JPH07132246A - 鉱石の水洗処理方法 - Google Patents

鉱石の水洗処理方法

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JPH07132246A
JPH07132246A JP30579693A JP30579693A JPH07132246A JP H07132246 A JPH07132246 A JP H07132246A JP 30579693 A JP30579693 A JP 30579693A JP 30579693 A JP30579693 A JP 30579693A JP H07132246 A JPH07132246 A JP H07132246A
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ore
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和弘 白濱
Yoshimaru Abe
吉丸 阿部
Akinori Jin
明徳 神
Hisami Mitarai
久美 御手洗
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用される第2のスクリーン式脱水機の底部
の清掃頻度を低減できて設備全体の稼働率を向上でき、
また設備内において循環する極細微粒粉を低減できる鉱
石の水洗処理方法を提供する。 【構成】 微粒粉Bを含む塊鉱石Aをスクリーン式ジェ
ット水洗機15により洗浄し、該洗浄水を第1のスクリ
ーン式脱水機19bにより脱水して微粒粉Bを回収し、
次いで前記第1のスクリーン式脱水機19bからの排出
洗浄水を液体サイクロン21に供給して細微粒粉Cを分
離し、その後、分離された該細微粒粉Cを第2の水平若
しくは準水平スクリーン式脱水機19aに供給して、振
幅・速度が制御されながら振動する水平若しくは準水平
式スクリーンにより、前記細微粒粉Cを疑似粒化させな
がら脱水して回収する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉱石の水洗処理方法に
係り、更に詳しくは、例えば鉄鉱石のような塊鉱石の表
面に付着した微粒粉を、水洗や篩分けによって分離する
鉱石の水洗処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば高炉において、使用される鉄鉱石
の表面に微粒粉が大量に付着していると炉内の通気性が
阻害されて炉況を損なう虞がある。従って、鉄鉱石(塊
鉱石)に含まれる例えば5mm以下の微粒粉の含有量を
3%以下にするなどの規制がなされている。このため、
高炉において、粒径5〜30mmに整粒された輸入鉱石
を使用する際には、篩分けにより微粒粉を除去してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、鉄鉱石に付
着した微粒粉を除去するための篩分けには、スクリーン
上に乾いた微粒粉を含む鉄鉱石を投下してこれらを篩分
ける乾式のものの他に、例えば粉塵の発生を解消するた
めに洗浄水中に混入した微粒粉を含む鉄鉱石をスクリー
ンにより篩分ける湿式のものが考えられる。このような
湿式の篩分けを採用したものは、例えば湿式分級を採用
した先行技術である特開昭49−25557号公報に開
示された水洗後の混合液の固液分離にシックナー方式を
採用したものに比べて、設備全体がコンパクト化し、ま
た優れた微粒粉の分離・除去が可能になって好ましい。
そこで、本発明者は、スクリーン式ジェット水洗機によ
り付着した微粒粉を除去して鉄鉱石を分離し、その排水
中から第1のスクリーン式脱水機により微粒粉を分離
し、次いで排水中から液体サイクロンにより細微粒粉を
分離し、さらに液体サイクロンから分離された細微粒粉
を第2のスクリーン式脱水機により篩分けて段階的に微
粒粉を回収する方法を開発するに到った。しかしなが
ら、この方法では細微粒粉を第2のスクリーン式脱水機
により篩分けする際に、スクリーンから極めて細かい極
細微粒粉が落鉱して脱水機の底部に溜まるので、比較的
頻繁に設備の運転を停止して、作業者がこの脱水機内に
入り底部の清掃をしなければならなくなる。また、設備
をさらに小型化するために、スクリーン式ジェット水洗
機からの洗浄水を脱水する下段のスクリーンと、液体サ
イクロンにより分離された細微粒粉を脱水する上段のス
クリーンとを有して、第1、2のスクリーン式脱水機を
上下に一体化させた脱水機を採用することも考えられる
が、この場合、上段のスクリーンより落鉱した極細微粒
粉が、下段のスクリーン上に篩取られた微粒粉の表面に
付着してしまい、一部ではあるが設備内において比較的
多量の極細微粒粉の循環系が形成されるという虞れが懸
念される。本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
で、使用される第2のスクリーン式脱水機の底部の清掃
頻度を低減できて設備全体の稼働率を向上でき、また設
備内において循環する極細微粒粉を低減できる鉱石の水
洗処理方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載の鉱石の水洗処理方法は、微粒粉を含む塊鉱石をス
クリーン式ジェット水洗機により洗浄し、該洗浄水を第
1のスクリーン式脱水機により脱水して微粒粉を回収
し、次いで前記第1のスクリーン式脱水機からの排出洗
浄水を液体サイクロンに供給して細微粒粉を分離し、そ
の後、分離された該細微粒粉を第2の水平若しくは準水
平スクリーン式脱水機に供給して、振幅・速度が制御さ
れながら振動する水平若しくは準水平式スクリーンによ
り、前記細微粒粉を疑似粒化しつつ脱水して回収するよ
うに構成されている。請求項2記載の鉱石の水洗処理方
法は、請求項1記載の方法において、前記第1、2のス
クリーン式脱水機として、前記スクリーン式ジェット水
洗機からの洗浄水を脱水する下段のスクリーンと、前記
液体サイクロンにより分離された細微粒粉を脱水する上
段の前記水平若しくは準水平式スクリーンとを有するス
クリーン式脱水機を採用するように構成されている。請
求項3記載の鉱石の水洗処理方法は、請求項1または2
記載の方法において、前記液体サイクロンから排出され
る洗浄水を循環槽に貯水して、含有する極細微粒粉を沈
澱させてからフィルタープレスにより回収するように構
成されている。請求項4記載の鉱石の水洗処理方法は、
請求項1〜3のうち何れか1項記載の方法において、前
記循環槽内の上澄水を濁度15%以下にして前記スクリ
ーン式ジェット水洗機に循環使用するように構成されて
いる。請求項5記載の鉱石の水洗処理方法は、請求項1
〜4のうち何れか1項記載の方法において、前記スクリ
ーン式ジェット水洗機による塊鉱石の水洗に先立ち、該
塊鉱石を散水により加湿するように構成されている。請
求項6記載の鉱石の水洗処理方法は、請求項1〜5のう
ち何れか1項記載の方法において、前記第2の水平若し
くは準水平スクリーン式脱水機の水平若しくは準水平式
スクリーンに高さ調整可能な堰を設けるように構成され
ている。
【0005】
【作用】請求項1〜6記載の鉱石の水洗処理方法は、ス
クリーン式ジェット水洗機において、スクリーン上に載
置された微粒粉を含む塊鉱石に洗浄水を勢い良くジェッ
ト噴射して微粒粉をきれいに洗い流すので、微粒粉が除
去された塊鉱石を粉塵を生じることなく回収できる。一
方、スクリーン式ジェット水洗機から排出された微粒粉
を含む洗浄水は、第1のスクリーン式脱水機により脱水
されて微粒粉が回収され、この第1のスクリーン式脱水
機により回収できなかった細微粒粉を含む洗浄水が液体
サイクロンに供給されて、洗浄水中から細微粒粉が分離
される。その後、細微粒粉を第2の水平若しくは準水平
スクリーン式脱水機の水平若しくは準水平式スクリーン
上に投下し、ここで細微粒粉を脱水して回収するように
したので、塊鉱石から除去された微粒粉を少ない水処理
量で粒径に応じて固液分離できる。この際、細微粒粉
は、供給される細微粒粉の量、含水率、粒度などに応じ
て振幅・速度が制御されて、例えば細微粒粉の移動方向
に平行でしかも鉛直面内で直線や楕円軌跡を描くように
振動するが、この移動途中で、コアになる細微粒粉の表
面に、周囲の極めて細かい極細微粒粉が雪だるま式に付
着するので、スクリーンを通過して第2の水平若しくは
準水平スクリーン式脱水機の底部に落鉱する極細微粒粉
の量が少なくなり、この脱水機の底部の清掃頻度を低減
できて、この清掃の度に運転が停止される設備全体の稼
働率を向上できる。請求項2記載の鉱石の水洗処理方法
では、スクリーン式脱水機の下段のスクリーンにより、
スクリーン式ジェット水洗機からの洗浄水を脱水して微
粒粉を回収し、またスクリーン式脱水機の上段の水平若
しくは準水平式スクリーンにより、液体サイクロンによ
り分離された細微粒粉を脱水して回収するので、2台の
脱水機を1台で兼務できて脱水機の小型化が図れると共
に、微粒粉の疑似粒化により、上段のスクリーンから落
鉱して下段の水平若しくは準水平式スクリーン上の微粒
粉に付着する極細微粒粉の量が少なくなって、この脱水
機より下流の設備内を循環する極細微粒粉を低減でき
る。請求項3記載の鉱石の水洗処理方法においては、液
体サイクロンから排出された洗浄水を一旦循環槽に貯水
して含有する極細微粒粉を沈澱させ、次いでスラリー状
態の極細微粒粉をフィルタープレスにより分離して回収
するので、液体サイクロンから排出された洗浄水中の極
細微粒粉をも良好に回収でき、これにより前述した設備
内における極細微粒粉の循環系の発生をほぼ完全に解消
できる。請求項4記載の鉱石の水洗処理方法では、循環
槽中に貯水された液体サイクロンからの洗浄水のうち、
濁度15%以下になった上澄水をスクリーン式ジェット
水洗機に循環使用することにより、塊鉱石の洗浄や篩分
け用の水を系内で効果的に循環使用できる。請求項5記
載の鉱石の水洗処理方法では、スクリーン式ジェット水
洗機による塊鉱石の水洗に先立って塊鉱石を散水により
加湿するので、塊鉱石の水分率を増加させて、その後に
行われるスクリーン式ジェット水洗機による水洗や第
1、2のスクリーン式脱水機による篩分けの時間が短縮
される。請求項6記載の鉱石の水洗処理方法では、液体
サイクロンからの洗浄水が第2の水平若しくは準水平ス
クリーン式脱水機の水平若しくは準水平式スクリーン上
に投下されると、篩取られた細微粒粉は水平若しくは準
水平式スクリーン上を移動するが、途中で堰にぶつかっ
て所定時間だけ停滞する。この停滞時間がすなわち水平
若しくは準水平スクリーン式脱水機における脱水時間に
なるので、比較的長さの短いスクリーンを有する脱水機
であっても良好な脱水効果が得られる。しかも、堰の高
さを調整することにより、篩取られる細微粒粉の性質に
あった脱水時間を自由に選択できる。
【0006】
【実施例】続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明
を具体化した実施例につき、説明し、本発明の理解に供
する。ここに、図1は本発明の一実施例に係る鉱石の水
洗処理装置の全体構成図、図2は鉱石の水洗処理装置に
使用されるスクリーン式脱水機の概略側面図、図3はス
クリーン式脱水機の要部拡大断面図、図4は鉱石の水洗
処理装置に使用される液体サイクロンの一部切欠き斜視
図を示している。
【0007】図1に示すように、鉱石の水洗処理装置1
0は、例えば鉄鉱石の破砕や整粒を行う既設の整粒工場
11からコンベア12〜14により投下された鉱石を水
洗いするスクリーン式ジェット水洗機15を有してい
る。鉱石には、粒径の大きい順から、高炉に使用される
塊鉱石Aと、焼結原料に使用される微粒粉B、細微粒粉
Cおよび極細微粒粉Dとを含んでおり、またコンベア1
2〜14は順次階段状に下方配置されている。コンベア
13上には、水量と、加湿から水洗・篩分けまでの時間
とが、微粒粉の分離・除去効果に影響することから、搬
送中の鉱石の水分率を1〜2%だけ増加させて微粒粉の
分離・除去の効果を向上できるように加湿水の散布手段
が設けられている。発明者らの知見によれば、1〜2%
の水分率増となる散水を鉱石に施した後、10分間以内
に水洗・篩分けを行うのが好ましい。
【0008】スクリーン式ジェット水洗機15には、網
目の粗い上段のスクリーン15aと、網目の密な下段の
スクリーン15bとが水平に配置されており、スクリー
ン15a、15b上の鉱石の移動方向とは反対の方向か
ら、スクリーン15a、15bに対して所定の傾斜角度
で水ジェットを噴射する多数本のノズルが配置されてい
る。なお、ノズルにはスクリーン15a、15bの面と
の角度を変更できるように、角度調節手段が設けられて
いる。上段のスクリーン15aの網目の大きさは、供給
される鉱石の粒度構成から、上下段のスクリーン15
a、15bに均等に負荷がかかるように、また洗浄効率
や篩分け効率を考慮して例えば10mm程度であり、一
方、下段のスクリーン15bの網目は、例えば高炉に塊
鉱として供給される最低限の大きさの塊鉱石Aを篩分け
できるように例えば5mm程度の粗さになっている。
【0009】ノズルから噴射される水ジェットの水量
は、0.2〜0.8m3 /t・ore、好ましくは0.
4〜0.6m3 /t・oreであり、0.2m3 /t・
ore未満では微粒粉Bの分離・除去が不十分であり、
0.8m3 /t・oreを超えるとコスト高になる。な
お、この実施例では、上下段のスクリーン15a、15
bの前半で、0.6m3 /t・oreとしている。ま
た、水ジェットの水圧は、196〜245kPaの範囲
が好ましく、実施例では245kPaに設定している。
さらに、ノズルとスクリーン15a、15bの面との角
度は、20〜90度、好ましくは30〜60度であり、
20度未満や90度を超えると洗浄効率が著しく低下す
る。
【0010】なお、スクリーン15a、15bの後半で
は専ら水切りが行われ、スクリーン15a、15b上か
ら例えば10%以下の水分率で粒径5mm以上の塊鉱石
Aが篩取られて、コンベア16、17により塊鉱石ヤー
ド18に堆積される。なお、ノズルの先端と上段のスク
リーン15a上の鉱石までの距離は、水圧が低下しない
間隔とする。このように、上下段のスクリーン15a、
15b上の塊鉱石Aにノズルより洗浄水をジェット噴射
して微粒粉Bを洗い流すので、微粒粉Bの除去に際して
粉塵が発生しない。次に、図1〜3を参照してスクリー
ン式ジェット水洗機15によって塊鉱石Aより分離され
た微粒粉群(微粒粉B、細微粒粉Cおよび極細微粒粉
D)の固液分離工程を詳細に説明する。
【0011】図1に示すように、この微粒粉群の固液分
離工程に用いられる設備には、主にスクリーン式ジェッ
ト水洗機15の下方に配置されたスクリーン式脱水機1
9と、スクリーン式脱水機19から排出された粒径74
μm以上の細微粒粉Cを含有する洗浄水を貯水する集水
槽20と、集水槽20の底部に沈澱した細微粒粉Cを分
離するラバルセパレータからなる液体サイクロン21
と、液体サイクロン21から排出された極細微粒粉Dを
含有する洗浄水を貯水する循環槽22と、循環槽22の
底部に沈澱した極細微粒粉Dを真空脱水するフィルター
プレス23とを備えている。
【0012】図1、2に示すように、スクリーン式脱水
機19は、スクリーン式ジェット水洗機15の下方に配
置された振動搬送式の脱水機であり、液体サイクロン2
1により分離された細微粒粉Cを脱水して回収する上段
の水平若しくは準水平式のスクリーン19aと、この水
洗機15から排出された粒径2mm以上の微粒粉Bを含
む洗浄水を脱水することにより微粒粉Bを回収する水平
な下段のスクリーン19bとが配置されている。スクリ
ーン式脱水機19には、供給される細微粒粉Cの量、含
水率、粒度などに応じて振幅・速度が制御されながら、
例えば細微粒粉Cの移動方向に平行でしかも鉛直面内で
直線や小さく楕円軌跡を描くように上下段のスクリーン
19a、19bを同時に振動させるバイブレータ19A
が取り付けられている。上下段のスクリーン19a、1
9bの振幅は9〜12mm、好ましくは9〜10mmで
あり、また速度は15〜20m/min、好ましくは1
5〜17m/minである。また、上下段のスクリーン
19a、19bの振動数は、600〜800回/分、好
ましくは600〜680回/分である。
【0013】しかも、スクリーン19a上に供給される
細微粒粉Cの量が増大したり、含水率が高くなったり、
粒度が小さくなった場合には、振幅を大きく振動数(速
度)を増加させるように制御し、逆にスクリーン19a
上に供給される細微粒粉Cの量が減少したり、含水率が
低下したり、粒度が大きくなった場合には、振幅を小さ
く振動数を減少させるように制御する。なお、スクリー
ン19a、19bの振幅の制御には、振幅制御用カウン
ターウェイトの重量調節などの公知手段が適用でき、ま
た振動数の制御には、バイブレータ19Aの駆動モータ
の回転数を調節するなどの公知手段が適用できる。この
ような範囲で振幅・速度を制御することにより、粒径が
74μm以上の細微粒粉Cを上段のスクリーン19a上
で小さく飛び跳ねるように移動させることができる。こ
れにより、細微粒粉Cの移動途中で、コアになる細微粒
粉Cの表面に周囲の極めて細かい極細微粒粉Dが雪だる
ま式に付着して、細微粒粉Cを、次第に大粒になる疑似
粒化させることができる。
【0014】図3に示すように、上段のスクリーン19
aは、中間部および搬出部の3箇所に、長穴24aを介
してのボルト連結構造24により高さ調節可能な堰25
が設けられており、この堰25の高さを調節することに
よりスクリーン19a上での細微粒粉Cの滞留時間(脱
水時間)を変化させることができる。なお、上段のスク
リーン19aを複数枚の部分スクリーンにより構成し、
それぞれの部分スクリーンを登り勾配(例えば±5度程
度)で傾斜させるようにして、スクリーン19a上の細
微粒粉Cの滞留時間を変更させてもよい。
【0015】図2に示すように、液体サイクロン21か
らの細微粒粉Cを含む洗浄水は、スクリーン式脱水機1
9の上段側投入口19cを通過して上段のスクリーン1
9aの搬入部上に落下し、篩取られた細微粒粉Cはバイ
ブレータ19Aにより細微粒粉Cの移動方向に平行でし
かも鉛直面内で直線や小さく楕円軌跡を描くように振動
しながら移動する途中で、それぞれの堰25により脱水
時間の決定要因になる滞留時間が調節されて、篩分けら
れた細微粒粉Cが上段側排出口19dより搬出される
(図3も参照)。また、スクリーン式ジェット水洗機1
5から排出された微粒粉Bを含む洗浄水は、スクリーン
式ジェット水洗機19の下段側投入口19eから下段の
スクリーン19b上に落下し、同様に振動搬送により篩
分けられた微粒粉Bが下段排出口19fから排出され
る。
【0016】図1に示すように、分離された微粒粉Bお
よび細微粒粉Cは、コンベア26、27を介して、前記
整粒工場11から排出された微粒粉と共に微粒粉群ヤー
ド28に堆積される。また、スクリーン式脱水機19か
ら排出された細微粒粉Cを含む洗浄水は、前記集水槽2
0に貯水されて、その底部に細微粒粉Cが沈澱する。次
に、図1、4を参照して前記液体サイクロン21を詳細
に説明する。
【0017】図1に示すように、液体サイクロン21と
しては、固液分離器である2基のラバルセパレータが直
列状態で使用されている。この液体サイクロン21は、
集水槽20の底部に沈澱した細微粒粉Cを含む洗浄水
を、ポンプ29により図4に示す上部チャンバ30に流
入させ、上部チャンバ30内で回転しつつ整流ホール3
1を通過する間に整流させて、回転機構により約7Gの
力を有する回転渦に調整される。この渦流は分離筒32
の内壁に沿って下降し、細微粒粉Cは洗浄水との速度差
により一次分離される。さらに渦流は下部案内羽根機構
33により瞬間的に減速され、ここで形状差、比重差な
どにより二次分離される。分離された細微粒粉Cは、微
速回転しながらコレクションチャンバ34に堆積し、前
記スクリーン式脱水機19の上段のスクリーン19aに
投下される。また、二次分離後の洗浄水の渦は同時に速
度エネルギーから圧力エネルギーに変化して、下降流の
圧力の低い中心部を通って周速度の異なる渦になった後
に急上昇し、セパレータ35の上部から吐出されて前記
循環槽22に貯水される。なお、この循環槽22に貯水
される洗浄水中には、粒径74μm未満の極めて細かな
極細微粒粉Dが含まれている。
【0018】循環槽22内では極細微粒粉Dが底部に沈
澱し、この沈澱した極細微粒粉Dはポンプ36により前
記フィルタープレス23に供給され、ここで真空脱水に
よりほぼ完全に水分が除去される。フィルタープレス2
3としては小型真空脱水機が採用されており、この装置
23により脱水されて極細微粒粉ケーキとなった極細微
粒粉Dは、コンベア23a、27を介して前記微粒粉B
および細微粒粉Cと共に微粒粉群ヤード28に堆積され
て、焼結原料として利用される。このように、フィルタ
ープレス23を用いているので、極めて微細な粉鉱も洗
浄水から確実に分離・除去できる。一方、循環槽22の
濁度(混合液中の固形物の含有重量比率)15%以下の
上澄水は、ポンプ37により前記スクリーン式ジェット
水洗機15に圧送されて、ノズルから噴射されるジェッ
ト水として循環使用される。このような濁度15%以下
という数値は、種々の実験検討の結果に得られた値であ
り、15%以下に維持すれば洗浄水としてリサイクルが
可能であり、プロセスの連続操業を行うことができる。
なお、濁度のバラツキに起因して濁度が15%を超えな
いように循環水を適当に攪拌して濁度の均一化を図るの
が好ましい。
【0019】続いて、前記鉱石の水洗処理装置10を用
いた本発明に係る鉱石の水洗処理方法を説明する。図1
に示すように、整粒工場11において破砕や整粒された
鉱石は、コンベア12〜14によりスクリーン式ジェッ
ト水洗機15に投下される。なお、工場内で分離できる
範囲の微粒粉群はコンベア27により微粒粉群ヤード2
8に堆積される。スクリーン式ジェット水洗機15で
は、ノズルによりジェット水が噴射されて上下段のスク
リーン15a、15bにより水分率15%以下で粒径5
mm以上の塊鉱石Aが篩分けられ、コンベア16、17
により塊鉱石ヤード18に堆積される。実施例において
は、この段階で微粒粉群のうちの44.1%が分離され
る。
【0020】スクリーン式ジェット水洗機15から排出
された微粒粉Bを含む洗浄水は、スクリーン式脱水機1
9の下段のスクリーン19bに落下して篩分けられ、コ
ンベア26、27を経て微粒粉群ヤード28に堆積され
る。また、スクリーン式脱水機19より排出された細微
粒粉Cを含む洗浄水は一旦集水槽20に貯水され、均等
な濃度になるように攪拌された後、沈澱した微粒粉Bが
ポンプ29により液体サイクロン21に圧送されて固液
分離される。液体サイクロン21から排出された固体分
は、スクリーン式脱水機19の上段のスクリーン19a
により細微粒粉Cが篩取られる。細微粒粉Cは、供給さ
れる細微粒粉Cの量、含水率、粒度などに応じて振幅・
速度が制御されて、バイブレータ19Aにより細微粒粉
Cの移動方向に平行でしかも鉛直面内で直線や小さく楕
円軌跡を描くように振動する上段のスクリーン19a上
を若干飛び跳ねながら移動し、移動途中で、周囲の極細
微粒粉Dが細微粒粉Cの表面に雪だるま式に付着して疑
似粒化するので、このスクリーン19aを通過して、下
段のスクリーン19bにより篩取られた微粒粉B上に落
鉱する極細微粒粉Dの量が低減する。その後、疑似粒化
した細微粒粉Cはスクリーン式脱水機19から排出され
て、前記微粒粉Bと同一経路により微粒粉群ヤード28
に堆積される。
【0021】一方、液体サイクロン21から排出された
液体分は循環槽22に貯水され、底部に沈澱した極細微
粒粉Dのスラリーが、ポンプ36によりフィルタープレ
ス23に供給される。ここでスラリーは真空脱水されて
極細微粒粉ケーキとなり、コンベア23a、27を介し
て微粒粉群ヤード28に堆積される。また、循環槽22
の濁度15%以下の上澄水はポンプ37によりスクリー
ン式ジェット水洗機15に供給されて洗浄水として循環
使用するので、鉱石の洗浄や篩分け用の水を系内で効果
的に循環使用できる。
【0022】このように、細微粒粉Cが、供給される細
微粒粉Cの量、含水率、粒度などに応じて振幅・速度が
制御されて、例えば細微粒粉Cの移動方向に平行でしか
も鉛直面内で直線や楕円軌跡を描くように振動するスク
リーン式脱水機19の上段のスクリーン19a上を飛移
しながら移動する途中で、コアになる細微粒粉Cの表面
に雪だるま式に周囲の極細微粒粉Dが付着して、あたか
も細微粒粉Cの粒度が大きくなる疑似粒化が行われるの
で、上段のスクリーン19aを通過してスクリーン式脱
水機19の底部に落鉱する極細微粒粉Dの量が減少し、
これにより上段のスクリーン19aから落鉱して下段の
スクリーン19b上の微粒粉Bに付着する極細微粒粉D
の量が少なくなって、スクリーン式脱水機19より下流
の設備内で循環する極細微粒粉Dを低減できる。なお、
上段のスクリーン19aを有するスクリーン式脱水機
(第2の水平若しくは準水平スクリーン式脱水機)と、
下段のスクリーン19bを有するスクリーン式脱水機
(第1のスクリーン式脱水機)とを並設した場合には、
このように細微粒粉Cが疑似粒化することにより、この
脱水機の底部の清掃頻度が低減できて、清掃の度に運転
が停止される設備全体の稼働率を向上できる。
【0023】また、微粒粉群の回収処理は、スクリーン
式ジェット水洗機15から排出された微粒粉Bを、スク
リーン式脱水機19の下段のスクリーン19bによる脱
水処理により回収し、下段のスクリーン19bにより回
収できなかった細微粒粉Cを、液体サイクロン21によ
る分離後、スクリーン式脱水機19の上段のスクリーン
19aの脱水により回収し、液体サイクロン21から排
出された洗浄水中の極細微粒粉Dをフィルタープレス2
3により真空脱水により回収するようにしたので、塊鉱
石Aから除去された比較的粒径の大きな微粒粉Bから極
めて細かい極細微粒粉Dまでを少ない水処理量で粒径に
応じて固液分離でき、しかも固液分離設備にシックナー
方式を採用した従来のものに比べて、コンパクトな設備
構成にすることができる。
【0024】さらに、スクリーン式脱水機19の上段の
スクリーン19aに堰25を設けているので、細微粒粉
Cは移動途中で堰25にぶつかって停滞し、脱水時間が
長くなることにより、比較的短いスクリーン19aであ
っても良好な脱水効果が得られる。しかも、この堰25
は高さ調整可能であるため、篩取られる細微粒粉Cの性
質にあった脱水時間を自由に選択できる。さらにまた、
スクリーン式ジェット水洗機15からの洗浄水を脱水す
る下段のスクリーン19bと、液体サイクロン21によ
り分離された細微粒粉Cを脱水する上段のスクリーン1
9bとを有するスクリーン式脱水機19を採用すること
により、2台の脱水機を1台で兼務できて脱水機の小型
化が図れる。
【0025】以上、本発明の実施例を説明したが、本発
明はこれらの実施例に限定されるものではなく、要旨を
逸脱しない範囲での設計変更などがあっても本発明に含
まれる。例えば、実施例では、第1、2のスクリーン式
脱水機として、前記スクリーン式ジェット水洗機からの
洗浄水を脱水する下段のスクリーンと、前記液体サイク
ロンにより分離された細微粒粉を脱水する水平若しくは
準水平式の上段のスクリーンとを有するスクリーン式脱
水機を採用したが、これに限定しなくても、第1のスク
リーン式脱水機と水平若しくは準水平式スクリーンを有
する第2の水平若しくは準水平スクリーン式脱水機とを
並設させてもよい。
【0026】
【発明の効果】請求項1〜6記載の鉱石の水洗処理方法
においては、供給される細微粒粉の量、含水率、粒度な
どに応じて振幅・速度が制御されて、例えば細微粒粉の
移動方向に平行でしかも鉛直面内で直線や楕円軌跡を描
くように振動する水平若しくは準水平式スクリーン上を
細微粒粉が飛移しながら移動し、この移動途中で、コア
になる細微粒粉の表面に雪だるま式に周囲の極細微粒粉
が付着して、あたかも細微粒粉の粒度が大きくなる疑似
粒化が行われるので、水平若しくは準水平式スクリーン
を通過して第2の水平若しくは準水平スクリーン式脱水
機の底部に落鉱する極細微粒粉の量が減少し、これによ
りこの脱水機の底部の清掃頻度が低減できて、清掃の度
に運転が停止される設備全体の稼働率を向上できる。特
に、請求項2記載の鉱石の水洗処理方法においては、ス
クリーン式ジェット水洗機からの洗浄水を脱水する下段
のスクリーンと、前記液体サイクロンにより分離された
細微粒粉を脱水する上段の水平若しくは準水平式スクリ
ーンとを有するスクリーン式脱水機を採用することによ
り、2台の脱水機を1台で兼務できて脱水機の小型化が
図れる。しかも、微粒粉の疑似粒化により、上段の水平
若しくは準水平式スクリーンから落鉱して下段のスクリ
ーン上の微粒粉に付着する極細微粒粉の量が少なくなる
ので、このスクリーン式脱水機より下流の設備内で循環
する極細微粒粉を低減できる。請求項3記載の鉱石の水
洗処理方法では、循環槽に液体サイクロンから排出され
た極細微粒粉を含む洗浄水を貯水し、槽の底部に沈澱し
たスラリー状態の極細微粒粉をフィルタープレスにより
回収するので、極めて細かな微粒粉をも良好に回収でき
る。請求項4記載の鉱石の水洗処理方法では、循環槽中
の濁度15%以下になった上澄水をスクリーン式ジェッ
ト水洗機に循環使用するので、塊鉱石の洗浄や篩分け用
の水を系内で効果的に循環使用できる。請求項5記載の
鉱石の水洗処理方法では、スクリーン式ジェット水洗機
による水洗前に塊鉱石を加湿するので、塊鉱石の水分率
を増加させて、その後に行われるスクリーン式ジェット
水洗機による水洗やスクリーン式脱水機による篩分けの
時間が短縮できる。請求項6記載の鉱石の鉱石の水洗処
理方法では、スクリーン式脱水機の水平若しくは準水平
式スクリーンに堰を設けているので、この水平若しくは
準水平式スクリーンにより篩取られた細微粒粉は移動途
中で堰にぶつかって停滞し、脱水時間が長くなることに
より、比較的スクリーンが短い脱水機であっても良好な
脱水効果が得られる。しかも、この堰は高さ調整可能で
あるので、篩取られる細微粒粉の性質にあった脱水時間
を自由に選択できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る鉱石の水洗処理装置の
全体構成図である。
【図2】鉱石の水洗処理装置に使用されるスクリーン式
脱水機の概略側面図である。
【図3】スクリーン式脱水機の要部拡大断面図である。
【図4】鉱石の水洗処理装置に使用される液体サイクロ
ンの一部切欠き斜視図である。
【符号の説明】
10 鉱石の水洗処理装置 11 整粒工場 12 コンベア 13 コンベア 14 コンベア 15 スクリーン式ジェット水洗機 15a 上段のスクリーン 15b 下段のスクリーン 16 コンベア 17 コンベア 18 塊鉱石ヤード 19 スクリーン式脱水機 19a 上段のスクリーン 19b 下段のスクリーン 19c 上段側投入口 19d 上段側排出口 19e 下段側投入口 19f 下段排出口 19A バイブレータ 20 集水槽 21 液体サイクロン 22 循環槽 23 フィルタープレス 24 連結構造 24a 長穴 25 堰 26 コンベア 27 コンベア 28 微粒粉群ヤード 29 ポンプ 30 上部チャンバ 31 整流ホール 32 分離筒 33 下部案内羽根機構 34 コレクションチャンバ 35 セパレータ 36 ポンプ 37 ポンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神 明徳 福岡県北九州市戸畑区牧山1丁目1番36号 濱田重工株式会社内 (72)発明者 御手洗 久美 大分県大分市高松2丁目1番26号 大和ビ ル203号室 濱田重工株式会社大分支店内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 微粒粉を含む塊鉱石をスクリーン式ジェ
    ット水洗機により洗浄し、該洗浄水を第1のスクリーン
    式脱水機により脱水して微粒粉を回収し、次いで前記第
    1のスクリーン式脱水機からの排出洗浄水を液体サイク
    ロンに供給して細微粒粉を分離し、その後、分離された
    該細微粒粉を第2の水平若しくは準水平スクリーン式脱
    水機に供給して、振幅・速度が制御されながら振動する
    水平若しくは準水平式スクリーンにより、前記細微粒粉
    を疑似粒化しつつ脱水して回収することを特徴とする鉱
    石の水洗処理方法。
  2. 【請求項2】 前記第1、2のスクリーン式脱水機とし
    て、前記スクリーン式ジェット水洗機からの洗浄水を脱
    水する下段のスクリーンと、前記液体サイクロンにより
    分離された細微粒粉を脱水する上段の前記水平若しくは
    準水平式スクリーンとを有するスクリーン式脱水機を採
    用したことを特徴とする請求項1記載の鉱石の水洗処理
    方法。
  3. 【請求項3】 前記液体サイクロンから排出される洗浄
    水を循環槽に貯水して、含有する極細微粒粉を沈澱させ
    てからフィルタープレスにより回収することを特徴とす
    る請求項1または2記載の鉱石の水洗処理方法。
  4. 【請求項4】 前記循環槽内の上澄水を濁度15%以下
    にして前記スクリーン式ジェット水洗機に循環使用する
    ことを特徴とする請求項1〜3のうちの何れか1項記載
    の鉱石の水洗処理方法。
  5. 【請求項5】 前記スクリーン式ジェット水洗機による
    塊鉱石の水洗に先立ち、該塊鉱石を散水により加湿する
    ことを特徴とする請求項1〜4のうち何れか1項記載の
    鉱石の水洗処理方法。
  6. 【請求項6】 前記第2の水平若しくは準水平スクリー
    ン式脱水機の水平若しくは準水平式スクリーンに高さ調
    整可能な堰を設けたことを特徴とする請求項1〜5のう
    ち何れか1項記載の鉱石の水洗処理方法。
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