JPH07133806A - 建設機械の油圧制御装置 - Google Patents

建設機械の油圧制御装置

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JPH07133806A
JPH07133806A JP28125993A JP28125993A JPH07133806A JP H07133806 A JPH07133806 A JP H07133806A JP 28125993 A JP28125993 A JP 28125993A JP 28125993 A JP28125993 A JP 28125993A JP H07133806 A JPH07133806 A JP H07133806A
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JP
Japan
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pressure
hydraulic
valve
control valve
hydraulic pump
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JP28125993A
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English (en)
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Yutaka Takahashi
豊 高橋
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フロントの種類に応じてその油圧アクチュエ
ータに適切な流量の圧油を供給できる建設機械の油圧制
御装置を提供する。 【構成】 油圧ポンプ1のレギュレータ12のパイロッ
ト管路13をシャトル弁30と接続し、シャトル弁30
の一方の入力ポートにはコントロールバルブ2から絞り
10の一次側に導かれた作動油の圧力Paを導く。電磁
式切換弁31及びパイロット制御弁32がA位置のとき
に圧力調整弁33の出力圧Pcをシャトル弁30の他方
の入力ポートに導く。圧力Pcを絞り10の一次側圧力
Paの最小圧よりも高く設定し、電磁式切換弁31の切
り替え位置に応じてパイロット管路13の最小圧をタン
ク圧と圧力Pcの2段に切り替え、油圧ポンプ1の吐出
容量の上限値を変化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フロントを交換して種
々の作業を行う建設機械の油圧制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】油圧ショベルに用いる油圧制御装置の一
例として図6に示すものがある。図において1は不図示
の原動機で駆動される可変容量形の油圧ポンプ、2は油
圧ポンプ1の吐出油を油圧ショベルの各所に設けた油圧
アクチュエータへ配分するコントロールバルブであり、
コントロールバルブ2は複数(図では3つ)のスプール
3,4,5を内蔵する。6は第1のスプール3の位置を
切り替え操作するリモコン弁であり、その操作レバー6
aをA方向またはB方向へ操作すると、パイロット用の
油圧ポンプ7の吐出油がパイロット弁6a,6bのいず
れか一方から吐出され、パイロット管路8a,8bのい
ずれかに操作レバー6aの操作量に応じた圧力が立ち上
がる。このときの管路8a,8bの圧力差に応じて第1
のスプール3は中立位置からA位置またはB位置へ移動
し、油圧ポンプ1の吐出油がスプール3の移動量に応じ
た流量だけポートP1またはP2へ導かれる。ポートP
1,P2のいずれかに導かれた圧油は不図示のフロント
を駆動する油圧シリンダ9の油室9a,9bのいずれか
一方に供給され、リモコン弁6の操作レバー6sの操作
方向及び操作量に応じて油圧シリンダ9のロッド9cが
伸縮する。
【0003】リモコン弁6の操作レバー6sが中立位置
のときは第1のスプール3も中立位置となり、油圧ポン
プ1の吐出油は油圧シリンダ9へ供給されることなく、
第2,第3のスプール4,5側へ導かれる。第2,第3
のスプール4,5が中立位置からA位置またはB位置へ
移動すると、その移動量に応じた流量だけ油圧ポンプ1
の吐出油がポートP3〜P6へ供給され、ポートP3〜
P6に接続される油圧アクチュエータの動作が制御され
る。
【0004】ポートP1〜P6に導かれることなくコン
トロールバルブ2を通過した作動油は絞り10を介して
タンクライン11へ排出され、絞り10の一次側の圧力
Paは油圧ポンプ1の吐出容量を制御するレギュレータ
12のパイロット管路13に導かれる。レギュレータ1
2はパイロット管路13の圧力が高くなるほど油圧ポン
プ1の傾転角を減少させて油圧ポンプ1の吐出容量を低
減する。
【0005】パイロット管路13の圧力は、絞り10の
一次側に導かれる作動油の流量が増加するほど高くな
る。したがって、コントロールバルブ2のスプール3〜
5のすべてが中立位置にあるときにパイロット管路13
の圧力が最大となって油圧ポンプ1の吐出容量が最小と
なり、スプール3〜5がA位置またはB位置に向けて移
動するほどパイロット管路13の圧力が低下して油圧ポ
ンプ1の吐出容量が増加する。なお、図において14〜
19はポートP1〜P6から吐出される作動油の圧力を
規制するリリーフ弁である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した装置では、作
業目的に応じて複数のフロントが選択的に使用される
が、これらフロントを駆動する油圧アクチュエータの定
格流量が互いに異なるため、ポートP1,P2へ導く圧
油の最大流量をフロントの交換ごとに調整する必要があ
る。
【0007】ポートP1,P2への最大流量を制限する
には、第1のスプール3の中立位置からA位置またはB
位置への移動量を制限するか、原動機の回転数を下げて
油圧ポンプ1の吐出容量そのものを低減させることが考
えられる。しかし、前者によれば、第1のスプール3を
最大限に移動させたときでもスプール4,5側へ圧油が
バイパスされるので、ポートP1,P2の吐出圧がリリ
ーフ弁14,15の設定圧力まで上がらず、フロントの
定格出力が得られないことがある。
【0008】後者の場合には、フロントの作動時のみ原
動機の回転数を下げるか、フロントの動作に係わりなく
原動機の回転数を下げるかで異なる問題がある。フロン
トの作業時のみ低下させたときには、原動機の回転数が
頻繁に増減するので騒音が耳障りとなる。また、原動機
の噴き上がりの応答性も良くする必要があり、ターボチ
ャージャ付エンジンでは対応が難しい。フロントの動作
に関係なく原動機の回転数を下げた場合は、原動機の定
格馬力が得られないのでフロント出力が低下する。
【0009】フロント用油圧アクチュエータへの圧油流
量を変更する手段として、図7及び図8に示すように、
油圧ポンプ1からコントロールバルブ2を経由してタン
クライン11に至る系統を2系統用意し、標準バケット
要の油圧シリンダ9Aに対しては各系統のコントロール
バルブ2から出力された圧油を供給し、定格流量が小さ
い油圧シリンダ9Bに対しては1系統のコントロールバ
ルブ2から出力される圧油のみを供給することもでき
る。しかし、この手段は油圧シリンダ9Bのシリンダ径
が油圧シリンダ9Aのほぼ1/2のときに有効なだけ
で、それ以外の場合には対応できない。
【0010】本発明の目的は、油圧アクチュエータに供
給される圧油の流量をコントロールバルブ側での圧油バ
イパス量によって変化させたり、原動機の回転数を調整
しなくても、フロントの種類に応じてその油圧アクチュ
エータに適切な流量の圧油を供給できる油圧制御装置を
提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、原動機で駆動される可変容量形の油圧ポ
ンプと、この油圧ポンプからフロント駆動用の油圧アク
チュエータへの圧油の供給を制御する制御弁と、この制
御弁が中立位置にあるときは最大圧が発生し、中立位置
から切り替えられるほど最小値に向けて圧力が低下する
パイロットラインと、このパイロットラインの圧力に基
づいて、当該圧力が低下するほど前記油圧ポンプの吐出
容量を増加させるポンプ容量制御手段とを備えた建設機
械の油圧制御装置において、前記パイロットラインの最
小圧を少なくとも2段に切り替える電磁式切換弁を設け
たことを特徴としている。
【0012】
【作用】定格流量が大きい油圧アクチュエータを取り付
けるときはパイロットラインの最小圧を低く設定し、定
格流量が小さい油圧アクチュエータを取り付けるときに
はパイロットラインの最小圧を高く設定する。パイロッ
トラインの最小圧が高くなると油圧ポンプの吐出容量の
上限値が小さくなり、油圧アクチュエータへ供給される
圧油の最大流量が低下する。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図4を
用いて説明する。なお、上述した図6に示す例と同様の
部分には同一の符号を付して、説明を省略する。
【0014】本実施例は標準バケットと高所解体用フロ
ントとを交換可能な油圧ショベルを対象とするもので、
高所解体用フロントを取り付けた状態を図5に示す。図
において100は油圧ショベルの上部旋回体であり、そ
の前部に高所解体用フロント101が取り付けられる。
高所解体用フロント101は、ブーム102、アーム1
03,104及びグリッパ105を互いに回動自在に連
結したもので、油圧シリンダ106a〜106dでグリ
ッパ105の姿勢を制御しつつ、グリッパ105に内蔵
した油圧アクチュエータ(不図示)でフィンガ105
a,105bを開閉させて建築物の壁等を把握し、解体
作業を行う。
【0015】図1及び図2は本実施例の油圧回路を示す
ものである。本実施例では、油圧ポンプ1のレギュレー
タ(ポンプ容量制御手段)12のパイロット管路13が
シャトル弁30の出力側と接続される。シャトル弁30
は、その入力ポートに導かれる絞り10の一次側圧力P
aと電磁式切換弁31の出力圧Pbのうち、いずれか大
きい圧力を選択してパイロット管路13に出力する。
【0016】電磁式切換弁31は、運転室内等に設けら
れたスイッチ36によって切り替えられ、スイッチ36
がOFFのとき(図1参照)その出力圧Pbは電磁式切
換弁31及びパイロット制御弁32の切換位置に基づい
て変化する。電磁式切換弁31及びパイロット制御弁3
2がともにB位置にあるとき(図1参照)には、油圧ポ
ンプ7から吐出されて圧力調整弁33で減圧された作動
油の圧力Pcが電磁式切換弁31から出力される。電磁
式切換弁31及びパイロット制御弁32のいずれか一方
でもA位置に切り替えられたときは、電磁式切換弁31
の出力側がタンクに開放されて、出力圧Pbがタンク圧
に等しくなる。
【0017】パイロット制御弁32は、リモコン弁6の
操作レバー6sの操作に応じて切り替え制御される。操
作レバー6sが操作されてパイロット管路8a,8bの
いずれか一方に圧力が立ち上がると、この圧力がシャト
ル弁34で選択されてパイロット管路35へ導かれ、パ
イロット制御弁32がB位置に切り替わる。操作レバー
6sが中立位置にあるときにはパイロット管路35の圧
力がタンク圧となり、パイロット制御弁32がA位置に
切り替わる。
【0018】圧力調整弁33は、そのパイロット管路3
3aの圧力が一定値を越えると油圧ポンプ7からパイロ
ット制御弁32への圧油の通過を阻止し、出力圧Pcを
一定値に制限する。出力圧Pcは、原動機を所定の作業
回転数で回転させたときの絞り10の一次側圧力Paの
最大値Pmaxよりも低く、タンク圧よりも高い値に設
定される。
【0019】以上の構成の油圧制御装置において標準バ
ケットを使用する場合には、電磁式切換弁31をA位置
に切り替える。これにより、電磁式切換弁31の出力圧
Pbがタンク圧に等しくなるので、シャトル弁30から
は常に絞り10の一次側の圧力Paが出力されてパイロ
ット管路13に導かれる。従って、コントロールバルブ
2のスプール3〜5がすべて中立位置にあるときにパイ
ロット管路13の圧力が最大となって油圧ポンプ1の吐
出容量が最小となり、スプール3〜5がA位置またはB
位置に向けて移動するほどパイロット管路13の圧力が
低下して油圧ポンプ1の吐出容量が増加する。
【0020】高所解体用フロント101を装着し、コン
トロールバルブ2のポートP1,P2に接続する油圧シ
リンダ9を定格流量の小さいものに変更したときは、図
2に示すように、電磁式切換弁31をB位置に切り替え
る。この状態でフロントを操作すべくリモコン弁6を操
作すると、これに応じて第1のスプール3がA位置また
はB位置側へ移動し、ポートP1,P2に接続した油圧
シリンダ9が作動を開始する。同時に、パイロット制御
弁32がB位置に切り替わり、圧力調整弁33の出力圧
Pcがシャトル弁30に導かれる。
【0021】ここで、図3に示すように、絞り10の一
次側圧力Paはスプール3の移動量が増すほど低下して
最大移動量Smaxのときに最小値Pt(タンク圧)と
なり、電磁式切換弁31の出力圧Pbは圧力調整弁33
の出力圧Pcで一定となる。このため、電磁式切換弁3
1がB位置のとき、パイロット管路13の圧力は、スプ
ール3が移動を開始してからその移動量が所定値Scに
達するまでは絞り10の一次側圧力Paにしたがって降
下し、移動量がScを越えて最大移動量Smaxに達す
るまでは一定圧力Pcに保たれる。このため、油圧ポン
プ1の吐出容量は、スプール3の移動量がScに達する
までは圧力Paの低下に応じて増減し、スプール3の移
動量がScを越えた後は圧力Pcに応じた一定値に維持
される。
【0022】以上のように油圧ポンプ1の吐出容量が変
化する場合、スプール3の移動量と油圧シリンダ9に供
給される圧油の流量との関係は図4に示す通りになる。
図においてQ1は電磁式切換弁31がA位置にあると
き、Q2は電磁式切換弁31がB位置にあるときの変化
を示す。
【0023】電磁式切換弁31がA位置にあるときは、
スプール3の移動量の増加に対する油圧ポンプ1の吐出
容量の増加と、油圧ポンプ1からコントロールバルブ2
のポートP1,P2へ通じる流路の開度の増加とがあい
まって油圧シリンダ9への圧油流量が増加し、スプール
3の移動量が最大Smaxに達したとき(スプール3が
A位置またはB位置に完全に切り替わったとき)最大流
量Qmaxとなる。
【0024】電磁式切換弁31がB位置にあるときは、
スプール3の移動量がScに達するまで、電磁式切換弁
31がA位置にあるときの変化曲線Q1に沿って油圧シ
リンダ9への圧油流量が増加する。スプール3の移動量
がScを越えると油圧ポンプ1の吐出容量が一定値に固
定されるので、油圧シリンダ9への圧油流量は油圧ポン
プ1からコントロールバルブ2のポートP1,P2へ通
じる流路の開度に依存して増加する。したがって、スプ
ール3の移動量が最大量Smaxに達したときの油圧シ
リンダ9への圧油流量Qcは、油圧ポンプ1の吐出容量
が固定された分だけ最大流量Qmaxよりも少なくな
る。
【0025】最大流量Qmaxと流量Qcとの比率は、
圧力調整弁33の設定圧Pcを調整することにより、標
準バケットの油圧シリンダと高所解体用フロントの油圧
シリンダの定格流量の比と等しくされる。たとえば、高
所解体用フロントの油圧シリンダのシリンダ径が標準バ
ケットの油圧シリンダのシリンダ径の40%のときは、
QcがQmaxの40%となるように圧力Pcが定めら
れる。このため、電磁式切換弁31がA位置のときには
スプール3の移動量が最大値Smaxになった時点でポ
ートP1またはP2から標準バケット容の油圧シリンダ
の定格流量に等しい流量の圧油が吐出され、電磁式切換
弁31がB位置のときにはポートP1またはP2から高
所解体用フロントの油圧シリンダの定格流量に等しい流
量の圧油が吐出される。
【0026】本実施例では、電磁式切換弁31の切り替
え操作により、パイロット管路13の最小圧が変化して
油圧ポンプ1の吐出容量の上限値が変更され、これによ
り油圧シリンダ9へ供給される圧油の最大流量が増減す
るので、油圧シリンダ9の定格流量が小さいときにスプ
ール3の移動量を規制したり原動機の回転数を低下させ
る必要がない。このため、フロントの出力不足や原動機
の回転数の変動による騒音を抑えることができる。標準
バケットと高所解体用フロントとを交互に使い分ける建
設機械では、その本体上に高圧配管やパイロット配管が
複雑に配置された状態の中で、切り替え作業を強いられ
ることとなるが、電磁式切換弁31を切り替えるための
配線は、配管等に比べ、スペースを取らずかつフレキシ
ブルであるため、せまいスペース内でもあまり邪魔にな
らずに作業が行うことができる。
【0027】なお、本実施例では、パイロット管路13
の最小圧をタンク圧Ptと圧力調整弁33の設定圧Pc
の2段に切り替え可能としたが、本発明はこれに限るも
のではなく、3段あるいはそれ以上に変更可能としても
良い。このためには、たとえば圧力調整弁33を可変式
とし、油圧シリンダの定格流量に応じて設定値を変更す
ればよい。また、実施例では油圧シリンダ9の定格流量
の変化に応じて電磁式切換弁31を手動で切り替えた
が、フロントの交換に連動して電磁式切換弁31が切り
替わるようにしても良い。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の建設機械
の油圧制御装置によれば、フロント駆動用の油圧アクチ
ュエータが定格流量の小さいものに変更されたとき、油
圧ポンプの吐出容量を制御するためのパイロットライン
の最小圧を高めることで、油圧ポンプの吐出容量の上限
値が低下して、油圧アクチュエータへの圧油流量が低減
されるので、制御弁によって油圧ポンプの吐出油をバイ
パスして油圧アクチュエータへの圧油流量を制限した
り、原動機の回転数を油圧アクチュエータの定格流量に
応じて増減させる必要がない。これによって、フロント
の出力を低下させることがないとともに、原動機の回転
数が頻繁に変化することがないので騒音の発生も抑える
ことができる。さらに、電磁式切換弁を用いたことによ
り、切り替え作業を運転席の操作がしやすい所で行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す油圧制御装置の油圧回
路図である。
【図2】図1の油圧回路において、電磁式切換弁が切り
替わった状態を示す図である。
【図3】図1のコントロールバルブに内蔵したスプール
の移動量と油圧ポンプのレギュレータのパイロット圧と
の関係を示す図である。
【図4】図1のコントロールバルブに内蔵したスプール
の移動量とフロント駆動用油圧シリンダへの圧油流量と
の関係を示す図である。
【図5】油圧ショベルに高所解体用フロントを取り付け
た状態を示す図である。
【図6】従来の油圧制御装置の油圧回路図である。
【図7】従来の他の油圧回路図である。
【図8】図7の油圧回路において、油圧シリンダの定格
流量の低下に対処した状態を示す図である。
【符号の説明】
1 油圧ポンプ 2 コントロールバルブ 9 フロント駆動用の油圧シリンダ 12 レギュレータ 30 シャトル弁 31 電磁式切換弁 32 パイロット制御弁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原動機で駆動される可変容量形の油圧ポ
    ンプと、この油圧ポンプからフロント駆動用の油圧アク
    チュエータへの圧油の供給を制御する制御弁と、この制
    御弁が中立位置にあるときは最大圧が発生し、中立位置
    から切り替えられるほど最小圧に向けて圧力が低下する
    パイロットラインと、このパイロットラインの圧力に基
    づいて、当該圧力が低下するほど前記圧力ポンプの吐出
    容量を増加させるポンプ容量制御手段とを備えた建設機
    械の油圧制御装置において、前記パイロットラインの最
    小圧を少なくとも2段に切り替える電磁式切換弁を設け
    たことを特徴とする建設機械の油圧制御装置。
JP28125993A 1993-11-10 1993-11-10 建設機械の油圧制御装置 Pending JPH07133806A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102108982A (zh) * 2009-12-29 2011-06-29 沃尔沃建造设备控股(瑞典)有限公司 负控制型液压系统

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