JPH07130719A - プラズマ処理装置 - Google Patents
プラズマ処理装置Info
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- JPH07130719A JPH07130719A JP30127093A JP30127093A JPH07130719A JP H07130719 A JPH07130719 A JP H07130719A JP 30127093 A JP30127093 A JP 30127093A JP 30127093 A JP30127093 A JP 30127093A JP H07130719 A JPH07130719 A JP H07130719A
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- frequency voltage
- processing
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J37/00—Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
- H01J37/32—Gas-filled discharge tubes
- H01J37/32009—Arrangements for generation of plasma specially adapted for examination or treatment of objects, e.g. plasma sources
- H01J37/32082—Radio frequency generated discharge
- H01J37/32137—Radio frequency generated discharge controlling of the discharge by modulation of energy
- H01J37/32155—Frequency modulation
- H01J37/32165—Plural frequencies
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L21/00—Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
- H01L21/67—Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere
- H01L21/683—Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere for supporting or gripping
- H01L21/6831—Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere for supporting or gripping using electrostatic chucks
- H01L21/6833—Details of electrostatic chucks
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- Chemical Vapour Deposition (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 プラズマ組成比を制御可能な処理装置を提供
する。 【構成】 本発明のプラズマ処理装置1によれば、少な
くとも2つの高周波電源21、22により発生された少
なくとも2つの周波数が混合器23により合成された合
成高周波電力が上部電極18また下部電極7のいずれか
一方に印加されるので、合成される周波数の比率を調整
することにより、処理室2内に発生する反応ガスプラズ
マ中の反応性イオンの組成比を変えることができる。ま
た一旦合成した高周波電圧を位相制御器30により一定
の位相差、たとえば180゜差の高周波電圧に分周し、
各高周波電圧を上部および下部電極に印加することによ
り、両電極間に磁界を集中させ、均一で安定したプラズ
マを発生させることができる。
する。 【構成】 本発明のプラズマ処理装置1によれば、少な
くとも2つの高周波電源21、22により発生された少
なくとも2つの周波数が混合器23により合成された合
成高周波電力が上部電極18また下部電極7のいずれか
一方に印加されるので、合成される周波数の比率を調整
することにより、処理室2内に発生する反応ガスプラズ
マ中の反応性イオンの組成比を変えることができる。ま
た一旦合成した高周波電圧を位相制御器30により一定
の位相差、たとえば180゜差の高周波電圧に分周し、
各高周波電圧を上部および下部電極に印加することによ
り、両電極間に磁界を集中させ、均一で安定したプラズ
マを発生させることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラズマ処理装置に関
する。
する。
【0002】
【従来の技術】従来より半導体製造工程において、被処
理体、たとえば半導体ウェハ表面に微細加工を施すため
に、処理室内に導入された反応性ガスの高周波グロー放
電を利用したプラズマエッチング装置が広く使用されて
いる。
理体、たとえば半導体ウェハ表面に微細加工を施すため
に、処理室内に導入された反応性ガスの高周波グロー放
電を利用したプラズマエッチング装置が広く使用されて
いる。
【0003】図7には、かかるグロー放電を利用したプ
ラズマエッチング装置、いわゆる平行平板型プラズマエ
ッチング装置の典型例が示されている。図示のように、
処理装置100は、処理室101内に被処理体Wを載置
可能な下部電極102と、その下部電極102に対向す
る位置に配置された上部電極103とを備えており、こ
の上部電極103に対して高周波電源104より整合器
105を介してたとえば13.56MHzの高周波電圧
を上部電極103に印加することにより、接地された下
部電極102との間にグロー放電を生じさせ、反応性ガ
スをプラズマ化し、両電極間に生じる電位差により、プ
ラズマ中のイオンを下部電極102上に載置された被処
理体の処理面に衝突させ、所望のエッチングを行うこと
が可能なように構成されている。
ラズマエッチング装置、いわゆる平行平板型プラズマエ
ッチング装置の典型例が示されている。図示のように、
処理装置100は、処理室101内に被処理体Wを載置
可能な下部電極102と、その下部電極102に対向す
る位置に配置された上部電極103とを備えており、こ
の上部電極103に対して高周波電源104より整合器
105を介してたとえば13.56MHzの高周波電圧
を上部電極103に印加することにより、接地された下
部電極102との間にグロー放電を生じさせ、反応性ガ
スをプラズマ化し、両電極間に生じる電位差により、プ
ラズマ中のイオンを下部電極102上に載置された被処
理体の処理面に衝突させ、所望のエッチングを行うこと
が可能なように構成されている。
【0004】しかしながら、図7に示すような装置構成
では、上部電極103にのみ高周波電力を印加するの
で、両電極間に生じるプラズマ電位を制御することがで
きず、したがって発生するプラズマの密度も固定されて
しまうため、近年要求されているようなハーフミクロン
単位の超微細加工を被処理体に施すことができない。
では、上部電極103にのみ高周波電力を印加するの
で、両電極間に生じるプラズマ電位を制御することがで
きず、したがって発生するプラズマの密度も固定されて
しまうため、近年要求されているようなハーフミクロン
単位の超微細加工を被処理体に施すことができない。
【0005】そこで、図8に示すように、上部電極10
3に対しては第1の高周波電源106より第1の整合器
107を介して第1の高周波電圧を印加するとともに、
下部電極102には第2の高周波電源108を介して第
2の高周波電圧を印加することにより、処理室101内
に発生するプラズマの密度を制御する試みがなされてい
るが、2つの高周波発振器106、108から発生され
る高周波電圧同士の干渉や波形の歪みを回避するため
に、それぞれ第1および第2のフィルタ110、111
を各回路に介挿する必要がある。
3に対しては第1の高周波電源106より第1の整合器
107を介して第1の高周波電圧を印加するとともに、
下部電極102には第2の高周波電源108を介して第
2の高周波電圧を印加することにより、処理室101内
に発生するプラズマの密度を制御する試みがなされてい
るが、2つの高周波発振器106、108から発生され
る高周波電圧同士の干渉や波形の歪みを回避するため
に、それぞれ第1および第2のフィルタ110、111
を各回路に介挿する必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
従来のプラズマ処理装置では、処理室内に発生するプラ
ズマの密度やあるいはプラズマの組成比を簡単な装置構
成で制御することができず、またプラズマ密度やその組
成比を制御しようとすると装置構成が複雑となり、それ
でも安定した動作が得にくいという問題があった。
従来のプラズマ処理装置では、処理室内に発生するプラ
ズマの密度やあるいはプラズマの組成比を簡単な装置構
成で制御することができず、またプラズマ密度やその組
成比を制御しようとすると装置構成が複雑となり、それ
でも安定した動作が得にくいという問題があった。
【0007】本発明はかかる従来のプラズマ処理装置の
有する問題点に鑑みてなされたものであり、その目的と
するところは、簡単な装置構成で安定かつ均一なプラズ
マを得ることが可能であり、しかも発生したプラズマ密
度やその組成比を処理条件に応じて調整することが可能
であり、さらにまた処理室の側壁に衝突するプラズマ流
に起因するパーティクルの発生を効果的に防止すること
が可能な新規かつ改良されたプラズマ処理装置を提供す
ることである。
有する問題点に鑑みてなされたものであり、その目的と
するところは、簡単な装置構成で安定かつ均一なプラズ
マを得ることが可能であり、しかも発生したプラズマ密
度やその組成比を処理条件に応じて調整することが可能
であり、さらにまた処理室の側壁に衝突するプラズマ流
に起因するパーティクルの発生を効果的に防止すること
が可能な新規かつ改良されたプラズマ処理装置を提供す
ることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の処理室内に配置され被処理体が載
置される下部電極と前記処理室内において前記下部電極
に対向する位置に配置される上部電極とを備えてなるプ
ラズマ処理装置は、上部電極または下部電極のいずれか
一方に対して少なくとも2つの高周波電源より発生され
る少なくとも2つの異なる周波数の高周波電圧を合成す
るための合成手段とその合成手段により合成された合成
高周波電圧を増幅するための増幅手段とを介して高周波
電圧を印加することが可能であり、上部電極または下部
電極のいずれか他方は接地されていることを特徴として
いる。
に、請求項1に記載の処理室内に配置され被処理体が載
置される下部電極と前記処理室内において前記下部電極
に対向する位置に配置される上部電極とを備えてなるプ
ラズマ処理装置は、上部電極または下部電極のいずれか
一方に対して少なくとも2つの高周波電源より発生され
る少なくとも2つの異なる周波数の高周波電圧を合成す
るための合成手段とその合成手段により合成された合成
高周波電圧を増幅するための増幅手段とを介して高周波
電圧を印加することが可能であり、上部電極または下部
電極のいずれか他方は接地されていることを特徴として
いる。
【0009】また請求項2に記載の処理室内に配置され
被処理体が載置される下部電極と、前記処理室内におい
て前記下部電極に対向する位置に配置される上部電極と
を備えてなるプラズマ処理装置は、少なくとも2つの高
周波電源より発生される少なくとも2つの異なる周波数
の高周波電圧を合成するための合成手段と、その合成手
段により合成された合成周波数電圧を2つに分配するた
めの分配手段と、その分配手段により分配された各々の
高周波電圧の位相を制御するための位相制御手段と、そ
の位相制御手段により位相制御された第1の高周波電圧
を第1の増幅手段により増幅して上部電極に印加するた
めの第1の回路手段と、位相制御手段により位相制御さ
れた第2の高周波電圧を第2の増幅手段により増幅して
下部電極に印加するための第2の回路手段とを備えてい
ることを特徴としている。
被処理体が載置される下部電極と、前記処理室内におい
て前記下部電極に対向する位置に配置される上部電極と
を備えてなるプラズマ処理装置は、少なくとも2つの高
周波電源より発生される少なくとも2つの異なる周波数
の高周波電圧を合成するための合成手段と、その合成手
段により合成された合成周波数電圧を2つに分配するた
めの分配手段と、その分配手段により分配された各々の
高周波電圧の位相を制御するための位相制御手段と、そ
の位相制御手段により位相制御された第1の高周波電圧
を第1の増幅手段により増幅して上部電極に印加するた
めの第1の回路手段と、位相制御手段により位相制御さ
れた第2の高周波電圧を第2の増幅手段により増幅して
下部電極に印加するための第2の回路手段とを備えてい
ることを特徴としている。
【0010】
【作用】請求項1に記載のプラズマ処理装置によれば、
少なくとも2つの周波数が合成された合成高周波電力を
上部電極または下部電極のいずれか一方に印加して、合
成される周波数の比率を調整することにより、処理室内
に高周波グロー放電により発生する反応ガスプラズマ中
の反応性イオンの組成比を変えることができるので、た
とえばプラズマエッチング処理を施す場合に被処理体の
種類に応じて所望の選択比を得ることが可能となり、簡
単な装置構成であっても、加工精度を飛躍的に向上させ
ることができる。
少なくとも2つの周波数が合成された合成高周波電力を
上部電極または下部電極のいずれか一方に印加して、合
成される周波数の比率を調整することにより、処理室内
に高周波グロー放電により発生する反応ガスプラズマ中
の反応性イオンの組成比を変えることができるので、た
とえばプラズマエッチング処理を施す場合に被処理体の
種類に応じて所望の選択比を得ることが可能となり、簡
単な装置構成であっても、加工精度を飛躍的に向上させ
ることができる。
【0011】請求項2に記載のプラズマ処理装置によれ
ば、少なくとも2つの周波数を合成した後、2つの信号
に分配し、各信号を位相制御して、上部および下部電極
に印加することができるので、請求項1に記載のプラズ
マ処理装置と同様に、プラズマ中の反応性イオンの組成
比を最適に調整することが可能であるとともに、たとえ
ば180゜位相をずらした高周波電圧を上部および下部
電極に印加することにより、プラズマの安定範囲を拡大
することが可能である。また一旦合成してから分配した
2つの信号を用いるので、フィルタを回路を介挿せずと
も、高周波の干渉や歪みが生じにくく、装置構成を簡単
にすることができる。しかも、上部および下部電極の双
方に高周波電圧を印加することにより、電界を両電極間
に集中させることができるので、処理室の側壁に衝突す
るプラズマ流に起因するパーティクルの影響を減少させ
ることが可能である。
ば、少なくとも2つの周波数を合成した後、2つの信号
に分配し、各信号を位相制御して、上部および下部電極
に印加することができるので、請求項1に記載のプラズ
マ処理装置と同様に、プラズマ中の反応性イオンの組成
比を最適に調整することが可能であるとともに、たとえ
ば180゜位相をずらした高周波電圧を上部および下部
電極に印加することにより、プラズマの安定範囲を拡大
することが可能である。また一旦合成してから分配した
2つの信号を用いるので、フィルタを回路を介挿せずと
も、高周波の干渉や歪みが生じにくく、装置構成を簡単
にすることができる。しかも、上部および下部電極の双
方に高周波電圧を印加することにより、電界を両電極間
に集中させることができるので、処理室の側壁に衝突す
るプラズマ流に起因するパーティクルの影響を減少させ
ることが可能である。
【0012】
【実施例】以下に添付図面を参照しながら本発明をプラ
ズマエッチング装置に適用した好適な実施例について詳
細に説明する。
ズマエッチング装置に適用した好適な実施例について詳
細に説明する。
【0013】図1に示す本発明の第1の実施例を適用し
たエッチング装置1は、導電性材料、例えばアルミニウ
ムなどからなる円筒あるいは矩形状に成形された処理容
器2を有しており、この処理容器2の底部にはセラミッ
クなどの絶縁板3を介して、被処理体、例えば半導体ウ
ェハWを載置するための略円柱状の載置台4が収容され
ている。この載置台4は、アルミニウムなどより形成さ
れた複数の部材をボルトなどにより組み付けることによ
り構成される。具体的には、この載置台4は、アルミニ
ウムなどにより円柱状に成形されたサセプタ支持台5
と、この上にボルト6により着脱自在に設けられたアル
ミニウムなどよりなるサセプタ7とにより主に構成され
ている。
たエッチング装置1は、導電性材料、例えばアルミニウ
ムなどからなる円筒あるいは矩形状に成形された処理容
器2を有しており、この処理容器2の底部にはセラミッ
クなどの絶縁板3を介して、被処理体、例えば半導体ウ
ェハWを載置するための略円柱状の載置台4が収容され
ている。この載置台4は、アルミニウムなどより形成さ
れた複数の部材をボルトなどにより組み付けることによ
り構成される。具体的には、この載置台4は、アルミニ
ウムなどにより円柱状に成形されたサセプタ支持台5
と、この上にボルト6により着脱自在に設けられたアル
ミニウムなどよりなるサセプタ7とにより主に構成され
ている。
【0014】上記サセプタ支持台5には、冷却手段、例
えば冷却ジャケット8が設けられており、この冷却ジャ
ケット8には例えば液体窒素などの冷媒が冷媒導入管9
を介して導入可能であり、導入された液体窒素は同冷却
ジャケット8内を循環し、その間に核沸騰により冷熱を
生じる。かかる構成により、たとえば−196℃の液体
窒素の冷熱が冷却ジャケット8からサセプタ7を介して
半導体ウェハWに対して伝熱し、半導体ウェハWの処理
面を所望する温度まで冷却することが可能である。な
お、液体窒素の核沸騰により生じた窒素ガスは冷媒排出
管10より容器外へ排出される。
えば冷却ジャケット8が設けられており、この冷却ジャ
ケット8には例えば液体窒素などの冷媒が冷媒導入管9
を介して導入可能であり、導入された液体窒素は同冷却
ジャケット8内を循環し、その間に核沸騰により冷熱を
生じる。かかる構成により、たとえば−196℃の液体
窒素の冷熱が冷却ジャケット8からサセプタ7を介して
半導体ウェハWに対して伝熱し、半導体ウェハWの処理
面を所望する温度まで冷却することが可能である。な
お、液体窒素の核沸騰により生じた窒素ガスは冷媒排出
管10より容器外へ排出される。
【0015】上記サセプタ7は、上端中央部が突状の円
板状に成形され、その中央のウェハ載置部には静電チャ
ック11がウェハ面積と略同面積で形成されている。こ
の静電チャック11は、たとえば2枚の高分子ポリイミ
ドフィルム間に銅箔などの導電膜12を絶縁状態で挟み
込むことにより形成され、この導電膜12はリード線に
より可変直流高圧電源13に接続されている。したがっ
て、この導電膜12に直流高電圧を印加することによっ
て、上記静電チャック11の上面に半導体ウェハWをク
ーロン力により吸着保持することが可能である。
板状に成形され、その中央のウェハ載置部には静電チャ
ック11がウェハ面積と略同面積で形成されている。こ
の静電チャック11は、たとえば2枚の高分子ポリイミ
ドフィルム間に銅箔などの導電膜12を絶縁状態で挟み
込むことにより形成され、この導電膜12はリード線に
より可変直流高圧電源13に接続されている。したがっ
て、この導電膜12に直流高電圧を印加することによっ
て、上記静電チャック11の上面に半導体ウェハWをク
ーロン力により吸着保持することが可能である。
【0016】上記サセプタ支持台5およびサセプタ7に
は、これらを貫通してHeなどの熱伝達ガスを半導体ウ
ェハWの裏面、これらの接合部、サセプタ7を構成する
部材間の接合部などに供給するためのガス通路14が形
成されている。また上記サセプタ7の上端周縁部には、
半導体ウェハWを囲むように環状のフォーカスリング1
5が配置されている。このフォーカスリング15は反応
性イオンを引き寄せない絶縁性の材質からなり、反応性
イオンを内側の半導体ウェハWにだけ効果的に入射せし
めるように作用する。
は、これらを貫通してHeなどの熱伝達ガスを半導体ウ
ェハWの裏面、これらの接合部、サセプタ7を構成する
部材間の接合部などに供給するためのガス通路14が形
成されている。また上記サセプタ7の上端周縁部には、
半導体ウェハWを囲むように環状のフォーカスリング1
5が配置されている。このフォーカスリング15は反応
性イオンを引き寄せない絶縁性の材質からなり、反応性
イオンを内側の半導体ウェハWにだけ効果的に入射せし
めるように作用する。
【0017】さらに、上記静電チャック11と冷却ジャ
ケット8との間のサセプタ下部にはヒータ固定台16に
収容された温調用ヒータ17が設けられており、この温
調用ヒータ17へ電力源18より供給される電力を調整
することにより、上記冷却ジャケット8からの冷熱の伝
導を制御して、半導体ウェハWの被処理面の温度調節を
行うことができるように構成されている。
ケット8との間のサセプタ下部にはヒータ固定台16に
収容された温調用ヒータ17が設けられており、この温
調用ヒータ17へ電力源18より供給される電力を調整
することにより、上記冷却ジャケット8からの冷熱の伝
導を制御して、半導体ウェハWの被処理面の温度調節を
行うことができるように構成されている。
【0018】さらに上記サセプタ7の上方には、これよ
り約15〜20mm程度離間させて上部電極18が配設
されており、この上部電極18にはガス供給管19を介
して所定の処理ガス、たとえばCF4などのエッチング
ガスが供給され、上部電極18の電極表面に形成された
多数の小孔20よりエッチングガスを下方の処理空間に
均一に吹き出すことが可能なように構成されている。ま
た上記上部電極18には、本発明に基づいて、第1の高
周波電源21および第2の高周波電源22から発生され
た個別の高周波電圧を混合器23にて合成し、合成され
た高周波電圧を増幅器24により所定のエネルギーに増
幅した後、混合器25を介して、合成高周波電圧を印加
することできるように構成されている。また上記サセプ
タ7は接地されており、処理時に下部電極として作用さ
せることが可能である。なお、図示の実施例において
は、高周波電圧を上部電極に印加し、下部電極は接地す
る構成としたが、必要に応じて高周波電圧を下部電極に
印加し、上部電極を接地する構成とすることも可能であ
る。
り約15〜20mm程度離間させて上部電極18が配設
されており、この上部電極18にはガス供給管19を介
して所定の処理ガス、たとえばCF4などのエッチング
ガスが供給され、上部電極18の電極表面に形成された
多数の小孔20よりエッチングガスを下方の処理空間に
均一に吹き出すことが可能なように構成されている。ま
た上記上部電極18には、本発明に基づいて、第1の高
周波電源21および第2の高周波電源22から発生され
た個別の高周波電圧を混合器23にて合成し、合成され
た高周波電圧を増幅器24により所定のエネルギーに増
幅した後、混合器25を介して、合成高周波電圧を印加
することできるように構成されている。また上記サセプ
タ7は接地されており、処理時に下部電極として作用さ
せることが可能である。なお、図示の実施例において
は、高周波電圧を上部電極に印加し、下部電極は接地す
る構成としたが、必要に応じて高周波電圧を下部電極に
印加し、上部電極を接地する構成とすることも可能であ
る。
【0019】また、上記処理容器2の下部側壁には排気
管26が接続されて、この処理容器2内を図示しない排
気ポンプにより真空引きできるように構成されるととも
に、中央部側壁には図示しないゲートバルブが設けられ
ており、このゲートバルブを介して半導体ウェハWの搬
入搬出を行うように構成されている。
管26が接続されて、この処理容器2内を図示しない排
気ポンプにより真空引きできるように構成されるととも
に、中央部側壁には図示しないゲートバルブが設けられ
ており、このゲートバルブを介して半導体ウェハWの搬
入搬出を行うように構成されている。
【0020】以上のように本発明のプラズマエッチング
処理装置の第1実施例は構成されており、処理時には、
たとえば第1の高周波電源21から数十MHz、たとえ
ば13.56MHzの第1の高周波電圧を発生するとと
もに第2の高周波電源22より数百KHz、たとえば4
00KHzの第2の高周波電圧を発生し、混合器23に
より上記第1および第2の高周波電圧を合成し、増幅器
24にて所定のエネルギー、たとえば数100W程度に
増幅した後、整合器25を介して、上部電極18に高周
波電圧を印加することが可能である。本発明者らの知見
によれば、このように、2種類の周波数を有する高周波
電圧を合成し、合成される周波数を調整することによ
り、処理室内に発生するプラズマを構成する組成比の比
率を変更することが可能である。たとえば、CF4ガス
をエッチングガスとして使用した場合に、合成される周
波数を調整することにより、CF3、CF2、CF、C、
Fなどのプラズマ組成比を変更し、たとえばCF3およ
びCF2の組成比をエッチングに最適な50%以上、好
ましくは50〜80%に調整することが可能なので、最
適なエッチングを実施することができる。
処理装置の第1実施例は構成されており、処理時には、
たとえば第1の高周波電源21から数十MHz、たとえ
ば13.56MHzの第1の高周波電圧を発生するとと
もに第2の高周波電源22より数百KHz、たとえば4
00KHzの第2の高周波電圧を発生し、混合器23に
より上記第1および第2の高周波電圧を合成し、増幅器
24にて所定のエネルギー、たとえば数100W程度に
増幅した後、整合器25を介して、上部電極18に高周
波電圧を印加することが可能である。本発明者らの知見
によれば、このように、2種類の周波数を有する高周波
電圧を合成し、合成される周波数を調整することによ
り、処理室内に発生するプラズマを構成する組成比の比
率を変更することが可能である。たとえば、CF4ガス
をエッチングガスとして使用した場合に、合成される周
波数を調整することにより、CF3、CF2、CF、C、
Fなどのプラズマ組成比を変更し、たとえばCF3およ
びCF2の組成比をエッチングに最適な50%以上、好
ましくは50〜80%に調整することが可能なので、最
適なエッチングを実施することができる。
【0021】なお合成する高周波電圧の種類について
は、エッチングガス、処理圧力、処理対象などの処理環
境に応じて、実験的にあるいは計算により求めることが
可能である。また2つの高周波電源21、22により発
生された高周波電圧の合成の方法については、公知の技
法を用いて、たとえば図3(a)に示すように加算的
に、あるいは図3(b)に示すように乗算的に合成する
ことが可能であり、エッチングガス、処理圧力、処理対
象などの処理環境に応じて最適な合成方法を、実験的に
あるいは計算により求めることが可能である。
は、エッチングガス、処理圧力、処理対象などの処理環
境に応じて、実験的にあるいは計算により求めることが
可能である。また2つの高周波電源21、22により発
生された高周波電圧の合成の方法については、公知の技
法を用いて、たとえば図3(a)に示すように加算的
に、あるいは図3(b)に示すように乗算的に合成する
ことが可能であり、エッチングガス、処理圧力、処理対
象などの処理環境に応じて最適な合成方法を、実験的に
あるいは計算により求めることが可能である。
【0022】次に、以上のように構成されたプラズマエ
ッチング処理装置1の全体的な動作について説明する。
まず、図示しないロードロック室より所定の圧力、例え
ば1×10-4〜数Torr程度に減圧された処理容器2
内のサセプタ7の上部に被処理体である半導体ウェハW
を載置して、これを静電チャック11により吸着保持す
る。
ッチング処理装置1の全体的な動作について説明する。
まず、図示しないロードロック室より所定の圧力、例え
ば1×10-4〜数Torr程度に減圧された処理容器2
内のサセプタ7の上部に被処理体である半導体ウェハW
を載置して、これを静電チャック11により吸着保持す
る。
【0023】次いで、上部電極18と下部電極を構成す
るサセプタ7との間に、本発明に基づいて2つの高周波
電源21、22より発生され混合器23にて合成され、
増幅器24により増幅された所定の合成高周波電圧を印
加することによりプラズマを立て、これと同時に上部電
極18側からプロセスガスを処理空間に流してエッチン
グ処理を行う。その際に、本発明によれば、合成される
高周波を最適に選択することにより、プラズマの組成比
を最適に調整し、最適なエッチング処理を実施すること
が可能である。
るサセプタ7との間に、本発明に基づいて2つの高周波
電源21、22より発生され混合器23にて合成され、
増幅器24により増幅された所定の合成高周波電圧を印
加することによりプラズマを立て、これと同時に上部電
極18側からプロセスガスを処理空間に流してエッチン
グ処理を行う。その際に、本発明によれば、合成される
高周波を最適に選択することにより、プラズマの組成比
を最適に調整し、最適なエッチング処理を実施すること
が可能である。
【0024】また処理時にはプラズマによる熱で、半導
体ウェハWが所定の設定温度よりも過熱されるので、こ
れを冷却するためにサセプタ支持台5の冷却ジャケット
8に冷媒、例えば液体窒素を流通させてこの部分を例え
ば−196℃に維持し、これからの冷熱をサセプタ7を
介して半導体ウェハWに伝熱し、所望の低温状態に処理
面を保持することできる。なお、冷熱の伝熱は温調用ヒ
ータ23の発熱量を調整することにより制御することが
可能である。
体ウェハWが所定の設定温度よりも過熱されるので、こ
れを冷却するためにサセプタ支持台5の冷却ジャケット
8に冷媒、例えば液体窒素を流通させてこの部分を例え
ば−196℃に維持し、これからの冷熱をサセプタ7を
介して半導体ウェハWに伝熱し、所望の低温状態に処理
面を保持することできる。なお、冷熱の伝熱は温調用ヒ
ータ23の発熱量を調整することにより制御することが
可能である。
【0025】このようにして所定のエッチング処理が終
了した後には、排気管26を介して処理室2内の残留ガ
スが排気されるとともに、半導体ウェハを適当な温度に
まで昇温し、図示しないゲートバルブを介して隣接する
ロードロック室に搬出し、一連の処理が終了する。
了した後には、排気管26を介して処理室2内の残留ガ
スが排気されるとともに、半導体ウェハを適当な温度に
まで昇温し、図示しないゲートバルブを介して隣接する
ロードロック室に搬出し、一連の処理が終了する。
【0026】次に、図2を参照しながら、本発明の第2
実施例に基づいて構成されたプラズマエッチング装置に
ついて説明する。なお、図2に示す第2実施例に関し
て、図1に示す第1実施例のプラズマエッチング装置の
構成要素と同一の機能を有する構成要素については、同
一の参照番号を付することにより詳細な説明は省略する
こととする。
実施例に基づいて構成されたプラズマエッチング装置に
ついて説明する。なお、図2に示す第2実施例に関し
て、図1に示す第1実施例のプラズマエッチング装置の
構成要素と同一の機能を有する構成要素については、同
一の参照番号を付することにより詳細な説明は省略する
こととする。
【0027】この実施例においても、第1および第2の
高周波発生器27、28により発生された2つの高周波
電圧を周波数混合器29にて混合するが、この実施例で
は、混合された高周波電圧を位相制御器30にて、再び
第1および第2の高周波電圧に分配するとともに2つの
高周波電圧の位相を制御し、第1および第2の増幅器3
1、32により所定のエネルギーに増幅した後、上部電
極18および下部電極7のそれぞれに分配された第1お
よび第2の高周波電圧を印加する構成を採用している。
高周波発生器27、28により発生された2つの高周波
電圧を周波数混合器29にて混合するが、この実施例で
は、混合された高周波電圧を位相制御器30にて、再び
第1および第2の高周波電圧に分配するとともに2つの
高周波電圧の位相を制御し、第1および第2の増幅器3
1、32により所定のエネルギーに増幅した後、上部電
極18および下部電極7のそれぞれに分配された第1お
よび第2の高周波電圧を印加する構成を採用している。
【0028】かかる構成により、図1に示す第1実施例
と同様に、合成する高周波電圧を調整することにより、
処理室内に発生するプラズマの組成比を最適に調整する
ことができるとともに、分配された2つの高周波電圧の
位相差が一定になるように制御することにより、プラズ
マの安定化を図ることができる。すなわち、従来のエッ
チング装置では、処理室の壁面が第3の電極を構成する
トライオード構造を有するため、図5の矢印で示すよう
に、電界が壁面方向にも生じるため、壁面のエッチング
によるパーティクルが発生し問題となっていたが、本願
の構成によれば、たとえば2つの高周波電圧の位相差を
一定に、たとえば図4に示すように180゜またはその
近傍になるように制御することにより、図6に矢印で示
すように、電界を上部電極18と下部電極4との間に集
中させることが可能となるので、パーティクルの発生を
問題とせずに、均一で安定したプラズマにより高いエッ
チングレートの効率的なエッチング処理を実施すること
ができる。またその際に、一旦混合された高周波電圧を
分周して両電極間に印加するので、従来の装置のように
フィルタなどを介挿せずとも、高周波同士の干渉や波形
の歪みを生じないので、簡単な装置構成で精度の高い処
理を行うことができる。
と同様に、合成する高周波電圧を調整することにより、
処理室内に発生するプラズマの組成比を最適に調整する
ことができるとともに、分配された2つの高周波電圧の
位相差が一定になるように制御することにより、プラズ
マの安定化を図ることができる。すなわち、従来のエッ
チング装置では、処理室の壁面が第3の電極を構成する
トライオード構造を有するため、図5の矢印で示すよう
に、電界が壁面方向にも生じるため、壁面のエッチング
によるパーティクルが発生し問題となっていたが、本願
の構成によれば、たとえば2つの高周波電圧の位相差を
一定に、たとえば図4に示すように180゜またはその
近傍になるように制御することにより、図6に矢印で示
すように、電界を上部電極18と下部電極4との間に集
中させることが可能となるので、パーティクルの発生を
問題とせずに、均一で安定したプラズマにより高いエッ
チングレートの効率的なエッチング処理を実施すること
ができる。またその際に、一旦混合された高周波電圧を
分周して両電極間に印加するので、従来の装置のように
フィルタなどを介挿せずとも、高周波同士の干渉や波形
の歪みを生じないので、簡単な装置構成で精度の高い処
理を行うことができる。
【0029】以上本発明の好適な実施例についてプラズ
マエッチング装置を例に挙げて説明をしたが、本発明は
かかる構成に限定されない。本発明はこの他にも処理室
内に反応ガスプラズマを生成して処理を行う各種装置、
たとえばプラズマCVD装置、スパッタ装置、アッシン
グ装置などにも適用することが可能である。また上記実
施例においては、低温処理装置を例に挙げて説明をした
が、本発明はかかる構成に限定されず常温処理装置に対
しても適用可能であることは言うまでもない。
マエッチング装置を例に挙げて説明をしたが、本発明は
かかる構成に限定されない。本発明はこの他にも処理室
内に反応ガスプラズマを生成して処理を行う各種装置、
たとえばプラズマCVD装置、スパッタ装置、アッシン
グ装置などにも適用することが可能である。また上記実
施例においては、低温処理装置を例に挙げて説明をした
が、本発明はかかる構成に限定されず常温処理装置に対
しても適用可能であることは言うまでもない。
【0030】
【発明の効果】請求項1に記載のプラズマ処理装置によ
れば、少なくとも2つの周波数が合成された合成高周波
電力を上部電極また下部電極のいずれか一方に印加し
て、合成される周波数の比率を調整することにより、処
理室内に高周波グロー放電により発生する反応ガスプラ
ズマ中の反応性イオンの組成比を変えることができるの
で、たとえばプラズマエッチング処理を施す場合に被処
理体の種類に応じて所望の選択比を得ることが可能とな
り、簡単な装置構成であっても、加工精度を飛躍的に向
上させることができる。
れば、少なくとも2つの周波数が合成された合成高周波
電力を上部電極また下部電極のいずれか一方に印加し
て、合成される周波数の比率を調整することにより、処
理室内に高周波グロー放電により発生する反応ガスプラ
ズマ中の反応性イオンの組成比を変えることができるの
で、たとえばプラズマエッチング処理を施す場合に被処
理体の種類に応じて所望の選択比を得ることが可能とな
り、簡単な装置構成であっても、加工精度を飛躍的に向
上させることができる。
【0031】また請求項2に記載のプラズマ処理装置に
よれば、少なくとも2つの周波数を合成した後、2つの
信号に分配し、各信号を位相制御して、一定の位相差の
高周波電圧を上部および下部電極に印加することができ
るので、プラズマ中の反応性イオンの組成比を最適に調
整することが可能であるとともに、たとえば180゜位
相をずらした高周波電圧を上部および下部電極に印加す
ることにより、プラズマの安定範囲を拡大することが可
能である。また一旦合成してから分配した2つの信号を
用いるので、フィルタを回路を介挿せずとも、高周波の
干渉や歪みが生じにくく、装置構成を簡単にすることが
できる。しかも、上部および下部電極の双方に高周波電
圧を印加するので、電界をを両電極間に集中させること
ができるので、処理室の側壁に衝突するプラズマ流に起
因するパーティクルの影響を減少させることが可能であ
る。
よれば、少なくとも2つの周波数を合成した後、2つの
信号に分配し、各信号を位相制御して、一定の位相差の
高周波電圧を上部および下部電極に印加することができ
るので、プラズマ中の反応性イオンの組成比を最適に調
整することが可能であるとともに、たとえば180゜位
相をずらした高周波電圧を上部および下部電極に印加す
ることにより、プラズマの安定範囲を拡大することが可
能である。また一旦合成してから分配した2つの信号を
用いるので、フィルタを回路を介挿せずとも、高周波の
干渉や歪みが生じにくく、装置構成を簡単にすることが
できる。しかも、上部および下部電極の双方に高周波電
圧を印加するので、電界をを両電極間に集中させること
ができるので、処理室の側壁に衝突するプラズマ流に起
因するパーティクルの影響を減少させることが可能であ
る。
【図1】本発明の第1実施例に基づいて構成されたプラ
ズマエッチング装置の概略的な断面図である。
ズマエッチング装置の概略的な断面図である。
【図2】本発明の第2実施例に基づいて構成されたプラ
ズマエッチング装置の概略的な断面図である。
ズマエッチング装置の概略的な断面図である。
【図3】本発明に基づいて合成された高周波電圧の波形
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図4】本発明の第2実施例に基づいて分周された2つ
の高周波電圧を位相差を示す説明図である。
の高周波電圧を位相差を示す説明図である。
【図5】従来のプラズマ装置の電界分布を示す説明図で
ある。
ある。
【図6】本発明の第2の実施例の電界分布を示す説明図
である。
である。
【図7】従来の平行平板型プラズマエッチング装置の概
略を示す説明図である。
略を示す説明図である。
【図8】従来の他の平行平板型プラズマエッチング装置
の概略を示す説明図である。
の概略を示す説明図である。
1 プラズマエッチング装置 2 処理室 7 サセプタ(下部電極) 18 上部電極 21 第1の高周波電源 22 第2の高周波電源 23 混合器 24 増幅器 25 混合器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C23F 4/00 A 8417−4K H01L 21/203 S 8122−4M 21/205
Claims (2)
- 【請求項1】 処理室内に配置され被処理体が載置され
る下部電極と、前記処理室内において前記下部電極に対
向する位置に配置される上部電極とを備えたプラズマ処
理装置において、 前記上部電極または前記下部電極のいずれか一方に対し
て、少なくとも2つの高周波電源より発生される少なく
とも2つの異なる周波数の高周波電圧を合成するための
合成手段とその合成手段により合成された合成高周波電
圧を増幅するための増幅手段とを介して高周波電圧を印
加することが可能であり、前記上部電極または前記下部
電極のいずれか他方は接地されていることを特徴とす
る、プラズマ処理装置。 - 【請求項2】 処理室内に配置され被処理体が載置され
る下部電極と、前記処理室内において前記下部電極に対
向する位置に配置される上部電極とを備えたプラズマ処
理装置において、 少なくとも2つの高周波電源より発生される少なくとも
2つの異なる周波数の高周波電圧を合成するための合成
手段と、その合成手段により合成された合成周波数電圧
を2つに分配するための分配手段と、その分配手段によ
り分配された各々の高周波電圧の位相を制御するための
位相制御手段と、その位相制御手段により位相制御され
た第1の高周波電圧を第1の増幅手段により増幅して前
記上部電極に印加するための第1の回路手段と、前記位
相制御手段により位相制御された第2の高周波電圧を第
2の増幅手段により増幅して前記下部電極に印加するた
めの第2の回路手段とを備えたことを特徴とする、プラ
ズマ処理装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30127093A JPH07130719A (ja) | 1993-11-05 | 1993-11-05 | プラズマ処理装置 |
KR1019940028969A KR100302167B1 (ko) | 1993-11-05 | 1994-11-05 | 플라즈마처리장치및플라즈마처리방법 |
TW083110383A TW269048B (ja) | 1993-11-05 | 1994-11-09 | |
US08/533,383 US5698062A (en) | 1993-11-05 | 1995-09-25 | Plasma treatment apparatus and method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30127093A JPH07130719A (ja) | 1993-11-05 | 1993-11-05 | プラズマ処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07130719A true JPH07130719A (ja) | 1995-05-19 |
Family
ID=17894800
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30127093A Withdrawn JPH07130719A (ja) | 1993-11-05 | 1993-11-05 | プラズマ処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07130719A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1215710A2 (en) * | 2000-12-12 | 2002-06-19 | Canon Kabushiki Kaisha | Method and apparatus for vacuum processing, semiconductor device manufacturing method and semiconductor device |
US6849123B2 (en) | 2001-07-18 | 2005-02-01 | Canon Kabushiki Kaisha | Plasma processing method and method for manufacturing semiconductor device |
KR100808862B1 (ko) * | 2006-07-24 | 2008-03-03 | 삼성전자주식회사 | 기판처리장치 |
JP2019504356A (ja) * | 2016-01-21 | 2019-02-14 | エーエスエムエル ネザーランズ ビー.ブイ. | Euv容器及びeuvコレクタのターゲット材料デブリクリーニングのためのシステム、方法、及び装置 |
-
1993
- 1993-11-05 JP JP30127093A patent/JPH07130719A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1215710A2 (en) * | 2000-12-12 | 2002-06-19 | Canon Kabushiki Kaisha | Method and apparatus for vacuum processing, semiconductor device manufacturing method and semiconductor device |
EP1215710A3 (en) * | 2000-12-12 | 2014-10-15 | Canon Kabushiki Kaisha | Method and apparatus for vacuum processing, semiconductor device manufacturing method and semiconductor device |
US6849123B2 (en) | 2001-07-18 | 2005-02-01 | Canon Kabushiki Kaisha | Plasma processing method and method for manufacturing semiconductor device |
KR100808862B1 (ko) * | 2006-07-24 | 2008-03-03 | 삼성전자주식회사 | 기판처리장치 |
JP2019504356A (ja) * | 2016-01-21 | 2019-02-14 | エーエスエムエル ネザーランズ ビー.ブイ. | Euv容器及びeuvコレクタのターゲット材料デブリクリーニングのためのシステム、方法、及び装置 |
US11013096B2 (en) | 2016-01-21 | 2021-05-18 | ASML Nettherlands B.V. | System, method and apparatus for target material debris cleaning of EUV vessel and EUV collector |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010130 |