット量は、ピンの第1及び第2軸対称表面の対称軸線間のオフセット量と実質上同じでも良い。従って、偏心ブッシュとピンを一緒に回転することは、必ずしも接線方向に対応した相対移動を生じさせることなく、2つのセグメントの半径方向オリフィスの相対的位置がノズルの中心軸線に平行な方向にだけ調整されるのを可能にする。
2つのノズルセグメント間にピンを設置した後のピン保持のため、連結装置は更に、前記ピンを軸方向に保持するための軸方向保持部材を少なくとも1つ、場合によっては前記軸方向保持部材を前記ノズルセグメントの一方に締結する部材を連動させた形で備えるようにしても良い。
前記軸対称表面の少なくとも幾つかは、特別に円筒形であることでブッシュとピンの製造や装着を容易にしても良い。それでもなお、例えば円錐台形のようなその他の軸対称形状の使用を想定することも可能である。
本発明は、また、熱的に異なる材料から作られた第1ノズルセグメントと第2ノズルセグメントにおいて、前記セグメントの夫々が、他方のセグメントにある対応した半径方向肩部を支承する半径方向肩部を、他方のセグメントにある対応したオリフィスに対向する複数の半径方向オリフィスと共に有するような第1ノズルセグメントと第2ノズルセグメント、及び複数の上記連結装置を備えた推進ノズルであって、それら装置各々のピンの第1軸対称表面は前記第1ノズルセグメントの前記半径方向オリフィスの1つに収納され、各偏心ブッシュは前記第2セグメントにある対応した半径方向オリフィスに収納され、前記ピンの第2軸対称表面は前記偏心ブッシュの内側軸対称表面に協働するような上記推進ノズルに関連している。これにより、連結装置は、高いレベルの振動の下でもセグメント間で強固な機械的連結を維持するように2つのセグメント間に軸方向プレストレスを維持するかもしれない。
2つのセグメントが共に組立てられた後、第2ノズルセグメントの半径方向オリフィスの内側に偏心ブッシュを保持するため、各偏心ブッシュは、第1ノズルセグメントの外面と、偏心ブッシュを収納する第2ノズルセグメントの半径方向オリフィスの肩部との間に保持されるかもしれない。
本発明は、また、そのような推進ノズルを備えたロケットエンジンにも関連している。
本発明の第2の態様は、熱的に異なる材料から作られた推進ノズルの第1セグメントと第2セグメントにおいて、前記セグメントの夫々は複数の半径方向オリフィスを備えるような前記第1セグメントと前記第2セグメントを共に連結するための方法に関連する。その方法は、少なくとも以下のステップを有する。
初めに、夫々が内側軸対称表面と、前記内側軸対称表面に対して偏心した外側軸対称表面とを供するような偏心ブッシュを、前記第2ノズルセグメントの前記半径方向オリフィスに挿入するステップ。
その後、前記第1セグメントの半径方向肩部を前記第2セグメントの半径方向肩部に対して圧迫させるステップであって、前記第1セグメントの半径方向オリフィスが前記第2セグメントの半径方向オリフィスの中の対応オリフィスに合うような、ステップ。
最後に、ピンを半径方向オリフィスに挿入するステップであって、夫々のピンは前記第1セグメントの半径方向オリフィスに収納されるべき第1軸対称表面と、前記第1軸対称表面に対して偏心しかつ前記偏心ブッシュの内の1つの前記内側軸対称表面に相補するような同じ連結部品の第2軸対称表面とを提供するような上記ステップ。ピンと偏心ブッシュを第2セグメントの半径方向オリフィス内で回転させることにより、ピンの第1軸対称表面が第1ノズルセグメントの半径方向オリフィスに合せられる。
従って、ピンとブッシュを偏心させたことにより、ブッシュとピンの各組から形成される連結装置の形状を、第2セグメントの半径方向オリフィスに対する第1セグメントの半径方向オリフィスのノズルの軸方向において異なる相対位置に適合させることができ、ひいてはその方向において2セグメント間にプレストレスを維持することができる。
2セグメント間のプレストレスを正確にするために、第1セグメントの半径方向肩部を第2セグメントの半径方向肩部に対して支承させる間、外部の機械設備によってプレストレスが課せられるようにしても良い。一例として、その外部機械設備はけん引フィンガ又はクランプを有しても良い。しかしながら、別の方法として、第2セグメントの対応する半径方向オリフィス内でピンと偏心ブッシュを回転することによるプレストレス印加を想定することも可能である。
前記方法はまた、前記ピンを軸方向に保持するための軸方向保持部材を少なくとも1つ設置し、以てピンをノズルセグメントの半径方向オリフィス内に保持させる追加のステップを備えるようにしても良い。
本発明は、非限定例と称して与えられた実施形態に関する以下の詳細な記述を読むことで良く理解されるかもしれず、またその長所もより明らかになる。説明は以下の添付図面を参照する。
図1はロケットエンジン1の一部分を示すものであり、具体的には先細末広ノズル3によって延長された燃焼チャンバ2によって形成される推進チャンバを有するアセンブリを示している。このアセンブリの計量化するために、先細末広ノズル3は2つのセグメント103a、103b、即ちスロウト103aと末広部103bとからなる。スロウト103aは高耐熱金属材からなる燃焼チャンバ2と一体形成され、図示した例では、熱をロケットエンジン1の推力に交換するための循環冷却ダクト104を備えている。これに対し、末広部103bは複合材料、例えば炭素繊維又は炭化ケイ素繊維を使った、炭素‐炭化ケイ素(C−SiC)型、又は炭化ケイ素‐炭化ケイ素(SiC−SiC)型の炭素/炭素(C/C)セラミックマトリックス複合材料から作られる。
スロウト103aの金属材料が大きな熱伝導性を有することに加え、ダクト104を流れる推進剤による循環冷却を受けるため、末広部103bとの結合部近傍でのスロウト103aの温度は、同じ領域での末広部103bの温度よりも実質的に低くなる可能性がある。加えて、スロウト103aの金属は通常、末広部103bの複合材料のそれとは実質上異なる熱膨張係数を持っている。このことは、結果としてこれら2つのセグメント103a、103b間の機械的連結に対し特定の応力を生じさせる。
このため、ボルトと共に放射状のフランジを用いた従来からの連結においては、ロケットエンジンの作動時、ボルトには初めノズルの2つの隣接するセグメント間の熱膨張差により高いレベルのせん断応力がかかり、次いでボルトを膨張させ、ひいてはその連結を緩めるような不均一加熱を被る。従って、そのような連結は通常、この用途には不適である。
図2A及び図2Bは、そのような欠点を解決しようとする、第1実施形態による連結を示したものである。スロウト103aと末広部103bの間のこの連結は一連の連結装置105によって提供されるものであり、各々がピン106とブッシュ107を有し、各装置は全てノズル周りに配される。これらの連結装置105は、スロウト103aの対応半径方向肩部114を圧迫する、末広部103bの半径方向肩部113のプレストレスを保持する。これら肩部113、114間のシールリング115により、スロウト103aと末広部103bの間の連結の封止がなされる。各ピン106の一端はスロウト103aのリング109の半径方向オリフィス108内に収納され、他端はブッシュ107の内側にあって、それ自体は末広部103bのリング111の対応半径方向オリフィス110内に収納される。この半径方向オリフィス110が、ブッシュ107が当接する肩部112を供することになる。
ピン106とブッシュ107については図2Bと図3でより明確になるかもしれない。即ち、ピン106は、軸対称であって、具体的には円筒形でありかつ互いに対して偏心した2つの表面106a、106bを備えている。その内、直径d1の最初の表面106aは第1ノズルセグメントの半径方向オリフィス内であって、特にスロウト103aのリング109の半径方向オリフィス108内に収納されることとなる一方、第1表面106aの直径d1よりも大きな直径d2を持つ第2の表面106はブッシュ107の内側に収納されることになる。第1の表面106aと第2の表面106bの軸線間のオフセット量s1は、これら2つの直径d1、d2の差と等しいか、又はこれよりも小さい。ブッシュ107もまた同様に、内側の軸対称表面107aと外側の軸対称表面107bが偏心状態にあり、それらの回転軸は実質上平行であり、距離s2によりオフセットされている。図示した実施形態ではピン106の軸線間オフセット量s1はブッシュ107の軸線間オフセット量s2と実質上等しいが、代替的にそれらは異なるものであっても良い。
ピン106の第2の軸対称表面106bは、ブッシュ107の内側軸対称表面107aの内側で小さい半径方向間隙を以て収納されており、これら2部品間の相対回転は許容するも、回転軸に垂直な方向での顕著な相対移動は許容されないようになっている。同様な形で、ピン106の第1の軸対称表面106aとブッシュ107の外側の軸対称表面107bもまた、リング109のオリフィス108の内側とリング111の対応する半径方向オリフィス110の内側の夫々に対し、小さい半径方向間隙を以て収納される。
ピン106が半径方向オリフィス108から抜け出るのを回避するために、アセンブリはまた、ネジ119によってスロウト103aのリング109に締め付けられる円環117の形態の軸保持部材を備える。円環117からの軸方向突起117aは、オリフィス108から突出する各ピン106の内端106c周りの環状溝118に係入する。
図2に示す連結は以下の方法を用いて実行されるかもしれない。
第1ステップにおいて、ブッシュ107は、夫々が対応するオリフィス110の肩部112に当接した状態で、末広部103bのリング111の半径方向オリフィス110の内側に受容される。その後、末広部103bは、図4に示したようにスロウト103aに対し圧迫される。これを成すため、3本のフィンガ116が外側から、末広部103bのリング111内のオリフィス110の内の3つに挿入される。3本のフィンガ116は、それらが相互にバランスがとられ、かつ末広部103bにプレストレス力Fを課すのを確実にするように、横断面において120度の間隔を隔てて配置されるかもしれない。或いはその代わりに、これらのフィンガ116に加えるようにして、例えば従来からあるクランプのように、導入されて初めにこのプレストレスFを付与する他の手段を想定しても良い。プレストレスを付与する手段の選択は、特に、互いに圧迫しあう2部品の形状によるものである。
その後、このプレストレスFがスロウト103aと末広部103bの対向し合う半径方向肩部113、114の間で保持されている状態でピン106が残りのオリフィス110を介して挿入される。各ピン106をリング109内の対応するオリフィス108に正確に位置合わせするために、図5A乃至図5Cに示すような方法でピン106とブッシュ107をオリフィス110内で回転させても良い。図から明らかなように、ブッシュ107でのピン106の偏心度と、第2軸対称表面106bに対するピン106の第1の軸対称表面106aの偏心度により、以下の式によって求められるプレストレスFの方向の量hによって、特に第1の軸対称表面106aの位置を垂直方向に調整可能になる。
h=s1sin α +s2 sin β
尚、ここで角度α、βは図5Aに示す位置からスタートしたピン106及びブッシュ107、夫々の回転角である。また、「垂直方向」という概念はここでは、ノズル3の中心軸線に平行な方向を表わすものとして使われている。
h=s1sin α +s2 sin β
尚、ここで角度α、βは図5Aに示す位置からスタートしたピン106及びブッシュ107、夫々の回転角である。また、「垂直方向」という概念はここでは、ノズル3の中心軸線に平行な方向を表わすものとして使われている。
仮にオフセット量s1、s2が実質上等しく、かつ調整が純粋に垂直方向であるならば、図示した例のように、回転角α、βは実質的に同一なものとなり、調整距離hの値は以下の式に従うことになる。
h=2s1sin α
h=2s1sin α
フィンガ116に占められていないオリフィス110を介して対応するオリフィス108にピン106を挿入した後、フィンガ116は取り除かれ、装着状態にあるピン106はプレストレスFを受ける。フィンガ116から解放された3つのオリフィス110は、それらの内方端106cが同じようにして対応するオリフィス108と並んだ状態で、依然として夫々のピン106を受容しても良い。ピン106及びブッシュ107の寸法や各接触面間の摩擦係数が、ロケットエンジン1の作動中においてプレストレスFや付加応力がピンやブッシュをこれ以上回転させずプレストレスを緩めないようになっているという意味で、各連結装置105は自動ロックした状態にある。
最終的は、円環117はピンやブッシュを保持するために、ピン106の環状溝118に係合され、ネジ119を使ってリング109に締め付けられる。
ピンを軸方向に保持するための部材については第1実施形態に示した円環117以外の形であっても良い。即ち、第2実施形態によれば、図6に示すように各ピン206は、リング211の内方端縁に支承しかつネジ220によってピン206の外方端206dに接続されたブラケット217によって個々に保持される。この第2実施形態による連結方法では、各ブラケット217はリング211の上で個々に設置され、その後対応するピン206に接続される。これは、ピン106を軸方向に保持する作用だけでなく、それと同時に、ネジ220の頭とブラケット217の表面との間に摩擦があることを前提して、装置設置後においてリング209、211のオリフィス208、210内で連結装置205の様々な部品が回転することに対する付加抵抗を生じさせ、以て2つのノズルセグメント203a、203bの両肩部213、214間にプレストレスを維持するといった作用がある。それはそれとして、このノズルの他の部品については第1実施形態ノズルのそれらと同様であり、それらは類似した形で装着される。
第1及び第2実施形態では下流側に位置するノズルセグメント、即ち末広部のリングは上流側のノズルセグメントのリングを包囲する形であったが、この配置構造もまた、逆にしても良い。第3実施形態では、図7に示すように、ノズルのスロウト303aと末広部303bの間の連結はまた、夫々がピン306とブッシュ307を有してノズル周囲全体に亘って配される一連の連結装置305によってなされる。先の2実施形態でも同様であるが、これら連結装置305はスロウト303aの対応する半径方向肩部314を圧迫する末広部303bの半径方向肩部313のプレストレスFを維持する。これら肩部313、314間のシールリング315もまた、スロウト303aと末広部303bの間の連結の封止がなされる。それにもかかわらず、この第3実施形態では、各ピン306はその一端が末広部303bにある半径方向ブラインドオリフィス308内に収納され、他端はブッシュ307の内側に収納され、ブッシュそれ自体は末広部303b周囲に置かれるスロウト303aのリング311の対応する半径方向オリフィス310内に収納される。この半径方向オリフィス310がブッシュ307が当接する肩部312を提供する。ピン312とブッシュ307の双方は、上述した2実施形態のピンとブッシュと同様に偏心している。即ち、第1及び第2実施形態と同様に、ブッシュ307でのピン306の偏心度と、第2軸対称表面306bに対するピン306の第1の軸対称表面306aの偏心度とが、プレストレスFの方向の量hによる第1の軸対称表面306aの位置の垂直方向調整を明確に可能にする。この第3実施形態では連結装置305はピン306を保持するための軸方向保持部材を備えない。それでも、各ピン306が垂直方向に調整された後でのピン306とブッシュ307が回転することに対する抵抗を増すために、各ピン306は、ピン306の外方端306dの外ネジ上にナット321を備える。このナット321は、各連結装置305のこれら種々部品の移動に対する摩擦抵抗を増すべく、ワッシャ323を介してリング311の外面322に支承する。
以上、特定実施形態を参照しながら本発明を説明したが、それらの実施形態に対しては請求項によって定義される本発明の一般的範囲を超えることなく、様々な改良や変更が適用可能であることは明白である。更に、ここで記述した様々な実施形態の個々の特徴は追加の実施形態に組み入れても良い。そしてここでの説明や図面は限定的なものではく、あくまで説明のために用いられたものと解釈されたい。
Claims (11)
- 熱的に異なる材料から作られた推進ノズル(3)の第1セグメント(103a,203a,303b)と第2セグメント(103b,203b,303a)を共に連結するための装置(105,205,305)であって、前記装置(105,205,305)は、少なくとも、
前記第1セグメント(103a,203a,303b)の半径方向オリフィス(108,208,308)に収納されるべき第1軸対称表面(106a,306a)と、前記第1軸対称表面(106a,306a)に対して偏心した第2軸対称表面(106b,306b)とを備えたピン(106,206,306)と、
前記ピン(106,206,306)の前記第2軸対称表面(106b,306b)に相補する内側軸対称表面(107a)と、前記内側軸対称表面(107a)に対して偏心しかつ前記推進ノズル(3)の前記第2セグメント(103b,203b,303a)の半径方向オリフィス(110,210,310)に収納されるべき外側軸対称表面(107b)とを供する偏心ブッシュ(107,307)とを有する装置(105,205,305)。 - 前記偏心ブッシュ(107,207,307)の前記内側軸対称表面(107a)及び外側軸対称表面(107b)の対称軸線間は、前記ピン(106,206,306)の前記第1軸対称表面(106a,306a)及び第2軸対称表面(106b,306b)の対称軸線間と実質上同じ半径方向オフセットを有する請求項1に記載の装置(105,205,305)。
- 更に、前記ピン(106,206)を軸方向に保持するための、少なくとも1つの軸方向保持部材(117、217)を有する請求項1又は2に記載の装置(105,205)。
- 更に、前記軸方向保持部材(117)を前記推進ノズルの前記第1セグメント及び前記第2セグメントの中の1つ(103b)に締結するための締結部材(119)を有する請求項3に記載の装置(105)。
- 前記第1軸対称表面(106a,306a)、前記第2軸対称表面(106b,306b)、前記内側軸対称表面(107a)及び外側軸対称表面(107b)の中の少なくとも幾つかは円筒形である請求項1〜4のいずれか一項に記載の装置(105,205,305)を有する装置(105,205,305)。
- 推進ノズル(3)において、
熱的に異なる材料から作られた第1ノズルセグメントと第2ノズルセグメントであって、前記第1ノズルセグメントと前記第2ノズルセグメントの夫々が、他方のセグメントにある対応した半径方向肩部を支承する半径方向肩部を、他方のセグメントにある対応したオリフィスに対向する複数の半径方向オリフィスと共に有する第1ノズルセグメント(103a,203a,303b)及び第2ノズルセグメント(103b,203b,303a)と、
請求項1〜5のいずれか一項に記載の複数の連結装置とを有し、
前記複数の連結装置の各々のピン(106,206,306)の第1軸対称表面(106a,306a)は前記第1ノズルセグメント(103a,203a,303b)の前記半径方向オリフィス(108,208,308)の1つに収納され、前記偏心ブッシュ(107,307)は前記第2セグメント(103b,203b,303a)にある対応した半径方向オリフィス(110,210,310)に収納され、前記ピン(106,206,306)の第2軸対称表面(106b,306b)は前記偏心ブッシュ(107,207,307)の内側軸対称表面(107a)に協働する推進ノズル(3)。 - 前記偏心ブッシュ(107,207,307)の夫々は前記第1ノズルセグメント(103a,203a,303b)の外面と、偏心ブッシュ(107,207,307)を収納する第2ノズルセグメント(103b,203b,303a)の前記半径方向オリフィス(110,210,310)の肩部(112,312)との間に保持される請求項6に記載の推進ノズル(3)。
- 請求項6又は7に記載の推進ノズル(3)を備えたロケットエンジン(1)。
- 熱的に異なる材料から作られた推進ノズル(3)の第1セグメント(103a,203a,303b)と第2セグメント(103b,203b,303a)であって、前記第1セグメント(103a,203a,303b)と前記第2セグメント(103b,203b,303a)の夫々は複数の半径方向オリフィスを備えた、前記第1セグメントと前記第2セグメントを共に連結するための方法において、
前記方法は、
偏心したブッシュ(107,207,307)であって、各ブッシュ(107,207,307)が内側軸対称表面(107a,207a,307a)と、前記内側軸対称表面(107a)に対して偏心した外側軸対称表面(107b)とを供するような前記偏心ブッシュ(107,207,307)を前記第2セグメント(103b,203b,303a)の前記半径方向オリフィス(110,210,310)に挿入するステップと、
前記第1セグメント(103a,203a,303b)の半径方向肩部(114,214,313)を前記第2セグメント(103b,203b,303a)の半径方向肩部(113,213,314)に対して圧迫させるステップであって、前記第1セグメント(103a,203a,303b)の半径方向オリフィス(108,208,308)は、前記第2セグメント(103b,203b,303a)の半径方向オリフィス(110,210,310)の中の対応オリフィスに照合するような上記ステップと、
ピン(106,206,306)を半径方向オリフィスに挿入するステップであって、各ピン(106,206,306)は前記第1セグメント(103a,203a,303b)の半径方向オリフィス(108,208,308)に収納されるべき第1軸対称表面(106a,306a)と、前記第1軸対称表面(106a,306a)に対して偏心しかつ前記偏心ブッシュ(107,207,307)の内の1つの前記内側軸対称表面(107a)に相補するような第2軸対称表面(106b,306b)とを備え、前記ピン(106,206,306)と前記偏心ブッシュ(107,207,307)を前記第2セグメント(103b,203b,303a)の半径方向オリフィス(110,210,310)内で回転させることにより、ピン(106,206,306)の第1軸対称表面(106a,306a)が第1セグメント(103a,203a,303b)の半径方向オリフィス(108,208,308)に合う、ステップと、を有する方法。 - 更に、前記ピン(106,206)を軸方向に保持するための少なくとも1つの軸方向保持部材(117,217)を装着するステップを有し、以てそれらピンを前記ノズルの前記第1セグメント及び前記第2セグメントの前記半径方向オリフィス内に保持させる請求項9に記載の方法。
- 前記第1セグメント(103a,203a,303b)の前記半径方向肩部(114,214,313)が前記第2セグメント(103b,203b,303a)の半径方向肩部(113,213,314)を圧迫している間、外部の機械設備により前記第1セグメント(103a,203a,303b)と前記第2セグメント(103b,203b,303a)にプレストレス(F)が課せられる請求項9又は10に記載の方法。
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