JPH07131175A - 電子機器の冷却構造 - Google Patents

電子機器の冷却構造

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JPH07131175A
JPH07131175A JP27874793A JP27874793A JPH07131175A JP H07131175 A JPH07131175 A JP H07131175A JP 27874793 A JP27874793 A JP 27874793A JP 27874793 A JP27874793 A JP 27874793A JP H07131175 A JPH07131175 A JP H07131175A
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JP
Japan
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fan
shelf
unit
fan unit
bottom plate
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JP27874793A
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English (en)
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Toshiaki Miyamaru
俊顕 宮丸
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリント板収容シェルフに収容したプリント
板を冷却する電子機器の冷却構造に関し、ファンの台数
が必要最小限に節減できて低コストであり、且つファン
ユニットの交換時にプリント板の過熱を抑制し得ること
を目的とする。 【構成】 複数の角孔53が配列したシェルフ底板51及び
一対のシェルフ側板52からなる、プリント板収容シェル
フに搭載するファンシェルフ50と、角孔53の左右の両側
に沿って対向するよう設けたガイドレール54と、選択し
た一対のガイドレール54に嵌挿することでファンシェル
フ50に着脱自在に搭載する単基用ファンユニット1又は
2基用ファンユニット2と、それぞれの角孔53を覆うよ
うに、後部がシェルフ底板51上に固着され、前部がそれ
ぞれの単基用ファンユニット1又は2基用ファンユニッ
ト2の後部に着脱自在に係着されてなる伸縮自在のカバ
ー60とを、備えた構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファンシェルフをプリ
ント板収容シェルフの上部に搭載して、プリント板収容
シェルフに収容したプリント板を冷却する電子機器の冷
却構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は電子機器の斜視図、図6はファン
ユニットの斜視図、図7は従来のファンシェルフの斜視
図、図8は他のファンユニットの斜視図、図9は従来の
他のファンシェルフの斜視図である。
【0003】図5において、90は、多数のプリント板91
を並列に挿抜自在に収容する、前面が開口した箱形のプ
リント板収容シェルフである。10は、プリント板収容シ
ェルフ90の上部に搭載するファンシェルフである。
【0004】ファンシェルフ10は、詳細を図7に図示し
たように、プリント板収容シェルフ90の平面視形状にほ
ぼ等しい角板よりなるシェルフ底板11と、シェルフ底板
11の左右の両側縁に固着された一対のシェルフ側板12と
から、正面視がチャンネル形である。
【0005】シェルフ底板11に、複数の丸孔13を左右方
向に横一列に配列して設け、それぞれの丸孔13の左右の
両側に、正面視が逆L形のガイドレール14を、前後方向
を指向するように対向して設けている。
【0006】また、それぞれの丸孔13の後方のシェルフ
底板11上に、雌側のラッチ15を装着している。1は、フ
ァンシェルフ10の対向する一対のガイドレール14に、枠
部材4-1 の左右の両側縁を差込むことで、ファンシェル
フ10上に着脱自在に搭載する単基用ファンユニットであ
る。
【0007】単基用ファンユニット1は、詳細を図6に
図示したように丸孔13に対応する位置に孔を有する枠部
材4-1 と、枠部材4-1 の前面に垂直に設けた前面板6と
からなり、枠部材4-1 の孔の上部にファン5(内装した
モーターにより駆動されるファン)を取着搭載したもの
である。
【0008】前面板6には、単基用ファンユニット1を
ファンシェルフ10から引き出す為の把手9を取付けると
ともに、ファン5を駆動するモーターに電源を接続する
ためのコネクタ7を装着している。なお前面板6にヒュ
ーズ8を装着してモーターを保護している。
【0009】一方、単基用ファンユニット1の枠部材4-
1 の後部に、前述の雌側のラッチ15に係着する雄側のラ
ッチ(図示省略)を装着している。単基用ファンユニッ
ト1の枠部材の両側縁をガイドレール14とシェルフ底板
11との間に嵌挿してファンシェルフ10に差込む。そし
て、前面板6がファンシェルフ10の前面にほぼ一致した
状態で双方のラッチが係合する。
【0010】したがって、振動等によりファンシェルフ
10がファンシェルフ10から抜け出すことがない。しか
し、把手9を把持して手前側に引っ張ることで、ラッチ
の係合が解除するので、単基用ファンユニット1をファ
ンシェルフ10から取り外すことができる。
【0011】電子機器は、上述のように上部にファンシ
ェルフ10を搭載した複数のプリント板収容シェルフ90
を、架に多段に積層することで構成されている。したが
って、このような電子機器は、それぞれの単基用ファン
ユニット1のファン5を駆動すると、プリント板収容シ
ェルフ90の下方の空気がプリント板収容シェルフ90内に
吸い込まれ、プリント板91の熱を奪って上昇し、ファン
シェルフ10の上方に排出される。
【0012】即ちプリント板91が冷却される。また、フ
ァンシェルフに搭載するファンユニットには、図8に図
示したように、枠部材を前後方向に長くして、ファン5
を2台前後に配列した搭載した2基用ファンユニット2
がある。
【0013】このような2基用ファンユニット2を搭載
するファンシェルフ20は、図9に図示したように、プリ
ント板収容シェルフの平面視形状にほぼ等しい角板より
なるシェルフ底板21と、シェルフ底板21の左右の両側縁
に固着された一対のシェルフ側板22とからなり、シェル
フ底板21に、前後方向に2つの丸孔13を設けた、丸孔列
を左右方向に横一列に配列して設けたものである。
【0014】ファンシェルフ20は丸孔13の数が多いこと
以外は、単基用ファンユニット1を搭載するファンシェ
ルフ10と全く同構造である。このような2基用ファンユ
ニット2を搭載したファンシェルフ20を、プリント板収
容シェルフ90に搭載すると、プリント板の冷却風量が増
加するので、発熱量が大きい搭載部品が実装されたプリ
ント板、或いは高密度に搭載部品が実装されたプリント
板を収容したプリント板収容シェルフ90に適用される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】前述のように従来は、
発熱量が比較的少ないプリント板を収容したプリント板
収容シェルフには、単基用ファンユニット向けのファン
シェルフを搭載し、発熱量が多いプリント板を収容した
プリント板収容シェルフには、2基用ファンユニット向
けのファンシェルフものである。
【0016】ところで、一基のプリント板収容シェルフ
内に、信号回路等が構成された発熱量が比較的少ないプ
リント板と、電源回路等が構成された発熱量が多いプリ
ント板とを混在して収容することがある。
【0017】したがって、このように発熱量が異なるプ
リント板を収容したプリント板収容シェルフには、従来
は2基用ファンユニット向けのファンシェルフを用いる
ことになり、必要以上に数多くのファンを搭載すること
になり、コスト高になるという問題点があった。
【0018】一方、ファンユニットのファンを駆動する
モーターの寿命は約2年であって、プリント板収容シェ
ルフを搭載した電子機器の寿命より短い。したがって、
電子機器の稼働中にファンユニットを交換しなければな
らない。
【0019】故障したファンユニットを交換する際に、
ファンユニットを抜去すると、そのファンユニットの下
方に収容したプリント板が冷却されず、プリント板が過
熱して電子機器に障害が発生する恐れがあった。
【0020】本発明はこのような点に鑑みて創作された
もので、ファンシェルフに搭載するファンの台数が必要
最小限に節減できて低コストであり、且つファンユニッ
トの交換時にプリント板の過熱を抑制し得る電子機器の
冷却構造を提供することを目的としている。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、図1に例示したように、シェルフ底板51
の両側縁に一対のシェルフ側板52を設けた正面視チャン
ネル形で、シェルフ底板51に前後方向に長い複数の角孔
53が横1列に配列してなる、プリント板収容シェルフ90
の上部に搭載するファンシェルフ50と、それぞれの角孔
53の左右の両側に沿って対向するようにシェルフ底板51
上に固着されてなるガイドレール54とを備える。
【0022】さらに、選択した一対のガイドレール54に
嵌挿することでファンシェルフ50に着脱自在に搭載され
る単基用ファンユニット1又は2基用ファンユニット2
と、それぞれの角孔53を覆うように後部が角孔53の後側
縁近傍のシェルフ底板51上に固着され、前部がそれぞれ
の単基用ファンユニット1又は2基用ファンユニット2
の後部に着脱自在に係合されてなる伸縮自在のカバー60
とを、備えた構成とする。
【0023】或いは、カバー60の前部に装着したラッチ
75と、角孔53の前縁部近傍のシェルフ底板51上にラッチ
75に対向して装着した他方のラッチ76とを備える。そし
て、一対のラッチ75,76 は、単基用ファンユニット1又
は2基用ファンユニット2をファンシェルフ50から抜去
した場合に、一方のラッチ75が他方のラッチ76に係合す
る構成とする。
【0024】或いは又、2基用ファンユニット2に搭載
するそれぞれのファン5の容量が、異なる構成とする。
【0025】
【作用】本発明のファンシェルフのシェルフ底板には、
2基用ファンユニットに対応する角孔が配設されてい
る。そして、ファンユニットを搭載していない場合は、
伸縮自在のカバーが伸展してこの角孔53を全部を覆って
いる。
【0026】単基用ファンユニットをファンシェルフに
搭載した場合は、長さがほぼ半分になるようにカバーが
縮退して、角孔の前半分が開口し、その開口の上方にフ
ァンが位置する。
【0027】そして、角孔の後半分はカバーにより覆わ
れているものである。また、2基用ファンユニットを搭
載すると、カバーが完全に縮退して角孔の全部が開口し
て、その開口の上方に2台のファンが前後に配列して位
置する。
【0028】即ち本発明に係わるファンシェルフは、単
基用ファンユニットと2基用ファンユニットとを混在し
て搭載できるものである。したがって、発熱量が多いプ
リント板の上方には2基用ファンユニットを搭載し、発
熱量が少ないプリント板の上方には単基用ファンユニッ
トを搭載することにより、ファンシェルフに搭載するフ
ァンの台数が節減される。
【0029】一方、例えば同一プリント板の後部に発熱
量が多い搭載部品を実装した場合には、2基用ファンユ
ニットの後部により大容量のファンを搭載することで、
プリント板の全面をほぼ同一の温度に冷却することがで
きる。
【0030】また、カバーの前部にラッチを、角孔の前
縁部近傍のシェルフ底板上にそのラッチに係合自在の他
のラッチを装着した構成のものは、ファンユニット(単
基用ファンユニット又は2基用ファンユニット)を交換
のためにファンシェルフから引き出すと、カバーが伸展
し手前側に引き出されて、カバーの前部のラッチが、角
孔の前縁部近傍に装着した他のラッチに係合し、カバー
が伸展した状態を保持する。
【0031】よって、その角孔はカバーで塞がれること
になり、抜去した下方のプリント板近傍の空気は、隣接
した他のファンユニットにより吸い上げられて外部に放
出される。
【0032】したがって、ファンユニットの交換時にプ
リント板の過熱が抑制される。
【0033】
【実施例】以下図を参照しながら、本発明を具体的に説
明する。なお、全図を通じて同一符号は同一対象物を示
す。
【0034】図1は本発明の実施例の斜視図、図2の
(A),(B) はカバーの作用を説明する図、図3は本発明の
要所断面図、図4はラッチ部の詳細図である。90は、図
5に図示したように多数のプリント板91を並列に挿抜自
在に収容する、前面が開口した箱形のプリント板収容シ
ェルフである。
【0035】なお、プリント板収容シェルフ90の上板及
び下板には、それぞれ多数の通風孔が配列している。50
は、シェルフ底板51の両側縁に一対のシェルフ側板52を
設けた正面視チャンネル形のファンシェルフである。そ
して、シェルフ底板51に前後方向に長い複数の角孔53が
横1列に並列して設けてある。
【0036】このファンシェルフ50は、シェルフ側板52
の下部に段差を設けてあり、この段差をプリント板収容
シェルフ90の上部の段差部に嵌合することで、プリント
板収容シェルフ90の上部に搭載されるものである。
【0037】それぞれの丸孔13の左右の両側に、正面視
が逆L形のガイドレール14を、前後方向を指向するよう
に対向して設けている。54は、それぞれの角孔53の左右
の両側に沿って対向するように、シェルフ底板51上に取
着したガイドレールである。
【0038】枠部材の孔の上部に1台のファン5(内装
したモーターにより駆動されるファン)搭載した単基用
ファンユニット1は、詳細を図6に図示したものと同じ
であって、枠部材の両側縁をガイドレール54とシェルフ
底板51との間に嵌挿して、ファンシェルフ50に搭載する
ものである。
【0039】枠部材の孔の上部に2台のファン5(内装
したモーターにより駆動されるファン)搭載した2基用
ファンユニット2は、詳細を図8に図示したものと同じ
であって、枠部材の両側縁をガイドレール54とシェルフ
底板51との間に嵌挿して、ファンシェルフ50に搭載する
ものである。
【0040】なお、2基用ファンユニット2の奥行き
(枠部材の長さ)は、単基用ファンユニット1の奥行き
のほぼ2倍の長さである。単基用ファンユニット1及び
2基用ファンユニット2には、その枠部材の後側縁の中
央に雄側のラッチ72を取付けてある。
【0041】60は、幅が角孔53の幅よりも大きく一対の
ガイドレール54の間隔よりも僅かに小さく、伸展した時
にそれぞれの角孔53を覆うよに構成された伸縮自在のカ
バーである。
【0042】カバー60は、厚地の布を蛇腹状に折り畳め
自在に成形したもの、或いは長手方向の一方の側縁がラ
ップするように多数の短冊板を順次紐等で連結して、積
層・伸展自在としたものが考えられる。
【0043】カバー60は、後部を角孔53の後側縁近傍の
シェルフ底板51上に固着し、前部をそれぞれの単基用フ
ァンユニット1又は2基用ファンユニット2の後部に着
脱自在に係合するものであって、詳細を図2に例示した
ようになっている。
【0044】カバー60の後側縁に後部板65を取付け、こ
の後部板65を角孔53の後側縁近傍のシェルフ底板51上に
重ね、小ねじ66を用いてシェルフ底板51に固着してい
る。また、カバー60の前部に、底板61A と一対の側板61
B とからなるチャンネル形金具61を取着している。この
底板61A の左右の長さは、対向する一対のガイドレール
54の間隔よりもわずかに小さく、側板61B の高さはガイ
ドレール54の高さよりも低いものである。
【0045】また、チャンネル形金具61の中央部には、
前述のラッチ72(単基用ファンユニット1又は2基用フ
ァンユニット2の後部に取着したラッチ)に、係合する
雌側のラッチ71を搭載している。
【0046】したがって、図1に例示したように、単基
用ファンユニット1を、ガイドレール54に位置合わせ
し、ラッチ72をカバー60側のラッチ71に係合させ、さら
に単基用ファンユニット1をファンシェルフ50に押し込
むと、カバー60は長さがほぼ半分になるように、ガイド
レール54内に折り畳まれて縮退する。
【0047】したがって、角孔53前半分が開口し、その
開口の上方にファン5が位置する。なお、角孔53の後半
分はカバー60により覆われていることは勿論である。ま
た、2基用ファンユニット2をファンシェルフ50に搭載
すると、カバー60が完全に縮退して角孔53の後方に折り
畳まれて、角孔53の全部が開口して、その開口の上方に
2台のファン5が前後に配列して位置する。
【0048】即ち本発明に係わるファンシェルフ50は、
単基用ファンユニット1と2基用ファンユニット2とを
混在して搭載できるものである。上述のようなファンシ
ェルフ50をプリント板収容シェルフ90の上部に重ねて搭
載し、電子機器の架に組み込む。
【0049】そして、ガイドレール54を選択して単基用
ファンユニット1又は2基用ファンユニット2を、ファ
ンシェルフ50に搭載する。その後、それぞれのファンユ
ニットのファン5を駆動すると、単基用ファンユニット
1の下方のプリント板収容シェルフ90内の空気をプリン
ト板収容シェルフ90内に吸い込み、ファンシェルフ10の
上方に排出する。
【0050】よって、単基用ファンユニット1のファン
5の直下のプリント板を、所定の温度以下に維持でき
る。また、2基用ファンユニット2の下方のプリント板
収容シェルフ90内の空気をプリント板収容シェルフ90内
に吸い込み、ファンシェルフ10の上方に排出する。
【0051】したがって、発熱量が多いプリント板の上
方に、2基用ファンユニットを搭載することで、単基用
ファンユニット1の下方のプリント板の温度とほぼ同温
度の低い温度にプリント板を維持できる。
【0052】また、例えば同一プリント板の後部に発熱
量が多い搭載部品を実装した場合には、2基用ファンユ
ニット2の後部により大容量のファンを搭載すること
で、そのプリント板の全面をほぼ同一の温度に冷却する
ことができる。
【0053】以下図2,3,4を参照しながら、単基用
ファンユニット1または2基用ファンユニット2をファ
ンシェルフ50から取外し、交換する際のカバー60の状態
を説明する。
【0054】カバー60の前部のチャンネル形金具61の左
右の側板61B 近傍に、それぞれ雄側のラッチ75を搭載し
ている。また、このラッチ75に対応して、角孔53の前縁
部近傍のシェルフ底板51上に、雌側のラッチ76とを搭載
している。
【0055】いま、ファンを駆動するモーターが損傷し
て、電子機器の稼働中にファンユニット(単基用ファン
ユニット1又は2基用ファンユニット2)を交換する場
合、或いは、単基用ファンユニット1を搭載した下方の
プリント板の冷却が不充分のため2基用ファンユニット
2に差し替える等の場合に、ファンユニットをファンシ
ェルフ50から引き出すと、カバー60が伸展しチャンネル
形金具61が手前側に引き出されて、チャンネル形金具61
に搭載したラッチ75が、角孔53の前縁部近傍に装着した
他のラッチ76に係合する。
【0056】よって、その角孔53はカバー60で塞がれる
ことになり、抜去した下方のプリント板近傍の空気は、
隣接した他のファンユニットにより吸い上げられて外部
に放出される。
【0057】したがって、ファンユニットの交換時にプ
リント板の過熱を抑制することができる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ファンシ
ェルフのシェルフ底板に角孔を設け、この角孔を覆う伸
縮自在のカバーをファンシェルフに装着して、単基用フ
ァンユニット及び2基用ファンユニットを混在して搭載
し得る共通性に富んだファンシェルフとし、このファン
シェルフをプリント板収容シェルフに搭載するようにし
た電子機器の冷却構造であって、ファンシェルフに搭載
するファンの台数が必要最小限に節減できて低コストで
あるという効果を有する。
【0059】また、電子機器の稼働中にファンユニット
を交換しても、プリント板の過熱が抑制されるという効
果を有する。さらにまた,ファンシェルフに単基用ファ
ンユニットまた2基用ファンユニットを混在して搭載
し、且つ2基用ファンユニットに搭載するファン容量を
選択することで、プリント板収容シェルフに収容したす
べてのプリント板の温度を、ほぼ同一の低温度に冷却こ
とができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の斜視図である。
【図2】(A),(B) はカバーの作用を説明する図である。
【図3】本発明の要所断面図である。
【図4】ラッチ部の詳細図である。
【図5】電子機器の斜視図である。
【図6】ファンユニットの斜視図である。
【図7】従来のファンシェルフの斜視図である。
【図8】他のファンユニットの斜視図である。
【図9】従来の他のファンシェルフの斜視図である。
【符号の説明】
1 単基用ファンユニット 2 2基
用ファンユニット 4-1,4-2 枠部材 5 ファ
ン 6 前面板 7 コネ
クタ 9 把手 10,20,50
ファンシェルフ 11,51 シェルフ底板 12,52
シェルフ側板 13 丸孔 14,54
ガイドレール 15,71,72,75,76 ラッチ 53 角孔 60 カバー 61 チャ
ンネル形金具 65 後部板 90 プリ
ント板収容シェルフ 91 プリント板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シェルフ底板(51)の両側縁に一対のシェ
    ルフ側板(52)を設けた正面視チャンネル形で、該シェル
    フ底板(51)に前後方向に長い複数の角孔(53)が横1列に
    配列してなる、プリント板収容シェルフ(90) の上部に
    搭載するファンシェルフ(50)と、 該シェルフ底板(51)上に、それぞれの該角孔(53)の左右
    の両側に沿って対向するように固着するガイドレール(5
    4)と、 選択した一対の該ガイドレール(54)に左右の側縁を嵌挿
    することで、該ファンシェルフ(50)に着脱自在に搭載さ
    れる、単基用ファンユニット(1) 又は2基用ファンユニ
    ット(2) と、 それぞれの該角孔(53)を覆うように、後部が該角孔(53)
    の後側縁近傍の該シェルフ底板(51)上に固着され、前部
    がそれぞれの該単基用ファンユニット(1) 又は2基用フ
    ァンユニット(2) の後部に着脱自在に係合する伸縮自在
    のカバー(60)とを、備えたことを特徴とする電子機器の
    冷却構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のカバー(60)の前部に装着
    したラッチ(75)と、 角孔(53)の前縁部近傍のシェルフ底板(51)上に、該ラッ
    チ(75)に対向して装着した他方のラッチ(76)とを備え、 一対の該ラッチ(75,76) は、単基用ファンユニット(1)
    又は2基用ファンユニット(2) をファンシェルフ(50)か
    ら抜去した場合に、一方の該ラッチ(75)が他方の該ラッ
    チ(76)に係合するものであることを特徴とする電子機器
    の冷却構造。
  3. 【請求項3】 2基用ファンユニット(2) に搭載するそ
    れぞれのファン(5) の容量が、異なることを特徴とする
    請求項1又は2記載の電子機器の冷却構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100810029B1 (ko) * 2001-06-28 2008-03-07 주식회사 베가파워 전력변환기의 방열장치
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