JPH07130037A - テープ再生装置のセキュリティシステム - Google Patents

テープ再生装置のセキュリティシステム

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Publication number
JPH07130037A
JPH07130037A JP5274520A JP27452093A JPH07130037A JP H07130037 A JPH07130037 A JP H07130037A JP 5274520 A JP5274520 A JP 5274520A JP 27452093 A JP27452093 A JP 27452093A JP H07130037 A JPH07130037 A JP H07130037A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
inter
security
track
intermusic
Prior art date
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Pending
Application number
JP5274520A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Watabe
浩行 渡部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Denso Ten Ltd filed Critical Denso Ten Ltd
Priority to JP5274520A priority Critical patent/JPH07130037A/ja
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はセキュリティ解除の操作性の改善を
目的とする。 【構成】 車両のバッテリから切り離されると再使用不
可能となってテープ再生装置の盗難を防止するセキュリ
ティシステムにおいて、テープの曲間を検出する曲間検
出装置3を設け、特定のテープの複数の曲間時間を記憶
し、この記憶された複数の曲間時間と、曲間検出装置3
により検出された任意のテープの曲間時間とを比較し一
致すればテープ再生装置を使用可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両に搭載されるテープ
再生装置の盗難防止を行うセキュリティシステムに関
し、特に本発明ではセキュリティ解除の操作性の改善に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来この分野の技術として一般的には第
1の例としてリムーバブル方式がある。このリムーバブ
ル方式では、テープ再生装置を車両から着脱可能にし車
両から運転者が離れるときにテープ再生装置を取り外し
て盗難されないようにするものである。しかし、この方
式では車両から運転者が離れる都度テープ再生装置を取
り外さなければならず運転者にとり煩雑である。
【0003】第2の例としてコードセキュリティ方式が
ある。このコードセキュリティ方式では、テープ再生装
置に特定の暗証番号を入力しておき、テープ再生装置が
取られても前記暗証番号の入力がなければ動作しないよ
うにしてある。テープ再生装置の見えるところに暗証番
号がなければ使用できない旨のセキュリティ付きの表示
をして盗難を防止することができる。この例では第1の
例にように車両から離れる毎に取り外す必要がないが、
前記暗証番号を忘れてしまうとセキュリティの解除がで
きず動作ができなくなるので、暗証番号を忘れないよう
しなければならないという別の煩雑さがある。
【0004】第3の例としてデタッチャブル方式があ
る。このデタッチャブル方式では、テープ再生装置の操
作部の一部を取り外しできるようにし、運転者が車両か
ら離れる都度この取り外し可能な一部が取り外される。
この例では、第1の例と比較すれば、取り外す大きさが
小さいので取扱が簡単であり、第2の例と比較すると暗
証番号を忘れないようにする必要はないが、取り外した
部分を紛失し易くこれがないとセキュリティの解除がで
きず動作できないことになる。
【0005】その他の例としてキー方式、バーコード方
式がある。このキー方式、バーコード方式ではキー、バ
ーコードによりセキュリティのオン/オフを行う。しか
し、第3の例と同様にキー、バーコードの紛失という問
題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このため、従来の種々
のセキュリティシステムでは、セキュリティ解除には操
作の煩雑性がある。したがって、本発明は上記問題に鑑
みセキュリティ解除の操作が簡単なテープ再生装置のセ
キュリティシステムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記問題点を
解決するために、車両のバッテリから切り離されると再
使用不可能となってテープ再生装置の盗難を防止するセ
キュリティシステムにおいて、テープの曲間を検出する
曲間検出装置を備え、特定のテープの複数の曲間時間を
記憶し、この記憶された複数の曲間時間と、前記曲間検
出装置により検出された任意のテープの曲間時間とを比
較し一致すればテープ再生装置を使用可能にする。
【0008】
【作用】本発明のテープ再生装置のセキュリティシステ
ムによれば、特定のテープの複数の曲間時間が記憶さ
れ、この記憶された複数の曲時間と、前記曲間検出装置
により検出された任意のテープの曲間時間とが比較され
るが、任意のテープの曲間時間相互が一致する確立が低
いので特定テープ以外のものと一致することは不可能で
ある。このため、盗難により、使用不可能状態を解除で
きない。逆に出荷時やバッテリ異常電圧降下時には製造
者、使用者は、特定のテープにより使用不可能を容易に
解除できる。このため、製造者、使用者にとってはセキ
ュリティの解除の操作が簡単になり、盗難した者にはセ
キュリティの解除は不可能である。
【0009】
【実施例】以下本発明の実施例について図面を参照して
説明する。図1は本発明の実施例に係るテープ再生装置
のセキュリティシステムを示す図である。本図に示すテ
ープ再生装置10は、テープに記憶されている曲間の検
出が可能なもので、テープヘッド1、テープヘッド1か
らの電気信号を増幅するヘッドイコライザ増幅器2と、
ヘッドイコライザ増幅器2からの増幅信号のレベルによ
り曲間の無音状態を検出する曲間検出装置3と、該曲間
検出装置3に接続される電力増幅器4と、該電力増幅器
4により駆動されるスピーカ5からなる。このテープ再
生装置10の正面には盗難に対して再使用不可能である
旨を示すセキュリティ付きの表示が行われている。
【0010】本発明はテープ再生装置10にマイクロコ
ンピュータ6を設け、マイクロコンピュータ6はテープ
再生装置が車両のバッテリから切り離されるとこのバッ
テリ電圧を検出し、盗難されたと判断して電力増幅器4
にミューティングをかけ再使用を不可能にしてセキュリ
ティを作動するようにする。これだけだと出荷時やバッ
テリ異常電圧低下の場合には製造者、使用者も使用でき
なくなるので、以下のようにしてマイクロコンピュータ
6は前記セキュリティを解除する。本発明ではマイクロ
コンピュータ6によるセキュリティ解除はテープの曲間
時間がテープにより異なるためこれを暗証番号の代わり
に使用できることに着眼する。
【0011】図2は図1のマイクロコンピュータ6に記
憶される特定テープの曲間時間を示す図である。本図
(a)に示すように、テープには複数の曲が録音されて
いる。本図(b)に示すように、上記複数の曲と曲との
間の時間は前述のようにテープにより異なる。マイクロ
コンピュータ6は先ずセキュリティを解除する特定テー
プについてその複数の曲間時間、例えばt1、t2、t
3、t4を早送りで記憶する。この複数の曲間時間は不
揮発性メモリ、例えばEEPROM(Electrically Eras
able Programmable Read Only Memory) に記憶される。
【0012】図3は図1のマイクロコンピュータ6の動
作を説明する図である。本図に示すように、ステップS
1において、マイクロコンピュータ6はバッテリ電圧が
「低」かを判断する。バッテリ電圧が低と判断される場
合には、テープ再生装置を出荷時に搭載する場合、バッ
テリが上がった場合、テープ再生装置の盗難の場合等が
ある。バッテリ電圧が「低」でないならば、通常の再生
が可能である。
【0013】ステップS2において、上記判断が肯定的
ならばセキュリティ解除フラグをクリアする。このセキ
ュリティ解除フラグがクリアされていると、マイクロコ
ンピュータ6は電力増幅器4にミューティングを働かさ
せテープの再生を禁止する。ステップS3において、さ
らにバッテリ電圧が「低」かを判断し、一担「低」にな
った状態から「高」になるのを待つ。「高」になる場合
として、出荷時、バッテリ異常電圧降下、盗難等があ
る。
【0014】ステップS4において、上記判断が否定的
なら、すなわちバッテリ電圧が「高」になったら、セキ
ュリティ解除する特定テープをセットすることを要求す
る。この要求を画面表示してもよく、さらには音声合成
で音声表示してもよい。ステップS5において、テープ
の再生が早送りモードかを判断する。この場合もモード
設定の要求を画面表示してもよく、さらには音声合成で
音声表示してもよい。
【0015】ステップS6において、曲間検出装置3か
らの曲間情報により第1の曲間時間t1が一致するかを
判断する。ステップS7において、上記判断が肯定的な
ら、曲間検出装置3からの曲間情報により第2の曲間時
間t2が一致するかを判断する。ステップS8におい
て、上記判断が肯定的なら、曲間検出装置3からの曲間
情報により第3の曲間時間t3が一致するかを判断す
る。
【0016】ステップS9において、上記判断が肯定的
なら、曲間検出装置3からの曲間情報により第4の曲間
時間t4が一致するかを判断する。以上の判断でt1、
t2、t3、t4には一定の誤差が考慮されその範囲内
にあれば一致と判断される。ステップS10において、
上記ステップS6、7、8、9での判断が全て肯定的な
ら前記セキュリティ解除フラグを設定する。これにより
電力増幅器4のミューティングが解除されテープの再生
が可能になる。出荷時、バッテリ電圧異常降下等の場合
には、製造者、使用者等は特定テープの使用によりセキ
ュリティを容易に解除できる。
【0017】ステップS11において、上記ステップS
6、7、8、9に一つでも否定的なら前記セキュリティ
フラグの設定が禁止される。この場合、前記特定テープ
と同一のテープはほとんどなく、このため複数の曲間時
間が一致する確立は非常に低いので、前記特定テープ以
外のテープでセキュリティ解除フラグを設定するのはほ
とんど不可能である。したがって、盗難されても盗んだ
者にとっては、早送り動作ができるだけで通常の再使用
は不可能である。さらに、本テープ再生装置は、セキュ
リティ付きである旨を表示しているが、テープの曲間時
間をセキュリティ解除に使用しているのを外見からは判
断できないので、セキュリティをさらに向上していると
言える。
【0018】なお、ステップS5において、早送りでな
く、通常の再生でもよい。ステップ6の第1の曲間時間
の判断でミュティングがかかれば目的が達成できるから
である。また、マイクロコンピュータ6の不揮発性メモ
リに曲間時間を記憶する場合に、使用者が任意の信号が
入ったテープを再生し、この曲間時間を検出して前記不
揮発性メモリに記憶するようにできるようにしてもよ
い。また、予めマイクロコンピュータ6の不揮発性メモ
リに入力された曲間時間に合わせてテープに録音をする
ようにしてもよい。
【0019】前記マイクロコンピュータ6では曲間時間
をセキュリティ解除の判断に使用したが、さらに録音時
間もセキュリティ解除の判断に入れるとさらにセキュリ
ティが向上する。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、特
定のテープの複数の曲間時間が記憶され、この記憶され
た複数の曲間時間と、前記曲間検出装置により検出され
た任意のテープの曲間時間とを比較されるが、テープの
複数の曲間時間が一致する確立が低いので特定テープ以
外のものと一致することは不可能である。このため、盗
難により、使用不可能状態を解除できない。逆に出荷時
やバッテリ異常電圧降下時に製造者、使用者は、特定の
テープにより使用不可能を容易に解除できる。このた
め、製造者、使用者にとってはセキュリティの解除の操
作が簡単になり、盗難したものにはセキュリティの解除
は不可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るテープ再生装置のセキュ
リティシステムを示す図である。
【図2】図1のマイクロコンピュータ6に記憶される特
定テープの曲間時間を示す図である。
【図3】図1のマイクロコンピュータ6の動作を説明す
る図である。
【符号の説明】
1…テープヘッド 2…ヘッドイコライザ増幅器 3…曲間検出装置 4…電力増幅器 5…スピーカ 6…マイクロコンピュータ 10…テープ再生装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のバッテリから切り離されると再使
    用不可能となってテープ再生装置の盗難を防止するセキ
    ュリティシステムにおいて、 テープの曲間を検出する曲間検出装置(3)を備え、 特定のテープの複数の曲間時間を記憶し、この記憶され
    た複数の曲間時間と、前記曲間検出装置(3)により検
    出された任意のテープの曲間時間とを比較し一致すれば
    テープ再生装置を使用可能にすることを特徴とするテー
    プ再生装置のセキュリティシステム。
JP5274520A 1993-11-02 1993-11-02 テープ再生装置のセキュリティシステム Pending JPH07130037A (ja)

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JP5274520A JPH07130037A (ja) 1993-11-02 1993-11-02 テープ再生装置のセキュリティシステム

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JP5274520A JPH07130037A (ja) 1993-11-02 1993-11-02 テープ再生装置のセキュリティシステム

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JPH07130037A true JPH07130037A (ja) 1995-05-19

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JP5274520A Pending JPH07130037A (ja) 1993-11-02 1993-11-02 テープ再生装置のセキュリティシステム

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Effective date: 20020709