JPH07130098A - ディジタル記録再生方法 - Google Patents

ディジタル記録再生方法

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JPH07130098A
JPH07130098A JP29477593A JP29477593A JPH07130098A JP H07130098 A JPH07130098 A JP H07130098A JP 29477593 A JP29477593 A JP 29477593A JP 29477593 A JP29477593 A JP 29477593A JP H07130098 A JPH07130098 A JP H07130098A
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JP
Japan
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code
recording
rll
signal
reproducing
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JP29477593A
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Takumi Hayashiyama
工 林山
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Victor Company of Japan Ltd
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光磁気ディスク装置等において、最短ピット
長を大きくとりながら高密度記録を行うことが可能なデ
ィジタル記録再生方法を提供する。 【構成】 記録側では、入力2値データをRLL符号化
(2)し、NRZI変調(3)してマーク長記録符号へ変換し
た後、5次プリコード(5)してディジタル記録再生系1で
ディスクへ記録する。再生側では、再生信号を増幅(6)
し、5次ポリバイナリPR等化器7で等化処理し、16
状態ビタビ復号(8,9)を行い、その復号信号を2値復号
化(10)した後、記録側の符号化・変換に対応した逆変換・
復号化(11,12,13)を行って元の入力2値データを再生出
力させる。RLL符号化によって最短ピット長を大きく
できると共に、再生信号の占有帯域をPR等化器7で帯
域圧縮する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディジタル記録再生方法
に係り、光ディスク装置や光磁気ディスク装置に適用さ
れ、ディスクに対して最短ピット長を大きくとりながら
高密度記録を行うための改良に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスク装置や光磁気ディスク装置に
代表されるディジタル記録再生装置では、ディスクに対
する高密度記録とその安定した再生が益々重要な課題と
なり、半導体レーザ技術と共に各種の信号処理技術の開
発が行われている。そして、信号処理技術に関連した光
記録再生方式として、図6に示されるような記録再生系
のモデルが提案されている(特開平2-312018号)。
【0003】同図において、記録再生の対象となる2値
データは、先ず記録側に設けられているプリコーダ51へ
入力され、以降の系におけるエラー伝播を抑制するため
の中間系列データに変換された後、その中間系列データ
がディジタル記録再生系(ディスクへの記録/再生部)52
でディスクに記録される。尚、プリコーダ51はモジュロ
2加算器とシフトレジスタで構成される。一方、再生側
では、ディジタル記録再生系で読出された再生信号をA
GC(Automatic Gain Control)アンプ53で利得調整して
振幅レベルを一定化し、デュオバイナリ方式のパーシャ
ルレスポンス(以下、「PR」という)等化器54に入力して
PR等化処理が行われる。そして、PR等化された信号
は3値レベル識別器55でその信号レベルが識別され、最
終的に2値復号器56で元の2値データに復号されて出力
される。
【0004】その場合、デュオバイナリ方式でPR等化
された信号は、図7に示すように、記録再生系52で記録
媒体に記録される信号と比較してその周波数の占有帯域
が約1/2になり、且つその帯域で十分に信号レベルの
データ識別が可能である。従って、逆にみれば、PR等
化器54を使用しない記録再生方式と比較すると、約2倍
の密度で記録してもデータ再生が可能であり、2倍の記
録密度が実現できることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記のよう
に信号処理の観点からみるとディスクに対する記録密度
を向上させることが可能になるが、記録密度が高くする
と必然的にディスクに記録されるピット長はそれだけ短
くなり、実際上はディスクの成形性の限界によって記録
密度が制限されることが起り得る。
【0006】その対策として、記録データにRLL(Run
Length Limited Code)符号を使用し、その帯域圧縮効
果に基づいてピット長を大きくとりながら高密度記録が
実現させる方法を採用できる。しかし、RLL符号を使
用した場合、その符号化自体がPR等化と同様の帯域圧
縮効果を有しており、デュオバイナリ方式のPR等化に
よる帯域圧縮の効果が不十分であるためにPR等化によ
る記録密度の上昇を実現することができない。
【0007】例えば、RLL符号として最小ランdのm
-n変調符号を用いた場合に、最短パルス幅は(d+1)
To・(m/n)となり(但し、Toは入力2値データの最
短パルス幅)、d=2である8-17変調符号では記録再
生系52で記録される最短パルス幅は入力データの約1.
4倍[=(24/17)・To]になってディスクに記録さ
れ、最短ピット長も1.4倍になる。また、必然的に記
録信号の最高周波数は(17/24)・(1/To)となり、
周波数の占有帯域は入力2値データの約(1/1.4)と
なる。一方、再生側において、再生信号のアイパターン
の周期は(8/17)・Toとなり、その見かけ上の最高周
波数は(17/8)・(1/To)である。そして、その再生
信号をデュオバイナリ方式のPR等化器54で等化する
と、その等化信号の占有帯域は前記の最高周波数の約1
/2に圧縮される。即ち、占有帯域が(17/16)・(1
/To)になる。従って、記録側で8-17変調されてい
ることでPR等化器54による等化が意味を持たないこと
になる。即ち、帯域圧縮機能に関しては、RLL符号と
デュオバイナリ方式のPR等化器の使用による各効果は
単純に加算されることにならない。
【0008】そこで、本発明は、RLL符号の使用とP
R等化による帯域圧縮効果を個別に生かしながら、ディ
スクに対して長いピット長で高密度記録を行うことが可
能なディジタル記録再生装置を提供することを目的とし
て創作された。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、ディスクに対
してマーク長記録方式によるデータの記録/再生を行う
ディジタル記録再生系を備えたパーシャルレスポンス型
ディジタル伝送路において、記録側には、入力2値デー
タを最小ランが1以上のRLL符号へ変換するRLL符
号化手段と、前記RLL符号化手段によるRLL符号を
N次プリコード(N≧3)した場合にマーク長記録が可能
な変形符号へ変換する符号変形手段と、前記符号変形手
段による変形符号をN次プリコードして中間系列データ
を作成するN次プリコーダを設け、再生側には、AGC
機能を備えた増幅手段と、前記増幅手段から得られる信
号をパーシャルレスポンス等化するN次ポリバイナリ方
式のパーシャルレスポンス等化手段と、前記パーシャル
レスポンス等化手段による(N+1)値信号の信号レベル
を識別する多値レベル識別手段と、前記多値レベル識別
手段によるレベル識別信号をビタビ復号する多状態ビタ
ビ復号化手段と、前記多状態ビタビ復号手段による復号
信号を前記変形符号に復号する2値復号化手段と、前記
2値復号化手段による前記変形符号を前記RLL符号に
変換する符号逆変形手段と、前記符号逆変形手段による
前記RLL符号を前記入力2値データに復号するRLL
復号化手段を設け、前記ディジタル記録再生系が前記N
次プリコーダによる中間系列データをディスクへマーク
長記録し、ディスクからの再生信号を前記増幅手段へ出
力することを特徴としたディジタル記録再生方法に係
る。
【0010】
【作用】記録側において、入力2値データはRLL符号
化手段でRLL符号へ変換され、符号変形手段でマーク
長記録用符号へ変換された後、N次プリコーダによって
N次プリコードされ、その中間系列データがディジタル
記録再生系でディスクへ記録される。この場合、RLL
符号へ変換されていることにより、最短ピット長を大き
くとりながら、その変換に基づく帯域圧縮効果によって
記録信号の占有帯域を小さくすることができる。
【0011】一方、再生側では、ディジタル記録再生系
で読出された信号をN次ポリバイナリ方式のPRレスポ
ンス等化手段で等化し、その等化信号を多値識別手段で
識別した後、多状態ビタビ復号化手段で最尤複合し、ま
た2値復号化手段で前記のN次プリコード前のマーク長
記録用符号へ戻す。更に、マーク長記録用符号は符号逆
変形手段でRLL符号へ戻された後、RLL復号化手段
で元の入力2値データへ戻される。
【0012】その場合、入力2値データは前記のように
記録側でRLL符号に変換されているため、ディジタル
記録再生系で読出された再生信号のアイパターンの周期
は入力2値データの周期より短くなり、またその再生信
号の見かけ上の最高周波数は大きくなる。それに対し
て、本発明ではN次ポリバイナリ方式のPRレスポンス
等化器を使用しているため、前記の再生信号の実際の占
有帯域を前記の見かけ上の最高周波数の約(1/N)に圧
縮することができ、その次数Nを等化が意味をもつ次数
に設定することにより、記録側での等化処理による帯域
圧縮効果を有効に生かすことが可能になる。尚、多状態
ビタビ復号手段は、N次ポリバイナリ方式のPRレスポ
ンス等化手段を用いることに伴うアイパターンやS/N
比の劣化を補償するために設けられている。
【0013】
【実施例】以下、本発明のディジタル記録再生方法に係
る一実施例を図面を用いて詳細に説明する。先ず、図1
は光磁気ディスク装置のシステム構成図であり、図6の
場合と同様に、ディスクへ信号の記録再生部に相当する
ディジタル記録再生系1に対して、記録側回路と再生側
回路が構成されている。また、このシステムは、ディジ
タル記録再生系1がマーク長記録方式でデータの記録/
再生を行うPR型ディジタル伝送路となっている。
【0014】そして、記録側は、入力2値データを8-
17変調符号へ変換するRLL符号器2と、その変調符
号をマーク長記録符号へ変換するNRZI(Non Return
to Zero Inverted)変換器3と、NRZI変換後の符号を
モジュロ2加算によって変換するモジュロ2加算器4
と、モジュロ2加算器4の出力信号を5次プリコードし
て中間系列データへ変換する5次プリコーダ5から構成
されている。尚、NRZI変換器3とモジュロ2加算器4
は、8-17変調符号をそのまま5次プリコードすると
マーク長記録ができなくなるため、5次プリコード後に
マーク長記録が可能な変形符号へ変換するデータ変形手
段として設けられている。
【0015】一方、再生側は、再生信号の振幅レベルを
一定化して増幅するAGCアンプ6と、その出力信号を
5次ポリバイナリ方式でPR等化するPR等化器7と、
PR等化した出力信号レベルを6値で識別する6値識別
器8と、6値識別レベルから16状態の最尤方式で生き
残りパスを決定して復号信号を得る16状態ビタビ復号
器9と、ビタビ復号信号を2値データへ復号する2値復
号器10と、復号後の2値データをモジュロ2減算によっ
て変換するモジュロ2減算器11と、変換後の2値データ
を前記の8-17変調符号へ変換するNRZI逆変換器1
2と、8-17変調符号を前記の入力2値データへ復号す
るRLL復号器13から構成されている。
【0016】次に、この実施例システムの記録/再生動
作について説明する。先ず、入力2値データはRLL符
号器2で8-17変調符号aKへ変換される。この変調符
号aKは一例として図5に示すようなビット列になる
が、RLL符号であることから同図に示されるように
“1"が離散的に現われてマーク長記録に適しない。そ
のために、その変調符号aKはNRZI変換器3でNRZ
I符号bK(=aK−bK-1)に変換され、図5に示すよう
に前記の8-17変調符号aKに対応させて複数個の
“1"が連続したビット列とされる。そして、モジュロ
2加算器4でそのNRZI符号bKを一旦変形符号cK(=
K+bK-1+bK-2+bK-3+bK-4)へ変換した後、エラ
ー伝播を抑制するために5次プリコーダ5でプリコード
し、そのプリコード後の中間系列符号信号bK(=cK
K-1−bK-2−bK-3−bK-4)をディジタル記録再生系1
へ出力し、ディジタル記録再生系1がその符号信号bK
ディスクに記録する。尚、8-17変調符号aKとNRZ
I符号bKとモジュロ2加算後の変形符号cK、及び5次
プリコーダ5による中間系列符号bKは図5に示されるよ
うな対応関係になる。
【0017】ところで、入力2値データはRLL符号器
2で8-17変調されたことにより、上記で解説したよう
に、記録再生系1で記録される最短パルス幅は入力デー
タの約1.4倍でディスクに記録される最短ピット長も
約1.4倍になる。また、図2に示すように、8-17変
調された記録信号の最高周波数は(17/24)・(1/T
o)であり、その占有帯域は入力2値データの約(1/1.
4)となっている。
【0018】一方、ディジタル記録再生系1はディスク
から前記の記録信号を読出して再生側へ出力し、それが
AGCアンプ6で増幅されるが、その再生信号は図3に
示すように周期が(8/17)Toのアイパターンを有
し、再生信号の見かけ上の最高周波数は図2で示すよう
に(17/8)・(1/To)となる。本実施例システムで
は、その再生信号を5次ポリバイナリ方式のPR等化器
7で等化するが、その等化処理後の信号は図4に示すよ
うに周期が(8/17)Toで6値のアイパターンを有す
る。そして、その等化処理が5次ポリバイナリ方式によ
るものであることから、前記の再生信号を見かけ上の最
高周波数の約1/5に帯域圧縮することになる。即ち、
PR等化器7の出力信号の占有帯域は図3に示すように
(1/5)・(17/8)・(1/To)=(17/40)・(1/
To)となり、結果的に入力2値データの占有帯域(=1
/To)の約(1/2.4)に帯域圧縮されることになる。
【0019】次に、5次ポリバイナリ方式のPR等化器
7はその出力が6値レベルとなるため、次段において6
値レベル識別器8を用いて信号を識別する。この6値レ
ベル識別器8はA/D変換器を内蔵して信号レベルを識
別するが、PR等化器7の出力信号は図4に示すように
複雑なアイパターンとなり、そのパターンやS/N比の
劣化を生じて符号誤り率が高くなるため、更にビタビ復
号器9を用いて最尤復号を実行させる。但し、この場合
にはPR等化器7に5次ポリバイナリ方式のものを用い
ているために16状態のビタビ復号器9が必要となる。
(一般に、N次のPR等化器を用いた場合には、2の(N
−1)乗の状態での復号が必要となる。)
【0020】そして、ビタビ復号後の信号は2値復号器
10によって2値化され、モジュロ減算器11で符号変換し
た後、NRZI逆変換器12で8-17変調符号へ戻さ
れ、更にその8-17変調符号をRLL復号器13で元の
入力2値データへ復号化して出力させる。即ち、2値復
号器10で2値化した後に記録側で行っている符号変換の
逆変換を行って出力データを得る。
【0021】従って、本実施例システムのPR型ディジ
タル伝送路では、ディスクに対する記録ピット長(最短
パルス幅に対応)を小さくしないで、入力2値データの
占有帯域[=1/To]を約(1/2.4)に帯域圧縮して伝
送しながらデータ再生を行うことができる。逆にみれ
ば、PR等化器を使用しない記録再生方式との比較では
2.4倍の記録密度が実現でき、また上記の従来技術が
約2倍の記録密度に留まっていたのと比較して1.2倍
の記録密度が実現できる。
【0022】ここで、記録側のモジュロ2加算器4及び
再生側のモジュロ2減算器11が挿入されている理由につ
いて説明する。本実施例システムでは、入力2値データ
をRLL符号化し、それを5次ポリバイナリPR型のデ
ィジタル伝送路で伝送することによって、上記のような
効果を実現している。前記の効果を得るために、再生側
に5次ポリバイナリ方式のPR等化器7を用い、それに
対応して記録側に同次のプリコーダ5を設けることによ
りエラー伝播を抑制しているが、5次プリコーダ5:[bK
=cK−bK-1−bK-2−bK-3−bK-4]を使用するために
はその前段にモジュロ2加算器4:[cK=bK+bK-1+b
K-2+bK-3+bK-4]を挿入しなければならない。一方、
このPR型ディジタル伝送路における符号についてみる
と、記録側の5次プリコーダ5による記録符号bK(=cK
−bK-1−bK-2−bK-3−bK-4)はディジタル記録再生
系1で読出されてAGCアンプ6で増幅されるだけで当然
にその符号状態は変化せず、PR等化器7において記録
側における5次プリコード前の符号cKへ変換された
後、その符号cKは6値レベル識別器8→ビタビ復号器9
→2値復号器10を経ても変化しない。しかし、それをN
RZI逆変換器12:[aK=bK+bK-1]とRLL復号器13
を使用して2値データに復号するにはモジュロ2減算器
11:[bK=cK−bK-1−bK-2−bK-3−bK-4]が必要に
なる。即ち、従来技術のようにデュオバイナリ伝送路で
ある場合にはNRZI変換器が2次プリコーダと同等に
なるために問題がないが、本実施例システムのようにポ
リバイナリ伝送路を構成している場合には、モジュロ2
加算・減算器4,11の挿入が必要になる。
【0023】但し、本実施例システムの回路構成では、
図1に示すように加算・減算を繰返して実行することに
なり、逆にエラー伝播を招く可能性がある。その対策と
しては、記録側におけるRLL符号器2とNRZI変換
器3とモジュロ2加算器4の有する機能、及び再生側にお
けるモジュロ2減算器11とNRZI逆変換器12とRLL
復号器13が有する機能をそれぞれROMテーブルを用い
た変換器としてユニット化し、逐一演算を繰返すことな
く符号変換を実行させる方式が採用でき、それによって
エラー伝播を防止することができる。
【0024】
【発明の効果】本発明のディジタル記録再生方法は、以
上の構成を有していることにより、次のような効果を奏
する。ディスクに対してマーク長記録方式によるデータ
の記録/再生を行う記録再生系を備えたPR型ディジタ
ル伝送路において、入力2値データをRLL符号へ変換
すると共に、その伝送路を帯域圧縮率が大きいポリバイ
ナリPRレスポンス型に構成したことにより、RRL符
号化手段とN次ポリバイナリ方式のPRレスポンス等化
手段による帯域圧縮効果を個別に生かし、ディスクに記
録される最短ピット長を大きくしながら高密度の記録再
生を可能にする。従って、ディスクの成形性や信号の記
録/再生に係る限界範囲内で、従来技術よりも高密度記
録を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディジタル記録再生方法の実施例に係
る光磁気ディスク装置のシステム構成図である。
【図2】実施例システムにおける入力2値データとディ
スクの記録信号とディスクからの再生信号と5次ポリバ
イナリPR等化器の出力信号に係る電力スペクトルを示
すグラフである。
【図3】ディジタル記録再生系による再生信号のアイパ
ターン図である。
【図4】5次ポリバイナリPR等化器の出力信号のアイ
パターン図である。
【図5】RLL符号(8-17変調符号)とNRZI変換
器出力とモジュロ2加算器出力と5次プリコーダ出力の
ビット列の事例的対応関係を示す図である。
【図6】従来の高密度記録再生方式を適用した光ディス
ク装置のシステム構成図である。
【図7】従来技術における記録信号とデュオバイナリ方
式のPR等化器の出力信号に係る電力スペクトルを示す
グラフである。
【符号の説明】
1,52…ディジタル記録再生系、2…RLL符号器(RLL
符号化手段)、3…NRZI変換器(符号変形手段)、4…
モジュロ2加算器(符号変形手段)、5…5次プリコーダ
(N次プリコーダ)、6,53…AGCアンプ(増幅手段)、7
…5次ポリバイナリ方式のPR等化器(N次ポリバイナ
リ方式のPR等化手段)、8…6値レベル識別器(多値レ
ベル識別手段)、9…16状態ビタビ復号器(多状態ビタ
ビ復号手段)、10,56…2値復号器(2値復号化手段)、11
…モジュロ2減算器(符号逆変形手段)、12…NRZI逆
変換器(符号逆変形手段)、13…RLL復号器(RLL復
号化手段)、51…プリコーダ、54…デュオバイナリ方式
のPR等化器、55…3値レベル識別器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクに対してマーク長記録方式によ
    るデータの記録/再生を行うディジタル記録再生系を備
    えたパーシャルレスポンス型ディジタル伝送路におい
    て、記録側には、入力2値データを最小ランが1以上の
    RLL(Run Length Limited Code)符号へ変換するRL
    L符号化手段と、前記RLL符号化手段によるRLL符
    号をN次プリコード(N≧3)した場合にマーク長記録が
    可能な変形符号へ変換する符号変形手段と、前記符号変
    形手段による変形符号をN次プリコードして中間系列デ
    ータを作成するN次プリコーダを設け、再生側には、A
    GC機能を備えた増幅手段と、前記増幅手段から得られ
    る信号をパーシャルレスポンス等化するN次ポリバイナ
    リ方式のパーシャルレスポンス等化手段と、前記パーシ
    ャルレスポンス等化手段による(N+1)値信号の信号レ
    ベルを識別する多値レベル識別手段と、前記多値レベル
    識別手段によるレベル識別信号をビタビ復号する多状態
    ビタビ復号化手段と、前記多状態ビタビ復号手段による
    復号信号を前記変形符号に復号する2値復号化手段と、
    前記2値復号化手段による前記変形符号を前記RLL符
    号に変換する符号逆変形手段と、前記符号逆変形手段に
    よる前記RLL符号を前記入力2値データに復号するR
    LL復号化手段を設け、前記ディジタル記録再生系が前
    記N次プリコーダによる中間系列データをディスクへマ
    ーク長記録し、ディスクからの再生信号を前記増幅手段
    へ出力することを特徴としたディジタル記録再生方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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