JPH07130064A - 円盤状記録媒体装着装置 - Google Patents

円盤状記録媒体装着装置

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Publication number
JPH07130064A
JPH07130064A JP5278507A JP27850793A JPH07130064A JP H07130064 A JPH07130064 A JP H07130064A JP 5278507 A JP5278507 A JP 5278507A JP 27850793 A JP27850793 A JP 27850793A JP H07130064 A JPH07130064 A JP H07130064A
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JP
Japan
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recording medium
disk
shaped recording
turntable
housing
Prior art date
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Application number
JP5278507A
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English (en)
Inventor
Toshihiko Terajima
利彦 寺島
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Kodak Digital Product Center Japan Ltd
Original Assignee
Kodak Digital Product Center Japan Ltd
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Publication date
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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造が簡単で部品点数も少なく、装置全体を
小型に構成できる円盤状記録媒体装着装置を得るととも
に、円盤状記録媒体の位置決めを確実にでき、垂直姿勢
でも使用可能な円盤状記録媒体装着装置を提供する。 【構成】 テーブルホルダ35を上下動可能に構成し、上
下動により光ディスク33のターンテーブル38への装着を
可能とする。光ディスク33を保持するスライドテーブル
32に位置決め部材53を設け、テーブルホルダ35の上下動
により筐体31側のシャシー39の位置決め孔54に嵌合させ
るので、光ディスク33のターンテーブル38に対する位置
決めを確実にできる。スライドテーブル32の円形の凹部
34の上縁部の2箇所に脱落防止用ストッパを設けたこと
により、垂直姿勢で用いても光ディスク33が凹部34内か
らの脱落することなく、使用形態を多様化できる。部品
点数が少なく、構造が簡単であり、全体構成を小型化で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、円盤状記録媒体の記録
再生装置等に用いられ、この円盤状記録媒体を所定の再
生状態に装着する円盤状記録媒体装着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】円盤状記録媒体である光ディスクを所定
の記録または再生状態に装着する装置としては、たとえ
ば特公平5−12784号公報に記載の構成が知られて
いる。
【0003】この特公平5−12784号公報には、図
7で示すように、再生装置本体などが収納されている筐
体11に対し、図8で示すように、筐体11のフロントパネ
ル11a に形成された開口部11b を介して出入れ可能に構
成されたスライドテーブル12を設けている。
【0004】このスライドテーブル12内には、図10で
示すように、光ディスク13を回転自在な状態で保持する
ディスク載置板14が上下動可能な状態で設けられてい
る。そして、このディスク載置板14は両側方に延出する
4個のL型金具15を有し、これらL型金具15の縦片部に
は外方に向かって突出するガイドピン16をかしめにより
一体に取り付けている。また、ガイドピン16は、スライ
ドテーブル12内の両側に、出入れ方向に沿って設けられ
たカム溝レバー17のカム溝18と係合している。
【0005】また、このカム溝レバー17は横断面がL型
で、このカム溝レバー17の底片部には、図7で示すよう
に、スライドテーブル12の出入れ方向に沿う長孔19が形
成されている。そして、この長孔19はスライドテーブル
12の底面に植設されたレバー軸20と係合しており、カム
溝レバー17を出入れ方向に沿って、長孔19の長さに相当
する一定範囲、移動可能に構成している。また、このカ
ム溝レバー17の左端は、図8で示すように、スライドテ
ーブル12側の支持部材12a との間に張設されたレバース
プリング21により、常時左方への作用力を受けている。
【0006】ここで、図8で示すように、カム溝18は右
上がりに傾斜しており、このカム溝18と係合するガイド
ピン16と一体のディスク載置板14は、カム溝レバー17の
右方への移動により下降し、左方への移動により上昇す
る。
【0007】また、スライドテーブル12には、図7で示
すように、出入れ方向に沿う直線状のギヤ22が一体に設
けられており、筐体11側に設けられたローディングモー
タ23によりギヤ24,25を介して左右方向に駆動され、筐
体11に対する出入れ動作が行なわれる。さらに、スライ
ドテーブル12の前面部には、テーブルパネル26が設けら
れており、このテーブルパネル26は、図9で示すよう
に、スライドテーブル12が筐体11内の所定位置に挿入さ
れた状態にて、筐体11のフロントパネル11a に形成され
た開口部11b を閉鎖する。
【0008】そして、図7および図8で示すローディン
グ前の状態では、スライドテーブル12に設けられたディ
スク載置板14は、カム溝レバー17がレバースプリング21
により左方に引寄せられているため、上昇位置にある。
この状態で、図10で示すように、光ディスク13をディ
スク載置板14上の所定位置に載置させ、図7で示したロ
ーディングモータ23を動作させることにより、スライド
テーブル12は筐体11内に挿入される。
【0009】このようにして、スライドテーブル12が筐
体11内の図9で示す所定位置に挿入されると、筐体11の
フロントパネル11a に形成された開口部11b は、スライ
ドテーブル12のテーブルパネル26により閉鎖される。ま
た、図9で示すレバー押し機構27の働きにより、カム溝
レバー17は右方に押し出され、右上がりのカム溝18に係
合するガイドピン16は下方に押し下げられる。このた
め、ガイドピン16と一体のディスク載置板14も下降し、
光ディスク13は図示しないターンテーブル上に載置さ
れ、チャッキングされることになる。
【0010】ここで、光ディスク13を同一平面上で移動
しただけでは、光ディスク13をターンテーブル上に載置
できず、光ディスク13をターンテーブル上にチャッキン
グするためには、光ディスク13を上下方向に変位させる
必要がある。このために、カム溝レバー17を設け、この
カム溝レバー17によってディスク載置板14を上下方向に
変位させている。
【0011】しかしながら、上述の構成では、スライド
テーブル12内に、光ディスク13を載置するディスク載置
板14を上下動可能に設けているため、部品点数が多くな
るとともに構造が複雑になり、スライドテーブル12およ
びこのスライドテーブル12を収納する装置全体が大型に
なる。
【0012】一方、ディスク載置板14を省略してスライ
ドテーブル12自体を上下動させると、図9で示す筐体11
のフロントパネル11a に設けた開口部11b と、この開口
部11b を閉鎖するテーブルパネル26との間に大きな間隔
が生じてしまう。そして、このような間隔は、見た目を
悪くするとともに、埃の侵入によりドライブ本体の性能
を悪化させる原因になる。
【0013】また、ローディング位置でのディスク載置
板14の位置決め、すなわち、光ディスク13のターンテー
ブルに対する位置決めは、ローディングモータ23やギヤ
22,24,25からなるローディング機構を機械的にラッチ
することにより行なっている。しかし、このローディン
グ機構はギヤ部分のバックラッシュを有するため、確実
な位置決めが困難である。また、ローディング機構にラ
ッチ機構を付加することは機構を複雑化させることにな
る。
【0014】さらに、光ディスク13は、図10で示すよ
うに、ディスク載置板14上に載置されるだけであり、水
平使用の場合は問題ないが、ディスク載置板14を図10
(b)で示すように垂直姿勢で使用すると、光ディスク
13が外側に倒れて脱落してしまい、筐体11内に挿入する
ことができない。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来装
置では、スライドテーブル12内にディスク載置板14を上
下動可能に設けているため、部品点数が増加するととも
に構造が複雑になり、装置全体の大型化を招く。また、
スライドテーブル12自体を上下動可能に構成してディス
ク載置板14を省略しようとしても、スライドテーブル12
が出入りする開口部11b に大きな間隔が生じてしまい、
外観が悪くなるとともに、埃の侵入によるドライブ本体
の性能の低下が生じる。また、光ディスク13のターンテ
ーブルに対する位置決めが確実に行なわれず、しかも機
構部の複雑化を招き、垂直姿勢での使用が実質的に困難
である問題を有している。
【0016】本発明の目的は、構造が簡単で部品点数も
少なく、装置全体を小型に構成できる円盤状記録媒体装
着装置を提供するとともに、円盤状記録媒体の位置決め
を確実に行なえ、あるいは、垂直姿勢でも使用可能な円
盤状記録媒体装着装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の円盤状記
録媒体装着装置は、円形に形成され、底面の中央部を含
む一部を開放した凹部内に、円盤状記録媒体を回転可能
に保持する保持テーブルと、筐体内に設けられ前記保持
テーブルを前記円盤状記録媒体の盤面方向に沿って出入
れ可能に支持し、かつ、この保持テーブルが所定位置に
挿入された状態で前記円盤状記録媒体の上面中央部と対
向する位置にクランパを設けたテーブルホルダと、前記
筐体内の前記クランパとの対向位置に設けられ前記円盤
状記録媒体に対するターンテーブルと、前記テーブルホ
ルダと係合し、前記保持テーブルがこのテーブルホルダ
内の前記所定位置に挿入されることにより前記テーブル
ホルダを前記ターンテーブル側に移動させ、前記円盤状
記録媒体をこのターンテーブルと前記クランパとで係止
させる変位機構とを具備したものである。
【0018】請求項2記載の円盤状記録媒体装着装置
は、請求項1記載の円盤状記録媒体装着装置において、
保持テーブルは、この保持テーブルの底面に突出形成さ
れた位置決め部材を有し、筐体はシャシーを有し、この
シャシーに前記保持テーブルがテーブルホルダ内の所定
位置に挿入されたことによるターンテーブル側への移動
により前記位置決め部材と嵌合する位置決め孔を設けた
ものである。
【0019】請求項3記載の円盤状記録媒体装着装置
は、請求項1または2記載の円盤状記録媒体装着装置に
おいて、凹部の上縁部の少なくとも2箇所に、円盤状記
録媒体の脱落防止用ストッパを設けたものである。
【0020】
【作用】請求項1記載の円盤状記録媒体装着装置は、テ
ーブルホルダを上下動可能に構成し、このテーブルホル
ダの上下動により保持テーブルを上下させ円盤状記録媒
体のターンテーブルへの装着を可能としたので部品点数
を少なくでき、構造が簡単であり、全体構成を小型化で
きる。
【0021】請求項2記載の円盤状記録媒体装着装置
は、請求項1記載の円盤状記録媒体装着装置において、
円盤状記録媒体を保持する保持テーブルに位置決め部材
を設け、この位置決め部材をテーブルホルダの上下動に
より筐体側のシャシーに形成した位置決め孔に嵌合させ
るので、円盤状記録媒体のターンテーブルに対する位置
決めを確実にできる。
【0022】請求項3記載の円盤状記録媒体装着装置
は、請求項1または2記載の円盤状記録媒体装着装置に
おいて、保持テーブルに設けられた円形の凹部の上縁部
の少なくとも2箇所に脱落防止用ストッパを設けたこと
により、垂直姿勢で用いても円盤状記録媒体が凹部内か
らの脱落することはなく、使用形態の多様化が可能とな
る。
【0023】
【実施例】以下、本発明の円盤状記録媒体装着装置の一
実施例を図面に示すコンパクトディスクなどの光ディス
クの装着装置を参照して説明する。
【0024】図1において、31は筐体で、この筐体31に
はたとえば再生装置本体が設けられ、この筐体31のフロ
ントパネル31a に形成された開口部31b を介して保持テ
ーブルとしてのスライドテーブル32を出入れできるよう
に構成されている。そして、このスライドテーブル32に
は、円盤状記録媒体である光ディスク33を回転自在な状
態で保持する円形の凹部34が形成されている。また、ス
ライドテーブル32の底面には、図4で示すように、凹部
34の中心部分を含む一部に切欠32a を設けてこの切欠32
a 部分を開放している。
【0025】また、筐体31内には、図2で示すように、
フロントパネル31a に形成された開口部31b を介してス
ライドテーブル32を出入れ可能に支持するテーブルホル
ダ35が、上下動可能な状態で設けられている。また、こ
のテーブルホルダ35の上面部には、スライドテーブル32
が所定位置に挿入された状態で、光ディスク33の上面中
央部と対向する位置に金属製のクランパ36が設けられて
いる。さらに、このテーブルホルダ35の両外側面には、
外方に向かって突出する4本のガイドピン37が一体に設
けられている。
【0026】さらに、筐体31内のクランパ36との対向位
置にはターンテーブル38が配置され、シャシー39に取り
付けられたスピンドルモータ40と直結し、このスピンド
ルモータ40により回転駆動される。また、このターンテ
ーブル38は、中央に中央凸部38a を備え、光ディスク33
が載置され、ターンテーブル38の中央凸部38a に埋設し
て設けられている図示しないマグネットにクランパ36を
吸引することにより、この光ディスク33をチャッキング
する。
【0027】一方、42は変位機構で、この変位機構42は
スライドテーブル32がテーブルホルダ35内の所定位置に
挿入されることにより、このテーブルホルダ35をターン
テーブル38側に平行移動させ、スライドテーブル32上に
保持されている光ディスク33を、上述のようにターンテ
ーブル38とクランパ36とでチャッキングさせる。
【0028】そして、変位機構42は、スライドプレート
43を有し、このスライドプレート43は、筐体31内におい
て横方向にスライド可能に構成されており、テーブルホ
ルダ35の両側方に立設されたカム部44には、図2で示す
ように、右上がりに傾斜したカム溝44a が形成されてい
る。また、テーブルホルダ35の両外側面に設けられた4
本のガイドピン37は、このカム溝44a にそれぞれ係合す
るとともに、シャシー39から立設しているガイド片部45
の、垂直方向のガイド溝45a とも係合している。したが
って、このスライドプレート43が右方にスライドするこ
とにより、ガイドピン37およびこのガイドピン37と一体
のテーブルホルダ35はガイド溝45a に沿って下降し、反
対に左方にスライドすることにより、ガイドピン37およ
びこのガイドピン37と一体のテーブルホルダ35はガイド
溝45a に沿って上昇する。
【0029】また、このスライドプレート43は、シャシ
ー39側の支持部材39a との間に張設されたスライドスプ
リング46により、常時右方への作用力を受けている。さ
らに、このスライドプレート43は、シャシー39側との間
に構成されたラッチ機構47により、図1で示すように、
ガイドピン37がカム溝44a の上端部に位置する状態に係
止される。このラッチ機構47は、シャシー39側に軸48に
より回動可能に支持され、ばね49により左回りの作用力
を受けているラッチ部材50を、スライドプレート43に取
り付けたピン51に係合させている。
【0030】さらに、ラッチ部材50は上方に延出する解
除用の腕52を一体に持っている。そして、この腕52は、
スライドテーブル32がテーブルホルダ35内の所定位置に
挿入されると、スライドテーブル32の後端部と当接し、
ラッチ部材50を右回りに回動させて係合を解除させる。
このため、スライドプレート43は、スライドスプリング
46の張力により右方にスライドし、テーブルホルダ35お
よびこのテーブルホルダ35の内部に位置するスライドテ
ーブル32、光ディスク33を図3で示すように下降させ
る。この動作により、光ディスク33はターンテーブル38
とクランパ36とによりチャッキングされる。
【0031】また、スライドテーブル32の底面には、図
2および図3で示すように、テーパ軸状の位置決め部材
53が突出形成されている。この位置決め部材53は、スラ
イドテーブル32を形成する際に、たとえば樹脂により一
体成形すれば容易に形成できる。これに対し、筐体31側
のシャシー39には、テーブルホルダ35の下降動作によ
り、この位置決め部材53と嵌合する位置決め孔54を設け
ている。そして、これら位置決め部材53および位置決め
孔54などにより、光ディスク33のターンテーブル38に対
する位置決めが確実に行なわれる。
【0032】さらに、このスライドテーブル32の上面に
は、光ディスク33を保持する円形の凹部34が設けられて
いるが、図4で示すように、この凹部34の上縁部の少な
くとも2箇所、たとえば左上部と下辺部の2箇所に、光
ディスク33の脱落防止用ストッパ56a ,56b を設けてい
る。これら脱落防止用ストッパ56a ,56b は、図4
(b)で示すように、スライドテーブル32を垂直姿勢で
使用した場合に、光ディスク33が開放面側に倒れて凹部
34から脱落することを防止するもので、光ディスク33の
凹部34内への挿入動作の妨げにならないように、上述し
た2箇所に設置している。
【0033】また、筐体31のフロントパネル31a には、
スライドテーブル32を出入れするための開口部31b が設
けられているが、開口部31b を閉鎖するフロントドア57
が設けられている。そして、このフロントドア57は軸58
により開閉可能に構成されており、ばね59により常時閉
鎖方向への作用力を受けている。また、このフロントド
ア57は、スライドテーブル32が引出された状態では、図
2に示すように、スライドテーブル32の引出し動作によ
り押し開かれ、引出し後はスライドテーブル32の下面に
より開放状態を維持する。これに対し、図3で示すよう
に、スライドテーブル32が筐体31内のテーブルホルダ35
内に挿入されると、ばね59の力により開口部31b を自動
的に閉鎖する。
【0034】また、スライドプレート43の前端部には、
イジェクトボタン61が一体に取り付けられており、この
イジェクトボタン61は、筐体31のフロントパネルに形成
されたボタン口を通って外部に突出している。
【0035】なお、筐体31内の光ディスク33との対向位
置には、図1で示すように、光ピックアップ62が設けら
れており、光ディスク33に蓄積された情報を光学的に読
み出す。
【0036】次に、上記実施例の動作について説明す
る。
【0037】まず、スライドテーブル32が、図1および
図2で示すように、筐体31外に引き出されているものと
する。この状態において、光ディスク33をスライドテー
ブル32の凹部34内に挿入し、保持させる。このとき、ス
ライドテーブル32が水平姿勢で使用されていれば光ディ
スク33は凹部34内に水平状態のまま保持される。また、
スライドテーブル32を垂直姿勢で使用していても、凹部
34の上縁部2箇所に設けた脱落防止用ストッパ56a ,56
b により、図4で示すように、光ディスク33は外部に脱
落することなく凹部34内に保持される。
【0038】この状態において、スライドテーブル32を
左方に押圧し、筐体31内に挿入すると、スライドテーブ
ル32は筐体31内のテーブルホルダ35内に挿入され、所定
位置に達すると、スライドテーブル32の後端部がラッチ
部材50の腕52と当接し、係止状態を解除する。そして、
この動作により、スライドプレート43はスライドスプリ
ング46の作用力により右方にスライドする。このため、
カム溝44a に係合するガイドピン37と一体のテーブルホ
ルダ35はターンテーブル38側に平行移動、すなわち下降
動作し、このテーブルホルダ35は内部に位置するスライ
ドテーブル32および光ディスク33も同方向に移動する。
【0039】上記動作により、図3で示すように、光デ
ィスク33はターンテーブル38上に載置され、クランパ36
をターンテーブル38側に吸引することによりターンテー
ブル38に押圧され、チャッキングされる。このとき、ス
ライドテーブル32の底面に設けられた位置決め部材53は
シャシー39に設けた位置決め孔54に嵌合し、光ディスク
33のターンテーブル38に対する位置決めが確実に行なわ
れる。
【0040】これらの動作により、光ディスク33のロー
ディングが完了する。この動作は、スライドテーブル32
およびこのスライドテーブル32に関連する筐体31側が、
水平姿勢であっても垂直姿勢であっても関係なく、確実
に実行される。
【0041】一方、光ディスク33をアンロードする場合
は、イジェクトボタン61を左方に押圧操作する。そし
て、この操作により、スライドプレート43はスライドス
プリング46に抗して左方にスライドし、そのカム溝44a
に係合しているガイドピン37と一体のテーブルホルダ35
を上昇させる。これ以降は、ローディング時と反対の動
作が行なわれ、光ディスク33は筐体31外にアンロードさ
れる。
【0042】上記実施例では、スライドテーブル32に設
けられる光ディスク33の脱落防止用ストッパとして一体
型の脱落防止用ストッパ56a ,56b を例示したが、可動
型のものを用いてもよい。また、たとえば図5で示すよ
うに、軸65により回動可能に構成された脱落防止用スト
ッパ66a ,66b を用い、水平姿勢での使用時、あるい
は、光ディスク33の凹部34内への挿入時は、脱落防止用
ストッパ66a ,66b を凹部34の上面から外れたA位置に
位置させ、垂直姿勢で使用するときのみB位置に移動さ
せるようにする。このように構成すると光ディスク33を
凹部34内への挿入させる場合、脱落防止用ストッパ66a
,66b の下をくぐらせる必要がないので操作が容易に
なり、しかも垂直姿勢での使用にも対応することができ
る。
【0043】また、図6で示すように、着脱可能な脱落
防止用ストッパ67a ,67b を用い、水平姿勢での使用
時、あるいは、光ディスク33の凹部34内への挿入時は、
脱落防止用ストッパ67a ,67b を取り外し、垂直姿勢で
使用するときのみ図示位置に取り付けるようにしてもよ
い。
【0044】
【発明の効果】請求項1記載の円盤状記録媒体装着装置
によれば、テーブルホルダを上下動可能に構成し、この
テーブルホルダの上下動により保持テーブルを上下させ
円盤状記録媒体のターンテーブルへの装着を可能とした
ので、部品点数を少なくでき、構造が簡単であり、全体
構成を小型化できる。
【0045】請求項2記載の円盤状記録媒体装着装置に
よれば、請求項1記載の円盤状記録媒体装着装置に加
え、円盤状記録媒体を保持する保持テーブルに位置決め
部材を設け、この位置決め部材をテーブルホルダの上下
動により筐体側のシャシーに形成した位置決め孔に嵌合
させるので、円盤状記録媒体のターンテーブルに対する
位置決めを確実にできる。
【0046】請求項3記載の円盤状記録媒体装着装置に
よれば、請求項1または2記載の円盤状記録媒体装着装
置に加え、保持テーブルに設けられた円形の凹部の上縁
部の少なくとも2箇所に脱落防止用ストッパを設けたこ
とにより、垂直姿勢で用いても円盤状記録媒体が凹部内
からの脱落することはなく、使用形態の多様化を可能に
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の円盤状記録媒体装着装置の一実施例を
示す平面図である。
【図2】同上図1に示す装着装置の正面図である。
【図3】同上図1に示す装着装置の他の使用状態を示す
正面図である。
【図4】同上テーブルと光ディスクとの関係を垂直姿勢
での使用状態について説明する図である。 (a) 正面図 (b) 側面図
【図5】同上テーブルに設けられる脱落防止用ストッパ
の他の実施例を示す図である。 (a) 正面図 (b) 側面図
【図6】同上テーブルに設けられる脱落防止用ストッパ
のまた他の実施例を示す図である。 (a) 正面図 (b) 側面図
【図7】従来の装着装置を示す平面図である。
【図8】同上図7に示す装着装置の正面図である。
【図9】同上図7に示す装着装置の他の使用状態を示す
正面図である。
【図10】同上従来の装着装置が垂直姿勢で使用できな
いことを説明する図である。 (a) 正面図 (b) 側面図
【符号の説明】
31 筐体 32 保持テーブルとしてのスライドテーブル 33 円盤状記録媒体としての光ディスク 34 凹部 35 テーブルホルダ 36 クランパ 38 ターンテーブル 39 シャシー 42 変位機構 53 位置決め部材 54 位置決め孔 56a ,56b ,66a ,66b ,67a ,67b 脱落防止用ス
トッパ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円形に形成され、底面の中央部を含む一
    部を開放した凹部内に、円盤状記録媒体を回転可能に保
    持する保持テーブルと、 筐体内に設けられ前記保持テーブルを前記円盤状記録媒
    体の盤面方向に沿って出入れ可能に支持し、かつ、この
    保持テーブルが所定位置に挿入された状態で前記円盤状
    記録媒体の上面中央部と対向する位置にクランパを設け
    たテーブルホルダと、 前記筐体内の前記クランパとの対向位置に設けられ前記
    円盤状記録媒体に対するターンテーブルと、 前記テーブルホルダと係合し、前記保持テーブルがこの
    テーブルホルダ内の前記所定位置に挿入されることによ
    り前記テーブルホルダを前記ターンテーブル側に移動さ
    せ、前記円盤状記録媒体をこのターンテーブルと前記ク
    ランパとで係止させる変位機構とを具備したことを特徴
    とする円盤状記録媒体装着装置。
  2. 【請求項2】 保持テーブルは、この保持テーブルの底
    面に突出形成された位置決め部材を有し、 筐体はシャシーを有し、このシャシーに前記保持テーブ
    ルがテーブルホルダ内の所定位置に挿入されたことによ
    るターンテーブル側への移動により前記位置決め部材と
    嵌合する位置決め孔を設けたことを特徴とする請求項1
    記載の円盤状記録媒体装着装置。
  3. 【請求項3】 凹部の上縁部の少なくとも2箇所に、円
    盤状記録媒体の脱落防止用ストッパを設けたことを特徴
    とする請求項1または2記載の円盤状記録媒体装着装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5805554A (en) * 1995-10-31 1998-09-08 Samsung Electronics Co., Ltd. Vertical disc loading device having a pivotal holder

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5805554A (en) * 1995-10-31 1998-09-08 Samsung Electronics Co., Ltd. Vertical disc loading device having a pivotal holder

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