JPH07130552A - 巻鉄心及び変圧器並びに巻鉄心の巻線への装着方法 - Google Patents
巻鉄心及び変圧器並びに巻鉄心の巻線への装着方法Info
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- JPH07130552A JPH07130552A JP27922793A JP27922793A JPH07130552A JP H07130552 A JPH07130552 A JP H07130552A JP 27922793 A JP27922793 A JP 27922793A JP 27922793 A JP27922793 A JP 27922793A JP H07130552 A JPH07130552 A JP H07130552A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、磁束の集中及び乱れを減少でき
て、巻線への装着を容易ならしめながら磁気特性を高め
ることができるようにしている。 【構成】 第1の積層ブロック13は、3枚の珪素鋼板
15の端部をその巻回方向に対して45度以上90度未
満の範囲内の同一傾斜角度αで切断しこれら珪素鋼板1
5をずらせて巻き重ねて構成されており、第2の積層ブ
ロックは、これと逆向きの傾斜角度で同様に構成され、
そして、両積層ブロックを交互に積層することにより巻
鉄心が構成される。
て、巻線への装着を容易ならしめながら磁気特性を高め
ることができるようにしている。 【構成】 第1の積層ブロック13は、3枚の珪素鋼板
15の端部をその巻回方向に対して45度以上90度未
満の範囲内の同一傾斜角度αで切断しこれら珪素鋼板1
5をずらせて巻き重ねて構成されており、第2の積層ブ
ロックは、これと逆向きの傾斜角度で同様に構成され、
そして、両積層ブロックを交互に積層することにより巻
鉄心が構成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワンターンカット形の
巻鉄心及び変圧器並びに巻鉄心の巻線への装着方法に関
する。
巻鉄心及び変圧器並びに巻鉄心の巻線への装着方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】例えば、変圧器用のワンターンカット形
の巻鉄心は、次のように製作される。最初、珪素鋼板を
円形状に巻回し、その1巻回毎に、その巻回方向に対し
て直角に切断し、この切断端部を突合わせる。この珪素
鋼板を、数枚ないし十数枚、その突合わせ部がずれるよ
うに巻回して一つの積層ブロックを構成し、さらにこれ
を複数巻回することで、全体円形の巻鉄心を形成する。
そして、この円形の巻鉄心を矩形状に成形する。
の巻鉄心は、次のように製作される。最初、珪素鋼板を
円形状に巻回し、その1巻回毎に、その巻回方向に対し
て直角に切断し、この切断端部を突合わせる。この珪素
鋼板を、数枚ないし十数枚、その突合わせ部がずれるよ
うに巻回して一つの積層ブロックを構成し、さらにこれ
を複数巻回することで、全体円形の巻鉄心を形成する。
そして、この円形の巻鉄心を矩形状に成形する。
【0003】図15には、このようにして成形した巻鉄
心1を示している。この後、この巻鉄心1を、巻線2,
2の窓部2a、2aに挿入するには、図16に示すよう
に、巻鉄心1を分解して、各積層ブロック3を順次挿入
し、各切断端部を突合わせる。この突合わせ部を図17
に示す。同図において、4は珪素鋼板を示す。
心1を示している。この後、この巻鉄心1を、巻線2,
2の窓部2a、2aに挿入するには、図16に示すよう
に、巻鉄心1を分解して、各積層ブロック3を順次挿入
し、各切断端部を突合わせる。この突合わせ部を図17
に示す。同図において、4は珪素鋼板を示す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図18には、積層ブロ
ック3の接合部分における磁束の流れを示している。同
図から分かるように、1枚の珪素鋼板4の突合わせ部に
は僅かながらギャップGがあるため、そのギャップG部
分を避けるように磁束は流れるが、隣合う積層ブロック
3部分(珪素鋼板4a及び4b、珪素鋼板4d及び4e
部分)で、磁束の集中と乱れが生じ、特に突合わせ部分
が密集すれば、この磁束の集中と乱れが多くなる。そし
て、この場合、変圧器としての磁気特性が悪くなり、ま
た、磁歪現象により騒音も大きくなる。
ック3の接合部分における磁束の流れを示している。同
図から分かるように、1枚の珪素鋼板4の突合わせ部に
は僅かながらギャップGがあるため、そのギャップG部
分を避けるように磁束は流れるが、隣合う積層ブロック
3部分(珪素鋼板4a及び4b、珪素鋼板4d及び4e
部分)で、磁束の集中と乱れが生じ、特に突合わせ部分
が密集すれば、この磁束の集中と乱れが多くなる。そし
て、この場合、変圧器としての磁気特性が悪くなり、ま
た、磁歪現象により騒音も大きくなる。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、磁束の集中及び乱れを減少できて、
巻線への装着を容易ならしめながら磁気特性を高めるこ
とができる巻鉄心及び変圧器並びに巻鉄心の巻線への装
着方法を提供するにある。
あり、その目的は、磁束の集中及び乱れを減少できて、
巻線への装着を容易ならしめながら磁気特性を高めるこ
とができる巻鉄心及び変圧器並びに巻鉄心の巻線への装
着方法を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の巻鉄心は、1巻
回毎に切断された複数の珪素鋼板の切断端部を突合わ
せ、その突合わせ部をずらせた状態でこれら珪素鋼板を
巻き重ねて構成されるワンターンカット形の巻鉄心にお
いて、数枚ないし十数枚の珪素鋼板の端部をその巻回方
向に対して45度以上90度未満の範囲内の同一傾斜角
度で切断しこれら珪素鋼板をずらせて巻き重ねて構成さ
れた第1の積層ブロックと、数枚ないし十数枚の珪素鋼
板の端部をその巻回方向に対して45度以上90度未満
の範囲内の前記傾斜角度と逆方向の同一傾斜角度で切断
しこれら珪素鋼板をずらせて巻き重ねて構成された第2
の積層ブロックとを備え、これら第1の積層ブロックと
第2の積層ブロックとを交互に積層して構成したところ
に特徴を有する(請求項1の発明)。
回毎に切断された複数の珪素鋼板の切断端部を突合わ
せ、その突合わせ部をずらせた状態でこれら珪素鋼板を
巻き重ねて構成されるワンターンカット形の巻鉄心にお
いて、数枚ないし十数枚の珪素鋼板の端部をその巻回方
向に対して45度以上90度未満の範囲内の同一傾斜角
度で切断しこれら珪素鋼板をずらせて巻き重ねて構成さ
れた第1の積層ブロックと、数枚ないし十数枚の珪素鋼
板の端部をその巻回方向に対して45度以上90度未満
の範囲内の前記傾斜角度と逆方向の同一傾斜角度で切断
しこれら珪素鋼板をずらせて巻き重ねて構成された第2
の積層ブロックとを備え、これら第1の積層ブロックと
第2の積層ブロックとを交互に積層して構成したところ
に特徴を有する(請求項1の発明)。
【0007】他の発明の巻鉄心は、1巻回毎に切断され
た複数の珪素鋼板の切断端部を突合わせ、その突合わせ
部をずらせた状態でこれら珪素鋼板を巻き重ねて構成さ
れるワンターンカット形の巻鉄心において、数枚ないし
十数枚の珪素鋼板の端部をその巻回方向に対して45度
以上90度未満の範囲内の同一傾斜角度で切断すると共
に、1枚の珪素鋼板の端部を前記巻回方向に対して直角
に切断しこの1枚の珪素鋼板が最もずれた位置となるよ
うにずらせて巻き重ねて構成された第1の積層ブロック
と、数枚ないし十数枚の珪素鋼板の端部をその巻回方向
に対して45度以上90度未満の範囲内の前記傾斜角度
と逆方向の同一傾斜角度で切断すると共に、1枚の珪素
鋼板の端部を前記巻回方向に対して直角に切断しこの1
枚の珪素鋼板が最もずれた位置となるようにずらせて巻
き重ねて構成された第2の積層ブロックとを備え、これ
ら第1の積層ブロックと第2の積層ブロックとを交互に
積層して構成したところに特徴を有する(請求項2の発
明)。
た複数の珪素鋼板の切断端部を突合わせ、その突合わせ
部をずらせた状態でこれら珪素鋼板を巻き重ねて構成さ
れるワンターンカット形の巻鉄心において、数枚ないし
十数枚の珪素鋼板の端部をその巻回方向に対して45度
以上90度未満の範囲内の同一傾斜角度で切断すると共
に、1枚の珪素鋼板の端部を前記巻回方向に対して直角
に切断しこの1枚の珪素鋼板が最もずれた位置となるよ
うにずらせて巻き重ねて構成された第1の積層ブロック
と、数枚ないし十数枚の珪素鋼板の端部をその巻回方向
に対して45度以上90度未満の範囲内の前記傾斜角度
と逆方向の同一傾斜角度で切断すると共に、1枚の珪素
鋼板の端部を前記巻回方向に対して直角に切断しこの1
枚の珪素鋼板が最もずれた位置となるようにずらせて巻
き重ねて構成された第2の積層ブロックとを備え、これ
ら第1の積層ブロックと第2の積層ブロックとを交互に
積層して構成したところに特徴を有する(請求項2の発
明)。
【0008】また、本発明の変圧器は、上述の請求項1
の巻鉄心あるいは請求項2の巻鉄心に巻線を装着して構
成されている(請求項3の発明)。
の巻鉄心あるいは請求項2の巻鉄心に巻線を装着して構
成されている(請求項3の発明)。
【0009】さらにまた、本発明の巻鉄心の巻線への装
着方法は、上述の請求項1の巻鉄心あるいは請求項2の
巻鉄心を、並べて設けられた巻線の窓部に挿入し装着す
るについて、巻鉄心の突合わせ部を拡開し、中間板部の
両側から第1のガイド部及び第2のガイド部をほぼ平行
に延出し且つその延出端部がほぼ垂直に形成されたガイ
ド板の前記各ガイド部を、前記巻線の各窓部に挿入し、
前記拡開した巻鉄心を各ガイド部の挿入方向と反対方向
からこれらガイド部外面をガイドとして各窓部へ挿入
し、その後ガイド板を各窓部から抜脱しつつ前記切断端
部を閉鎖するようにしたところに特徴を有する(請求項
4の発明)。
着方法は、上述の請求項1の巻鉄心あるいは請求項2の
巻鉄心を、並べて設けられた巻線の窓部に挿入し装着す
るについて、巻鉄心の突合わせ部を拡開し、中間板部の
両側から第1のガイド部及び第2のガイド部をほぼ平行
に延出し且つその延出端部がほぼ垂直に形成されたガイ
ド板の前記各ガイド部を、前記巻線の各窓部に挿入し、
前記拡開した巻鉄心を各ガイド部の挿入方向と反対方向
からこれらガイド部外面をガイドとして各窓部へ挿入
し、その後ガイド板を各窓部から抜脱しつつ前記切断端
部を閉鎖するようにしたところに特徴を有する(請求項
4の発明)。
【0010】
【作用】請求項1の発明においては、隣合う積層ブロッ
クの珪素鋼板の切断端部が傾斜し且つその傾斜角度が逆
向きとなっているから、隣合う積層ブロックの珪素鋼板
どうしの板突合わせ部は互いの距離が遠くなり、磁束の
密度は粗くなる。これにより、この部分において磁束の
集中及び乱れが少なく、磁気特性が向上するようにな
る。
クの珪素鋼板の切断端部が傾斜し且つその傾斜角度が逆
向きとなっているから、隣合う積層ブロックの珪素鋼板
どうしの板突合わせ部は互いの距離が遠くなり、磁束の
密度は粗くなる。これにより、この部分において磁束の
集中及び乱れが少なく、磁気特性が向上するようにな
る。
【0011】請求項2の発明においては、磁束の集中及
び乱れが少なくなることに加え、第1の積層ブロック及
び第2の積層ブロックにおいて巻線方向に対して直角に
切断した珪素鋼板が最もずれた位置となるようにしてい
るから、突合わせ部分の範囲が小さくなる。
び乱れが少なくなることに加え、第1の積層ブロック及
び第2の積層ブロックにおいて巻線方向に対して直角に
切断した珪素鋼板が最もずれた位置となるようにしてい
るから、突合わせ部分の範囲が小さくなる。
【0012】請求項3の発明においては、変圧器を、請
求項1の巻鉄心あるいは請求項2の巻鉄心に巻線を装着
して構成しているから、変圧器における巻鉄心の磁気特
性が向上し、変圧器特性が向上する。
求項1の巻鉄心あるいは請求項2の巻鉄心に巻線を装着
して構成しているから、変圧器における巻鉄心の磁気特
性が向上し、変圧器特性が向上する。
【0013】請求項4の発明においては、並べて設けら
れた巻線の窓部に挿入し装着するについて、巻鉄心の突
合わせ部を拡開し、中間板部の両側から第1のガイド部
及び第2のガイド部をほぼ平行に延出し且つその延出端
部がほぼ垂直に形成されたガイド板の前記各ガイド部
を、前記巻線の各窓部に挿入し、前記拡開した巻鉄心を
各ガイド部の挿入方向と反対方向からこれらガイド部外
面をガイドとして各窓部へ挿入し、その後ガイド板を各
窓部から抜脱しつつ前記切断端部を閉鎖するようにして
いるから、ガイド板の延出端部と珪素鋼板の斜状の切断
端部とが長い範囲で交差し、これにより、珪素鋼板の斜
状の切断端部が突合わされるときに段落ち状態となるこ
とがなく、突合わせ部のギャップが広がることがなく、
正常な突合わせ状態となる。
れた巻線の窓部に挿入し装着するについて、巻鉄心の突
合わせ部を拡開し、中間板部の両側から第1のガイド部
及び第2のガイド部をほぼ平行に延出し且つその延出端
部がほぼ垂直に形成されたガイド板の前記各ガイド部
を、前記巻線の各窓部に挿入し、前記拡開した巻鉄心を
各ガイド部の挿入方向と反対方向からこれらガイド部外
面をガイドとして各窓部へ挿入し、その後ガイド板を各
窓部から抜脱しつつ前記切断端部を閉鎖するようにして
いるから、ガイド板の延出端部と珪素鋼板の斜状の切断
端部とが長い範囲で交差し、これにより、珪素鋼板の斜
状の切断端部が突合わされるときに段落ち状態となるこ
とがなく、突合わせ部のギャップが広がることがなく、
正常な突合わせ状態となる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例につき図1ない
し図11を参照しながら説明する。図3には、変圧器1
0を示しており、変圧器10は、巻線11,11に巻鉄
心12を装着して構成されている。この巻鉄心12は、
図4に示す第1の積層ブロック13と第2の積層ブロッ
ク14とを交互に巻回して構成されている。第1の積層
ブロック13は、例えば3枚の珪素鋼板15を巻回して
構成されている。すなわち、図1に示すように、各珪素
鋼板15は、その両端部が、その巻回方向に対して45
度以上90度未満の範囲内の同一傾斜角度αで切断され
ており、これら珪素鋼板15をずらせて巻き重ねてい
る。
し図11を参照しながら説明する。図3には、変圧器1
0を示しており、変圧器10は、巻線11,11に巻鉄
心12を装着して構成されている。この巻鉄心12は、
図4に示す第1の積層ブロック13と第2の積層ブロッ
ク14とを交互に巻回して構成されている。第1の積層
ブロック13は、例えば3枚の珪素鋼板15を巻回して
構成されている。すなわち、図1に示すように、各珪素
鋼板15は、その両端部が、その巻回方向に対して45
度以上90度未満の範囲内の同一傾斜角度αで切断され
ており、これら珪素鋼板15をずらせて巻き重ねてい
る。
【0015】第2の積層ブロック14は、図2にも示す
ように、上記第1の積層ブロック13と同様に3枚の珪
素鋼板16を有して構成されており、ただし、その両端
部が、その巻回方向に対して上述とは逆方向の同一傾斜
角度αで切断されている。そして、これら珪素鋼板16
はずらせて巻き重ねられている。
ように、上記第1の積層ブロック13と同様に3枚の珪
素鋼板16を有して構成されており、ただし、その両端
部が、その巻回方向に対して上述とは逆方向の同一傾斜
角度αで切断されている。そして、これら珪素鋼板16
はずらせて巻き重ねられている。
【0016】なお、図3に示した巻鉄心12は、最初は
円形状に巻回されて作製されたものであり、この円形状
の巻鉄心を矩形状に成形し、この成形物を、分解して、
図5に示すようにして、並べて設けた巻線11,11に
装着したものである。同図において、17は薄肉鋼板か
ら構成されたガイド板であり、これは中間板部17aの
両側から第1のガイド部17b及び第2のガイド部17
cをほぼ平行に延出し且つその延出端部17d,17e
がほぼ垂直に形成されている。
円形状に巻回されて作製されたものであり、この円形状
の巻鉄心を矩形状に成形し、この成形物を、分解して、
図5に示すようにして、並べて設けた巻線11,11に
装着したものである。同図において、17は薄肉鋼板か
ら構成されたガイド板であり、これは中間板部17aの
両側から第1のガイド部17b及び第2のガイド部17
cをほぼ平行に延出し且つその延出端部17d,17e
がほぼ垂直に形成されている。
【0017】しかして、まず、分解した巻鉄心12の第
1の積層ブロック13の突合わせ部を拡開し、前記ガイ
ド板17の前記各ガイド部17b,17cを前記巻線1
1の各窓部11a,11aに挿入し、前記拡開した積層
ブロック13を各ガイド部17b,17cの挿入方向と
反対方向からガイド部17b,17c外面をガイドとし
て各窓部11a,11aへ挿入し、その後ガイド板17
を各窓部11a,11aから抜脱しつつ前記切断端部を
閉鎖する。この場合の装着は、図6、図7及び図8の順
に示す通りである。
1の積層ブロック13の突合わせ部を拡開し、前記ガイ
ド板17の前記各ガイド部17b,17cを前記巻線1
1の各窓部11a,11aに挿入し、前記拡開した積層
ブロック13を各ガイド部17b,17cの挿入方向と
反対方向からガイド部17b,17c外面をガイドとし
て各窓部11a,11aへ挿入し、その後ガイド板17
を各窓部11a,11aから抜脱しつつ前記切断端部を
閉鎖する。この場合の装着は、図6、図7及び図8の順
に示す通りである。
【0018】このとき、通常は、図9に示すように、各
珪素鋼板15の切断端部15a〜15c,15a´〜1
5c´が相互に対向する状態でその間が狭められてゆ
き、そして、ガイド板17の第1のガイド部17bを引
き抜きつつ両切断端部15a〜15c,15a´〜15
c´を狭めると、段落ちなく突合わされる。
珪素鋼板15の切断端部15a〜15c,15a´〜1
5c´が相互に対向する状態でその間が狭められてゆ
き、そして、ガイド板17の第1のガイド部17bを引
き抜きつつ両切断端部15a〜15c,15a´〜15
c´を狭めると、段落ちなく突合わされる。
【0019】このようにして、順次、ガイド板17を使
用しながら、第2の積層ブロック14、そして、第1の
積層ブロック13と交互に挿入し、ガイド板17を抜脱
し、突合わせを行ない、もって、巻鉄心12を巻線1
1,11に装着する。
用しながら、第2の積層ブロック14、そして、第1の
積層ブロック13と交互に挿入し、ガイド板17を抜脱
し、突合わせを行ない、もって、巻鉄心12を巻線1
1,11に装着する。
【0020】ところで、各切断端部15a〜15c,1
5a´〜15c´を狭めるときに、これらが、図10及
び図11に示す適正に対向しないことがある(前後にず
れZが生じることがある)。ここで、図19には、従来
の巻線においてガイド板17を使用した場合を示してい
る(図16にも示している)。従来の場合、この図19
に示した状態において、ガイド部17bの両側に突合わ
せ部が位置している状態からガイド部17bを引抜いた
ときに、対応する切断端部5aと5a´、5bと5b
´、5cと5c´が突合わさる位置にくるべきところ、
図20に示すように1段落ちて内側の鋼板と突合わさ
る、いわゆる段落ちの問題が生じる。
5a´〜15c´を狭めるときに、これらが、図10及
び図11に示す適正に対向しないことがある(前後にず
れZが生じることがある)。ここで、図19には、従来
の巻線においてガイド板17を使用した場合を示してい
る(図16にも示している)。従来の場合、この図19
に示した状態において、ガイド部17bの両側に突合わ
せ部が位置している状態からガイド部17bを引抜いた
ときに、対応する切断端部5aと5a´、5bと5b
´、5cと5c´が突合わさる位置にくるべきところ、
図20に示すように1段落ちて内側の鋼板と突合わさ
る、いわゆる段落ちの問題が生じる。
【0021】しかるに、本実施例においては、各珪素鋼
板15の各切断端部15a〜15c,15a´〜15c
´が斜状をなすから、図11からも分かるように、ガイ
ド板17の延出端部dと珪素鋼板15の斜状の切断端部
とが長い範囲で交差し、これにより、ガイド板17のガ
イド作用が長い範囲で得られ、従って、段落ちすること
がなく、適正に突合わせることができる。
板15の各切断端部15a〜15c,15a´〜15c
´が斜状をなすから、図11からも分かるように、ガイ
ド板17の延出端部dと珪素鋼板15の斜状の切断端部
とが長い範囲で交差し、これにより、ガイド板17のガ
イド作用が長い範囲で得られ、従って、段落ちすること
がなく、適正に突合わせることができる。
【0022】このような本実施例によれば、隣合う積層
ブロック13,14の珪素鋼板15,16の切断端部が
傾斜し且つその傾斜角度が逆向きとなっているから、隣
合う積層ブロック13,14の珪素鋼板どうしの板突合
わせ部は互いの距離が遠くなり、磁束の密度が粗くな
る。この結果、この部分において磁束の集中及び乱れが
少なく、磁気特性が向上する。
ブロック13,14の珪素鋼板15,16の切断端部が
傾斜し且つその傾斜角度が逆向きとなっているから、隣
合う積層ブロック13,14の珪素鋼板どうしの板突合
わせ部は互いの距離が遠くなり、磁束の密度が粗くな
る。この結果、この部分において磁束の集中及び乱れが
少なく、磁気特性が向上する。
【0023】また、本実施例においては、並べて設けら
れた巻線11,11の窓部11a,11aに挿入し装着
するについて、巻鉄心12の突合わせ部を拡開し、ガイ
ド板17にあって延出端部17d,17eがほぼ垂直に
形成された各ガイド部17b,17cを、巻線11,1
1の各窓部11a,11aに挿入し、拡開した巻鉄心1
1の積層ブロック13,14を各ガイド部17b,17
cの挿入方向と反対方向からガイド部17b,17c外
面をガイドとして各窓部11a,11aへ挿入し、その
後ガイド板17を各窓部11a,11aから抜脱しつつ
切断端部を閉鎖するようにしているから、ガイド板17
の延出端部17d,17eと珪素鋼板15,16の斜状
の切断端部とが長い範囲で交差し、これにより、珪素鋼
板15,16の斜状の切断端部が突き合わされるときに
段落ち状態となることがなく、正常な突合わせ状態とす
ることができる。
れた巻線11,11の窓部11a,11aに挿入し装着
するについて、巻鉄心12の突合わせ部を拡開し、ガイ
ド板17にあって延出端部17d,17eがほぼ垂直に
形成された各ガイド部17b,17cを、巻線11,1
1の各窓部11a,11aに挿入し、拡開した巻鉄心1
1の積層ブロック13,14を各ガイド部17b,17
cの挿入方向と反対方向からガイド部17b,17c外
面をガイドとして各窓部11a,11aへ挿入し、その
後ガイド板17を各窓部11a,11aから抜脱しつつ
切断端部を閉鎖するようにしているから、ガイド板17
の延出端部17d,17eと珪素鋼板15,16の斜状
の切断端部とが長い範囲で交差し、これにより、珪素鋼
板15,16の斜状の切断端部が突き合わされるときに
段落ち状態となることがなく、正常な突合わせ状態とす
ることができる。
【0024】次に図12ないし図14は、本発明の第2
の実施例を示しており、第1の積層ブロック21及び第
2の積層ブロック22の構成が異なる。すなわち、第1
の積層ブロック21は、例えば2枚の珪素鋼板23の端
部をその巻回方向に対して45度以上90度未満の範囲
内の同一傾斜角度αで切断する(その切断端部を符号2
3a,23a´,23b,23b´で示す)と共に、1
枚の珪素鋼板24の端部を前記巻回方向に対して直角に
切断し(その切断端部を符号24a,24a´で示す)
この1枚の珪素鋼板24が最もずれた位置となるように
ずらせて巻き重ねて構成されている。
の実施例を示しており、第1の積層ブロック21及び第
2の積層ブロック22の構成が異なる。すなわち、第1
の積層ブロック21は、例えば2枚の珪素鋼板23の端
部をその巻回方向に対して45度以上90度未満の範囲
内の同一傾斜角度αで切断する(その切断端部を符号2
3a,23a´,23b,23b´で示す)と共に、1
枚の珪素鋼板24の端部を前記巻回方向に対して直角に
切断し(その切断端部を符号24a,24a´で示す)
この1枚の珪素鋼板24が最もずれた位置となるように
ずらせて巻き重ねて構成されている。
【0025】また第2の積層ブロック22は、2枚の珪
素鋼板25の端部をその巻回方向に対して45度以上9
0度未満の範囲内の前記傾斜角度と逆方向の同一傾斜角
度αで切断する(その切断端部を符号25a,25a
´,25b,25b´で示す)と共に、1枚の珪素鋼板
26の端部を前記巻回方向に対して直角に切断し(その
切断端部を符号26a,26a´で示す)この1枚の珪
素鋼板26が最もずれた位置となるようにずらせて巻き
重ねて構成されている。そして、これら第1の積層ブロ
ック21と第2の積層ブロック22とを交互に積層して
巻鉄心27が構成されている。
素鋼板25の端部をその巻回方向に対して45度以上9
0度未満の範囲内の前記傾斜角度と逆方向の同一傾斜角
度αで切断する(その切断端部を符号25a,25a
´,25b,25b´で示す)と共に、1枚の珪素鋼板
26の端部を前記巻回方向に対して直角に切断し(その
切断端部を符号26a,26a´で示す)この1枚の珪
素鋼板26が最もずれた位置となるようにずらせて巻き
重ねて構成されている。そして、これら第1の積層ブロ
ック21と第2の積層ブロック22とを交互に積層して
巻鉄心27が構成されている。
【0026】このような構成の第2の実施例において
は、隣合う積層ブロック21,22の珪素鋼板どうしの
板突合わせ部は一方が直角であるが他方は斜状をなすか
ら、互いの距離が遠くなり、磁束の密度が粗くなる。こ
の結果、この第2の実施例においても、磁束の集中及び
乱れが少なく、磁気特性が向上する。
は、隣合う積層ブロック21,22の珪素鋼板どうしの
板突合わせ部は一方が直角であるが他方は斜状をなすか
ら、互いの距離が遠くなり、磁束の密度が粗くなる。こ
の結果、この第2の実施例においても、磁束の集中及び
乱れが少なく、磁気特性が向上する。
【0027】また、第1の積層ブロック21及び第2の
積層ブロック22において巻回方向に対して直角に切断
した珪素鋼板24,26が最もずれた位置となるように
しているから、突合わせ部分の範囲k2が、第1の実施
例における突合わせ部分の範囲k1(図4参照)より小
さくなる。これにより、巻鉄心27の突合わせ部分の範
囲が、巻鉄心27の円弧状の曲り部に至ることがなく、
巻線への装着が容易となる。
積層ブロック22において巻回方向に対して直角に切断
した珪素鋼板24,26が最もずれた位置となるように
しているから、突合わせ部分の範囲k2が、第1の実施
例における突合わせ部分の範囲k1(図4参照)より小
さくなる。これにより、巻鉄心27の突合わせ部分の範
囲が、巻鉄心27の円弧状の曲り部に至ることがなく、
巻線への装着が容易となる。
【0028】
【発明の効果】請求項1の巻鉄心によれば、隣合う積層
ブロックの珪素鋼板の切断端部が傾斜し且つその傾斜角
度が逆向きとなっているから、隣合う積層ブロックの珪
素鋼板どうしの突合わせ部は互いの距離が遠くなり、磁
束の密度が粗くなる。この結果、この部分において磁束
の集中及び乱れを少なくでき、磁気特性の向上を図るこ
とができる。
ブロックの珪素鋼板の切断端部が傾斜し且つその傾斜角
度が逆向きとなっているから、隣合う積層ブロックの珪
素鋼板どうしの突合わせ部は互いの距離が遠くなり、磁
束の密度が粗くなる。この結果、この部分において磁束
の集中及び乱れを少なくでき、磁気特性の向上を図るこ
とができる。
【0029】請求項2の巻鉄心によれば、磁束の集中及
び乱れが少なくできて磁気特性の向上を図り得ることに
加え、第1の積層ブロック及び第2の積層ブロックにお
いて巻回方向に対して直角に切断した珪素鋼板が最もず
れた位置となるようにしているから、突合わせ部分の範
囲を小さくでき、これにより、突合わせ部分の範囲を小
さくでき、巻線への装着が容易となる。
び乱れが少なくできて磁気特性の向上を図り得ることに
加え、第1の積層ブロック及び第2の積層ブロックにお
いて巻回方向に対して直角に切断した珪素鋼板が最もず
れた位置となるようにしているから、突合わせ部分の範
囲を小さくでき、これにより、突合わせ部分の範囲を小
さくでき、巻線への装着が容易となる。
【0030】請求項3の変圧器によれば、巻鉄心の磁気
特性が向上することで、変圧器特性が向上する。
特性が向上することで、変圧器特性が向上する。
【0031】請求項4の巻鉄心の巻線への装着方法によ
れば、ガイド板の延出端部と珪素鋼板の斜状の切断端部
とが長い範囲で交差するようになり、これにより、珪素
鋼板の斜状の切断端部が突合わされるときに段落ち状態
となることがなく、もって、突合わせを正常に行なうこ
とができる。
れば、ガイド板の延出端部と珪素鋼板の斜状の切断端部
とが長い範囲で交差するようになり、これにより、珪素
鋼板の斜状の切断端部が突合わされるときに段落ち状態
となることがなく、もって、突合わせを正常に行なうこ
とができる。
【図1】本発明の第1の実施例を示す第1の積層ブロッ
クの平面図
クの平面図
【図2】第2の積層ブロックの平面図
【図3】巻鉄心の斜視図
【図4】突合わせ部の平面図
【図5】巻鉄心の巻線への装着の様子を示すための斜視
図
図
【図6】同横断平面図
【図7】同横断平面図
【図8】同横断平面図
【図9】正常な突合わせの様子を示す平面図
【図10】異なる状況における突合わせの様子を示す平
面図
面図
【図11】同正面図
【図12】本発明の第2の実施例を示す図1相当図
【図13】図2相当図
【図14】図4相当図
【図15】従来例を示す巻鉄心の斜視図
【図16】図5相当図
【図17】図4相当図
【図18】突合わせ部分の磁束経路を示す図
【図19】図10相当図
【図20】段落ち状態を示す図
11は巻線、11aは窓部、12は巻鉄心、13は第1
の積層ブロック、14は第2の積層ブロック、15,1
6は珪素鋼板、17はガイド板、17aは中間板部、1
7bは第1のガイド部、17cは第2のガイド部、17
d,17eは延出端部、21は第1の積層ブロック、2
2は第2の積層ブロック、23,24,25,26は珪
素鋼板、27は巻鉄心を示す。
の積層ブロック、14は第2の積層ブロック、15,1
6は珪素鋼板、17はガイド板、17aは中間板部、1
7bは第1のガイド部、17cは第2のガイド部、17
d,17eは延出端部、21は第1の積層ブロック、2
2は第2の積層ブロック、23,24,25,26は珪
素鋼板、27は巻鉄心を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 植田 伸哉 三重県三重郡朝日町大字繩生2121番地 東 芝メック株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 1巻回毎に切断された複数の珪素鋼板の
切断端部を突合わせ、その突合わせ部をずらせた状態で
これら珪素鋼板を巻き重ねて構成されるワンターンカッ
ト形の巻鉄心において、 数枚ないし十数枚の珪素鋼板の端部をその巻回方向に対
して45度以上90度未満の範囲内の同一傾斜角度で切
断しこれら珪素鋼板をずらせて巻き重ねて構成された第
1の積層ブロックと、 数枚ないし十数枚の珪素鋼板の端部をその巻回方向に対
して45度以上90度未満の範囲内の前記傾斜角度と逆
方向の同一傾斜角度で切断しこれら珪素鋼板をずらせて
巻き重ねて構成された第2の積層ブロックとを備え、 これら第1の積層ブロックと第2の積層ブロックとを交
互に積層して構成したことを特徴とする巻鉄心。 - 【請求項2】 1巻回毎に切断された複数の珪素鋼板の
切断端部を突合わせ、その突合わせ部をずらせた状態で
これら珪素鋼板を巻き重ねて構成されるワンターンカッ
ト形の巻鉄心において、 数枚ないし十数枚の珪素鋼板の端部をその巻回方向に対
して45度以上90度未満の範囲内の同一傾斜角度で切
断すると共に、1枚の珪素鋼板の端部を前記巻回方向に
対して直角に切断しこの1枚の珪素鋼板が最もずれた位
置となるようにずらせて巻き重ねて構成された第1の積
層ブロックと、 数枚ないし十数枚の珪素鋼板の端部をその巻回方向に対
して45度以上90度未満の範囲内の前記傾斜角度と逆
方向の同一傾斜角度で切断すると共に、1枚の珪素鋼板
の端部を前記巻回方向に対して直角に切断しこの1枚の
珪素鋼板が最もずれた位置となるようにずらせて巻き重
ねて構成された第2の積層ブロックとを備え、 これら第1の積層ブロックと第2の積層ブロックとを交
互に積層して構成したことを特徴とする巻鉄心。 - 【請求項3】 請求項1の巻鉄心あるいは請求項2の巻
鉄心に巻線を装着したことを特徴とする変圧器。 - 【請求項4】 請求項1の巻鉄心あるいは請求項2の巻
鉄心を、並べて設けられた巻線の窓部に挿入し装着する
について、巻鉄心の突合わせ部を拡開し、中間板部の両
側から第1のガイド部及び第2のガイド部をほぼ平行に
延出し且つその延出端部がほぼ垂直に形成されたガイド
板の前記各ガイド部を、前記巻線の各窓部に挿入し、前
記拡開した巻鉄心を各ガイド部の挿入方向と反対方向か
らこれらガイド部外面をガイドとして各窓部へ挿入し、
その後ガイド板を各窓部から抜脱しつつ前記切断端部を
閉鎖するようにしたことを特徴とする巻鉄心の巻線への
装着方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27922793A JPH07130552A (ja) | 1993-11-09 | 1993-11-09 | 巻鉄心及び変圧器並びに巻鉄心の巻線への装着方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27922793A JPH07130552A (ja) | 1993-11-09 | 1993-11-09 | 巻鉄心及び変圧器並びに巻鉄心の巻線への装着方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07130552A true JPH07130552A (ja) | 1995-05-19 |
Family
ID=17608208
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27922793A Pending JPH07130552A (ja) | 1993-11-09 | 1993-11-09 | 巻鉄心及び変圧器並びに巻鉄心の巻線への装着方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07130552A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200458323Y1 (ko) * | 2009-06-18 | 2012-02-15 | 삼정전기공업 주식회사 | 무부하 부하 손실을 저감 할 수 있는 변압기용 코어와 코일이 결합 된 변압기 본체 |
CN107316739A (zh) * | 2017-06-19 | 2017-11-03 | 广东紫光电气有限公司 | 一种开口折叠式变压器铁芯制备方法 |
-
1993
- 1993-11-09 JP JP27922793A patent/JPH07130552A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200458323Y1 (ko) * | 2009-06-18 | 2012-02-15 | 삼정전기공업 주식회사 | 무부하 부하 손실을 저감 할 수 있는 변압기용 코어와 코일이 결합 된 변압기 본체 |
CN107316739A (zh) * | 2017-06-19 | 2017-11-03 | 广东紫光电气有限公司 | 一种开口折叠式变压器铁芯制备方法 |
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